JP3072655B2 - アクティブマトリクス表示装置 - Google Patents
アクティブマトリクス表示装置Info
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- JP3072655B2 JP3072655B2 JP14690691A JP14690691A JP3072655B2 JP 3072655 B2 JP3072655 B2 JP 3072655B2 JP 14690691 A JP14690691 A JP 14690691A JP 14690691 A JP14690691 A JP 14690691A JP 3072655 B2 JP3072655 B2 JP 3072655B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブマトリクス表
示装置に係わり、特に、オフ時のリーク電流を減少させ
るものに用いて好適なものである。
示装置に係わり、特に、オフ時のリーク電流を減少させ
るものに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、液晶ディスプレイの駆動方
式としては単純マトリックス駆動方式やアクティブマト
リックス方式などが知られている。これらの駆動方式を
比較した場合、一般に、画質や応答性の点において、ア
クティブマトリックス方式が優れていると言われてい
る。上記アクティブマトリックス方式は、画素に非線形
素子を付加する駆動方式であり、上記非線形素子として
はダイオードやバリスタ、或いはオン・オフ比の大きい
MOS型トランジスタなどが用いられている。上記MO
S型トランジスタは、透明基板上に作成されるので一般
的に薄膜トランジスタTFTと呼ばれている。これらの
各素子のうち、フルカラーLCDとして活発に研究開発
が行われているのは薄膜トランジスタTFTである。
式としては単純マトリックス駆動方式やアクティブマト
リックス方式などが知られている。これらの駆動方式を
比較した場合、一般に、画質や応答性の点において、ア
クティブマトリックス方式が優れていると言われてい
る。上記アクティブマトリックス方式は、画素に非線形
素子を付加する駆動方式であり、上記非線形素子として
はダイオードやバリスタ、或いはオン・オフ比の大きい
MOS型トランジスタなどが用いられている。上記MO
S型トランジスタは、透明基板上に作成されるので一般
的に薄膜トランジスタTFTと呼ばれている。これらの
各素子のうち、フルカラーLCDとして活発に研究開発
が行われているのは薄膜トランジスタTFTである。
【0003】図4に薄膜トランジスタTFTを用いたア
クティブマトリックス型液晶ディスプレイの等価回路を
示す。図4から明らかなように、アクティブマトリック
ス型液晶ディスプレイにおいては、ゲートバスライン2
0とソースバスライン21とにより各画素22が構成さ
れる。そして、画素電極24を介して送られる信号を各
画素22ごとに書き込んだり、保持するために薄膜トラ
ンジスタ23が用いられる。
クティブマトリックス型液晶ディスプレイの等価回路を
示す。図4から明らかなように、アクティブマトリック
ス型液晶ディスプレイにおいては、ゲートバスライン2
0とソースバスライン21とにより各画素22が構成さ
れる。そして、画素電極24を介して送られる信号を各
画素22ごとに書き込んだり、保持するために薄膜トラ
ンジスタ23が用いられる。
【0004】このような目的で用いられる薄膜トランジ
スタ23は、オン時には電流を流す能力が要求され、ま
た、オフ時にはその反対に電流を流さないようにする能
力が要求される。そこで、ポリシリコンTFTは駆動能
力が優れているので、これらの要求に答えることが可能
なトランジスタとして用いられている。また、上記ポリ
シリコンTFTは周辺回路をオンチップすることが可能
であり、画素トランジスタを小さくすることができる利
点がある。
スタ23は、オン時には電流を流す能力が要求され、ま
た、オフ時にはその反対に電流を流さないようにする能
力が要求される。そこで、ポリシリコンTFTは駆動能
力が優れているので、これらの要求に答えることが可能
なトランジスタとして用いられている。また、上記ポリ
シリコンTFTは周辺回路をオンチップすることが可能
であり、画素トランジスタを小さくすることができる利
点がある。
【0005】しかしながら、ポリシリコンTFTはオフ
時にリーク電流を抑えることが難しいとされている。そ
こで、このオフ時にリーク電流を抑える問題を解決する
ために次の3つの方法が従来より用いられている。すな
わち、その内の一つはダブルゲート構造とよばれるもの
であり、これはトランジスタを直列に2個接続してドレ
ーン電界を半分にすることにより、トンネル電流を抑え
るようにしたものである。また、チャンネルのポリシリ
コン膜厚を薄くしてリークする体積を減らすことにより
リーク電流を抑えるようにする、いわゆる超薄膜化法が
用いられることもある。また、その他の技術してLDD
(Lightly Doped Drain)トランジ
スタを用いることもある。
時にリーク電流を抑えることが難しいとされている。そ
こで、このオフ時にリーク電流を抑える問題を解決する
