JP3074248B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3074248B2
JP3074248B2 JP07201149A JP20114995A JP3074248B2 JP 3074248 B2 JP3074248 B2 JP 3074248B2 JP 07201149 A JP07201149 A JP 07201149A JP 20114995 A JP20114995 A JP 20114995A JP 3074248 B2 JP3074248 B2 JP 3074248B2
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    • G11B20/10194Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using predistortion during writing
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル情報を磁化
反転または磁化の方向を変化させる形で磁気記録媒体に
記録し、また記録した磁化情報を再生する磁気記録再生
装置において、装置内で高速データ転送を行なう必要が
ある磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置100の構成に
ついて、図2と図7を用いて述べる。
【0003】上位機101より記録情報をパラレルデー
タインタフェース102(以後I/F回路と略称する)
で受け取る。入力した情報は、変復調器103で磁気記
録に適したコードに変換する。一方磁気ヘッドで磁気記
録するには、情報はシリアルデータでなければならな
い。そこで、変調後パラレルシリアル変換器104にお
いて、記録クロック生成回路105で生成した記録クロ
ックでシリアルデータに変換する。その後記録タイミン
グ補正107を行ない、ディスクエンクロージャ108
内のアクチュエータ122に搭載した記録アンプ109
へ記録クロックであるシリアルデータを送る。記録アン
プ109では、NRZIの記録電流波形111へ波形整
形を行ない、記録ヘッド114に磁化反転113パタン
として記録媒体112へ磁気記録する。
【0004】情報の再生過程は、磁化反転113を再生
ヘッド115により再生すると、磁化反転位置でピーク
となる再生波形が得られる。再生アンプ116では、信
号増幅を行ない、アナログ波形の状態で柔軟性のあるパ
タン配線(以後、FPCと呼ぶ)117を介して弁別回
路118へ入力する。弁別回路118にて、’1’,’
0’のシリアルデータを求めた後、シリアルパラレル変
換器119にてパラレルデータに変換し変復調器103
にて復調する。復調後のパラレルデータは、I/F回路
102を介して上位機101へ出力される。
【0005】情報を再生する場合、再生ヘッド115を
情報が記録されているトラックへ位置決めしなければな
らない。位置決めを行うには、再生信号から、サーボ情
報のみ取り出し、サーボ復調120にて現在位置を求め
る。そしてアクチュエータ制御121にて、移動量をア
クチュエータ122へサーボ信号として出力する。この
系により、常に正しい情報が読み出せるように、位置決
めを行っている。
【0006】ハードディスク装置では、以上の処理はハ
ードディスクコントローラ123が管理している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】大容量高速データ転送
化に伴い、データ転送のためのクロック周波数が高くな
っている。従来の磁気ディスク装置では、パラレルデー
タとして入力した情報を、磁気記録の方式からシリアル
データへ変換して転送していた。そのために、シリアル
データ伝送路での必要伝送帯域が高くなった。たとえ
ば、10MB/sのデータ転送レートを仮定すると、8
ビットのパラレルインタフェースでは、10MHzのク
ロックを用いればよい。しかし、シリアルデータ転送系
では、8倍の80MHzのクロックによるデータ伝送系
が必要になる。
【0008】ところで、装置内のデータ転送系を調べる
と、ダウンサイジングの傾向に助けられて、電子回路基
板124内では、素子の高集積度化、高密度実装により
信号伝送距離が短くなっている。これにより伝送帯域は
広がりつつある。しかし、記録再生信号処理部である電
子回路基板124からFPC117を経て、ディスクエ
ンクロージャ108内の記録再生アンプ109,116
までの距離は、ほとんど変化していない。この弊害によ
る従来例を図22を用いて示す。
【0009】伝送帯域の観点から、伝送上最も厳しいの
は、パルス間隔が最も狭くなるパルス列を伝送するとき
である。磁気記録再生装置に対して、上記状態を考える
と、2ビットパタンにおけるピークシフトを補正するた
めに、記録クロックに記録タイミング補正を行うときで
ある。しかし記録タイミング補正方法は、下記の2種類
が考えられる。
【0010】1:波形干渉時よりピーク間隔が広がる場
