JP3073247B2 - 眼用レンズ材料 - Google Patents

眼用レンズ材料

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JP3073247B2
JP3073247B2 JP03044142A JP4414291A JP3073247B2 JP 3073247 B2 JP3073247 B2 JP 3073247B2 JP 03044142 A JP03044142 A JP 03044142A JP 4414291 A JP4414291 A JP 4414291A JP 3073247 B2 JP3073247 B2 JP 3073247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンタクトレンズ、眼内
レンズ等に用いられる眼用レンズ材料に関する。さらに
詳しくは、ピリジン環を末端に有する重合性ポリオルガ
ノシロキサンを必須単量体成分とし重合して得られる重
合体からなる酸素透過性および水濡れ性に優れた眼用レ
ンズ材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンタクトレンズとしては、2−
ヒドロキシエチルメタクリレートあるいはビニルピロリ
ドンを主成分とする含水性の軟質コンタクトレンズと、
メチルメタクリレート(MMA)、フッ化アルキルメタ
クリレートまたはシリコーンメタクリレートを主成分と
する非含水性の硬質コンタクトレンズが市販されてい
る。
【0003】しかしながら、上記従来の含水性の軟質コ
ンタクトレンズは酸素透過性が低いために長時間の装用
が困難であるか、強度が低く、必ずしも実用性に優れた
ものであるとはいいがたいものであった。
【0004】また、従来のMMAを主成分とする非含水
性の硬質コンタクトレンズは、酸素透過性が殆どないた
め角膜生理上、長時間の連続装用が困難であるという大
きな欠点を有している。従来のシリコーンメタクリレー
トを主成分とする硬質コンタクトレンズは、MMAを主
成分とするものに比べると酸素透過性に優れているもの
の、まだ連続装用を行うには不十分であり、また水濡れ
性に劣り、さらに脂質などにより汚染されやすいという
欠点がみられる。
【0005】近年、上記のような問題を解決する目的で
シリコーンメタクリレートの含有量を増加させたり、フ
ッ素原子を含有させたものが提案されている。例えば、
特開昭62−8769号公報および特開昭59−281
27号公報には、フッ化アルキル(メタ)アクリレート
とシロキサニルアルキル(グリセロール)(メタ)アク
リレートからなる酸素透過性硬質コンタクトレンズが提
案されている。また、特開昭60−131518号公
報、特開昭61−57612号公報、特開昭61−28
1116号公報、特開昭61−281216号公報、特
開昭61−285426号公報および特開昭62−54
220号公報には、シロキサニルプロピロキエチル(メ
タ)アクリレートとアルキル(メタ)アクリレートまた
はアルキルイタコネートからなる酸素透過性硬質コンタ
クトレンズが提案されている。さらに、特開昭61−8
7102号公報及び特開昭62−38419号公報に
は、フッ化アルキルシロキサニルアルキル(グリセロー
ル)(メタ)アクリレートからなる酸素透過性硬質コン
タクトレンズが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酸素透
過性を高めるため前記のシリコーンメタクリレートの含
有量を増加させたり、シリコーンメタクリレートとフッ
素含有単量体を共重合させたもののいずれにおいても酸
素透過性を高めると水濡れ性が低下し、装用中にレンズ
が曇ったり、脂質などにより汚染されやすくなる。従っ
て、水濡れ性をあげるため親水性単量体を共重合させた
り、出来上がったレンズに、例えばプラズマ処理等の表
面処理を行う必要がある。
【0007】しかし、親水性単量体を共重合させる場合
は、親水性単量体は疎水性単量体であるシリコーンメタ
クリレートやフッ素含有単量体との相容性が悪く、共重
合体が不均質となり良好な光学的性質(透明性、可視光
透過率等)が得られにくい。また、プラズマ処理等の表
面処理をレンズに施すと、実施初期には充分な水濡れ性
が得られるが、レンズ洗浄時の手擦りやクリニックにお
けるレンズの再作時の研摩などの物理的作用によりその
効果が消失する。
【0008】従って、本発明の目的は酸素透過性に優
