JPH11184593A - 携帯無線情報端末装置、画面操作方法、記録媒体およびマイクロコンピュータ装置 - Google Patents

携帯無線情報端末装置、画面操作方法、記録媒体およびマイクロコンピュータ装置

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JPH11184593A
JPH11184593A JP35649597A JP35649597A JPH11184593A JP H11184593 A JPH11184593 A JP H11184593A JP 35649597 A JP35649597 A JP 35649597A JP 35649597 A JP35649597 A JP 35649597A JP H11184593 A JPH11184593 A JP H11184593A
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input
input signal
movement
hierarchy
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JP35649597A
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Masamitsu Okamura
真実 岡村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度の簡単な入力操作で直ちに所定の上階層
への移動が可能な携帯無線情報端末装置と、その画面操
作方法を提供する。 【解決手段】 入力手段からの入力信号が所定の指示入
力による入力信号かを判定する指示入力判定手段26
と、指示入力判定手段26の判定に基づき、発生した入
力信号が継続中であるかを確認して、入力信号が継続中
であれば階層間移動手段28を作動させ、入力信号が終
止すれば階層間移動手段28の作動を停止させる作動管
理手段27と、作動管理手段27の指令に基づき階層間
移動を行なうとともに、移動先の階層内の画面表示を実
行する階層間移動手段28を具備し、且つ、入力信号の
継続中は、階層間移動と移動先の階層内の画面表示が反
復実行される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線情報端末
装置および画面操作方法に関し、特に受信されたメッセ
ージ情報が階層構造で管理され、各階層下で画面表示す
る携帯無線情報端末装置、とりわけページャ装置とその
画面操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】可搬型で携帯に適し、通信ネットワーク
の端末装置として機能する携帯無線情報端末装置は、近
年の情報通信分野における広範かつ急激な需要拡大に応
えるべく、多様な構成と機能のものが実用化されてい
る。
【0003】このような携帯無線情報端末装置の一例と
して、無線により信号受信を行うページャ装置が広範に
使用されている。初期のページャは、無線基地局から発
せられる呼出信号を受信するとベル奏鳴がなされる端末
装置であり、この装置を携帯して、離れた場所に居る使
用者に対し、無線により呼出信号を発して通報し、使用
者に最寄りの有線電話器からの連絡を促すものであっ
た。
【0004】そして、無線基地局から発せられる信号を
単なる呼出信号にとどまらず、情報を載せた信号を発信
可能にし、一方受信側では、この情報を載せた信号の着
信があると、この着信を復元したメッセージ情報などを
メモリに記憶するとともに、復元したメッセージを液晶
表示パネルに表示する機能を備えるページャ装置が開発
され、現在広く使用されるに至っている。
【0005】こうしたページャ装置は、着信を復元した
メッセージ文をメッセージファイルに編成して、メッセ
ージファイルごとにメッセージ記憶メモリに記憶する。
こうしたメッセージファイルには、メッセージ本文に加
えて、各メッセージの属性や、制御情報が記録される。
【0006】属性部分には例えば、そのメッセージの着
信日時や、メッセージ容量や、メッセージの種類などの
情報が記録されている。このうち、メッセージの種類に
は、個人が発信したメッセージや、あるいは情報サービ
ス機関などから届くサービス用メッセージなどがあり、
これら種類毎のコード番号が添付される。
【0007】また、制御情報には、例えばこのメッセー
ジを受信ファイルから削除・消去されるのを禁止するた
めのロック・フラグが添付される。さらに、たとえばス
クロール動作の実行において、スクロールフォーマット
を指定・更新するためのインデクスが添付されることも
ある。
【0008】また、メッセージ文を画面に表示させる際
には、内蔵する液晶表示パネルに例えば一行20文字
で、4行分が一度に表示されるが、メッセージ文が多数
の行に亘る場合には、使用者が入力操作することにより
スクロールがなされ、順に全文が表示可能になってい
る。
【0009】ところで従来のページャ装置では、複数の
着信メッセージ文を記憶した際に、これらのメッセージ
文の参照を容易にするために、目次が準備されるように
なった。こうした目次は、使用者がメッセージ文の内容
を確認後に、このメッセージを短縮させたヘッドライン
を、何等かの入力手段を用いて自身で打ち込み、これを
見出しとして目次を編成することも可能であるが、一般
的な目次作成は、着信メッセージ文の一部分とりわけメ
ッセージ文先頭の一部分を転写して見出しとする、サム
ネイル形式が採用されている。
【0010】そして、これら目次データとメッセージデ
ータを効率的に管理するために、データを階層の情報構
造とし、具体的には上層の階層に目次を置き、下層の階
層にメッセージ文、すなわちメッセージファイルを置
く、階層構造が適用されるに至った。そして各階層下で
は、それぞれ対応する画面が表示されるように構成され
ている。
【0011】さらに、着信するメッセージ数と種類の増
加に対応して、メッセージファイルが置かれる下層の階
層がさらに複数の階層に分割される傾向にある。一方、
上層の階層についても、主としてメッセージファイルの
目次の層であったメインメニューが自体が階層化される
傾向にある。さらに最上層として、待受画面の層などが
導入されるに至った。この待受画面の階層は、パワーセ
ービングがなされるモードとなっている。上記の結果、
多階層構成が広く適用される傾向にある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な多階層構成において、或る下層の階層からメインメニ
ューや、待受画面に戻る場合には、一層づつの階層移動
を何度か繰り返す操作が必要であった。このため操作が
面倒であり、また誤操作がなされる心配があり、よって
操作性において問題があった。
【0013】さらに、操作性のみならず、処理完了まで
に時間がかかり、迅速な処理に難があって、直ちにパワ
ーセービング状態にできず、よって電源の使用効率が改
善されないといった問題があった。
【0014】本発明は、前記のような従来の携帯無線情
報端末装置における画面操作構成の課題を解決するため
為されたもので、階層構造でデータ管理がなされ、ある
階層下で作動中に、一度の簡単な入力操作で直ちに所定
の上階層への移動が可能な携帯無線情報端末装置と、そ
の画面操作方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る携帯無線情報端末装置の画面表操作方
法は、少なくとも無線電波により着信した複数のメッセ
ージを下層の階層に置き、最上階層を有する多階層構造
の情報管理がなされ、前記各階層下での画面表示を含む
動作が可能であり、且つ、指示入力が可能な入力手段
と、画面表示がなされる画像表示器を備える携帯無線情
報端末装置の画面操作方法であって、 或る階層から別
階層への移動動作と、該別階層の画面表示動作とが組に
なった画面操作処理が、所定の指示入力が為されている
期間内だけ反復実行可能としたことを特徴とする。
【0016】前記の方法によれば、指示入力の継続時間
により、一階層移動するごとに該階層の画面が表示さ
れ、しかも入力操作中だけ上層移動が反復実行される。
したがって指示入力の継続時間が長いと、自動的に最上
階層の画面が表示される状態となり、最上階層の画面が
メインメニュー表示であれば、メインメニューが表示さ
れ、最上階層の画面が待受画面であれば、待受画面が表
示される。
【0017】また本発明に係る携帯無線情報端末装置
は、少なくとも無線電波により着信した複数のメッセー
ジを下層の階層に置き、最上階層がメインメニュー表示
の階層か、または最上階層が待受画面表示の階層であ
る、多階層構造の情報管理がなされ、前記各階層下での
画面表示を含む動作が可能であり、且つ、指示入力が可
能な入力手段と、画面表示がなされる画像表示器とを備
える携帯無線情報端末装置であって、前記入力手段から
の入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判定す
る指示入力判定手段と、前記指示入力判定手段の判定に
基づき、発生した入力信号が継続中であるかを確認し
て、発生した入力信号が継続中であれば階層間移動手段
を作動させ、発生した入力信号が終止すれば階層間移動
手段の作動を停止させる作動管理手段と、前記作動管理
手段の指令に基づき階層間の階層間移動を行なうととも
に、移動先の階層内の画面表示を実行する階層間移動手
段との、少なくとも前記三種類の手段を具備し、且つ、
前記入力信号の継続中は、前記階層間移動と移動先の階
層内の画面表示が反復実行される構成としたことを特徴
とする。
【0018】前記の構成によれば、指示入力判定手段
と、移動管理手段と、階層間移動手段により、所定の指
示入力が判定され、この指示入力の継続中は、階層間移
動ならびに移動先の階層内の画面表示が反復実行され
る。
【0019】本発明に係る記録媒体は、画像表示機器と
入力機器とを備え、最上階層がメインメニュー表示の階
層か、または最上階層が待受画面表示の階層である、多
階層による情報管理がなされた携帯無線情報端末装置
が、いずれかの階層下で作動中に、発生した入力信号が
所定の指示入力による入力信号かを判定する指示入力判
