JP3076612B2 - ラインサーマルプリンタ - Google Patents

ラインサーマルプリンタ

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JP3076612B2
JP3076612B2 JP5679191A JP5679191A JP3076612B2 JP 3076612 B2 JP3076612 B2 JP 3076612B2 JP 5679191 A JP5679191 A JP 5679191A JP 5679191 A JP5679191 A JP 5679191A JP 3076612 B2 JP3076612 B2 JP 3076612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印字情報をドットイ
メージに展開してラインサーマルヘッドで印字するライ
ンサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラインサーマルプリンタのサー
マルヘッドは、供給される用紙の搬送方向に対して直交
するように、各ドットを構成する複数の発熱抵抗体を例
えば1列に配置して形成されている。ラインサーマルヘ
ッドの発熱抵抗体の長さより短い幅の用紙が搬送されつ
つ印字されるようになっている。このようなラインサー
マルヘッドの発熱抵抗体は、印字する毎に微小量磨耗す
るため、経時変化により発熱抵抗体は印字不良になるこ
とがある。
【0003】そこで、発熱抵抗体の1つ1つについて、
不良か否かをチェックする回路を設けて、一般的に断線
チェックと呼ばれる検査工程ができるラインサーマルプ
リンタが知られている。
【0004】このラインサーマルプリンタでは、例えば
予め設定された印字量を越えると断線チェックとして、
ラインサーマルヘッドに設けられた全ての発熱抵抗体に
対して不良か否かの検査を行なえるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし例えば、ライン
サーマルヘッドでラベル等に印字する場合は、ラインサ
ーマルヘッドに形成された発熱抵抗体全てが使用される
ことはなく、ラベル幅に応じた発熱抵抗体のみが使用さ
れていた。
【0006】そこで、ラインサーマルヘッドに設けられ
た発熱抵抗体全てに対して不良か否かを検査したとき
に、ラベル幅から外れた位置の全く使用されない発熱抵
抗体において不良が見付けられると、断線エラーとして
処理されていたので、使用者は断線エラーに対する処置
を取らなければならなかった。その場合、使用しない発
熱抵抗体の不良であるから業務には支障はないが、断線
エラーとして業務を中断しなければならないため、実質
的に業務に支障を与える虞があった。また、この使用さ
れない発熱抵抗体の検査にかかる時間等が無駄であると
いう問題があった。
【0007】そこでこの発明は、ラインサーマルヘッド
に設けられた発熱抵抗体のうち、業務において使用され
る発熱抵抗体のみの検査ができ、発熱抵抗体の検査が効
率的に行われて業務に支障を与えないラインサーマルプ
リンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、印字情報を
ドットイメージに展開して各ドットを構成する複数の発
熱抵抗体を配列してなるラインサーマルヘッドで用紙に
印字するラインサーマルプリンタにおいて、用紙の大き
さを入力する入力手段と、この入力手段により入力され
た用紙の大きさをラインサーマルヘッドの発熱抵抗体の
数に換算する換算手段と、この換算手段により換算され
た発熱抵抗体の数とラインサーマルヘッドを構成する発
熱抵抗体の総数とから用紙の両端の無印字範囲に対応す
る発熱抵抗体の数を算出する演算手段と、この演算手段
により算出された数の無印字範囲に対応する発熱抵抗体
を除いてラインサーマルヘッドの発熱抵抗体の不良を検
査する検査手段とを設けたものである。
【0009】
【作用】このような構成の本発明においては、入力手段
により用紙の大きさが入力されると、先ず、その用紙の
大きさがラインサーマルヘッドの発熱抵抗体の数に換算
され、さらに、その換算された発熱抵抗体の数とライン
サーマルヘッドを構成する発熱抵抗体の総数とから、用
紙の両端の無印字範囲に対応する発熱抵抗体の数が算出
される。そして、この算出された数の無印字範囲に対応
する発熱抵抗体を除いてラインサーマルヘッドの発熱抵
抗体の不良が検査される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照し
明する。なお、この実施例はこの発明をラインサーマ
ルヘッドによりラベルを印字するラベルプリンタに適用
したもので、図1において、1は制御部本体を構成する
CPU(中央演算処理装置)である。このCPU1が行
う処理のプログラムデータが記憶されたROM(リード
・オンリ・メモリ)2および前記CPU1が処理を行う
ときに使用する各種メモリエリアが形成されたRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)3は、システムバス4
により前記CPU1と接続されている。
【0011】キーボード5に接続されたキーボード入力
回路6、ラベル用紙をラインサーマルヘッド7に供給す
るためのステッピングモータ8を制御するステッピング
モータドライバ9および前記ラインサーマルヘッド7を
制御すると共に前記ラインサーマルヘッド7に形成され