合は、ビット間隔を狭くする方向へ記録タイミング補正
を行う。
【0011】2:記録時に発生する非線形ビットシフト
によりピーク間隔が狭くなる場合は、ビット間隔を広く
する方向へ記録タイミング補正を行う。
【0012】上記2種類の記録タイミング補正の中で、
伝送系に最も影響を与えるのは、1のビット間隔を狭く
補正する場合である。この場合の伝送系の課題を示す。
【0013】記録クロックのパルス幅の最大値と記録タ
イミング補正量との間には、式1の関係が考えられる。
【0014】
【数1】
【0015】ここにおいて、trまたはtfは、パルス
の立ち上り時間または立ち下がり時間を示し、WCは記
録タイミング補正量を示す。
【0016】一方、記録クロックのようなパルス信号波
形を伝送すると、伝送路の伝送帯域不足によりパルスの
立上り、立ち下がりの時間が長くなる。従って図22の
A条件では比較的低い周波数の記録クロックであるの
で、パルスの立上り、立ち下がり時間以上にパルス幅を
確保できる。しかしB条件の高速データ転送では、記録
クロックの周波数が高くなるために、相対的にパルスの
立上り、立ち下がり時間がパルス幅以上になる。そのた
めに記録クロックの伝送路上での消失、または二つの記
録クロックの分離誤りが発生する。従って、高速データ
転送を行なうには、記録クロック補正量を制限するかま
たは伝送路特性を改善する必要がある。
【0017】前述のごとく、FPC117における高速
データ転送すなわち高周波クロック伝送は、困難になっ
てきている。
【0018】そこで、伝送周波数帯域を広げずに、デー
タ転送レートを高くすることが課題になっている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、マルチドライブ方式であり、各ビット
対応でドライブを準備するという公知例がある。該公知
例では、装置全体としてはデータのシリアル化を行なわ
ないために、伝送周波数は高くはならないが、各ドライ
ブ毎にはシリアルデータ転送を行っている。そのため
に、各ドライブは最低1本のヘッドがあればよいが、最
低限パラレルビット数分のドライブが必要になる。更
に、回転同期を伴って作動する必要がある。従って、1
ドライブで構成しなければならない小型の装置では適し
ない。(A Case for Redundant
Arrays of Inexpensive Dis
ks(RAID),ACM,1988(pp109−1
16)) そこで、本発明の解決手段は、データの伝送系はパラレ
ル方式を用いる。しかし、最低限1本のヘッドで記録再
生する必要があるために、パラレル伝送クロックから記
録クロックを生成し、記録を行う直前にパラレルデータ
からシリアルデータへ変換し、シリアルデータとして記
録を行なう。
【0020】更に高記録密度で記録するには、ビットシ
フトを軽減させるために、記録タイミング補正を行なう
必要がある。シリアルデータ上では、帯域が広く必要に
なるために、パラレルデータ上で行なう。なお、従来は
パラレルデータ上での記録タイミング補正は考えられて
いなかった。
【0021】
【作用】本発明によれば、全てパラレルデータの伝送を
行ない、記録タイミング補正等の信号処理もパラレルデ
ータ上で行なうために、必要伝送帯域を極端に高くする
必要がなくなる。従って、伝送帯域限度まで、パラレル
データのデータ転送速度を高めることができる。
【0022】
【実施例】本発明は、磁気記録再生装置を対象としてい
る。磁気記録再生装置は、上位機101とのあいだのデ
ータ転送はパラレル転送を用いている。しかし磁気ヘッ
ド(記録ヘッド114、再生ヘッド115)は、シリア
ルデータを記録再生する機能のみである。そこで、情報
の記録寸前まで、パラレルデータの伝送を行ない、パラ
レルデータ上で各信号処理を行なう。本発明は、これら
の技術の中で、特にパラレルデータを高速伝送するため
の信号伝送方式にかかわるものである。更に各信号処理
がパラレルデータ上で行なえる方式を考案した。
【0023】本発明による第1の実施例を図1を用いて
述べる。
【0024】パラレルインタフェース102と変復調器
103とパラレルシリアル変換器104と記録クロック
生成回路105と記録アンプ109と記録ヘッド114
と記録媒体112と再生ヘッド115と再生アンプ11
6と弁別回路118とシリアルパラレル変換器119と
で記録再生チャネルを構成し、記録再生信号処理部12
4とディスクエンクロージャ108内を伝送線路部11
7例えば可撓パタンケーブル(FPC)で接続した磁気
ディスク装置100において、変復調器103と記録ア
ンプ109および変復調器103と弁別回路118の間
の記録信号および再生信号のパラレルデータ転送を行な
うことを特徴とした磁気記録再生装置である。
【0025】本実施例では、変復調器103のパラレル
データ出力をそのままFPC117を介して記録アンプ
109へ伝送する。そのためにFPC117での伝送周
波数は、従来のシリアルデータ転送方式に比べて下げる
ことができる。
【0026】さらに、記録動作と再生動作は、相反する
モードであることから、パラレルデータを転送する伝送
