JP3076387B2 - 修正されたパターンフィルム - Google Patents

修正されたパターンフィルム

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JP3076387B2
JP3076387B2 JP5004291A JP5004291A JP3076387B2 JP 3076387 B2 JP3076387 B2 JP 3076387B2 JP 5004291 A JP5004291 A JP 5004291A JP 5004291 A JP5004291 A JP 5004291A JP 3076387 B2 JP3076387 B2 JP 3076387B2
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二次夫 石井
敏 浜津
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板の回路
形成時に用いられるパターンフィルムにおいて、その不
良箇所を修正されたパターンフィルムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板において回路の形成は、
銅箔等を表面に貼った金属箔張り積層板の表面に液状エ
ッチングレジストを塗布するかあるいはドライフィルム
レジストを張り付けてレジストを設け、次にこのレジス
トにパターンフィルムを重ねて露光した後に、現像して
レジストを部分的に溶解除去し、そしてエッチング処理
して金属箔のレジストで覆われていない部分を溶解除去
することによっておこなうことができる。このようなプ
リント配線板の回路形成に用いられるパターンフィルム
1は、透明フィルム5の表面にマスクパターン6を印刷
等して設け、このマスクパターン6を含めて透明フィル
ム5の表面の全面に透明の保護膜7を被覆して積層する
ことによって、図2(a)及び図3に示すように作成さ
れている。
【0003】このように作成されるパターンフィルム1
にあって、パターンフィルム1を作成する際にマスクパ
ターン6にゴミが付着したり傷が生じたりすると、正常
なパターンで露光がおこなうことができなくなるため
に、これらの不良箇所には修正が施される。この修正
は、まず不良箇所の保護膜7を削るなどして除去して図
2(b)のようにマスクパターン6の不良箇所を露出さ
せ、この不良箇所に修正を施した後に、図2(c)のよ
うに修正箇所の上に保護フィルム2を貼って、保護膜7
を除去した部分の保護をおこなうようにしておこなう。
そしてこの保護フィルム2はハサミ等で適当な形状、例
えば図6に示すように四角形に切って貼るようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのように四角
形に切って貼った保護フィルム2には、外力はその端縁
部のうち角の部分に集中し易く、保護フィルム2がこの
角の部分から剥離し易くなってパターンフィルム1から
剥がれてしまうおそれがあった。本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、保護フィルムが剥がれること
を低減することができる修正されたパターンフィルムを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、パターンフィ
ルム1の不良箇所を修正すると共にこの修正箇所の上に
保護フィルム2を貼るにあたって、保護フィルム2とし
て外形を円形に作成したものを用いるようにしたことを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】保護フィルム2の外形を円形にしているため
に、外力は保護フィルム2の外周の各部に均一に作用す
ることになり、保護フィルム2の剥離を低減することが
できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。パタ
ーンフィルム1は透明フィルム5を基体とし、その表面
にマスクパターン6を印刷等して設けると共に、このマ
スクパターン6を含めて透明フィルム5の表面の全面に
透明の保護膜7を被覆して積層することによって、既述
の図2(a)及び図3に示すように作成されている。こ
こで、プリント配線板の製造に使用するレジストがネガ
型フォトレジストの場合にはプリント配線板に設ける回
路の形状以外の部分に黒色インク等を印刷してマスクパ
ターン6を形成し、またレジストがポジ型フォトレジス
トの場合にはプリント配線板に設ける回路と同じ形状に
黒色インク等を印刷してマスクパターン6を形成するも
のである。
【0008】 このように作成されるパターンフィルム
1にあって、ゴミ等が付着してマスクパターン6に傷が
発生するなど、パターンフィルム1に不良箇所があるこ
とが検査の結果発見されると、まず図2(a)のように
不良箇所の保護膜7を削る等して剥がしてマスクパター
ン6を露出させる。そしてこの不良箇所のマスクパター
ン6を修正液で修正する。修正液としては例えば安井ケ
ミカル社製「オペキュー修正液」などを用いることがで
きる。そしてこのように不良箇所を修正した後に、図2
(c)のように保護膜7を剥がした箇所に保護フィルム
2を貼って、マスクパターン6の修正済みの箇所を保護
フィルム2で被覆して保護する。
【0009】この保護フィルム2としては透明の厚み3
〜5μ程度の薄いフィルムが使用されるものであり、例
えば富士フィルム社製「サーフガード」や、日東電工社
製「ネオマスク」などを用いることができる。そして本
発明では図1に示すように、この保護フィルム2を外形
が円形になるように切断して使用するものである。保護
フィルム2が円形であると、外力が保護フィルム2に作
用してもこの外力は保護フィルム2の外周の各部に均一
に作用することになり、保護フィルム2を四角形に切断
して使用する場合よりもパターンフィルム1からの剥離
が発生し難くすることができるのである。
【0010】ここで、保護フィルム2は離型紙等の離型
シートに貼った状態で市販されており、従来はハサミ等