れ、かつ水濡れ性にも優れた眼用レンズ材料を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高酸素透
過性および良好な水濡れ性を同時に併せ持つ眼用レンズ
材料を得るべく鋭意検討を重ねた結果、ピリジン環を末
端に有する重合性ポリオルガノシロキサンを必須単量体
成分とし重合して得られる重合体を用いることにより、
前述の目的を達成することができることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明は一般式(1)で示さ
れるピリジン環を末端に有する重合性ポリオルガノシロ
キサンを必須単量体成分とし重合して得られる重合体か
らなることを特徴とする眼用レンズ材料である。
【0011】
【化2】
【0012】[式中、Rは炭素数4以上のアルキル基ま
たはフェニル基を表わし、R1〜R6は同一もしくは相異
なり、それぞれ置換もしくは非置換アルキル基、または
置換もしくは非置換フェニル基を表わし、Yは重合性基
を表わし、mは0〜2の整数であり、pは1〜6の整数
であり、nは3〜10である。]本発明の眼用レンズ材
料は、前記一般式(1)で示される重合性ポリオルガノ
シロキサンを必須単量体成分とし重合して得られる重合
体からなるものであるが、このような一般式(1)で示
される重合性ポリオルガノシロキサンはいずれも新規化
合物であり、たとえば以下に述べる方法により合成する
ことができる。
【0013】下記一般式(2)で示されるピリジン環を
有するシラノール化合物を強塩基と反応させた後、下記
一般式(3)で示されるシクロシロキサンと反応させ、
下記一般式(4)で示されるハロシラン化合物を用いて
反応を停止させることにより、前記一般式(1)で示さ
れるピリジン環を末端に有する重合性ポリオルガノシロ
キサンを製造することができる。
【0014】
【化3】
【0015】[式中、R、R 、R 、pおよびmは前
記定義のとおりである。]
【0016】
【化4】
【0017】[式中、 およびR は前記定義のとお
りであり、qは3〜6の整数である。]
【0018】
【化5】 前記一般式(2)で示されるシラール化合物は、例えば
以下に述べる方法により合成することができる。
【0019】下記一般式(5)で示される置換ピリジン
誘導体を強塩基と反応させた後、下記一般式(6)で示
されるハロシランまたは、ハロアルキルシラン化合物と
反応させることにより、下記一般式(7)で示されるヒ
ドロシラン化合物を合成する。
【0020】
【化6】
【0021】[式中、Rおよびmは前記定義のとおりで
ある。]
【0022】
【化7】
【0023】[式中、R、R、Xおよびpは前記定
義のとおりである。]
【0024】
【化8】
【0025】[式中、R、R、mおよびpは前記定
義のとおりである。]次いで、前記一般式(7)で示さ
れるヒドロシラン化合物をナトリウムアルコラートと反
応させた後、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど
の塩基を含む水溶液と反応させることにより、前記一般
式(2)で示されるシラノール化合物を合成することが
できる。
【0026】前記一般式(2)で示されるシラノール化
合物を製造する際に原料として用いられる前記一般式
(5)で示される置換ピリジン誘導体は、ピリジン環上
にメチル基を有することが必須であり、例えば以下の式
で示される化合物が挙げられる。
【0027】
【化9】
【0028】また、前記一般式(5)で示される置換ピ
リジン誘導体と反応させる強塩基としては、例えばメチ
ルリチウム、n−プチルリチウム、sec−ブチルリチ
ウム、t−ブチルリチウム、フェニルリチウムなどの有
機リチウム化合物が好適に用いられる。ただし、前記一
般式(5)中のmが0であるアルキル置換ピリジン誘導
体、すなわちピコリン類を原料として用いる場合には、
収率の点でフェニルリチウムを用いるのが最適である。
反応は約−90℃ないし約0℃の低温で行うことが好ま
しい。また、この反応は有機溶媒中で行うのが好まし
く、溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)、ジエチ
ルエーテル、ベンゼン、トルエン、クロロホルム、四塩
化炭素などを用いることができる。さらにこの反応はア
ルゴンや窒素等の不活性ガス雰囲気下で行うのが好まし
い。
【0029】次に試薬として用いられる前記一般式
(6)で示されるハロシランまたは、ハロアルキルシラ
