JP3328312B2 - 光ケーブルを製造する方法及び装置 - Google Patents

光ケーブルを製造する方法及び装置

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JP3328312B2 JP05321192A JP5321192A JP3328312B2 JP 3328312 B2 JP3328312 B2 JP 3328312B2 JP 05321192 A JP05321192 A JP 05321192A JP 5321192 A JP5321192 A JP 5321192A JP 3328312 B2 JP3328312 B2 JP 3328312B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波体・テープを収
容するために働く片側において開放している多数の室エ
レメントから成っているケーブル心線を備えた光ケーブ
ルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式のケーブルは、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第3839109号明細書に基づ
いて公知である。「室ケーブル」とも呼ばれるこのよう
な構造体には、通常、光導波体が設けられており、この
場合横断面で見てほぼスポークホイール形状の既にでき
あがったケーブルコアが、長手方向において運動させら
れ、この際に適当な挿入装置を介して、光導波体が室開
口内にもたらされるようになっている。次いで、巻付け
が行われ、最後の作業段階においてケーブル周壁が押出
し成形されて装着されるようになっている。
【0003】光導波体・テープを使用する場合には、高
いパッキング密度を得ることができ、このような構造に
は、簡単かつ迅速に撚り継ぎを行うことができるという
利点がある。上述の製造過程においてはしかしながら、
光導波体が保護スリーブの内部においてゆるく装着され
ているいわゆる「エアスペース」とは異なり、前製造さ
れた部分エレメントによって作業を行うことができな
い。そして光導波体は、個々の室を有する完成したケー
ブルコアに、その場で初めて挿入することしかできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、室への光導波体の挿入とケーブル心線全体の製造と
を、別個の作業ステップにおいて簡単に実施することが
できる方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の方法では、室エレメントをそれぞれまず初め
に、湾曲されて延びている軌道において案内し、湾曲さ
れて延びている軌道の範囲において光導波体・テープを
室エレメント内に層状に挿入し、この際に、湾曲された
軌道においてさらに外側に位置している光導波体・テー
プが、さらに内側に位置している光導波体・テープより
も大きな長さを有するようにし、ケーブル心線をこのよ
うにして製造された室エレメントから、該室エレメント
をケーブル軸線に対して螺旋状に延びるように配置する
ことによって、形成するようにした。
【0006】
【発明の効果】もし、室エレメントがまず初め直線的に
延びるように案内され、次いで開放している室に光導波
体・テープが挿入されるように、室エレメントの装着が
実施されると、すべての光導波体・テープは等しい長さ
を有することになる。そしてこの場合、室エレメントが
螺旋状にケーブル軸線の回りに配置されている完成した
ケーブルでは、ケーブル底部に位置している光導波体・
テープが据え込まれるのに対して、外方に向かってすま
り室開口に向かって位置している光導波体・テープは延
伸を被ることになる。特にパッキング密度が大きい場合
及び積層体高さが比較的高い場合には、このような応力
を光導波体・テープに要求することはもはや不可能であ
る。本発明はここにおいて、室エレメントをまず初めそ
れぞれ湾曲された軌道において案内し、この際に光導波
体・テープの挿入を、この湾曲された軌道の範囲におい
て層状に行うことにより、容易な解決手段を提供してい
る。光導波体・テープのための挿入範囲における室エレ
メントの湾曲している軌道によって、室底部に位置して
いる光導波体・テープは全体的に、さらに外側に位置し
ている光導波体・テープに比べて僅かな長さしか有して
いないことになる。これによって、既に前製作におい
て、つまり室エレメントの製造時に、完成したケーブル
心線における後の光導波体・テープ状態にほぼ相当す
る、光導波体・テープの構成が保証されることになる。
そしてこれによって、それぞれの室内部において内側に
位置している光導波体・テープにおける許容できないほ
ど大きな据え込み又は、外側に位置している光導波体・
テープにおける許容できないほど大きな延伸が、回避さ
れる。
【0007】湾曲された各軌道は、各室エレメントが光
導波体・テープの挿入時に湾曲された軌道に沿って案内
される場合には、既にこのような特性を有していて、か
つ機械的な応力を改善している。
【0008】本発明の有利な構成によれば、光導波体・
