JP2989376B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2989376B2
JP2989376B2 JP4125828A JP12582892A JP2989376B2 JP 2989376 B2 JP2989376 B2 JP 2989376B2 JP 4125828 A JP4125828 A JP 4125828A JP 12582892 A JP12582892 A JP 12582892A JP 2989376 B2 JP2989376 B2 JP 2989376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージスキャナ等
の入力装置から入力された画像データを処理する画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近研究が進められているハイビジョン
は、従来テレビと比較してその情報量は5倍以上あると
いわれ、その画像の鮮明さからテレビ放送以外にも様々
な分野でその応用が試みられている。特に美術館では、
その所蔵品をハイビジョン静止画像データとして光ディ
スク等の記憶媒体に取り込み、解説しながらハイビジョ
ンモニタに表示するハイビジョン静止画像展示システム
が採用され始めている。
【0003】このハイビジョン静止画像展示システムで
は、例えばスライドイン、スクロール、デゾルブ等の種
々の画像表示効果を行い、ある種のストーリーを構成し
ているのが通常である。また、ストーリーを構成する以
外にも身近な画像をイメージスキャナ等の入力装置を使
って、ハイビジョン静止画像データとしてハイビジョン
静止画像展示システムに取り込み、ハイビジョンモニタ
に表示させる要望がでてきた。
【0004】このハイビジョン静止画像展示システムに
おいて、ハイビジョン静止画像データの情報量を可能な
限り少なくするために、通常画像データは、色信号形式
(例えばRGB信号形式)ではなく、輝度・色差信号形
式(例えばYPbPr信号形式)で記憶媒体に記憶され
ている。
【0005】この形式では、2個の色差信号(Pb信
号、Pr信号)の情報量を輝度信号(Y信号)の情報量
の半分にし、全体の情報量をRGB信号形式のハイビジ
ョン静止画像データの3分の2に削減している。なお、
視覚特性上、YPbPr信号形式のハイビジョン静止画
像データをハイビジョンモニタに表示した画像と、RG
B信号形式のハイビジョン静止画像データをハイビジョ
ンモニタに表示した画像の差はない。このためハイビジ
ョン静止画像展示システム内の画像メモリも、YPbP
r信号形式のハイビジョン静止画像データを記憶できる
だけの容量である場合が多い。
【0006】ところが、イメージスキャナ等の入力装置
から入力されたハイビジョン静止画像データはRGB信
号形式である。このため、このRGB信号形式のハイビ
ジョン静止画像データを画像メモリに入力するには、ま
ず、RGB信号形式のハイビジョン静止画像データをY
PbPr信号形式のハイビジョン静止画像データに形式
変換して、入力する手法が一般的であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原画像データ
という意味では、RGB信号形式のハイビジョン静止画
像データの優位性は変わらなく、RGB信号形式のハイ
ビジョン静止画像データのまま、画像メモリに記憶させ
たいという要望が必然的に生じてくる。RGB信号形式
のハイビジョン静止画像データを上述した画像メモリに
記憶させるには、画像メモリの容量が不足し、1個の画
像メモリに記憶させることはできないという不都合があ
る。
【0008】本発明は、上述の不都合に鑑みて為された
ものであり、画像データの形式変換を行うことなく画像
データを画像メモリに入力し、さらに簡単に上記画像デ
ータの出力を行う画像処理装置を提供することを目的と
する。
【0009】本発明の画像処理装置は、画像データを記
憶する複数の画像メモリと、複数のデータ表現形式に対
応した複数のメモリ制御手段とから成るものである。本
発明の画像処理装置は、画像データを記憶する複数の画
像メモリと、データ表現形式に対応して一枚のフレーム
メモリへ記憶するか、あるいは複数の画像メモリへ分割
