JP2784602B2 - 映像信号変換装置 - Google Patents

映像信号変換装置

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JP2784602B2 JP2806290A JP2806290A JP2784602B2 JP 2784602 B2 JP2784602 B2 JP 2784602B2 JP 2806290 A JP2806290 A JP 2806290A JP 2806290 A JP2806290 A JP 2806290A JP 2784602 B2 JP2784602 B2 JP 2784602B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は映像信号変換装置に関し、特に所定のフォー
マットで情報圧縮されている映像信号を通常の映像信号
に変換するための装置に関する。
[従来の技術] 第11図に、本発明が対称とする画像フォーマットの一
例を示す。このフォーマットによれば、サンプリングク
ロック周波数が13.5MHz,X(水平)方向の全画素数が858
個、Y(垂直)方向の全ライン数が525本で構成される
1コマの画像につき、帯域圧縮技術により、X方向にお
いて輝度信号Yおよび色差信号R−Y,B−Yの画素数が
それぞれ352個、176個、176個に圧縮され、Y方向にお
いてY,R−Y,B−Yはそれぞれ2i+23(i=0,……239)4
i+23(i=0,……119)、4i+25(i=0,……119)で
規定される水平ラインに圧縮される。すなわち、このフ
ォーマットによれば、1フレーム内にノンインタレース
方式で240本(2i+23)の水平ライン[23],[25],
…[499],[501]が与えられその中、第1組(4i+2
3)の各水平ライン[23],[27],…[499]では画素
352個分のYが与えられるとともにそのYの後に続けて
画素176個分のR−Yが与えられ、第2組(4i+25)の
各水平ライン[25],[29]…[501]では画素352個分
のYが与えられるとともにそのYの後に続けて画素176
個分のB−Yが与えられる。このようなフォーマットは
例えばCD−ROMに画像を記録するための情報圧縮で用い
られている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述のようなフォーマットの映像信号をCD
−ROM等から再生しても、輝度信号Yと色差信号R−Y,B
−Yの時間が全然ずれているため、そのままでは通常の
テレビ受像機で表示できない。また、インタレース変換
を行っても、Yの画素数が(352×240)、R−Y,B−Y
の画素数が(176×120)に情報圧縮されているため、通
常の1/2程度の縮小画面で表示されるという問題があ
る。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、1
フレーム内に輝度信号Yがノンインタレース方式で与え
られるとともに、各水平期間中にYの後に続けて色差信
号R−Y,B−Yが択一的かつ交互に与えられるようなフ
ォーマットの映像信号を通常のテレビ受像機に表示可能
な映像信号に変換するための新規な映像信号変換装置を
提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、上記フォーマットの映像信号を
通常のテレビ受像機に拡大画面で表示可能な映像信号に
変換するための映像信号変換装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明の第1の映像信号
変換装置は、1フレーム内に輝度信号Yがノンインタレ
ース方式で与えられるとともに、各水平期間中に輝度信
号Yの後に続けて色差信号R−Y,B−Yが択一的かつ交
互に与えられるようなフォーマットの映像信号をテレビ
受像機に表示可能な映像信号に変換するための映像信号
変換装置であって、水平期間毎に与えられる上記映像信
号のYを蓄積するための第1のフィールドメモリと、水
平期間毎に交互に与えられる上記映像信号のR−Y,B−
Yを蓄積するための第2のフィールドメモリからなるフ
レームメモリと;同一の水平期間中に与えられるY,R−
Yを互いに対応するアドレスで第1および第2のフィー
ルドメモリにそれぞれ書き込み、同一の水平期間中に与
えられるY,B−Yを互いに対応するアドレスで第1およ
び第2のフィールドメモリにそれぞれ書き込むための書
込制御手段と;一定の周期で1水平ライン分の(Y)i,
(R−Y)iを互いに対応するアドレスで第1および第
2のフィールドメモリよりそれぞれ読み出すとともに1
水平ライン分の(Y)i+1,(B−Y)i+1を互いに
対応するアドレスで第1および第2のフィールドメモリ
よりそれぞれ読み出すための読出制御手段と;一定の期
間中にフレームメモリより読み出された1水平ライン分
の(Y)i,(R−Y)i,(Y)i+1,(B−Y)i+1
を入力し、1水平期間中に(Y)i,(R−Y)i,(B−
Y)i+1を時間を揃えて同時に出力し、次の1水平期
間中に(Y)i+1,(R−Y)i,(B−Y)i+1を時
間を揃えて同時に出力するための遅延手段とを具備する
構成とした。
