JP3074520B2 - 吊り荷の自動玉掛け外し装置 - Google Patents
吊り荷の自動玉掛け外し装置Info
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- JP3074520B2 JP3074520B2 JP08171651A JP17165196A JP3074520B2 JP 3074520 B2 JP3074520 B2 JP 3074520B2 JP 08171651 A JP08171651 A JP 08171651A JP 17165196 A JP17165196 A JP 17165196A JP 3074520 B2 JP3074520 B2 JP 3074520B2
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Description
外し装置、特に小型、軽量ならしめた吊り荷の自動玉掛
け外し装置に関するものである。
柱や梁の玉掛け外し作業は、従来高所作業者が行なって
おり、吊具を外す為には、柱類や梁等の高所に登って、
足場の悪い箇所で作業をしている。その為、安全確保と
作業効率の面を改良する装置として図6に示すようにワ
イヤーを無線操作して玉掛け外しを行なうものが知られ
ている。
りピース、2はこの吊りピース1を挿入せしめる長孔3
を有するクランプ本体、4は上記吊りピース1の孔に挿
入されるロックピン、5は上記クランプ本体2に回動自
在に取り付けたシャックル、6は上記シャックル5を吊
揚げ用ワイヤー7を介して吊下する天秤本体、8は上記
ロックピン4を上記吊りピース1の孔に挿脱せしめるた
め上記天秤本体6によって操作されるプッシュプルケー
ブル、9は上記天秤本体6をクレーン等によって吊下す
るための接続カップリングを示す。
1の孔からロックピン4を引き抜く、いわゆる玉掛け外
しに際しては天秤本体6内のバッテリーと直動アクチュ
エータとを用い、プッシュプルケーブル8を介して内部
ロック機構を解除し、ロックピン4が引き抜かれるよう
にしている。
特開昭63−196487号公報や特開平1−3083
90号公報に示されたものがある。
本体6は例えば200〜400kg程度と重く、その分
揚重機の選定を幾分大型のものとする必要性が生じた
り、また作業員がクランプ本体2を手に持ち柱等の吊り
ピース1に手動で玉掛け操作するとき、クランプ本体2
が重い上にプッシュプルケーブル8が硬くて作業がしに
くい等の欠点があった。
である。
掛け外し装置は、吊りピースが挿入される孔を有するク
ランプ本体と、上記孔内に挿脱されるよう上記クランプ
本体によって摺動自在に保持せしめたロックピンと、こ
のロックピンを常時上記孔内から引き抜くよう抑制する
スプリングと、上記スプリングに抗して上記ロックピン
を上記孔内に挿入するよう手動操作されるロックハンド
ルと、このロックハンドルを上記手動操作された状態に
ロックするためのロック手段と、上記ロックピンが上記
孔に挿入されている状態で上記ロックピンが上記孔から
引き抜かれるのを阻止する安全ロック部材と、上記各ロ
ック手段を解除するため第1及び第2位置に移動される
ドグと、このドグを移動せしめる遠隔操作されるモータ
とより成ることを特徴とする。
更に、上記ロックピンが上記孔から引き抜かれたことを
表示する表示手段を有する。
を説明する。
置の正面図、図2はクランプ本体2を示し、10は天秤
本体6からの電源コード、11は上記クランプ本体2に
形成した上記ロックピン4のガイド孔、12は上記ロッ
クピン4の一端にその一端を第1の軸ピン13を介して
回動自在に枢支したリンクアーム、14は上記第1の軸
ピン13をガイドするスリット、15は枢支ピン16を
中心に回動自在なロックハンドル、17はこのロックハ
ンドル15を反時計方向に回動するための解放レバー、
18は上記ロックハンドル15の偏心位置と上記リンク
アーム12の他端間を連結する第2の軸ピン、19は上
記ロックピン4を常時上記長孔3から離脱せしめる方向
に抑制する復帰スプリング、20は上記ロックピン4に
固定したスプリングケース、21は上記ロックハンドル
15の回動範囲を規制するストップピンである。
体6内の直動アクチュエータと、プッシュプルケーブル
8とを用いず、代わりにクランプ本体2内に上記電源コ
ード10を介して上記天秤本体6内のバッテリーから電
圧が印加され、遠隔操作されるDCモータ22を配置
し、このDCモータ22によってロック解放ねじ軸23
を回転し、このねじ軸23に螺合した解放ドグ24を上
下方向に移動自在ならしめ、この解放ドグ24によって
上記ロックハンドル15の解放レバー17を押圧し、上
記ロックハンドル15を図2において反時計方向に回動
できるようにする。
記ロックピン4を図2に示すロック位置に保持し、図2
において水平方向右方に移動することを阻止するストッ
パー25を設け、このストッパー25を垂立するロック
プレート26の下部に固定し、このロックプレート26
をロックプレートスプリング27によって常時上方に抑
制し、上記ストッパー25をロック位置に維持せしめる
と共に、上記解放ドグ24が下降したとき、上記ロック
プレート26に係合してこれを押し下げ、上記ストッパ
ー25をロック解除位置に変位できるようにする。
4の右端位置にリミットスイッチ28を設け、上記ロッ
クピン4がロック解除されて図3に示すように右方に移
動したときこれによって作動されてロック解除信号を発
し、これがブザー、ランプ等で表示されるようにする。
制御する。即ち、図2に示す状態からロックピン4を解
除せしめる場合には無線操作により上記DCモータ22
を作動して正転方向に回動せしめ、図4に示すように解
放ドグ24を下降して解放レバー17を介して上記ロッ
クハンドル15を反時計方向に回動し、その結果、第1
の軸ピン13と上記ロックハンドル15の枢支ピン16
を結ぶ線より上記第2の軸ピン18が右方に移動される
ようにすると共に、図3に示すように解放ドグ24が更
に下降すればロックプレート26に係合してこれを下降
せしめ、その結果、ストッパー25が下方に移動されて
ロック解除位置となり、復帰スプリング19によってロ
ックピン4が解除状態となり、このとき上記DCモータ
22の負荷電流の増加が最大となるからこれを検知して
上記DCモータ22の正転を停止し、タイマー(図示せ
ず)を作動し、このタイマーによって定められた所定時
間後、上記DCモータ22を逆転せしめ、これによって
図5に示すように上記解放ドグ24が上記解放ねじ軸2
3に沿って限度位置迄上昇し、負荷電流が最大となるか
らこれを検知して上記DCモータ22の逆転を止めるよ
うにする。
記のような構成であるから、ロックピン4を長孔3内の
吊りピース1に係合せしめる場合には、ロックハンドル
15を手動により時計方向に回動して図3から図2の状
