JP4420479B2 - 携帯無線情報端末装置および画面表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯無線情報端末装置および画面呼出方法に関し、特に受信され、メモリに記憶されたメッセージ情報を内蔵する画像表示器に表示する携帯無線情報端末装置、とりわけページャ装置とその画面呼出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
可搬型で携帯に適し、通信ネットワークの端末装置として機能する携帯無線情報端末装置は、近年の情報通信分野における広範かつ急激な需要拡大に応えるべく、多様な構成と機能のものが実用化されている。
【0003】
このような携帯無線情報端末装置の一例として、無線により信号受信を行うページャ装置が広範に使用されている。
初期のページャは、無線基地局から発せられる呼出信号を受信するとベル奏鳴がなされる端末装置であり、この装置を携帯して、離れた場所に居る使用者に対し、無線により呼出信号を発して通報し、使用者に最寄りの有線電話器からの連絡を促すものであった。
【0004】
そして、無線基地局から発せられる信号を単なる呼出信号にとどまらず、情報を載せた信号を発信可能にし、一方受信側では、この情報を載せた信号の着信があると、この着信を復元してメモリに記憶するとともに、復元した情報を液晶表示パネルにメッセージとして表示する機能を備えるページャ装置が開発され、現在広く使用されるに至っている。
【0005】
こうしたページャ装置は、異なる機能に対応した複数の状態(以下、これをフェーズと称する)下で作動可能に構成されている。これらフェーズとしては、着信したメッセージ文をメッセージファイルに編成してメモリに記憶するメッセージ記憶フェーズ、ファイル中に記憶されているメッセージ文を画面に表示させるメッセージ表示フェーズ、記憶されているメッセージファイルへの操作を行なうメッセージ操作フェーズなどがある。
【0006】
前記の各フェーズのうち、その動作において使用者側に提示を要するものや、使用者からの入力指示がなされるフェーズについては、それぞれ対応する画面が表示されるように構成されている。
【0007】
たとえばメッセージファイルへの操作を行なうメッセージ操作フェーズでは、メッセージ操作画面が表示される。このメッセージ操作画面は、当該メッセージファイルへの操作を可能にするもので、例えば当該メッセージ文が消去されないためのロック操作や、あるいは当該メッセージ文が不要になった際の消去操作が、使用者の入力指示により実行されるように構成されている。
【0008】
また、メッセージ文を画面に表示させるメッセージ表示フェーズには、メッセージ表示画面が準備されている。このメッセージ表示画面は、装置が内蔵する液晶表示パネルに例えば一行20文字で、4行分が一度に表示される。
【0009】
そしてメッセージ文が多数の行に亘る場合には、使用者が入力操作することによりスクロールがなされ、順に全文が表示可能になっている。
【0010】
ところで従来のページャ装置では、ひとつのメッセージ文の終わりに継続して、メッセージ操作画面が引き続き表示されるように構成されていた。
すなわち、記憶されているメッセージ文が画面に表示されるメッセージ表示フェーズから、メッセージ操作フェーズへの移動が、ひとつのメッセージ文の終わり毎に自動的になされるように構成されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように各メッセージ文の末尾に引き続き、メッセージ操作画面が表示される構成では、このメッセージ操作画面を呼び出し表示させるために、使用者が何度も繰り返し反復してスクロール操作を実行する必要があった。
【0012】
この結果、メッセージ文が長文であり、しかもメッセージ文の途中でこのメッセージファイルの処理が必要になった場合などでは、とりわけ使用者の操作が面倒であり、よって操作性において難があった。
【0013】
本発明は、前記のような従来の携帯無線情報端末装置における画面呼び出し構成の課題を解決するため為されたもので、あるフェーズ下で作動中に、簡単な入力操作のみで直ちに別のフェーズ下に遷移して画面表示が可能な携帯無線情報端末装置と、その画面表示方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る携帯無線情報端末装置の画面表示方法は、無線電波により着信したメッセージをメッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器と、回転操作部と押込スイッチと入力スイッチとを有する入力機器とを備え、且つメッセージファイルから取り出したメッセージを表示させるメッセージ表示フェーズと、メッセージファイルを操作するメッセージ操作フェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置の画面表示方法であって、
メッセージ表示フェーズ下で作動中に、回転操作部によってメッセージのスクロールが可能とされ、回転操作部と一体に構成された押込スイッチから指示入力が発生すれば、メッセージ表示フェーズ下における動作を中断してメッセージ操作フェーズに移行し、
メッセージ表示フェーズで表示されたメッセージの表示の一部を残して該メッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、
メッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされると、メッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させる構成とすることを特徴とする。
【0015】
前記の方法によれば、回転操作部と一体に構成された押込みスイッチから指示入力があれば、動作を中断して直ちに定められたメッセージ操作フェーズに移行し、メッセージ表示フェーズで表示されたメッセージの表示の一部を残してメッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、メッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされるとメッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させる動作が、簡単な入力操作だけで容易になされる。