テープの挿入過程時における軌道の曲率は、該曲率が、
完成したケーブル心線における螺旋状に延びた室エレメ
ントの後の曲率に相当するように、選択されている。そ
してこれによって、光導波体・テープにおける機械的な
負荷を確実に回避することができ、つまり光導波体・テ
ープは据え込まれることも延伸させられることもなくな
る。柔らかいケーブル構造のためにはそれぞれの室エレ
メントが設けられ、ひいては螺旋の各螺条半径も一定で
あることが、一般に知られているので、挿入過程とケー
ブル心線のための後の製造過程とをこのように調和させ
ることは、容易に実施することができる。
【0009】互いに上下に位置している複数の室エレメ
ント層が成っているケーブルが製造される場合には、内
側の層のために、外側の層のための室エレメントに与え
られるよりも、大きな曲率が挿入軌道において与えられ
ていると、有利である。また、さらに内側に位置してい
る層の複数の層のために、等しい(中位の小さな)曲率
が選択され、かつ同様に、室エレメントのさらに外側に
位置している層のために、等しい(中位の大きな)曲率
が選択されるようにして、製造を実施することも可能で
ある。この場合には曲率はそれぞれ、ケーブル心線にお
ける各(等しく製造される)層の中位の直径に合わせら
れる。
【0010】しかしながら個々の層における巻付け長さ
は、すべてに対してほぼ等しい巻付け曲率半径が得られ
るように、種々異なって選択されると有利である。この
ことは、ケーブル技術における互いに逆向きのケーブル
直径範囲及び巻付け長さ範囲のために、問題なく可能で
ある。
【0011】本発明のようにして製造された室エレメン
トは、例えばドラムへの巻上げによって簡単に中間貯蔵
することができる。この場合この過程は、挿入動作時に
おける曲率とほぼ等しい曲率半径で実施されると有利で
ある。これによって、前製造されかつ光導波体・テープ
を前装着された室エレメントの中間貯蔵の範囲におい
て、光導波体自体が同様に、許容不能なほどの機械的な
負荷を被ることを、確実に回避することができる。ドラ
ムに巻き上げる以外にも、もちろん例えば適当な曲率半
径を備えた皿状部材において貯えることも可能である。
【0012】光導波体・テープが挿入されて前製造され
る室エレメントを用いた製造過程は、従来公知の先行技
術におけるよりも著しく簡単である。なぜならば、この
ような各室エレメントには選択的に光導波体・テープを
供給することができるからであり、この場合ケーブル心
線自体は、ほぼ円形に配置された所定数の例えば4つ、
6つ又は8つのこのような室エレメントから形成され
る。
【0013】個々の室エレメントの接近可能性は、もち
ろん、既に完全に室エレメントを備えた汎用の構造形式
のケーブル心線に対する接近可能性よりも、著しく有利
であり、この汎用の構造形式のケーブル心線では、構造
が切迫していることにより、光導波体・テープの供給
(このためには案内管、案内装置又はこれに類したもの
が必要である)が、利用可能なスペースが僅かであるこ
とに基づいて、著しく困難である。本発明では、光導波
体・テープのための挿入動作を、完成したケーブル心線
の範囲において行う必要はなく、時間的にも空間的にも
その範囲外で行うことができ、この場合には、挿入のた
めに十分大きなスペースを利用することが可能である。
【0014】本発明はまた、本発明による方法を実施す
る装置にも関しており、本発明による装置の構成では、
挿入円板が設けられていて、該挿入円板を介して少なく
とも部分範囲において、少なくとも1つの開放した室エ
レメントが周方向において案内されており、挿入円板の
範囲において、光導波体・テープのための貯えコイルが
設けられている。
【0015】本発明はさらにまた光ケーブルにも関した
ものであり、すなわち、複数の室エレメントを備えた光
ケーブルであって、該室エレメントにそれぞれ、複数の
光導波体・テープから成る各1つのテープ積層体が配置
されており、室エレメントがケーブル長手方向軸線の方
向で見て螺旋状に延びている形式のものにおいて、室エ
レメントにそれぞれ、の少なくとも2つの抗張エレメン
ト及び/又は支持エレメントが長手方向エレメントとし
て配属されており、該長手方向エレメントが、ケーブル
心線においてそれぞれ所属の室エレメントに配属された
中立的な曲げ平面の外側でかつ、それぞれ所属の室エレ
メントの半径方向の対称平面の外側において延びるよう
に、配置されている。
【0016】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0017】図1には、例えば600mm〜750mm
の巻線直径を備えた貯えコイルVCが示されており、こ
の貯えコイルには、室エレメントCE1が巻き付けられ
ている。この室エレメントの構造は図2に詳しく示され
ており、この図2から分かるように、光ケーブルOCの
ケーブル心線は、5つの室エレメントCE1〜CE5か
ら成っており、これらの室エレメントは、中央に位置す
る抗張性のコアECの回りにリング状に配置されてい
る。室エレメントは、互いにほぼ突き合わせられてかつ
少なくとも部分範囲において側部で互いに支持されるよ
