JP3073583B2 - 光ケーブルおよびその製造法 - Google Patents

光ケーブルおよびその製造法

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JP3073583B2
JP3073583B2 JP04003742A JP374292A JP3073583B2 JP 3073583 B2 JP3073583 B2 JP 3073583B2 JP 04003742 A JP04003742 A JP 04003742A JP 374292 A JP374292 A JP 374292A JP 3073583 B2 JP3073583 B2 JP 3073583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ケーブルであって、
複数の光導波路を有する複数のリボンと、コアエレメン
トと、該コアエレメントを全周にわたってセグメント状
に取り囲むように配置された、ほぼ横断面U字形に形成
された複数の部分エレメントとが設けられていて、該部
分エレメントがそれぞれ、リボン積層体を収容するため
の、各2つの側方脚部を有する1つの室を有しており、
前記リボン積層体が、それぞれ所定の数の前記リボンか
ら構成されており、前記部分エレメントの横断面が外方
に向かって拡張している形式のものに関する。さらに、
本発明は、コアエレメントと、該コアエレメントを全周
にわたってセグメント状に取り囲むように配置された、
ほぼ横断面U字形に形成された複数の部分エレメントと
が設けられていて、該部分エレメントがそれぞれ、各2
つの側方脚部を有する1つの室を有しており、該室にそ
れぞれ1つのリボン積層体が導入されてるようになって
おり、該リボン積層体が、それぞれ、複数の光導波路を
有する所定数のリボンから構成され ており、前記部分エ
レメントの横断面が外方に向かって拡張している光ケー
ブルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公告第292
8678号明細書に基づき、片側で開いた室を備えた光
ケーブルが公知である。この公知の光ケーブルでは、ケ
ーブルコア自体が複数の部分エレメントから構成されて
いる。このためには、ほぼ半径方向に延びる分離継ぎ目
が設けられている。特別な実施例では、室が内方に向か
って、しかも開いた中心室の方向に開くようにケーブル
コアの構成を行なうこともできる。前記中心室はケーブ
ルコアの範囲で一貫して延びる開口として設けられてい
る。光導波路自体は、この公知のケーブルでは個別光導
波路として配置されている。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3839
109号明細書に基づき、いわゆる室ケーブルにおい
て、光導波路をリボン積層体の形で室内に配置すること
が知られている。この場合、各リボン積層体は複数の光
導波路リボンを有しており、室自体はたとえば方形の横
断面で形成されていて、外側に向かって開いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の光ケーブルを改良して、簡単に製造する
ことができ、しかも多数の光導波路を、機械的に安定し
た配置形式でケーブルコアの範囲に収納することができ
るような光ケーブルを提供することである。さらに、本
発明の課題はこのような光ケーブルを製造する有利な方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の光ケーブルの構成では、前記室が内方に向か
って開いており、前記部分エレメントの側方脚部が、コ
アエレメントに載着されており、しかも前記部分エレメ
ントは、該部分エレメントが外側で互いにつな ぎ合わさ
れて、1つの閉じた環状の形成物を形成し、これにより
該部分エレメントが側方で相互に支持し合うことに基づ
き、全体的に安定した形成物が生ぜしめられるように構
成されているようにした。
【0006】さらに上記課題を解決するために本発明の
方法では、前記室を、内方に向かって開くように導入
し、前記部分エレメントに設けられた側方脚部をコアエ
レメントに載着させ、しかも該部分エレメントが外側で
互いにつなぎ合わされて、1つの閉じた環状の形成物を
形成し、これにより該部分エレメントが側方で相互に支
持し合うことに基づき、全体的に安定した形成物が生ぜ
しめられるように前記部分エレメントを配置するように