【0017】
また本発明に係る携帯無線情報端末装置は、無線電波により着信したメッセージをメッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器と、回転操作部と押込スイッチと入力スイッチとを有する入力機器とを備え、且つメッセージファイルから取り出したメッセージを表示させるメッセージ表示フェーズと、メッセージファイルを操作するメッセージ操作フェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置であって、
メッセージ表示フェーズ下で作動中に、回転操作部によってメッセージのスクロールが可能とされ、回転操作部と一体に構成された押込スイッチから発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する遷移指示入力検出手段と、
遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、メッセージ表示フェーズ下での動作を中断させ、メッセージ操作フェーズへの遷移を実行するフェーズ間遷移手段と、
メッセージ表示フェーズで表示されたメッセージの表示の一部を残して該メッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、メッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされると、メッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させるフェーズ下処理実行手段と
を有することを特徴とする。
【0018】
前記の構成によれば、遷移指示入力検出手段により、回転操作部と一体に構成された押込スイッチから発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号が検出されると、この検出結果に基づいてフェーズ間遷移手段により、メッセージ操作フェーズへの遷移が実行され、ついでフェーズ下処理実行手段によってメッセージ表示フェーズで表示されたメッセージの表示の一部を残して該メッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、遷移したメッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされると遷移前のメッセージの表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すための好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ましい種々の限定が付されている場合があるが、この発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0024】
図1は、本発明の携帯無線情報端末装置の第一の実施形態に係る要部構成を示すブロック図である。図2は、その全体構成を示すブロック図である。
さらに図5は、図1および図2に示される携帯無線情報端末装置の外観構成を示す正面図である。
【0025】
図2に示すように、本実施の形態に係る携帯無線情報端末装置1はページャであり、無線基地などの遠隔地にある送信拠点から送信された情報信号の載った無線電波を受信するアンテナ2と、アンテナ2に接続され、アンテナ2で受信した信号を増幅、検波する受信部3と、この受信部3に接続された、着信信号からコード情報を復号するデコーダである復調部4とを備え、これらが通信手段を構成している。
【0026】
また復調部4はA/Dコンバータを備えてデジタル情報を生成させ、さらに、たとえばEEPROMなどで構成されるIDメモリ(図示されない)に記録されているIDコードと、前記の復号されたコード情報とを照合し、送られた情報が自らに送られた情報であるか否かを識別する機能を備える。復調部4の出力側は、CPU5に接続される。
【0027】
CPU5には、さらに、たとえばSRAMで構成されるメッセージ記憶メモリ7が接続されている。
【0028】
CPU5は、データ処理と入出力処理を司るもので、内部あるいは外部のROMに格納されている各種の実行可能な手順(プログラム)に基づき、後述する入力機器から送られる入力信号の取り込みと処理、メッセージ記憶メモリ7へのデータ書込みとファイル編成およびTOC(テーブル・オブ・コンテンツ)の作成更新、ならびにファイル読出しの実行、ディスプレイ画面へのメッセージ情報などの表示の制御、ならびに着信の通報や電圧異常等の通報の制御を含む、装置全体の動作の制御と管理を行う。
【0029】
着信信号に基づき復調部4で生成されたコード情報中のメッセージ情報は、メッセージ記憶メモリ7に書込み記憶される。この記憶されたメッセージ情報は、読出されてディスプレイ画面へ表示される。メッセージ記憶メモリ7は、前記SRAMの他にも、フラッシュメモリや、EEPROMなどの不揮発性メモリで構成できる。
【0030】
また、使用者によって操作される入力機器として、回転入力機器9、この回転入力機器9と一体に構成された押込スイッチ8がそれぞれ設けられる。このように回転入力機器9と押込スイッチ8は一体で、回転・押込入力機器39を構成している。この回転・押込入力機器39については後に詳述する。
【0031】
使用者によって操作される入力機器として、さらに、入力スイッチ16が設けられている。この入力スイッチ16は、非回転操作が加えられて作動する非回転入力機器であり、押圧やタッチ等の非回転操作によって入力信号16aを発生させるものである。ここでは、この入力スイッチ16の発生させる入力信号16aを非回転入力信号と称する。また本実施形態ではこの入力スイッチ16を、後述されるフェーズ復帰操作の入力機器として使用する。
【0032】
これら回転入力機器9、押込スイッチ8、入力スイッチ16は、入力機器制御部10に接続され、入力機器制御部10はCPU5に接続されている。
【0033】