上記第1の映像信号変換装置において本発明による好
適な読出制御手段は、一定の初期値から開始して1水平
期間毎に増分するロー・アドレスを発生するロー・アド
レス発生手段と;一定の初期値から開始して一定の周期
で増分するカラム・アドレスを1水平期間中に2度発生
するカラム・アドレス発生手段とを備える構成とした。
また、上記映像信号変換装置において画面を拡大表示
するために、遅延手段は、(Y)i,(R−Y)i,(Y)
i+1,(B−Y)i+1のそれぞれを変換前映像信号の
サンプリングクロック周波数の1/2のクロック周波数で
出力する構成とした。
本発明の第2の映像信号変換装置は、1フレーム内に
輝度信号Yがノンインタレース方式で与えられるととも
に、各水平期間中に輝度信号Yの後に続けて色差信号R
−Y,B−Yが択一的かつ交互に与えられるようなフォー
マットの映像信号をテレビ受像機に表示可能な映像信号
に変換するための映像信号変換装置であって、水平期間
毎に与えられる上記映像信号のYを蓄積するための第1
のフィールドメモリと、水平期間毎に交互に与えられる
上記映像信号のR−Y,B−Yを蓄積するための第2のフ
ィールドメモリからなるフレームメモリと;同一の水平
期間中に与えられるY,R−Yを互いに対応するアドレス
で第1および第2のフィールドメモリにそれぞれ書き込
み、同一の水平期間中に与えられるY,B−Yを互いに対
応するアドレスで第1および第2のフィールドメモリに
それぞれ書き込むための書込制御手段と;1水平期間中に
1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)iを互いに対応す
るアドレスで第1および第2のフィールドメモリよりそ
れぞれ読み出し次の1水平期間を読出休止期間とし、次
の1水平期間中に1水平ライン分の(Y)i+1,(B−
Y)i+1を互いに対応するアドレスで第1および第2
のフィールドメモリよりそれぞれ読み出し、次の1水平
期間を読出休止期間とする読出制御手段と;一定の期間
中にフレームメモリより読み出された1水平ライン分の
(Y)i,(R−Y)i,(Y)i+1,(B−Y)i+1を
入力し、1水平期間中に(Y)i,(R−Y)i,(B−
Y)i+1を時間を揃えて同時に変換前映像信号のサン
プリングクロック周波数の1/4のクロック周波数で出力
し、次の1水平期間を出力休止期間とし、次の1水平期
間中に(Y)i+1,(R−Y)i,(B−Y)i+1を時
間を揃えて同時に変換前映像信号のサンプリングクロッ
ク周波数の1/4のクロック周波数で出力し、次の1水平
期間を出力休止期間とする遅延手段と;この遅延手段よ
り出力されるデータに対して所定の補間処理を施す補間
手段とを具備する構成とした。
上記第2の映像信号変換装置において本発明による好
適な読出制御手段は、任意の値に設定可能な初期値から
開始して2水平期間毎に増分するロー・アドレスを発生
するロー・アドレス発生手段と;任意の値に設定可能な
初期値から開始して一定の周期で増分するカラム・アド
レスを一水平期間中に2度発生するカラム・アドレス発
生手段とを備える構成とした。
また、上記第1または第2の映像信号変換装置におい
て本発明による好適な書込制御手段は、一定の初期値か
ら開始して一定の周期で増分するロー・アドレスを発生
するロー・アドレス発生手段と;一定の初期値から開始
して一定の周期で増分するカラム・アドレスを1水平期
間中に2度発生するカラム・アドレス発生手段とを備え
る構成とした。
[作用] 本発明は、2層のフィールドメモリからなるフレーム
メモリを用い、第1のフィールドメモリに変換前映像信
号のYを蓄積し、第2のフィールドメモリにR−Y,B−
Yを交互に蓄積する。その際に、同一水平期間で与えら
れるYとR−Y、YとB−Yを互いに対応するアドレス
で第1,第2フィールドメモリに書き込む。この書込のた
めの好適な書込制御手段では、一定の初期値から開始し
て一定の周期で増分するロー・アドレスを与えると同時
に、一定の先頭アドレスから開始するカラム・アドレス
を一定期間内に2度与えることにより同一水平ラインの
YとR−Y、YとB−Yをそれぞれ同一の行アドレスで
メモリに書き込む。
フレームメモリの読出は、一定の周期でY,R−Yの読
出とY,B−Yの読出が交互に繰り返される。第1の映像
信号変換装置では、一定の周期(典型的には1水平期間
毎)で1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)i、および
1水平ライン分の(Y)i+1,(B−Y)i+1をそれ
ぞれ互いに対応するアドレスで読み出す。このための好
適な読出制御手段では、一定の初期値(典型的には第1
行のロー・アドレス)から開始して1水平期間毎にロー
・アドレスを増分させると同時に、一定の初期値(典型
的には第1列のカラム・アドレス)から開始して一定の
周期(読出クロック周波数)でカラム・アドレスを所定
値(最後のカラム・アドレス)まで増分させてから上記
の初期値に戻し、このようなカラム・アドレスの発生を
1水平期間中に2回繰り返す。これにより、同一のアド
レスで1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)iおよび1
