JPS6114044Y2 - - Google Patents

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JPS6114044Y2
JPS6114044Y2 JP11295879U JP11295879U JPS6114044Y2 JP S6114044 Y2 JPS6114044 Y2 JP S6114044Y2 JP 11295879 U JP11295879 U JP 11295879U JP 11295879 U JP11295879 U JP 11295879U JP S6114044 Y2 JPS6114044 Y2 JP S6114044Y2
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pin
positioning
plate material
movable pin
plate
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JP11295879U
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JPS5632844U (ja
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はPS版等の剛性を有する版材を焼付位
置へ正確に位置決めするための位置決め装置に関
するものである。
版材への焼付は、吸引手段を施した定盤の焼付
位置に版材を置き、これに原稿、透明シートをこ
の順に重ね、これらを定盤に真空密着させてこの
上方から露光して行なう。そして、同一原稿から
多数の版材に順次1枚ずつ迅速に焼付けるための
方法としては、本出願人が特願昭53−49460(特
開昭54−141633)「密着焼付方法」として出願し
た方法がある。この密着焼付方法は、原稿を固定
した可撓性透明シートを定盤上に順次1枚ずつ供
給される版材へローラで圧着させるやり方であ
る。そこで、版材への焼付を正確に行なうために
は、版材が定盤上に位置決めされることが必要で
ある。又、このような位置決めのための機構は、
定盤上で動作する焼付のための機構の妨げになら
ないような機構でなくてはならない。しかし、従
来の位置決め機構は、位置決め動作のとき、その
動作をする位置決めピンにより版材を押圧しすぎ
て定盤から浮くように曲げてしまうことがあり、
その結果位置決めピンが退去したときに、前記版
材の曲げの戻りによつて所定の位置から位置ずれ
を起こすことがあつた。又、位置決めピンに過度
の力がかかり、版材の縁部を損傷するトラブルも
発生していた。
本考案の目的は、版材を損傷することなく、定
盤上の焼付位置に正確に位置決めを行なう定盤上
で作動する焼付のための機構や定盤上の版材を退
去させる機構等の妨げにならない位置決め装置を
提供することである。
本考案は、位置決め時以外は定盤上から退去可
能な位置決め固定ピンにより、前記定盤上に供給
された版材を位置決めする装置において、前記固
定ピンに対向して設けられた回転可能ピンと、該
回転可動ピンを前記固定ピン方向に回動させる可
動ピン回動手段と、該可動ピン回転手段を反回転
方向に付勢する付勢手段と、前記可動ピン回転手
段の回動に伴い前記可動ピンを上下移動させる可
動ピン上下移動手段と、前記可動ピン回転手段に
回転駆動力を断続的に与える回転駆動手段とを具
備して成り、前記版材を前記回転可動ピンにより
前記固定ピンに対し押圧して位置決めすることを
特徴とする版材の位置決め装置であり、前記固定
ピンに対して押圧される版材に一定以上の力がか
からないようすることにより前記版材の縁部が損
傷しないように構成された本考案の位置決め装置
によつて上記目的は達成される。
以下、図示した実施例にて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施態様である位置決め装
置の平面図、第2図はその側面図である。先ず本
装置の概要について説明する。第1図において、
PS版等の版材Pはまず定盤1上に図示しない給
版機構により己定ピン2a,2b,2cに近接し
た位置に供給される。固定ピン2a,2b,2c
だけでは、正確に版材Pを位置決めすることはで
きない。固定ピン2a,2b,2cは定盤の中に
埋没退去可能ではあるが、位置決めのときには定
盤1より突出して位置決めピンとして働く。固定
ピン2a,2b,2cのかゝる退去手段は、例え
ばソレノイドやカム機構など公知手段が適用さ
れ、このこと自体は周知である。次に今まで定盤