ン化合物としては、次のものを例示することができる。
【0030】
【化10】
【0031】これらの化合物の一部は市販されており、
またハロアルキルシラン化合物については下記一般式
(8)で示される市販のハロシラン化合物を還元するこ
とにより容易に合成することができる。
【0032】
【化11】
【0033】[式中、XおよびX′は同一もしくは相異
なり、それぞれハロゲン原子を表わし、RおよびR
は前記定義のとおりであり、p′は2〜6の整数であ
る。]前記一般式(3)で示されるシクロシロキサン化
合物としては、次のものを例示することができる。
【0034】
【化12】
【0035】これらのシクロシロキサン化合物は、1種
又は2種以上の混合物を用いてもよく、その量を調整す
ることにより、一般式(1)で示される単量体のシロキ
サン単位nをコントロールすることができる。
【0036】停止剤として用いる前記一般式(4)で示
されるハロシラン化合物としては、次のものを例示する
ことができる。
【0037】
【化13】
【0038】前記一般式(1)におけるYとしては例え
ば(メタ)アクリロキシプロピル残基、またはスチリル
残基が好ましい。
【0039】また、R〜Rはメチル基又はフッ素
換アルキル基が好ましく、nは3〜10が好ましく、1
0を越えると重合体が柔軟になりレンズ加工が困難にな
る。
【0040】本発明で使用される前記一般式(1)で示
される単量体は片末端にピリジン環を結合しているた
め、親水性、酸素透過性および高い極性等の物性を活か
して本発明の効果を充分発揮することができる。
【0041】本発明に用いる一般式(1)の単量体は単
独で重合させてもよく、一般式(1)の単量体の2種以
上を混合して重合させてもよく、また、一般式(1)の
単量体を他の疎水性単量体と共重合させてもよい。
【0042】共重合しうる疎水性単量体としては、例え
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、t‐ブ
チル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリ
レート、t‐アミル(メタ)アクリレート、2エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アク
リレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリル酸のC1〜C12のアルキルエステル;
スチレン、メチルスチレンなどのビニル芳香族化合物;
酢酸ビニルなどの脂肪族カルボン酸のビニルエステル;
イタコン酸メチル、クロトン酸メチルなどのイタコン酸
またはクロトン酸のアルキルエステル;2,2,2‐トリ
フルオロエチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3‐
テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、2,2,
3,3,3‐ペンタフルオロプロピル(メタ)アクリレー
ト、2,2,2‐トリフルオロ‐1‐トリフルオロメチル
エチル(メタ)アクリレート、2‐ヒドロキシ‐4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,11,11,11
‐ヘキサデカフルオロ‐10‐トリフルオロメチルウン
デシル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリル酸
のC1〜C12のフッ素置換アルキルエステルなどをあげ
ることができ、これらのうちから1種または2種以上を
混合して使用してもよい。なかでも、上記疎水性単量体
のうち(メタ)アクリル酸のアルキルエステルおよびフ
ッ素置換アルキルエステルを用いるのが本発明の目的に
対して特に有効である。
【0043】更に、形状安定性を向上させる目的でエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレング
ルコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、テトラデカエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,6−へキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、2,2′−
ビス[p−(γ−メタクリロキシ−β−ヒドロキシプロ
