JPS5932502Y2 - 回転テ−ブル - Google Patents

回転テ−ブル

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Publication number
JPS5932502Y2
JPS5932502Y2 JP10676378U JP10676378U JPS5932502Y2 JP S5932502 Y2 JPS5932502 Y2 JP S5932502Y2 JP 10676378 U JP10676378 U JP 10676378U JP 10676378 U JP10676378 U JP 10676378U JP S5932502 Y2 JPS5932502 Y2 JP S5932502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
fixed part
thin plate
suction
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP10676378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5526623U (ja
Inventor
利之 森
秀明 清原
Original Assignee
株式会社東京精密
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東京精密 filed Critical 株式会社東京精密
Priority to JP10676378U priority Critical patent/JPS5932502Y2/ja
Publication of JPS5526623U publication Critical patent/JPS5526623U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は微細な加工や測定を行なう必要のあるワーク
ピースを載せた回転テーブルを精密に回転させ、かつそ
の回転テーブルを所望の角度位置にて正確にクランプす
る装置に関するものである。
例えば半導体電子素子の製造過程において、ウェハーに
スクライブ線を入れたり、ダイシング加工を行なう場合
、あるいはウェハー上の各ペレットの性能を測定する場
合には、回転テーブルを微細に回転してその角度位置を
決めてクランプする必要がある。
この場合回転テーブルが精密に回転することおよび回転
テーブルが所望の角度位置で正確にクランプされること
が望ましいのであるが従来装置においてはこの両方を共
に満足する装置はなかった。
例えば従来装置においては、第1図に示すように回転テ
ーブル1はその半径方向は転動体3によって、軸方向は
回転テーブル1の下面と固定部2の上面との面当りによ
って案内されて回転する。
そして所望角度位置にて回転テーブル1をクランプする
場合は、固定部2に設けられた吸引孔5より真空吸着(
以下バキュームクランプという)することによって行な
っていた。
しかし、この従来装置においては軸方向が回転テーブル
1と固定部2との面当りになっているため大きな回転力
を必要とし、それだけ大きなパワーのモータを使用しな
ければならないという経済的不利益があり、また精密な
回転が期待出来ないという技術的な欠点があった。
そこで、回転テーブル1の下面と固定部2との間にロー
ラ等の転動体を設けて回転力を軽くして精密な回転を行
なわせることも考えられているが、この場合は面と面と
の間にローラの幅だけの間隙を生ずるので理想的なりラ
ンプ方法であるバキュームクランプは使用できず、機械
的方法によるクランプにせざるを得なかった。
しかし、機械的方法によるクランプは機構が複雑になっ
て経済的でなく、またクランプ時に微少な角度ずれを生
ずるという欠点があった。
このように従来装置においては上記前者のように回転力
を堪性にしてバキュームクランプとするか、あるいは後
者のように回転力を軽くして機械的クランプとするかの
どちらかの方法に頼らざるを得なかった。
本考案は上記のような欠点を解決し、簡単な機構によっ
て軽い回転力による精密な回転とバキュームクランプに
よる角度ずれのない正確なりランプの両方を共に満足す
る回転テーブルに関するものである。
第2図によって本考案の装置を説明する。
図において1はワークピースを載せる回転テーブル、2
は固定部、3は前記回転テーブル1と固定部2との間に
複数個設けられて回転テーブルの半径方向を案内するボ
ール等の転動体、4は前記回転テーブル1の下面と固定
部2の上面との間に複数個設けられて回転テーブルの軸
方向を案内するローラ等の転動体、5は固定部2の上面
円周に設けられた吸着溝6とニップル1とを連通ずる吸
引孔、8は前記吸着溝6とわずかな間隙を有するように
して回転テーブル1の下面に複数個のビス9によって固
定されるドーナツ形薄円板のような薄板、10はプーリ
11.ベルト12を介して前記回転テーブル1に回転力
を与えるモータを示す。
以上のような構造におい℃吸引孔5かもの吸引を切って
モータ10を駆動させて回転テーブル1を回転させると
回転テーブルはボール3とローラ4に案内されて極めて
軽い回転力によって精密な回転を行なう。
そして回転テーブル1が回転して所望の角度位置に来た
ときにはモータ10の回転を止めると共に吸引孔5から
図示しない装置によって空気を吸込む。
こうすると吸引孔5の上部は吸着溝6に通じているので
吸引作用は吸着溝6の円周全体に生じ、固定部2かられ
ずかな間隙をもって設けられている薄板8は湾曲して固
定部2の上面に吸着し、従って回転テーブル1はクラン
プされる。
そして吸引孔5から吸引を切れば薄板8は元に復帰し固
定部2とわずかな間隙を生ずるので回転テーブル10回
転にmをきたさない。
なお、上記実施例においては回転テーブル1に薄板8を
固定し、固定部2に吸着溝6を設けたがこれを全く逆に
して、回転テーブル側に吸着溝を設け、固定部側に薄板
を固定しても同様の効果を得ることができる。
また、回転案内として上記実施例では半径方向にボール
3、軸方向にローラ4を用いたが、この代りに空気軸受
を用いた場合や軸方向にのみ転動体を用いた場合にも本
考案は有効であること勿論である。
以上詳述したように本考案によれば、簡単な構造によっ
て回転チーフルの精密な回転を得ると共に、その回転テ
ーブルを所望の角度位置にて角度ずれのない正確なりラ
ンプを行なうことが出来るようにしたために回転テーブ
ル上のワークピースの微細な加工・filffl等に極
めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転テーブルの断面図、第2図は本考案
に係る回転テーブルの断面図。 1・・・・・・回転テーブル、2・・・・・・固定部、
3・・・・・・ボール、4・・・・・・ローラ、5・・
・・・・吸引孔、6・・・・・・吸着溝、8・・・・・
・薄板、10・・・・・・モータ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)固定部と、前記固定部に対し軸方向および半径方
    向を軸受により回転可能に支持された回転テーブルと、
    前記回転テーブルの下面または前記固定部の上面のいず
    れか一方に固着された薄板と、前記回転テーブルの下面
    または前記固定部の上面の他の一方に前記薄板とわずか
    な間隙をもって設げられた吸着溝とからなる回転テーブ
    ル。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項の記載において、
    前記軸受が空気軸受であることを特徴とする回転テーブ
    ル。
JP10676378U 1978-08-02 1978-08-02 回転テ−ブル Expired JPS5932502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10676378U JPS5932502Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 回転テ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10676378U JPS5932502Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 回転テ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5526623U JPS5526623U (ja) 1980-02-21
JPS5932502Y2 true JPS5932502Y2 (ja) 1984-09-12

Family

ID=29050232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10676378U Expired JPS5932502Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 回転テ−ブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5932502Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744425Y2 (ja) * 1990-08-27 1995-10-11 株式会社ミツトヨ ロータリーテーブル
JP5001064B2 (ja) * 2007-05-08 2012-08-15 株式会社ディスコ チャックテーブル機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5526623U (ja) 1980-02-21

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