路は共有することができる。そのために、伝送路の前後
にパラレル信号トランシーバ201を設け、記録時は変
復調器103から記録アンプ109へ、再生時は弁別回
路118から変復調器103へデータを送るようにし
た。
【0027】一方再生信号には、サーボ信号が含まれて
いる。サーボ信号の場合、データの符号変換とは全く別
の変換を行っているので、弁別回路118をバイパスす
る必要がある。そのためにサーボ復調120を別に設
け、サーボ信号時のみサーボ復調側を通るようにした。
伝送路は、ディジタル信号のパラレル転送であることか
ら、サーボ信号のアナログディジタル変換202(以下
ADCと略する)をおこなった後、パラレル信号トラン
シーバ201へ入力する。さらにパラレル信号トランシ
ーバ201は、記録/再生/サーボ制御モードをコント
ローラ123からの制御信号により制御され、伝送方向
及び入出力関係のスイッチ制御を行う。
【0028】第2の実施例を図3を用いて述べる。
【0029】本実施例は、パラレルインタフェース10
2と変復調器103とパラレルシリアル変換器104と
記録クロック生成回路105と記録アンプ109と記録
ヘッド114と記録媒体112と再生ヘッド115と再
生アンプ116と弁別回路118とシリアルパラレル変
換器119とで記録再生チャネルを構成し、記録再生信
号処理部124とディスクエンクロージャ108内を伝
送線路部117例えばFPCで接続し、変復調器103
と記録アンプ109および変復調器103と弁別回路1
18の間の記録信号および再生信号のパラレルデータ転
送を行なう磁気ディスク装置100において、伝送線路
部117と記録アンプ109の間に記録タイミング補正
203を行う機能を設定したことを特徴とした磁気記録
再生装置である。
【0030】本実施例では、記録タイミング補正203
がパラレルデータ上で行えるために、データ転送周波数
が低い状態での処理が可能になった。
【0031】パラレルデータ上で行える記録タイミング
補正回路方式についての実施例を図8から図14を用い
て説明する。
【0032】記録タイミング補正は、図8に示すように
データビットが’011’または’110’の時に、中
央ビット(Y)の記録タイミングを補正するものであ
る。記録タイミング補正回路203は、パラレルのパタ
ンデータから上記のパタンを探し、対応するビットに対
して、記録タイミングを進めるか、遅らせるかを制御す
る回路である。上記パタンの検索方法および制御方法を
以下に説明する。
【0033】図8において、タイミングシフトを行わな
いときをN,遅延補正を行うときをL,進み補正を行う
ときをEとすると、式(2)から(4)の論理式で各状
態を表わすことができる。
【0034】 E=Y AND(X EXOR Y)AND(X EXOR Z) (2) N=Y AND(X ENOR Z) (3) L=Y AND(X ENOR Y)AND(X EXOR Z) (4) ここでYは、タイミングシフトを行なうビット状態を表
わし、Xは1ビット前のビット状態を表わし、Zは1ビ
ット後のビット状態を表わす。
【0035】次にパラレルのパタンデータから上記の論
理式を用いてE,N,Lを求める方法を述べる。上記の
E,N,Lを求めるためのタイムチャートを図9に示し
た。
【0036】まず、情報を記録する状態にするために、
WG信号401を’H’にする。WG信号が’H’にな
ると、記録回路系を初期状態にするためのリセット信号
402を作る。リセット信号402により回路系の各レ
ジスタをクリアする。
【0037】続いてパラレルデータを送るためのクロッ
ク403と、クロックの立上りに同期したパラレル転送
データ404が送られてくる。ここで、記録タイミング
補正は前後のビット状態の組合せで決めるので、最初の
パラレルデータ#0の最後のビットと次のパラレルデー
タ#1の最初のビットとが関係する。そのために転送さ
れるデータの少なくとも2クロック分を保持する必要が
ある。そこでレジスタを2個(A,B)406,407
用い、送られてきたパラレルデータ404をクロック4
03の立下がりタイミングで2つのレジスタ(A,B)
に交互にストアする。
【0038】次にパラレルデータから記録タイミング補
正対応パタンを検索する。ここで、上述したように2つ
のパラレルデータにまたがったパタンを検索する場合、
2つのレジスタを同時に検索する必要がある。パタン検
索タイミングは、データ転送クロック403の1クロッ
ク後の立上りで行う。その時の優先レジスタは、Re
g.Sel DLY信号408の状態による。パタン検
索の結果、E,N,Lに対応したパタンが見つかれば、
A−Reg.用のENLレジスタ409又はB−Re
g.用のENLレジスタ410へ登録する。
【0039】最後にデータ転送クロック403から作っ
た記録クロックによって、記録タイミング補正を行うと
同時にパラレルデータからシリアルデータへ変換し、記
録アンプ109で記録電流波形へ整形する。その時のパ
ラレルシリアル変換対応レジスタは、Reg.Sel
DLY信号のインバース状態(Serial Reg.