定手段と、前記指示入力判定手段の判定に基づき、発生
した入力信号が継続中であるかを確認して、発生した入
力信号が継続中であれば階層間移動手段を作動させ、発
生した入力信号が終止すれば階層間移動手段の作動を停
止させる作動管理手段と、前記作動管理手段の指令に基
づき階層間の階層間移動を行なうとともに、移動先の階
層内の画面表示を実行する階層間移動手段との、少なく
とも前記三種類の手段が、コンピュータが読み取り、且
つコンピュータが実行可能なプログラムとして記録され
たことを特徴とする。
【0020】前記の構成によれば、少なくとも中央演算
処理装置と複数基の入力機器と画像表示器とメッセージ
の記録用メモリを備え、複数の階層による情報管理がな
された携帯無線情報端末装置に、該記録媒体が動作手順
の格納されたメモリとして組み込まれ、格納された各手
段が動作手順として中央演算処理装置により順次実行さ
れることによって、携帯無線情報端末装置がいずれかの
階層下で作動中に発生した入力信号が所定の指示入力に
よる入力信号かを判定し、発生した入力信号の継続中
は、階層間移動ならびに移動先の階層内の画面表示を反
復実行するという機能が該携帯無線情報端末装置に付与
される。
【0021】本発明に係るマイクロコンピュータ装置
は、中央演算処理装置と、前記中央演算処理装置が読み
取り且つ実行可能な手順をプログラムとして記録可能な
記録部と、少なくとも前記中央演算処理装置および前記
記録部に接続され、且つ、外部から接続可能なデータ伝
達部を内蔵し、前記中央演算処理装置により処理された
結果に基づく信号を外部機器に有線または無線により伝
達する機能を具備するマイクロコンピュータ装置であっ
て、前記記録部には、画像表示機器と入力機器とを備
え、最上階層がメインメニュー表示の階層か、または最
上階層が待受画面表示の階層である、多階層による情報
管理がなされた携帯無線情報端末装置がいずれかの階層
下で作動中に、発生した入力信号が所定の指示入力によ
る入力信号かを判定する指示入力判定手段と、前記指示
入力判定手段の判定に基づき、発生した入力信号が継続
中であるかを確認して、発生した入力信号が継続中であ
れば階層間移動手段を作動させ、発生した入力信号が終
止すれば階層間移動手段の作動を停止させる作動管理手
段と、前記作動管理手段の指令に基づき階層間の階層間
移動を行なうとともに、移動先の階層内の画面表示を実
行する階層間移動手段との、少なくとも前記三種類の手
段が、前記中央演算処理装置により読み取り、且つ実行
可能なプログラムとして記録されたことを特徴とする。
【0022】前記の構成のマイクロコンピュータ装置
と、通信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、多階
層による情報管理手段、入力機器、表示用の画像表示
器、さらに電源回路などとが組み合わせられることによ
り、発生した入力信号が所定の指示入力による入力信号
かを判定し、発生した入力信号の継続中は、階層間移動
ならびに移動先の階層内の画面表示を反復実行するとい
う、これら各機能を有する携帯無線情報端末装置が、簡
素な構成で実現される。
【0023】または、本発明に係る携帯無線情報端末装
置の画面表操作方法は、少なくとも無線電波により着信
した複数のメッセージを下層の階層に置き、最上階層が
メインメニュー表示の階層か、または最上階層が待受画
面表示の階層である、多階層構造の情報管理がなされ、
且つ、指示入力が可能な入力手段と、画面表示がなされ
る画像表示器とを備える携帯無線情報端末装置の画面操
作方法であって、前記指示入力の継続時間が所定の時間
を過ぎていれば前記多階層構造の最上階層へ移動するこ
とを特徴とするものでもよい。
【0024】前記の方法によれば、入力機器から所定の
時間を過ぎて継続する指示入力がなされると、多階層構
造の最上階層へ直ちに一挙に移動される。
【0025】または、本発明に係る携帯無線情報端末装
置は、少なくとも無線電波により着信した複数のメッセ
ージを下層の階層に置き、最上階層がメインメニュー表
示の階層か、または最上階層が待受画面表示の階層であ
る、多階層構造の情報管理がなされ、且つ、指示入力が
可能な入力手段と、画面表示がなされる画像表示器とを
備える携帯無線情報端末装置であって、少なくとも前記
入力手段からの入力信号が所定の指示入力による入力信
号かを判定する指示入力処理手段と、前記指示入力処理
手段の判定に基づき、発生した入力信号の継続時間を計
数し、該継続時間が所定の時間を過ぎていれば階層間移
動手段へ最上階層への移動を指示し、該継続時間が所定
の時間内であれば近接の上階層への移動を指示する移動
制御手段と、前記移動制御手段の指令に基づき、少なく
とも最上階層への移動あるいは近接の上階層への移動を
実行する上階層移動手段との、 少なくとも前記三種類
の手段を具備して構成されることを特徴とする特徴とす
るものでもよい。
【0026】前記の構成によれば、指示入力処理手段
と、移動制御手段と、上階層移動手段により、所定の指
示入力が検出され、この指示入力が所定時間を越えるも
のであれば最上階層への移動が一挙になされる。
【0027】あるいは、本発明に係る記録媒体は、画像
表示機器と入力機器とを備え、最上階層がメインメニュ
ー表示の階層か、または最上階層が待受画面表示の階層
である多階層による情報管理がなされた携帯無線情報端
末装置がいずれかの階層下で作動中に、発生した入力信
号が所定の指示入力による入力信号かを判定する指示入
力処理手段と、前記指示入力処理手段の判定に基づき、
発生した入力信号の継続時間を計数し、該継続時間が所
定の時間を過ぎていれば階層間移動手段へ最上階層への
移動を指示し、該継続時間が所定の時間内であれば近接
の上階層への移動を指示する移動制御手段と、前記移動
制御手段の指令に基づき、少なくとも最上階層への移動
あるいは近接の上階層への移動を実行する上階層移動手
段との、 少なくとも前記三種類の手段が、コンピュー
タが読み取り、且つコンピュータが実行可能なプログラ
ムとして記録されたことを特徴とするものでもよい。
【0028】前記の構成によれば、該記録媒体が、中央
演算処理装置と、入力機器と、画像表示器と、メッセー
ジの記録用メモリと、多階層による情報管理手段を備え
た携帯無線情報端末装置に、中央演算処理装置が実行可
能な動作手順の格納されたメモリとして組み込まれ、各
手段を動作手順として中央演算処理装置が順次実行可能
にすることにより、発生した入力信号が所定の指示入力
による入力信号かを判定し、発生した入力信号の継続時
間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎていれば最
上階層へ移動し、該継続時間が所定の時間内であれば近
接の上階層へ移動するという機能が、この携帯無線情報
端末装置に付与される。
【0029】あるいは、本発明に係るマイクロコンピュ
ータ装置は、中央演算処理装置と、前記中央演算処理装
置が読み取り且つ実行可能な手順をプログラムとして記
録可能な記録部と、少なくとも前記中央演算処理装置お
よび前記記録部に接続され、且つ、外部から接続可能な
データ伝達部を内蔵し、前記中央演算処理装置により処
理された結果に基づく信号を外部機器に有線または無線
により伝達する機能を具備するマイクロコンピュータ装
置であって、前記記録部には、画像表示機器と入力機器
とを備え、最上階層がメインメニュー表示の階層か、ま
たは最上階層が待受画面表示の階層である多階層による
情報管理がなされた携帯無線情報端末装置がいずれかの
階層下で作動中に、発生した入力信号が所定の指示入力
による入力信号かを判定する指示入力処理手段と、前記
指示入力処理手段の判定に基づき、発生した入力信号の
継続時間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎてい
れば階層間移動手段へ最上階層への移動を指示し、該継
続時間が所定の時間内であれば近接の上階層への移動を
指示する移動制御手段と、前記移動制御手段の指令に基
づき、少なくとも最上階層への移動あるいは近接の上階
層への移動を実行する上階層移動手段との、 少なくと
も前記三種類の手段が、前記中央演算処理装置により読
み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録されたこ
とを特徴とするものによっても実現される。
【0030】前記の構成によれば、該マイクロコンピュ
ータ装置が、通信機構部や受信メッセージの記録用メモ
リ、多階層による情報管理手段、入力機器、表示用の画
像表示器、さらに電源回路などと組み合わされることに
より、発生した入力信号が所定の指示入力による入力信
号かを判定し、発生した入力信号の継続時間を計数し、
該継続時間が所定の時間を過ぎていれば最上階層へ移動
し、該継続時間が所定の時間内であれば近接の上階層へ
移動するという機能を備える携帯無線情報端末装置が実
現される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すた
めの好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ま
しい種々の限定が付されている場合があるが、この発明
の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する
旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものでは
ない。
【0032】図1は、本発明の携帯無線情報端末装置の
第一の実施形態に係る要部構成を示すブロック図であ
る。図2は、その全体構成を示すブロック図である。図
5は、携帯無線情報端末装置の外観構成例を示す正面図
である。さらに図6は、携帯無線情報端末装置の別の外
観構成例を示す正面図である。
【0033】図2に示すように、本実施の形態に係る携
帯無線情報端末装置1はページャであり、無線基地など
の遠隔地にある送信拠点から送信された情報信号の載っ
た無線電波を受信するアンテナ2と、アンテナ2に接続
され、アンテナ2で受信した信号を増幅、検波する受信
部3と、この受信部3に接続された、着信信号からコー
ド情報を復号するデコーダである復調部4とを備え、こ
れらが通信手段を構成している。
