JPH061317Y2 - 弁座すり合せ研摩装置 - Google Patents

弁座すり合せ研摩装置

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JPH061317Y2
JPH061317Y2 JP11580487U JP11580487U JPH061317Y2 JP H061317 Y2 JPH061317 Y2 JP H061317Y2 JP 11580487 U JP11580487 U JP 11580487U JP 11580487 U JP11580487 U JP 11580487U JP H061317 Y2 JPH061317 Y2 JP H061317Y2
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JP
Japan
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valve seat
grinding
small
rotating body
small disc
Prior art date
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JP11580487U
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JPS6423348U (ja
Inventor
正次 藤尾
隆敏 岩本
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、弁座すり合せ研摩装置、特に、弁座がリン
グ状であって平面状の弁座を有する弁、例えば、仕切
弁、逆止弁等を、それが配管に取り付けられた状態のま
まで、すり合せ研摩する場合に用いられる弁座すり合せ
研摩装置に関するものである。
[従来の技術] この種の従来装置の一例としては、実公昭56−20203号
公報に記載された第4図に示すようなものがある。
図において、符号(1)は図示されていない駆動源により
回転する回転体であり、(2)は回転体(1)に放射状に設け
られている腕、(3)は腕(2)の複数箇所例えば3箇所に設
けられている穴(4)に嵌装し固定されている軸(5)に回転
自在に設けられている小円板であり、この小円板(3)の
表面にはすり合せ研摩材が設けられている。
従来装置は、上記のように構成されているので、すり合
せ研摩作業に際しては、弁座径に対応した穴(4)に小円
板(3)を取り付けた後、この装置を弁内に入れて、小円
板(3)の面を弁座に当接させ、次いで駆動源を駆動し
て、回転体(1)を回転させ、この回転と小円板(3)の面を
弁座への押圧とによって、弁座をすり合せ研摩する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来装置は、上記のように構成されているので、加工さ
れる弁座寸法の変化に対して同一装置で共用し得る幅が
小さく限定されるために多数の回転体と小円板との組合
せが必要となり、それを避けるために回転体を大きくし
ようとしても弁内部の大きさに制約され、自ずと共用範
囲は限定され、更に、装置の中心と弁座の中心とを同心
とした場合には、複数個の小円板は同時に全部が自転す
ることが困難となり、従って、弁座の仕上げ面の平行度
を確保することが困難となり、この困難を避けるために
は、装置を弁座の中心に対して揺動させなければならな
いという多くの問題点を有していた。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、広い範囲の弁座の大きさに容易に対応することが
できると共に小円板のすり合せ研摩材の面と弁座の面と
が同一面で接触することなく、従って、仕上げ面の平行
度、平面度が容易に得られる弁座すり合せ研摩装置を得
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る弁座すり合せ研摩装置は、僅かに傾き得
るようにして回転させられる回転体と、この回転体の放
射線方向に摺動及び固定可能な複数個の小円板とを備
え、この小円板はその回転中心を小円板の中心から偏心
させて回転自在にしているものである。
[作用] この考案は、上記のように構成されているので、加工す
べき弁座の大きさに合わせて回転体に小円板を摺動させ
て合わせ固定し、小円板の表面を加工すべき弁座に押圧
すると共に回転体を回転する。この回転によって、回転
体に取り付けられている小円板は、弁座上を公転すると
共に、回転中心が偏心して設けられているので自転す
る。従って、小円板と弁座との接触は、常に異なる位置
において接触しつつ回転する。なお、小円板の回転体に
おける位置は、無段階に変えられるので、常に、加工さ
れる弁座の大きさに正しく対応して設けることができ
る。
[実施例] 以下、この考案をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。
第1図において、符号(11)は弁壁例えば弁の上部フラン
ジ部、(12)はこの考案の一実施例である弁座すり合せ研
摩装置、(13)は弁座すり合せ研摩装置(12)の位置を加工
すべき弁座に整合させるための調整装置、(14)は内部に
回転伝導体を備えたもので調整装置(13)に固定されてい
る支持部材であって、その先端には、僅かな回動が可能
なようにすり合せ研摩ユニット(15)が取り付けられてお
り、反対側端部にはすり合せ研摩ユニット(15)を駆動す
る駆動源例えばハンドル(16)若しくは駆動モータ(17)又
はその両方が設けられている。そして駆動源とすり合せ
研摩ユニット(15)の回転体(18)との間は駆動伝達装置、
例えば、駆動源(16)(17)により回転するチェンホィー
ル、チェンホィールに掛け渡されているエンドレスチェ
ン、及び、エンドレスチェンが掛け回されていると共に
その中心がすり合せ研摩ユニット(15)の回転体(18)の軸
心に結合しているチェンホィールとからなる駆動伝達装
置により連結されている。また、回転体(18)には、放射
線状に複数個の枝部(19)が設けられていると共にガイド
部(20)が設けられている。