ために次の3つの方法が従来より用いられている。すな
わち、その内の一つはダブルゲート構造とよばれるもの
であり、これはトランジスタを直列に2個接続してドレ
ーン電界を半分にすることにより、トンネル電流を抑え
るようにしたものである。また、チャンネルのポリシリ
コン膜厚を薄くしてリークする体積を減らすことにより
リーク電流を抑えるようにする、いわゆる超薄膜化法が
用いられることもある。また、その他の技術してLDD
(Lightly Doped Drain)トランジ
スタを用いることもある。
【0006】LDDトランジスタは、図5の断面図に示
すように低濃度ドレイン領域Nを設けることにより、接
合のトンネル電流が発生しないように電界を抑える構造
にしている。ただし、このようにすると空乏層が拡がる
ので、その中の発生電流に注意しなければならない。こ
れらの技術のうち、LDD構造はリーク電流がドレーン
電界の影響をそれほど受けないので、液晶駆動用トラン
ジスタとして用いるのに適しており、研究開発が活発に
行われている。ところで、通常LDDというのはドレイ
ン側にのみ設けるのでこのように呼ばれている。しかし
ながら、液晶駆動トランジスタの場合は電流をどちら側
からも流す必要があるので、どちらがソースでどちらが
ドレインであるとの区別がない。したがって、以下の説
明においては特別の断りがない限り両側に低濃度領域が
あるものとする。
すように低濃度ドレイン領域Nを設けることにより、接
合のトンネル電流が発生しないように電界を抑える構造
にしている。ただし、このようにすると空乏層が拡がる
ので、その中の発生電流に注意しなければならない。こ
れらの技術のうち、LDD構造はリーク電流がドレーン
電界の影響をそれほど受けないので、液晶駆動用トラン
ジスタとして用いるのに適しており、研究開発が活発に
行われている。ところで、通常LDDというのはドレイ
ン側にのみ設けるのでこのように呼ばれている。しかし
ながら、液晶駆動トランジスタの場合は電流をどちら側
からも流す必要があるので、どちらがソースでどちらが
ドレインであるとの区別がない。したがって、以下の説
明においては特別の断りがない限り両側に低濃度領域が
あるものとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】LDD構造のトランジ
スタの特徴は、リーク電流がドレインの電界にそれ程影
響を受けない点にある。したがって、LDDトランジス
タの場合にはトンネル電流が流れないから異常に大きな
リークが発生する不都合はない。しかし、この場合はド
レーン電圧に応じた空乏層がLDD部に拡がるので、空
乏層内で電流が発生する。このため、黒表示時は中間調
を表示しているときよりもリークが大きくなる不都合が
ある。
スタの特徴は、リーク電流がドレインの電界にそれ程影
響を受けない点にある。したがって、LDDトランジス
タの場合にはトンネル電流が流れないから異常に大きな
リークが発生する不都合はない。しかし、この場合はド
レーン電圧に応じた空乏層がLDD部に拡がるので、空
乏層内で電流が発生する。このため、黒表示時は中間調
を表示しているときよりもリークが大きくなる不都合が
ある。
【0008】図6に、LDDトランジスタの典型的な電
気特性図を示す。図6から明らかなように、+Vgのゲ
ート電圧で電流ID が流れ込む。また、ゲートに−Vg
の電圧を印加することにより上記電流ID が流れないよ
うにしている。このときの電流Ioff は小さい方がよい
が、従来公知の技術を用いてこれを少なくすることが困
難であった。本発明は上述の問題点に鑑み、オフ時に薄
膜トランジスタに流れるリーク電流の少ないアクティブ
マトリクス表示装置を提供することを目的とする。
気特性図を示す。図6から明らかなように、+Vgのゲ
ート電圧で電流ID が流れ込む。また、ゲートに−Vg
の電圧を印加することにより上記電流ID が流れないよ
うにしている。このときの電流Ioff は小さい方がよい
が、従来公知の技術を用いてこれを少なくすることが困
難であった。本発明は上述の問題点に鑑み、オフ時に薄
膜トランジスタに流れるリーク電流の少ないアクティブ
マトリクス表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス表示装置は、マトリクス状に配置された複数の画
素と、それぞれの画素に接続された薄膜トランジスタと
を有するアクティブマトリクス表示装置であって、前記
薄膜トランジスタが、低濃度不純物領域を有するLDD
構造の第1,第2のトランジスタを直列に接続すること
によって構成され、これら第1,第2のトランジスタ
が、低濃度不純物領域を間に挟んで配置され、この低濃
度不純物領域の反対側のドレインにそれぞれ低濃度不純
物領域を有する構成となっている。
リクス表示装置は、マトリクス状に配置された複数の画
素と、それぞれの画素に接続された薄膜トランジスタと
を有するアクティブマトリクス表示装置であって、前記
薄膜トランジスタが、低濃度不純物領域を有するLDD
構造の第1,第2のトランジスタを直列に接続すること
によって構成され、これら第1,第2のトランジスタ
が、低濃度不純物領域を間に挟んで配置され、この低濃
