JP3077272B2 - 画像表示方法 - Google Patents
画像表示方法Info
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- JP3077272B2 JP3077272B2 JP03187253A JP18725391A JP3077272B2 JP 3077272 B2 JP3077272 B2 JP 3077272B2 JP 03187253 A JP03187253 A JP 03187253A JP 18725391 A JP18725391 A JP 18725391A JP 3077272 B2 JP3077272 B2 JP 3077272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clut
- data
- rgb data
- resolution
- video signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルディスクな
どの記録媒体に画像情報を記録し再生する方式に関し、
特に通常解像度時に比較して水平方向の解像度を高解像
度化する画像表示方法に関する。
どの記録媒体に画像情報を記録し再生する方式に関し、
特に通常解像度時に比較して水平方向の解像度を高解像
度化する画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2値化された映像信号を再生する
際の水平解像度の2倍化方式の公知例としては、フィリ
ップス社製Video and System Con
troller SCC66470 のユ−ザ−マニュ
アル1990 に示されるように、1画素あたり8bi
t構成時にはビデオ用メモリ−との16bitのデ−タ
バスを上位8bit下位8bitと2分割使用し、7.
5MHzの画素デ−タ転送レ−トを得る。一方、水平方
向の解像度を2倍化するときは、ビデオデ−タを1画素
あたり4bitの構成とし、ビデオ用メモリ−との16
bitのデ−タバスを4分割使用することにより15M
Hzの画素デ−タ転送レ−トを得、1画素あたり8bi
t構成時に比較して水平方向の解像度の2倍化を実現し
ている。
際の水平解像度の2倍化方式の公知例としては、フィリ
ップス社製Video and System Con
troller SCC66470 のユ−ザ−マニュ
アル1990 に示されるように、1画素あたり8bi
t構成時にはビデオ用メモリ−との16bitのデ−タ
バスを上位8bit下位8bitと2分割使用し、7.
5MHzの画素デ−タ転送レ−トを得る。一方、水平方
向の解像度を2倍化するときは、ビデオデ−タを1画素
あたり4bitの構成とし、ビデオ用メモリ−との16
bitのデ−タバスを4分割使用することにより15M
Hzの画素デ−タ転送レ−トを得、1画素あたり8bi
t構成時に比較して水平方向の解像度の2倍化を実現し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術では、水平方向の解像度を2倍化するため
に、画素デ−タの転送レ−トを2倍に上げる必要がり、
CLUTにより所定の色にデ−タ変換を行なうときのC
LUTのアクセス時間が1/2となり、高速なCLUT
メモリ−が必要になる、という問題点を有していた。
た従来技術では、水平方向の解像度を2倍化するため
に、画素デ−タの転送レ−トを2倍に上げる必要がり、
CLUTにより所定の色にデ−タ変換を行なうときのC
LUTのアクセス時間が1/2となり、高速なCLUT
メモリ−が必要になる、という問題点を有していた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するため、水
平方向の解像度を2倍化もしくは複数倍化するときに、
通常解像度時のときと同一のCLUTメモリ−のアクセ
ス時間でデ−タ処理を行なえる手法を提供するものであ
る。
平方向の解像度を2倍化もしくは複数倍化するときに、
通常解像度時のときと同一のCLUTメモリ−のアクセ
ス時間でデ−タ処理を行なえる手法を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明の水平解像度の高解像度化方式においては、
水平方向の解像度を高解像度化するときは、デ−タの記
録時にCLUTを構成するRGBの各々のデ−タを時分
割して使用することとし、1回のCLUTの出力で水平
方向の複数画素分のデ−タを再生し、複数画素分のデ−
タを1画素ずつ選択し表示する構成とし、水平方向の解
像度を高解像度化しないときは、1回のCLUTの出力
で水平方向の1画素分のデ−タを再生する構成とし、各
々の水平方向の表示解像度を識別する信号により所定の
デ−タを選択しうるようにしたものである。
め、本発明の水平解像度の高解像度化方式においては、
水平方向の解像度を高解像度化するときは、デ−タの記
録時にCLUTを構成するRGBの各々のデ−タを時分
割して使用することとし、1回のCLUTの出力で水平
方向の複数画素分のデ−タを再生し、複数画素分のデ−
タを1画素ずつ選択し表示する構成とし、水平方向の解
像度を高解像度化しないときは、1回のCLUTの出力
で水平方向の1画素分のデ−タを再生する構成とし、各
々の水平方向の表示解像度を識別する信号により所定の
デ−タを選択しうるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記した構成により、水平方向の解
像度を高解像度化するときに、通常解像度時と同一のC
LUTメモリ−のアクセス時間でデ−タ処理を行うこと
ができる。
像度を高解像度化するときに、通常解像度時と同一のC