した。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、内方に向かって開いて
いる室がコアエレメントに個々に載着しているので、良
好な支持性を有する安定した構造が得られる。さらに、
互いに当接した部分エレメントにより、スペース節約型
でかつそれ自体安定した構造が得られることが保証され
ている。外方に向かって開いているような室系とは異な
り、本発明の構成では、基部の範囲において、つまり室
壁がコアエレメントに当接している場所において、規定
された最小壁厚さが必要とならない。それに対して、外
方に向かって開いた室が、抗張性のコアに対するほぼス
ポーク車輪形の室エレメントの押出し成形によって製造
される場合、室壁のためには室基部の範囲でも所定の最
小厚さが必要となってしまう。安定性および製造上の理
由からこの最小厚さを下回ることはできない。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0009】図1に示したように、光ケーブルには、コ
アエレメントECが設けられており、このコアエレメン
トは抗張性の材料(鋼またはたとえばガラス繊維強化プ
ラスチック)から成っていると有利である。この場合、
プラスチック被覆体CLが設けられていてよい。このコ
アエレメントECには、セグメント状の配置形式で合計
6つの室エレメント(部分エレメント)CE1,CE
2,CE3,CE4,CE5,CE6が配置されてお
り、この場合、これらの部分エレメントによって形成さ
れる各室CA1,CA2,CA3,CA4,CA5,C
A6の開口は内方に、つまりコアエレメントECの方向
に向いている。室CA1,CA2,CA3,CA4,C
A5,CA6はほぼ方形の横断面を有しており、これら
の室のそれぞれには、リボン積層体BS1,BS2,B
S3,BS4,BS5,BS6が収納されている。この
リボン積層体は複数の小さなリボンから成っている。室
CA1において詳しく図示したように、5つのリボン
D1,BD2,BD3,BD4,BD5が設けられてお
り、これらのリボンはほぼ接線方向で配置されている。
すなわち、積層は半径方向で行なわれている。各リボン
BD1,BD2,BD3,BD4,BD5は所定数の光
導波路を有しており、この実施例では、リボンBD1に
おいて図示したように、6つの光導波路LW1〜LW6
が、リボンを形成する共通の被覆体に導入されている。
室CA1,CA2,CA3,CA4,CA5,CA6へ
リボン積層体BS1,BS2,BS3,BS4,BS
5,BS6の導入は、前記リボン積層体がある程度の可
動性をさらに維持し、しかも位置変化(旋回または傾
動)が回避されるように行なわれると有利である。この
ためには、リボン積層体の周りにできるだけ小幅のギャ
ップが設けられていれば十分である。このギャップは場
合によっては軟質の充てん材によって閉鎖されていても
よく、その場合、この充てん材が同じく位置調整のため
に役立ってもよい。しかし、リボンBD1,BD2,B
D3,BD4,BD5に対して、室CA1の内部でのね
じり可能性/旋回可能性を設定することも可能であり、
この場合、リボンの方向を交番させるように(SZ字撚
りの形式で)ねじりがかけられていても有利となり得
る。
【0010】各1つのU字形の横断面を有する部分エレ
メント(部分エレメント)CE1,CE2,CE3,C
E4,CE5,CE6の側方脚部(部分エレメントCE
1において符号SWL,SWRで示す)は、内方に向か
って先細りとなるように形成されている。コアエレメン
トECにおける載着面の範囲では、壁厚さが0mm(つ
まり先端としての構成)〜0.5mmの値にまで減じら
れている。このような値は、たとえば半径方向外側に向
かって開いた室を設けるような配置形式の場合よりも著
しく小さく設定されている。その理由は、横断面移行部
を設ける必要がないからである。すなわち、横断面移行
部が設けられていると、製作技術と強度に関する理由か
ら、コアエレメントの範囲における壁厚さをこのように
小さな値にまで減少させることは不可能となる訳であ
る。
【0011】コアエレメントECに巻き付けられた部分
エレメントCE1,CE2,CE3,CE4,CE5,
CE6の結合は、たとえば巻成層BFによって確保され
得る。さらに外側には、(場合によっては多層の)外被
MAが、たとえば押出し成形によって設けられている。
こうして得られた光ケーブルOCは密な構造によりすぐ
れていて、与えられた横断面積に対して多数の光導波路
を収納する可能性を提供し、さらに簡単でかつ経済的な
製造を可能にする。
【0012】光導波路の数をさらに増大させたい場合に
は、図2に示した配置形式を使用すると有利である。こ
の実施例では、たとえば部分エレメントCE21に設け
られた室はもはやほぼ方形の横断面で構成されているの
ではなく、同じくセグメント状に形成されている。この
ようにして、外方に拡がった室が生ぜしめられる。した
がって、室CA21の外方に拡がったスペースをできる
だけ完全に埋めるようなリボンBD21,BD22,B
D23,BD24,BD25を設けることが可能にな
る。すなわち、リボンは内方から外方に向かって広幅と
なって、それぞれ比較的多数の光導波路を有することが
できるようになる。したがって、与えられたケーブル横
断面積もしくは与えられたケーブルコア横断面積におい
て、光導波路のパッケージ密度を著しく高めることがで
きる。部分エレメントCE21の側壁SWL2,SWR
2の壁厚さは、内方から外方に向かって等しいままとな
るように設定されると有利である。側壁SWL2,SW
R2の壁厚さは0.5〜1mmの範囲で十分である。こ
の場合には、部分エレメントCE21全体が押出し成形
によってたとえばポリエチレンから製造されることが必
要となる。
【0013】全ての部分エレメントが互いに等しい横断
面積を有しているので、基本構成要素としてこのような
部分エレメントを連続的に大量に製造するような適当な
押出しヘッドを設けるだけで十分となる。次いで、十分
な数の、たとえば6つの部分エレメントを組み合わせる
ことによって、ケーブルコアの構造を実現することがで
きる。
【0014】製作上の理由から、室エレメントもしくは
部分エレメント(たとえば図1に示したCE1,CE
2,CE3,CE4,CE5,CE6)の半径方向の長
さを任意の寸法に設定することができないので(このよ
うな部分エレメントは約2.5〜4mmの内側の半径方
向長さを有していると有利である)、図3に示したよう
な多層の構造を実現して、ファイバ数を増やすことが有
利となり得る。図3に図示したケーブルでは、コアエレ
メントEC3に、まずセグメント状の6つの部分エレメ
ントCEI1,CEI2,CEI3,CEI4,CEI
5,CEI6から成る内側の層(図1に示した構造と類
似)が設けられている。前記部分エレメントの外部構造
は図1に示した配置形式に相当している。この場合、た
とえばセグメント状の部分エレメントから成る次の層を
設ける前に巻成層を設け、これによって内側の部分エレ
メントCEI1,CEI2,CEI3,CEI4,CE
I5,CEI6を位置固定することが有利となり得る。
【0015】さらに外側には、セグメント状の部分エレ
メントCEA1,CEA2,CEA3,CEA4,CE
A5,CEA6,CEA7,CEA8,CEA9,CE
A10,CEA11,CEA12が設けられており、こ
の場合、内側の部分エレメントCEI1,CEI2,C
EI3,CEI4,CEI5,CEI6のウェブもしく
は隔壁と、外側の部分エレメントCEA1,CEA2,
CEA3,CEA4,CEA5,CEA6,CEA7,
CEA8,CEA9,CEA10,CEA11,CEA
12のウェブもしくは隔壁とが、半径方向で見て互いに
整合しないように配置されていると有利である。この実
施例では、部分エレメントCEA1,CEA2,CEA
3,CEA4,CEA5,CEA6,CEA7,CEA
8,CEA9,CEA10,CEA11,CEA12か
ら成る第2の層が、内側の層と同じ半径方向長さを有し
ており、また部分エレメントCEA1,CEA2,CE
A3,CEA4,CEA5,CEA6,CEA7,CE
A8,CEA9,CEA10,CEA11,CEA12
のほぼ周方向で見た延びも、内側の層の周方向で見た延
びと類似している。内側の層(CEI1,CEI2,C
EI3,CEI4,CEI5,CEI6)と外側の層
(CEA1,CEA2,CEA3,CEA4,CEA
5,CEA6,CEA7,CEA8,CEA9,CEA
10,CEA11,CEA12)とが互いに逆向きに、
つまり逆撚りで装着されると、両層の半径方向のウェブ
は連続的に交差し、全体的に高い可撓性を有する安定し
た形成物が得られる。片方または両方の層の巻き付けを
SZ字状に行なうこともできる。
【0016】図4には、図1に示した光ケーブルを製造
するための方法経過が示されている。この場合、部分エ