ポキシ)フェニル]プロパンなどの架橋剤を1種または
2種以上混合して使用してもよい。
【0044】本発明の眼用レンズ材料を構成する重合体
は、前述したように、一般式(1)の単量体の単独重合
体であってもよいが一般式(1)の単量体30〜70重
量%と、疎水性単量体(2種以上の場合はその合計)7
0〜30重量%との共重合体であるのが好ましい。ま
た、前記架橋剤は通常、上記単量体(混合物)の全量に
対して0〜20重量%、好ましくは1〜15重量%の割
合で用いることができる。
【0045】重合方法として、重合開始剤を使用する場
合には例えば、ベンゾイルパーオキサイド、2,2,−
アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビスメチ
ルイソブチレート、2,2′−アゾビスジメチルバレロ
ニトリルなどを使用することができる。重合開始剤の
割合は単量体(の混合物)の全量に対して0.01〜
5重量%の範囲内が好ましい。また、これ以外に光重
合、放射線重合などの重合方法を採用してもよい。
【0046】また、上記単量体(混合物)には必要に応
じて色素を添加し、着色した眼用レンズ材料とすること
もできる。
【0047】上記の単量体(混合物)より得られる眼用
レンズ材料からコンタクトレンズを作成する方法として
は、切削、研摩によるレースカット法や、モールドのな
かで上記単量体(混合物)を直接重合するモールド法な
どの方法を採用することができる。
【0048】これらの方法により、高い酸素透過性を有
し、同時に水濡れ性に優れたコンタクトレンズを得るこ
とができる。
【0049】
【実施例】次に参考例、実施例、比較例をあげて本発明
をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらによりな
んら制限されるものではない。実施例中、「部」はすべ
て重量部を表わし、各物性の測定は下記の要領で測定し
た。
【0050】酸素透過係数(DK):理化精機工業
(株)製の製科研式フィルム酸素透過率計を使用し、電
極法にてフィルム状の試験片(厚み0.2mm)につい
て35℃での酸素透過係数を測定する。
【0051】接触角:エルマ光学(株)製のゴニオメー
ター式接触角測定装置(G−1型)を使用し、気泡法に
より円柱状の試験片(厚み4mm)の接触角を5回測定
し、その平均値を接触角とする接触角の数値は水濡れ性
の尺度であり、数値の小さい方が水濡れ性が良好である
こと示す。
【0052】参考例1: シラノール化合物の合成 1 4−メチル−2,6−ジ−t−ブチルピリジン10.0
g(49.8mmol)をテトラヒドロフラン100m
lに溶解し、アルゴンガス雰囲気下−78℃に冷した
後、sec−ブチルリチウム (1.4mol/1n−
ヘキサン溶液)100ml(140mmol)を加え、
1.5時間撹拌した。この時、反応溶液は黄色を呈し
た。
【0053】次に、この溶液にクロロメチルジメチルシ
ラン20.0ml(164mmo)を加え、さらに室温
にて12時間撹拌したところ溶液は消色し白濁した。反
応溶液中の溶媒を留去し、生成した塩を濾過しジエチル
エーテルで洗浄した後、カラム精製を行い、13.3g
の無色透明液体が得られた。
【0054】得られた生成物について、H−NMR、
IR、およびMassスペクトル分析ならびに元素分析
を行い、目的物の4−(2−ジメチルシリルエチル)
2,6−ジ−t−ブチルピリジンであることを確認し
た。(収率;96%)それらの結果を以下に示す。
【0055】H−NMRスペクトル、δ(CDCl
ppm);0.11(d、6H、シリル基上のメチル基
のプトンピーク)、0.96 (m、2H, エチレン
鎖のプロトンピーク)、1.35(s、18H、t−ブ
チル基のプロトンピーク)、2.63(m、2H、エチ
レン鎖のプロトンピーク)、3.93(m,1H、Si
−H基のプロトンピーク)、6.94(s、2H、ピリ
ジン環のプロトンピーク)。
【0056】IRスペクトル(cm-1);3100
(w)、2990(s)、2900(s)、2130
(s、Si‐H結合による特性吸収)、1600(s、
ピリジン環の特性吸収)1562(s)、1480
(s)、1450(s)、1415(s)、1360
(s)、1310(w)、1250(s、Si―C結合
による特性吸収)、1220(m)、1205(m)、
1165(m)、1050(w)、1000(w)、9
25(s、Si―C結合による特性吸収)、880
(s)、835(s)、770(s)、700(w)。
