JPH0212067Y2 - - Google Patents

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JPH0212067Y2
JPH0212067Y2 JP433681U JP433681U JPH0212067Y2 JP H0212067 Y2 JPH0212067 Y2 JP H0212067Y2 JP 433681 U JP433681 U JP 433681U JP 433681 U JP433681 U JP 433681U JP H0212067 Y2 JPH0212067 Y2 JP H0212067Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wafer
fixing device
substrate
main body
positioning
Prior art date
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Expired
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JP433681U
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JPS57118188U (ja
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Priority to JP433681U priority Critical patent/JPH0212067Y2/ja
Publication of JPS57118188U publication Critical patent/JPS57118188U/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ウエハ固定装置の位置決め装置に関
する。
従来、電子ビーム露光装置等に設けられたウエ
ハ固定装置は、次のような機構によつてウエハの
位置決めを行つている。ウエハ固定装置の本体に
設けられた基板の表面に接着剤を塗布し、その上
にウエハ載置する。次いで、基板の周辺近傍に設
けられた位置決めブロツクに、押しねじによつて
ウエハの位置がずれないようにウエハを押し付け
る。然る後、基板の中央部に設けられた真空チヤ
ツク内を減圧状態にしてウエハを基板に吸着固定
する。而して、真空チヤツクによつてウエハを基
板面に引き寄せると、ウエハが基板面に対して完
全に平行に載置されていない場合には、ウエハが
平行になろうとする際に接着剤が厚さ分の幅内で
ウエハの局部的な上下移動が起きるが、このと
き、位置決めブロツクはウエハの周辺を前記のよ
うに押し付けているため、ウエハの周面に局部的
に大きな力が加わり、ウエハは基板面に対して完
全に平行な状態で固定されない。著しい場合には
ウエハの端面を破損する等の問題があつた。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、
ウエハの破損を防止して高い位置決め精度でウエ
ハを基板面に対してほぼ完全に平行な状態に固定
することができるウエハ固定装置の位置決め装置
を提供するものである。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例の平面図である。
図中1は、ウエハ固定装置の本体である。本体1
の図示しない真空チヤツク上にはウエハ2が固定
される基板3が取外し可能に載置されている。基
板3は2角を円弧状に切欠いた形状をなしてお
り、この切欠部3aの端部に対向して設けられた
押出ねじ4とこれに対向する基板3の側面側に設
けられた固定ブロツク5によつて所定位置に固定
されるようになつている。固定ブロツク5間に
は、所定間隔で例えばベアリングなどの円柱状
(角形でもよい)の位置決めブロツク6が立設さ
れている。また、位置決めブロツク6に対向して
切欠部3bの近傍にも位置決めブロツク6が立設
されている。第1図において、押出ねじ4の後の
本体1上には軸7が回転可能に立設されている。
軸7は、本体1内の挿入孔1bにその下部7aを
挿入して下部7aに巻装されたねじりばね8によ
つて第1図において時計方向に回転するように付
勢されている。本体1から上部に突出した回転軸
7の上部7bには、旋回ホルダー9の一端部が軸
支されている。旋回ホルダ9の他端部には、旋回
量を規制する旋回量規制ピン10が貫挿されてい
る。旋回量規制ピン10の下端部10aは、本体
1に穿設されたガイド溝1c内に嵌入されてい
る。また、旋回ホルダ9には基板3に対向するよ
うにしてマイクロメータ基体11が貫挿されてい
る。マイクロメーク基体11には、そのスピンド
ル11aが基板3上に載置されたウエハ2を位置
決め部材6に向けて押圧するようになつている。
スピンドル11aの先端部にはウエハ2の周面に
当接されるベアリング12が回転自在に取付けら
れている。前記スピンドル11aは、マイクロメ
ーク基体11の後部に設けられたつまみ11bを
回転することにより通常のマイクロメータのスピ
ンドルとほぼ同じ機構にて出入のみが行なわれ、
ベアリング12がウエハ2を押圧する際の挙動お
よび押圧力を微妙に調整できるようになつてい
る。
而して、このように構成されたウエハ固定装置
の位置決め装置13は、次のようにしてウエハ2
の位置決めを行う。まず、押出ねじ4の押出し量
を調節して基板3を固定ブロツク5に押し付けて
所定位置に設定しておく。次いで、所定量の接着
剤を基板3上に塗布した後、ウエハ2のオリエン
テーシヨンフラツト面(切欠面)2aが固定ブロ
ツク5間に設けられた位置決め部材6に当接し、
かつ、ウエハ2の周面が残りの位置決め部材6に