して記憶するメモリ制御手段とから成る。本発明の画像
処理装置は、画像データを記憶する複数の画像メモリ
と、画像データを複数の画像メモリへ分割して記憶する
際、奇数アドレスの画像データと偶数アドレスの画像デ
ータを異なる画像メモリへ記憶するメモリ制御手段とか
ら成る。 本発明の画像処理装置は、画像データを記憶す
る複数の画像メモリと、前記画像メモリから所望の画像
データを読み書きする際、データ形式に従い所定の画像
メモリを指定し、読み書きを行うメモリ制御手段とから
成る。本発明の画像処理装置は、画像データを記憶する
複数の画像メモリと、上記画像データを上記複数の画像
メモリのそれぞれに一画素に対応する上記画像データ毎
に順次記憶される記憶制御手段と、上記複数の画像メモ
リのそれぞれから一画素に対応する上記画像データ毎に
順次読み出す読み出し制御手段と、から成るものであ
る。
【0010】本発明によれば、画像データを記憶する複
数の画像メモリを、処理対象とするデータ表現形式に応
じたメモリ制御手段により制御する。本発明によれば、
画像データを記憶する複数の画像メモリを、データ表現
形式に対応して一枚のフレームメモリへ記憶するか、あ
るいは複数の画像メモリへ分割して記憶するメモリ制御
手段により制御する。 本発明によれば、画像データを記
憶する複数の画像メモリを、画像データを複数の画像メ
モリへ分割して記憶する際、奇数アドレスの画像データ
と偶数アドレスの画像データを異なる画像メモリへ記憶
するメモリ制御手段により制御する。本発明によれば、
画像データを記憶する複数の画像メモリを、前記画像メ
モリから所望の画像データを読み書きする際、データ形
式に従い所定の画像メモリを指定し、読み書きを行うメ
モリ制御手段により制御する。本発明によれば、画像デ
ータを上記複数の画像メモリのそれぞれに一画素に対応
する上記画像データ毎に順次記憶し、上記複数の画像メ
モリのそれぞれから上記画像データを出力し、切り替え
信号により、出力される上記画像データを一画素毎に選
択する。
【0011】
【実施例】本発明の画像処理装置の一実施例を図1〜図
8を用いて説明する。
【0012】図1は本発明の画像処理装置の一実施例を
示すブロック図である。本発明装置では画像メモリを2
個用いているが、これは適宜設定すればよい。
【0013】1と2は画像メモリ、3と6は輝度信号領
域(例えばY信号領域)、4と7は第1の色差信号領域
(例えばPb信号領域)、5と8は第2の色差信号領域
(例えばPr信号領域)、9と10と11はマルチプレ
クサ、12は画像表示部、13は画像データ入力制御
部、14は画像データ出力制御部、15は切り替え信号
発生部である。
【0014】画像メモリ1は、Y信号領域3とPb信号
領域4とPr信号領域5で構成され、画像メモリ2も同
様にY信号領域6とPb信号領域7とPr信号領域8で
構成される。
【0015】カラーイメージスキャナ等の外部入力装置
から、赤信号(以下R信号)、次に緑信号(以下G信
号)、次に青信号(以下B信号)の順で入力された色信
号形式の画像データ(以下RGB信号形式の画像デー
タ)は、画像データ入力制御部13の出力により、画像
メモリ(1、2)に分割されて記憶される。
【0016】これらの分割されたRGB信号形式の画像
データは、画像データ出力制御部14により、同期をと
って、画像メモリ(1、2)のY信号領域(3、6)、
Pb信号領域(4、7)、Pr信号領域(5、8)から
一斉に出力され、マルチプレクサ(9,10,11)に
入力される。
【0017】マルチプレクサ(9,10,11)では、
切り替え信号発生部15から出力される切り替え信号が
入力され、この切り替え信号に基づいて、画像メモリ
(1、2)から出力される分割されたRGB信号形式の
画像データが選択される。
【0018】これによって元のRGB信号形式の画像デ
ータを生成され、これが画像表示部12に出力される。
また、図示はしていないが、RGB信号形式で画像デー
タを光ディスク等の記憶装置に記憶するために、このR
GB信号形式の画像データをディスク駆動装置に入力す
る構成にしてもよい。
【0019】これに対し、通常、光ディスクから輝度信
号(例えばY信号)、次に第1の色差信号(例えばPb
信号)、次に第2の色差信号(例えばPr信号)の順で