Sel信号)411で示している。
【0040】3ビットパタンから、ENL状態を検索す
る論理301を図10に示した。当該回路の論理構成
は、上述した式(2)から式(4)である。
【0041】次にENL検索論理301を8ビットのパ
ラレルデータに適応させた回路構成302を図11に示
した。ここで、パラレルデータはb0からb7である。
b0及びb7のENLを求めるために、b0の1ビット
前bxビットと、b7の1ビット後bzビットを含めて
同時に検索を行う。この論理の状態で検索を行うには、
3バイト分のデータが必要になる。そこで、2バイト分
のデータで検索する方法を考案している。その方法を以
下に説明する。
【0042】パラレルデータを2クロック分、第1バイ
トと第2バイトをストアする。次にENL検索対象ビッ
トを第1バイトのb7と第2バイトのb0からb6とし
て検索を行う。このとき、前後1ビットを含めたパタン
を検索範囲とするので、検索に必要なビットは、第1バ
イトのb6,b7と第2バイトの全ビットである。
【0043】ENL検索の結果は、第1バイトのb7と
第2バイトのb0からb6に対応したE,N,Lの状態
を図12に示すように、各レジスタ304,305,3
06へ登録する。ENLの各レジスタでは、データ転送
クロックから作った記録クロックのCount信号によ
って、各レジスタ304、305、306の入力端子が
1つ選択される。選択された入力がEoutに出力され
る。Count信号は、記録クロックから作るので、ビ
ット対応のクロックとなり、パラレルシリアル変換を行
う。
【0044】図11及び図12に示した回路を核として
構成した記録タイミング補正回路203を図13と図1
4にわけて示した。図13には、核となる回路302,
303と各レジスタ307,308を示した。図14に
は、各レジスタへセットするためのクロック制御309
及びパラレルシリアル変換後の組合せ論理310を示し
た。ただしWG信号401が’H’になったときに発生
させるリセット信号402は示していない。
【0045】当該回路の動作を以下に説明する。
【0046】まずクロック(CLK)信号の立上りエッ
ジが入力されると、フリップフロップ311出力が反転
し、Q出力が’H’になる。その結果クロック(CL
K)の逆相信号が’H’の時、AND回路312出力C
LKA1に’H’が出力される。またクロック(CL
K)の逆相信号が’H’になる変化時点で、フリップフ
ロップ313のD入力状態である’H’をQ出力へ出力
し、’H’になる。次のクロック(CLK)信号の’
H’が入力されると、AND回路314出力CLKA2
に’H’が出力される。
【0047】従って、このときのAND回路314出力
CLKA2は、1クロック遅らせたクロック信号にな
る。同時にクロック(CLK)信号の立上りエッジによ
って、フリップフロップ311出力が再び反転し、Qイ
ンバース出力が’H’になる。このときも前述と同様な
シーケンスを通り出力されるが、出力信号はCLKA1
に対応する信号がCLKB1に、CLKA2に対応する
信号がCLKB2に出力される。
【0048】上記で作った各レジスタ設定用クロック信
号の内、CLKA1とCLKA2はAレジスタ系クロッ
ク信号として用い、CLKB1とCLKB2はBレジス
タ系クロック信号として用いる。Aレジスタ用クロック
とBレジスタ用クロックは、クロック(CLK)ごとに
交互に出力する。
【0049】図13に示した各レジスタ307に上記の
クロックによりデータを設定し、302,303でEN
L検索を行った結果を、パラレルシリアル変換によりO
UTへ出力する。OUT信号には、図14に示すよう
に、ビットデータとENL情報がある。これらの情報を
組合せ論理回路310により、記録タイミング補正を行
った記録クロック信号を合成する。
【0050】本実施例では、パラレルデータで伝送され
てきたパタンから直接記録タイミング補正パタンを検索
し、記録クロックのタイミング補正を行うことができ
る。
【0051】第3の実施例を図4を用いて述べる。
【0052】本実施例は、パラレルインタフェース10
2と変復調器103とパラレルシリアル変換器104と
記録アンプ109と記録ヘッド114と記録媒体112
と再生ヘッド115と再生アンプ116と弁別回路11
8とシリアルパラレル変換器119とで記録再生チャネ
ルを構成し、記録再生信号処理部124とディスクエン
クロージャ108内を伝送線路部117例えばFPCで
接続し、変復調器103と記録アンプ109および変復
調器103と弁別回路118の間の記録信号および再生
信号のパラレルデータ転送を行なう磁気ディスク装置1
00において、パラレルデータ転送用クロック信号は、
記録再生信号処理部124の記録用バイトクロック生成
回路206で生成し、ディスクエンクロージャ108内
ではパラレルデータ転送クロックに同期させて発振させ
る機能を持った記録クロック生成回路204を持ち、さ
らに再生信号では弁別回路118の同期発振器を基準に
パラレルデータ転送用クロックを再生用バイトクロック
生成回路205で生成し、伝送を行うことを特徴とした
磁気記録再生装置である。
【0053】本実施例ではさらに記録クロック生成回路
204と再生データ転送クロック生成回路205は、使
用状態は排他的であるので、共用したフェーズドロック
ループ(PLL)発振器としても良い。
【0054】第4の実施例を図5を用いて述べる。
【0055】本実施例は、パラレルインタフェース10
2と変復調器103とパラレルシリアル変換器104と
記録クロック生成回路105と記録アンプ109と記録
ヘッド114と記録媒体112と再生ヘッド115と再
生アンプ116と弁別回路118とシリアルパラレル変
換器119とで記録再生チャネルを構成し、記録再生信