1の中に埋没退去していた回動可動ピン3a,3
bは定められた順序(後述)で定盤1上に供給さ
れた版材Pを正確に位置決めする。回転可能ピン
3a,3bは交互に固定ピン2a,2b及び2c
の方向へ版材Pを、好ましくは、2回以上押すよ
うにする。固定ピン2a,2b,2c及び回転可
動ピン3a,3bはすべて位置決めが完了したあ
とは、定盤1の中へ埋没退去する機構となつてい
る。
次に本装置の要部である回転可動ピン3a又は
3b(以下3で表示する)の駆動機構を第3図〜
第6図を参照して説明する。第3図は回転可動ピ
ン3の駆動機構を示す断面図、第4図は同機構の
−断面矢視図、第5図は同じく−断面矢
視図、第6図は同じく−断面矢視図を示す。
回転可動ピン3は、バネSによつて可動ピン保持
部材5に形成された穴に埋没するよう付勢されて
おり、従つて、定盤1の表面からは通常埋没して
いる。回転可動ピン3は、版材P(図示せず)の
縁部に平面で押圧するよう押接部31を有してい
る。可動ピン保持部材5は、第1の軸7の上端に
固設されている。また回転可動ピン3の下端は、
第4図に明示したように、円板部材6のカム面6
1に当接している。円板部材6は、ねじ42によ
つて定盤1に固設されている上部本体4に固設さ
れている。位置決めされた版材Pを透明シート
(図示せず)により覆つて、該シートと定盤1と
の間を真空にするため、定盤1と上部本体4との
間はO−リング40によつてシールされ、第1の
軸7と上部本体4との間は軸受部材41によつて
シールされている。軸7の下端は円板部材8に固
設されており、突出部81が円板部材8より下方
に突出している。また、下部本体12により回転
可能に支持された第2の軸10の上端部は円板部
材9に固設されており、突出部91が円板部材9
より上方に出している。前記両突出部81と91
の間には、第5図に明示したようにバネS1が取付
けられている。バネS1は、バネ案内部83に接触
している。また、円板部材9より上方に突出した
ピン92は円板部材8に形成された遊び穴82
(第5図参照)に係合している。第2の軸10の
下端は、円板部材11に固設されており、円板部
材11から上方に突出した突出部111と、下部
本体12から下方に突出した突出部121との間
にはS2が取付けられている。円板部材11の下面
には、ピン112が下方に突出して設けられてお
り、該ピン112には回転可能にローラ13が軸
支されている。
第2の軸10には、モータMの回転駆動力を回
転駆動機構14を介して断続的に与えられるよう
になつている。回転駆動機構14は、第6図に示
すように、軸15回転可能に支持された1組の羽
根部141,142を有する。所定の角度、円板
部材11を回転させるため、羽根部141,14
2の先端の軌跡内にローラ13が入るように前記
回転駆動機構は配設されている。
以上のように構成された本回転可動ピンの駆動
機構の動作を説明する。モータMが回転すると、
適当な動力伝達機構を介して羽根部142が第6
図に示す矢印A方向に回転してローラ13に当接
し、ばねS2の付勢力に反して、羽根部142の軌
跡内にあるローラ13を所定角度回動させる。従
つて円板部材9も円板部材11及び軸10を介し
て、所定角度回動する。円板部材9上の突出部9
1も同様に回動する。すると、円板部材8の突出
部81はばねS1に引張られて回動し、ピン92も
円板部材8に対して第3図に示す位置関係のまま
同方向に回動する。すると可動ピン保持部材5と
その中に保持された回転可動ピン3も軸7を介し
て同方向に回転する。このとき、回転可動ピン3
は上部本体4に固設された円板部材6に形成され
たカム面61によつて上方へ押し上げられながら
回転することになり、押接部31が版材Pを固定
ピン2a,2b又は2cに向けて押すようにして
位置規制する。円板部材9がさらに回動し、押接
部31と固定ピン2a,2b又は2cとの間で版
材Pが挟持された状態になると、回転力は第1の
軸7に伝わらないで、ばねS1が伸びることにより
逃がされるので円板部材8は版材Pの剛性により
これ以上回動しなくなる。このとき、ピン92は
前記遊び穴82の一方縁部から他方縁部の間を移
動することになる。
羽根部142がさらに回動して、羽根部142
とローラ13との当接がはずれると、ばねS2の引
張り力によつて円板部材11、第2の軸10、円
板部材9は逆方向に回動する。この逆方向の回動
により円板部材9上のピン92が、遊び穴82を
介してこれと係合している円板部材8を位置決め
動作とは逆方向に回動される。この結果、第1の