また、CPU5には表示パネル駆動部11が接続され、この表示パネル駆動部11に液晶表示パネル12が、ディスプレイ画面として接続されている。即ち、これら表示パネル駆動部11と液晶表示パネル12とで、画像表示器が構成されている。
【0034】
CPU5から出力される表示信号は表示パネル駆動部11に送られ、表示パネル駆動部11は、駆動信号を液晶表示パネル12に入力してこの液晶表示パネル12を駆動し、画面を形成させる。
【0035】
さらにCPU5には通報信号出力部13が接続され、この通報信号出力部13にスピーカ14が鳴音通報機器として接続されている。CPU5は、スピーカ14を作動させる作動信号を出力し、この作動信号が通報信号出力部13に入力され、ここで音声信号となりスピーカ14が駆動される。
【0036】
上記のように、CPU5、入力機器制御部10などから制御手段が構成されている。以下、図1に基づき、要部の構成を詳説する。
【0037】
データバスであるデータ伝達手段20には、CPU5、システムメモリ6、ROM6’、メッセージ記憶メモリ7、入力信号処理部10B、表示パネル駆動部11、通報信号出力部13などが接続されている。
【0038】
したがってCPU5は、データ伝達手段20を介してシステムメモリ6、ROM6’、メッセージ記憶メモリ7、表示パネル駆動部11、通報信号出力部13、入力信号処理部10Bとデータ授受を行なう。
【0039】
システムメモリ6には、装置全体の動作を制御するための各種の制御手順が、CPU5が実行可能なプログラム形式で格納されている。
【0040】
ROM6’には、主としてアプリケーション関連の実行手順が、CPU5が実行可能なプログラム形式で格納されており、このROM6’は読出し専用のMOSメモリや、フラッシュメモリ等によって構成されている。
【0041】
図3は、回転・押込入力機器の一例の構成図である。同図に示されるように、本例の回転・押込入力機器39は、回転操作部としての回転入力機器9と、押込操作部としての押込スイッチ8が、一体に構成されている。
【0042】
このような回転・押込入力機器39は、携帯無線情報端末装置の小型化と、部品点数の削減を可能にするものであり、例えばジョグダイヤルやロータリーエンコーダとして実用化されているもので、回転操作部は回転自在の円板状つまみを備え、また押込操作部は、この円板状つまみごと押し込むことで断続信号を発生する構成となっている。
【0043】
したがって、円板状つまみを時計方向(右回り)および反時計方向(左回り)にそれぞれ回転させることにより、二系統の入力信号が容易に得られ、その上、円板状つまみの押込みによる断続入力信号が得られることにより、スイッチ類の個数が削減されて、装置の小型化と、操作性の向上がなされるものである。
【0044】
回転入力機器9は、矢印Pr方向に回転可能なつまみを有し、このつまみが時計方向または反時計方向に回転されることにより入力が為され、この回転方向に対応した信号9aが端子に発生する。ここでは、この信号を回転入力信号9aと称する。
【0045】
一方、押込スイッチ8は、つまみが図中の矢印Pf方向に押し込まれることによりストローク移動し、この結果、断続信号8aが端子に発生する。ここでは、この信号を断続入力信号8aと称する。
【0046】
回転入力機器9のつまみの回転方向の情報は、入力機器制御部10を構成する回転方向検出回路10Cが端子から得た信号として、インタラプトインタフェース10Aに入力される。インタラプトインタフェース10Aでは、この入力に基づいてインタラプト信号を発生させると同時に、つまみの回転方向の情報を載せた信号10Aa(図1参照)を編成して入力信号処理部10Bに入力する。
【0047】
ここで入力信号処理部10Bは、信号10Aaを受けると、そのまま直ちに、あるいはホールドした上で、データ伝達手段20に出力する。
この情報は、システムメモリ6中に格納された回転機器の回転方向弁別手段(図示されない)の実行時に取り込まれる。
【0048】
前記のように、入力信号処理部10Bが信号10Aaをホールドせず、直ちに出力する構成の場合は、つまみの回転方向の情報が一度だけ利用されることになる。すなわち一度のつまみ操作が、一度の処理に対応する。
【0049】
一方、入力信号処理部10Bが信号10Aaをホールドする構成の場合は、つまみの回転方向の情報が反復して利用される構成にできる。したがって、つまみが連続して回転状態にあると、その間繰り返し処理が反復されることになる。
【0050】
また、図示されるように回転入力機器9のつまみの回転量ならびに回転速度の情報を、入力機器制御部10を構成する回転量/回転速度検出回路10Dが端子から得た信号としてインタラプトインタフェース10Aに入力して、以降の処理において取り込む構成にすることもできる。
【0051】
また、押込スイッチ8の発生させる断続入力信号8aは、入力機器制御部10を構成するスイッチオンオフ検出回路10Eが端子から得た信号として、同様にインタラプトインタフェース10Aに入力される。
【0052】
また前記の回転入力機器9及び押込スイッチ8は、それぞれ個別に操作可能に構成されており、したがって両方を同時に操作して同時入力することが可能となっている。
【0053】
前記のような回転・押込入力機器39の回転入力機器9は、表示される数値の変更指令信号や、画面上の特定部分を選択する選択信号等を含む、動作制御全般の指令信号の入力機器として作用する。また押込みスイッチ8は、選択された部分の確定や表示数値の確定をはじめ、例えば装置の動作をあるフェーズから別のフェーズに移行させる信号の入力機器として作用する。
【0054】
回転入力機器9、押込スイッチ8、入力スイッチ16からの回転入力信号9a、断続入力信号8a、非回転入力信号16aは、インタラプトインタフェース10Aを介してインタラプト信号となり、CPU5の割込み受け付け端子から取り込まれる。
【0055】
この構成によれば、回転入力機器9、押込スイッチ8、入力スイッチ16のいずれかが操作されて回転入力信号9a、断続入力信号8a、非回転入力信号16aのいずれかが発生すると、インタラプトインタフェース10Aによりインタラプト信号がCPU5に入力され、CPU5はインタラプト処理フェーズに移る。
【0056】