号処理部124とディスクエンクロージャ108内を伝
送線路部117例えばFPCで接続し、変復調器103
と記録アンプ109および変復調器103と弁別回路1
18の間の記録信号および再生信号のパラレルデータ転
送を行なう磁気ディスク装置100において、前記の記
録クロック生成回路105には、記録再生ヘッド11
4,115の半径位置により発振周波数を変更する機能
を有し、該記録クロック生成回路105の発振出力をバ
イト転送クロック用分周回路207にて分周し、記録デ
ータのパラレルデータ転送クロックとして用い、さらに
再生信号では弁別回路118の同期発振器を基準にパラ
レルデータ転送用クロックを再生用バイトクロック生成
回路205で生成し、伝送を行うことを特徴とした磁気
記録再生装置である。
【0056】図27に示すように、再生信号412の一
部にサーボ信号414が埋め込まれている。そこで、サ
ーボ領域ではサーボ信号復調を行うように、第3実施例
と第4実施例では経路選択413を行っている。データ
部415は、弁別回路で’1’,’0’情報に弁別し、
パラレルデータとして出力する。一方サーボ信号414
は、サーボ復調120を行い、アナログディジタル変換
器202(ADC)により、ディジタルコードとして出
力する。そして、パラレル信号トランシーバ201を介
して、パラレル伝送を行う。記録再生信号処理部124
側でパラレル信号からサーボ信号部分を抽出し、アクチ
ュエータ制御部121へ入力する。さらにサーボ信号と
して、アクチュエータ122へ伝送し、位置決め制御を
行う。
【0057】サーボ信号処理機能を持った本実施例は、
パラレルインタフェース102と変復調器103とパラ
レルシリアル変換器104と記録クロック生成回路10
5と記録アンプ109と記録ヘッド114と記録媒体1
12と再生ヘッド115と再生アンプ116と弁別回路
118とシリアルパラレル変換器119とで記録再生チ
ャネルを構成し、記録再生信号処理部124とディスク
エンクロージャ108内を伝送線路部117例えばFP
Cで接続し、変復調器103と記録アンプ109および
変復調器103と弁別回路118の間の記録信号および
再生信号のパラレルデータ転送を行なう磁気ディスク装
置100において、再生アンプ116出力を分岐し、一
方は弁別回路118、他方はサーボ復調120へ接続
し、再生信号のサーボ領域部分414はサーボ信号処理
回路系で処理し、データ領域部分415は、データ信号
処理回路系で処理した後に、パラレルデータとして伝送
し、伝送後サーボ情報のみ取り出すことを特徴とした磁
気記録装置である。
【0058】以上の実施例では、記録と再生は同時に行
うことはなく、さらに伝送データはディジタル値である
ので、記録時と再生時の伝送線路を共有することができ
る。
【0059】次に第5の実施例を図6を用いて述べる。
【0060】本実施例は、パラレルインタフェース10
2と変復調器103とパラレルシリアル変換器104と
記録クロック生成回路105と記録アンプ109と記録
ヘッド114と記録媒体112と再生ヘッド115と再
生アンプ116と弁別回路118とサーボ信号処理系
(サーボ用信号復調回路120、アクチュエータ制御回
路121)で記録再生チャネルを構成し、記録再生信号
処理部124とディスクエンクロージャ108内を伝送
線路部117例えばFPCで接続し、記録信号の伝送を
行なう磁気ディスク装置100において、変復調器10
3から記録アンプ109へはパラレルデータ転送を行
い、再生アンプ116から弁別回路118またはサーボ
復調120へはアナログ信号伝送を行うことを特徴とし
た磁気記録再生装置である。
【0061】本実施例により、記録データをパラレルデ
ータ転送するために、高速転送が行える。また弁別回路
118及びサーボ信号処理系が従来通り記録再生信号処
理部124に設けることができるために、ディスクエン
クロージャ108内に納める回路規模を少なくできる。
これにより、回路より発生する熱量が少なくなるため
に、ディスクエンクロージャ108内の温度上昇を抑え
ることができる。従って、温度上昇による記録再生特性
への影響を緩和する効果がある。
【0062】第6の実施例を図15を用いて述べる。
【0063】本実施例は、パラレルインタフェース10
2と変復調器103とパラレルシリアル変換器104と
記録クロック生成回路105と記録アンプ109と記録
ヘッド114と記録媒体112と再生ヘッド115と再
生アンプ116と弁別回路118とサーボ信号処理系
(サーボ復調120,アクチュエータ制御121)で記
録再生チャネルを構成し、記録再生信号処理部124と
ディスクエンクロージャ108内を伝送線路部117例
えばFPCで接続し、記録信号の伝送にはパラレルデー
タ転送を行い、再生アンプ116から弁別回路118ま
たはサーボ復調120へはアナログ信号伝送を行う磁気
ディスク装置100において、伝送線路部117と記録
アンプ109との間に記録タイミング補正回路203を
挿入したことを特徴とする磁気記録再生装置である。本
実施例に用いる記録タイミング補正回路203は、第2
の実施例に用いた記録タイミング補正回路203でよい
ので、記録タイミング補正回路に関する説明は省略す
る。
【0064】第7の実施例は、第3の実施例で用いたP
LL制御の記録クロック生成回路204と第2の実施例
で用いた記録タイミング補正回路203を用いたもので
あり、パラレルデ−タ転送用クロック信号は、記録再生
信号処理部の記録用バイトクロック生成回路で生成す
る。該実施例を図16に示した。該実施例のPLL制御
の記録クロック生成回路204と記録タイミング補正回
路203については、前述した各実施例で説明している
ので省略する。PLL制御の記録クロック生成回路出力