LUTメモリ−のアクセス時間でデ−タ処理を行うこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図1において1はスリ−ステ−ト素子、
2はビデオ用メモリ−、3、5、7はラッチ回路、4は
CLUT、6は3入力1出力選択器、8はビデオ用ディ
ジタルアナログ変換器である。まず、入力されるビデオ
デ−タは通常解像度のときは1画素あたり8bitでC
LUT4のアドレスとなる。CLUT4の出力はRGB
各々4bitとする。また、水平方向の解像度を2倍化
するときは、1画素あたり8bitでCLUT4のアド
レスとなる。CLUT4の出力はRGB各々4bitと
し、各上位2bitは先行して表示する画素、各下位2
bitは続いて表示する画素の表示色に割り当てられて
いる。また、装置においては、通常解像度による表示デ
−タか水平方向の解像度を2倍化する表示デ−タである
かは別途識別しうる信号があたえられている。まず、入
力デ−タは装置が制御する書き込みタイミングにおいて
1バイト単位にスリ−ステ−ト素子1を介してビデオ用
メモリ−2に書き込まれる。装置が制御する読みだしタ
イミングにおいては、ビデオ用メモリ−2からデ−タは
1バイト単位で読みだされラッチ回路3に入力され、C
LUT4のアドレスとなる。CLUT4の出力デ−タは
ラッチ回路5を介して、3入力1出力選択器6に入力さ
れる。3入力1出力選択器6において表示デ−タの種類
に応じてデ−タの選択が行なわれ、ラッチ回路7によっ
て所定のタイミングでビデオ用ディジタルアナログ変換
器8に入力され、アナログの映像信号に変換される。図
2に水平方向の解像度を2倍化するときのCLUTの構
成を示す。本実施例においては、RGB各々4bitと
し、上位各2bitは先行して表示する画素の色を、下
位2bitは続いて表示する画素の色を示す構成にして
いる。CLUT4から読みだされたデ−タはRGB信号
9で示す構成である。選択器6においては先行する表示
デ−タ10(A)として、RGB信号9の各上位2bi
tを選択し各下位2bitに0を挿入してラッチ回路7
に出力する。次に続いて表示する表示デ−タ10(B)
として、RGB信号9の各下位2bitを選択し各下位
2bitに0を挿入してラッチ回路7に出力する。表示
デ−タ10(A)、10(B)の出力時間は等しくなる
ように選択器6を切り換える。図3は図2に図示したR
GBデ−タの表示画面11上の状態を示している。画素
12は1回のCLUT4の読みだしによって構成される
画素を示している。本例では先行する画素は表示デ−タ
10(A)であり、RGBコ−ドより赤を表示し、続い
て表示する画素は表示デ−タ10(B)であり、RGB
コ−ドより緑を表示する。図示せずも、通常解像度の場
合には、選択器6にてCLUT4の出力を変換すること
なく通過するように選択すればよい。本実施例では、色
の使用可能数は通常解像度時4096色中の256色、
水平方向の解像度を2倍化する時は各画素につき64色
であり4096通り中の256通りの組合せで2つの画
素の色を表現できる。
ック図である。図1において1はスリ−ステ−ト素子、
2はビデオ用メモリ−、3、5、7はラッチ回路、4は
CLUT、6は3入力1出力選択器、8はビデオ用ディ
ジタルアナログ変換器である。まず、入力されるビデオ
デ−タは通常解像度のときは1画素あたり8bitでC
LUT4のアドレスとなる。CLUT4の出力はRGB
各々4bitとする。また、水平方向の解像度を2倍化
するときは、1画素あたり8bitでCLUT4のアド
レスとなる。CLUT4の出力はRGB各々4bitと
し、各上位2bitは先行して表示する画素、各下位2
bitは続いて表示する画素の表示色に割り当てられて
いる。また、装置においては、通常解像度による表示デ
−タか水平方向の解像度を2倍化する表示デ−タである
かは別途識別しうる信号があたえられている。まず、入
力デ−タは装置が制御する書き込みタイミングにおいて
1バイト単位にスリ−ステ−ト素子1を介してビデオ用
メモリ−2に書き込まれる。装置が制御する読みだしタ
イミングにおいては、ビデオ用メモリ−2からデ−タは
1バイト単位で読みだされラッチ回路3に入力され、C
LUT4のアドレスとなる。CLUT4の出力デ−タは
ラッチ回路5を介して、3入力1出力選択器6に入力さ
れる。3入力1出力選択器6において表示デ−タの種類
に応じてデ−タの選択が行なわれ、ラッチ回路7によっ
て所定のタイミングでビデオ用ディジタルアナログ変換
器8に入力され、アナログの映像信号に変換される。図
2に水平方向の解像度を2倍化するときのCLUTの構
成を示す。本実施例においては、RGB各々4bitと
し、上位各2bitは先行して表示する画素の色を、下
位2bitは続いて表示する画素の色を示す構成にして
いる。CLUT4から読みだされたデ−タはRGB信号
9で示す構成である。選択器6においては先行する表示
デ−タ10(A)として、RGB信号9の各上位2bi
tを選択し各下位2bitに0を挿入してラッチ回路7
に出力する。次に続いて表示する表示デ−タ10(B)
として、RGB信号9の各下位2bitを選択し各下位
2bitに0を挿入してラッチ回路7に出力する。表示
デ−タ10(A)、10(B)の出力時間は等しくなる
ように選択器6を切り換える。図3は図2に図示したR
GBデ−タの表示画面11上の状態を示している。画素
12は1回のCLUT4の読みだしによって構成される
画素を示している。本例では先行する画素は表示デ−タ
10(A)であり、RGBコ−ドより赤を表示し、続い
て表示する画素は表示デ−タ10(B)であり、RGB
コ−ドより緑を表示する。図示せずも、通常解像度の場
合には、選択器6にてCLUT4の出力を変換すること
なく通過するように選択すればよい。本実施例では、色