水平ライン分の(Y)i+1,(B−Y)i+1がフレー
ムメモリより読み出される。このようして一定の期間中
にフレームメモリより読み出された1水平ライン分の
(Y)i,(R−Y)iと1水平ライン分の(Y)i+1,
(B−Y)i+1は遅延手段に書き込まれそこから1水
平期間中に(Y)i,(R−Y)i,(B−Y)i+1が時
間を揃えて同時に出力され、次の1水平期間中に(Y)
i+1,(R−Y)i,(B−Y)i+1が時間を揃えて同
時に出力される。この結果通常のテレビ受像機で表示可
能な映像信号が得られる。なお、遅延手段の読出クロッ
ク周波数(例えば13.5MHz)を変換前映像信号のサンプ
リングクロック周波数の1/2(6.75MHz)とすることで、
水平方向において1画素当たりの表示範囲が拡大し、ひ
いては画面全体を拡大して表示することができる。
第2の映像信号変換装置では、画面拡大表示のため
に、1水平期間置(2水平期間毎)に1水平ライン分の
(Y)i,(R−Y)iと1水平ライン分の(Y)i+1,
(B−Y)i+1とをそれぞれ互いに対応するアドレス
で第1および第2のフィールドメモリより読み出し、遅
延手段より1水平期間置に1水平ライン分の(Y)i,
(R−Y)i,(B−Y)i+1と1水平ライン分の
(Y)i+1,(R−Y)i,(B−Y)i+1をそれぞれ
時間を揃えて同時に変換前映像信号のサンプリングクロ
ック周波数の1/4のクロック周波数で読み出す。これに
より、個々の画素データ間に隙間が生ずるが、遅延手段
の後段で補間手段がそれらの隙間に適当なデータを挿入
して補間を行うことにより、良好な拡大画像が得られ
る。例えば、変換前サンプリングクロック周波数が13.5
MHzで(352×240)画素画面の中の(176×120)画素
は、サンプリングクロック周波数が6.75MHzで(352×24
0)画素の画面に変換されて通常のテレビ受像機に表示
される。
この第2の映像信号変換装置のための好適な読出制御
手段では、ロー・アドレスとカラム・アドレスの初期値
を任意の値に設定することにより、フレームメモリより
読み出す映像信号の範囲を任意に選択し、これにより画
面内の任意の位置で画面を拡大することができる。
[実施例] 以下、添付図を参照して本発明の実施例を説明する。
実施例1 第1図は、第1の実施例による映像信号変換装置のブ
ロック図である。本装置は、入力段のラインメモリ10
と、2層構造のフレームメモリ12と、出力段のラインメ
モリ(14A,14B),(16A,16B),(18A,18B)と、フレ
ームメモリ12の書込/読出を制御するためのフレームメ
モリ制御回路20、書込アドレス発生回路30、読出アドレ
ス発生回路40、アドレス切替回路50と、出力ラインメモ
リ14A〜18Bの書込/読出を制御するための出力ラインメ
モリ制御回路60とを備える。
ラインメモリ10には、第9図につき上述したフォーマ
ットの映像信号、すなわち1フレーム内に輝度信号Yが
ノンインタレース方式で与えられるとともに、各水平期
間中に輝度信号Yの後に続けて色差信号R−Y,B−Yが
択一的かつ交互に与えられるような映像信号が、1水平
ラインずつクロック周波数13.5MHzで入力される。この
1ライン分の映像信号(Y,R−Y)もしくは(Y,B−Y)
は、次に20.25MHzのクロックで、ラインメモリ10より出
力されフレームメモリ12に書き込まれる。書込におい
て、フレームメモリ12は、フレームメモリ制御回路20よ
り書込制御信号およびチップ・セレクト信号等の制御信
号を受けるとともに、アドレス切替回路50を介して書込
アドレス発生回路30より書込用のアドレスを受ける。
第2図は、フレームメモリ12のアドレス構成を示す。
図示のように、このフレームメモリ12はY蓄積用の第1
のフィールドメモリ12Aと、R−Y,B−Y蓄積用の第2の
フィールドメモリ12Bとからなる。第1のフィールドメ
モリ12Aは、それぞれ(256×256)容量の2相のフィー
ルドメモリM0,M1からなり、各相は176個のカラム・アド
レスと240個のロー・アドレスを有する。第2のフィー
ルドメモリ12Bは(256×256)容量の単一メモリで、176
個のカラム・アドレスと240個のロー・アドレスを有す
る。このようなメモリ構成により、1フレームにつき同
一水平ラインのYとR−Y、およびYとB−Yがそれぞ
れ同一のアドレスで第1および第2フィールドメモリ12
A,12Bに蓄積されるようになっている。
すなわち、第9図のフォーマットによる水平ライン
[23]のY,R−Yが与えられると、それらのY,R−Yのデ
ータは第1および第2のフィールドメモリ12Aの第1行
にそれぞれ書き込まれ、その際に352個分のYのデータ
は1個ずつ交互に2つの相M0,M1に分配される。次に、
水平ライン[25]のY,B−Yが与えられると、それらの
Y,B−Yのデータは第1および第2のフィールドメモリ1
2Aの第2行にそれぞれ書き込まれ、その際にも352個分
のYのデータは1個ずつ交互に2つの相M0,M1に分配さ
れる。同様にして、水平ライン[27]のY,R−Yは両メ
モリ12A,12Bの第3行にそれぞれ書き込まれ、水平ライ
ン[29]のY,B−Yは両メモリ12A,12Bの第4行にそれぞ
れ書き込まれる。このようして、各水平ライン[4i+2
3]のYとR−Yは同一のアドレスで第1および第2フ
ィールドメモリ12A,12Bに蓄積され、各水平ライン[4i
+25]のYとB−Yは同一のアドレスで両フィールドメ
モリ12A,12Bに蓄積される。
第3図は、本実施例による書込アドレス発生回路30、
読出アドレス発生回路40およびアドレス切替回路50の具
体的回路構成例を示す。書込アドレス発生回路30は、ロ
ー・アドレス発生用のアドレス・カウンタ32とカラム・
アドレス発生用のアドレス・カウンタ34とで構成され
る。読出アドレス発生回路40も、同様に、ロー・アドレ
ス発生用のアドレス・カウンタ42とカラム・アドレス発
生用のアドレス・カウンタ44とで構成される。アドレス
切替回路50は、ロー・アドレス切替用のマルチプレクサ
52と、カラム・アドレス切替用のマルチプレクサ54とで
構成される。
書込アドレス発生回路30において、ロー・アドレス・
カウンタ32は、プリセット値入力端子Dに“0"データを
定常的に受け、ロード端子LDに制御回路20よりWYLOADを
1フレーム毎に受け、クロック入力端子CKに制御回路20
よりDISPを2水平期間毎に受け、各フレーム期間内にお
いて初期値(“0")から開始して2水平期間毎に1ずつ
増分する書込用のロー・アドレスを発生する。カラム・
アドレス・カウンタ34は、プリセット値入力端子Dに
“0"データを定常的に受け、ロード端子LDに制御回路20
よりWXLOADを1水平期間毎に2度受け、クロック入力端
子CKに制御回路20よりデータ入力中にWCKを入力クロッ
ク周波数(20.25MHz)で受け、各水平期間内において初
期値(“0")から開始してWCK毎に1つずつ増分する書
込用のカラム・アドレスを2度発生する。
第4図および第5図は、フレームメモリ12の書込動作
を示す。書込時は、制御回路20からの制御信号CONTにし
たがってアドレス切替回路50の両マルチプレクサ52,54
はそれぞれ書込アドレス発生回路30側に切り替えられ
る。
第4図の水平期間内タイミングにおいて、水平同期信
号の直後、ロード信号WYLOADがイネーブル状態(“L")
の下でDISPが“H"に立ち上がることにより(第4図
(E),(F))、それに応動してロー・アドレス・カ
ウンタ32は初期値“0"をロードする。次いで、ロード信
号WXLOADがイネーブル状態(“L")の下で入力データと
同期して書込クロック信号WCKが入力すると(第4図
(B),(C),(D))その最初のクロックの立ち上
がりに応動してカラム・アドレス・カウンタ34は初期値
“0"をロードし、この初期値からWCKをカウントし始め
る。上記のような初期値のロードが終わると、ロード信
号WYLOAD,WXLOADは“H"になる(第4図(D),
(E))。一方、この時、フレームメモリ12において
は、第1フィールドメモリ12Aが制御回路20によって書
込モードに切り替えられている。しかして、ロー・アド
レス・カウンタ32より第1フィールドメモリ12Aの第1
行を指示するロー・アドレスが発生され、カラム・アド
レス・カウンタ34よりWCKに同期して初期値A0(0)か
らA1(1),A2(2)…A176(176)まで増分するカラム
・アドレスが発生され、これにより水平ライン[23]の
Yの352個のデータは第1フィールドメモリ12Aの2相M
0,M1の第1行に書き込まれる。
このYの書込終了間際に、ロード信号WXLOADがいった
ん“L"に立ち上がり、次いで“H"に立ち上がる(第4図
(D))。これにより、カラム・アドレス・カウンタ34
に再び初期値(“0")がロードされ、カラム・アドレス
は初期値A0(0)に戻り、再びその初期値から1つずつ
増分する。一方、フレームメモリ12においては第2フィ
ールドメモリ12Bが書込モードに切り替えられる。これ
により、水平ライン[23]のR−Yの176個のデータは
第2フィールドメモリ12Aの第1行に書き込まれる。
このようにして、水平ライン[23]のY,R−Yの書込
みが終了し、次の水平同期信号が来るとDISPはいったん
“L"に変わり、その次の水平期間が開始すると“H"に立
ち上がる(第5図(C),(D))。この立ち上がりに
応動してロー・アドレス・カウンタ32がカウント・アッ
プし、ロー・アドレスはフィールドメモリ12A,12Bの第
2行を指定する値となる。しかして、上記と同様な動作
により、水平ライン[25]のY,B−Yはそれぞれ第1お
よび第2のフィールドメモリ12A,12Bの第2行に書き込
まれる(第5図(B))。このようにして、変換前映像
信号のYは水平ライン毎に第1フィールドメモリ12Aの
各行に順次書き込まれ、変換前映像信号のR−Y,B−Y
は水平ライン毎に第2フィールドメモリ12Bの各行に交
互に書き込まれる。
次に、フレームメモリ12の読出動作について説明す
る。第3図の読出アドレス発生回路40において、ロー・
アドレス・カウンタ42は、プリセット値入力端子Dに
“0"データを定常的に受け、ロード端子LDに制御回路20
よりRYLOADを1フレーム毎に受け、クロック入力端子CK
に制御回路20よりDISP2を1水平期間毎に受け、各フレ
ーム期間内において初期値(“0")から開始して1水平
期間毎に1ずつ増分する読出用のロー・アドレスを発生