態とすれば、同時にスプリング27の作用によりロック
プレート26を介してストッパー25がスプリングケー
ス20に係合し、ロック状態となる。
には、上記のようにDCモータ22を正転すれば、解放
ドグ24が解放ねじ軸23に沿って下降し、図4に示す
ように解放レバー17を介してロックハンドル15を反
時計方向に回動し、その結果、第1の軸ピン13と上記
ロックハンドル15の枢支ピン16を結ぶ線より上記第
2の軸ピン18が右方に移動された状態となるが、ロッ
クピン4に固定したスプリングケース20がストッパー
25によってロックされた状態にあり、ロックピン4が
右方に移動することは無い。然しながら、解放ドグ24
が更に下降すれば、ロックプレート26と係合し、これ
を押し下げるから、上記ストッパー25が上記スプリン
グケース20から外れ、その結果、ロックピン4が上記
復帰スプリング19の作用によりスリット14に沿って
水平方向に右方に移動し、図3に示す状態となり吊りピ
ース1との係合が解かれるようになる。
が作動され、上記ロック解除状態を表示するようにな
る。
時の負荷が最大となり、このときの負荷電流が検出され
てDCモータ22は自動的に停止され、タイマーが作動
され、所定時間後DCモータ22は逆転されるようにな
る。
ように解放ドグ24のみが上昇し、この上昇の上限で負
荷電流が最大となり、これが検知されてDCモータ22
は自動的に停止されるようになる。
け外し装置においては、直動アクチュエータ、プシュプ
ルケーブルを取り除いたことで、天秤本体6を225K
gから150Kg、クランプ本体2は内部の必要部品見
直しとクランプケースの薄型化により1個17Kgから
14Kgに軽量化できた。
の制御を行なうことと、リミットスイッチによる動作の
確認を合わせて行なうことで、信頼性が向上し、クラン
プ本体内部の状態診断も可能となる等大きな利益があ
る。
である。
クランプ本体の説明図である。
クランプ本体の説明図である。
クランプ本体の説明図である。
クランプ本体の説明図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 吊りピースが挿入される孔を有するクラ
ンプ本体と、上記孔内に挿脱されるよう上記クランプ本
体によって摺動自在に保持せしめたロックピンと、この
ロックピンを常時上記孔内から引き抜くよう抑制するス
プリングと、上記スプリングに抗して上記ロックピンを
上記孔内に挿入するよう手動操作されるロックハンドル
と、このロックハンドルを上記手動操作された状態にロ
ックするためのロック手段と、上記ロックピンが上記孔
に挿入されている状態で上記ロックピンが上記孔から引
き抜かれるのを阻止する安全ロック部材と、上記各ロッ
ク手段を解除するため第1及び第2位置に移動されるド
グと、このドグを移動せしめる遠隔操作されるモータと
より成ることを特徴とする吊り荷の自動玉掛け外し装
置。 - 【請求項2】 上記ロックピンが上記孔から引き抜かれ
たことを表示する表示手段を有することを特徴とする請
求項1記載の吊り荷の自動玉掛け外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08171651A JP3074520B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 吊り荷の自動玉掛け外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08171651A JP3074520B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 吊り荷の自動玉掛け外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09328284A JPH09328284A (ja) | 1997-12-22 |
JP3074520B2 true JP3074520B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=15927172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08171651A Expired - Fee Related JP3074520B2 (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 吊り荷の自動玉掛け外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074520B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
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JP2010173792A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Elephant Chain Block Co Ltd | シャックル |
JP5964684B2 (ja) * | 2012-07-27 | 2016-08-03 | 大成建設株式会社 | 複数のフレキシブルコンテナの吊り上げ装置と方法 |
JP5546674B1 (ja) * | 2013-09-26 | 2014-07-09 | 株式会社 吉田組 | 玉掛け装置および該玉掛け装置を用いたクレーンシステム |
CN105947872A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-09-21 | 南通德玛瑞机械制造有限公司 | 一种22m长船用艉轴起吊方法 |
CN107336950A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-11-10 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种变支腿多车型公用吊具 |
CN107555111B (zh) * | 2017-10-18 | 2022-09-20 | 宁波圣瑞思工业自动化有限公司 | 一种吊挂线放行机构 |
CN108408585B (zh) * | 2018-03-06 | 2019-07-02 | 浙江大学 | 一种回转角度可调节的吊装设备 |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP08171651A patent/JP3074520B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09328284A (ja) | 1997-12-22 |
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