度不純物領域の反対側のドレインにそれぞれ低濃度不純
物領域を有する構成となっている。
【0010】
【作用】第1のトランジスタと第2のトランジスタとを
低濃度ドレイン領域を挟んで配置するとともに、第1お
よび第2のトランジスタの外側のソース・ドレインに低
濃度ドレイン領域を設けることにより、オフしていると
きにこれら第1および第2のトランジスタのソース〜ド
レイン間に各々印加される電圧を減少させ、オフ時に流
れるリーク電流を少なくする。
低濃度ドレイン領域を挟んで配置するとともに、第1お
よび第2のトランジスタの外側のソース・ドレインに低
濃度ドレイン領域を設けることにより、オフしていると
きにこれら第1および第2のトランジスタのソース〜ド
レイン間に各々印加される電圧を減少させ、オフ時に流
れるリーク電流を少なくする。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す液晶駆動用
トランジスタの断面図である。図1から明らかなよう
に、本実施例の液晶駆動用トランジスタは、第1のLD
Dトランジスタ1と、第2のLDDトランジスタ2とを
直列に2個接続した構成となっている。
トランジスタの断面図である。図1から明らかなよう
に、本実施例の液晶駆動用トランジスタは、第1のLD
Dトランジスタ1と、第2のLDDトランジスタ2とを
直列に2個接続した構成となっている。
【0012】また、本実施例においては、2つのLDD
トランジスタ1,2を直列に接続するに際し、各LDD
トランジスタ1,2間の距離が短くなるように工夫して
いる。すなわち、第1のLDDトランジスタ1は、ゲー
ト絶縁膜4を介して第1のP型領域3上にゲート電極5
を設けるとともに、上記第1のP型領域3との間に第1
のLDD領域6を挟んでN型の高濃度領域を設け、第1
のトランジスタの一方のソース・ドレイン電極9を形成
することにより構成している。
トランジスタ1,2を直列に接続するに際し、各LDD
トランジスタ1,2間の距離が短くなるように工夫して
いる。すなわち、第1のLDDトランジスタ1は、ゲー
ト絶縁膜4を介して第1のP型領域3上にゲート電極5
を設けるとともに、上記第1のP型領域3との間に第1
のLDD領域6を挟んでN型の高濃度領域を設け、第1
のトランジスタの一方のソース・ドレイン電極9を形成
することにより構成している。
【0013】また、第2のLDDトランジスタ2は、ゲ
ート絶縁膜7を介して第2のP型領域8上にゲート電極
10を設けるとともに、上記第2のP型領域8との間に
第2のLDD領域11を挟んでN型の高濃度領域を設け
てその一方のソース・ドレイン電極12を形成すること
により構成されている。そして、上記第1のP型領域3
と第2のP型領域8との間を、N型の低濃度ドレイン領
域13を介して接続することにより、第1のLDDトラ
ンジスタ1および第2のLDDトランジスタ2を直列に
接続している。なお、各部はSiO2 よりなる絶縁膜に
て絶縁されている。
ート絶縁膜7を介して第2のP型領域8上にゲート電極
10を設けるとともに、上記第2のP型領域8との間に
第2のLDD領域11を挟んでN型の高濃度領域を設け
てその一方のソース・ドレイン電極12を形成すること
により構成されている。そして、上記第1のP型領域3
と第2のP型領域8との間を、N型の低濃度ドレイン領
域13を介して接続することにより、第1のLDDトラ
ンジスタ1および第2のLDDトランジスタ2を直列に
接続している。なお、各部はSiO2 よりなる絶縁膜に
て絶縁されている。
【0014】このようにして構成される本実施例の液晶
駆動用トランジスタには、第1のトランジスタの一方の
ソース・ドレイン電極9にソースバスライン21が接続
され、第2のトランジスタの一方のソース・ドレイン電
極12に画素電極24が接続される。また、各ゲート電
極5,10にゲートバスライン20がそれぞれ接続され
る。したがって、これらの第1および第2のLDDトラ
ンジスタ1,2は、1つのトランジスタとして動作する
こととなり、図2の構成図に示すように表すことができ
る。また、その等価回路は図3の回路図に示すようにな
り、電圧VD は第1のトランジスタの一方のソース・ド
レイン電極9と第2のトランジスタの一方のソース・ド
レイン電極12との間に印加される。
駆動用トランジスタには、第1のトランジスタの一方の
ソース・ドレイン電極9にソースバスライン21が接続
され、第2のトランジスタの一方のソース・ドレイン電
極12に画素電極24が接続される。また、各ゲート電
極5,10にゲートバスライン20がそれぞれ接続され
る。したがって、これらの第1および第2のLDDトラ
ンジスタ1,2は、1つのトランジスタとして動作する
こととなり、図2の構成図に示すように表すことができ
る。また、その等価回路は図3の回路図に示すようにな
り、電圧VD は第1のトランジスタの一方のソース・ド
レイン電極9と第2のトランジスタの一方のソース・ド
レイン電極12との間に印加される。
【0015】このため、各トランジスタの接続点の電位
をVX とした場合、各々のトランジスタ1,2にかかる
電圧は、VX および(VD −VX )となる。したがっ
て、電流Ioff 時における各トランジスタの抵抗値をR