レメントCE1,CE2等は前製作されていて、貯えド
ラムVC1,VC2等に巻き取られた状態にあることか
ら出発する。この実施例では、図面を見易くするため
に、2つの部分エレメントCE1,CE2しか図示しな
い。リボンBD1,BD2,BD3,BD4,BD5は
貯えリールVB11〜VB15から繰り出され、それに
対して部分エレメントCE2のリボン積層体BS2を形
成するリボンのためには、貯えリールVB21〜VB2
5が設けられている。図示の全ての貯えリールは定置に
配置されており、この場合、抗張性のコアエレメントE
Cが、その長手方向軸線を中心にして回転させられると
同時に、左から右に引き通される。しかし、コアエレメ
ントECを定置に構成して、その代りに貯えリールを回
転するケージに収納することも可能である。
【0017】リボンBD1,BD2,BD3,BD4,
BD5のための個々の貯えリールVB11〜VB15
は、僅かな引張り張力のもとで引き出されたリボンBD
1,BD2,BD3,BD4,BD5が部分エレメント
CE1の衝突直前に既に1つのリボン積層体BS1にま
とめられて、場合によってはコアエレメントECと接触
するように配置されている。しかし(たとえば相応する
ガイド管または案内装置によって)、リボン積層体BS
1がまず部分エレメントCE1の室CA1の内部に押し
込まれて、次いでこの部分エレメントと一緒にコアエレ
メントECに巻き付けられるように構成することも可能
である。その他の部分エレメントも同様の形式で処理さ
れるので、1つの作業工程において、閉じた円形のリン
グ形状を形成する部分エレメント全体が、巻き付け過程
の終了時にコアエレメントECに装着されている(この
実施例では、図面を簡潔にするために2つの部分エレメ
ントCE1,CE2しか図示しない)。
【0018】部分エレメントCE1,CE2,CE3,
CE4,CE5,CE6の装着はラング撚り法で行なう
ことができる。しかし、撚りの方向を交番させて(SZ
字撚りり)作業することも、つまりそれぞれ連続した規
定の時間区分でコアエレメントECに逆の回転を与える
ことも可能である。
【0019】図5に示した構成では、同じくコアエレメ
ントECが回転し、この場合、図4に示した配置形式と
は異なり部分エレメントCE1,CE2,CE3,CE
4,CE5,CE6が前製作されているのではなく、
ボン積層体の装着の範囲において初めて一緒に製造され
ることから出発する。リボン積層体BS1を形成する
ボンBD1,BD2,BD3,BD4,BD5は同じく
貯えリールVB11〜VB15に配置されていて、これ
らの貯えリールから引き出される。リボン積層体BS1
は押出し機EXの押出しヘッドEKへの進入直前に形成
される。押出しヘッドEKの出口は、図1に示した実施
例に相応して互いに独立した6つの部分エレメントCE
1,CE2,CE3,CE4,CE5,CE6が形成さ
れるように構成されている。前記部分エレメントはそれ
ぞれ実際にブリッジ形に、図1に示した所属のリボン
層体BS1,BS2,BS3,BS4,BS5,BS6
を跨ぐように押出し成形され、この場合、コアエレメン
トECに対する結合は必要でない。図4につき説明した
ように、この場合にも撚り方向を交番させながら作業す
ることができる。すなわち、コアエレメントECにおい
て、回転方向を周期的に変えることができる訳である。
【0020】本発明による光ケーブル構造の大きな利点
は、次の点にも認められる。すなわち、部分エレメン
ト、たとえば図1に示した部分エレメントCE1,CE
2,CE3,CE4,CE5,CE6は外側で互いにつ
なぎ合わされて、1つの閉じた環状の形成物を形成して
おり、このことは、全体的に(支持機能に関して)、一
貫して延びる管と同程度の支持性を有するものと評価さ
れ得る。すなわち、個々の部分エレメントは、いわば支
持性のある「丸屋根」のような形成物を形成していて、
これによって(隔壁の壁厚さが極めて小さく形成されて
いても)部分エレメントが側方で相互に支持し合うこと
に基づき、全体的に安定した形成物を提供している
【0021】図1に示したリボン積層体BS1,BS
2,BS3,BS4,BS5,BS6の場合によっては
必要となる過剰長さは、コアエレメントECへの装着時
に前記リボン積層体をスライド式に導入することによっ
て得ることができる。しかし、図4または図5に示した
嵌め込み個所の範囲(つまりこの場所でリボン積層体が
コアエレメントECに供給される)でコアエレメントE