【0057】Massスペクトル(m/e);277
(M)、276(M―H)、262(M−C
)、59(HSi(CH)。
【0058】元素分析値(%);C:73.07、H:
11.42、N:4.83)。
【0059】(計算値;C:73.65、H:11.1
9、N:5.05)。
【0060】エタノール40ml中に触媒量の金属ナト
リウムを溶解しアルゴンガス雰囲気下還流させ、その溶
液に上記の反応で得られた4−(2−ジメチルシリルエ
チル)2,6−ジ−t−ブチルピリジン10.0g(3
6.0mmol)をゆっくりと滴下しさらに1時間還流
を続けた。その後、反応溶液を水酸化ナトリウム4.2
g(107mmol)および水10mlを含むメタノー
ル溶液100mlに注ぎ込み、さらに水酸化ナトリウム
4.2gを含む水溶液100mlを加え約30分間撹拌
した。
【0061】次に、その溶液をリン酸水素カリウム3
6.7gを含む大量の氷水に注ぎ込むと白濁した。ジエ
チルエーテルで抽出し、乾燥後減圧蒸留を行ったところ
150−155℃/0.05mmHgの沸点範囲で無色
透明液体7.9gが得られた。
【0062】得られた生成物について、H−NMR、
IR、およびMassスペクトル分析並びに元素分析を
行い、目的物の4−(2−ジメチルヒドロキシエチル)
2,6−ジ−t−ブチルピリジンであることを確認し
た。(収率;76%)それらの結果を以下に示す。
【0063】H−NMRスペクトル、δ(CDC
、ppm);0.15(s、6H、シリル基上のメ
チル基のプロトンピーク)、1.06(m、2H,エチ
レン鎖のプロトンピーク)、1.35(s、18H、t
−ブチル基のプロトンピーク)、2.18(s、1H、
水酸基のプロトンピーク)、2.70(m、2H、エチ
レン鎖のプロトンピーク)、6.95(s、2H、ピリ
ジン環のプロトンピーク)。
【0064】IRスペクトル(cm−1);3300
(m、水酸基による特性吸収)、3100(w)、29
80(s)、2890(s)、1600(s、ピリジン
環の特性吸収)、1562(s)、1480(s)、1
450(m)、1415(s)、1360(s)、13
10(w)、1255(s、Si−C結合による特性吸
収)、1220(w)、1200(w)、1165
(m)、1050(s、Si−O結合による特性吸
収)、1000(w)、925(m、Si−C結合によ
る特性吸収)、900、(m)、840(s)、790
(s)、680(w)。
【0065】Massスペクトル(m/e);293
(M)、292(M−H)、278(M−C
)、218(M−HOSi(CH、75
(HOSi(CH)。
【0066】元素分析値(%);C:69.24、H:
10.11、N:4.55(計算値;C:69.55、
H:10.67、N:4.77)。
【0067】参考例2: シラノール化合物の合成
2 4−メチルピリジン12.0g(129mmol)をテ
トラヒドロフラン200mlに溶解し、アルゴンガス雰
囲気下−78℃に冷却した後、フェニルリチウム(2.
0mol/ln.ヘキサン溶液)97ml(194mm
ol)を加え40分間撹拌した。この時、反応溶液は赤
色を呈した。
【0068】次に、この溶液にクロロメチルジメチルシ
ラン31.4m1(258mmol)を加え、さらに室
温にて12時間撹拌したところ溶液は消色し白濁した。
反溶液中の溶媒を留去し、生成した塩を濾過しジエチル
エーテルで洗浄した後、減圧蒸留を行い60−70℃/
0.8mmHgの沸点範囲で17.0gの無色透明液体
が得られた。
【0069】得られた生成物について、H−NMR、
IR、およびMassスペクトル分析ならびに元素分析
を行い、目的物の4−(2−ジメチルシリルエチル)ピ
リジンであることを確認した。(収率;80%)それら
の結果を以下に示す。
【0070】H−NMRスペクトル、δ(CDC
、ppm);0.09(d、6H、シリル基上のメ
チル基のプロトンピーク)、0.90(m、2H、エチ
レン鎖のプロトンピーク)、3.07(m、2H、エチ
レン鎖のプロトンピーク)、3.80(m、1H、Si
−H基のプロトンピーク)、6.98(dd、2H、ピ
リジン環のプロトンピーク)、8.34(dd、2H、
ピリジン環のプロトンピーク)。
【0071】IRスペクトル(cm−1);3100
(m)、3050(m)、2980(s)、2950
(m)、2120(s、Si−H結合による特性吸
収)、1600(s、ピリジン環の特性吸収)、156
0(w)、1500(w)、1420(s)、1315
(w)、1255(s、Si−C結合による特性吸
収)、1220(w)、1175(w)、1120
(m)、1070(w)、925(m、Si−C結合に
よる特性吸収)、920(s)、880(s)、840
(s)、800(s)、765(s)、740、700
(s)。
【0072】Massスペクトル(m/e);165
(M)、164(M−H)、150(M−C
)、106(M−HSi(CH)、59
(HSi(CH)。
【0073】 元素分析値(%);C:65.11、H:8.98、N:8.33 (計算値;C:65.39、H:9.17、N:9.47)。
【0074】エタノール80ml中に触媒量の金属ナト
リウムを溶解しアルゴンガス雰囲気下還流させ、その溶
液に上記の反応で得られた4−(2−ジメチルシリルエ
チル)ピリジン17.0g (93.8mmol)をゆ
っくりと滴下しさらに1時間還流を続けた。
【0075】その後、反応溶液を水酸化ナトリウム1
1.0g(280mmol)および水16mlを含むメ
タノール溶液160mlに注ぎ込み、さらに水酸化ナト
リウム11.0gを含む水溶液160mlを加え約30
分間撹拌した。
【0076】次に、その溶液をリン酸水素カリウム9
5.7gを含む大量の氷水に注ぎ込むと白濁した。ジエ
チルエーテルで抽出し、乾燥後減圧蒸留を行ったところ
39−40℃/0.015mmHgの沸点範囲で無色透
明液体15.5gが得られた。
【0077】得られた生成物について、H−NMR、
IR、およびMassスペクトル分析ならびに元素分析
を行い、目的物の4−(2−ジメチルヒドロキシシリル
エチル)ピリジンであることを確認した。(収率;83
%)それらの結果を以下に示す。
【0078】H−NMRスペクトル、δ(CDC
)ppm);0.08(s、6H、シリル基上のメ
チル基のプロトンピーク)、0.85(m、2Hエチレ
ン鎖のプロトンピーク)、2.30(s、1H、水酸基
のプロトンピ−ク)、2.61(m、2H、エチレン基
のプロトンピーク)、707(dd、2H、ピリジン環
のプロトンピーク)、8.45(dd、2H、ピリジン
環のプロトンピーク)、IRスペクトル(cm−1);
3400(s、水酸基による特性吸収)、3100
(m)、3050(m)、2980(s)、2950
(m)、1600(S、ピリジン環の特性吸収)、15
60(w)、1500(w)、1420(s)、131
5(w)、1255(s、Si−C結合による特性吸
収)、1220(w)、1175(w)、1055
(s、Si−O結合による特性吸収)、995(m)、
910(m、Si−C結合による特性吸収)、840
(s)、800(s)、780(s)、740(w)、
700(w)。
【0079】Massスペクトル(m/e);181
(M)、180(M−H)、166(M−C
)、106(MHOSi(CH)、75
(HOSi(CH)。
【0080】 元素分析値(%);C:59.52、H:8.16、N:7.65 (計算値;C:59.62、H:8.36、N:7.72)。
【0081】参考例3 参考例1で得られた4−(2−ジメチルヒドロキシシリ
ルエチル)2,6−ジ−t−ブチルピリジン5.0g
(17.0mmol)をアルゴンガス雰囲気下テトラ
ドロフラン10mlに溶解し、−10℃に冷却した後、
n−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.6mol/l)
10.6ml(17.0mmol)を加え1時間撹拌し
た。
【0082】この溶液に、ヘキサメチルシクロトリシロ
キサン7.58g(34.0mmol)をテトラヒドロ
フラン40mlに溶解した溶液を加え、さらに室温にて
12時間撹拌した。
【0083】次に、3−メタクリロキシプロピルジメチ
ルクロロシラン8.83g(40.0mmol)を加え
て反応を停止させた。溶媒を留去した後生成した塩を濾
別し、さらに減圧下100℃にて2時間撹拌したところ
無色透明な粘性のあるオイル11.9gが得られた。
H−NMRスペクトル、IRスペクトルおよび元素分析
の結果から、この生成物は、下記式(9)で示される構
造のピリジン環を片末端に、もう一方の末端に3−メタ
クリロキシプロピル基を有するポリジメチルシロキサン
(以下、TPSMAという)であることがわかった。
【0084】
【化14】
【0085】なお、上記の構造において、ポリジメチル
シロキサン鎖の平均重合度nはH−NMRスペクトル
におけるシリル基上のメチル基のプロトンピーク(0.