1 、R2 とした場合、 VX =(R1 /R1 +R2 )・VD …(1) となり、各々のトランジスタにかかる電圧を大幅に減少
させることができる。実験によれば、各々のトランジス
タ1,2にかかる電圧を、1/2〜1/3に減少させる
ことができた。
をVX とした場合、各々のトランジスタ1,2にかかる
電圧は、VX および(VD −VX )となる。したがっ
て、電流Ioff 時における各トランジスタの抵抗値をR
1 、R2 とした場合、 VX =(R1 /R1 +R2 )・VD …(1) となり、各々のトランジスタにかかる電圧を大幅に減少
させることができる。実験によれば、各々のトランジス
タ1,2にかかる電圧を、1/2〜1/3に減少させる
ことができた。
【0016】なお、上記実施例においては、第1のLD
Dトランジスタ1と第2のLDDトランジスタ2とを直
列に接続するに際し、第1のトランジスタの他方のソー
ス・ドレイン電極と、第2のトランジスタの他方のソー
ス・ドレイン電極とを低濃度ドレイン領域13により共
通に形成し、これら2つのトランジスタを直列に接続す
るようにした。したがって、各トランジスタ間の接続距
離を極端に短くすることができ、LDDトランジスタを
2個つなげても所要面積が大きくならないようにするこ
とができる。しかし、このような接続を行うことなく、
2個のLDDトランジスタを単に直列に接続するだけで
も、本発明の目的および効果は良好に達成される。
Dトランジスタ1と第2のLDDトランジスタ2とを直
列に接続するに際し、第1のトランジスタの他方のソー
ス・ドレイン電極と、第2のトランジスタの他方のソー
ス・ドレイン電極とを低濃度ドレイン領域13により共
通に形成し、これら2つのトランジスタを直列に接続す
るようにした。したがって、各トランジスタ間の接続距
離を極端に短くすることができ、LDDトランジスタを
2個つなげても所要面積が大きくならないようにするこ
とができる。しかし、このような接続を行うことなく、
2個のLDDトランジスタを単に直列に接続するだけで
も、本発明の目的および効果は良好に達成される。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述したように、請求項1の発
明によれば、第1のLDDトランジスタと第2のLDD
トランジスタとを直列に2個接続して各画素を駆動する
薄膜トランジスタを形成するようにしたので、オフして
いるときに各薄膜トランジスタのソース〜ドレイン間に
印可される電圧を大幅に減少させることができる。した
がって、オフ時に流れるリーク電流を少なくすることが
でき、液晶ディスプレイのコントラスト、および画質を
良好に改善することができる。また、請求項2の発明に
よれば、2個のLDD構造のトランジスタを低濃度不純
物領域と同じ半導体層のみを用いて接続したので、各ト
ランジスタ間の接続距離を短くすることができ、LDD
トランジスタを2個つなげても所要面積が大きくならな
いようにすることができる。
明によれば、第1のLDDトランジスタと第2のLDD
トランジスタとを直列に2個接続して各画素を駆動する
薄膜トランジスタを形成するようにしたので、オフして
いるときに各薄膜トランジスタのソース〜ドレイン間に
印可される電圧を大幅に減少させることができる。した
がって、オフ時に流れるリーク電流を少なくすることが
でき、液晶ディスプレイのコントラスト、および画質を
良好に改善することができる。また、請求項2の発明に
よれば、2個のLDD構造のトランジスタを低濃度不純
物領域と同じ半導体層のみを用いて接続したので、各ト
ランジスタ間の接続距離を短くすることができ、LDD
トランジスタを2個つなげても所要面積が大きくならな
いようにすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す液晶駆動用トランジス
タの断面図である。
タの断面図である。
【図2】液晶駆動用トランジスタの構成図である。
【図3】液晶駆動用トランジスタの等価回路図である。
【図4】液晶ディスプレイの等価回路図である。
【図5】LDDトランジスタの断面図である。
【図6】LDDトランジスタの電気特性図である。
1 第1のLDDトランジスタ 2 第2のLDDトランジスタ 3 第1のP型領域 6 第1のLDD領域 8 第2のP型領域 9 第1のトランジスタの一方のソース・ドレイン電極 11 第2のLDD領域 12 第2のトランジスタの一方のソース・ドレイン電
極 13 低濃度ドレイン領域
極 13 低濃度ドレイン領域
Claims (2)
- 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の画素
と、それぞれの画素に接続された薄膜トランジスタとを
有するアクティブマトリクス表示装置であって、 前記薄膜トランジスタが、低濃度不純物領域を有するL
DD構造の第1,第2のトランジスタを直列に接続する
ことによって構成され、 前記第1,第2のトランジスタが、低濃度不純物領域を
間に挟んで配置され、この低濃度不純物領域の反対側の
ドレインにそれぞれ低濃度不純物領域を有する構成とな
っている ことを特徴とするアクティブマトリクス表示装
置。 - 【請求項2】 前記薄膜トランジスタが、前記第1,第
