JP3072237B2 - 個別選択呼出受信機 - Google Patents

個別選択呼出受信機

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JP3072237B2 JP6326904A JP32690494A JP3072237B2 JP 3072237 B2 JP3072237 B2 JP 3072237B2 JP 6326904 A JP6326904 A JP 6326904A JP 32690494 A JP32690494 A JP 32690494A JP 3072237 B2 JP3072237 B2 JP 3072237B2
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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B5/00Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied
    • G08B5/22Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B5/222Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
    • G08B5/223Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
    • G08B5/224Paging receivers with visible signalling details
    • G08B5/225Display details

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信したメッセージの
内容を読み出すことのできる機能を備えた個別選択呼出
受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5から図7は従来のメッセージの読み
出し操作の例を示しており、スイッチの数によってその
操作方法が異なる。図5から図7の例は、4つのメッセ
ージNo.1からNo.4を受信しており、そのうちN
o.1,No.2およびNo.4の3つのメッセージ
は、メッセージデータが長いため、1画面に納まらずに
数画面に跨る場合を想定している。また図5はスイッチ
が1つの場合(スイッチをaとする)、図6はスイッチ
が3つの場合(スイッチをb,c,dとする)、そして
図7はスイッチが4つの場合(スイッチをe,f,g,
hとする)の例である。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図5において、メッセージの読み出しモードに入り、P
AGE1−1の状態でスイッチaを押下すると、同じメ
ッセージの次画面であるPAGE1−2に移行し、再び
スイッチaを順に押下することにより、PAGE1−
3、PAGE2−1というように、一定方向にメッセー
ジがスクロールする。
【0004】図6においては、スイッチbの押下により
次のメッセージの先頭画面にスクロールし、スイッチc
およびスイッチdの押下により同じメッセージ内で左右
のサイドスクロールをする。
【0005】また図7においては、スイッチeの押下に
より次のメッセージ、スイッチfの押下により前のメッ
セージ、そしてスイッチgおよびhの押下により同じメ
ッセージ内で左右のサイドスクロールをする。
【0006】このように、上記従来のメッセージ読み出
し操作は、スイッチを1つでも読み出しはできるが読み
出し方が単純であり、スイッチの数を増やすことにより
メッセージの読み出し方を多様化することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の個別選択呼出受信機では、スイッチの数が少ないと
メッセージの読み出し方が単純化してしまい、またメッ
セージの読み出し方を多様化させるためにスイッチの数
を増やすと、小型化のためにスイッチの大きさを小さく
する必要があるので、スイッチが押しづらくなってしま
う。
【0008】そこで、本発明は、少ないスイッチの数で
多様なメッセージの読み出し方を可能とし、操作性とコ
ストダウンを図ることのできる個別選択呼出受信機を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、メッセージのスクロール方向を示す表示
部を有し、その表示部に表示された方向を選択する選択
スイッチと、選択された方向にメッセージをスクロール
する制御スイッチとを備えたものである。
【0010】
【作用】したがって、本発明によれば、メッセージの読
み出し中に、選択スイッチと制御スイッチのわずか2つ
のスイッチの操作により次のメッセージ、前のメッセー
ジ、同一メッセージの次画面のメッセージおよび前画面
のメッセージなどを読み出すことができる。また、メッ
セージのスクロール方向を選択する際、メッセージの読
み出しモードから他のモードへの切り替えを意味する表
示をも追加することにより、その表示の時に制御スイッ