15ppm)とピリジン環のプロトンピーク(6.90
ppm)の積分比から求めた。それらの結果を以下に示
す。
【0086】H−NMRスペクトル、δ(CDCl
ppm);0.15(s、シリル基上のメチル基のプロ
トンピーク)、0.90(m、エチレン鎖およびプロピ
レン鎖のプロトンピーク)、1.33(s、t−ブチル
基のプロトンピーク)、1.55(m、エチレン鎖のプ
ロトンピーク)、1.80(m、プロピレン鎖のプロト
ンピーク)、2.03(s、メタクリロキシ基のメチル
基のプロトンピーク)、4.21(t、プロピレン鎖の
プロトンピーク)、5.63および6.20(m、メタ
クリロキシ基のメチレン基のプロトンピーク)、6.9
0(s、ピリジン環のプロトンピーク)、IRスペクト
ル(cm−1);3100(w)、2960(s),2
890(s)、1720(s、カルボニル基による特性
吸収)、1640(m)、1600(s、ピリジン環の
特性吸収)、1562(s)、1480(m)、145
0(m)、1415(s)、1360(s)、1310
(w)、1255(s、Si−C結合による特性吸
収)、1220(w)、1200(w)、1165
(m)、1040(s、Si−O結合による特性吸
収)、925(m、Si−C結合による特性吸収)、9
00(m)、840(s)、800(s)、700
(w)。
【0087】 元素分析値(%);C:47.42、H:9.00、N:1.44 (計算値;C:47.48、H:9.28、N:1.50)。
【0088】参考例4 参考例2で得られた4−(2−ジメチルヒドロキシシリ
ルエチル)ピリジン12.2g(67.4mmol)を
テトラヒドロフラン110mlに溶解しアルゴンガス雰
囲気下室温にて水素化ナトリウム2.9g(72.5m
mol)を加え2時間撹拌した。
【0089】この溶液にヘキサメチルシクロトリシロキ
サン、53.1g(251.4mmol)をテトラヒド
ロフラン360mlに溶解した溶液を加え、さらに室温
にて17時間撹拌した。
【0090】次に、3−メタクリロキシプロピルジメチ
ルクロロシラン35g(158mmol)を加えて反応
を停止させた。溶媒を留去した後生成した塩を濾別し、
減圧下120℃にて2時間加熱撹拌しさらにカラム精製
したところ無色透明な粘性のあるオイル40.6gが得
られた。H−NMRスペクトルおよびIRスペクトル
から、この生成物は、下記式(10)で示される構造の
ピリジン環を片末端に、もう一方の末端に3−メタクリ
ロキシプロピル基を有するポリジメチルシロキサン(以
下、PsMAという)であることがわかった。
【0091】
【化15】
【0092】なお、上記の構造において、ポリジメチル
シロキサン鎖の平均重合度nはH−NMRスペクトル
におけるシリル基上のメチル基のプロトンピーク(0.
2ppm)とピリジン環のプロトンピーク(7.15お
よび8.48ppm)の積分比から求めた。それ等の結
果を以下に示す。
【0093】1H‐NMRスペクトル、δ(CDCl3
ppm);0.20(s、シリル基上のメチル基のプロ
トンピーク)、0.90(m、エチレン鎖およびプロピ
レン鎖のプロトンピーク)、1.70(m,エチレン鎖
のプロトンピーク)、1.95(m、プロピレン鎖のプ
ロトンピーク)、2.03(s、メタクリロキシ基のメ
チル基のプロトンピーク)、4.18(t、プロピレン
鎖のプロトンピーク)、5.52および6.09(m、メ
タクリロキシ基のメチレン基のプロトンピーク)、7.