【0034】また復調部4はA/Dコンバータを備えて
デジタル情報を生成させ、さらに、たとえばEEPRO
Mなどで構成されるIDメモリ(図示されない)に記録
されているIDコードと、前記の復号されたコード情報
とを照合し、送られた情報が自らに送られた情報である
か否かを識別する機能を備える。復調部4の出力側は、
CPU5に接続される。
【0035】CPU5には、さらに、たとえばSRAM
で構成されるメッセージ記憶メモリ7が接続されてい
る。
【0036】CPU5は、データ処理と入出力処理を司
るもので、内部あるいは外部のROMに格納されている
各種の実行可能な手順(プログラム)に基づき、後述す
る入力機器から送られる入力信号の取り込みと処理、メ
ッセージ記憶メモリ7へのデータ書込みとメッセージフ
ァイル編成、ならびにファイル内のメッセージ文読出し
の実行、ディスプレイ画面へのメッセージ情報などの表
示の制御、ならびに着信の通報や電圧異常等の通報の制
御を含む、装置全体の動作の制御と管理を行う。
【0037】さらに、目次および目次画面イメージの転
写編成と、該目次および目次画面イメージをメインメニ
ューとして上層の階層に置き、メッセージファイルを下
層の階層に置く、階層構造の情報管理を司る。
【0038】着信信号に基づき復調部4で生成されたコ
ード情報中のメッセージ情報は、メッセージ記憶メモリ
7に書込み記憶される。この記憶されたメッセージ情報
は、読出されてディスプレイ画面へ表示される。メッセ
ージ記憶メモリ7は、前記SRAMの他にも、フラッシ
ュメモリや、EEPROMなどの不揮発性メモリで構成
できる。
【0039】また、使用者によって操作される入力手段
として、回転入力機器9、この回転入力機器9と一体に
構成された押込スイッチ8がそれぞれ設けられる。この
ように回転入力機器9と押込スイッチ8は一体で、回転
・押込入力機器39を構成している。この回転・押込入
力機器39については後に詳述する。
【0040】使用者によって操作される入力手段とし
て、さらに、入力スイッチ16が設けられている。この
入力スイッチ16は、非回転操作が加えられて作動する
非回転入力機器であり、押圧やタッチ等の非回転操作に
よって入力信号16aを発生させるものである。ここで
は、この入力スイッチ16の発生させる入力信号16a
を非回転入力信号と称する。また本実施形態ではこの入
力スイッチ16を、後述されるエスケープ操作や同時複
合入力操作の入力機器として使用する。
【0041】これら回転入力機器9、押込スイッチ8、
入力スイッチ16は、入力機器制御部10に接続され、
入力機器制御部10はCPU5に接続されている。
【0042】また、CPU5には表示パネル駆動部11
が接続され、この表示パネル駆動部11に液晶表示パネ
ル12が、ディスプレイ画面として接続されている。即
ち、これら表示パネル駆動部11と液晶表示パネル12
とで、画像表示器が構成されている。
【0043】CPU5から出力される表示信号は表示パ
ネル駆動部11に送られ、表示パネル駆動部11は、駆
動信号を液晶表示パネル12に入力してこの液晶表示パ
ネル12を駆動し、画面を形成させる。
【0044】さらにCPU5には通報信号出力部13が
接続され、この通報信号出力部13にスピーカ14が鳴
音通報機器として接続されている。CPU5は、スピー
カ14を作動させる作動信号を出力し、この作動信号が
通報信号出力部13に入力され、ここで音声信号となり
スピーカ14が駆動される。
【0045】上記のように、CPU5、入力機器制御部
10などから制御手段が構成されている。以下、図1に
基づき、要部の構成を詳説する。
【0046】データバスであるデータ伝達手段20に
は、CPU5、システムメモリ6、ROM6’、メッセ
ージ記憶メモリ7、入力信号処理部10B、表示パネル
駆動部11、通報信号出力部13などが接続されてい
る。
【0047】したがってCPU5は、データ伝達手段2
0を介してシステムメモリ6、ROM6’、メッセージ
記憶メモリ7、表示パネル駆動部11、通報信号出力部
13、入力信号処理部10Bとデータ授受を行なう。
【0048】システムメモリ6には、情報を階層構造に
編成する手段や、情報データの添加・削除ならびにロッ
クをはじめ、装置全体の動作を制御するための各種の制
御手順が、CPU5が実行可能なプログラム形式で格納
されている。
【0049】ROM6’には、主としてアプリケーショ
ン関連の実行手順が、CPU5が実行可能なプログラム
形式で格納されており、このROM6’は読出し専用の
MOSメモリや、フラッシュメモリ等によって構成され
ている。
【0050】図3は、回転・押込入力機器の一例の構成
図である。同図に示されるように、本例の回転・押込入
力機器39は、回転操作部としての回転入力機器9と、
押込操作部としての押込スイッチ8が、一体に構成され
ている。
【0051】このような回転・押込入力機器39は、携
帯無線情報端末装置の小型化と、部品点数の削減を可能
にするものであり、例えばジョグダイヤルやロータリー
エンコーダとして実用化されているもので、回転操作部
は回転自在の円板状つまみを備え、また押込操作部は、
この円板状つまみごと押し込むことで断続信号を発生す
る構成となっている。
【0052】したがって、円板状つまみを時計方向(右
回り)および反時計方向(左回り)にそれぞれ回転させ
ることにより、二系統の入力信号が容易に得られる。そ
の上、円板状つまみの押込みによる断続入力信号が得ら
れることにより、スイッチ類の個数が削減されて、装置
の小型化と、操作性の向上がなされるものである。
【0053】回転入力機器9は、矢印Pr方向に回転可
能なつまみを有し、このつまみが時計方向または反時計
方向に回転されることにより入力が為され、この回転方
向に対応した信号9aが端子に発生する。ここでは、こ
の信号を回転入力信号9aと称する。
【0054】一方、押込スイッチ8は、つまみが図中の
矢印Pf方向に押し込まれることによりストローク移動
し、この結果、断続信号8aが端子に発生する。ここで
は、この信号を断続入力信号8aと称する。
【0055】回転入力機器9のつまみの回転方向の情報
は、入力機器制御部10を構成する回転方向検出回路1
0Cが端子から得た信号として、インタラプトインタフ
ェース10Aに入力される。インタラプトインタフェー
ス10Aでは、この入力に基づいてインタラプト信号を
発生させると同時に、つまみの回転方向の情報を載せた
信号10Aa(図1参照)を編成して入力信号処理部1
0Bに入力する。
【0056】ここで入力信号処理部10Bは、信号10
Aaを受けると、そのまま直ちに、あるいはホールドし
た上で、データ伝達手段20に出力する。この情報は、
システムメモリ6中に格納された回転機器の回転方向弁
別手段(図示されない)の実行時に取り込まれる。
【0057】前記のように、入力信号処理部10Bが信
号10Aaをホールドせず、直ちに出力する構成の場合
は、つまみの回転方向の情報が一度だけ利用されること
になる。すなわち一度のつまみ操作が、一度の処理に対
応する。
【0058】一方、入力信号処理部10Bが信号10A
aをホールドする構成の場合は、つまみの回転方向の情
報が反復して利用される構成にできる。したがって、つ
まみが連続して回転状態にあると、その間繰り返し処理
が反復されることになる。
【0059】また、図示されるように回転入力機器9の
つまみの回転量ならびに回転速度の情報を、入力機器制
御部10を構成する回転量/回転速度検出回路10Dが
端子から得た信号としてインタラプトインタフェース1
0Aに入力して、以降の処理において取り込む構成にす
ることもできる。
【0060】また、押込スイッチ8の発生させる断続入
力信号8aは、入力機器制御部10を構成するスイッチ
オンオフ検出回路10Eが端子から得た信号として、同
様にインタラプトインタフェース10Aに入力される。
【0061】また前記の回転入力機器9及び押込スイッ
チ8は、それぞれ個別に操作可能に構成されており、し
たがって両方を同時に操作して同時複数入力することが
可能となっている。
【0062】前記のような回転・押込入力機器39の回
転入力機器9は、表示される画面のスクロールや、画面
上の特定部分を選択する選択信号等を含む、動作制御全
般の指令信号の入力機器として作用する。また押込みス
イッチ8は、選択された部分の確定や表示数値の確定を
はじめ、例えば装置の動作をある階層から別の階層に移
行させる信号の入力機器として作用する。
【0063】回転入力機器9、押込スイッチ8、入力ス
イッチ16からの回転入力信号9a、断続入力信号8
a、非回転入力信号16aは、インタラプトインタフェ
ース10Aを介してインタラプト信号となり、CPU5
の割込み受け付け端子から取り込まれる。
【0064】この構成によれば、回転入力機器9、押込
スイッチ8、入力スイッチ16の少なくともいずれか一
個が操作されて回転入力信号9a、断続入力信号8a、
非回転入力信号16aの少なくともいずれか一個が発生
すると、インタラプトインタフェース10Aによりイン
タラプト信号がCPU5に入力され、CPU5はインタ
ラプト処理フェーズに移る。
【0065】図4は、入力機器から発生する割込処理過
程の遷移図である。当初、非割込対応手順の演算処理W
30の状態にあったCPU5は、インタラプト信号の入
力を受けてインタラプト発生W31を検知すると、シス
テムメモリ6に内蔵されたインタラプト信号処理手順を
実行してインタラプト信号の処理W32を行なう。ここ
で先ず割込を発生させた入力機器を同定するが、この入
力機器の同定は、割込み受け付け端子から直接割り出す
ものと、あるいはインタラプトインタフェース10Aに
よって入力信号10Aaが入力信号処理部10Bに送ら
れるのに基づき割り出すものがある。
【0066】この入力機器の同定処理において、複数の
入力機器からの同時入力操作を割り出すことができる。
すなわち、複数の入力機器からの同時入力操作があった
場合、インタラプト発生W31はそのうちで最も早くイ
ンタラプト信号を発生させた一個の入力機器に限られる
が、インタラプト信号の処理W32においてキューイン
グリストが参照されることにより、複数の同時入力操作
がなされたことが確認される。
【0067】前記のようにして割込を発生させた入力機