Cを軸方向であらかじめ延伸させて保持し、リボン積層
体および部分エレメントのための装着過程の終了後に前
記前延伸を再び取り去ることも可能である。これによっ
て生ぜしめられるコアエレメントECの収縮により、
ボン積層体の相対的な過剰長さが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による光ケーブルの横断面
図である。
【図2】本発明の第2実施例による光ケーブルの横断面
図である。
【図3】本発明の第3実施例による光ケーブルの横断面
図である。
【図4】第1実施例による光ケーブルの製造形式を示す
概略図である。
【図5】本発明による光ケーブルの別の製造形式を示す
概略図である。
【符号の説明】
EC コアエレメント、 CL プラスチック被覆体、
CE1,CE2,CE3,CE4,CE5,CE6
部分エレメント、 CA1,CA2,CA3,CA4,
CA5,CA6 室、 BS1,BS2,BS3,BS
4,BS5,BS6 リボン積層体、 BD1,BD
2,BD3,BD4,BD5 リボン、LW1,LW6
光導波路、 SWL,SWR 側方脚部、 BF 巻
成層、MA 外被、 OC 光ケーブル、 CE21
部分エレメント、 CA21室、 BD21,BD2
2,BD23,BD24,BD25 リボン、 SWL
2,SWR2 側壁、 EC3 コアエレメント、 C
EI1,CEI2,CEI3,CEI4,CEI5,C
EI6 部分エレメント、 CEA1,CEA2,CE
A3,CEA4,CEA5,CEA6,CEA7,CE
A8,CEA9,CEA10,CEA11,CEA12
部分エレメント、 VC1,VC2 貯えドラム、
VB11,VB15 貯えリール、 VB21,VB2
5 貯えリール、 EX 押出し機、 EK 押出しヘ
ッド、 CA51,CA5n 室、EC5 コアエレメ
ント、 ZK 中心体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー シュナイダー ドイツ連邦共和国 エーベルスドルフ フルールシュトラーセ 32 (56)参考文献 特開 平3−39914(JP,A) 特開 平2−183209(JP,A) 特開 平1−163710(JP,A) 実開 平3−125308(JP,U) 特公 昭58−54362(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ケーブルであって、複数の光導波路を
    有する複数のリボン(BD1,BD2,BD3,BD
    4,BD5)と、コアエレメント(EC)と、該コアエ
    レメント(EC)を全周にわたってセグメント状に取り
    囲むように配置された、ほぼ横断面U字形に形成された
    複数の部分エレメント(CE1,CE2,CE3,CE
    4,CE5,CE6)とが設けられていて、該部分エレ
    メントがそれぞれ、リボン積層体(BS1,BS2,B
    S3,BS4,BS5,BS6)を収容するための、各
    2つの側方脚部(SWR,SWL)を有する1つの室
    (CA1,CA2,CA3,CA4,CA5,CA6)
    を有しており、前記リボン積層体が、それぞれ所定の数
    の前記リボンから構成されており、前記部分エレメント
    (CE1,CE2,CE3,CE4,CE5,CE6)
    の横断面が外方に向かって拡張している形式のものにお
    いて、前記室(CA1,CA2,CA3,CA4,CA
    5,CA6)が内方に向かって開いており、前記部分エ
    レメント(CE1,CE2,CE3,CE4,CE5,
    CE6)の側方脚部(SWR,SWL)が、コアエレメ
    ント(EC)に載着されており、しかも前記部分エレメ
    ント(CE1,CE2,CE3,CE4,CE5,CE
    6)は、該部分エレメントが外側で互いにつなぎ合わさ
    れて、1つの閉じた環状の形成物を形成し、これにより
    該部分エレメントが側方で相互に支持し合うことに基づ
    き、全体的に安定した形成物が生ぜしめられるように構
    成されていることを特徴とする光ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記室(CA21〜CA26)が外方に
    向かって拡がっている、請求項1記載の光ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記外方に向かって拡がった室に、光導