チを押下することにより、他のモードへ容易に切り替え
ることができる。さらに本発明によれば、メッセージの
スクロール方向を表示しているので、ユーザの誤操作を
防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例における個別選択呼出受
信機の構成を示すものである。図1において、11は無
線信号を受信するアンテナ、12はアンテナ11で受信
した無線信号を増幅する無線部、13は無線信号を復調
してディジタル信号にする復調部、14は自己の個別呼
出番号符号を記憶するID−ROM、15は制御部、1
6はデコーダ部、17はCPU部、18は受信信号に含
まれるメッセージ情報を記憶する記憶部、19は表示を
制御する表示制御部、20はメッセージ情報などを表示
する表示部、21はユーザが操作してスクロールの方向
を選択するスクロール方向選択スイッチ、22はスクロ
ール方向選択スイッチ21の押された方向にメッセージ
をスクロールさせるスクロール制御スイッチである。
【0012】図2(a)は表示部20の構成例であり、
23はスクロール方向表示部、24は特殊キャラクタ表
示部、25はメッセージ情報表示部である。スクロール
方向表示部23は、メッセージのスクロール方向を示
し、スクロール方向選択スイッチ21を押下する毎に、
図2(b)の23−1(次メッセージ)、23−2(次
画面)、23−3(前メッセージ)、23−4(前画
面)の4種類の矢印マークがそれぞれ順番に表示され
る。
【0013】図3は記憶部18に記憶されているメッセ
ージがNo.1からNo,4の4本あり、メッセージの
No.1、2、4はメッセージ長が長いため、表示部2
0にすべて表示できず、メッセージNo.1はPAGE
1−1〜PAGE1−3の3画面、メッセージNo.2
はPAGE2−1〜PAGE2−4の4画面、メッセー
ジNo.4はPAGE4−1〜PAGE4−3の3画面
となっている。
【0014】次に上記実施例の動作について説明する。
個別選択呼出受信機において、アンテナ11で受信した
個別選択呼出番号符号が、ID−ROM14に予め設定
された自己の個別選択呼出番号符号と一致している場
合、制御部15は、それに続くメッセージ信号を記憶部
18に記憶するとともに、記憶したメッセージをスイッ
チ21または22の操作により表示部20に表示させ
る。このような基本的な動作は従来例と同じなので、こ
こでは本発明に特徴的な部分について以下に説明する。
【0015】まず、記憶部18に図3に示すような受信
メッセージを記憶している状態で、スクロール方向選択
スイッチ21またはスクロール制御スイッチ22によ
り、メッセージ情報を読み出す操作を入力する。制御部
15は、CPU部17がその入力を認識すると、記憶部
18から受信メッセージを読み出し、表示制御部19を
制御して表示部20にメッセージを表示する。この時、
図2のスクロール方向表示部23には矢印マーク23−
1が表示され、メッセージ情報表示部25には図3のP
AGE1−1が表示される。この状態で次のメッセージ
を見たい場合、図2のスクロール方向表示部23には次
のメッセージを示す矢印23−1が表示されているの
で、図1のスクロール制御スイッチ22を押下すること
によって、その情報をCPU17が認識し、記憶部18
からPAGE2−1のメッセージを読み出し、表示制御
部19を制御して、表示部20にPAGE2−1のメッ
セージを表示する。
【0016】表示部20にPAGE2−1のメッセージ
およびスクロール方向表示部23に矢印マーク23−1
が表示されている状態で、スクロール方向選択スイッチ
21を押下した場合、矢印マーク23−1は次画面への
スクロールを示す矢印マーク23−2に切り替わり、再
び押下すると前メッセージへのスクロールを示す矢印2
3−3に切り替わり、再び押下する前画面がないので、
矢印マーク23−1に切り替わる。
【0017】表示部20にPAGE2−1のメッセージ
が表示されている状態で、スクロール制御スイッチ22
を押下すると、矢印マーク23−2の場合はPAGE2
−2に切り替わり、矢印マーク23−3の場合はPAG
E1−1に切り替わり、矢印マーク23−1の場合はP
AGE3−1切り替わる。同様に、表示部20にPAG
E2−2を表示している状態で、スクロール方向選択ス
イッチ21を押下する度に、それに対応して矢印マーク
の表示が図23−1→23−2→23−3→23−4→
23−1…と切り替わり、ここで各状態においてスクロ
ール制御スイッチ22を押下すると、23−1の場合は
PAGE3−1に切り替わり、23−2の場合はPAG
E2−3に切り替わり、23−3の場合はPAGE1−
1に切り替わり、23−4の場合はPAGE2−1に切
り替わる。
【0018】このように、上記実施例によれば、メッセ
ージの読み出し中にスクロール方向選択スイッチ21を
押下して次に見たいメッセージの方向を決定し、次いで
スクロール制御スイッチ22を押下することによって、
その方向にメッセージがスクロールするので、わずか2
つのスイッチで4方向のスクロールを実現することがで
きる。
【0019】なお、上記実施例では、スクロール方向選
択スイッチ21により4方向のスクロールを選択してい