器、すなわち使用者によって操作がなされた入力機器が
同定されると、符号W33においてシステムメモリ6か
らその入力機器に対応するインタラプト対応手順を読出
し、インタラプト対応手順の演算処理W34の状態とな
る。このようにして符号W35において入力機器からの
入力値などが確定すると、インタラプトの処理が完了し
て、CPU5は非割込対応手順の演算処理W30の状態
に戻る。この段階で入力機器からの入力値が使用される
ことになる。
【0068】つぎに、図1に戻って、ROM6’に格納
されている各種の手段につき以下に説明する。同図に示
されるように、ROM6’内には、指示入力判定手段2
6、移動管理手段27、階層間移動手段28が、いずれ
もCPU5によって実行可能な手順(プログラム)とし
て格納されている。
【0069】指示入力判定手段26は、入力手段からの
入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判定する
よう動作する。
【0070】移動管理手段27は、指示入力判定手段2
6の判定に基づき、発生した入力信号が継続中であるか
を確認して、発生した入力信号が継続中であれば階層間
移動手段28を作動させ、発生した入力信号が終止すれ
ば階層間移動手段28の作動を停止させるよう動作す
る。
【0071】階層間移動手段28は、作動管理手段27
の指令に基づき階層間の階層間移動を行なうとともに、
移動先の階層内の画面表示を実行するよう動作する。
【0072】前記各手段のプログラム形式は、直接ある
いは間接に実行可能なものであればよく、したがってア
ブゾリュート・バイナリとしてアドレッシングされた形
式が好ましいが、あるいはリロケータブル・バイナリと
して実行時に再アドレッシングが必要な形式でも差し支
えない。ただし後者の場合はリンケージ手段を、例えば
システムメモリ6に常駐させる必要がある。
【0073】図5は、本実施形態に係る携帯無線情報端
末装置の外観の構成を示す正面図である。以下、同図を
参照して本実施形態に係る携帯無線情報端末装置の構成
を説明する。
【0074】本実施の形態に係る携帯無線情報端末装置
1は、薄型の直方体形状のキャビネット15に収容され
ており、キャビネット15の前面のほぼ中央にメッセー
ジや年月日あるいは時刻の表示を行なう液晶表示パネル
12が設けられている。
【0075】さらにキャビネット15の右上角部には、
回転・押込入力機器39としてジョグダイヤルが、その
一部をキャビネット15から外側に突出させるようにし
て取り付けられている。回転・押込入力機器39には、
回転入力機器9として時計方向および反時計方向に回転
自在のつまみを備える。
【0076】さらに回転入力機器9と一体に、押込スイ
ッチ8が設けられている。この押込スイッチ8は、回転
入力機器9のつまみを押し込む操作によって動作がなさ
れるものである。
【0077】また、液晶表示パネル12に隣接して下方
に、エスケープキーとしての入力スイッチ16が、押圧
操作自在に埋め込まれて配置されている。この入力スイ
ッチ16は、上層の階層へのエスケープ入力や、着信時
に通報として奏鳴されるアラーム音を停止する通報停止
指令の入力や、動作制御の指令入力時に、使用者によっ
て操作される。
【0078】さらにこの入力スイッチ16は、キャビネ
ット15の表面から僅かにキャビネットの内部方向に窪
んで配置することによって、外力が容易に作用しない構
造とすることができる。これによって、誤動作の発生を
防止可能な構造にすることができる。
【0079】液晶表示パネル12には、たとえば1行2
0文字で4行にわたる英文字または数字でメッセージ表
示がなされる。
【0080】図6は、本実施形態に係る別の携帯無線情
報端末装置の外観の構成例を示す正面図である。本例に
係る携帯無線情報端末装置1’は、薄型の直方体形状の
キャビネット15’に収容されており、キャビネット1
5’の前面のほぼ中央にメッセージや年月日あるいは時
刻の表示を行なう液晶表示パネル12’が設けられてい
る。
【0081】さらにキャビネット15’の右下には、ス
クロールなどの指示入力に使用される矢印ボタン9’が
設けられている。さらにその左側に、押込スイッチ8’
が設けられている。
【0082】また、液晶表示パネル12の下方左側に、
エスケープキーとしての入力スイッチ16’が、押圧操
作自在に埋め込まれて配置されている。この入力スイッ
チ16’は、上層の階層へのエスケープ入力や、着信時
に通報として奏鳴されるアラーム音を停止する通報停止
指令の入力や、動作制御の指令入力時に、使用者によっ
て操作される。
【0083】液晶表示パネル12’には、たとえば1行
20文字で4行にわたる英文字または数字でメッセージ
表示がなされる。
【0084】以上、本実施形態に係る携帯無線情報端末
装置の構成につき説明した。ついで以下に、本携帯無線
情報端末装置の動作を説明する。先ず、通常の動作であ
る無線信号の受信とメッセージ表示を、主として図2を
参照して説明する。
【0085】無線送信拠点から、特定の携帯無線情報端
末装置1に向けた情報(メッセージ)を載せた電波が送
信された場合、携帯無線情報端末装置1はこれをアンテ
ナ2で受信し、受信部3において中間周波数変換、増
幅、検波などの信号処理を行ない、復調部4において自
分への送信であることを確認後に、受信した情報信号を
復元させ、復元させた情報信号をCPU5の制御により
メッセージ記憶メモリ7に格納させる。
【0086】この際に、一個のメッセージ文につき一個
のメッセージファイルを新規作成するものとし、メッセ
ージ文を格納した各メッセージファイルを、階層情報構
造のうちの下層の階層に置く。
【0087】さらに、新規作成したメッセージファイル
に対応する項目を、上層の階層に置かれた目次(すなわ
ちメインメニュー)に追加する。なお、前記の上層の階
層と下層の階層は、論理上の階層構成であって、物理的
には目次も、複数のメッセージファイルも、ファイルや
フォルダとしてメッセージ記憶メモリ7に配置格納され
ている。
【0088】CPU5は、システムメモリ6に格納され
ている制御プログラムに基づいて、携帯無線情報端末装
置1の動作を制御し、先ず情報信号の受信の有無を判定
し、受信信号があると判定すると、表示パネル駆動部1
1を作動させ、メッセージ記憶メモリ7のメッセージフ
ァイルから読み出した受信情報のメッセージを、液晶表
示パネル12に、たとえば英文字と数字により1行20
文字で4行にわたって表示させる。
【0089】なお、画像表示器は前記の液晶表示パネル
に限られることなく、LEDパネルや、有機EL(エレ
クトロルミネッセンス)パネルなど、任意の凡ゆる画像
表示機器が適用可能である。また、画面構成について
も、前記の1行20文字で4行構成に限られることな
く、任意の凡ゆる画面構成の適用が可能である。
【0090】また、受信信号があると判定すると、CP
U5の指令によって、通報信号出力部13が作動し、ス
ピーカ14にアラーム信号が入力されてスピーカ14が
奏鳴し、これによって使用者に対して着信の通報が行な
われる。
【0091】図7は、本発明の携帯無線情報端末装置の
多階層情報構造を示す説明図であり、各階層に対応する
画面が示される。同図に示されるように、最上層の第0
階層P1は待受画面であり、パワーセービングのモード
である。
【0092】第一階層N1はメインメニュー画面表示で
あり、その下層の第二階層N2には画面A〜画面Cが表
示され、さらにその下層の第三階層N3には画面A’〜
画面C’が表示される構成となっている。
【0093】図8は、本発明の第一の実施形態に係る携
帯無線情報端末装置の動作を示すフローチャートであ
る。以下、同図を参照して、動作を説明する。
【0094】ステップS1において、指示入力判定手段
26により、入力信号が検査される。入力信号が回転入
力機器9からの回転入力によるものであれば、下階層候
補中から選択された画面を表示し(ステップS2)、処
理を終える。
【0095】一方、ステップS1において入力信号が回
転入力機器9からの押込入力によるものであれば、下階
層候補を選択し(ステップS3)、処理を終える。
【0096】また、ステップS1において入力信号が入
力スイッチ16からのものであれば、階層間移動手段2
8はひとつ上の階層に戻るとともに(ステップS4)、
その階層の画面表示をする(ステップS5)。ここで、
表示された画面を使用者によって確認可能にするため、
所定の時間だけ画面をホールドさせるためのループに入
る(ステップS6)。
【0097】所定の時間が過ぎてステップS6のループ
から抜けると、入力スイッチ16がオフになったかの確
認がなされる(ステップS7)。入力スイッチ16がオ
フでなければ、ステップS4に戻り、再度、ひとつ上の
階層に戻るとともに、その階層の画面表示をする。
【0098】このようにして、入力スイッチ16が押さ
れている間中は、ひとつ上の階層への移動と、その画面
表示が反復して実行される。
【0099】連続した、何度かの階層移動と画面表示
で、所望の階層に至り、画面表示により確認した時点
で、使用者が入力スイッチ16を放せば、その階層に留
まって、同時に処理は終了する。
【0100】上記のように、本実施形態によれば、所望
の時間だけ継続して入力スイッチ16を押し続けること
により、一層づつ画面表示しながら上階層に戻ることが
できるので、画面確認しつつ、所望の上階層に迅速に戻
ることができる。
【0101】さらに、入力スイッチ16を連続して押し
続けることにより、最上階層の画面に自動的に戻ること
ができる。ここで、最上階層にメインメニューが指定さ
れた構成であれば、操作中に階層上で自分の位置を失い
迷子になっても、入力スイッチ16を連続して押し続け
ることにより、必ずメインメニューに戻ることができ
る。また、最上階層に待受画面が指定された構成であれ
ば、入力スイッチ16を連続して押し続けることによ
り、パワーセーブされる待受画面に直ちに戻ることがで
きるから、無駄な電力消費を最小にして、小容量の電池
であっても長期間の使用を可能にすることができる。
【0102】図9は、本発明の第二の実施形態に係る記
録媒体の構成を示す説明図である。同図を参照して、第
二の実施形態に係る記録媒体を以下に説明する。
【0103】本実施形態の記録媒体40は、ワンチップ