2のトランジスタを低濃度不純物領域と同じ半導体層の
みを用いて接続した構成となっている ことを特徴とする
請求項1記載のアクティブマトリクス表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14690691A JP3072655B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | アクティブマトリクス表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14690691A JP3072655B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | アクティブマトリクス表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344618A JPH04344618A (ja) | 1992-12-01 |
JP3072655B2 true JP3072655B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=15418249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14690691A Expired - Lifetime JP3072655B2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | アクティブマトリクス表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072655B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7297579B2 (en) | 2001-04-19 | 2007-11-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0589478B1 (en) * | 1992-09-25 | 1999-11-17 | Sony Corporation | Liquid crystal display device |
US5650636A (en) | 1994-06-02 | 1997-07-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Active matrix display and electrooptical device |
JP3312083B2 (ja) | 1994-06-13 | 2002-08-05 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
JPH09311342A (ja) | 1996-05-16 | 1997-12-02 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
US7053973B1 (en) | 1996-05-16 | 2006-05-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
JP3274081B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2002-04-15 | 松下電器産業株式会社 | 薄膜トランジスタの製造方法および液晶表示装置の製造方法 |
US6897477B2 (en) | 2001-06-01 | 2005-05-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device, manufacturing method thereof, and display device |
TWI268617B (en) * | 2005-08-26 | 2006-12-11 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | Thin film transistor |
JP2014165310A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Japan Display Inc | 表示装置 |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP14690691A patent/JP3072655B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7297579B2 (en) | 2001-04-19 | 2007-11-20 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04344618A (ja) | 1992-12-01 |
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JPH08220505A (ja) | 液晶表示装置 |
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