うに、構成されている。室CA1〜CA5は外側におい
て例えば、ここには図示されていない巻線によって閉鎖
され、次いでケーブル外装MAが設けられる。このケー
ブル外装は場合によっては多層に構成されていてもよ
く、かつまた抗張エレメントを有していてもよい。各室
エレメントはほぼU字形の構成を有しており、この場合
室開口は有利には方形に構成されている。そしてその中
には光導波体・テープBD1〜BD4が挿入されてお
り、これらの光導波体・テープはそれぞれ、例えば4又
は6の固定数の光導波体を有している。つまりすべての
室CA1〜CA5のそれぞれには、室CA1における積
層体BS1に相当するテープ積層体が位置している。
【0018】各室エレメント例えばCE1はつまり、既
に述べたように、貯えコイルVCから引き出され、挿入
円板CRに供給される。この挿入円板は半径Rを有して
いて、(ここには図示されていないモータによって駆動
されて)規定の回転速度で矢印方向に運動させられる。
この場合室エレメントは少なくとも部分範囲において挿
入円板CRの外輪郭に接触し、この際に室エレメントC
E1の案内は、室開口が半径方向で見て外方に向かって
延びるように行われる。
【0019】4つの光導波体・テープが挿入される図1
に示された例に相応して、4つの貯えコイルVB1〜V
B4が設けられており、これらの貯えコイルには、相応
な光導波体・テープBD1〜BD4が巻かれている。こ
れらの光導波体・テープは貯えコイルVB1〜VB4か
ら(有利には制動されて)引き出され、次々と、図2に
示された順序で挿入される。つまり室CA1の底には光
導波体・テープBD1が位置し、一番外側には光導波体
・テープBD4が位置している。挿入円板CRの曲率の
結果、光導波体・テープBD1〜BD4は互いに異なっ
た長さを有しており、この場合光導波体・テープBD4
は、大きな半径上に位置しているので、光導波体・テー
プBD1よりも長い。規定された位置を保証するため
に、圧着ローラRO1が設けられており、この圧着ロー
ラはばねFEによって弾性的に光導波体・テープに押し
付けられ、これによってテープ積層体BS1を図2に示
されているようにまとめ、そして室エレメントCE1の
室開口CA1の底に位置決めする。
【0020】圧着ローラRO1は有利には次のように構
成されている。すなわち、圧着ローラ(拡大断面図が示
されている図3参照)はその外側範囲に端面側の溝RN
1を有しており、この溝の幅は、溝RN1が室エレメン
トCE1のための側方案内を生ぜしめるように、選択さ
れている。この室エレメントはその下方の(細い)部分
で、挿入円板CRの溝NCに挿入されており、この溝も
また同様に室エレメントCE1を確実に案内するために
役立つ。もちろん溝NCは、図3に示されているよりも
著しく深く構成されていてもよい。すなわち溝の側壁
を、室エレメントCEのほぼくさび状に延びる横断面に
合わせることもまた、有利である。溝RN1の中央範囲
には、(大きな半径をもつ)突出部RV1が設けられて
おり、この突出部は、該突出部が直接テープ積層体BS
1を押圧するように、室エレメントCE1の室開口に突
入している。ローラRO2は、図3に示されたローラR
O1と同様に設計することができる。
【0021】挿入円板CRを去った後で室エレメント
は、光ケーブルOCのコアエレメントECに巻き付けら
れ、このコアエレメントは、その長手方向において挿入
円板CRに対してほぼ接線方向に案内されていて、可能
な限り挿入円板CRのそばを延びている。つまり挿入円
板は、巻付け装置の可能な限り近くにかつコアエレメン
トECの走行方向に対して接線方向に位置している。抗
張性の材料から成るコアエレメントECは、その長手方
向軸線を中心にして回転し、この場合また交番する回転
方向も可能である(SZ撚り)。挿入円板CRの速度と
コアエレメントECの引張り・長手方向速度とは、もち
ろん互いに合わせられていなくてはならず、これによっ
て、コアエレメントへの室エレメントの引張り緊張のな
い装着が可能になる。
【0022】図2に相応した残りの室エレメントCE2
〜CE5を供給する装置は、室エレメントCE1のため
の装置と同様に構成されており、例えば空間的に、製造
ラインの長手方向軸線つまりコアエレメントECの長手
方向軸線の回りに、半径方向に分配配置されて位置して
いる。
【0023】また、室エレメントCE1を直接製造する
ことも可能であり、このためには例えば押出し機EXを
使用することができる。この場合押出し機EXの出口か
ら室エレメントは直接的に挿入円板CRに向かって案内
される(この際に必要な適当な冷却装置はここでは省か
れている)。
【0024】室エレメントCE1が図1に示されている
ように抗張性のコアECにおいて占める、螺旋状に延び
る構造では、光導波体・テープにおいて繊維の機械的な
負荷は存在しない。このために、室エレメントCE1が
コアECに巻き付けられる際における巻付け長さは、コ
アエレメントECの直径を考慮して、巻付け動作によっ
て引張り負荷が生じないように、選択することができ
る。
【0025】つまり、中央のコアエレメントECの寸法
がほぼ所定の値として存在する所定のケーブルのために
は、挿入円板CRの直径を適当に選択することによっ
て、完成したケーブル心線の複合体における光導波体・
テープのための構造を得ることができ、この構造は、光
導波体における機械的な負荷を完全に回避することがで
きるか又は、機械的な負荷を所定の許容誤差範囲内にお
けるほどに小さく保つことができる。
【0026】図4には製造ラインが示されており、この
製造ラインでは、室エレメントCE1は同様に貯えコイ
ルVCから引き出され、光導波体・テープBD1〜BD
4は貯えコイルVB1〜VB4から取り出される。この
構造はつまり図1に示された装置の構造に相当してい
る。圧着ローラRO1,RO2も同様に、図1における
のと同様な構成及び機能を有している。
【0027】図4に示された配置形式が図1に示したも
のと異なっている点は、装置の一部、つまり室エレメン
トCE1が挿入円板CRを通過する所に配置されている
装置部分だけである。すなわち、貯え装置として巻上げ
ドラムAT(又は貯えディスク)が設けられており、こ
の巻上げドラムの直径Rは、ほぼ挿入円板CRの直径に
相当している。この場合巻上げドラムATにおける直径
Rというのは、中間的な層・直径(つまり巻上げドラム
ATに室エレメントCE1をいっぱいに巻いた時の中間
に位置する層の直径)を意味しており、この場合、ドラ
ム直径が相応に大きい場合には、巻き上げられた室エレ
メントCE1の内側の層と最外位の層との間における差
異は、重大な差異とはならない。結果として、室エレメ
ントCE1は、貯え装置として働く巻上げドラムAT
に、光導波体・テープBD1〜BD4のために著しく緊
張のない状態で、敷設されることになる。
【0028】挿入円板CRを去った後で室エレメントC
E1は有利には、巻上げドラムATにおいて巻き上げら
れるまで、挿入円板CRにおけるように、等しい方向で
かつ有利にはほぼ等しい曲率で曲げられた軌道において
(例えばローラRO3によって)案内される。
【0029】図5には、挿入円板CR5がほぼ完全に室
エレメントCE1によって、少なくとも180゜にわた
って巻き付けられる様子が示されており、この結果、可
能な限り大きな巻付け摩擦(つまりこの巻付け摩擦は巻
付け角度と共に指数関数的に増大する)によって、光導
波体・テープ相互及び光導波体・テープと室エレメント
CE1との可能な限りしっかりとした長手方向における
連結状態が得られる。
【0030】図6には、繰出しドラムAT6から巻付け
過程のために、完全に装着された室エレメントCE1が
引き出され得る様子が示されている。この場合、なんら
かの伝動上の理由から、室エレメントCE1が一定の区
間にわたって直線的に案内されること、つまり図示の実
施例では挿入円板CR6に達するまで直線的に案内され
ることが必要であると、仮定されている。そしてこの場
合挿入円板CR6は、左から右に向かって走行するコア
エレメントECへの巻付けが実施可能である位置に、室
エレメントCE1をもたらすために働く。この実施例に
おいても安定化のために、圧着ローラRO61,RO6
2が設けられており、両圧着ローラは、図1に示された
装置におけると同様の働き、つまり、室エレメントCE
1に配置された光導波体・テープBD1〜BD4の位置
を確保するという働きを担っている。
【0031】繰出しドラムAT6と挿入円板CR6との
間の部分範囲に直線的な経過が存在することによって、
繰出しドラムAT6から繰り出される光導波体・テープ
をすべて直線的に案内することはもはや不可能である。
つまり最外位の光導波体・テープBD4は、図面におい
ては明確にするために著しく誇張して示しているが、幾
分外方に向かって運動させられ、同様に次の光導波体・
テープBD3も、また光導波体・テープBD2もある程
度の範囲内で外方に向かって運動させられる。このよう
な場合に考慮しなくてはならないのは、光導波体・テー
プが進入運動できる空間、つまり室エレメントCE1の
開口の延長部における適当な自由空間が利用できるよう
にすることだけである。
【0032】必要とあらば、光導波体・テープの正確な
位置安定化のために、製造装置の内部における直線的に
延びる部分に、例えば案内室、ダンスローラ又はこれに
類したものが設けられていてもよく、この場合各ローラ
には、それぞれの案内の幾何学形状に合わせられた固有
の案内装置が配属されていることが望ましい。
【0033】図7には、幾何学的な関係を説明するため
に、湾曲された軌道のうちの一部分が示されており、こ
の場合には、光導波体・テープBDo〜BDnが円形の
軌道において角度αにわたって延びるように積み重ねら
れて半径方向に配置されていると、仮定されている。光
導波体・テープBDoに中立な層と円弧における長さL
oと半径roが対応ているのに対して、光導波体・テー
プBDnを備えた外側の軌道は、長さLnと半径r(r
=ro+n・Δr)とを有している。
【0034】この場合roは、中立的な半径のための位
置を示している。任意の角度にわたって配属された長さ
は、一定であり、つまりその比率は下記の式で表され
る:
【0035】
【数1】
【0036】同時に、LからL′への変化のために、半
径roからro′への変化が生じる。L=α・rの関係
に基づいて、このことは(光導波体・テープがn層の場
合、この場合これらの層のそれぞれには、Δrの厚さが
対応している)下記の式を意味する:
【0037】
【数2】
【0038】そしてこの式は通分によって下記の式で表
される:
【0039】
【数3】
【0040】この式は、中立的な曲げラインからの各光
導波体・テープの間隔が、中立的な曲げラインの瞬間的
な曲率半径に対して正比例していることを、意味してい
る。従って、例えば挿入円板からの移行時又は貯えドラ
ムからの繰出し時にテープ積層体の曲率半径が増大した
場合には、室輪郭の中立的な曲げラインからの各光導波
体・テープの間隔が増大し、それと同時に光導波体・テ
ープ相互の間の間隔も増大する。逆に、曲げ半径が縮小
すると、光導波体・テープ相互がより緊密に接近し合
い、かつ室底部からテープ積層体が持ち上がる。形成さ
れたテープ構造体のための例は、図8に示されている。
個々のテープ積層体BS11,BS12,BS13は持
ち上げられており、つまりもはや室開口の底部には載設
されておらず、同時により緊密に緊縮されている。この
ことは、テープ積層体の共通のシフト可能性又は長手方
向における可動性に有利な影響を与える。図8の例で
は、各室エレメントがケーブル心線において占める曲率
半径(つまり螺条の半径)と、挿入円板CRとの間の比
が、ほぼ0.75の値であるということを出発点として
いる。
【0041】図8に設けられている光ケーブルOC8の
ケーブル心線は、3つの層L11,L12,L13から
形成されており、これらの層は、半径方向内側から外側
に向かって互いに重なり合って連続している。ケーブル
の中心には、抗張性のコアエレメントEC8が設けられ
ており、このコアエレメントは例えば、鋼から又は、例
えばグラスファイバ、アラミド繊維又はこれに類したも
ののようなその他の抗張性の材料から成っている。各層
L11〜L13には、セグメント状に構成された複数の
室エレメントが設けられており、この場合各層にはそれ
ぞれ、これらの室エレメントのうちの1つだけが完全に
示されているのに対して、残りの室エレメントに対して
はその輪郭だけが示されている。内側の層L11の範囲
には、3つの室エレメントCE11が設けられているの
に対して、中央の層L12の範囲には同様の7つの室エ
レメントCE12が設けられ、外側の層L13の範囲に
は同様の13の室エレメントCE13が設けられてい
る。これらの室エレメントはそれぞれ、外方に向かって
開放していて方形形状に構成された1つの室を有してお
り、この場合、開放した室によって形成された空間はそ
の大部分を、テープ積層体BS11(室エレメントCE
11の場合)、テープ積層体BS12(室エレメントC
E12の場合)及びテープ積層体BS13(室エレメン
トCE13の場合)によって満たされている。このよう
な積層体はそれぞれ、4つの光導波体・テープから成っ
ており、この場合このような光導波体・テープは、ほぼ
方形の横断面を有していて、複数の光導波体を備えてい
る。層L11〜L13のそれぞれのためには、一点鎖線
で示された中立的な曲げライン又は曲げ平面が生ぜしめ
られており、この曲げライン又は曲げ平面は、図示の実
施例ではBE11〜BE13で示されていて、光ケーブ
ルOCの長手方向軸線に対して同心的に延びている。
「中立の曲げ平面」という概念は、ここではそれぞれ、
室エレメント製造時又はケーブル心線製造時における個
々の室エレメントに対してのみ通用するものであり、光
ケーブルOC8全体に対して通用するものではない。
【0042】外側には、場合によっては多層のケーブル
外装MAが設けられている。
【0043】各室エレメントCE11〜CE13には、
1対の抗張性及び/又は耐圧縮性の長手方向エレメント
が配属されており、これらの長手方向エレメントは図8
において、SE111,SE112(室エレメントCE
11の場合)、SE121,SE122(室エレメント
CE12の場合)及びSE131,SE132(室エレ
メントCE13の場合)で示されている。汎用の抗張エ
レメント及び/又は支持エレメント(以下においては簡
単にするため長手方向エレメントと呼ぶ)とは異なり、
これらのエレメントは、中立的な曲げ平面の範囲に、つ
まり一点鎖線BE11〜BE13に相応して配置されて
いるのではなく、これらの一点鎖線の外側に配置されて
いる。図示の実施例では、すべての長手方向エレメント
SE111〜SE132は、所属の曲げ平面BE11〜
BE13よりもさらに内側に位置している。室エレメン
トCE11〜CE13は長いストロークで層を成してコ
アエレメントCEに巻き付けられているので、図8に示
された長手方向エレメントSE111〜SE132の配
置形式に基づいて、これらの長手方向エレメントはほぼ
曲げ平面BE11〜BE13の範囲における配置形式に
比べて、それぞれ短い長さを有している。長手方向エレ
メントSE111〜SE132は、各中立的な曲げ平面
BE11〜BE13から対称的に等しい間隔をおいて離
れて位置しているのみならず、これらの長手方向エレメ
ントは、各室エレメントCE11〜CE13の半径方向