の使用可能数は通常解像度時4096色中の256色、
水平方向の解像度を2倍化する時は各画素につき64色
であり4096通り中の256通りの組合せで2つの画
素の色を表現できる。
【0009】以上のように本実施例によれば、表示デ−
タ10(A)と10(B)のデ−タはCLUT4の1回
のアクセスでデ−タの読みだしが完了するので、CLU
Tのアクセス速度を上げることなく、通常解像度時に比
較して水平方向の解像度を2倍化することができる。
タ10(A)と10(B)のデ−タはCLUT4の1回
のアクセスでデ−タの読みだしが完了するので、CLU
Tのアクセス速度を上げることなく、通常解像度時に比
較して水平方向の解像度を2倍化することができる。
【0010】また、本発明によれば、CLUT4のRG
Bデ−タの構成を変え、1回のCLUT4のアクセスに
より読みだしたRGBのデ−タを選択器6により、3分
割、4分割というように時分割して使用することによ
り、CLUTのアクセス速度を上げることなく、水平方
向の解像度を3倍化、4倍化することができる。
Bデ−タの構成を変え、1回のCLUT4のアクセスに
より読みだしたRGBのデ−タを選択器6により、3分
割、4分割というように時分割して使用することによ
り、CLUTのアクセス速度を上げることなく、水平方
向の解像度を3倍化、4倍化することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CLUTの1回のアクセスで複数の画素デ−タの読みだ
しを完了させることができ、選択器により所定の画素デ
−タを選択し出力することができるので、CLUTのア
クセス速度を上げることなく、通常解像度時に比較して
水平方向の解像度を高解像度化することができる。
CLUTの1回のアクセスで複数の画素デ−タの読みだ
しを完了させることができ、選択器により所定の画素デ
−タを選択し出力することができるので、CLUTのア
クセス速度を上げることなく、通常解像度時に比較して
水平方向の解像度を高解像度化することができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の一実施例のRGBデ−タの構成及び処
理方法を示す図、
理方法を示す図、
【図3】表示画面におけるデ−タの状態を示す図。
1…スリ−ステ−ト素子、 2…ビデオ用メモリ−、 3,5,7…ラッチ回路、 4…CLUT、 6…3入力1出力選択器、 8…ビデオ用ディジタルアナログ変換器、 9…水平方向解像度の2倍化時のRGB信号の構成、 10…先行する表示デ−タ及び続いて表示する表示デ−
タの構成、 11…表示画面、 12…1回のCLUTのアクセスにより表示される画
素。
タの構成、 11…表示画面、 12…1回のCLUTのアクセスにより表示される画
素。
Claims (2)
- 【請求項1】 水平方向の同期信号の1周期期間内の所
定の表示期間内にカラールックアップテーブル(以下、
CLUTと略す)の出力により映像信号を表示する画像
表示方法であって、前記CLUT内のRGBデータのそれぞれを分割して得
られる上位RGBデータを選択し、該上位RGBデータ
を用いて作成された映像信号を先行して表示した後、 前記CLUT内のRGBデータのそれぞれを分割して得
られる下位RGBデータを選択し、該下位RGBデータ
を用いて作成された映像信号を続いて表示することを特
徴とする画像表示方法。 - 【請求項2】 水平方向の同期信号の1周期期間内の所
定の表示期間内にカラールックアップテーブル(以下、
CLUTと略す)の出力により映像信号を表示する画像
表示方法であって、 前記CLUT内のRGBデータのそれぞれを2分割して
得られる上位RGBデータを選択し、該上位RGBデー
タを用いて作成された映像信号を先行して表示した後、 前記CLUT内のRGBデータのそれぞれを2分割して
得られる下位RGBデータを選択し、該下位RGBデー
タを用いて作成された映像信号を続いて表示することを
特徴とする画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03187253A JP3077272B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03187253A JP3077272B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 画像表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537958A JPH0537958A (ja) | 1993-02-12 |
JP3077272B2 true JP3077272B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=16202735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03187253A Expired - Fee Related JP3077272B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 画像表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077272B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP03187253A patent/JP3077272B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0537958A (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |