JPH11187438A - 携帯無線情報端末装置、画面表示方法、記録媒体およびマイクロコンピュータ装置 - Google Patents

携帯無線情報端末装置、画面表示方法、記録媒体およびマイクロコンピュータ装置

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JPH11187438A
JPH11187438A JP9352516A JP35251697A JPH11187438A JP H11187438 A JPH11187438 A JP H11187438A JP 9352516 A JP9352516 A JP 9352516A JP 35251697 A JP35251697 A JP 35251697A JP H11187438 A JPH11187438 A JP H11187438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な入力操作でフェーズ遷移して画面表示
が可能な携帯無線情報端末装置と、その画面表示方法を
提供する。 【解決手段】 夫々が異なる機能の複数種類のフェーズ
下で作動可能な携帯無線情報端末装置1であって、複数
種類のフェーズのうちの任意のフェーズ下で作動中に入
力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力
信号を検出する遷移指示入力検出手段26と、この遷移
指示入力検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフ
ェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を
実行するフェーズ間遷移手段27と、遷移した別のフェ
ーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させるフェー
ズ下処理実行手段28を具備して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線情報端末
装置および画面呼出方法に関し、特に受信され、メモリ
に記憶されたメッセージ情報を内蔵する画像表示器に表
示する携帯無線情報端末装置、とりわけページャ装置と
その画面呼出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】可搬型で携帯に適し、通信ネットワーク
の端末装置として機能する携帯無線情報端末装置は、近
年の情報通信分野における広範かつ急激な需要拡大に応
えるべく、多様な構成と機能のものが実用化されてい
る。
【0003】このような携帯無線情報端末装置の一例と
して、無線により信号受信を行うページャ装置が広範に
使用されている。初期のページャは、無線基地局から発
せられる呼出信号を受信するとベル奏鳴がなされる端末
装置であり、この装置を携帯して、離れた場所に居る使
用者に対し、無線により呼出信号を発して通報し、使用
者に最寄りの有線電話器からの連絡を促すものであっ
た。
【0004】そして、無線基地局から発せられる信号を
単なる呼出信号にとどまらず、情報を載せた信号を発信
可能にし、一方受信側では、この情報を載せた信号の着
信があると、この着信を復元してメモリに記憶するとと
もに、復元した情報を液晶表示パネルにメッセージとし
て表示する機能を備えるページャ装置が開発され、現在
広く使用されるに至っている。
【0005】こうしたページャ装置は、異なる機能に対
応した複数の状態(以下、これをフェーズと称する)下
で作動可能に構成されている。これらフェーズとして
は、着信したメッセージ文をメッセージファイルに編成
してメモリに記憶するメッセージ記憶フェーズ、ファイ
ル中に記憶されているメッセージ文を画面に表示させる
メッセージ表示フェーズ、記憶されているメッセージフ
ァイルへの操作を行なうメッセージ操作フェーズなどが
ある。
【0006】前記の各フェーズのうち、その動作におい
て使用者側に提示を要するものや、使用者からの入力指
示がなされるフェーズについては、それぞれ対応する画
面が表示されるように構成されている。
【0007】たとえばメッセージファイルへの操作を行
なうメッセージ操作フェーズでは、メッセージ操作画面
が表示される。このメッセージ操作画面は、当該メッセ
ージファイルへの操作を可能にするもので、例えば当該
メッセージ文が消去されないためのロック操作や、ある
いは当該メッセージ文が不要になった際の消去操作が、
使用者の入力指示により実行されるように構成されてい
る。
【0008】また、メッセージ文を画面に表示させるメ
ッセージ表示フェーズには、メッセージ表示画面が準備
されている。このメッセージ表示画面は、装置が内蔵す
る液晶表示パネルに例えば一行20文字で、4行分が一
度に表示される。
【0009】そしてメッセージ文が多数の行に亘る場合
には、使用者が入力操作することによりスクロールがな
され、順に全文が表示可能になっている。
【0010】ところで従来のページャ装置では、ひとつ
のメッセージ文の終わりに継続して、メッセージ操作画
面が引き続き表示されるように構成されていた。すなわ
ち、記憶されているメッセージ文が画面に表示されるメ
ッセージ表示フェーズから、メッセージ操作フェーズへ
の移動が、ひとつのメッセージ文の終わり毎に自動的に
なされるように構成されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に各メッセージ文の末尾に引き続き、メッセージ操作画
面が表示される構成では、このメッセージ操作画面を呼
び出し表示させるために、使用者が何度も繰り返し反復
してスクロール操作を実行する必要があった。
【0012】この結果、メッセージ文が長文であり、し
かもメッセージ文の途中でこのメッセージファイルの処
理が必要になった場合などでは、とりわけ使用者の操作
が面倒であり、よって操作性において難があった。
【0013】本発明は、前記のような従来の携帯無線情
報端末装置における画面呼び出し構成の課題を解決する
ため為されたもので、あるフェーズ下で作動中に、簡単
な入力操作のみで直ちに別のフェーズ下に遷移して画面
表示が可能な携帯無線情報端末装置と、その画面表示方
法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る携帯無線情報端末装置の画面表示方法
は、無線電波により着信したメッセージをメッセージフ
ァイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイル
から取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器
と、少なくとも動作制御の入力が可能な入力機器とを備
え、且つ夫々が異なる機能の複数種類のフェーズ下で作
動可能な携帯無線情報端末装置の画面表示方法であっ
て、前記の複数種類のフェーズのうちの任意に定められ
た第一フェーズ下で作動中に、前記入力機器から指示入
力が発生すれば、前記第一フェーズ下における動作を中
断して予め任意に定められた第二フェーズに移行し、該
第二フェーズ下の画面を呼び出して表示させる構成とす
ることを特徴とする。
【0015】前記の方法によれば、入力機器から指示入
力があれば、動作を中断して直ちに定められた第二フェ
ーズに移行し、該第二フェーズ下の画面を呼び出して表
示させる動作が、簡単な入力操作だけで容易になされ
る。
【0016】また、本発明に係る携帯無線情報端末装置
の画面表示方法が、前記の方法において第一フェーズ
が、少なくとも前記画像表示器の画面に前記メッセージ
ファイルから取り出したメッセージを表示させるメッセ
ージ表示フェーズであり、前記第二フェーズが、少なく
とも前記メッセージファイルを操作するメッセージ操作
フェーズである場合は、入力機器からの指示入力によ
り、メッセージ表示フェーズ下でのメッセージ表示画面
を中断して直ちにメッセージ操作フェーズに移行し、メ
ッセージ操作画面を呼び出して表示させる動作が、簡単
な入力操作だけで容易になされる。
【0017】また本発明に係る携帯無線情報端末装置
は、無線電波により着信したメッセージをメッセージフ
ァイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイル
から取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器
と、少なくとも動作制御の入力が可能な入力機器とを備
え、且つ夫々が異なる機能の複数種類のフェーズ下で作
動可能な携帯無線情報端末装置であって、前記複数種類
のフェーズのうちの任意のフェーズ下で作動中に前記入
力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力
信号を検出する遷移指示入力検出手段と、前記遷移指示
入力検出手段の検出結果に基づいて、前記フェーズ下で
の動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行するフ
ェーズ間遷移手段と、前記遷移した別のフェーズ下で少
なくとも画面を呼び出して表示させる、フェーズ下処理
実行手段との、少なくとも前記三種類の手段を具備して
構成されることを特徴とする。
【0018】前記の構成によれば、遷移指示入力検出手
段により、フェーズ間の遷移を指示する入力信号が検出
されると、この検出結果に基づいてフェーズ間遷移手段
により、別フェーズへの遷移が実行され、ついでフェー
ズ下処理実行手段によって別フェーズ下での少なくとも
画面を呼び出しと表示がなされる。
【0019】本発明に係る記録媒体は、入力機器と画像
表示機器を備えて複数種類のフェーズ下で作動可能な携
帯無線情報端末装置が任意の前記フェーズ下で作動中
に、前記入力機器から発生したフェーズ間の遷移を指示
する入力信号を検出する遷移指示入力検出手段と、前記
遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、前記フェ
ーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実
行するフェーズ間遷移手段と、前記遷移した別のフェー
ズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させる、フェー
ズ下処理実行手段との、少なくとも前記三種類の手段
が、コンピュータが読み取り、且つコンピュータが実行
可能なプログラムとして記録されたことを特徴とする。
【0020】前記の構成によれば、少なくとも中央演算
処理装置と入力機器と画像表示器とメッセージの記録用
メモリを備えた携帯無線情報端末装置に、該記録媒体が
動作手順の格納されたメモリとして組み込まれ、格納さ
れた各手段が動作手順として中央演算処理装置により順
次実行されることによって、フェーズ間の遷移を指示す
る入力信号を検出し、この検出結果に基づいて別フェー
ズへの遷移を実行し、ついで別フェーズ下での画面を少
なくとも呼び出して表示させるという、これら各機能が
該携帯無線情報端末装置に付与される。
【0021】本発明に係るマイクロコンピュータ装置
は、中央演算処理装置と、前記中央演算処理装置が読み
取り且つ実行可能な手順をプログラムとして記録可能な
記録部と、少なくとも前記中央演算処理装置および前記
記録部に接続され、且つ外部から接続可能なデータ伝達
部を内蔵し、前記中央演算処理装置により処理された結
果に基づく信号を外部機器に有線または無線により伝達
する機能を具備するマイクロコンピュータであって、前
記記録部には、入力機器と画像表示機器を備えて複数種
類のフェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置が任
意の前記フェーズ下で作動中に、前記入力機器から発生
したフェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する遷
移指示入力検出手段と、前記遷移指示入力検出手段の検
出結果に基づいて、前記フェーズ下での動作を中断さ
せ、別のフェーズへの遷移を実行するフェーズ間遷移手
段と、前記遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を
呼び出して表示させる、フェーズ下処理実行手段との、
少なくとも前記三種類の手段が、前記中央演算処理装置
により読み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録
されたことを特徴とする。
【0022】前記の構成のマイクロコンピュータ装置
に、少なくとも通信機構部や受信メッセージの記録用メ
モリ、入力機器、メッセージ等の表示用の画像表示器、
電源回路などが付加され、記録部に格納された動作手段
が中央演算処理装置により順次実行されることで、フェ
ーズ間の遷移を指示する入力信号を検出し、この検出結
果に基づいて別フェーズへの遷移を実行し、ついで別フ
ェーズ下での画面を少なくとも呼び出して表示させると
いう、これら各機能を有する携帯無線情報端末装置が、
簡素な構成で実現される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すた
めの好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ま
しい種々の限定が付されている場合があるが、この発明
の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する
旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものでは
ない。
【0024】図1は、本発明の携帯無線情報端末装置の
第一の実施形態に係る要部構成を示すブロック図であ
る。図2は、その全体構成を示すブロック図である。さ
らに図5は、図1および図2に示される携帯無線情報端
末装置の外観構成を示す正面図である。
【0025】図2に示すように、本実施の形態に係る携
帯無線情報端末装置1はページャであり、無線基地など
の遠隔地にある送信拠点から送信された情報信号の載っ
た無線電波を受信するアンテナ2と、アンテナ2に接続
され、アンテナ2で受信した信号を増幅、検波する受信
部3と、この受信部3に接続された、着信信号からコー
ド情報を復号するデコーダである復調部4とを備え、こ
れらが通信手段を構成している。
【0026】また復調部4はA/Dコンバータを備えて
デジタル情報を生成させ、さらに、たとえばEEPRO
Mなどで構成されるIDメモリ(図示されない)に記録
されているIDコードと、前記の復号されたコード情報
とを照合し、送られた情報が自らに送られた情報である
か否かを識別する機能を備える。復調部4の出力側は、
CPU5に接続される。
【0027】CPU5には、さらに、たとえばSRAM
で構成されるメッセージ記憶メモリ7が接続されてい
る。
【0028】CPU5は、データ処理と入出力処理を司
るもので、内部あるいは外部のROMに格納されている
各種の実行可能な手順(プログラム)に基づき、後述す
る入力機器から送られる入力信号の取り込みと処理、メ
ッセージ記憶メモリ7へのデータ書込みとファイル編成
およびTOC(テーブル・オブ・コンテンツ)の作成更
新、ならびにファイル読出しの実行、ディスプレイ画面
へのメッセージ情報などの表示の制御、ならびに着信の
通報や電圧異常等の通報の制御を含む、装置全体の動作
の制御と管理を行う。
【0029】着信信号に基づき復調部4で生成されたコ
ード情報中のメッセージ情報は、メッセージ記憶メモリ
7に書込み記憶される。この記憶されたメッセージ情報
は、読出されてディスプレイ画面へ表示される。メッセ
ージ記憶メモリ7は、前記SRAMの他にも、フラッシ
ュメモリや、EEPROMなどの不揮発性メモリで構成
できる。
【0030】また、使用者によって操作される入力機器
として、回転入力機器9、この回転入力機器9と一体に
構成された押込スイッチ8がそれぞれ設けられる。この
ように回転入力機器9と押込スイッチ8は一体で、回転
・押込入力機器39を構成している。この回転・押込入
力機器39については後に詳述する。
【0031】使用者によって操作される入力機器とし
て、さらに、入力スイッチ16が設けられている。この
入力スイッチ16は、非回転操作が加えられて作動する
非回転入力機器であり、押圧やタッチ等の非回転操作に
よって入力信号16aを発生させるものである。ここで
は、この入力スイッチ16の発生させる入力信号16a
を非回転入力信号と称する。また本実施形態ではこの入
力スイッチ16を、後述されるフェーズ復帰操作の入力
機器として使用する。
【0032】これら回転入力機器9、押込スイッチ8、
入力スイッチ16は、入力機器制御部10に接続され、
入力機器制御部10はCPU5に接続されている。
【0033】また、CPU5には表示パネル駆動部11
が接続され、この表示パネル駆動部11に液晶表示パネ
ル12が、ディスプレイ画面として接続されている。即
ち、これら表示パネル駆動部11と液晶表示パネル12
とで、画像表示器が構成されている。
【0034】CPU5から出力される表示信号は表示パ
ネル駆動部11に送られ、表示パネル駆動部11は、駆
動信号を液晶表示パネル12に入力してこの液晶表示パ
ネル12を駆動し、画面を形成させる。
【0035】さらにCPU5には通報信号出力部13が
接続され、この通報信号出力部13にスピーカ14が鳴
音通報機器として接続されている。CPU5は、スピー
カ14を作動させる作動信号を出力し、この作動信号が
通報信号出力部13に入力され、ここで音声信号となり
スピーカ14が駆動される。
【0036】上記のように、CPU5、入力機器制御部
10などから制御手段が構成されている。以下、図1に
基づき、要部の構成を詳説する。
【0037】データバスであるデータ伝達手段20に
は、CPU5、システムメモリ6、ROM6’、メッセ
ージ記憶メモリ7、入力信号処理部10B、表示パネル
駆動部11、通報信号出力部13などが接続されてい
る。
【0038】したがってCPU5は、データ伝達手段2
0を介してシステムメモリ6、ROM6’、メッセージ
記憶メモリ7、表示パネル駆動部11、通報信号出力部
13、入力信号処理部10Bとデータ授受を行なう。
【0039】システムメモリ6には、装置全体の動作を
制御するための各種の制御手順が、CPU5が実行可能
なプログラム形式で格納されている。
【0040】ROM6’には、主としてアプリケーショ
ン関連の実行手順が、CPU5が実行可能なプログラム
形式で格納されており、このROM6’は読出し専用の
MOSメモリや、フラッシュメモリ等によって構成され
ている。
【0041】図3は、回転・押込入力機器の一例の構成
図である。同図に示されるように、本例の回転・押込入
力機器39は、回転操作部としての回転入力機器9と、
押込操作部としての押込スイッチ8が、一体に構成され
ている。
【0042】このような回転・押込入力機器39は、携
帯無線情報端末装置の小型化と、部品点数の削減を可能
にするものであり、例えばジョグダイヤルやロータリー
エンコーダとして実用化されているもので、回転操作部
は回転自在の円板状つまみを備え、また押込操作部は、
この円板状つまみごと押し込むことで断続信号を発生す
る構成となっている。
【0043】したがって、円板状つまみを時計方向(右
回り)および反時計方向(左回り)にそれぞれ回転させ
ることにより、二系統の入力信号が容易に得られ、その
上、円板状つまみの押込みによる断続入力信号が得られ
ることにより、スイッチ類の個数が削減されて、装置の
小型化と、操作性の向上がなされるものである。
【0044】回転入力機器9は、矢印Pr方向に回転可
能なつまみを有し、このつまみが時計方向または反時計
方向に回転されることにより入力が為され、この回転方
向に対応した信号9aが端子に発生する。ここでは、こ
の信号を回転入力信号9aと称する。
【0045】一方、押込スイッチ8は、つまみが図中の
矢印Pf方向に押し込まれることによりストローク移動
し、この結果、断続信号8aが端子に発生する。ここで
は、この信号を断続入力信号8aと称する。
【0046】回転入力機器9のつまみの回転方向の情報
は、入力機器制御部10を構成する回転方向検出回路1
0Cが端子から得た信号として、インタラプトインタフ
ェース10Aに入力される。インタラプトインタフェー
ス10Aでは、この入力に基づいてインタラプト信号を
発生させると同時に、つまみの回転方向の情報を載せた
信号10Aa(図1参照)を編成して入力信号処理部1
0Bに入力する。
【0047】ここで入力信号処理部10Bは、信号10
Aaを受けると、そのまま直ちに、あるいはホールドし
た上で、データ伝達手段20に出力する。この情報は、
システムメモリ6中に格納された回転機器の回転方向弁
別手段(図示されない)の実行時に取り込まれる。
【0048】前記のように、入力信号処理部10Bが信
号10Aaをホールドせず、直ちに出力する構成の場合
は、つまみの回転方向の情報が一度だけ利用されること
になる。すなわち一度のつまみ操作が、一度の処理に対
応する。
【0049】一方、入力信号処理部10Bが信号10A
aをホールドする構成の場合は、つまみの回転方向の情
報が反復して利用される構成にできる。したがって、つ
まみが連続して回転状態にあると、その間繰り返し処理
が反復されることになる。
【0050】また、図示されるように回転入力機器9の
つまみの回転量ならびに回転速度の情報を、入力機器制
御部10を構成する回転量/回転速度検出回路10Dが
端子から得た信号としてインタラプトインタフェース1
0Aに入力して、以降の処理において取り込む構成にす
ることもできる。
【0051】また、押込スイッチ8の発生させる断続入
力信号8aは、入力機器制御部10を構成するスイッチ
オンオフ検出回路10Eが端子から得た信号として、同
様にインタラプトインタフェース10Aに入力される。
【0052】また前記の回転入力機器9及び押込スイッ
チ8は、それぞれ個別に操作可能に構成されており、し
たがって両方を同時に操作して同時入力することが可能
となっている。
【0053】前記のような回転・押込入力機器39の回
転入力機器9は、表示される数値の変更指令信号や、画
面上の特定部分を選択する選択信号等を含む、動作制御
全般の指令信号の入力機器として作用する。また押込み
スイッチ8は、選択された部分の確定や表示数値の確定
をはじめ、例えば装置の動作をあるフェーズから別のフ
ェーズに移行させる信号の入力機器として作用する。
【0054】回転入力機器9、押込スイッチ8、入力ス
イッチ16からの回転入力信号9a、断続入力信号8
a、非回転入力信号16aは、インタラプトインタフェ
ース10Aを介してインタラプト信号となり、CPU5
の割込み受け付け端子から取り込まれる。
【0055】この構成によれば、回転入力機器9、押込
スイッチ8、入力スイッチ16のいずれかが操作されて
回転入力信号9a、断続入力信号8a、非回転入力信号
16aのいずれかが発生すると、インタラプトインタフ
ェース10Aによりインタラプト信号がCPU5に入力
され、CPU5はインタラプト処理フェーズに移る。
【0056】図4は、入力機器から発生する割込処理過
程の遷移図である。当初、非割込対応手順の演算処理3
0の状態にあったCPU5は、インタラプト信号の入力
を受けてインタラプト発生31を検知すると、システム
メモリ6に内蔵されたインタラプト信号処理手順を実行
してインタラプト信号の処理を行なう。ここで先ず割込
を発生させた入力機器を同定するが、この入力機器の同
定は、割込み受け付け端子から直接割り出すものと、あ
るいはインタラプトインタフェース10Aによって入力
信号10Aaが入力信号処理部10Bに送られるのに基
づき割り出すものがある。
【0057】前記のようにして割込を発生させた入力機
器、すなわち使用者によって操作がなされた入力機器が
同定されると、符号33においてシステムメモリ6から
その入力機器に対応するインタラプト対応手順を読出
し、インタラプト対応手順の演算処理34の状態とな
る。このようにして符号35において入力機器からの入
力値などが確定すると、インタラプトの処理が完了し
て、CPU5は非割込対応手順の演算処理30の状態に
戻る。この段階で入力機器からの入力値が使用されるこ
とになる。
【0058】つぎに、図1に戻って、ROM6’に格納
されている各種の手段につき以下に説明する。同図に示
されるように、ROM6’内には、遷移指示入力検出手
段26、フェーズ間遷移手段27、フェーズ下処理実行
手段28が、いずれもCPU5によって実行可能な手順
(プログラム)として格納されている。
【0059】遷移指示入力検出手段26は、複数種類の
フェーズのうちの任意のフェーズ下での作動中におい
て、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示す
る入力信号を検出するよう動作する。
【0060】フェーズ間遷移手段27は、遷移指示入力
検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下
での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行する
よう動作する。
【0061】フェーズ下処理実行手段28は、遷移した
別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させ
るよう動作する。
【0062】前記各手段のプログラム形式は、直接ある
いは間接に実行可能なものであればよく、したがってア
ブゾリュート・バイナリとしてアドレッシングされた形
式が好ましいが、あるいはリロケータブル・バイナリと
して実行時に再アドレッシングが必要な形式でも差し支
えない。ただし後者の場合はリンケージ手段を、例えば
システムメモリ6に常駐させる必要がある。
【0063】図5は、本実施形態に係る携帯無線情報端
末装置の外観の構成を示す正面図である。以下、同図を
参照して本実施形態に係る携帯無線情報端末装置の構成
を説明する。
【0064】本実施の形態に係る携帯無線情報端末装置
1は、薄型の直方体形状のキャビネット15に収容され
ており、キャビネット15の前面のほぼ中央にメッセー
ジや年月日あるいは時刻の表示を行なう液晶表示パネル
12が設けられている。
【0065】さらにキャビネット15の右上角部には、
回転・押込入力機器39としてジョグダイヤルが、その
一部をキャビネット15から外側に突出させるようにし
て取り付けられている。回転・押込入力機器39には、
回転入力機器9として時計方向および反時計方向に回転
自在のつまみを備える。
【0066】さらに回転入力機器9と一体に、押込スイ
ッチ8が設けられている。この押込スイッチ8は、回転
入力機器9のつまみを押し込む操作によって動作がなさ
れるものである。
【0067】また、液晶表示パネル12に隣接して下方
に、エスケープキーとしての入力スイッチ16が、押圧
操作自在に埋め込まれて配置されている。この入力スイ
ッチ16は、特定のフェーズへのエスケープ復帰入力
や、着信時に通報として奏鳴されるアラーム音を停止す
る通報停止指令の入力や、動作制御の指令入力時に、使
用者によって操作される。
【0068】さらにこの入力スイッチ16は、キャビネ
ット15の表面から僅かにキャビネットの内部方向に窪
んで配置することによって、外力が容易に作用しない構
造とすることができる。これによって、誤動作の発生を
防止可能な構造にすることができる。
【0069】液晶表示パネル12には、たとえば1行2
0文字で4行にわたる英文字または数字で表示がなされ
る。
【0070】以上、本実施形態に係る携帯無線情報端末
装置の構成につき説明した。ついで以下に、本携帯無線
情報端末装置の動作を説明する。先ず、通常の動作であ
る無線信号の受信とメッセージ表示を、主として図2を
参照して説明する。
【0071】無線送信拠点から、特定の携帯無線情報端
末装置1に向けた情報(メッセージ)を載せた電波が送
信された場合、携帯無線情報端末装置1はこれをアンテ
ナ2で受信し、受信部3において中間周波数変換、増
幅、検波などの信号処理を行ない、復調部4において自
分への送信であることを確認後に、受信した情報信号を
復元させ、復元させた情報信号をCPU5の制御により
メッセージ記憶メモリ7に格納させる。
【0072】この際に、一個のメッセージ文につき一個
のメッセージファイルを作成するものとし、メッセージ
文を格納した各メッセージファイルを、メッセージ記憶
メモリ7に格納する。
【0073】また、同種類のメッセージ文が格納されて
いるメッセージファイルを複数個まとめて、ひとつのフ
ォルダを作成し、フォルダ単位でメッセージ記憶メモリ
7に格納することもできる。
【0074】CPU5は、システムメモリ6に格納され
ている制御プログラムに基づいて、携帯無線情報端末装
置1の動作を制御し、先ず情報信号の受信の有無を判定
し、受信信号があると判定すると、表示パネル駆動部1
1を作動させ、メッセージ記憶メモリ7のメッセージフ
ァイルから読み出した受信情報のメッセージを、液晶表
示パネル12に、たとえば英文字と数字により1行20
文字で4行にわたって表示させる。
【0075】なお、画像表示器は前記の液晶表示パネル
に限られることなく、任意の凡ゆる画像表示機器が適用
可能である。また、画面構成についても、前記の1行2
0文字で4行構成に限られることなく、任意の凡ゆる画
面構成の適用が可能である。
【0076】また、受信信号があると判定すると、CP
U5の指令によって、通報信号出力部13が作動し、ス
ピーカ14にアラーム信号が入力されてスピーカ14が
奏鳴し、これによって使用者に対して着信の通報が行な
われる。
【0077】図6は、本発明の携帯無線情報端末装置に
係るフェーズ遷移の説明図である。また図7は、メッセ
ージ表示フェーズ下での、メッセージ表示画面の模式図
であり、さらに図8は、メッセージ操作フェーズ下で
の、メッセージ操作画面の模式図である。
【0078】ここで、図6〜図8に基づいて、本発明の
携帯無線情報端末装置におけるフェーズ遷移の構成を説
明する。なお説明の便宜上、一方のフェーズをメッセー
ジ表示フェーズとし、他方のフェーズをメッセージ操作
フェーズとしている。
【0079】図6中で、現在のフェーズがメッセージ表
示フェーズPh1であるとすると、携帯無線情報端末装
置1はこのメッセージ表示フェーズPh1下で作動して
いる。したがって、図7に示されるように、画面12に
はメッセージ文12aが表示されている。
【0080】この状態において、画面のスクロール要求
が発生すれば、このメッセージ表示フェーズPh1下の
ままで、スクロール処理Ph1aがなされる。
【0081】具体的には、回転・押込入力機器39の回
転入力機器9に左回りの操作が加えられると、上方向の
スクロール処理SU(図7参照)がなされ、一方、回転
入力機器9に右回りの操作が加えられると、下方向のス
クロール処理SD(図7参照)がなされる。
【0082】一方、回転・押込入力機器39の押込スイ
ッチ8からの押込102によりフェーズ間遷移の要求が
発生すれば、現在のメッセージ表示フェーズPh1か
ら、メッセージ操作フェーズPh2にフェーズ間遷移が
なされ、現在のフェーズがメッセージ操作フェーズPh
2に変わり、携帯無線情報端末装置1はこのメッセージ
操作フェーズPh2下で作動することになる。
【0083】メッセージ操作フェーズPh2下で、画面
12には図8に示されるようなメッセージ操作画面12
bが表示される。なお図8の表示画面には、前のフェー
ズにおける表示の一部がそのまま残って表示されてい
る。
【0084】メッセージ操作画面12bには、複数個の
選択可能な部分が表示されている。図中の、LOCK、
FOLDER、DELETE、DELETE ALLの
うち、LOCKは当該メッセージを削除禁止とするもの
で、このLOCKが選択されると、このメッセージ操作
フェーズPh2下のままで、当該メッセージのロック処
理Ph2aが実行される。実行後も、メッセージ操作フ
ェーズPh2下にとどまる。
【0085】また、FOLDERは、現在のフォルダか
ら他のフォルダへ移動するか、あるいはメッセージを受
信メッセージ格納エリアから別のエリアに転送するもの
で、このFOLDERが選択されると、このメッセージ
操作フェーズPh2下のままで、フォルダ処理Ph2b
が実行される。なお実行後も、メッセージ操作フェーズ
Ph2下にとどまる。
【0086】さらに、DELETEは、当該メッセージ
を削除するもので、このDELETEが選択されると、
このメッセージ操作フェーズPh2下のままで、当該メ
ッセージの削除処理Ph2cが実行される。なお実行後
も、メッセージ操作フェーズPh2下にとどまる。
【0087】さらに、DELETE ALLは、現在の
フォルダ内のメッセージ中で、ロックが掛られている以
外のメッセージを全て削除するもので、このDELET
EALLが選択されると、このメッセージ操作フェーズ
Ph2下のままで、全メッセージの削除処理Ph2dが
実行される。なお実行後も、メッセージ操作フェーズP
h2下にとどまる。
【0088】さらに、このメッセージ操作フェーズPh
2下にあって、エスケープ入力として入力スイッチの押
下104があると、現在のメッセージ操作フェーズPh
2からメッセージ表示フェーズPh1にフェーズ遷移を
して、メッセージ表示フェーズPh1に復帰する。
【0089】図9は、本発明の第一の実施形態に係る携
帯無線情報端末装置のフェーズ間移動と画面呼び出し表
示動作を示すフローチャートである。以下、図9と前記
図6を参照して、フェーズ間移動と画面呼び出し表示動
作を説明する。
【0090】ステップS1において、メッセージ表示フ
ェーズPh1が開始され、現在この携帯無線情報端末装
置はメッセージ表示フェーズPh1の下にある。
【0091】ついで、このメッセージ表示フェーズPh
1下で遷移指示入力検出手段26が、入力機器から発生
した入力信号を検出する(ステップS2)。
【0092】ここで発生した入力信号が、回転・押込入
力機器39の回転入力機器(スクロールスイッチ)9か
らの信号であれば、スクロール処理Ph1aを実行し
(ステップS3)、ステップS2に戻る。
【0093】ステップS2で検出した入力信号が、回転
・押込入力機器39の押込スイッチ8からの押込信号1
02であれば、遷移指示入力検出手段26はこれをフェ
ーズ間の遷移を指示する入力信号と認識して、フェーズ
間遷移手段27に指令を送る(ステップS2)。
【0094】ついでフェーズ間遷移手段27は、遷移指
示入力検出手段26の指令に基づいて、現在のメッセー
ジ表示フェーズPh1での動作を中断させ、メッセージ
操作フェーズPh2への遷移を実行する(ステップS
4)。
【0095】ここでメッセージ操作フェーズPh2への
遷移完了とともに、フェーズ下処理実行手段28が作動
し、メッセージ操作画面が表示される。
【0096】さらにフェーズ下処理実行手段28は、こ
のメッセージ操作フェーズPh2下において入力スイッ
チ16からの入力信号の発生検出を実行する(ステップ
S5)。
【0097】入力スイッチ16からの入力信号の発生が
なければ、さらに他の入力機器からの信号入力を検出す
る(ステップS6)。
【0098】ここで、たとえばメッセージ操作画面上
で、LOCK、FOLDER、DELETE、DELE
TE ALL(図8参照)のいずれかが、回転・押込入
力機器39の回転入力機器9の操作で選択され、さらに
押込スイッチ8の操作で確定がなされると、押込スイッ
チ8から入力信号が発生する。
【0099】フェーズ下処理実行手段28は、この押込
スイッチ8から入力信号がLOCKによるものであれ
ば、当該メッセージファイルのロック処理Ph2aを実
行し(ステップS7)、ステップS5に戻る。
【0100】あるいは、この押込スイッチ8から入力信
号がFOLDERによるものであれば、当該フォルダへ
の移動処理Ph2bを実行し(ステップS8)、ステッ
プS5に戻る。
【0101】さらに、この押込スイッチ8から入力信号
がDELETEによるものであれば、当該メッセージフ
ァイルの削除処理Ph2cを実行し(ステップS9)、
ステップS5に戻る。
【0102】また、この押込スイッチ8から入力信号が
DELETE ALLによるものであれば、当該フォル
ダ内の、ロックされているメッセージファイルを除くす
べてのメッセージファイルの削除処理Ph2dを実行し
(ステップS10)、ステップS5に戻る。
【0103】一方、ステップS5において、入力スイッ
チ16からの入力信号が検出されると、フェーズ下処理
実行手段28はコントロールを遷移指示入力検出手段2
6に移す。
【0104】遷移指示入力検出手段26はここで、入力
スイッチ16の押下104があったと判定し、フェーズ
間遷移手段27に指令を送る。
【0105】ついでフェーズ間遷移手段27は、遷移指
示入力検出手段26の指令に基づいて、現在のメッセー
ジ操作フェーズPh2での動作を中断させ、メッセージ
表示フェーズPh1への移行を実行する(ステップS1
1)。このようにして再度、メッセージ表示フェーズP
h1下での作動が続行されることになる。
【0106】上記のように、メッセージ表示フェーズP
h1下で例えば長文のメッセージ文を使用者が読んでい
る時に、途中でこのメッセージ文をロックする必要があ
ると使用者が判断したときは、直ちに押込スイッチ8を
押し込むだけで、メッセージ文途中であっても、直ちに
メッセージ操作フェーズPh2に移行でき、このメッセ
ージ文をロックすることができる。
【0107】しかも、このロック作業が完了すると、エ
スケープキーである入力スイッチ16を押下することに
より、直ちに元のメッセージ表示フェーズPh1へ復帰
し、しかも元のメッセージ文が中断位置で再表示される
から、余分のスクロール操作などをすることなく、その
まま続きを読むことができる。
【0108】このように、本実施の形態により、使用者
の使い勝手が顕著に改善される。さらに、それのみなら
ず、煩雑な操作が必要ないから、従来構成にあって起き
るおそれがあった、例えばロックをかける目的で操作し
たにも拘わらず、煩雑な操作ゆえの誤操作で、貴重なメ
ッセージ文が削除されてしまうといった事故を排除する
ことができ、よって高い信頼性を得ることが可能にな
る。
【0109】本発明の第二の実施形態に係る携帯無線情
報端末装置は、前記の遷移指示入力検出手段26とし
て、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズとし、他
方のフェーズをメッセージ操作フェーズとし、いずれか
のフェーズ下での作動中において、入力機器から発生し
た、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出するよ
う動作するよう構成するものとする。
【0110】さらに、前記のフェーズ間遷移手段27と
して、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズとし、
他方のフェーズをメッセージ操作フェーズとし、遷移指
示入力検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェ
ーズ下での動作を中断させ、他のフェーズへの遷移を実
行するよう動作するものとする。
【0111】さらに、前記のフェーズ下処理実行手段2
8として、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズと
し、他方のフェーズをメッセージ操作フェーズとし、い
ずれか遷移したフェーズ下で少なくとも画面を呼び出し
て表示させるよう動作するものとする。
【0112】また、その他の部分は、前記第一の実施形
態に係る携帯無線情報端末装置におけると同様であり、
説明は省略される。
【0113】図10は、本発明の第三の実施形態に係る
記録媒体の構成を示す説明図である。同図を参照して、
本発明の第三の実施形態に係る記録媒体を以下に説明す
る。
【0114】本実施形態の記録媒体40は、ワンチップ
構成の半導体メモリであり、その内部に、少なくとも以
下の三手段が、コンピュータが読み取り、且つコンピュ
ータが実行可能なプログラム(手順)として記録されて
いる。これら三手段は、チップ端子40aを介してアク
セス可能に構成されている。
【0115】記録されている第一の手段は、遷移指示入
力検出手段26である。この手段は、コンピュータの中
央演算処理装置によって読み取られ、且つコンピュータ
の中央演算処理装置によって実行されることで、複数種
類のフェーズのうちの任意のフェーズ下での作動中にお
いて、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示
する入力信号を検出するよう動作する。
【0116】第二の手段は、フェーズ間遷移手段27で
ある。この手段は、コンピュータの中央演算処理装置に
よって読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装
置によって実行される際に、遷移指示入力検出手段26
の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下での動作を中
断させ、別のフェーズへの遷移を実行するよう動作す
る。
【0117】第三の手段は、フェーズ下処理実行手段2
8である。この手段は、コンピュータの中央演算処理装
置によって読み取られ、且つコンピュータの中央演算処
理装置によって実行される際に、遷移した別のフェーズ
下で少なくとも画面を呼び出して表示させるよう動作す
る。
【0118】従ってこの記録媒体40を、中央演算処理
装置と入力機器と画像表示器とメッセージの記録用メモ
リを備えた携帯無線情報端末装置に、中央演算処理装置
の動作手順の格納されたメモリとして組み込み、格納さ
れた各手段を動作手順として中央演算処理装置により順
次実行することによって、フェーズ間の遷移を指示する
入力信号を検出し、この検出結果に基づいて別フェーズ
への遷移を実行し、ついで別フェーズ下での画面を少な
くとも呼び出して表示させるという、これら各機能を備
える携帯無線情報端末装置を具現することが可能にな
る。
【0119】本実施形態の記録媒体40は、フラッシュ
メモリをはじめ、読出し専用のMOSメモリ、SRA
M、EPROM、EEPROM、その他の凡ゆる不揮発
性半導体記録媒体に対して適用可能である。さらに、光
記録式の媒体や、光磁気記録式の媒体、磁気記録式の媒
体に対しても適用可能である。
【0120】図11は、本発明の第四の実施形態に係る
マイクロコンピュータ装置のブロック構成図である。同
図を参照して、本発明の第四の実施形態に係るマイクロ
コンピュータ装置を以下に説明する。
【0121】本実施形態に係るマイクロコンピュータ装
置80は、ワンチップで構成され、内部バス86と、こ
の内部バス86に夫々接続されているCPU81、ワー
キングメモリ82、表示インタフェース83、出力イン
タフェース84、入力インタフェース85、メモリ部9
1が内蔵されている。
【0122】前記ワンチップに設けられた外部端子とし
ては、CPU81の割込入力に接続されたインタラプト
入力端子87、表示インタフェース83と出力インタフ
ェース84に接続された出力端子88、入力インタフェ
ース85に接続された入力端子89、さらに、内部バス
86に接続されている共通バス端子90が夫々配設され
ている。
【0123】さらにメモリ部91には、いずれもCPU
81によって実行可能なプログラムとして、システム制
御手段95、入出力管理手段96、表示管理手段97、
遷移指示入力検出手段26、フェーズ間遷移手段27、
フェーズ下処理実行手段28などが記録されている。
【0124】システム制御手段95は、このワンチップ
内の各部分の動作の制御を行なうのみならず、このマイ
クロコンピュータ80が組み込まれるシステム全体ある
いはシステム各部分の制御を司るもので、その手順は適
用される各システムに適合するものが採用される。
【0125】同様に入出力管理手段96は、このワンチ
ップ内と外部とのデータや信号の授受の管理を行なうの
みならず、このマイクロコンピュータ装置80が組み込
まれるシステムあるいはシステム各部分と外界とのデー
タや信号の授受の管理を司るもので、その手順は適用さ
れる各システムに適合するものが採用される。
【0126】一方、表示管理手段97は、このマイクロ
コンピュータ装置80に外部接続された画像表示器への
表示を司るもので、メッセージ文の画面表示を管理す
る。
【0127】遷移指示入力検出手段26は、CPU81
によって読み取られ、且つ実行されることにより、複数
種類のフェーズのうちの任意のフェーズ下での作動中
に、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示す
る入力信号を検出するよう動作する。
【0128】フェーズ間遷移手段27は、CPU81に
よって読み取られ、且つ実行される際に、遷移指示入力
検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下
での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行する
よう動作する。
【0129】フェーズ下処理実行手段28は、CPU8
1によって読み取られ、且つ実行される際に、遷移した
別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させ
るよう動作する。
【0130】このマイクロコンピュータ装置80を、通
信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、入力操作が
なされる回転・押込入力機器などの入力機器、通報機
器、メッセージ等の表示用の画像表示器、さらに電源回
路などが備えられた携帯無線情報端末装置に組み込むこ
とにより、この携帯無線情報端末装置に、フェーズ間の
遷移を指示する入力信号を検出し、この検出結果に基づ
いて別フェーズへの遷移を実行し、ついで別フェーズ下
での画面を少なくとも呼び出して表示させるという機能
を容易に付与することが可能になる。
【0131】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る携帯無線情報端
末装置の画面表示方法は、夫々が異なる機能の複数種類
のフェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置に適用
され、複数種類のフェーズのうちの任意に定められた第
一フェーズ下で作動中に、入力機器から指示入力が発生
すれば、第一フェーズ下における動作を中断して予め任
意に定められた第二フェーズに移行し、この第二フェー
ズ下の画面を呼び出して表示させるものである。
【0132】したがって、入力機器から指示入力をすれ
ば、現在実行中の動作を中断して直ちに定められた第二
フェーズに移行し、しかもこの第二フェーズ下の画面を
直ちに呼び出して表示させる一連の動作が、簡単な入力
操作のみによって容易に実行されるから、従来における
ようなスクロールを何度も繰り返し実行させるといった
煩雑な操作を排除して、操作性を向上できるという効果
がある。
【0133】本発明の請求項2に係る携帯無線情報端末
装置の画面表示方法は、前記の方法において第一フェー
ズが、少なくとも画像表示器の画面にメッセージファイ
ルから取り出したメッセージを表示させるメッセージ表
示フェーズであり、第二フェーズが、少なくともメッセ
ージファイルを操作するメッセージ操作フェーズであ
る。
【0134】したがって、入力機器からの指示入力によ
り、メッセージ表示フェーズ下でのメッセージ表示画面
を中断して直ちにメッセージ操作フェーズに移行し、メ
ッセージ操作画面を呼び出して表示させる動作を、簡単
な入力操作のみのよって実行でき、従来におけるような
スクロールを何度も繰り返し実行させるといった煩雑な
操作を排除して、操作性を向上できるという効果があ
る。
【0135】本発明の請求項3に係る携帯無線情報端末
装置は、無線電波により着信したメッセージをメッセー
ジファイルにして記憶し、少なくともこのメッセージフ
ァイルから取り出したメッセージを画面表示可能な画像
表示器と、少なくとも動作制御の入力が可能な入力機器
とを備え、且つ夫々が異なる機能の複数種類のフェーズ
下で作動可能なもので、且つ複数種類のフェーズのうち
の任意のフェーズ下で作動中に入力機器から発生した、
フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する遷移指
示入力検出手段と、遷移指示入力検出手段の検出結果に
基づいて、現在のフェーズ下での動作を中断させ、別の
フェーズへの遷移を実行するフェーズ間遷移手段と、遷
移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表
示させるフェーズ下処理実行手段を具備する構成とす
る。
【0136】したがって、具備する遷移指示入力検出手
段と、フェーズ間遷移手段と、フェーズ下処理実行手段
により、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出
し、この検出結果に基づいて別フェーズへ遷移し、つい
で別フェーズ下で少なくとも画面を呼び出し表示すると
いう一連の動作が可能な携帯無線情報端末装置を実現す
ることができる。
【0137】また本発明の請求項4に係る記録媒体は、
入力機器から発生したフェーズ間の遷移を指示する入力
信号を検出する遷移指示入力検出手段と、この遷移指示
入力検出手段の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下
での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行する
フェーズ間遷移手段と、遷移した別のフェーズ下で少な
くとも画面を呼び出して表示させるフェーズ下処理実行
手段とを、コンピュータが読み取り、且つコンピュータ
が実行可能な手順(プログラム)として記録した構成で
ある。
【0138】したがって、この記録媒体を、少なくとも
中央演算処理装置と入力機器と画像表示器とメッセージ
の記録用メモリを備えた携帯無線情報端末装置に、中央
演算処理装置が実行可能な動作手順の格納されたメモリ
として組み込み、各手段を動作手順として中央演算処理
装置が順次実行することにより、フェーズ間の遷移を指
示する入力信号を検出し、この検出結果に基づいて別フ
ェーズへの遷移を実行し、ついで別フェーズ下での画面
を少なくとも呼び出して表示させる機能を、この携帯無
線情報端末装置に付与することが可能になる。
【0139】本発明の請求項5に係るマイクロコンピュ
ータ装置は、記録部に、入力機器から発生したフェーズ
間の遷移を指示する入力信号を検出する遷移指示入力検
出手段と、この遷移指示入力検出手段の検出結果に基づ
いて、現在のフェーズ下での動作を中断させ、別のフェ
ーズへの遷移を実行するフェーズ間遷移手段と、遷移し
た別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示さ
せるフェーズ下処理実行手段とを、中央演算処理装置に
より読み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録し
た構成となっている。
【0140】したがって、このマイクロコンピュータ装
置を、通信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、入
力操作がなされる入力機器、メッセージ等の表示用の画
像表示器、電源回路などと組み合わせることにより、フ
ェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出し、この検出
結果に基づいて別フェーズへの遷移を実行し、ついで別
フェーズ下での画面を少なくとも呼び出して表示させる
機能を有する携帯無線情報端末装置を、簡素な構成で実
現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端
末装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される携帯無線情報端末装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る携帯無線情報端末装置に適用され
る回転・押込入力機器の一例の構成図である。
【図4】入力機器から発生する割込処理過程の遷移図で
ある。
【図5】図1および図2に示される携帯無線情報端末装
置の外観構成を示す正面図である。
【図6】本発明の携帯無線情報端末装置に係るフェーズ
遷移の説明図である。
【図7】メッセージ表示画面の例の模式図である。
【図8】メッセージ操作画面の例の模式図である。
【図9】本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第三の実施形態に係る記録媒体の構
成を示す説明図である。
【図11】本発明の第四の実施形態に係るマイクロコン
ピュータ装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1……携帯無線情報端末装置、2……アンテナ、3……
受信部、4……復調部、5……CPU、6……システム
メモリ、6’……ROM、7……メッセージ記憶メモ
リ、8……押込スイッチ、9……回転入力機器、10A
……インタラプトインタフェース、10B……入力信号
処理部、11……表示パネル駆動部、12……液晶表示
パネル、13……通報信号出力部、14……スピーカ、
16……入力スイッチ、20……データ伝達手段(デー
タバス)、26……遷移指示入力検出手段、27……フ
ェーズ間遷移手段、28……フェーズ下処理実行手段、
39……回転・押込入力機器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電波により着信したメッセージをメ
    ッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセー
    ジファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な
    画像表示器と、少なくとも動作制御の入力が可能な入力
    機器とを備え、且つ夫々が異なる機能の複数種類のフェ
    ーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置の画面表示方
    法であって、 前記の複数種類のフェーズのうちの任意に定められた第
    一フェーズ下で作動中に、前記入力機器から指示入力が
    発生すれば、前記第一フェーズ下における動作を中断し
    て予め任意に定められた第二フェーズに移行し、該第二
    フェーズ下の画面を呼び出して表示させる構成とするこ
    とを特徴とする携帯無線情報端末装置の画面表示方法。
  2. 【請求項2】 前記第一フェーズが、少なくとも前記画
    像表示器の画面に前記メッセージファイルから取り出し
    たメッセージを表示させるメッセージ表示フェーズであ
    り、 前記第二フェーズが、少なくとも前記メッセージファイ
    ルを操作するメッセージ操作フェーズであることを特徴
    とする請求項1記載の携帯無線情報端末装置の画面表示
    方法。
  3. 【請求項3】 無線電波により着信したメッセージをメ
    ッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセー
    ジファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な
    画像表示器と、少なくとも動作制御の入力が可能な入力
    機器とを備え、且つ夫々が異なる機能の複数種類のフェ
    ーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置であって、 前記複数種類のフェーズのうちの任意のフェーズ下で作
    動中に前記入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を
    指示する入力信号を検出する遷移指示入力検出手段と、 前記遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、前記
    フェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移
    を実行するフェーズ間遷移手段と、 前記遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出
    して表示させる、フェーズ下処理実行手段との、少なく
    とも前記三種類の手段を具備して構成されることを特徴
    とする携帯無線情報端末装置。
  4. 【請求項4】 入力機器と画像表示機器を備えて複数種
    類のフェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置が任
    意の前記フェーズ下で作動中に、前記入力機器から発生
    したフェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する遷
    移指示入力検出手段と、 前記遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、前記
    フェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移
    を実行するフェーズ間遷移手段と、 前記遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出
    して表示させる、フェーズ下処理実行手段との、少なく
    とも前記三種類の手段が、コンピュータが読み取り、且
    つコンピュータが実行可能なプログラムとして記録され
    たことを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 中央演算処理装置と、前記中央演算処理
    装置が読み取り且つ実行可能な手順をプログラムとして
    記録可能な記録部と、少なくとも前記中央演算処理装置
    および前記記録部に接続され、且つ、外部から接続可能
    なデータ伝達部を内蔵し、前記中央演算処理装置により
    処理された結果に基づく信号を外部機器に有線または無
    線により伝達する機能を具備するマイクロコンピュータ
    装置であって、 前記記録部には、入力機器と画像表示機器を備えて複数
    種類のフェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置が
    任意の前記フェーズ下で作動中に、前記入力機器から発
    生したフェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する
    遷移指示入力検出手段と、 前記遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、前記
    フェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移
    を実行するフェーズ間遷移手段と、 前記遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出
    して表示させる、フェーズ下処理実行手段との、少なく
    とも前記三種類の手段が、前記中央演算処理装置により
    読み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録された
    ことを特徴とするマイクロコンピュータ装置。
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