JP3073672B2 - 直方体の搬送姿勢転換装置 - Google Patents
直方体の搬送姿勢転換装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送過程で直方体の
流れ（搬送）姿勢を転換する装置に係り、さらに詳しく
は直方体の自動組み立てラインや包装ラインなどでの搬
送姿勢を、90°転換する装置に関する。
流れ（搬送）姿勢を転換する装置に係り、さらに詳しく
は直方体の自動組み立てラインや包装ラインなどでの搬
送姿勢を、90°転換する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、携帯用電話機，携帯型テレビ
カメラなどの駆動電源として、いわゆる電池パックが多
用されている。そして、この種の電池パックは、コンパ
クト化もしくは機器本体に対する装着上のスペースなど
の点から、直方体として形成されている場合が多い。
カメラなどの駆動電源として、いわゆる電池パックが多
用されている。そして、この種の電池パックは、コンパ
クト化もしくは機器本体に対する装着上のスペースなど
の点から、直方体として形成されている場合が多い。
【０００３】ところで、前記直方体型の電池パックの製
造・組み立て、あるいは電池パック製品の包装などの工
程では、縦方向に配置され搬送されて来る直方体を、横
方向に並び換えて（搬送姿勢転換）、次の工程に搬送す
る場合がしばしばある。つまり、搬送ライン間に、直方
体型の電池パックの搬送姿勢を90°転換する姿勢転換装
置を配置し、たとえば電池パック面に所要ラベルの貼着
時は縦列状に配置搬送し、ラベル貼着後の包装時は横列
状に配置搬送するため、搬送途中で電池パックの姿勢転
換しを行っている。
造・組み立て、あるいは電池パック製品の包装などの工
程では、縦方向に配置され搬送されて来る直方体を、横
方向に並び換えて（搬送姿勢転換）、次の工程に搬送す
る場合がしばしばある。つまり、搬送ライン間に、直方
体型の電池パックの搬送姿勢を90°転換する姿勢転換装
置を配置し、たとえば電池パック面に所要ラベルの貼着
時は縦列状に配置搬送し、ラベル貼着後の包装時は横列
状に配置搬送するため、搬送途中で電池パックの姿勢転
換しを行っている。
【０００４】そして、前記直方体電池パックの姿勢転換
装置としては、次のような構成が知られている。
装置としては、次のような構成が知られている。
【０００５】(a)２本のコンベアー（搬送路）を直交配
置し、その直交部もしくは接点部に、エアーシリンダー
などを駆動源とした送り出し機構を設置して、この送り
出し機構によって一方のコンベアーから他方のコンベア
ーに電池パックを移載し、電池パックの流れ姿勢を90°
転換する。
置し、その直交部もしくは接点部に、エアーシリンダー
などを駆動源とした送り出し機構を設置して、この送り
出し機構によって一方のコンベアーから他方のコンベア
ーに電池パックを移載し、電池パックの流れ姿勢を90°
転換する。
【０００６】(b)２本のコンベアー（搬送路）を段違い
に直交配置し、段差を利用して電池パック下段のコンベ
アーに移載し、電池パックの流れ姿勢を90°転換する。
に直交配置し、段差を利用して電池パック下段のコンベ
アーに移載し、電池パックの流れ姿勢を90°転換する。
【０００７】(c)コンベアー上を搬送されて来る電池パ
ックの重心位置から外してコンベアー上方に設置・配置
した邪魔板により、電池パックの搬送を停止させ、電池
パックの重心を中心とした回転で徐々に姿勢を転換し
て、最終的には電池パックの流れ姿勢を90°転換する。
ックの重心位置から外してコンベアー上方に設置・配置
した邪魔板により、電池パックの搬送を停止させ、電池
パックの重心を中心とした回転で徐々に姿勢を転換し
て、最終的には電池パックの流れ姿勢を90°転換する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
池パックの姿勢転換装置は、実用上次のような不都合が
認められる。
池パックの姿勢転換装置は、実用上次のような不都合が
認められる。