た1280個の発熱抵抗体をチェックする断線チェック
回路10を制御するヘッド駆動回路11は、前記システ
ムバス4により前記CPU1に接続されている。通信用
I/F12は回線によりホストコンピュータ13に接続
されると共に、システムバス4により前記CPU1と接
続されている。図2に前記CPU1が行う要部処理の流
れ図を示す。
【0012】まずホストコンピュータ13からの通信用
I/F12を介してコマンドが受信されるまでの待機状
態になっており、コマンドが受信されると断線チェック
コマンドか否かを判断し、断線チェックコマンドでなけ
れば、他のコマンド処理を行うようになっている。受信
したコマンドが断線チェックコマンドならば、図3に示
す断線チェックコマンド処理を行うようになっている。
なお、他のコマンド処理および断線チェックコマンド処
理が終了すると、この要部処理の最初に戻りコマンド受
信の待機状態となる。断線チェックコマンド処理は、ま
ず、断線チェックコマンドにラベル幅が設定されている
か否かを判断する。なお、このラベル幅はキーボード5
のキー入力、またはホストコンピュータ13からコマン
ドにより設定されるようになっている。(入力手段)
【0013】ラベル幅が設定されていなければ、ライン
サーマルヘッドに形成された全ての発熱抵抗体に対し
て、不良か否かのチェックを行い、この段線チェックコ
マンド処理を終了する。また、ラベル幅が設定されてい
れば、その設定されたラベル幅(mm単位)を対応する
発熱抵抗体の数「D」に換算する。(換算手段)
【0014】換算された発熱抵抗体の数Dについて、ラ
ベルの両端の無印字範囲に対応する発熱抵抗体の数
「A」を次式により算出する。(演算手段) A=(1280−D)/2 次に、先頭の発熱抵抗体からA番目の発熱抵抗体までを
未チェックのまま処理し、RAM3に形成されたカウン
タ「n」に1を立てる。以降、段線チェック回路10に
よりA+n番目の発熱抵抗体をチェックし、続いてカウ
ンタ「n」にn+1を立てる操作を、n=Dになるまで
繰り返す。上述したようにして、A+1番目から128
0−A番目までのD個の発熱抵抗体の不良か否かのチェ
ックを行う。(検査手段)
【0015】n=Dになると、残りの1280−A+1
番目から1280番目までのA個の発熱抵抗体を未チェ
ックのまま処理して、この断線チェックコマンド処理を
終了する。
【0016】このように本実施例においては、例えば、
図4に示すラベル幅100mmのラベル12を印字する
場合、160mm幅1280ドットのラインサーマルヘ
ッド7の中央にラベルが配置される。
【0017】ここでラベル幅設定コマンド[ESC]L
W;100[LF][NUL]を送信すると、ラベル幅
100mmが入力される。このラベル幅は800(=
D)個の発熱抵抗体に換算される。そこで使用されない
発熱抵抗体は、ラベルの両端にそれぞれ240(=A)
個と算出される。次に断線チェックコマンド[ESC]
HD;000[LF][NUL]を送信すると、ドット
No.241からドットNo.1040までの印字ドッ
ト部に対して、不良か否かのチェックが行われるように
なっている。
【0018】このように本実施例によれば、断線チェッ
クコマンドにおいて、単にラベル幅を設定して送信する
だけで、通常業務で使用されないラインサーマルヘッド
の発熱抵抗体の断線チェックを行わずに、使用される発
熱抵抗体のみの断線チェックが行われる。従って、断線
チェックの効率が良く、しかも使用されない発熱抵抗体
の断線エラーにより業務に支障を与えるということは起
きない。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
業務において使用される用紙の大きさを入力手段により
入力するだけで、ラインサーマルヘッドに設けられた発
熱抵抗体のうちその業務において使用される発熱抵抗体
のみの検査ができ、発熱抵抗体の検査が効率的に行われ
て業務に支障を与えないラインサーマルプリンタを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例を示す要部処理の流れ図。
【図3】同実施例を示す断線チェックコマンド処理の流
れ図。
【図4】同実施例のラインサーマルヘッドとラベルの配
置例。
【符号の説明】
1…CPU、5…キーボード、7…ラインサーマルヘッ
ド、10…断線チェック回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字情報をドットイメージに展開して
    ドットを構成する複数の発熱抵抗体を配列してなるライ
    ンサーマルヘッドで用紙に印字するラインサーマルプリ
    ンタにおいて、前記用紙の大きさを入力する入力手段
    と、この入力手段により入力された前記用紙の大きさ
    前記ラインサーマルヘッドの発熱抵抗体の数に換算する
    換算手段と、この換算手段により換算された発熱抵抗体
    の数と前記ラインサーマルヘッドを構成する発熱抵抗体
    の総数とから前記用紙の両端の無印字範囲に対応する発
    熱抵抗体の数を算出する演算手段と、この演算手段によ
    り算出された数の無印字範囲に対応する発熱抵抗体を除
    いて前記ラインサーマルヘッドの発熱抵抗体の不良を検
    査する検査手段とを設けたことを特徴とするラインサー
    マルプリンタ。
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