する。ロー・アドレス・カウンタ32は、プリセット値入
力端子Dに“0"データを定常的に受け、ロード端子LDに
制御回路20よりRXLOADを1水平期間毎に2度受け、クロ
ック入力端子CKに制御回路20よりデータ入力中にRCKを
出力クロック周波数(20.25MHz)で受け、各水平期間内
において初期値(“0")から開始してRCK毎に1つずつ
増分する読出用のカラム・アドレスを2度発生する。
第6図および第7図は、フレームメモリ12の読出動作
を示す。読出時は、制御回路20からの制御信号CONTにし
たがってアドレス切替回路50の両マルチプレクサ52,54
はそれぞれ読出アドレス発生回路40側に切り替えられ
る。
第6図の水平期間内のタイミングにおいて、水平同期
信号の直後、ロード信号RYLOADがイネーブル状態
(“L")の下でDISPが“H"に立ち上がることにより(第
6図(F),(G))、それに応動してロー・アドレス
・カウンタ42は初期値“0"をロードする。次いで、ロー
ド信号RXLOADがイネーブル状態(“L")の下で読出クロ
ック信号RCKが入力すると(第4図(B),(C),
(E))、その最初のクロックの立ち上がりに応動して
カラム・アドレス・カウンタ44は初期値“0"をロード
し、この初期値からRCKをカウントし始める。上記のよ
うな初期値のロードが終わると、ロード信号RYLOAD,RXL
OADは“H"になる(第4図(E),(F))。一方、こ
の時、フレームメモリ12においては、第1フィールドメ
モリ12Aが制御回路20によって読出モードに切り替えら
れている。しかして、ロー・アドレス・カウンタ42より
第1フィールドメモリ12Aの第1行を指示するロー・ア
ドレスが発生され、カラム・アドレス・カウンタ44より
RCKに同期して初期値A0(0)からA1(1),A2(2)…
A176(176)まで増分するカラム・アドレスが発生さ
れ、これにより第1のフィールドメモリ12Aより水平ラ
イン[23]のYが読み出される。
このYの読出終了間際に、ロード信号RXLOADがいった
ん“L"に立ち下がり、次いで“H"に立ち上がる(第4図
(E))。これにより、カラム・アドレス・カウンタ44
に再び初期値(“0")がロードされ、カラム・アドレス
は初期値A0(0)に戻り、再びその初期値から1つずつ
増分する。一方、フレームメモリ12においては第2フィ
ールドメモリ12Bが読出モードに切り替えられる。これ
により、第1フィールドメモリ12Aの第1行より水平ラ
イン[23]のR−Yが読み出される。
このようにして、水平ライン[23]のY,R−Yの読出
が終了すると、DISPはいったん“L"に変わり、次の水平
期間が開始すると“H"に立ち上がる(第6図(G),第
7図(C),(D))。この立ち上がりに応動してロー
・アドレス・カウンタ32がカウント・アップし、ロー・
アドレスはフィールドメモリ12A,12Bの第2行を指定す
る値となる。しかして、上記と同様な動作により第1お
よび第2のフィールドメモリ12Bより水平ライン[25]
のY,B−Yがそれぞれ読み出される(第5図(B))。
このように、1水平期間毎にY,R−Y,Y,B−Yが交互に第
1および第2のフィールドメモリ12A,12Bより読み出さ
れる。
次に、出力ラインメモリ14A〜18Bの作用について説明
する。これらのラインメモリは出力ラインメモリ制御回
路60からの制御信号,クロックを受けて次のように動作
する。
先ず、水平期間HD0で、フレームメモリ12より水平ラ
イン[23]の(Y)0,(R−Y)0が出力されると、
(Y)0はラインメモリ14Aに20.25MHzのクロックで書
き込まれ、(R−Y)0はラインメモリ16Aに20.25MHz
のクロックで聞き込まれる。次の水平期間HD1で、ライ
ンメモリ14Aより(Y)0が6.75MHzのクロックで読み出
されると同時に、それと時間を揃えてラインメモリ16A
より(R−Y)0が3.375MHzのクロックで読み出され
る。一方、この水平期間HD1中にフレームメモリ12より
読み出された水平ライン[25]の(Y)1,(B−Y)1
は、(Y)1がラインメモリ14Bに書き込まれ、(B−
Y)1がラインメモリ18Bに書き込まれる。次の水平期
間HD2では、ラインメモリ14Bより(Y)1が6.75MHzの
クロックで読み出されると同時に、それと時間を揃えて
ラインメモリ16Aより(R−Y)0が再度3.375MHzのク
ロックで、またラインメモリ18Bより(B−Y)0が3.3
75MHzのクロックで読み出される。この間、フレームメ
モリ12より出力された水平ライン[27]の(Y)2,(R
−Y)2は、(Y)2がラインメモリ14Aに書き込ま
れ、(R−Y)2がラインメモリ16A,16Bに書き込まれ
る。そして、次の水平期間HD3で、ラインメモリ14A,16
B,18Bより(Y)2,(R−Y)2,(B−Y)1が上記の
クロックで時間を揃えて同時に読み出される。
以上のような動作により、装置出力端子70,72,74に
は、互いに時間軸が揃い、通常のテレビ受像機に表示可
能な映像信号な得られる。さらに、この実施例では、出
力ラインメモリ14A〜18Bの読出クロック周波数は6.75MH
zで、変換前映像信号のサンプリングクロック周波数13.