である記録クロックは、記録タイミング補正回路203
へ入力する。該記録クロックに同期したパラレルシリア
ル変換104を行い記録アンプ109へ出力する。
【0065】第8の実施例は、第4の実施例で用いた記
録クロック生成回路105とバイト転送クロック用分周
回路207と第2の実施例で用いた記録タイミング補正
回路203を用いたものである。該実施例を図17に示
した。記録クロック生成回路出力である記録クロック
は、第7の実施例と同様記録タイミング補正回路203
へ入力する。該記録クロックに同期したパラレルシリア
ル変換104を行い記録アンプ109へ出力する。一方
記録クロックをバイト転送クロック用分周回路207で
分周することにより、パラレルデータ転送用クロックも
作る。該パラレルデータ転送用クロックを用いて記録デ
ータのパラレル転送を行う。
【0066】次に第9の実施例を図18を用いて述べ
る。
【0067】本実施例は、パラレルインタフェース10
2と変復調器103と記録クロック生成回路105と記
録アンプ109と記録ヘッド114と記録媒体112と
再生ヘッド115と再生アンプ116と弁別回路118
とサーボ信号処理系(サーボ復調120,アクチュエー
タ制御121)で記録再生チャネルを構成し、記録再生
信号処理部124とディスクエンクロージャ108内を
伝送線路部117例えばFPCで接続し、記録信号の伝
送を行なう磁気ディスク装置100において、従来と同
様に記録クロック生成回路105を記録再生信号処理部
124に設け、記録クロックに同期して各素子を動作さ
せると共に、複数の線路に転送デ−タを分岐して順次伝
送するためのパラレル伝送処理回路を設けることによっ
て、伝送線路部117では1線当りのデータ反転時間が
記録クロックの周期より長く、かつパラレルデータの全
てが同じタイミングで状態推移をおこさないことを特徴
とする伝送方法を用いた磁気記録再生装置である。
【0068】さらに記録タイミング補正回路203を設
けた場合の実施例を図19に示した。本実施例では、記
録データをパラレルデータ転送するために、一線当りの
伝送周波数を下げることができる。更に記録クロック周
期に相当した位相差を持たせたエッジデータを送るため
に、伝送周波数は低いが記録クロックタイミングを情報
として送ることができる。従って、ディスクエンクロー
ジャ108内に記録クロック生成回路を設ける必要がな
い。さらに記録タイミング補正回路203も記録再生信
号処理部124に設け、記録タイミング補正をおこなっ
たエッジデータを伝送すれば良い。これにより、ディス
クエンクロージャ108内の回路規模を少なくでき、回
路から発生する熱による温度上昇を抑えることができ
る。また、回路部分をディスクエンクロージャ108外
に設けることができるので、メンテナンスも容易にな
る。
【0069】前記実施例に用いているパラレル伝送処理
208について4線のパラレルデータ転送系を例に図2
0、図21を用いて説明する。記録タイミング補正回路
203にて、記録データが’1’のときのみ記録タイミ
ング補正を行ったパルス列が出力される。そのパルス列
を4進カウンタ501へ入力し、記録クロックのタイミ
ングにしたがって、各状態を順次出力する。カウンタ5
01の出力をデマルチプレクサ502の出力選択端子
(S0,S1)へ入力する。デマルチプレクサ502の
出力選択回路が設定された後、記録クロック信号が入力
されるように一定時間遅延させるための遅延回路503
を介してイネーブル端子へ入力する。
【0070】イネーブル入力された記録クロック信号
は、選択された出力端子に出力される。また各伝送線路
の入力側には記録クロック信号により出力がセットさ
れ、また別の記録ビットに対応した記録クロック信号に
より出力がリセットされるセットリセットタイプのフリ
ップフロップ回路504を設置する。この接続方式によ
り、フリップフロップ回路のセットのタイミングを常に
磁化反転のタイミングとして用いることができる。
【0071】そしてN線路の伝送系では、1線路の1周
期の伝送波形はN個の記録クロック時間に相当する。従
って1線路当りの伝送基本周波数は、1線路のみで伝送
する場合のN分の1になる。またリセットのタイミング
は、必要伝送帯域を最も狭くするためのものであり、磁
化反転タイミングとは直接の関係はない。従ってリセッ
トのタイミングは自由に設計することができる。そこで
リセットのタイミングは、セットを行なった後、Nが偶
数の場合は(N/2)個目の記録クロック、またNが奇
数の場合は((N+1)/2)個目もしくは((N−
1)/2)個目の記録クロックが適切である。
【0072】図20の実施例に示す4線路の場合、線路
#1用のフリップフロップ504のセット端子Sには、
デマルチプレクサ502の第1の出力Q1を入力する。
リセット端子Rには、(4/2)=2、すなわちセット
用の記録クロック後2個目の記録クロックを出力するデ
マルチプレクサの第3の出力Q3を入力する。この接続
方法により、伝送線路の必要帯域を狭くすることができ
る。
【0073】そして実用化方法の一つとして、各フリッ
プフロップ回路の出力は、各伝送線路固有の遅れ時間の
違いを補償するための遅延回路505を介して、伝送線
路117に記録タイミング信号として出力する。
【0074】複数の伝送線路を設けることにより、一線
路あたりの伝送周波数を下げ、相対的に伝送線路の伝送
帯域を広げることは、前述のとおりである。その具体的
な意味を以下に述べる。
【0075】図23のAモードのT1またはBモードの
T2の時間において、記録タイミング補正時間WC1,
WC2,WCxと立上り時間trまたは立ち下がり時間
tfの和が大きい方に対して、その2倍が周期になる周
波数が一線路あたりの伝送可能周波数である。従って、
データ転送に必要な周波数を一線路あたりの伝送可能周