次に(21)は回転体(18)のガイド部(20)上をガイド部(20)
に沿って摺動し所定の位置に固定可能に構成されている
小円板であり、小円板(21)はその中心(22)から偏心して
回転中心(23)が設けられている。また、小円板(21)は、
回転体(18)のガイド部(20)に係合して摺動可能に構成さ
れている係合部(図示されていない)に対して、回転自
在に構成されており、更に、表面(24)は、すり合せ研摩
紙を貼り付け若しくは取付け、あるいは、表面自体にす
り合せ研摩材を直接接着する等の手段によって、すり合
せ研摩材の表面に構成されている。
この実施例は、上記のように構成されているので、すり
合せ研摩作業に際しては、まず、第3図に示すすり合せ
研摩する弁座(25)の径Dに対応するピッチ径になるよう
に、小円板(21)を、ガイド部(20)に沿って移動させた
後、回転体(18)に固定する。次いで、第3図に示すよう
に、例えば弁の上部フランジ部(11)にこの弁座すり合せ
研摩装置(12)を取り付け、調整装置(13)によりすり合せ
研摩ユニット(15)をすり合せ研摩する弁座(25)に合致さ
せる。次いで、駆動源(16)(17)を駆動すると共にその側
の端部を押して、弁座(25)にすり合せ研摩ユニット(15)
を押圧する。
弁座(25)に押圧されたすり合せ研摩ユニット(15)の回転
体(18)は図示されていない駆動伝達装置を介して上記駆
動源により回転しているので、小円板(21)は自転しなが
ら公転し、弁座(25)をすり合せ研摩する。なお、その
際、すり合せ研摩ユニット(15)は、支持部材(14)に対し
て僅かに回動可能であるので、弁座(25)の面になじんで
押圧される。
なお、上記実施例においては、駆動伝達装置として、チ
ェンホィールとチェンとの構成によるものの例について
述べたが、これに限らず、回転軸と傘歯車との組合せで
もよく、また、この装置の使用分野としては、仕切弁、
逆止弁等に限らず、リング状で平面の弁座を有するいか
なる弁座にも適用することができる。
更に、回転体(18)と小円板(21)とのガイド部(20)におけ
る係合構造もいかなる係合構造でもよく、例えば、一方
を溝とし、他方をこの溝に係合する長い脚部を有するも
のとしてもよく、また、摺動手段も単なる手による摺動
の外に、ねじによる摺動としてもよい。
[考案の効果] この考案は、上記のように構成されており、僅かに傾き
得るようにして回転させる回転体と、この回転体の放射
線方向を摺動可能でかつ固定可能な複数個の小円板とを
備え、この小円板を小円板の中心から偏心した位置を回
転中心として回転自在にしているので、回転体の公転に
よって小円板はその数倍の速さで自転することができ、
かつ、偏心して回転している小円板の回転によって常に
小円板の被すり合せ研摩面への接触位置が変化し従って
平行度、平面度のよい仕上げ面が得られると共に、広い
範囲の弁座径に容易に対応することができ、更に、小円
板の自転によって、すり合せ研摩幅も拡大させることの
できる弁座すり合せ研摩装置が得られる効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の概略構成正面図、第2図
は第1図の矢印IIによる矢視図、第3図は第1図の弁座
すり合せ研摩装置のすり合せ研摩作業状態を示す状態
図、第4図は従来の弁座すり合せ研摩装置の平面図であ
る。 (12)…弁座すり合せ研摩装置、14…支持部材、(15)…す
り合せ研摩ユニット、(16)(17)…駆動源、(18)…回転
体、(20)…ガイド部、(21)…小円板、(22)…小円板の中
心、(23)…回転中心、(24)…表面、(25)…弁座。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状平面の弁座すり合せ研摩装置にお
    いて、僅かな角度が変動自在でかつ回転駆動される回転
    体と、該回転体に放射状に設けられている複数個のガイ
    ド部にそれぞれ係合して放射線方向に摺動可能でありか
    つ固定可能な回転自在の複数個の小円板とを備えてお
    り、上記小円板はその回転中心が小円板の中心より偏心
    して設けられていると共に表面がすり合せ研摩材により
    構成されていることを特徴とする弁座すり合せ研摩装
    置。
  2. 【請求項2】小円板表面のすり合せ研摩材は、小円板表
    面にすり合せ研摩材を取り付けて構成している実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の弁座すり合せ研摩装置。
JP11580487U 1987-07-30 1987-07-30 弁座すり合せ研摩装置 Expired - Lifetime JPH061317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11580487U JPH061317Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 弁座すり合せ研摩装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11580487U JPH061317Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 弁座すり合せ研摩装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423348U JPS6423348U (ja) 1989-02-07
JPH061317Y2 true JPH061317Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31357783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11580487U Expired - Lifetime JPH061317Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 弁座すり合せ研摩装置

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