るが、図4のように、スクロール方向を選択する矢印マ
ーク23−1〜23−4に加え、他のモード(待ち受け
モード、メッセージ消去モード)へ移行するための矢印
マーク23−5および23−6を追加することによっ
て、わずか2つのスイッチにより、読み出しモード26
における4方向のメッセージスクロールの選択と、読み
出しモード26から待ち受けモード27またはメッセー
ジ消去モード28への切り替えが可能となり、さらに多
様化できる利点がある。
【0020】また、スクロール方向選択スイッチ21と
スクロール制御スイッチ22とを1つの切替スイッチに
まとめ、この切替スイッチの短期間の押下によってスク
ロール方向を選択し、長期間の押下によってメッセージ
をスクロールさせるようにすることもできる。または、
この切替スイッチの連続2回の押下によってスクロール
方向を選択し、1回または長期間の押下によってメッセ
ージをスクロールさせるようにすることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、ユーザが受信メッセージの内容を読み出す際に、メ
ッセージのスクロール方向を選択する選択スイッチと、
その選択された方向にメッセージをスクロールさせる制
御スイッチのわずか2つのスイッチを備えることによっ
て、すべての方向にメッセージをスクロールさせること
ができ、またスクロール方向を選択する際に、他の選択
肢を追加することによって、さらなる多様化も可能であ
る。
【0022】また本発明によれば、メッセージのスクロ
ール方向を表示することによって、ユーザの誤操作を防
ぐことができ、またスイッチの数が少ないので、操作性
の向上とコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における個別選択呼出受信機
の構成を示すブロック図
【図2】(a)同受信機における表示部の構成例を示す
正面図 (b)スクロール方向表示部の表示例を示す模式図
【図3】同受信機のメッセージ読み出しモード時の切り
替え動作を示す模式図
【図4】(a)別の実施例におけるスクロール方向表示
部の表示例を示す模式図 (b)別の実施例におけるモード切り替え動作を示す模
式図
【図5】従来例におけるメッセージ読み出しモード時の
切り替え動作を示す模式図
【図6】従来例におけるメッセージ読み出しモード時の
別の切り替え動作を示す模式図
【図7】従来例におけるメッセージ読み出しモード時の
別の切り替え動作を示す模式図
【符号の説明】
11 アンテナ 12 無線部 13 復調部 14 ID−ROM 15 制御部 16 デコーダ部 17 CPU部 18 記憶部 19 表示制御部 20 表示部 21 スクロール方向選択スイッチ 22 スクロール制御スイッチ 23 スクロール方向表示部 24 特殊キャラクタ表示部 25 メッセージ情報表示部 26 メッセージ読み出しモード 27 待ち受けモード 28 メッセージ消去モード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 G09G 5/00 - 5/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別選択呼出信号が予め設定された自己
    の呼出信号と一致することを検出してそれに続くメッセ
    ージ信号を記憶するとともに、記憶したメッセージをス
    イッチ操作によって表示部に表示する個別選択呼出受信
    機において、メッセージのスクロール方向を示すスクロ
    ール方向表示部と、前記スクロール方向表示部に表示さ
    れた方向を選択するスクロール方向選択スイッチと、選
    択された方向にメッセージをスクロールするスクロール
    制御スイッチとを備えた個別選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 スクロール方向選択スイッチの押下によ
    りスクロール方向表示部にメッセージ読み出しモードか
    ら他のモードへの切り替えを意味する表示を表示させ、
    スクロール制御スイッチの押下によりそのモードへ移行
    させる請求項1記載の個別選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 スクロール方向選択スイッチとスクロー
    ル制御スイッチとを1つの切替スイッチにまとめ、この
    切替スイッチの短期間の押下によってスクロール方向を
    選択し、長期間の押下によってメッセージをスクロール
    させる請求項1または2記載の個別選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 スクロール方向選択スイッチとスクロー
    ル制御スイッチとを1つの切替スイッチにまとめ、この
    切替スイッチの連続2回の押下によってスクロール方向
    を選択し、1回または長期間の押下によってメッセージ
    をスクロールさせる請求項1または2記載の個別選択呼
    出受信機。
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