図4は、入力機器から発生する割込処理過程の遷移図である。当初、非割込対応手順の演算処理30の状態にあったCPU5は、インタラプト信号の入力を受けてインタラプト発生31を検知すると、システムメモリ6に内蔵されたインタラプト信号処理手順を実行してインタラプト信号の処理を行なう。ここで先ず割込を発生させた入力機器を同定するが、この入力機器の同定は、割込み受け付け端子から直接割り出すものと、あるいはインタラプトインタフェース10Aによって入力信号10Aaが入力信号処理部10Bに送られるのに基づき割り出すものがある。
【0057】
前記のようにして割込を発生させた入力機器、すなわち使用者によって操作がなされた入力機器が同定されると、符号33においてシステムメモリ6からその入力機器に対応するインタラプト対応手順を読出し、インタラプト対応手順の演算処理34の状態となる。このようにして符号35において入力機器からの入力値などが確定すると、インタラプトの処理が完了して、CPU5は非割込対応手順の演算処理30の状態に戻る。この段階で入力機器からの入力値が使用されることになる。
【0058】
つぎに、図1に戻って、ROM6’に格納されている各種の手段につき以下に説明する。
同図に示されるように、ROM6’内には、遷移指示入力検出手段26、フェーズ間遷移手段27、フェーズ下処理実行手段28が、いずれもCPU5によって実行可能な手順(プログラム)として格納されている。
【0059】
遷移指示入力検出手段26は、複数種類のフェーズのうちの任意のフェーズ下での作動中において、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出するよう動作する。
【0060】
フェーズ間遷移手段27は、遷移指示入力検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行するよう動作する。
【0061】
フェーズ下処理実行手段28は、遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させるよう動作する。
【0062】
前記各手段のプログラム形式は、直接あるいは間接に実行可能なものであればよく、したがってアブゾリュート・バイナリとしてアドレッシングされた形式が好ましいが、あるいはリロケータブル・バイナリとして実行時に再アドレッシングが必要な形式でも差し支えない。ただし後者の場合はリンケージ手段を、例えばシステムメモリ6に常駐させる必要がある。
【0063】
図5は、本実施形態に係る携帯無線情報端末装置の外観の構成を示す正面図である。以下、同図を参照して本実施形態に係る携帯無線情報端末装置の構成を説明する。
【0064】
本実施の形態に係る携帯無線情報端末装置1は、薄型の直方体形状のキャビネット15に収容されており、キャビネット15の前面のほぼ中央にメッセージや年月日あるいは時刻の表示を行なう液晶表示パネル12が設けられている。
【0065】
さらにキャビネット15の右上角部には、回転・押込入力機器39としてジョグダイヤルが、その一部をキャビネット15から外側に突出させるようにして取り付けられている。回転・押込入力機器39には、回転入力機器9として時計方向および反時計方向に回転自在のつまみを備える。
【0066】
さらに回転入力機器9と一体に、押込スイッチ8が設けられている。この押込スイッチ8は、回転入力機器9のつまみを押し込む操作によって動作がなされるものである。
【0067】
また、液晶表示パネル12に隣接して下方に、エスケープキーとしての入力スイッチ16が、押圧操作自在に埋め込まれて配置されている。この入力スイッチ16は、特定のフェーズへのエスケープ復帰入力や、着信時に通報として奏鳴されるアラーム音を停止する通報停止指令の入力や、動作制御の指令入力時に、使用者によって操作される。
【0068】
さらにこの入力スイッチ16は、キャビネット15の表面から僅かにキャビネットの内部方向に窪んで配置することによって、外力が容易に作用しない構造とすることができる。これによって、誤動作の発生を防止可能な構造にすることができる。
【0069】
液晶表示パネル12には、たとえば1行20文字で4行にわたる英文字または数字で表示がなされる。
【0070】
以上、本実施形態に係る携帯無線情報端末装置の構成につき説明した。ついで以下に、本携帯無線情報端末装置の動作を説明する。
先ず、通常の動作である無線信号の受信とメッセージ表示を、主として図2を参照して説明する。
【0071】
無線送信拠点から、特定の携帯無線情報端末装置1に向けた情報(メッセージ)を載せた電波が送信された場合、携帯無線情報端末装置1はこれをアンテナ2で受信し、受信部3において中間周波数変換、増幅、検波などの信号処理を行ない、復調部4において自分への送信であることを確認後に、受信した情報信号を復元させ、復元させた情報信号をCPU5の制御によりメッセージ記憶メモリ7に格納させる。
【0072】
この際に、一個のメッセージ文につき一個のメッセージファイルを作成するものとし、メッセージ文を格納した各メッセージファイルを、メッセージ記憶メモリ7に格納する。
【0073】
また、同種類のメッセージ文が格納されているメッセージファイルを複数個まとめて、ひとつのフォルダを作成し、フォルダ単位でメッセージ記憶メモリ7に格納することもできる。
【0074】
CPU5は、システムメモリ6に格納されている制御プログラムに基づいて、携帯無線情報端末装置1の動作を制御し、先ず情報信号の受信の有無を判定し、受信信号があると判定すると、表示パネル駆動部11を作動させ、メッセージ記憶メモリ7のメッセージファイルから読み出した受信情報のメッセージを、液晶表示パネル12に、たとえば英文字と数字により1行20文字で4行にわたって表示させる。
【0075】
なお、画像表示器は前記の液晶表示パネルに限られることなく、任意の凡ゆる画像表示機器が適用可能である。また、画面構成についても、前記の1行20文字で4行構成に限られることなく、任意の凡ゆる画面構成の適用が可能である。
【0076】
また、受信信号があると判定すると、CPU5の指令によって、通報信号出力部13が作動し、スピーカ14にアラーム信号が入力されてスピーカ14が奏鳴し、これによって使用者に対して着信の通報が行なわれる。
【0077】
図6は、本発明の携帯無線情報端末装置に係るフェーズ遷移の説明図である。また図7は、メッセージ表示フェーズ下での、メッセージ表示画面の模式図であり、さらに図8は、メッセージ操作フェーズ下での、メッセージ操作画面の模式図である。