構成の半導体メモリであり、その内部に、少なくとも以
下の三手段が、コンピュータが読み取り、且つコンピュ
ータが実行可能なプログラム(手順)として記録されて
いる。これら三手段は、チップ端子40aを介してアク
セス可能に構成されている。
【0104】記録されている第一の手段は、指示入力判
定手段26である。この手段は、コンピュータの中央演
算処理装置によって読み取られ、且つコンピュータの中
央演算処理装置によって実行されることで、入力手段か
らの入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判定
するよう動作する。
【0105】第二の手段は、移動管理手段27である。
この手段は、指示入力判定手段26の判定に基づき、発
生した入力信号が継続中であるかを確認して、発生した
入力信号が継続中であれば階層間移動手段28を作動さ
せ、発生した入力信号が終止すれば階層間移動手段28
の作動を停止させるよう動作する。
【0106】第三の手段は、階層間移動手段28であ
る。この手段は、コンピュータの中央演算処理装置によ
って読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装置
によって実行される際に、作動管理手段27の指令に基
づき階層間の階層間移動を行なうとともに、移動先の階
層内の画面表示を実行するよう動作する。
【0107】この記録媒体40を、中央演算処理装置と
入力機器と画像表示器とメッセージの記録用メモリに加
えて、データの多階層構築などの多階層による情報管理
手段を備えた携帯無線情報端末装置に、中央演算処理装
置の動作手順の格納されたメモリとして組み込むことが
できる。
【0108】前記のように記録媒体40を装着し、格納
された各手段を動作手順として中央演算処理装置により
順次実行することによって、入力手段からの入力信号が
所定の指示入力による入力信号かを判定し、発生した入
力信号が継続中であるかを確認して、発生した入力信号
が継続中であれば階層間移動を行なうとともに、移動先
の画面表示を行ない、しかもこれを入力信号が継続中に
反復する動作をを実行することができる。この結果、前
記の各機能を備えた携帯無線情報端末装置を具現するこ
とが可能になる。
【0109】本実施形態の記録媒体40は、フラッシュ
メモリをはじめ、読出し専用のMOSメモリ、SRA
M、EPROM、EEPROM、その他の凡ゆる不揮発
性半導体記録媒体に対して適用可能である。さらに、光
記録式の媒体や、光磁気記録式の媒体、磁気記録式の媒
体に対しても適用可能である。
【0110】図11は、本発明の第三の実施形態に係る
マイクロコンピュータ装置のブロック構成図である。同
図を参照して、本発明の第三の実施形態に係るマイクロ
コンピュータ装置を以下に説明する。
【0111】本実施形態に係るマイクロコンピュータ装
置80は、ワンチップで構成され、内部バス86と、こ
の内部バス86に夫々接続されている中央演算処理装置
(CPU)81、ワーキングメモリ82、表示インタフ
ェース83、出力インタフェース84、入力インタフェ
ース85、メモリ部91が内蔵されている。
【0112】前記ワンチップに設けられた外部端子とし
ては、CPU81の割込入力に接続されたインタラプト
入力端子87、表示インタフェース83と出力インタフ
ェース84に接続された出力端子88、入力インタフェ
ース85に接続された入力端子89、さらに、内部バス
86に接続されている共通バス端子90が夫々配設され
ている。
【0113】さらにメモリ部91には、いずれもCPU
81によって実行可能なプログラムとして、システム制
御手段95、入出力管理手段96、表示管理手段97、
さらに指示入力判定手段26、移動管理手段27、階層
間移動手段28などが記録されている。
【0114】システム制御手段95は、このワンチップ
内の各部分の動作の制御を行なうのみならず、このマイ
クロコンピュータ80が組み込まれるシステム全体ある
いはシステム各部分の制御を司るもので、その手順は適
用される各システムに適合するものが採用される。
【0115】同様に入出力管理手段96は、このワンチ
ップ内と外部とのデータや信号の授受の管理を行なうの
みならず、このマイクロコンピュータ装置80が組み込
まれるシステムあるいはシステム各部分と、外界とのデ
ータや信号の授受の管理を司るものである。したがっ
て、その手順は適用される各システムに適合するものが
採用されている。
【0116】一方、表示管理手段97は、このマイクロ
コンピュータ装置80に外部接続された画像表示器への
表示を司るもので、主としてメッセージ文をはじめ、種
々の制御アイコンなどの画面表示を管理する。
【0117】指示入力判定手段26は、CPU81によ
って読み取られ、且つ実行される際に、入力手段からの
入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判定する
よう動作する。
【0118】移動管理手段27は、CPU81によって
読み取られ、且つ実行される際に、指示入力判定手段2
6の判定に基づき、発生した入力信号が継続中であるか
を確認して、発生した入力信号が継続中であれば、階層
間移動手段28を作動させ、発生した入力信号が終止す
れば、階層間移動手段28の作動を停止させるよう動作
する。
【0119】階層間移動手段28は、CPU81によっ
て読み取られ、且つ実行される際に、作動管理手段27
の指令に基づき階層間の階層間移動を行なうとともに、
移動先の階層内の画面表示を実行するよう動作する。
【0120】このマイクロコンピュータ装置80を、通
信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、多階層によ
る情報管理手段、入力機器、表示用の画像表示器、さら
に電源回路などが備えられた携帯無線情報端末装置に組
み込むことができる。
【0121】前記のようにマイクロコンピュータ装置8
0を装着し、格納された各手段を順次実行すると、発生
した入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判定
し、発生した入力信号の継続中は、階層間移動ならびに
移動先の階層内の画面表示を反復実行することが可能に
なる。この結果、前記の各機能を備えた携帯無線情報端
末装置を具現することが可能になる。
【0122】図11は、本発明の第四の実施形態に係る
携帯無線情報端末装置の要部構成を示すブロック図であ
る。図12は、本発明の第四の実施形態に係る携帯無線
情報端末装置の動作を示すフローチャートである。
【0123】以下、両図に基づいて本実施形態に係る携
帯無線情報端末装置の構成と動作を説明する。なお、前
記第一の実施形態に係る携帯無線情報端末装置と同じ部
分には同一符号を付けて、説明は省略される。
【0124】本実施形態に係る携帯無線情報端末装置5
0のデータバスであるデータ伝達手段20には、CPU
5、システムメモリ6、ROM46’、メッセージ記憶
メモリ7、タイマー22、入力信号処理部10B、表示
パネル駆動部11、通報信号出力部13などが接続され
ている。
【0125】したがってCPU5は、データ伝達手段2
0を介してシステムメモリ6、ROM46’、タイマー
22、メッセージ記憶メモリ7、表示パネル駆動部1
1、通報信号出力部13、入力信号処理部10Bとデー
タ授受を行なう。
【0126】ROM46’は読出し専用のMOSメモリ
や、フラッシュメモリ等によって構成され、このROM
46’内には、指示入力処理手段29、移動制御手段3
0、上階層移動手段31を少なくとも含む各種の手段
が、CPU5が実行可能なプログラム形式で格納されて
いる。
【0127】指示入力処理手段29は、CPU5によっ
て読み取られ、且つ実行されるもので、多階層による情
報管理がなされた携帯無線情報端末装置がいずれかの階
層下で作動中に、発生した入力信号が所定の指示入力に
よる入力信号かの判定をするよう動作する。
【0128】移動制御手段30は、CPU5によって読
み取られ、且つ実行されるもので、発生した入力信号の
継続時間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎてい
れば上階層移動手段へ最上階層への移動を指示し、該継
続時間が所定の時間内であれば近接の上階層への移動を
指示するよう動作する。
【0129】上階層移動手段31は、CPU5によって
読み取られ、且つ実行されるもので、移動制御手段30
の指令に基づき、少なくとも最上階層への移動あるいは
近接の上階層への移動を実行するよう動作する。
【0130】図12は、本発明の第四の実施形態に係る
携帯無線情報端末装置の動作を示すフローチャートであ
る。以下、同図を参照して、動作を説明する。
【0131】ステップS21において、指示入力処理手
段29により、入力信号が検査される。入力信号が回転
入力機器9からの回転入力によるものであれば、下階層
候補中から選択された画面を表示し(ステップS2
2)、処理を終える。
【0132】一方、ステップS21において入力信号が
回転入力機器9からの押込入力によるものであれば、下
階層候補を選択し(ステップS22)、処理を終える。
【0133】また、ステップS21において入力信号が
入力スイッチ16からのものであれば、移動制御手段3
0はタイマー22を設定し(ステップS24)、ついで
入力スイッチ16がオフになるまでループする(ステッ
プS25)。この間にタイマー22は計時を進行させ
る。
【0134】入力スイッチ16がオフになれば、移動制
御手段30はタイマー22の計時分(経過時間)と、予
め定めたしきい値とを比較し(ステップS26)、経過
時間が、しきい値を超えていれば、予め指定されている
最上階層に一挙に戻る(ステップS27)。
【0135】一方、経過時間が、しきい値を超えていな
ければ、ひとつ上の階層に戻る(ステップS28)。
【0136】上記のように、本実施形態によれば、所定
の時間以上継続して入力スイッチ16を押し続けること
により、一挙に最上階層に戻ることができるので、最上
階層として目次画面を予め指定しておくことにより、下
層において現在位置が確認できなくなったような際に、
簡単な操作で一挙に目次に復帰することができ、使用者