当接するようにして接着剤上にウエハ2を載置す
る。次に、マイクロメータ基体11の後部のつま
み11bを回転させて、ベアリング12をウエハ
2の周面に押当てる。このとき、ベアリング12
に作用する反力により、旋回ホルダ9はねじりば
ね8に抗して反時計方向(第1図において)へ旋
回し、前記つまみ11bをさらに回転させ続ける
と、ついには旋回量規制ピン10がガイド溝1c
の後端に当接し、それ以上旋回ホルダ9およびマ
イクロメーク基体11がウエハ2から遠ざかるこ
とを阻止する。この状態でわずかにつまみ11b
を回転させれば、ベアリング12はねじりばね8
の強さには関係なく、つまみ11bの回転に伴な
う押付け力にてウエハ2の周面を押圧し、該ウエ
ハ2を3つの位置決め部材6に押付け、位置決め
する。すなわち、この位置決め時には、旋回ホル
ダ9およびマイクロメーク基体11は、固定され
たと同じ状態に置かれ、マイクロメーク機構を利
用したつまみ11bとその回転によるベアリング
12の微妙な移動によつて、ウエハ2を損傷する
ことなく、的確に位置決めすることが可能とな
る。こうして、位置決めしたならば、つまみ11
bをわずかに緩め、旋回量規制ピン10とガイド
溝1cの後端との間にわずかな間隙を生じさせる
ようにする。このようにすることにより、以後ベ
アリング12はねじりばね8の付勢力にてウエハ
2を押圧し続けることになる。然る後、基板3の
中央部に設けられた真空チヤツク(図示せず)を
減圧状態にしてウエハ2を基板面に吸引して固定
する。この吸引により、ウエハ2は、全体的にわ
ずかに下降しようとし、さらにこのウエハ2が基
板面に平行に載置されていない場合には、局部的
に比較的大きく下降しようとする。このとき、旋
回ホルダ9、ベアリング12の押付け力は、ねじ
りばね8によつて定められた所定の値になされて
いるため、ウエハ2は破損することなく、円滑に
下降して基板1上に吸着固定される。
以上説明した如く、本発明に係るウエハ固定装
置の位置決め装置によれば、マイクロメータ基体
のスピンドルによつて最適の押圧力でウエハを位
置決め部材に押し付けて、しかも、マイクロメー
タ基体を旋回自在にしてばね部材で付勢された旋
回ホルダに取付けたので、ウエハの破損を防止し
て高い位置決め精度でウエハを基板面に対してほ
ぼ完全に平行な状態に固定できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の平面図、第2図
は、同実施例の−線に沿う断面図である。 1……本体、2……ウエハ、3……基板、4…
…押出ねじ、5……固定ブロツク、6……位置決
め部材、7……軸、8……ねじりばね、9……旋
回ホルダ、10……旋回量規制ピン、11……マ
イクロメータ基体、11a……スピンドル、12
……ベアリング、13……ウエハ固定装置の位置
決め装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ウエハ固定装置本体上の所定位置に設置され
    た基板上の所定位置に接着剤を介在させてウエ
    ハを載置し、該ウエハを前記基板に真空吸着さ
    せて前記接着剤を挟圧して前記ウエハを前記基
    板に固定するウエハ固定装置の前記ウエハの位
    置決め装置において、 前記基板上に載置されるウエハのオリエーテ
    ンシヨンフラツト面の2点および同フラツト面
    に続く円周外縁上の中央部より一側寄りの1点
    にそれぞれ当接可能に前記ウエハ固定装置本体
    に立設された複数の位置決め部材と、 マイクロメーク基体を保持し同マイクロメー
    タ基体のスピンドルの先端が前記ウエハの円周
    外縁上の中央より他側寄りの位置に当接するよ
    うに前記ウエハ固定装置本体上に配置されると
    共に前記ウエハの表面にほぼ垂直な軸によつて
    所定角度のみ施回可能になされた旋回ホルダ
    と、 前記スピンドルの先端をウエハの外周縁に向
    けて押圧すべく前記旋回ホルダを前記ウエハ固
    定装置本体に対して前記垂直な軸回りに付勢す
    るばね部材と を具備することを特徴とするウエハ固定装置の
    位置決め装置。 (2) 旋回ホルダに旋回量規制ピンが貫挿されてお
    り、該旋回量規制ピンの先端部が移動するガイ
    ド溝がウエハ固定装置本体に穿設されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のウエハ固定
    装置の位置決め装置。
JP433681U 1981-01-16 1981-01-16 Expired JPH0212067Y2 (ja)

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JP433681U JPH0212067Y2 (ja) 1981-01-16 1981-01-16

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JPS57118188U JPS57118188U (ja) 1982-07-22
JPH0212067Y2 true JPH0212067Y2 (ja) 1990-04-04

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JP4690028B2 (ja) * 2004-12-17 2011-06-01 株式会社ミツトヨ キャリパー形マイクロメータ

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JPS57118188U (ja) 1982-07-22

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