入力された輝度・色差信号形式の画像データ(以下YP
bPr信号形式の画像データ)は、画像データ入力制御
部13により、画像メモリ(1,2)に記憶される。
【0020】このYPbPr信号形式の画像データは、
画像データ出力制御部14により、同期をとって、画像
メモリ(1、2)のY信号領域(3、6)、Pb信号領
域(4、7)、Pr信号領域(5、8)から一斉に出力
され、マルチプレクサ(9,10,11)に入力され
る。
【0021】マルチプレクサ(9,10,11)では、
切り替え信号発生部15から出力される切り替え信号が
入力され、この切り替え信号に基づいて、上記出力され
るYPbPr信号形式の画像データが選択される。
【0022】これによってYPbPr信号形式の画像デ
ータが、画像表示部12に出力される。
【0023】図2は、画像メモリ(1、2)のアドレス
の設定図である。
【0024】本発明装置では、例えば1画素8ビット、
横2048画素、縦1024画素のYPbPr信号形式
の画像データを記憶できるように、画像メモリ(1、
2)を、例えば2Mbyte(2048×1024×8
bit)の容量のY信号領域(3、6)と1Mbyte
(2048×1024×8×1/2bit)の容量のP
b信号領域(4、7)と1Mbyte(2048×10
24×8×1/2bit)の容量のPr信号領域(5、
8)で構成する。即ち画像メモリ(1、2)は4Mby
teの容量である。
【0025】画像メモリ(1、2)のY信号領域(3、
6)は、図2の(a)の24ビットのアドレスで指定さ
れ、Pb信号領域(4、7)とPr信号領域(5、8)
は、図2の(b)の23ビットのアドレスで指定され
る。
【0026】最上位ビットA23が’0’のとき、画像メ
モリ1が指定され、’1’のとき、画像メモリ2が指定
される。またA22、A21が’00’のとき、Y信号領域
(3、6)が指定され、’01’のとき、Pb信号領域
(4、7)が指定され、’10’のとき、Pr信号領域
(5、8)が指定される。Y信号領域(3、6)では、
20〜A00で各アドレスが指定され、Pb信号領域
(4、7)とPr信号領域(5、8)では、A20〜A01
で各領域の各アドレスが指定される。
【0027】図3は、画像メモリ1と画像メモリ2のメ
モリマップである。
【0028】図2の(a)のアドレス設定に従ってメモ
リマップを作成すると、図3のようになる。Pb信号領
域(4、7)とPr信号領域(5、8)は、アドレスが
23〜A01で設定されているため、A00が変動しても無
視され、A01が変動したときに初めて、Pb信号領域
(4、7)とPr信号領域(5、8)のアドレスが更新
される。
【0029】またE00000HからFFFFFFHま
でのアドレスは、画像メモリ(1、2)のY信号領域
(3、6)とPb信号領域(4、7)とPr信号領域
(5、8)の各画素を一斉に出力するための読み出し専
用アドレスである。
【0030】[1]以下に画像データを画像メモリに書
き込む様子を説明する。
【0031】図4は画像データ入力制御部13のブロッ
ク構成図である。16は制御部、17と18と19はレ
ジスタ、20と22はマルチプレクサ、21はアドレス
カウンタである。
【0032】制御部16では、アドレスカウンタ21に
対する歩進クロックと、画像メモリ(1、2)に対する
メモリライト信号と、マルチプレクサ22に対する第1
の選択信号が発生される。また、レジスタ17には図2
のアドレスの最上位ビットA 23の値’0’が記憶され、
レジスタ18には図2のアドレスの最上位ビットA23
値’1’が記憶される。またレジスタ19には画像メモ
リ1を表す’0’、あるいは画像メモリ2を表す’1’
が記憶される。
【0033】アドレスカウンタ21には、制御部16か
ら出力される歩進クロックが入力され、1個の歩進クロ
ックで1アドレスがカウントされ、アドレスの最上位ビ
ットA23を除いたアドレスA22〜A00が発生される。ま
た、マルチプレクサ22に対して、アドレスの最下位ビ
ットA00が出力される。
【0034】マルチプレクサ22には、レジスタ19
と、アドレスカウンタ21から出力されるアドレスの最
下位ビットA00が入力され、制御部16から出力される
第1の選択信号が’0’のときレジスタ19の値が選択
され、’1’のときアドレスカウンタ21の最下位ビッ