【0078】
ここで、図6〜図8に基づいて、本発明の携帯無線情報端末装置におけるフェーズ遷移の構成を説明する。なお説明の便宜上、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズとし、他方のフェーズをメッセージ操作フェーズとしている。
【0079】
図6中で、現在のフェーズがメッセージ表示フェーズPh1であるとすると、携帯無線情報端末装置1はこのメッセージ表示フェーズPh1下で作動している。したがって、図7に示されるように、画面12にはメッセージ文12aが表示されている。
【0080】
この状態において、画面のスクロール要求が発生すれば、このメッセージ表示フェーズPh1下のままで、スクロール処理Ph1aがなされる。
【0081】
具体的には、回転・押込入力機器39の回転入力機器9に左回りの操作が加えられると、上方向のスクロール処理SU(図7参照)がなされ、一方、回転入力機器9に右回りの操作が加えられると、下方向のスクロール処理SD(図7参照)がなされる。
【0082】
一方、回転・押込入力機器39の押込スイッチ8からの押込102によりフェーズ間遷移の要求が発生すれば、現在のメッセージ表示フェーズPh1から、メッセージ操作フェーズPh2にフェーズ間遷移がなされ、現在のフェーズがメッセージ操作フェーズPh2に変わり、携帯無線情報端末装置1はこのメッセージ操作フェーズPh2下で作動することになる。
【0083】
メッセージ操作フェーズPh2下で、画面12には図8に示されるようなメッセージ操作画面12bが表示される。なお図8の表示画面には、前のフェーズにおける表示の一部がそのまま残って表示されている。
【0084】
メッセージ操作画面12bには、複数個の選択可能な部分が表示されている。
図中の、LOCK、FOLDER、DELETE、DELETE ALLのうち、LOCKは当該メッセージを削除禁止とするもので、このLOCKが選択されると、このメッセージ操作フェーズPh2下のままで、当該メッセージのロック処理Ph2aが実行される。実行後も、メッセージ操作フェーズPh2下にとどまる。
【0085】
また、FOLDERは、現在のフォルダから他のフォルダへ移動するか、あるいはメッセージを受信メッセージ格納エリアから別のエリアに転送するもので、このFOLDERが選択されると、このメッセージ操作フェーズPh2下のままで、フォルダ処理Ph2bが実行される。なお実行後も、メッセージ操作フェーズPh2下にとどまる。
【0086】
さらに、DELETEは、当該メッセージを削除するもので、このDELETEが選択されると、このメッセージ操作フェーズPh2下のままで、当該メッセージの削除処理Ph2cが実行される。なお実行後も、メッセージ操作フェーズPh2下にとどまる。
【0087】
さらに、DELETE ALLは、現在のフォルダ内のメッセージ中で、ロックが掛られている以外のメッセージを全て削除するもので、このDELETEALLが選択されると、このメッセージ操作フェーズPh2下のままで、全メッセージの削除処理Ph2dが実行される。なお実行後も、メッセージ操作フェーズPh2下にとどまる。
【0088】
さらに、このメッセージ操作フェーズPh2下にあって、エスケープ入力として入力スイッチの押下104があると、現在のメッセージ操作フェーズPh2からメッセージ表示フェーズPh1にフェーズ遷移をして、メッセージ表示フェーズPh1に復帰する。
【0089】
図9は、本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端末装置のフェーズ間移動と画面呼び出し表示動作を示すフローチャートである。
以下、図9と前記図6を参照して、フェーズ間移動と画面呼び出し表示動作を説明する。
【0090】
ステップS1において、メッセージ表示フェーズPh1が開始され、現在この携帯無線情報端末装置はメッセージ表示フェーズPh1の下にある。
【0091】
ついで、このメッセージ表示フェーズPh1下で遷移指示入力検出手段26が、入力機器から発生した入力信号を検出する(ステップS2)。
【0092】
ここで発生した入力信号が、回転・押込入力機器39の回転入力機器(スクロールスイッチ)9からの信号であれば、スクロール処理Ph1aを実行し(ステップS3)、ステップS2に戻る。
【0093】
ステップS2で検出した入力信号が、回転・押込入力機器39の押込スイッチ8からの押込信号102であれば、遷移指示入力検出手段26はこれをフェーズ間の遷移を指示する入力信号と認識して、フェーズ間遷移手段27に指令を送る(ステップS2)。
【0094】
ついでフェーズ間遷移手段27は、遷移指示入力検出手段26の指令に基づいて、現在のメッセージ表示フェーズPh1での動作を中断させ、メッセージ操作フェーズPh2への遷移を実行する(ステップS4)。
【0095】
ここでメッセージ操作フェーズPh2への遷移完了とともに、フェーズ下処理実行手段28が作動し、メッセージ操作画面が表示される。
【0096】
さらにフェーズ下処理実行手段28は、このメッセージ操作フェーズPh2下において入力スイッチ16からの入力信号の発生検出を実行する(ステップS5)。
【0097】
入力スイッチ16からの入力信号の発生がなければ、さらに他の入力機器からの信号入力を検出する(ステップS6)。
【0098】
ここで、たとえばメッセージ操作画面上で、LOCK、FOLDER、DELETE、DELETE ALL(図8参照)のいずれかが、回転・押込入力機器39の回転入力機器9の操作で選択され、さらに押込スイッチ8の操作で確定がなされると、押込スイッチ8から入力信号が発生する。
【0099】
フェーズ下処理実行手段28は、この押込スイッチ8から入力信号がLOCKによるものであれば、当該メッセージファイルのロック処理Ph2aを実行し(ステップS7)、ステップS5に戻る。
【0100】
あるいは、この押込スイッチ8から入力信号がFOLDERによるものであれば、当該フォルダへの移動処理Ph2bを実行し(ステップS8)、ステップS5に戻る。
【0101】
さらに、この押込スイッチ8から入力信号がDELETEによるものであれば、当該メッセージファイルの削除処理Ph2cを実行し(ステップS9)、ステップS5に戻る。