【０００９】先ず、第１には、いずれの場合も、直方体
製品を強制的に姿勢転換する方式を採っていない。つま
り、搬送方向の90°転換、もしくは障害物による姿勢転
換であり、成り行き任せ的な手段である。したがって、
姿勢転換の信頼性が劣っており、長時間の稼働や多量の
取扱でのトラブル発生が必然的なのが実情である。
製品を強制的に姿勢転換する方式を採っていない。つま
り、搬送方向の90°転換、もしくは障害物による姿勢転
換であり、成り行き任せ的な手段である。したがって、
姿勢転換の信頼性が劣っており、長時間の稼働や多量の
取扱でのトラブル発生が必然的なのが実情である。
【００１０】第２には、いずれの場合も、姿勢転換を間
欠的に一瞬の間に行う姿勢転換機構であるため、高速性
が欠けるという問題がある。つまり、１個づつ間欠的
（不連続的）に直方体製品の姿勢転換を行うので、時間
的なロスが大きく量産性もしくは生産性の向上を図り得
ない状況にある。
欠的に一瞬の間に行う姿勢転換機構であるため、高速性
が欠けるという問題がある。つまり、１個づつ間欠的
（不連続的）に直方体製品の姿勢転換を行うので、時間
的なロスが大きく量産性もしくは生産性の向上を図り得
ない状況にある。
【００１１】本発明は、上記事情に対処してなされたも
ので、搬送過程で直方体製品の90°姿勢転換を常時確実
に、かつ量産的に行うことができる直方体の搬送姿勢転
換装置の提供を目的とする。
ので、搬送過程で直方体製品の90°姿勢転換を常時確実
に、かつ量産的に行うことができる直方体の搬送姿勢転
換装置の提供を目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、直方
体を一定方向に配置しガイド搬送する第１の搬送路と、
前記第１の搬送路の延長方向に配置され、直方体を90
°方向転換配置しガイド搬送する第２の搬送路と、前記
第１の搬送路および第２の搬送路間に配置された直方体
を90°方向転換する方向転換手段とを具備し、前記方向
転換手段が、一定方向付け搬送される直方体の側面に摺
接しながら搬送回転する第１の弾性ローラ、前記第１の
弾性ローラに対して斜め方向に対峙して第２の搬送路始
端部に配置され直方体の側面ないし一端面に摺接しなが
ら搬送回転する第２の弾性ローラ、前記第２の弾性ロー
ラに対峙して第２の搬送路始端部に配置され直方体の他
端面に摺接しながら搬送回転する第３の弾性ローラ、お
よび各弾性ローラの回転を制御するローラ回転制御機構
を少なくとも備えた構成であることを特徴とする直方体
の搬送姿勢転換装置である。
体を一定方向に配置しガイド搬送する第１の搬送路と、
前記第１の搬送路の延長方向に配置され、直方体を90
°方向転換配置しガイド搬送する第２の搬送路と、前記
第１の搬送路および第２の搬送路間に配置された直方体
を90°方向転換する方向転換手段とを具備し、前記方向
転換手段が、一定方向付け搬送される直方体の側面に摺
接しながら搬送回転する第１の弾性ローラ、前記第１の
弾性ローラに対して斜め方向に対峙して第２の搬送路始
端部に配置され直方体の側面ないし一端面に摺接しなが
ら搬送回転する第２の弾性ローラ、前記第２の弾性ロー
ラに対峙して第２の搬送路始端部に配置され直方体の他
端面に摺接しながら搬送回転する第３の弾性ローラ、お
よび各弾性ローラの回転を制御するローラ回転制御機構
を少なくとも備えた構成であることを特徴とする直方体
の搬送姿勢転換装置である。
【００１３】請求項２の発明は、直方体を一定方向に配
置しガイド搬送する第１の搬送路と、 前記第１の搬送
路の延長方向に配置され、直方体を90°方向転換配置し
ガイド搬送する第２の搬送路と、前記第１の搬送路およ
び第２の搬送路間に配置された直方体を90°方向転換す
る方向転換手段とを具備し、前記方向転換手段が、第１
の搬送路終端部に配置され一定方向付け搬送される直方
体の一端面に摺接しながら搬送回転する第１の弾性ロー
ラ、前記第１の弾性ローラに対峙して第１の搬送路終端
部に配置され直方体の他端面ないし側面に摺接しながら
搬送回転する第２の弾性ローラ、前記第２の弾性ローラ
に対して斜め方向に対峙して第２の搬送路始端部に配置
され直方体の側面に摺接しながら搬送回転する第３の弾
性ローラ、および各弾性ローラの回転を制御するローラ
回転制御機構を少なくとも備えた構成であることを特徴
とする直方体の搬送姿勢転換装置である。
置しガイド搬送する第１の搬送路と、 前記第１の搬送
路の延長方向に配置され、直方体を90°方向転換配置し
ガイド搬送する第２の搬送路と、前記第１の搬送路およ
び第２の搬送路間に配置された直方体を90°方向転換す
る方向転換手段とを具備し、前記方向転換手段が、第１
の搬送路終端部に配置され一定方向付け搬送される直方
体の一端面に摺接しながら搬送回転する第１の弾性ロー
ラ、前記第１の弾性ローラに対峙して第１の搬送路終端
部に配置され直方体の他端面ないし側面に摺接しながら
搬送回転する第２の弾性ローラ、前記第２の弾性ローラ
に対して斜め方向に対峙して第２の搬送路始端部に配置
され直方体の側面に摺接しながら搬送回転する第３の弾
性ローラ、および各弾性ローラの回転を制御するローラ
回転制御機構を少なくとも備えた構成であることを特徴
とする直方体の搬送姿勢転換装置である。
【００１４】図１および図２は、本発明に係る搬送姿勢
転換装置の構成原理を、縦列から横列に90°姿勢転換す
る場合を模式的に示したものである。
転換装置の構成原理を、縦列から横列に90°姿勢転換す
る場合を模式的に示したものである。
【００１５】図１は構成の概略を平面的に示し、１は第
１の弾性ローラ、２は第２の弾性ローラ、３は第３の弾
性ローラ、4a，4bは第１の搬送路４のガイド、5a，5bは
第２の搬送路５のガイドである。ここで、各弾性ローラ
１，２，３の回転は、それぞれ矢印方向の回転であり、
また、その回転速度は直径が同一の場合、第１の弾性ロ
ーラ＜第３の弾性ローラ＜第２の弾性ローラの関係に選
択される。そして、この速度比は対象とする直方体の大
きさ，寸法などにもよるが、たとえば長さ45mm，幅20m
m，厚さ10mmの直方体の場合、第１の弾性ローラ約120rp
m，第２の弾性ローラ約200rpm，第３の弾性ローラ約150
rpmに設定すればよい。
１の弾性ローラ、２は第２の弾性ローラ、３は第３の弾
性ローラ、4a，4bは第１の搬送路４のガイド、5a，5bは
第２の搬送路５のガイドである。ここで、各弾性ローラ
１，２，３の回転は、それぞれ矢印方向の回転であり、
また、その回転速度は直径が同一の場合、第１の弾性ロ
ーラ＜第３の弾性ローラ＜第２の弾性ローラの関係に選
択される。そして、この速度比は対象とする直方体の大
きさ，寸法などにもよるが、たとえば長さ45mm，幅20m
m，厚さ10mmの直方体の場合、第１の弾性ローラ約120rp
m，第２の弾性ローラ約200rpm，第３の弾性ローラ約150
rpmに設定すればよい。
【００１６】図２は直方体の搬送姿勢を90°転換する動
作の説明図で、6a，6b，6c，6d，6eは、たとえば直方体
電池パックの搬送経過順に示す。先ず、第１の搬送路４
を搬送されて来る電池パック6aは、第１の弾性ローラ１
と第１の弾性ローラ２とによって側面部が挟み込まれ
る。ここで、第１の弾性ローラ１と第１の弾性ローラ２
とは回転速度差があるため、電池パック6b，電池パック
6cと姿勢が変えられて、第３の弾性ローラ３と第２の弾
性ローラ２とで端面が挟み込まれる。このとき、両弾性
ローラ２，３は回転速度差があるので、この回転速度差
にによって電池パック6d，電池パック6eと姿勢がさらに
変えられ、縦列から横列に90°姿勢転換されて第２の搬
送路５を搬送されることになる。ここで、搬送姿勢転換
の対象となり得る直方体は、特に限定されないが、前記
電池パック類を始め、化粧品や菓子類、電気部品なども
挙げられる。
作の説明図で、6a，6b，6c，6d，6eは、たとえば直方体
電池パックの搬送経過順に示す。先ず、第１の搬送路４
を搬送されて来る電池パック6aは、第１の弾性ローラ１
と第１の弾性ローラ２とによって側面部が挟み込まれ
る。ここで、第１の弾性ローラ１と第１の弾性ローラ２
とは回転速度差があるため、電池パック6b，電池パック