5MHzの1/2であるから、水平方向において各画素の表示
範囲が2倍になり、ひいては画面全体が2倍に拡大表示
される。
実施例2 次に、第9図および第10図につき第2の実施例を説明
する。この実施例は、画面内の任意の位置での拡大表示
を可能とするものである。このために、第9図におい
て、出力ラインメモリ(14A,14B)、(16A,16B)、(18
A,18B)の後段には5補間回路80,82,84および補間フィ
ルタ90,92,94がそれぞれ接続される。さらに、第10図に
おいて、読出アドレス発生回路40´のロー・アドレス・
カウンタ42,カラム・アドレス・カウンタ44のそれぞれ
のプリセット入力端子Dには外部(例えば制御回路20)
より任意の値に設定可能なプリセット値PRESET Yおよ
びPRESET Xが与えられる。これにより、フレームメモ
リ12の読出においては、ロー・アドレス・カウンタ42か
らのロー・アドレスがPRESET Yから開始し、カラム・
アドレス・カウンタ44からのカラム・アドレスが水平期
間毎にPRESET Xから開始する。また、この実施例によ
れば、垂直方向における画面拡大のため、DISP2が2水
平期間毎に与えられ1水平期間置にフレームメモリ12の
読出が行われる。すなわち、水平期間HD0で(Y)0が1
76データ、(R−Y)0が88データ分読み出されると、
次の水平期間HD2は読出休止期間で、次の水平期間HD2で
(Y)1,(B−Y)1が読み出される。
ラインメモリ14A〜18Bにおいても、1水平期間置に読
出が行われ、例えば水平期間HDj中に(Y)i,(R−
Y)i,(B−Y)i+iが時間を揃えて同時に読み出さ
れると、次の水平期間HDj+1は読出休止期間で、その
次の水平期間HDj+2中に(Y)i+1,(R−Y)i,
(B−Y)i+1が時間を揃えて同時に読み出され、そ
の次の水平期間HDj+3は読出休止期間となる。そし
て、この実施例では、画素数が1/2になっているため、
水平方向における画面拡大を行う。このため、Yは3.37
5MHzのクロックで読み出され、R−Y,B−Yは1.6975MHz
のクロックで読み出される。
補間回路80,82,84は、周知の“0"挿入回路からなり、
ラインメモリ14A〜18Bより入力した映像信号に対して、
画素データの存在しない上下の水平ラインと、6.75MHz
でサンプリングしたときに2クロックにわたって同一デ
ータが続くため左右のドット位置に値“0"のデータを挿
入する。補間フィルタ90,92,94は、周知な構成の回路
で、角画素の左右・上下方向を平滑化する。
以上のような動作・作用により、装置出力端子70,72,
74にはサンプリング周波数6.75MHzで(352×240)個の
画素データを与える映像信号が得られ、この映像信号は
テレビ受像機で通常のテレビ画面サイズに表示される。
[発明の効果] 本発明は、上述したような構成を有することにより、
次のような効果を奏する。
請求項1の映像信号変換装置によれば、2層のフィー
ルドメモリからなるフレームメモリを用いて変換前映像
信号のYを第1のフィールドメモリに蓄積し、R−Y,B
−Yを第2のフィールドメモリに交互に蓄積し、その際
に同一ライン上のYとR−Y、およびYとB−Yをそれ
ぞれ互いに対応するアドレスで書き込み、読出時には一
定の周期で1ライン分の(Y)i,(R−Y)iおよび1
ライン分の(Y)i+1,(R−Y)i+1をそれぞれフ
レームメモリより読み出し、遅延手段により1水平期間
中に(Y)i,(R−Y)i,(B−Y)i+1を時間揃え
て同時に出力し、次の1水平期間中に(Y)i+1,(R
−Y)i,(B−Y)i+1を時間を揃えて同時に出力す
るようにしたので、通常のテレビ受像機で表示可能な映
像信号が得られる。
請求項2の映像信号変換装置によれば、一定の初期値
から開始して1水平期間毎にロー・アドレスを増分させ
ると同時に、1水平期間中に2度一定の初期値から開始
して一定の周期でカラム・アドレスを増分させることに
より、同一のアドレスで1水平ライン分の(Y)i,(R
−Y)iまたは1水平ライン分の(Y)i+1,(B−
Y)i+1をフレームメモリより読み出すようにしたの
で、簡単な回路構成で読出の制御を行うことができる。
請求項3の映像信号変換装置によれば、遅延手段の読
出クロック周波数を変換前映像信号のサンプリングクロ
ック周波数の1/2とすることで、水平方向において1画
素当たりの表示範囲を拡大し、ひいては画面全体を拡大
して表示することができる。
請求項4の映像信号変換装置によれば、フレームメモ
リより1水平期間置(2水平期間毎)に1水平ライン分
の(Y)i,(R−Y)iと1水平ライン分の(Y)i+