    波路を有するリボン(BD21,BD22,BD23,
    BD24,BD25)の幅、ひいては前記リボンに内蔵
    された光導波路の数が内方から外方に向かって連続的に
    増大するように前記リボンが収納されている、請求項2
    記載の光ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記室が互いに当接している範囲で、前
    記室の壁厚さが内方から外方に向かってほぼ不変に形成
    されている、請求項2または3記載の光ケーブル。
  5. 【請求項5】 前記室の壁厚さが内方に向かって先細り
    になっている、請求項1から3までのいずれか1項記載
    の光ケーブル。
  6. 【請求項6】 内方に向かって開いた部分エレメント
    (CEA1,CEA2,CEA3,CEA4,CEA
    5,CEA6,CEA7,CEA8,CEA9,CEA
    10,CEA11,CEA12)から成る少なくとも1
    つの別の層が、前記部分エレメント(CEI1,CEI
    2,CEI3,CEI4,CEI5,CEI6)から成
    る内側の層に装着されている、請求項1から5までのい
    ずれか1項記載の光ケーブル。
  7. 【請求項7】 コアエレメント(EC)と、該コアエレ
    メント(EC)を全周にわたってセグメント状に取り囲
    むように配置された、ほぼ横断面U字形に形成された複
    数の部分エレメント(CE1,CE2,CE3,CE
    4,CE5,CE6)とが設けられていて、該部分エレ
    メントがそれぞれ、各2つの側方脚部(SWR,SW
    L)を有する1つの室(CA1,CA2,CA3,CA
    4,CA5,CA6)を有しており、該室にそれぞれ1
    つのリボン積層体(BS1,BS2,BS3,BS4,
    BS5,BS6)が導入されており、該リボン積層体
    が、それぞれ、複数の光導波路を有する所定数のリボン
    (BD1,BD2,BD3,BD4,BD5)から構成
    されており、前記部分エレメント(CE1,CE2,C
    E3,CE4,CE5,CE6)の横断面が外方に向か
    って拡張している光ケーブルを製造する方法において、
    前記室(CA1,CA2,CA3,CA4,CA5,C
    A6)を、内方に向かって開くように導入し、前記部分
    エレメント(CE1,CE2,CE3,CE4,CE
    5,CE6)に設けられた側方脚部(SWR,SWL)
    をコアエレメント(EC)に載着させ、しかも該部分エ
    レメント(CE1,CE2,CE3,CE4,CE5,
    CE6)が外側で互いにつなぎ合わされて、1つの閉じ
    た環状の形成物を形成し、これにより該部分エレメント
    が側方で相互に支持し合うことに基づき、全体的に安定
    した形成物が生ぜしめられるように前記部分エレメント
    (CE1,CE2,CE3,CE4,CE5,CE6)
    を配置することを特徴とする、光ケーブルの製造法。
  8. 【請求項8】 リボン積層体(BS1,BS2,BS
    3,BS4,BS5,BS6)の導入後に、該リボン積
    層体を部分エレメント(CE1,CE2,CE3,CE
    4,CE5,CE6)に位置固定して保持する、請求項
    7記載の方法。
  9. 【請求項9】 リボン積層体(BS1,BS2,BS
    3,BS4,BS5,BS6)を充てん材の供給によっ
    て位置固定して保持する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 部分エレメント(CE1,CE2,C
    E3,CE4,CE5,CE6)をラング撚りで巻き付
    けるか、または撚りの方向を交番させて巻き付ける、
    求項7から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 部分エレメント(CE1,CE2,C
    E3,CE4,CE5,CE6)を前製作し、引き続き
    貯えドラム(VC1,VC2)から引き出して、リボン
    積層体と共にコアエレメント(EC)に巻き付ける、請
    求項7から10までのいずれか1項記載の方法。
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