6cと姿勢が変えられて、第３の弾性ローラ３と第２の弾
性ローラ２とで端面が挟み込まれる。このとき、両弾性
ローラ２，３は回転速度差があるので、この回転速度差
にによって電池パック6d，電池パック6eと姿勢がさらに
変えられ、縦列から横列に90°姿勢転換されて第２の搬
送路５を搬送されることになる。ここで、搬送姿勢転換
の対象となり得る直方体は、特に限定されないが、前記
電池パック類を始め、化粧品や菓子類、電気部品なども
挙げられる。
【００１７】
実施例１ 図３はこの実施例の搬送姿勢転換装置の要部構成を平面
的に示したものである。ここで、１は第１の弾性ロー
ラ、２は第２の弾性ローラ、３は第３の弾性ローラで、
これらによって姿勢転換手段を構成しており、いずれも
直径51mmの模型ゴムタイヤである。そして、各弾性ロー
ラ１，２，３は、それぞれ矢印方向に回転するように設
置されており、かつ、その回転速度が、第１の弾性ロー
ラ約120rpm，第２の弾性ローラ約200rpm，第３の弾性ロ
ーラ約150rpmに、図示されていない回転速度制御機構に
よって、それぞれ設定・制御してある。さらに、4a，4b
は第１の搬送路４、たとえばベルトコンベアー上面に配
置されたガイド、5a，5bは第２の搬送路５、たとえばベ
ルトコンベアー上面に配置されたのガイドである。
的に示したものである。ここで、１は第１の弾性ロー
ラ、２は第２の弾性ローラ、３は第３の弾性ローラで、
これらによって姿勢転換手段を構成しており、いずれも
直径51mmの模型ゴムタイヤである。そして、各弾性ロー
ラ１，２，３は、それぞれ矢印方向に回転するように設
置されており、かつ、その回転速度が、第１の弾性ロー
ラ約120rpm，第２の弾性ローラ約200rpm，第３の弾性ロ
ーラ約150rpmに、図示されていない回転速度制御機構に
よって、それぞれ設定・制御してある。さらに、4a，4b
は第１の搬送路４、たとえばベルトコンベアー上面に配
置されたガイド、5a，5bは第２の搬送路５、たとえばベ
ルトコンベアー上面に配置されたのガイドである。
【００１８】上記構成の搬送姿勢転換装置を駆動し、第
１の搬送路４に、長さ45mm，幅20mm，厚さ10mmの直方体
電池パック６を連続的に縦列配置で移載し、姿勢転換手
段を介して第２の搬送路５に移載・搬送したところ、前
記直方体電池パック６はいずれも確実に横列配置であっ
た。つまり、連続的な搬送過程で、かつ信頼性の高い搬
送姿勢の転換が行われることを確認した。
１の搬送路４に、長さ45mm，幅20mm，厚さ10mmの直方体
電池パック６を連続的に縦列配置で移載し、姿勢転換手
段を介して第２の搬送路５に移載・搬送したところ、前
記直方体電池パック６はいずれも確実に横列配置であっ
た。つまり、連続的な搬送過程で、かつ信頼性の高い搬
送姿勢の転換が行われることを確認した。
【００１９】実施例２ 図４はこの実施例の搬送姿勢転換装置の要部構成を平面
的に示したものである。ここで、７は第１の弾性ロー
ラ、８は第２の弾性ローラ、９は第３の弾性ローラで、
これらによって姿勢転換手段を構成しており、いずれも
直径51mmの模型ゴムタイヤである。そして、各弾性ロー
ラ７，８，９は、それぞれ矢印方向に回転するように設
置されており、かつ、その回転速度が、第１の弾性ロー
ラ約150rpm，第２の弾性ローラ約200rpm，第３の弾性ロ
ーラ約120rpmに、図示されていない回転速度制御機構に
よって、それぞれ設定・制御してある。さらに、 10a，
10bは第１の搬送路10、たとえばベルトコンベアー上面
に配置されたガイド、 11a，11bは第２の搬送路11、た
とえばベルトコンベアー上面に配置されたのガイドであ
る。
的に示したものである。ここで、７は第１の弾性ロー
ラ、８は第２の弾性ローラ、９は第３の弾性ローラで、
これらによって姿勢転換手段を構成しており、いずれも
直径51mmの模型ゴムタイヤである。そして、各弾性ロー
ラ７，８，９は、それぞれ矢印方向に回転するように設
置されており、かつ、その回転速度が、第１の弾性ロー
ラ約150rpm，第２の弾性ローラ約200rpm，第３の弾性ロ