の使い勝手が向上する。
【0137】さらに、最上階層として、パワーセーブさ
れる待受画面を予め指定しておくことにより、使用完了
すれば簡単な操作で直ちに待受画面に戻ることができる
から、無駄な電力消費を最小にして、小容量の電池であ
っても長期間の使用を可能にすることができる。
【0138】図13は、本発明の第五の実施形態に係る
記録媒体の構成を示す説明図である。同図を参照して、
第五の実施形態に係る記録媒体を以下に説明する。
【0139】本実施形態の記録媒体41は、ワンチップ
構成の半導体メモリであり、その内部に、少なくとも以
下の三手段が、コンピュータが読み取り、且つコンピュ
ータが実行可能なプログラム(手順)として記録されて
いる。これら三手段は、チップ端子41aを介してアク
セス可能に構成されている。
【0140】記録されている第一の手段は、指示入力処
理手段29である。この手段は、コンピュータの中央演
算処理装置によって読み取られ、且つコンピュータの中
央演算処理装置によって実行されることで、多階層によ
る情報管理がなされた携帯無線情報端末装置がいずれか
の階層下で作動中に、発生した入力信号が所定の指示入
力による入力信号かの判定をするよう動作する。
【0141】第二の手段は、移動制御手段30である。
この手段は、コンピュータの中央演算処理装置によって
読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装置によ
って実行される際に、発生した入力信号の継続時間を計
数し、該継続時間が所定の時間を過ぎていれば上階層移
動手段へ最上階層への移動を指示し、該継続時間が所定
の時間内であれば近接の上階層への移動を指示するよう
動作する。
【0142】第三の手段は、上階層移動手段31であ
る。この手段は、コンピュータの中央演算処理装置によ
って読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装置
によって実行される際に、移動制御手段30の指令に基
づき、少なくとも最上階層への移動あるいは近接の上階
層への移動を実行するよう動作する。
【0143】この記録媒体41を、中央演算処理装置と
入力機器と画像表示器とメッセージの記録用メモリと複
数の階層による情報管理手段を備えた携帯無線情報端末
装置に、中央演算処理装置の動作手順の格納されたメモ
リ装置として組み込むことができる。
【0144】前記のように記録媒体41を装着し、格納
された各手段を動作手順として中央演算処理装置により
順次実行すると、携帯無線情報端末装置がいずれかの階
層下で作動中に、発生した入力信号が所定の指示入力に
よる入力信号かの判定を行ない、発生した入力信号の継
続時間を計数し、この継続時間が所定の時間を過ぎてい
れば最上階層へ移動し、継続時間が所定の時間内であれ
ば近接の上階層へ移動することができる。この結果、前
記の各機能を備えた携帯無線情報端末装置を具現するこ
とが可能になる。
【0145】本実施形態の記録媒体41は、フラッシュ
メモリをはじめ、読出し専用のMOSメモリ、SRA
M、EPROM、EEPROM、その他の凡ゆる不揮発
性半導体記録媒体に対して適用可能である。さらに、光
記録式の媒体や、光磁気記録式の媒体、磁気記録式の媒
体に対しても適用可能である。
【0146】図14は、本発明の第六の実施形態に係る
マイクロコンピュータ装置のブロック構成図である。同
図を参照して、本発明の第六の実施形態に係るマイクロ
コンピュータ装置を以下に説明する。なお、前記第三の
実施形態に係るマイクロコンピュータ装置と同じ部分は
同一符号を付けて、説明は省略される。
【0147】本実施形態に係るマイクロコンピュータ装
置100は、ワンチップで構成され、内部バス86と、
この内部バス86に夫々接続されている中央演算処理装
置(CPU)81、ワーキングメモリ82、表示インタ
フェース83、出力インタフェース84、入力インタフ
ェース85、メモリ部92が内蔵されている。
【0148】前記ワンチップに設けられた外部端子とし
ては、CPU81の割込入力に接続されたインタラプト
入力端子87、表示インタフェース83と出力インタフ
ェース84に接続された出力端子88、入力インタフェ
ース85に接続された入力端子89、さらに、内部バス
86に接続されている共通バス端子90が夫々配設され
ている。
【0149】さらにメモリ部92には、いずれもCPU
81によって実行可能なプログラムとして、システム制
御手段95、入出力管理手段96、表示管理手段97、
さらに指示入力処理手段29、移動制御手段30、上階
層移動手段31などが記録されている。
【0150】システム制御手段95、入出力管理手段9
6、表示管理手段97は、前記第三の実施形態における
と同じである。
【0151】指示入力処理手段29は、CPU81によ
って読み取られ、且つ実行される際に、画像表示機器と
入力機器とを備え、多階層による情報管理がなされた携
帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動中に、発
生した入力信号が所定の指示入力による入力信号かの判
定を実行するよう動作する。
【0152】移動制御手段30は、CPU81によって
読み取られ、且つ実行される際に、指示入力処理手段2
9の判定に基づき、発生した入力信号の継続時間を計数
し、該継続時間が所定の時間を過ぎていれば上階層移動
手段へ最上階層への移動を指示し、該継続時間が所定の
時間内であれば近接の上階層への移動を指示するよう動
作する。
【0153】上階層移動手段31は、CPU81によっ
て読み取られ、且つ実行される際に、移動制御手段30
の指令に基づき、少なくとも最上階層への移動あるいは
近接の上階層への移動を実行するよう動作するものであ
る。
【0154】このマイクロコンピュータ装置100を、
通信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、多階層に
よる情報管理手段、入力機器、表示用の画像表示器、さ
らに電源回路などが備えられた携帯無線情報端末装置に
組み込むことができる。
【0155】前記のようにマイクロコンピュータ装置1
00を装着し、格納された各手段を順次実行すると、携
帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動中に、発
生した入力信号が所定の指示入力による入力信号かの判
定を行ない、発生した入力信号の継続時間を計数し、こ
の継続時間が所定の時間を過ぎていれば最上階層へ移動
し、継続時間が所定の時間内であれば近接の上階層へ移
動するという動作が可能になる。この結果、前記の各機
能を備えた携帯無線情報端末装置を具現することが可能
になる。
【0156】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る携帯無線情報端
末装置の画面操作方法は、複数のメッセージを下層の階
層に置き、最上階層を有する多階層構造の情報管理がな
され、且つ、指示入力が可能な入力手段と、画面表示が
なされる画像表示器とを備える携帯無線情報端末装置の
画面操作方法に適用され、或る階層の移動動作と、該階
層の画面表示動作とが組になった画面操作処理が、所定
の指示入力が為されている期間内だけ反復実行可能とす
るものである。
【0157】したがって、指示入力の継続時間により、
一階層移動するごとに該階層の画面が表示され、しかも
入力操作中だけ上層移動が反復実行されるから、指示入
力の継続時間を任意に調節することにより、画面を確認
しつつ、所望の階層まで連続して移動することができ
る。この結果、従来におけるような一段単位の上階層移
動を何度も繰り返し実行させるといった煩雑な操作を排
除して、操作性を向上できるという効果がある。
【0158】本発明の請求項2に係る携帯無線情報端末
装置の画面操作方法は、請求項1記載のものであって、
最上階層をメインメニュー表示の階層とするものである
から、指示入力の継続時間を長くすることにより、画面
を確認しつつ、最上階層のメインメニュー表示まで連続
して移動できるから、自分位置を見失った際でも簡単に
メインメニューに復帰できる。
【0159】本発明の請求項3に係る携帯無線情報端末
装置の画面操作方法は、請求項1記載のものであって、
最上階層を待受画面表示の階層とするものであるから、
指示入力の継続時間を長くすることにより、画面を確認
しつつ、最上階層の待受画面まで連続して移動できるか
ら、簡単な操作で直ちにパワーセーブ状態に移行でき、
省電力ができる。
【0160】本発明の請求項4に係る携帯無線情報端末
装置は、無線電波により着信した複数のメッセージを下
層の階層に置き、最上階層がメインメニュー表示の階層
か、または最上階層が待受画面表示の階層である、多階
層構造の情報管理を行ない、指示入力が可能な入力手段
と、画面表示がなされる画像表示器とを備え、さらに入
力手段からの入力信号が所定の指示入力による入力信号
かを判定する指示入力判定手段と、指示入力判定手段の
判定に基づき、発生した入力信号が継続中であるかを確
認して、発生した入力信号が継続中であれば階層間移動
手段を作動させ、発生した入力信号が終止すれば階層間
移動手段の作動を停止させる移動管理手段と、移動管理
手段の指令に基づき階層間の階層間移動を行なうととも
に、移動先の階層内の画面表示を実行する階層間移動手
段を具備して、且つ、入力信号の継続中は、階層間移動
と移動先の階層内の画面表示が反復実行される構成とす
るものである。
【0161】したがって、指示入力判定手段と、移動管
理手段と、階層間移動手段により、所定の指示入力を判
定し、この指示入力の継続中は、階層間移動ならびに移
動先の階層内の画面表示を反復実行することが可能な携
帯無線情報端末装置を実現することができる。この結
果、指示入力の継続時間を任意に調節することにより、
画面を確認しつつ、所望の階層まで連続して移動可能な
携帯無線情報端末装置を提供できる。
【0162】本発明の請求項5に係る記録媒体は、最上
階層がメインメニュー表示の階層か、または最上階層が
待受画面表示の階層である、多階層による情報管理がな
された携帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動