トA00が選択され、マルチプレクサ20に第2の選択信
号として選択されたものが出力される。
【0035】マルチプレクサ20では、マルチプレクサ
22から出力される第2の選択信号が’0’のとき、レ
ジスタ17の値が選択され、’1’のとき、レジスタ1
8の値が選択される。
【0036】以上より、アドレスカウンタ21から出力
されるアドレスA22〜A00と、マルチプレクサ20から
出力されるアドレスの最上位ビットA23が合わされて、
画像メモリ(1、2)にアドレス信号A23〜A00が出力
される。出力されたアドレスA23〜A00は画像メモリ
(1、2)内でアドレスデコードされ、指定されたアド
レスに画像データが記憶される。
【0037】[1−1]図5はRGB信号形式の画像デ
ータの書き込みのときのタイムチャートを示す図であ
る。
【0038】RGB信号形式の画像データ1が面順次で
画像メモリ(1、2)に入力される場合を説明する。R
信号の画像データ1は2Mbyte、G信号の画像デー
タ1は2Mbyte、B信号の画像データ1は2Mby
teの画像データである。
【0039】2MbyteのR信号の画像データが入力
されると、制御部16は、アドレスカウンタ21を図3
のアドレス000000Hに初期設定する。また、第1
の選択信号を’1’にして、マルチプレクサ22に第1
の選択信号が入力されると、アドレスカウンタ21から
出力されるアドレスの最下位ビットA00が選択される。
これにより、第2の選択信号として最下位ビットA00が
マルチプレクサ20に入力される。アドレスカウンタ2
1でアドレスA22〜A00が出力されて、アドレスが1カ
ウントされるごとに、レジスタ17とレジスタ18がマ
ルチプレクサ20において交互に選択される。すなわち
アドレスの最下位ビットA00が’0’のときは、画像メ
モリ1のY信号領域3が選択され、A00が’1’のとき
は、画像メモリ2のY信号領域6が選択される。
【0040】また、Y信号領域(3、6)は、アドレス
がA23〜A00で設定されているため、アドレスカウンタ
21でアドレスが1カウントされると、Y信号領域
(3、6)の1アドレスが更新される。このため、制御
部16は、図5に示すように、R信号の画像データの1
画素分に対して、1個のメモリライト信号と1個の歩進
クロックを発生させることで、1アドレスおきにR信号
の1画素の画像データが、画像メモリ1のY信号領域3
と、画像メモリ2のY信号領域6に交互に記憶される。
【0041】例えば、R信号の画像データD0はアドレ
ス000000Hに記憶され、R信号の画像データD1
はアドレス800001Hに記憶され、R信号の画像デ
ータD2はアドレス000002Hに記憶され、R信号
の画像データD3はアドレス800003Hに記憶さ
れ、R信号の画像データD4はアドレス000004H
に記憶される。
【0042】これにより、それぞれ2Mbyteの容量
のY信号領域(3、6)に1アドレスおきで交互に2M
byteのR信号の画像データが記憶される。
【0043】R信号の画像データの記憶が終了され、2
MbyteのG信号の画像データが入力されると、制御
部16は、アドレスカウンタ21を図3のアドレス20
0000Hに初期設定する。次に上記と同様に第1の選
択信号を’1’にして、第一の選択信号がマルチプレク
サ22に入力されると、マルチプレクサ22でアドレス
カウンタ22の最下位ビットA00が選択される。これに
より、第2の選択信号として最下位ビットA00がマルチ
プレクサ21に入力される。
【0044】またPb信号領域(4、7)は、アドレス
がA23〜A01で設定されているため、アドレスカウンタ
21がアドレスを2カウントするごとに、Pb信号領域
(4、7)のアドレスが1アドレス更新される。このた
め制御部16は、図5に示すように、G信号の画像デー
タの1画素分に対して、1個のメモリライト信号と1個
の歩進クロックを発生させることで、G信号の1画素の
画像データが、画像メモリ1のPb信号領域4と、画像
メモリ2のPr信号領域7に交互に記憶される。
【0045】例えば、G信号の画像データD0はアドレ
ス200000H、G信号の画像データD1はアドレス
A00001Hに記憶され、G信号の画像データD2は
アドレス200002Hに記憶され、G信号の画像デー