波数で割った整数値に1線路を加えた線路数があれば、
データ転送が可能になる。以上述べた伝送線路数の決定
方法は、式(5)で定式化した。式(6)及び式(7)
には、式(5)で用いた演算の定義式を示した。
【0076】
【数5】
【0077】
【数6】
【0078】
【数7】
【0079】ここで用いた変数は、以下のとおりであ
る。T1はWC1と立上り時間tr及びWCxの和、T
2はWCxと立ち下がり時間tf及びWC2の和であ
る。Tbは磁化反転間時間すなわちビット時間である。
WC1,WC2,WCxは記録タイミング補正量であ
る。Nは伝送線路数である。
【0080】データ転送速度と一線路当りの伝送可能周
波数から必要線路数を求める方法を前述した。
【0081】次に各線路数の場合の信号分割に関する実
施例として4線路,2線路,5線路を図24、図25、
図26に示した。図24及び図25で示す偶数線路の場
合、オール”1”の部分では、各線路ともに立上りから
立ち下がりの間隔と、立ち下がりから立上りの間隔は同
じである。
【0082】一方図26で示す奇数線路の場合、オー
ル”1”の部分では、立上りから立ち下がりの間隔より
立ち下がりから立上りの間隔の方が、広くなっている。
従って奇数線路数の場合と、偶数線路数の場合を伝送許
容帯域の観点から比べると、奇数線路数から1線路を引
いた偶数線路数と同等であることより、偶数線路数の方
が効率が良いと考える。
【0083】
【発明の効果】記録再生処理部とディスクエンクロージ
ャ間の伝送線路について、伝送線路の伝送帯域が低い場
合でも本発明のパラレルデータ転送を行なうことによ
り、高速データ転送が実現できる。さらに、伝送線路部
で1線当りのデ−タ反転時間が記録クロックの周期より
長く且つパラレルデ−タの全てが同じタイミングで状態
推移を起こさないような系については、ディスクエンク
ロージャ内に設ける回路量を少なくできるために温度上
昇を抑制することができる。これにより、記録再生特性
の温度上昇による劣化を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である。
【図2】従来の磁気ディスク装置のブロック構成図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例である。
【図4】本発明の第3の実施例である。
【図5】本発明の第4の実施例である。
【図6】本発明の第5の実施例である。
【図7】従来の磁気ディスク装置の構成を示す図であ
る。
【図8】記録タイミング補正の真理値表である。
【図9】記録タイミング補正回路のタイムチャートであ
る。
【図10】ENL検索論理図である。
【図11】ENL検索論理の1バイト対応の構成回路図
である。
【図12】ENLレジスタの構成図である。
【図13】記録タイミング補正回路のレジスタ部の構成
図である。
【図14】記録タイミング補正回路のクロック制御構成
図である。
【図15】本発明の第6の実施例である。
【図16】本発明の第7の実施例である。
【図17】本発明の第8の実施例である。
【図18】本発明の第9の実施例である。
【図19】本発明の第9の実施例に記録タイミング補正
回路を加えた図である。
【図20】パラレル伝送処理の構成図である。
【図21】記録クロック分配回路タイムチャートであ
る。
【図22】記録タイミング補正量と立上り、立下り時間
に対する伝送帯域との関係図である。
【図23】記録タイミング補正量と立上り立下り時間に
対する伝送帯域の考え方を示す図である。
【図24】4線伝送路における伝送方式の実施例であ
る。
【図25】2線伝送路における伝送方式の実施例であ
る。
【図26】5線伝送路における伝送方式の実施例であ
る。
【図27】トラックフォーマットの概略を示す図であ
る。
【符号の説明】
102 パラレルインタフェース 103 変復調器 104 パラレルシリアル変換器 105 記録クロック生成回路 107 記録タイミング補正回路 108 ディスクエンクロージャ 109 記録アンプ 112 記録媒体 114 記録ヘッド 115 再生ヘッド 116 再生アンプ 117 伝送線路部 118 弁別回路 119 シリアルパラレル変換器 120 サーボ復調 121 アクチュエータ制御 124 記録再生信号処理部 202 アナログディジタル変換器 203 パラレル信号用記録タイミング補正回路 204 PLL制御記録クロック生成回路 205 再生用バイトクロック生成回路 206 記録用バイトクロック生成回路 208 パラレル伝送処理回路 308 パラレルシリアル変換器 309 クロック制御部 311,313 フリップフロップ回路 314 AND回路 413 経路選択信号 501 4進カウンタ 502 デマルチプレクサ 503 遅延回路 505 伝送線路の相対遅延補正用遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を受け取るパラレルデ−タイン
    タ−フェ−ス、前記インタ−フェ−スに接続された変復
    調器を含む記録再生信号処理部と、記録アンプ、前記記
    録アンプに接続されたパラレルシリアル変換器、前記変
    換器に接続された記録ヘッド、記録媒体、再生ヘッド、
    再生アンプ、前記再生アンプに接続された弁別回路、前
    記弁別回路に接続されたシリアルパラレル変換器を含む
    ディスクエンクロ−ジャと、前記記録再生信号処理部と
    前記ディスクエンクロ−ジャとを電気的接続する伝送線
    路部と、から構成される磁気記録再生装置において、 記録信号が2ビット以上のNビットのデータをN線路で
    パラレル転送を行うに際して、現クロックタイミングの
    パラレルデータと1つ前のクロックによるパラレルデー