の対称軸線に対しても対称的に配置されている。
【0044】少なくとも2つのこのような2つの長手方
向エレメントと各室エレメントにおいて設けることが必
要である。例えば、室エレメントCE11〜CE13の
半径方向における対称線の両側に位置している2つの長
手方向エレメントを設ける代わりに、全部で4つのこの
ような長手方向エレメントを、例えば各室エレメントC
E11〜CE13の半径方向の対称線の左右にそれぞれ
2つずつ、設けることも可能である。半径方向の対称線
に対して対称的に少なくとも2つの長手方向エレメント
を配置することには、安定化された全構造が得られ、か
つ例えば傾倒又はこれに類したものがほとんど生じ得な
いという利点がある。長手方向エレメントSE111〜
SE132が「内側コイル」のそれぞれの中立的な曲げ
平面BE11,BE12,BE13に対向して位置して
いるので、つまり据え込まれるので、長手方向エレメン
トSE111〜SE132は、いずれにせよ安定化され
て、つまり支持エレメントとして構成されていなくては
ならず、つまり軽い棒状の構造を有していなくてはなら
ず、すなわち例えば、鋼ワイヤ、GFK・プラスチック
樹脂エレメント又はこれに類したものとして、構成され
ていなくてはならない。
【0045】室エレメントCE21〜CE23の内部構
造は、図示の構造に対して次のように変えることも可能
である。すなわち、適当な長手方向エレメント(鎖線参
照)SE111a〜SE132aを、室エレメントのた
めの各中立的な曲げ平面BE21〜BE23の内側つま
り下側に配置するのではなく、曲げ平面の外側つまり上
側に配置することも可能である。このことは、各長手方
向エレメントの長さが、長手方向エレメントSE111
〜SE132の配置に対して、中立的な曲げ平面の下の
範囲において増大されねばならないことを、意味してい
る。つまり長手方向エレメントSE111〜SE132
は、いずれにせよ抗張性でなくてはならない(抗張エレ
メント)。
【0046】製造時においては、長手方向エレメントS
E111〜SE132;SE111a〜SE132aを
図1におけるように直接一緒に押出しヘッド内に導入
し、そして図8におけるように室エレメントを生ぜしめ
ると有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施する装置を概略的に示
す図である。
【図2】本発明によって製造された光ケーブルの構造を
示す横断面図である。
【図3】図1に示された装置の一部を拡大して示す断面
図である。
【図4】本発明による方法を実施する別の装置を概略的
に示す図である。
【図5】図4に示された装置の部分範囲における変化実
施例を示す図である。
【図6】部分的に直線的に延びる室エレメントを備えた
巻付け装置を示す図である。
【図7】曲率経過を説明するための概略図である。
【図8】テープ積層体を備えた光ケーブルを示す横断面
図である。
【符号の説明】
VC 貯えコイル、 CE1〜CE5,CE11〜CE
13,CE21〜CE23 室エレメント、 OC,O
C8 光ケーブル、 EC コア、 CA1〜CA5
室、 MA ケーブル外装、 BD1〜BD4 光導波
体・テープ、BS1,BS11〜BS13 積層体、
CR 挿入円板、 VB1〜VB4貯えコイル、 RO
1 圧着ローラ、 RN1 溝、 NC 溝、 RV1
突出部、EX 押出し機、 FE1,FE2 ばね、
FS1,FS2 ガイドロッド、AT 巻上げドラ
ム、 L11〜L13 層、 BE11〜BE13曲げ
平面、SE111,SE112,SE121,SE12
2,SE131,SE132,SE111a,SE11
2a,SE121a,SE122a,SE131a,S
E132a 長手方向エレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−182613(JP,A) 特開 平4−30110(JP,A) 特開 平4−265917(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片側において開放している多数の室エレ
    メント(CE1〜CE5)から成っているケーブル心線
    を備えた光ケーブル(OC)を製造する方法であって、
    室エレメント(CE1〜CE5)内に、挿入装置を用い
    て光導波体・テープ(BD1〜BD4)を挿入し、この
    際に室エレメント(CE1〜CE5)をケーブル軸線に
    対して螺旋状に延びるように配置する形式の方法におい
    て、 室エレメント(CE1〜CE5)をそれぞれまず初め
    に、湾曲されて延びている軌道において案内し、 湾曲されて延びている軌道の範囲において光導波体・テ
    ープ(BD1〜BD4)を室エレメント(CE1〜CE
    5)内に層状に挿入し、この際に、湾曲された軌道にお
    いてさらに外側に位置している光導波体・テープ(BD
    4)が、さらに内側に位置している光導波体・テープ
    (BD1)よりも大きな長さを有するようにし、 このようにして光導波体・テープ(BD1〜BD4)を