中に、入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判
定する指示入力判定手段と、指示入力判定手段の判定に
基づき、発生した入力信号が継続中であるかを確認し
て、発生した入力信号が継続中であれば階層間移動手段
を作動させ、発生した入力信号が終止すれば階層間移動
手段の作動を停止させる移動管理手段と、移動管理手段
の指令に基づき階層間の階層間移動を行なうとともに、
移動先の階層内の画面表示を実行する階層間移動手段と
を、コンピュータが読み取り、且つコンピュータが実行
可能な手順(プログラム)として記録した構成である。
【0163】したがって、この記録媒体を、少なくとも
中央演算処理装置と、入力機器と、画像表示器と、メッ
セージの記録用メモリと、多階層による情報管理手段を
備えた携帯無線情報端末装置に、中央演算処理装置が実
行可能な動作手順の格納されたメモリとして組み込み、
各手段を動作手順として中央演算処理装置が順次実行可
能にすることにより、発生した入力信号が所定の指示入
力による入力信号かを判定し、発生した入力信号の継続
中は、階層間移動ならびに移動先の階層内の画面表示を
反復実行するという機能を、この携帯無線情報端末装置
に付与することが可能になる。
【0164】本発明の請求項6に係るマイクロコンピュ
ータ装置は、記録部に、最上階層がメインメニュー表示
の階層か、または最上階層が待受画面表示の階層である
多階層による情報管理がなされた携帯無線情報端末装置
がいずれかの階層下で作動中に、入力信号が所定の指示
入力による入力信号かを判定する指示入力判定手段と、
指示入力判定手段の判定に基づき、発生した入力信号が
継続中であるかを確認して、発生した入力信号が継続中
であれば階層間移動手段を作動させ、発生した入力信号
が終止すれば階層間移動手段の作動を停止させる移動管
理手段と、移動管理手段の指令に基づき階層間の階層間
移動を行なうとともに、移動先の階層内の画面表示を実
行する階層間移動手段とを、中央演算処理装置により読
み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録した構成
となっている。
【0165】したがって、このマイクロコンピュータ装
置を、通信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、多
階層による情報管理手段、入力機器、表示用の画像表示
器、さらに電源回路などと組み合わせることにより、発
生した入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判
定し、発生した入力信号の継続中は、階層間移動ならび
に移動先の階層内の画面表示を反復実行する機能を備え
る携帯無線情報端末装置を、簡素な構成で、しかも容易
に実現することが可能になる。
【0166】本発明の請求項7に係る携帯無線情報端末
装置の画面操作方法は、複数のメッセージを下層の階層
に置き、最上階層がメインメニュー表示の階層か、また
は最上階層が待受画面表示の階層である多階層構造の情
報管理がなされ、且つ、指示入力が可能な入力手段と、
画面表示がなされる画像表示器とを備える携帯無線情報
端末装置の画面操作方法に適用され、指示入力の継続時
間が所定の時間を過ぎていれば多階層構造の最上階層へ
移動するものである。
【0167】したがって、入力機器から所定の時間を過
ぎて継続する指示入力をすれば、多階層構造の最上階層
へ直ちに一挙に移動させることができるから、従来にお
けるような一段単位の上階層移動を何度も繰り返し実行
させるといった煩雑な操作を排除して、操作性を向上で
きるという効果がある。
【0168】本発明の請求項8に係る携帯無線情報端末
装置は、無線電波により着信した複数のメッセージを下
層の階層に置き、最上階層がメインメニュー表示の階層
か、または最上階層が待受画面表示の階層である多階層
構造の情報管理を行ない、指示入力が可能な入力手段
と、画面表示がなされる画像表示器とを備え、さらに入
力信号が所定の指示入力による入力信号かを判定する指
示入力処理手段と、指示入力処理手段の判定に基づき、
発生した入力信号の継続時間を計数し、該継続時間が所
定の時間を過ぎていれば最上階層への移動を指示し、該
継続時間が所定の時間内であれば近接の上階層への移動
を指示する移動制御手段と、移動制御手段の指令に基づ
き、少なくとも最上階層への移動あるいは近接の上階層
への移動を実行する上階層移動手段を具備する構成とす
る。
【0169】したがって、指示入力処理手段と、移動制
御手段と、上階層移動手段により、所定の指示入力を検
出し、この指示入力が所定時間を越えるものであれば最
上階層への移動を一挙に実行することが可能な携帯無線
情報端末装置を実現することができる。
【0170】本発明の請求項9に係る記録媒体は、最上
階層がメインメニュー表示の階層か、または最上階層が
待受画面表示の階層である多階層による情報管理がなさ
れた携帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動中
に、発生した入力信号が所定の指示入力による入力信号
かを判定する指示入力処理手段と、指示入力処理手段の
判定に基づき、発生した入力信号の継続時間を計数し、
該継続時間が所定の時間を過ぎていれば最上階層への移
動を指示し、該継続時間が所定の時間内であれば近接の
上階層への移動を指示する移動制御手段と、移動制御手
段の指令に基づき、少なくとも最上階層への移動あるい
は近接の上階層への移動を実行する上階層移動手段と手
段とを、コンピュータが読み取り、且つコンピュータが
実行可能な手順(プログラム)として記録した構成であ
る。
【0171】したがって、この記録媒体を、中央演算処
理装置と、入力機器と、画像表示器と、メッセージの記
録用メモリと、多階層による情報管理手段を備えた携帯
無線情報端末装置に、中央演算処理装置が実行可能な動
作手順の格納されたメモリとして組み込み、各手段を動
作手順として中央演算処理装置が順次実行可能にするこ
とにより、発生した入力信号が所定の指示入力による入
力信号かを判定し、発生した入力信号の継続時間を計数
し、該継続時間が所定の時間を過ぎていれば最上階層へ
移動し、該継続時間が所定の時間内であれば近接の上階
層へ移動するという機能を、この携帯無線情報端末装置
に付与することが可能になる。
【0172】本発明の請求項10に係るマイクロコンピ
ュータ装置は、記録部に、最上階層がメインメニュー表
示の階層か、または最上階層が待受画面表示の階層であ
る多階層による情報管理がなされた携帯無線情報端末装
置がいずれかの階層下で作動中に、発生した入力信号が
所定の指示入力による入力信号かを判定する指示入力処
理手段と、この判定に基づき、発生した入力信号の継続
時間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎていれば
階層間移動手段へ最上階層への移動を指示し、該継続時
間が所定の時間内であれば近接の上階層への移動を指示
する移動制御手段と、この指令に基づき、少なくとも最
上階層への移動あるいは近接の上階層への移動を実行す
る上階層移動手段とを、中央演算処理装置により読み取
り、且つ実行可能なプログラムとして記録した構成とな
っている。
【0173】したがって、このマイクロコンピュータ装
置を、通信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、多
階層による情報管理手段、入力機器、表示用の画像表示
器、さらに電源回路などと組み合わせることにより、発
生した入力信号が所定の指示入力による入力信号かを判
定し、発生した入力信号の継続時間を計数し、該継続時
間が所定の時間を過ぎていれば最上階層へ移動し、該継
続時間が所定の時間内であれば近接の上階層へ移動する
機能を備える携帯無線情報端末装置を、簡素な構成で、
しかも容易に実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端
末装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される携帯無線情報端末装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る携帯無線情報端末装置に適用され
る回転・押込入力機器の一例の構成図である。
【図4】入力機器から発生する割込処理過程の遷移図で
ある。
【図5】図1および図2に示される携帯無線情報端末装
置の外観構成を示す正面図である。
【図6】図1および図2に示される他の携帯無線情報端
末装置の外観構成を示す正面図である。
【図7】本発明の携帯無線情報端末装置の多層階層構造
の説明図である。
【図8】本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第二の実施形態に係る記録媒体の構成
を示す説明図である。
【図10】本発明の第三の実施形態に係るマイクロコン
ピュータ装置のブロック構成図である。
【図11】本発明の第四の実施形態に係る携帯無線情報
端末装置の要部構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第四の実施形態に係る携帯無線情報
端末装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第五の実施形態に係る記録媒体の構
成を示す説明図である。
【図14】本発明の第六の実施形態に係るマイクロコン
ピュータ装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1……携帯無線情報端末装置、2……アンテナ、3……
受信部、4……復調部、5……CPU、6……システム
メモリ、6’……ROM、7……メッセージ記憶メモ
リ、8……押込スイッチ、9……回転入力機器、10A
……インタラプトインタフェース、10B……入力信号
処理部、11……表示パネル駆動部、12……液晶表示
パネル、13……通報信号出力部、14……スピーカ、
16……入力スイッチ、20……データ伝達手段(デー
タバス)、26……指示入力判定手段、27……移動管
理手段、28……階層間移動手段、39……回転・押込