軸7及び可動ピン保持部材5も逆方向に回転し、
回転可動ピン3はカム面61を摺動しながら下降
し、最終的には押接部31が可動ピン保持部材5
の表面より中へ埋没して本位置決め装置はもとの
状態に復帰する。
次にもう一方の羽根部141により同様な作動
が操返され、位置決め動作がより確実に行なわれ
る。回転可動ピンの作動順序としては第1に回転
可動ピン3b、第2に回転可動ピン3a、再び第
3に回転可能ピン3b、第4に回転可動ピン3a
の順でそれぞれ2回位置決め作動させることが好
ましい。なお、本実施例では、第1図に示すよう
に回転可動ピン3a及び3bは固定ピン2a,2
b及び2cに対向する版材Pの他辺にそれぞれ1
個配設されているが、回転可動ピンの数とその位
置は実施例のものに限られるわけではなく適宜に
設けることができる。前記回転駆動機構14の羽
根部141,142は2個に限定されるものでは
なく、必要に応じてその数は増すことができる。
前記実施例では一個のモータMを用いて、前記回
転駆動機構14を断続的に駆動させたが、これを
複数個のモータを用いて同期をとりながら作動さ
せてもよい。またモータの代りにロータリーソレ
ノイド等を用いることができ、いずれの変更例に
おいても本考案の効果には何ら変わりがない。そ
の他、本考案は、PS版にある程度の腰の強さの
あるシート状部材の位置決めにも使うことができ
る。
以上に詳述したように、本考案によれば版材を
四辺方向から位置規制するので正確な位置決めが
でき、また位置決めに際しては、回転可動ピンに
必要以上の力が作用しないように逃げ機構が設け
られているので、版材を損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による位置決め装置によつて
版材が定盤上に位置決めされることを説明する平
面図、第2図は同側面図、第3図は本考案による
位置決め装置の要部断面図、第4図は第3図にお
ける−断面図、第5図は−断面矢視図、
第6図は−断面矢視図である。 図中、1……定盤、2a,2b,2c……固定
ピン、3,3a,3b……回転可動ピン、4……
上部本体、7……第1の軸、10……第2の軸、
12……下部本体、14……回転駆動機構、61
……カム面、82……遊び穴、S,S1,S2……バ
ネ、P……版材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 位置決め時以外は定盤上から退去可能な位置決
    め固定ピンにより、前記定盤上に供給された版材
    を位置決めする装置において、前記固定ピンに対
    向して設けられた回転可能ピンと、該回転可能ピ
    ンを前記固定ピン方向に回転させる可動ピン回転
    手段と、該可動ピン回転方向に付勢する付勢手段
    と、前記可動ピン回転手段の回動に伴い前記可動
    ピンを上下移動ピン上下移動手段と、前記可動ピ
    ン回転手段に回転駆動力を断続的に与える回転駆
    動手段とを具備して成り、前記版材を前記回転可
    動ピンにより前記固定ピンに対し押圧して位置決
    めすることを特徴とする版材の位置決め装置。
JP11295879U 1979-08-17 1979-08-17 Expired JPS6114044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11295879U JPS6114044Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11295879U JPS6114044Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5632844U JPS5632844U (ja) 1981-03-31
JPS6114044Y2 true JPS6114044Y2 (ja) 1986-05-01

Family

ID=29345281

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11295879U Expired JPS6114044Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17

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JPS5632844U (ja) 1981-03-31

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