    完全に装着された室エレメント(CE1〜CE5)か
    ら、ケーブル心線を形成することを特徴とする、光ケー
    ブルを製造する方法。
  2. 【請求項2】 完全に装着された室エレメント(CE
    1)を、中間製品として、光導波体・テープ(BD1〜
    BD4)の種々異なった長さを維持しながら、貯え装置
    (AT)において貯える、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 貯え装置(AT)に室エレメント(CE
    1)をいっぱいに巻いた時の中間に位置する層の直径
    を、光導波体・テープのほぼ緊張のない貯えが維持され
    るように、選択する、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 室エレメント(CE1)を貯えコイル
    (VC)から引き出して、光導波体・テープ(BD1〜
    BD4)のための挿入装置に供給する、請求項1から3
    までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 室エレメント(CE1)を押出し機(E
    X)から直接、光導波体・テープ(BD1〜BD4)の
    ための挿入装置に供給する、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 室エレメント(CE1)を光導波体・テ
    ープ(BD1〜BD4)の挿入動作時にそれぞれ円形軌
    道に沿って案内する、請求項1から5までのいずれか1
    項記載の方法。
  7. 【請求項7】 多層のケーブルを製造する場合に、個々
    の層の室エレメント(CE1〜CE5)をそれぞれ個別
    に製造し、内側の層のための室エレメント(CE1〜C
    E5)を、外側の層の室エレメント(CE1〜CE5)
    よりも強く湾曲されて延びている軌道において、案内す
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 多層のケーブルを製造する場合に、ケー
    ブル心線への室エレメントのほぼ緊張のない挿入を、種
    々異なった層において相応に異なった巻付け長さを使用
    することによって、実施する、請求項1から7までのい
    ずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 他方の配置形式の場合に、個々の層にお
    ける巻付け長さを種々様々に選択し、この際、すべての
    層のためにほぼ等しい巻き付け・曲率半径を生ぜしめ
    る、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 挿入動作時に、室エレメント(CE
    1)の開口を外側に向けて、湾曲された軌道において案
    内する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 室エレメントを、所属の中立的な曲げ
    平面の外側に位置している長手方向エレメントと共に製
    造する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1から11に記載の方法を実施
    する装置であって、片側において開放している多数の室
    エレメント(CE1〜CE5)から成っているケーブル
    心線を備えた光ケーブル(OC)を製造するために、各
    室エレメント(CE1〜CE5)内に光導波体・テープ
    (BD1〜BD4)を挿入するための挿入装置が設けら
    れている形式のものにおいて、 挿入円板(CR)が設けられていて、該挿入円板を介し
    て少なくともその外周部の部分範囲において、少なくと
    も1つの開放した室エレメント(CE1)が周方向で湾
    曲されて延びている軌道において案内されており、挿入
    円板(CR)の外周部範囲に、各室エレメント内への挿
    入のために働く光導波体・テープ(BD1〜BD4)用
    の貯えコイル(VB1〜VB4)が配属もしくは対応配
    置されていて、この場合挿入円板(CR)の外周部範囲
    において、光導波体・テープ(BD1〜BD4)が室エ
    レメント(CE1〜CE5)内に層状に挿入され、この
    際に、湾曲された軌道においてさらに外側に位置してい
    る光導波体・テープ(BD4)が、さらに内側に位置し
    ている光導波体・テープ(BD1)よりも大きな長さを
    有していることを特徴とする、光ケーブルを製造する装
    置。
  13. 【請求項13】 光導波体・テープ(BD1〜BD4)
    のために、室エレメント(CE1)の開口に作用する少
    なくとも1つの圧着装置(R1,R2)が設けられてい
    る、請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 挿入円板(CR)が、回転可能に支承