ーラ約120rpmに、図示されていない回転速度制御機構に
よって、それぞれ設定・制御してある。さらに、 10a，
10bは第１の搬送路10、たとえばベルトコンベアー上面
に配置されたガイド、 11a，11bは第２の搬送路11、た
とえばベルトコンベアー上面に配置されたのガイドであ
る。
【００２０】上記構成の搬送姿勢転換装置を駆動し、第
１の搬送路７に、長さ45mm，幅20mm，厚さ10mmの直方体
電池パック６を連続的に横列配置で移載し、姿勢転換手
段を介して第２の搬送路11に移載・搬送したところ、前
記直方体電池パック６はいずれも確実に縦列配置であっ
た。つまり、連続的な搬送過程で、かつ信頼性の高い搬
送姿勢の転換が行われることを確認した。
１の搬送路７に、長さ45mm，幅20mm，厚さ10mmの直方体
電池パック６を連続的に横列配置で移載し、姿勢転換手
段を介して第２の搬送路11に移載・搬送したところ、前
記直方体電池パック６はいずれも確実に縦列配置であっ
た。つまり、連続的な搬送過程で、かつ信頼性の高い搬
送姿勢の転換が行われることを確認した。
【００２１】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの
変形を採ることができる。たとえば、弾性ローラも模型
ゴムタイヤ以外のものでもよいし、また、弾性ローラの
素材やローラの大きさ・寸法も対象となる直方体の大き
さなどに応じて適宜選択してもよく、さらに、各弾性ロ
ーラは同一直径であることも要しない。
ものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの
変形を採ることができる。たとえば、弾性ローラも模型
ゴムタイヤ以外のものでもよいし、また、弾性ローラの
素材やローラの大きさ・寸法も対象となる直方体の大き
さなどに応じて適宜選択してもよく、さらに、各弾性ロ
ーラは同一直径であることも要しない。
【００２２】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、縦列（長手方
向）の配置で搬送されて来る直方体を確実に、かつ連続
的に搬送形態を横列（90°位置転換）配置に転換でき
る。また、請求項２の発明によれば、逆に横列の配置で
搬送されて来る直方体を確実に、かつ連続的に搬送形態
を縦列（長手方向に90°位置転換）配置に転換できる。
そして、搬送過程で直方体を連続的に、かつ確実に90°
位置転換できることは、たとえば電池パックのテスター
チェック，チューブシュリング，ラベル貼着，包装・箱
詰めなどの作業簡略化、作業能率の向上に大きく寄与す
るものといえる。
向）の配置で搬送されて来る直方体を確実に、かつ連続
的に搬送形態を横列（90°位置転換）配置に転換でき
る。また、請求項２の発明によれば、逆に横列の配置で
搬送されて来る直方体を確実に、かつ連続的に搬送形態
を縦列（長手方向に90°位置転換）配置に転換できる。
そして、搬送過程で直方体を連続的に、かつ確実に90°
位置転換できることは、たとえば電池パックのテスター
チェック，チューブシュリング，ラベル貼着，包装・箱
詰めなどの作業簡略化、作業能率の向上に大きく寄与す
るものといえる。
【図１】本発明に係る搬送姿勢転換装置の要部構成を示
す平面図。
す平面図。
【図２】図１の構成の搬送姿勢転換装置における動作を
説明するための模式図。
説明するための模式図。
【図３】第１実施例の要部構成を示す平面図。
【図４】第２実施例の要部構成を示す平面図。
１，７……第１の弾性ローラ ２，８……第２の弾性ローラ ３，９……第３の弾性ローラ ４，10……第１の搬送路 4a，4b， 10a， 10b……第１の搬送路のガイド ５，11……第２の搬送路 5a，5b， 11a， 11b……第２の搬送路のガイド ６……電池パック 6a〜6e……電池パックの搬送径時による姿勢変化
Claims (2)
- 【請求項１】 直方体を一定方向に配置しガイド搬送す
る第１の搬送路と、 前記第１の搬送路の延長方向に配置され、直方体を90°
方向転換配置しガイド搬送する第２の搬送路と、 前記第１の搬送路および第２の搬送路間に配置された直