タD3はアドレスA00003Hに記憶される。
【0046】しかし、Pb信号領域(4、7)では、ア
ドレスカウンタ21から出力されるアドレスの最下位ビ
ットA00が受け付けられていないので、G信号の画像デ
ータD0がPb信号領域4の先頭のアドレス(アドレス
200000Hの最下位ビットA00を除いたアドレス)
に記憶され、G信号の画像データD2がPb信号領域4
の2番目のアドレス(アドレス200002Hの最下位
ビットA00を除いたアドレス)に記憶される。
【0047】また、Pb信号領域7では、G信号の画像
データD1がPb信号領域7の先頭のアドレス(アドレ
スA00001Hの最下位ビットA00を除いたアドレ
ス)に記憶され、G信号の画像データD3がPb信号領
域7の2番目のアドレス(アドレスA00003Hの最
下位ビットA00を除いたアドレス)に記憶される。
【0048】これにより、それぞれ1Mbyteの容量
のPb信号領域(4、7)に2MbyteのG信号の画
像データが交互に記憶される。
【0049】G信号の画像データの記憶が終了され、2
MbyteのB信号の画像データが入力されると、G信
号の画像データと同様にして、それぞれ1Mbyteの
容量のPr信号領域(5、8)に2MbyteのB信号
の画像データが交互に記憶される。
【0050】[1−2]図6はYPbPr信号形式の画
像データの書き込みのときのタイムチャートを示す図で
ある。
【0051】YPbPr信号形式の画像データが面順次
で画像メモリ1に入力される場合を説明する。Y信号の
画像データは2Mbyte、Pb信号の画像データは1
Mbyte、Pr信号の画像データは1Mbyteの画
像データである。
【0052】2MbyteのY信号の画像データが入力
されると、制御部16は、アドレスカウンタ21を00
0000Hに初期設定する。またレジスタ19を画像メ
モリ1を示す’0’に設定する。さらに第1の選択信号
を’0’にして、マルチプレクサ22に第1の選択信号
が入力され、マルチプレクサ22でレジスタ19の値が
選択される。第2の選択信号としてレジスタ19の値’
0’がマルチプレクサ20に入力され、マルチプレクサ
20においてレジスタ17の値が選択される。
【0053】また、アドレスカウンタ21では、1個の
歩進クロックで1アドレスがカウントされ、Y信号領域
3は、アドレスがA23〜A00で設定されているため、ア
ドレスカウンタ21でアドレスが1カウントされると、
Y信号領域3の1アドレスが更新される。このため、制
御部16は、図6の(a)に示すように、Y信号の画像
データの1画素分に対して、1個のメモリライト信号と
1個の歩進クロックを発生させて、2MbyteのY信
号の画像データが2Mbyteの容量をもつY信号領域
3に記憶される。
【0054】Y信号の画像データの記憶が終了され、1
MbyteのPb信号の画像データが入力されると、制
御部16は、アドレスカウンタ21をPb信号領域4の
先頭に初期設定する。同様にしてマルチプレクサ20に
おいてレジスタ17の値が選択される。
【0055】また、アドレスカウンタ21では、1個の
歩進クロックで1アドレスがカウントされるが、Pb信
号領域4は、アドレスがA23〜A01で設定されているた
め、アドレスカウンタ21でアドレスが2カウントされ
ると、Pb信号領域4の1アドレスが更新される。この
ため制御部16は、図6の(b)に示すように、Pb信
号の画像データの1画素分に対して、1個のメモリライ
ト信号と2個の歩進クロックを発生させ、1Mbyte
のPb信号の画像データが1Mbyteの容量をもつP
b信号領域4に記憶される。
【0056】Pb信号の画像データの記憶が終了され、
1MbyteのPr信号の画像データが入力されると、
制御部16は、アドレスカウンタ21をPr信号領域5
の先頭に初期設定する。その後の動作はPb信号の場合
と同様である。
【0057】また、画像データはメモリライト信号の立
ち上がりで画像メモリ1に記憶される。またこの記憶タ
イミングは適宜設定すればよい。
【0058】[1−3]次にYPbPr信号形式の画像
データが面順次で画像メモリ2に入力される場合を説明
する。Y信号の画像データが入力されると、制御部16
は、アドレスカウンタ21を800000Hに初期設定