    されて構成されている、請求項12または13記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 挿入円板(CR)の前に、巻き上げら
    れた室エレメント(CE1)を備えた貯えドラム(V
    C)が設けられている、請求項12から14までのいず
    れか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 挿入円板(CR)の前に、室エレメン
    ト(CE1)を製造するための押出し機(EX)が設け
    られている、請求項12から14までのいずれか1項記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 挿入円板(CR)が、巻付け装置のす
    ぐそばに配置されていてコアエレメント(EC)が
    入円板(CR)の回転方向に対して接線方向で案内され
    ている、請求項12から16までのいずれか1項記載の
    装置。
  18. 【請求項18】 挿入円板(CR)の後ろに、光導波体
    ・テープ(BD1〜BD4)を備えた室エレメント(C
    E1)を収容しかつ中間貯蔵するための貯え装置(A
    T)が設けられている、請求項12から16までのいず
    れか1項記載の装置。
  19. 【請求項19】 挿入円板(CR)に、室エレメント
    (CE1)を収容するための案内溝(NC)が設けられ
    ている、請求項12から18までのいずれか1項記載の
    装置。
  20. 【請求項20】 室エレメント(CE1)による挿入円
    板(CR)の巻き付け角度がほぼ270°〜360°で
    ある、請求項12から19までのいずれか1項記載の装
    置。
  21. 【請求項21】 挿入円板(CR)の範囲に、光導波体
    ・テープ(BD1〜BD4)のための少なくとも1つの
    圧着装置(R01,R02)が設けられている、請求項
    12から20までのいずれか1項記載の装置。
  22. 【請求項22】 巻付け装置の走行方向が、挿入円板
    (CR)に対してほぼ接線方向に延びている、請求項1
    2から21までのいずれか1項記載の装置。
  23. 【請求項23】 請求項1から11までのいずれか1項
    記載の方法に基づいて製造された光ケーブルであって、
    片側において開放している多数の室エレメント(CE1
    〜CE5)が設けられていて、該室エレメント内にそれ
    ぞれ、複数の光導波体・テープ(BD)から成る各1つ
    のテープ積層体(BS11〜BS13)が配置されてお
    り、室エレメント(CE11〜CE13)がケーブル長
    手方向軸線の方向で見て螺旋状に延びている形式のもの
    において、 光導波体・テープ(BD1〜BD4)が室エレメント
    (CE1〜CE5)内に挿入されていて、この場合湾曲
    された軌道においてさらに外側に位置している光導波体
    ・テープ(BD4)が、さらに内側に位置している光導
    波体・テープ(BD1)よりも大きな長さを有してお
    り、 さらに、室エレメント(CE11〜CE13)内にそれ
    ぞれ、少なくとも2つの抗張エレメント及び/又は支持
    エレメント(SE111〜SE132)が長手方向エレ
    メントとして設けられており、該長手方向エレメント
    が、ケーブル心線においてそれぞれ所属の室エレメント
    (CE11〜CE13)に配属された中立的な曲げ平面
    (BE11,BE12,BE13)の外側でかつ、それ
    ぞれ所属の室エレメント(CE11〜CE13)の半径
    方向の対称平面の外側において延びるように、配置され
    ていることを特徴とする光ケーブル。
  24. 【請求項24】 室エレメントがセグメント状に構成さ
    れている、請求項23記載の光ケーブル。
  25. 【請求項25】 室エレメントの開口が、外方に向けら
    れて配置されている、請求項23又は24記載の光ケー
    ブル。
  26. 【請求項26】 長手方向エレメント(SE111〜S
    E132)が、各室エレメント(CE11〜CE13)
    の半径方向に延びる対称線に対して対称的に配置されて
    いる、請求項23から25までのいずれか1項記載の光
    ケーブル。
  27. 【請求項27】 長手方向エレメントが、半径方向で見
    て中立的な曲げ平面(BE21〜BE23)の外側に配
    置されている場合に、少なくとも抗張性のエレメントと
    して構成されている、請求項23から26までのいずれ
    か1項記載の光ケーブル。
  28. 【請求項28】 長手方向エレメントが半径方向で見て
    中立的な曲げ平面(BE11〜BE13)の下に配置さ
    れている場合に、該長手方向エレメント(SE111〜
    SE132)が少なくとも支持強固に構成されている、
    請求項23から27までのいずれか1項記載の光ケーブ
    ル。
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