    タを記憶する手段を有し、パラレルデータをシリアルデ
    ータに変換した場合、1つ前のクロックによるパラレル
    データの後ろから2ビットと現クロックによるパラレル
    データのNビットとのパタンから、1つ前のクロックに
    よるパラレルデータの最後のビットと、現クロックによ
    るパラレルデータの前から(N−1)ビットの記録タイ
    ミング補正量を決定し、クロックごとに上記過程を連続
    して行うパラレル信号用の記録タイミング補正回路をパ
    ラレルデ−タ転送経路に設けることを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 入力信号を受け取るパラレルデ−タイン
    タ−フェ−ス、前記インタ−フェ−スに接続された変復
    調器を含む記録再生信号処理部と、記録アンプ、前記記
    録アンプに接続されたパラレルシリアル変換器、前記変
    換器に接続された記録ヘッド、記録媒体、再生ヘッド、
    再生アンプを含むディスクエンクロ−ジャと、前記記録
    再生信号処理部と前記ディスクエンクロ−ジャとを電気
    的接続する伝送線路部と、から構成される磁気記録再生
    装置において、 前記再生アンプの出力を入力とする弁別回路、サ−ボ用
    信号復調回路およびアクチュエ−タ制御回路を含むサ−
    ボ信号処理系回路を前記記録再生信号処理部に設けるこ
    とによりディスクエンクロ−ジャの回路規模を少なくす
    ると共に、 前記変復調器から前記伝送線路部を介した記録アンプへ
    はパラレルデータ転送を行い、前記再生アンプから前記
    伝送線路部を介した弁別回路およびサーボ信号処理系回
    路へはアナログ信号伝送を行うことにより、伝送線路部
    での伝送周波数の低減を図ることを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 入力信号を受け取るパラレルデ−タイン
    タ−フェ−ス、前記インタ−フェ−スに接続された変復
    調器を含む記録再生信号処理部と、記録アンプ、前記記
    録アンプに接続されたパラレルシリアル変換器、前記変
    換器に接続された記録ヘッド、記録媒体、再生ヘッド、
    再生アンプを含むディスクエンクロ−ジャと、前記記録
    再生信号処理部と前記ディスクエンクロ−ジャとを電気
    的接続する伝送線路部と、から構成される磁気記録再生
    装置において、 前記記録再生信号処理部には記録クロック生成回路を設
    けると共に、複数の線路に転送デ−タを分岐して順次伝
    送するためのパラレル伝送処理回路を設け、前記パラレ
    ル伝送処理回路から前記伝送線路部を介した記録アンプ
    へはパラレルデータ転送を行い、前記再生アンプから前
    記伝送線路部を介した弁別回路およびサーボ信号処理系
    回路へはアナログ信号伝送を行うことにより、伝送線路
    部での一線当りのデ−タ反転時間が記録クロック周期よ
    り長く且つ転送デ−タの全てが同じタイミングで状態推
    移を起こさないことを特徴とした磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 記録情報”1”、”0”を磁化反転の有
    無に対応させる磁気記録装置において、磁化反転を記録
    するために記録電流の記録ヘッドに流れる方向を反転さ
    せるクロック信号を伝送する伝送系は、伝送線路数Nと
    同じ数のN状態を持つN進カウンタを設け、記録クロッ
    ク信号を前記N進カウンタへ入力することにより、記録
    クロックのタイミングに従ったN進カウンタの出力をデ
    マルチプレクサの出力選択端子へ入力し、デマルチプレ
    クサの出力選択が設定された後、遅延回路により遅延し
    た記録クロック信号がイネーブル端子に入力されるとと
    もに選択された出力端子に記録クロック信号を出力し、
    各伝送線路の入力側には記録クロック信号により出力が
    セットされ、また別の記録ビットに対応した記録クロッ
    ク信号により出力がリセットされるフリップフロップ回
    路を設置し、デマルチプレクサの一つの出力がある伝送
    線路の入力にあるフリップフロップ回路のセット入力に
    接続し、さらに別の伝送線路の入力にあるフリップフロ
    ップ回路のリセット入力へ接続し、フリップフロップ回
    路の出力は各伝送線路固有の遅れ時間の違いを補償する
    ための遅延回路を介して伝送線路に記録クロック信号に
    対応した記録タイミング信号を出力することにより、一
    線路当りの伝送周波数を低減することを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項において、 前記伝送線路部と記録アンプの間に記録タイミング補正
    回路を設けることにより、記録クロック周期に相当した
    位相差をもつエッジデータを複数の伝送線路を介して伝
    送した後、記録タイミング補正を行うことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
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KR101812652B1 (ko) * 2017-08-16 2017-12-27 (주)세기시스템 열풍 순환식 식기 살균 및 건조 장치 및 이를 이용한 열풍 순환식 식기 살균 및 건조 시스템

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