する。またレジスタ19を画像メモリ2を示す’1’に
設定する。さらに第1の選択信号を’0’にしてマルチ
プレクサ22に第1の選択信号が入力され、マルチプレ
クサ22でレジスタ19の値が選択される。これによ
り、第2の選択信号としてレジスタ19の値’1’がマ
ルチプレクサ20に入力され、マルチプレクサ20にお
いてレジスタ18が選択される。その後の動作は、上記
画像メモリ1に画像データが入力される場合と同様であ
る。
【0059】[2]以下に画像データを画像メモリから
読み出す様子を説明する。
【0060】図7は画像データ出力制御部14と切り替
え信号発生部15のブロック構成図である。
【0061】23は同期信号発生回路、24はアドレス
カウンタ、25はマルチプレクサ、26はレジスタ、2
7は制御部である。
【0062】画像データ出力制御部14は、同期信号発
生回路23とアドレスカウンタ24と制御部27で構成
され、切り替え信号発生部15は、マルチプレクサ25
とレジスタ26と制御部27で構成される。
【0063】制御部27から、アドレスカウンタ24に
対する歩進クロックと、画像メモリ(1、2)に対する
メモリリード信号と、マルチプレクサ26に対する第3
の選択信号が発生される。またレジスタ26に画像メモ
リ1を表す’0’、あるいは画像メモリ2を表す’1’
を記憶させる。
【0064】アドレスカウンタ24には、制御部27か
ら出力される歩進クロックが入力され、1個の歩進クロ
ックで1アドレスがカウントされ、アドレスA23〜A00
が発生される。
【0065】マルチプレクサ25には、レジスタ26
と、アドレスカウンタ24から出力されるアドレスの最
下位ビットA00が入力され、マルチプレクサ25では、
制御部27から出力される第3の選択信号が’0’のと
き、レジスタ26の値が選択され、’1’のとき、アド
レスカウンタ24から出力されるアドレスの最下位ビッ
トA00が選択される。ここで選択された値がマルチプレ
クサ(9、10、11)に切り替え信号として出力され
る。こうして、アドレスカウンタ24からアドレス信号
23〜A00が画像メモリ(1、2)に出力される。出力
されたアドレスA 23〜A00は画像メモリ(1、2)内で
アドレスデコードされて、画像データが画像メモリ
(1、2)から読み出される。
【0066】また、図1のマルチプレクサ(9、10、
11)では、切り替え信号が’0’のとき、画像メモリ
1の出力が選択され、’1’のとき、画像メモリ2の出
力が選択される。以上により画像メモリ(1、2)に記
憶された画像データが読み出される。
【0067】画像表示部12で画像表示処理されたYP
bPr信号形式の画像データあるいはRGB信号形式の
画像データをハイビジョンモニタに出力する際に、同期
信号発生回路23から出力される同期信号を共にハイビ
ジョンモニタに出力して、ハイビジョンモニタに映像を
映し出す。このときに4MbyteのYPbPr信号形
式の画像データ、あるいは6MbyteのRGB信号形
式の画像データが、同期信号に対応して、1フレーム毎
に、画像メモリ(1、2)から読み出される。このフレ
ーム毎の読み出しタイミングで、アドレスカウンタ24
でアドレスカウントが開始される。
【0068】[2−1]図8はRGB信号形式の画像デ
ータの読み出しのときのタイミングチャートを示す図で
ある。
【0069】画像メモリ(1、2)に記憶されたRGB
信号形式の画像データを読み出す場合を説明する。制御
部27は、アドレスカウンタ24を図3のE00000
Hに初期設定する。また制御部27は、マルチプレクサ
25に第3の選択信号として’1’を出力する。これに
よりマルチプレクサ25では、アドレスカウンタ24か
ら出力されるアドレスの最下位ビットA00が選択され、
これが切り替え信号としてマルチプレクサ(9、10、
11)に出力される。
【0070】また、制御部27から出力される歩進クロ
ックにしたがって、アドレスカウンタ24では、図3の
読みだし専用アドレスのアドレスE00000Hから1
アドレスづつアドレスが更新される。これにより、画像
メモリ(1、2)内でアドレスデコードされて、画像メ
モリ(1、2)のアドレスA20〜A00を共通とするY信
号領域3のアドレス(000A20〜A00)、Pb信号領