入力機器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも無線電波により着信した複数
    のメッセージを下層の階層に置き、最上階層を有する多
    階層構造の情報管理がなされ、前記各階層下での画面表
    示を含む動作が可能であり、且つ、指示入力が可能な入
    力手段と、画面表示がなされる画像表示器を備える携帯
    無線情報端末装置の画面操作方法であって、 或る階層から別階層への移動動作と、該別階層の画面表
    示動作とが組になった画面操作処理が、所定の指示入力
    が為されている期間内だけ反復実行可能としたことを特
    徴とする携帯無線情報端末装置の画面操作方法。
  2. 【請求項2】 前記最上階層がメインメニュー表示の階
    層であることを特徴とする請求項1記載の携帯無線情報
    端末装置の画面操作方法。
  3. 【請求項3】 前記最上階層が待受画面表示の階層であ
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯無線情報端末装
    置の画面操作方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも無線電波により着信した複数
    のメッセージを下層の階層に置き、最上階層がメインメ
    ニュー表示の階層か、または最上階層が待受画面表示の
    階層である、多階層構造の情報管理がなされ、前記各階
    層下での画面表示を含む動作が可能であり、且つ、指示
    入力が可能な入力手段と、画面表示がなされる画像表示
    器とを備える携帯無線情報端末装置であって、 前記入力手段からの入力信号が所定の指示入力による入
    力信号かを判定する指示入力判定手段と、 前記指示入力判定手段の判定に基づき、発生した入力信
    号が継続中であるかを確認して、発生した入力信号が継
    続中であれば階層間移動手段を作動させ、発生した入力
    信号が終止すれば階層間移動手段の作動を停止させる作
    動管理手段と、 前記作動管理手段の指令に基づき階層間の階層間移動を
    行なうとともに、移動先の階層内の画面表示を実行する
    階層間移動手段との、 少なくとも前記三種類の手段を具備し、 且つ、前記入力信号の継続中は、前記階層間移動と移動
    先の階層内の画面表示が反復実行される構成としたこと
    を特徴とする携帯無線情報端末装置。
  5. 【請求項5】 画像表示機器と入力機器とを備え、最上
    階層がメインメニュー表示の階層か、または最上階層が
    待受画面表示の階層である、多階層による情報管理がな
    された携帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動
    中に、発生した入力信号が所定の指示入力による入力信
    号かを判定する指示入力判定手段と、 前記指示入力判定手段の判定に基づき、発生した入力信
    号が継続中であるかを確認して、発生した入力信号が継
    続中であれば階層間移動手段を作動させ、発生した入力
    信号が終止すれば階層間移動手段の作動を停止させる作
    動管理手段と、 前記作動管理手段の指令に基づき階層間の階層間移動を
    行なうとともに、移動先の階層内の画面表示を実行する
    階層間移動手段との、 少なくとも前記三種類の手段が、コンピュータが読み取
    り、且つコンピュータが実行可能なプログラムとして記
    録されたことを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 中央演算処理装置と、前記中央演算処理
    装置が読み取り且つ実行可能な手順をプログラムとして
    記録可能な記録部と、少なくとも前記中央演算処理装置
    および前記記録部に接続され、且つ、外部から接続可能
    なデータ伝達部を内蔵し、前記中央演算処理装置により
    処理された結果に基づく信号を外部機器に有線または無
    線により伝達する機能を具備するマイクロコンピュータ
    装置であって、 前記記録部には、画像表示機器と入力機器とを備え、最
    上階層がメインメニュー表示の階層か、または最上階層
    が待受画面表示の階層である、多階層による情報管理が
    なされた携帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作
    動中に、発生した入力信号が所定の指示入力による入力
    信号かを判定する指示入力判定手段と、 前記指示入力判定手段の判定に基づき、発生した入力信
    号が継続中であるかを確認して、発生した入力信号が継
    続中であれば階層間移動手段を作動させ、発生した入力
    信号が終止すれば階層間移動手段の作動を停止させる作
    動管理手段と、 前記作動管理手段の指令に基づき階層間の階層間移動を
    行なうとともに、移動先の階層内の画面表示を実行する
    階層間移動手段との、 少なくとも前記三種類の手段が、前記中央演算処理装置
    により読み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録
    されたことを特徴とするマイクロコンピュータ装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも無線電波により着信した複数
    のメッセージを下層の階層に置き、最上階層がメインメ
    ニュー表示の階層か、または最上階層が待受画面表示の
    階層である、多階層構造の情報管理がなされ、且つ、指
    示入力が可能な入力手段と、画面表示がなされる画像表
    示器とを備える携帯無線情報端末装置の画面操作方法で
    あって、 前記指示入力の継続時間が所定の時間を過ぎていれば前
    記多階層構造の前記最上階層へ移動することを特徴とす
    る携帯無線情報端末装置の画面操作方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも無線電波により着信した複数
    のメッセージを下層の階層に置き、最上階層がメインメ
    ニュー表示の階層か、または最上階層が待受画面表示の
    階層である、多階層構造の情報管理がなされ、且つ、指
    示入力が可能な入力手段と、画面表示がなされる画像表
    示器とを備える携帯無線情報端末装置であって、 少なくとも前記入力手段からの入力信号が所定の指示入
    力による入力信号かを判定する指示入力処理手段と、 前記指示入力処理手段の判定に基づき、発生した入力信
    号の継続時間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎ
    ていれば上階層移動手段へ前記最上階層への移動を指示
    し、該継続時間が所定の時間内であれば近接の上階層へ
    の移動を指示する移動制御手段と、 前記移動制御手段の指令に基づき、少なくとも前記最上
    階層への移動あるいは近接の上階層への移動を実行する
    上階層移動手段との、 少なくとも前記三種類の手段を具備して構成されること
    を特徴とする携帯無線情報端末装置。
  9. 【請求項9】 画像表示機器と入力機器とを備え、最上
    階層がメインメニュー表示の階層か、または最上階層が
    待受画面表示の階層である多階層による情報管理がなさ
    れた携帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動中
    に、発生した入力信号が所定の指示入力による入力信号
    かを判定する指示入力処理手段と、 前記指示入力処理手段の判定に基づき、発生した入力信
    号の継続時間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎ
    ていれば上階層移動手段へ前記最上階層への移動を指示
    し、該継続時間が所定の時間内であれば近接の上階層へ
    の移動を指示する移動制御手段と、 前記移動制御手段の指令に基づき、少なくとも前記最上
    階層への移動あるいは近接の上階層への移動を実行する
    上階層移動手段との、 少なくとも前記三種類の手段が、コンピュータが読み取
    り、且つコンピュータが実行可能なプログラムとして記
    録されたことを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 中央演算処理装置と、前記中央演算処
    理装置が読み取り且つ実行可能な手順をプログラムとし
    て記録可能な記録部と、少なくとも前記中央演算処理装
    置および前記記録部に接続され、且つ、外部から接続可
    能なデータ伝達部を内蔵し、前記中央演算処理装置によ
    り処理された結果に基づく信号を外部機器に有線または
    無線により伝達する機能を具備するマイクロコンピュー
    タ装置であって、 前記記録部には、画像表示機器と入力機器とを備え、最
    上階層がメインメニュー表示の階層か、または最上階層
    が待受画面表示の階層である多階層による情報管理がな
    された携帯無線情報端末装置がいずれかの階層下で作動
    中に、発生した入力信号が所定の指示入力による入力信
    号かを判定する指示入力処理手段と、 前記指示入力処理手段の判定に基づき、発生した入力信
    号の継続時間を計数し、該継続時間が所定の時間を過ぎ
    ていれば上階層移動手段へ前記最上階層への移動を指示
    し、該継続時間が所定の時間内であれば近接の上階層へ
    の移動を指示する移動制御手段と、 前記移動制御手段の指令に基づき、少なくとも前記最上
    階層への移動あるいは近接の上階層への移動を実行する
    上階層移動手段との、 少なくとも前記三種類の手段が、前記中央演算処理装置
    により読み取り、且つ実行可能なプログラムとして記録
    されたことを特徴とするマイクロコンピュータ装置。
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