を用いて切断したのちに離型シートから剥がしてパター
ンフィルム1に貼るようにしていたが、ハサミ等では正
確に円形に切断することが難しい。このためにコンパス
のような道具を用いて円形に切断するようにしている
が、この場合には円の中心において保護フィルム2に針
穴が生じることになる。そこで、図4及び図5に示すよ
うな切断装置Aを用いることによって針穴が生じること
なく保護フィルム2を円形に切断するようにしている。
【0011】すなわち、図4及び図5(a)において1
0は切断装置Aの基台であり、基台10内にはモータ1
1を取り付けてあって、このモータ11によって回転駆
動されるターンテーブル12が基台10の上面に設けて
ある。このモータ11にはリミットスイッチ13と電池
等の電源14とが直列に接続してあり、ターンテーブル
12の上面にはゴム等の軟質材で形成した軟質シート2
7が張ってある。また基台10の上方には基台10の後
端部に立設した背板15に沿って上下動自在に昇降体1
6が設けてあり、この昇降体16はバネ17によって押
し上げられるように上方へ弾発付勢してある。昇降体1
6の先部の下面にはターンテーブル12の回転中心と対
応する位置において、先が尖った中央押さえ具18が下
方に突出して設けてある。この中央押さえ具18は保護
フィルム2が移動しないように押さえるだけでよく、樹
脂やゴム等で形成して保護フィルム2に穴を明けること
がないようにしてある。また昇降体16の下面にはター
ンテーブル12の直径方向に沿うスリット28が設けて
あり、このスリット28を通して昇降体16の下方へカ
ッター等で形成される切断刃19が突出するように取り
付けてある。切断刃19の上端には内周に雌ネジを設け
たネジ筒20が取り付けてあり、ネジ筒20には昇降体
16内に設けたネジ棒21が螺挿してある。ネジ棒21
は一端部を軸受け22に回転自在に支持すると共に他端
部を昇降体16の前端面から突出させるようにしてスリ
ット28と平行に昇降体16内に支持してあり、昇降体
16から突出するネジ棒21の先端にはダイアル23が
取り付けてある。また、昇降体16の後端部には下方へ
垂下させてロッド24が設けてあり、ロッド24の下端
部は基台1の上面の通孔25から基台1内に差し込ん
で、その下端をリミットスイッチ13のアクチュエータ
26の上側に臨ませてある。
【0012】上記のように作成される切断装置Aにあっ
て、図5(a)のようにアクチュエータ26が押されて
いないときにはリミットスイッチ13はオフの状態にあ
り、モータ11への通電はなされずターンテーブル12
は回転駆動されない。そしてこの切断装置Aを用いて保
護フィルム2を円形に切断するにあたっては、離型シー
トに貼った保護フィルム2をターンテーブル12の上に
載置し、次に昇降体16を手などで上から押さえて下動
させる。このように昇降体16が下動されると、図5
(b)のようにロッド24の下端でアクチュエータ26
が押動されてリミットスイッチ13がオンの状態にな
り、モータ11への通電が開始されてモータ11が作動
してターンテーブル12が回転駆動される。またこのよ
うに昇降体16を下動させると、ターンテーブル12の
回転中心において保護フィルム2の上面に中央押さえ具
18が押圧されると共に切断刃19の先端が保護フィル
ム2に刺し込まれる。従ってターンテーブル12の回転
駆動に伴って回転される保護フィルム2を、中央押さえ
具18によって押さえられている部分を中心とし、中央
押さえ具18と切断刃19との間の距離寸法を半径する
円の外形で、切断刃19によって切断することができる
ものである。ここで、ダイアル23を回してネジ棒21
を回動させると、ネジ棒21の長手方向に沿ってネジ筒
20が螺進し、切断刃19はスリット28に沿って移動
させることができる。このように切断刃19を移動させ
ることによって切断刃19と中央押さえ具18との間の
距離寸法を変えることができ、切断する円の大きさを任
意に調整することができる。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は、パターンフィル
ムの不良箇所を修正すると共にこの修正箇所の上に保護
フィルムを貼るにあたって、保護フィルムとして外形が
円形に作成されたものを用いるようにしたので、外力が
保護フィルムに作用してもこの外力は円形の保護フィル
ムの外周の各部に均一に作用することになり、保護フィ
ルムを四角形に切断して使用する場合よりも剥がれ難く
してパターンフィルムからの剥離を低減することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】パターンフィルムの修正の手順を示すものであ
り、(a)(b)(c)はそれぞれ断面図である。
【図3】パターンフィルムの平面図である。
【図4】保護フィルムを円形に切断する装置の概略斜視
図である。
【図5】保護フィルムを円形に切断する装置を示すもの
であり、(a)(b)はそれぞれ断面図である。
【図6】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 パターンフィルム 2 保護フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 裕治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 穂積 祐吉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンフィルムの不良箇所を修正する
    と共にこの修正箇所の上に保護フィルムを貼って形成さ
    れる修正されたパターンフィルムであって、保護フィル
    ムは外形が円形に作成されていることを特徴とする修正
    されたパターンフィルム。
JP5004291A 1991-03-15 1991-03-15 修正されたパターンフィルム Expired - Fee Related JP3076387B2 (ja)

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