1,(R−Y)i+1とを交互に読み出し、遅延手段より
1水平期間置に1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)i,
(B−Y)i+1と1水平ライン分の(Y)i+1,(R
−Y)i+1,(B−Y)i+1をそれぞれ時間を揃えて
同時に変換前映像信号のサンプリングクロック周波数の
1/4のクロック周波数で読み出し、次いで補間手段によ
り画素データ間の隙間に補間を行うようにしたので、通
常のテレビ受像機で良好な拡大画面を得ることができ
る。
請求項5の映像信号変換装置によれば、請求項4の装
置において、読出制御手段におけるロー・アドレスとカ
ラム・アドレスの初期値の任意の値に設定可能とするこ
とにより、画面内の任意の位置で画面を拡大することが
できる。
請求項6の映像信号変換装置によれば、請求項1また
は4の装置において、一定の初期値から開始して1水平
期間毎にロー・アドレスを増分させると同時に、1水平
期間中に2度一定の初期値から開始して一定の周期でカ
ラム・アドレスを増分させることにより、同一のアドレ
スで1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)iまたは1水
平ライン分の(Y)i+1,(B−Y)i+1をフレーム
メモリに書き込むようにしたので、簡単な回路構成での
書込の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例による映像信号変換装
置の全体構成を示すブロック図、 第2図は、第1の実施例のフレームメモリ12のアドレス
構成を示す図、 第3図は、第1図のフレームメモリ12に対して書込・読
出を制御する回路の具体的構成を示すブロック図、 第4図は、フレームメモリ12の書込動作を説明するため
のタイミング図、 第5図は、フレームメモリ12の書込動作をフレーム周期
でみたタイミング図、 第6図は、第1の実施例によるフレームメモリ12の読出
動作を説明するためのタイミング図、 第7図は、第1の実施例によるフレームメモリ12の書込
動作をフレーム周期でみたタイミング図、 第8図は、第1の実施例によるラインメモリ14A〜18Bの
作用を示すタイミング図、 第9図は、第2の実施例による映像信号変換装置の全体
構成を示すブロック図、 第10図は、第2の実施例によりフレームメモリ12に対し
て書込・読出を制御する回路の具体的構成を示すブロッ
ク図、および 第11図は、本発明の対称とする変換前映像信号の画像フ
ォーマットを示す図である。 12……フレームメモリ、 12A,12B……フィールドメモリ、 14A〜18B……ラインメモリ、 20……フレームメモリ制御回路、 30……書込アドレス発生回路、 32……書込用ロー・アドレス・カウンタ、 34……書込用カラム・アドレス・カウンタ、 40,40´……読出アドレス発生回路、 42,42´……読出用ロー・アドレス・カウンタ、 44(44´)……読出用カラム・アドレス・カウンタ、 50……アドレス切替回路、 52,54……マルチプレクサ、 54……ラッチ回路、 60……出力ラインメモリ制御回路、 80〜84……補間回路、 90〜94……補間フィルタ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フレーム内に輝度信号Yがノンインタレ
    ース方式で与えられるとともに、各水平期間中に輝度信
    号Yの後に続けて色差信号R−Y,B−Yが択一的かつ交
    互に与えられるようなフォーマットの映像信号をテレビ
    受像機に表示可能な映像信号に変換するための映像信号
    変換装置であって、 水平期間毎に与えられる前記映像信号のYを蓄積するた
    めの第1のフィールドメモリと、水平期間毎に交互に与
    えられる前記映像信号のR−Y,B−Yを蓄積するための
    第2のフィールドメモリからなるフレームメモリと、 同一の水平期間中に与えられるY,R−Yを互いに対応す
    るアドレスで前記第1および第2のフィールドメモリに
    それぞれ書き込み、同一の水平期間中に与えられるY,B
    −Yを互いに対応するアドレスで前記第1および第2の
    フィールドメモリにそれぞれ書き込むための書込制御手
    段と、 一定の周期で1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)iを
    互いに対応するアドレスで前記第1および第2のフィー
    ルドメモリよりそれぞれ読み出すとともに1水平ライン
    分の(Y)i+1,(B−Y)i+1を互いに対応するア
    ドレスで前記第1および第2のフィールドメモリよりそ