【0102】
また、この押込スイッチ8から入力信号がDELETE ALLによるものであれば、当該フォルダ内の、ロックされているメッセージファイルを除くすべてのメッセージファイルの削除処理Ph2dを実行し(ステップS10)、ステップS5に戻る。
【0103】
一方、ステップS5において、入力スイッチ16からの入力信号が検出されると、フェーズ下処理実行手段28はコントロールを遷移指示入力検出手段26に移す。
【0104】
遷移指示入力検出手段26はここで、入力スイッチ16の押下104があったと判定し、フェーズ間遷移手段27に指令を送る。
【0105】
ついでフェーズ間遷移手段27は、遷移指示入力検出手段26の指令に基づいて、現在のメッセージ操作フェーズPh2での動作を中断させ、メッセージ表示フェーズPh1への移行を実行する(ステップS11)。
このようにして再度、メッセージ表示フェーズPh1下での作動が続行されることになる。
【0106】
上記のように、メッセージ表示フェーズPh1下で例えば長文のメッセージ文を使用者が読んでいる時に、途中でこのメッセージ文をロックする必要があると使用者が判断したときは、直ちに押込スイッチ8を押し込むだけで、メッセージ文途中であっても、直ちにメッセージ操作フェーズPh2に移行でき、このメッセージ文をロックすることができる。
【0107】
しかも、このロック作業が完了すると、エスケープキーである入力スイッチ16を押下することにより、直ちに元のメッセージ表示フェーズPh1へ復帰し、しかも元のメッセージ文が中断位置で再表示されるから、余分のスクロール操作などをすることなく、そのまま続きを読むことができる。
【0108】
このように、本実施の形態により、使用者の使い勝手が顕著に改善される。さらに、それのみならず、煩雑な操作が必要ないから、従来構成にあって起きるおそれがあった、例えばロックをかける目的で操作したにも拘わらず、煩雑な操作ゆえの誤操作で、貴重なメッセージ文が削除されてしまうといった事故を排除することができ、よって高い信頼性を得ることが可能になる。
【0109】
本発明の第二の実施形態に係る携帯無線情報端末装置は、前記の遷移指示入力検出手段26として、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズとし、他方のフェーズをメッセージ操作フェーズとし、いずれかのフェーズ下での作動中において、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出するよう動作するよう構成するものとする。
【0110】
さらに、前記のフェーズ間遷移手段27として、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズとし、他方のフェーズをメッセージ操作フェーズとし、遷移指示入力検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下での動作を中断させ、他のフェーズへの遷移を実行するよう動作するものとする。
【0111】
さらに、前記のフェーズ下処理実行手段28として、一方のフェーズをメッセージ表示フェーズとし、他方のフェーズをメッセージ操作フェーズとし、いずれか遷移したフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させるよう動作するものとする。
【0112】
また、その他の部分は、前記第一の実施形態に係る携帯無線情報端末装置におけると同様であり、説明は省略される。
【0113】
図10は、本発明の第三の実施形態に係る記録媒体の構成を示す説明図である。同図を参照して、本発明の第三の実施形態に係る記録媒体を以下に説明する。
【0114】
本実施形態の記録媒体40は、ワンチップ構成の半導体メモリであり、その内部に、少なくとも以下の三手段が、コンピュータが読み取り、且つコンピュータが実行可能なプログラム(手順)として記録されている。これら三手段は、チップ端子40aを介してアクセス可能に構成されている。
【0115】
記録されている第一の手段は、遷移指示入力検出手段26である。この手段は、コンピュータの中央演算処理装置によって読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装置によって実行されることで、複数種類のフェーズのうちの任意のフェーズ下での作動中において、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出するよう動作する。
【0116】
第二の手段は、フェーズ間遷移手段27である。この手段は、コンピュータの中央演算処理装置によって読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装置によって実行される際に、遷移指示入力検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行するよう動作する。
【0117】
第三の手段は、フェーズ下処理実行手段28である。この手段は、コンピュータの中央演算処理装置によって読み取られ、且つコンピュータの中央演算処理装置によって実行される際に、遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させるよう動作する。
【0118】
従ってこの記録媒体40を、中央演算処理装置と入力機器と画像表示器とメッセージの記録用メモリを備えた携帯無線情報端末装置に、中央演算処理装置の動作手順の格納されたメモリとして組み込み、格納された各手段を動作手順として中央演算処理装置により順次実行することによって、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出し、この検出結果に基づいて別フェーズへの遷移を実行し、ついで別フェーズ下での画面を少なくとも呼び出して表示させるという、これら各機能を備える携帯無線情報端末装置を具現することが可能になる。
【0119】
本実施形態の記録媒体40は、フラッシュメモリをはじめ、読出し専用のMOSメモリ、SRAM、EPROM、EEPROM、その他の凡ゆる不揮発性半導体記録媒体に対して適用可能である。