域4のアドレス(001A20〜A00)、Pr信号領域5
のアドレス(010A20〜A00)、Y信号領域6のアド
レス(100A20〜A00)、Pb信号領域7のアドレス
(101A20〜A00)、Pr信号領域8のアドレス(1
10A20〜A00)が一斉に指定され、各領域の画像デー
タが一斉に読み出される。
【0071】例えばアドレスカウンタ24によって、ア
ドレスE00000Hが指定されると、アドレスデコー
ドされて図のように、アドレス000000H、20
0000H、400000H,800000H、A00
000H、C00000Hに記憶されている画像デー
タ、すなわちR0、G0、B0、不定、G1、B1が一
斉にマルチプレクサ(9、10、11)に出力される。
このとき切り替え信号、すなわちアドレスの最下位ビッ
トA00が’0’であるため、マルチプレクサ(9、1
0、11)で画像メモリ1の出力すなはちR0、G0、
B0が選択され、画像表示部12に出力される。
【0072】次にアドレスカウンタ24が1アドレス更
新されて、アドレスE00001Hが指定されると、ア
ドレスデコードされて、アドレス000001H、20
0001H、400001H、800001H、A00
001H、C00001Hに記憶されている画像デー
タ、すなわち不定、G0、B0、R1、G1、B1が一
斉にマルチプレクサ(9、10、11)に出力される。
このとき切り替え信号、すなわちアドレスの最下位ビッ
トA00が’1’であるため、マルチプレクサ(9、1
0、11)で画像メモリ2の出力すなわちR1、G1、
B1が選択され、画像表示部12に出力される。
【0073】ここでPb信号領域(4、7)およびPr
信号領域(5、8)は、アドレスA 23〜A01で設定され
ているため、アドレス200000Hから読み出される
画像データは、アドレス200001Hと同じ画像デー
タであり、アドレス400000Hから読み出される画
像データは、アドレス400001Hから読み出される
画像データと同じ画像データである。すなわち同じアド
レスから読み出している。A00000HとA0000
1HおよびC00000HとC00001Hも同様であ
る。
【0074】以後これを繰り返すことで、画像メモリ
(1、2)に分割されて記憶されたR信号とG信号とB
信号が一画素毎に順次画像表示部12に読み出される。
【0075】[2−2]次に、画像メモリ1に記憶され
たYPbPr信号形式の画像データを読み出す場合を説
明する。
【0076】制御部27は、アドレスカウンタ24を図
3のE00000Hに初期設定する。また制御部27
は、レジスタ26に画像メモリ1を表す’0’を設定
し、さらにマルチプレクサ25に第3の選択信号とし
て’0’を出力する。
【0077】マルチプレクサ25では、レジスタ26に
記憶された値’0’が選択され、これが、常に切り替え
信号としてマルチプレクサ(9、10、11)に出力さ
れる。また、上記と同様に画像メモリ(1、2)から一
斉に画像データが、マルチプレクサ(9、10、11)
に出力される。
【0078】マルチプレクサ(9、10、11)では、
切り替え信号が常に’0’であるため、画像メモリ1の
出力が常に選択される。こうして画像メモリ1に記憶さ
れたY信号とPb信号とPr信号が画像表示部12に読
み出される。
【0079】[2−3]次に、画像メモリ2に記憶され
たYPbPr信号形式の画像データを読み出す場合を説
明する。
【0080】制御部27は、アドレスカウンタ24を図
3のE00000Hに初期設定する。また制御部27
は、レジスタ26に画像メモリ2を表す’1’を設定
し、さらにマルチプレクサ25に第3の選択信号とし
て’0’を出力する。
【0081】マルチプレクサ25では、レジスタ26に
記憶された値’1’が、常に切り替え信号としてマルチ
プレクサ(9、10、11)に出力される。また上記と
同様に画像メモリ(1、2)から一斉に画像データが、
マルチプレクサ(9、10、11)に出力される。
【0082】マルチプレクサ(9、10、11)では、
切り替え信号が常に’1’であるため、画像メモリ2の
出力が常に選択される。こうして画像メモリ2に記憶さ
れたY信号とPb信号とPr信号が画像表示部12に読
み出される。
【0083】本発明によれば、画像データを記憶する複