    れぞれ読み出すための読出制御手段と、 一定の期間中に前記フレームメモリより読み出された1
    水平ライン分の(Y)i,(R−Y)i,(Y)i+1,(B
    −Y)i+1を入力し、1水平期間中に(Y)i,(R−
    Y)i,(B−Y)i+1を時間を揃えて同時に出力し、
    次の1水平期間中に(Y)i+1,(R−Y)i,(B−
    Y)i+1を時間を揃えて同時に出力するための遅延手
    段と、 を具備することを特徴とする映像信号変換装置。
  2. 【請求項2】前記読出制御手段は、一定の初期値から開
    始して1水平期間毎に増分するロー・アドレスを発生す
    るロー・アドレス発生手段と;一定の初期値から開始し
    て一定の周期で増分するカラム・アドレスを1水平期間
    中に2度発生するカラム・アドレス発生手段とを備える
    こと特徴とする請求項1に記載の映像信号変換装置。
  3. 【請求項3】前記遅延手段は、(Y)i,(R−Y)i,
    (Y)i+1,(B−Y)i+1のそれぞれを変換前映像
    信号のサンプリングクロック周波数の1/2のクロック周
    波数で出力することを特徴とする請求項1に記載の映像
    信号変換装置。
  4. 【請求項4】1フレーム内に輝度信号Yがノンインタレ
    ース方式で与えられるとともに、各水平期間中に輝度信
    号Yの後に続けて色差信号R−Y,B−Yが択一的かつ交
    互に与えられるようなフォーマットの映像信号をテレビ
    受像機に表示可能な映像信号に変換するための映像信号
    変換装置であって、 水平期間毎に与えられる前記映像信号のYを蓄積するた
    めの第1のフィールドメモリと、水平期間毎に交互に与
    えられる前記映像信号のR−Y,B−Yを蓄積するための
    第2のフィールドメモリからなるフレームメモリと、 同一の水平期間中に与えられるY,R−Yを互いに対応す
    るアドレスで前記第1および第2のフィールドメモリに
    それぞれ書き込み、同一の水平期間中に与えられるY,B
    −Yを互いに対応するアドレスで前記第1および第2の
    フィールドメモリにそれぞれ書き込むための書込制御手
    段と、 1水平期間中に1水平ライン分の(Y)i,(R−Y)i
    を互いに対応するアドレスで前記第1および第2のフィ
    ールドメモリよりそれぞれ読み出し次の1水平期間を読
    出休止期間とし、次の1水平期間中に1水平ライン分の
    (Y)i+1,(B−Y)i+1を互いに対応するアドレ
    スで前記第1および第2のフィールドメモリよりそれぞ
    れ読み出し、次の1水平期間を読出休止期間とする読出
    制御手段と、 一定の期間中に前記フレームメモリより読み出された1
    水平ライン分の(Y)i,(R−Y)i,(Y)i+1,(B
    −Y)i+1を入力し、1水平期間中に(Y)i,(R−
    Y)i,(B−Y)i+1を時間を揃えて同時に変換前映
    像信号のサンプリングクロック周波数の1/4のクロック
    周波数で出力し、次の1水平期間は出力休止期間とし、
    次の1水平期間中に(Y)i+1,(R−Y)i,(B−
    Y)i+1を時間を揃えて同時に変換前映像信号のサン
    プリングクロック周波数の1/4のクロック周波数で出力
    し、次の1水平期間を出力休止期間とする遅延手段と、 前記遅延手段より出力されるデータに対して所定の補間
    処理を施す補間手段と、 を具備することを特徴とする映像信号変換装置。
  5. 【請求項5】前記読出制御手段は、任意の値に設定可能
    な初期値から開始して2水平期間毎に増分するロー・ア
    ドレスを発生するロー・アドレス発生手段と;任意の値
    に設定可能な初期値から開始して一定の周期で増分する
    カラム・アドレスを一水平期間中に2度発生するカラム
    ・アドレス発生手段とを備えることを特徴とする請求項
    4に記載の映像信号変換装置。
  6. 【請求項6】前記書込制御手段は、一定の初期値から開
    始して一定の周期で増分するロー・アドレスを発生する
    ロー・アドレス発生手段と;一定の初期値から開始して
    一定の周期で増分するカラム・アドレスを1水平期間中
    に2度発生するカラム・アドレス発生手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1または4に記載の映像信号変換
    装置。
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