方体を90°方向転換する方向転換手段とを具備し、 前記方向転換手段が、一定方向付け搬送される直方体の
側面に摺接しながら搬送回転する第１の弾性ローラ、前
記第１の弾性ローラに対して斜め方向に対峙して第２の
搬送路始端部に配置され直方体の側面ないし一端面に摺
接しながら搬送回転する第２の弾性ローラ、前記第２の
弾性ローラに対峙して第２の搬送路始端部に配置され直
方体の他端面に摺接しながら搬送回転する第３の弾性ロ
ーラ、および各弾性ローラの回転を制御するローラ回転
制御機構を少なくとも備えた構成であることを特徴とす
る直方体の搬送姿勢転換装置。 - 【請求項２】 直方体を一定方向に配置しガイド搬送す
る第１の搬送路と、 前記第１の搬送路の延長方向に配置され、直方体を90°
方向転換配置しガイド搬送する第２の搬送路と、 前記第１の搬送路および第２の搬送路間に配置された直
方体を90°方向転換する方向転換手段とを具備し、 前記方向転換手段が、第１の搬送路終端部に配置され一
定方向付け搬送される直方体の一端面に摺接しながら搬
送回転する第１の弾性ローラ、前記第１の弾性ローラに
対峙して第１の搬送路終端部に配置され直方体の他端面
ないし側面に摺接しながら搬送回転する第２の弾性ロー
ラ、前記第２の弾性ローラに対して斜め方向に対峙して
第２の搬送路始端部に配置され直方体の側面に摺接しな
がら搬送回転する第３の弾性ローラ、および各弾性ロー
ラの回転を制御するローラ回転制御機構を少なくとも備
えた構成であることを特徴とする直方体の搬送姿勢転換
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07206136A JP3073672B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 直方体の搬送姿勢転換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07206136A JP3073672B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 直方体の搬送姿勢転換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952617A JPH0952617A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3073672B2 true JP3073672B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16518386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07206136A Expired - Fee Related JP3073672B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 直方体の搬送姿勢転換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3073672B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106271839A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-01-04 | 浙江柏同机器人科技股份有限公司 | 管件加工中工位移动机构 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009032193A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 非接触ｉｃタグ読取システム |
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1995
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