さらに、光記録式の媒体や、光磁気記録式の媒体、磁気記録式の媒体に対しても適用可能である。
【0120】
図11は、本発明の第四の実施形態に係るマイクロコンピュータ装置のブロック構成図である。同図を参照して、本発明の第四の実施形態に係るマイクロコンピュータ装置を以下に説明する。
【0121】
本実施形態に係るマイクロコンピュータ装置80は、ワンチップで構成され、内部バス86と、この内部バス86に夫々接続されているCPU81、ワーキングメモリ82、表示インタフェース83、出力インタフェース84、入力インタフェース85、メモリ部91が内蔵されている。
【0122】
前記ワンチップに設けられた外部端子としては、CPU81の割込入力に接続されたインタラプト入力端子87、表示インタフェース83と出力インタフェース84に接続された出力端子88、入力インタフェース85に接続された入力端子89、さらに、内部バス86に接続されている共通バス端子90が夫々配設されている。
【0123】
さらにメモリ部91には、いずれもCPU81によって実行可能なプログラムとして、システム制御手段95、入出力管理手段96、表示管理手段97、遷移指示入力検出手段26、フェーズ間遷移手段27、フェーズ下処理実行手段28などが記録されている。
【0124】
システム制御手段95は、このワンチップ内の各部分の動作の制御を行なうのみならず、このマイクロコンピュータ80が組み込まれるシステム全体あるいはシステム各部分の制御を司るもので、その手順は適用される各システムに適合するものが採用される。
【0125】
同様に入出力管理手段96は、このワンチップ内と外部とのデータや信号の授受の管理を行なうのみならず、このマイクロコンピュータ装置80が組み込まれるシステムあるいはシステム各部分と外界とのデータや信号の授受の管理を司るもので、その手順は適用される各システムに適合するものが採用される。
【0126】
一方、表示管理手段97は、このマイクロコンピュータ装置80に外部接続された画像表示器への表示を司るもので、メッセージ文の画面表示を管理する。
【0127】
遷移指示入力検出手段26は、CPU81によって読み取られ、且つ実行されることにより、複数種類のフェーズのうちの任意のフェーズ下での作動中に、入力機器から発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出するよう動作する。
【0128】
フェーズ間遷移手段27は、CPU81によって読み取られ、且つ実行される際に、遷移指示入力検出手段26の検出結果に基づいて、現在のフェーズ下での動作を中断させ、別のフェーズへの遷移を実行するよう動作する。
【0129】
フェーズ下処理実行手段28は、CPU81によって読み取られ、且つ実行される際に、遷移した別のフェーズ下で少なくとも画面を呼び出して表示させるよう動作する。
【0130】
このマイクロコンピュータ装置80を、通信機構部や受信メッセージの記録用メモリ、入力操作がなされる回転・押込入力機器などの入力機器、通報機器、メッセージ等の表示用の画像表示器、さらに電源回路などが備えられた携帯無線情報端末装置に組み込むことにより、この携帯無線情報端末装置に、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出し、この検出結果に基づいて別フェーズへの遷移を実行し、ついで別フェーズ下での画面を少なくとも呼び出して表示させるという機能を容易に付与することが可能になる。
【0131】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る携帯無線情報端末装置の画面表示方法は、夫々が異なる機能の複数種類のフェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置に適用され、メッセージファイルを表示するメッセージ表示フェーズ下で作動中に、回転操作部によってメッセージのスクロールが可能とされ、回転操作部と一体に構成された押し込みスイッチから指示入力が発生すれば、メッセージ表示フェーズ下における動作を中断して予め任意に定められたメッセージ操作フェーズに移行し、メッセージ表示フェーズ下で表示されたメッセージの表示の一部を残してメッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、メッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされるとメッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させるものである。
【0132】
したがって、回転操作部と一体に構成された押し込みスイッチから指示入力をすれば、現在実行中の動作を中断して直ちに定められたメッセージ操作フェーズに移行し、しかもメッセージ表示フェーズ下で表示されたメッセージの表示の一部を残して、このメッセージ操作フェーズ下の画面を直ちに呼び出して表示させ、メッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされるとメッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させる一連の動作が、簡単な入力操作のみによって容易に実行されるから、従来におけるようなスクロールを何度も繰り返し実行させるといった煩雑な操作を排除して、操作性を向上できるという効果がある。
【0135】
本発明の請求項2に係る携帯無線情報端末装置は、無線電波により着信したメッセージをメッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器と、回転操作部と押込スイッチと入力スイッチとを有する入力機器とを備え、且つメッセージファイルから取り出したメッセージを表示させるメッセージ表示フェーズと、メッセージファイルを操作するメッセージ操作フェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置であって、
メッセージ表示フェーズ下で作動中に、回転操作部によってメッセージのスクロールが可能とされ、回転操作部と一体に構成された押込スイッチから発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する遷移指示入力検出手段と、
遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、メッセージ表示フェーズ下での動作を中断させ、メッセージ操作フェーズへの遷移を実行するフェーズ間遷移手段と、
メッセージ表示フェーズで表示されたメッセージの表示の一部を残して該メッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、メッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされると、メッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させるフェーズ下処理実行手段と
を有する構成とする。
【0136】
したがって、具備する遷移指示入力検出手段と、フェーズ間遷移手段と、フェーズ下処理実行手段により、回転操作部と一体に構成された押込スイッチから発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出し、この検出結果に基づいてメッセージ操作フェーズへ遷移し、ついでメッセージ操作フェーズ下で、メッセージ表示フェーズで表示されたメッセージの表示の一部を残して、メッセージ操作フェーズ下での少なくとも画面を呼び出し表示させ、遷移したメッセージ操作フェーズ下で入力スイッチによる指示入力がなされると遷移前のメッセージ表示フェーズに移行し、メッセージを中断位置から表示させるという一連の動作が可能な携帯無線情報端末装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端末装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される携帯無線情報端末装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る携帯無線情報端末装置に適用される回転・押込入力機器の一例の構成図である。
【図4】入力機器から発生する割込処理過程の遷移図である。
【図5】図1および図2に示される携帯無線情報端末装置の外観構成を示す正面図である。
【図6】本発明の携帯無線情報端末装置に係るフェーズ遷移の説明図である。
【図7】メッセージ表示画面の例の模式図である。
【図8】メッセージ操作画面の例の模式図である。
【図9】本発明の第一の実施形態に係る携帯無線情報端末装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第三の実施形態に係る記録媒体の構成を示す説明図である。
【図11】本発明の第四の実施形態に係るマイクロコンピュータ装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1……携帯無線情報端末装置、2……アンテナ、3……受信部、4……復調部、5……CPU、6……システムメモリ、6’……ROM、7……メッセージ記憶メモリ、8……押込スイッチ、9……回転入力機器、10A……インタラプトインタフェース、10B……入力信号処理部、11……表示パネル駆動部、12……液晶表示パネル、13……通報信号出力部、14……スピーカ、16……入力スイッチ、20……データ伝達手段(データバス)、26……遷移指示入力検出手段、27……フェーズ間遷移手段、28……フェーズ下処理実行手段、39……回転・押込入力機器
Claims (2)
- 無線電波により着信したメッセージをメッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器と、回転操作部と押込スイッチと入力スイッチとを有する入力機器とを備え、且つ前記メッセージファイルから取り出したメッセージを表示させるメッセージ表示フェーズと、前記メッセージファイルを操作するメッセージ操作フェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置の画面表示方法であって、
前記メッセージ表示フェーズ下で作動中に、前記回転操作部によって前記メッセージのスクロールが可能とされ、前記回転操作部と一体に構成された前記押込スイッチから指示入力が発生すれば、前記メッセージ表示フェーズ下における動作を中断して前記メッセージ操作フェーズに移行し、
前記メッセージ表示フェーズで表示された前記メッセージの表示の一部を残して該メッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、
前記メッセージ操作フェーズ下で前記入力スイッチによる指示入力がなされると、前記メッセージ表示フェーズに移行し、前記メッセージを中断位置から表示させる構成とすることを特徴とする携帯無線情報端末装置の画面表示方法。 - 無線電波により着信したメッセージをメッセージファイルにして記憶し、少なくとも該メッセージファイルから取り出したメッセージを画面表示可能な画像表示器と、回転操作部と押込スイッチと入力スイッチとを有する入力機器とを備え、且つ前記メッセージファイルから取り出したメッセージを表示させるメッセージ表示フェーズと、前記メッセージファイルを操作するメッセージ操作フェーズ下で作動可能な携帯無線情報端末装置であって、
前記メッセージ表示フェーズ下で作動中に、前記回転操作部によって前記メッセージのスクロールが可能とされ、前記回転操作部と一体に構成された前記押込スイッチから発生した、フェーズ間の遷移を指示する入力信号を検出する遷移指示入力検出手段と、
前記遷移指示入力検出手段の検出結果に基づいて、前記メッセージ表示フェーズ下での動作を中断させ、前記メッセージ操作フェーズへの遷移を実行するフェーズ間遷移手段と、
前記メッセージ表示フェーズで表示された前記メッセージの表示の一部を残して該メッセージ操作フェーズ下の画面を呼び出して表示させ、前記メッセージ操作フェーズ下で前記入力スイッチによる指示入力がなされると、前記メッセージ表示フェーズに移行し、前記メッセージを中断位置から表示させるフェーズ下処理実行手段と
を有することを特徴とする携帯無線情報端末装置。
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