15(dd、ピリジン環のプロトンピーク)、8.48
(dd、ピリジン環のプロトンピーク)。
【0094】IRスペクトル(cm−1);3100
(w)、2960(s)、2950(m)、2890
(s)、1720(s,カルボニル基による特性吸
収)、1600(s、ピリジン環の特性吸収)、156
0(s)、1410(s)、1320(s)、1255
(s、Si−C結合による特性吸収)、1160
(m)、1050(s、Si−O結合による特性吸
収)、935(m、Si−C結合による特性吸収)、8
40(s)、800(s)。
【0095】
【実施例】実施例 1 参考例3で得られた重合性ポリオルガノシロキサンTP
SMA35部、2,2,2−トリフルオロエチルメタク
リレート45部およびメチルメタクリレート20部を混
合し、これに重合触媒として2,2′−アゾビスメチル
イソブチレート(以下、V−601という)0.15部
を加え、これらの混合物を試験管にとり気相部を窒素置
換した、密栓した。
【0096】これを循環式恒温水槽に入れ、50℃で1
8時間、60℃で6時間重合を行ない、更にこの試験管
を循環式乾燥器に移して100℃で2時間、120℃で
1時間加熱した。得られた重合体は無色透明であった。
得られた重合体を裁断し、切削研磨による機械的加工を
施し、直径13mmの円筒状の試験片を作製した。得ら
れた試験片は透明であり、光学歪みもなく好ましいレン
ズ材料であった。また、この経験片を更に切削研摩加工
し、コンタクトレンズを作製した。そのレンズの切削面
及び研磨面はともに良好であり、装用した時、くもりも
なく良好な装用感を得た。
【0097】実施例 2〜3 実施例1で用いた各単量体の量を表1のように変える以
外は実施例1と同様の方法により重合し、得られた重合
体を切削研磨加工してコンタクトレンズを作製した。
【0098】実施例 4〜6 実施例1で用いた単量体の内、重合性ポリオルガノシロ
キサンにPSMAを用いた以外は実施例1と同様に重合
し、得られた重合体を切削研摩加工してコンタクトレン
ズを作製した。
【0099】実施例 7 単量体としてPSMA55部及びメチルメタクリレート
45部を用いた以外実施例1と同様の方法で重合を行な
い、同様にしてコンタクトレンズを作製した。 比較例 1〜3 重合性ポリオルガノシロキサンに3−メタクリロキシプ
ロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランを用いた以
外は実施例1〜3と同様の組成および重合方法で重合し
た。
【0100】以上の実施例1〜7および比較例1〜3の
重合組成と得られた重合体のレンズ物性値を表1に示
す。
【0101】
【表1】
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、ピリジン環を末端に有
する重合性ポリオルガノシロキサンを必須単量体成分と
し重合して得られる重合体からなる眼用レンズ材料を提
供することができる。
【0103】このような眼用レンズ材料よりえられるコ
ンタクトレンズは、高い酸素透過性を有するので角膜の
代謝機能を損なうことなく長期間装用することができ、
しかも優れた水濡れ性をも併せもつため、装用中のレン
ズのくもりおよび、脂質などによる汚れが少ない。
【0104】また、本発明の眼用レンズ材料から得られ
るコンタクトレンズは、プラズマ処理のような表面処理
を行う必要がないので、レンズ製造工程上も大きなメリ
ットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例3で合成した重合性ポリジメチルシロキ
サン(TPSMA)のIRチャート。
【図2】参考例3で合成した重合性ポリジメチルシロキ
サン(TPSMA)のNMRチャート。
【図3】参考例4で合成した重合性ポリジメチルシロキ
サン(PSMA)のIRチャート。
【図4】参考例4で合成した重合性ポリジメチルシロキ
サン(PSMA)のNMRチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−156706(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02C 1/00 - 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式で示されるピリジン環を末
    端に有する重合性ポリオルガノシロキサンを必須単量体
    成分とし重合して得られる重合体からなることを特徴と
    する眼用レンズ材料。 【化1】 [式中、Rは炭素数4以上のアルキル基またはフェニル
    基を表わし、R1〜R6は同一もしくは相異なり、それぞ
    れ置換もしくは非置換アルキル基または置換もしくは非
    置換フェニル基を表わし、Yは重合性基を表わし、mは
    0〜2の整数であり、pは1〜6の整数であり、nは3
    〜10である。]
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