数の画像メモリを、処理対象とするデータ表現形式に応
じて制御することが可能である。本発明によれば、画像
データを記憶する複数の画像メモリを、データ表現形式
に対応して一枚のフレームメモリへ記憶するか、あるい
は複数の画像メモリへ分割して記憶するように制御する
ことが可能である。 本発明によれば、画像データを記憶
する複数の画像メモリを、画像データを複数の画像メモ
リへ分割して記憶する際、奇数アドレスの画像データと
偶数アドレスの画像データを異なる画像メモリへ記憶す
るように制御することが可能である。 本発明によれば、
画像データを記憶する複数の画像メモリを、前記画像メ
モリから所望の画像データを読み書きする際、データ形
式に従い所定の画像メモリを指定し、読み書きを行うよ
うに制御することが可能である。本発明によれば、画像
データ形式の変換を行うことなく画像データを画像メモ
リに入力でき、さらに選択信号による切り替えを行うだ
けで上記画像データを出力することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例のアドレス設定図である。
【図3】本発明の一実施例のメモリマップを示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の画像メモリ制御部のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の一実施例のタイミングチャートを示す
図である。
【図6】本発明の一実施例のタイミングチャートを示す
図である。
【図7】本発明の一実施例の画像メモリ制御部のブロッ
ク図である。
【図8】本発明の一実施例のタイミングチャートを示す
図である。
【符号の説明】
1 画像メモリ 2 画像メモリ 3 Y信号領域 4 Pb信号領域 5 Pr信号領域 6 Y信号領域 7 Pb信号領域 8 Pr信号領域 9 マルチプレクサ 10 マルチプレクサ 11 マルチプレクサ 12 画像表示部 13 画像データ入力制御部 14 画像データ出力制御部 15 切り替え信号発生部 16 制御部 17 レジスタ 18 レジスタ 19 レジスタ 20 マルチプレクサ 21 アドレスカウンタ 22 マルチプレクサ 23 同期信号発生回路 24 アドレスカウンタ 25 マルチプレクサ 26 レジスタ 27 制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが少なくとも1フレーム分の
    PbPr信号形式の画像データを記憶するためのY信号
    領域、Pb信号領域およびPr信号領域を有する2つの
    メモリ手段と、このメモリ手段に対する画像データの入
    力を制御する画像データ入力制御部と、前記メモリ手段
    からの画像データの出力を制御する画像データ出力制御
    部とを備え、 YPbPr信号形式の画像データを処理する際には、前
    記画像データ入力制御部および画像データ出力制御部
    は、2フレーム分の画像データが1フレーム分ずつ前記
    2つのメモリ手段にそれぞれ記憶および再生されるよう
    に制御し、 RGB信号形式の画像データを処理する際には、前記画
    像データ入力制御部および画像データ出力制御部は、1
    フレーム分の画像データの各画素データが前記2つのメ
    モリ手段に交互に分割して記憶および再生されるように
    制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記RGB信号形式
    の画像データを処理する際、前記画像データ入力制御部
    および画像データ出力制御部は、1フレーム分のR信
    号、G信号、B信号の何れかの画素データが前記2つの
    Y信号領域上で1アドレスおきとなるように交互に記憶
    および再生されるよう制御し、且つ、1フレーム分のR
    信号、G信号、B信号の残りの何れかの画素データが前
    記2つのPb信号領域およびPr信号領域の何れかの領
    域上で1アドレスおきとなるように交互に記憶および再
    生されるように制御することを特徴とする画像処理装
    置。
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