JP3070167U - 自動販売機の転倒防止用補助板 - Google Patents

自動販売機の転倒防止用補助板

Info

Publication number
JP3070167U
JP3070167U JP1999009994U JP999499U JP3070167U JP 3070167 U JP3070167 U JP 3070167U JP 1999009994 U JP1999009994 U JP 1999009994U JP 999499 U JP999499 U JP 999499U JP 3070167 U JP3070167 U JP 3070167U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
plate
auxiliary plate
metal plate
fall prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999009994U
Other languages
English (en)
Inventor
佑二 佐方
Original Assignee
興南カスタマーサービス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 興南カスタマーサービス株式会社 filed Critical 興南カスタマーサービス株式会社
Priority to JP1999009994U priority Critical patent/JP3070167U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070167U publication Critical patent/JP3070167U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は自動販売機の転倒防止用補助板
に関するものである。 【構 成】 概ね長方形状をした樹脂製基板(1−1)
と帯状のリブ(1−2b)を有した金属製板(1−2)
とを重ね合せて固定した転倒防止用補助板(1)。これ
には自動販売機(2)の脚部(2−1)を固定金具
(3)および固定ねじ(4)にて取付け固定させるため
のねじ穴(d)を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動販売機(2)が風や地震などの力によって転倒することをを 妨げるための補助板として利用される。本考案品の設置・使用方法を図6および 図7に示す。自動販売機(2)の脚部(2−1)の下に本考案の転倒防止用補助 板(1)を敷き、固定金具(3)と固定ねじ(4)にて締め付け固定される。
【0002】
【従来の技術】
従来は、主に図5の如く1枚の鉄板であった。また、鉄板は錆び防止などの理 由から塗装を施してある。
【0003】 尚、従来品については、日本工業規格JISB8562および日本自動販売機 工業会,日本自動販売協会,自販機器保安整備協会によって定められた自動販売 機の屋内据付基準の2.3項に定められている。これらでは転倒防止用鉄板とい う名称であるが、本文では、本考案品が鉄材を使用しないため、転倒防止用補助 板と呼ぶ。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の転倒防止用補助板(5)は厚みの厚い長方形の鉄板が主に使用されてい るが、1枚の重量は16kg前後と非常に重い。また、2枚一組で使用される転 倒防止用補助板を一人の作業者が2枚一緒に持ち運ぶことは困難であった。
【0005】 また、鉄板には塗装を施してあるが、外傷あるいは経年による塗装の劣化およ び剥離によって鉄素地が剥き出しになり錆びるという欠点があった。そして錆び た場合、ねじ固定部の強度が劣化したり外観が損なわれるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(イ)帯状のリブ(1−2b)を有した金属製板(1−2)とこれを嵌め込む樹 脂製基板(1−1)で構成する。金属製板(1−2)のリブ(1−2b)は平板 部(1−2a)と一体成形にて形成させるか、あるいは金属製の棒を平板部(1 −2a)に溶接して形成させる。この金属製板(1−2)の断面は凸凹形状であ り、従来の転倒防止用補助板は□形状である。同じ幅の凸凹形状の板と単純な□ 形状を比べると、両者が同じ断面積の場合は凸凹形状の板の方が厚く、厚み方向 の曲げ強度が強くなる。ここでは、金属製板(1−2)の厚み方向の曲げ強度を 従来の転倒防止用補助板と同等もしくは若干高めになるように設定し、断面積を 従来の転倒防止用補助板より小さくしている。すなわち断面積を小さくすること で転倒防止用補助板を従来品よりも軽くすることができる。 (ロ)金属製板(1−2)の底面は凸凹になっているため、そのままの形状では 床上においた場合、不安定である。また、金属製板の角が剥き出しており危険で ある。そこで、金属製板の凸凹の空間を埋め底面を平らにし金属製板の角が剥き 出しにならないようにするために樹脂製基板(1−1)を用いる。この樹脂製基 板の上部には金属製板を嵌め込む穴(a1)を設けており、この穴に金属製板を 嵌め込み固定させる。 (ハ)金属製板(1−2)の材料にステンレスを使用する。
【0007】
【作 用】
転倒防止用補助板(1)は、自動販売機(2)の下に敷き、その脚部(2−1 )に取り付け固定することにより、自動販売機(2)が地震などの力によって転 倒することを防げる作用がある。 (イ)本考案によって、転倒防止用補助板の重量を従来の転倒防止用補助板よ り軽くできる。 (ロ)樹脂製基板には色をもたせることができる。 (ハ)ステンレスを使用することで錆びに強い製品を提供できる。また錆び防 止のための塗装が不要である。
【0008】
【実施例】
図1から図4に示すように、概ね長方形状をした樹脂製基板(1−1)の上面 側にはその外形よりも一回り小さな長方形状の穴(a1)部を設けており、ここ にリブ(1−2b)を有した金属製板(1−2)を嵌め合せる。そして、それら 各々の4隅にはねじ通し穴(b1及びb2)を設けており、その穴に上面側から 4本の上下固定ねじ(c1)を差し込み底面側の2箇所に取付けたバックプレー ト(c2)のねじ穴(b3)に締め付け固定する。このバックプレートは樹脂製 基板(1−1)の底面より突出しないよう、樹脂製基板(1−1)の底面側に設 けた穴(a2)に嵌め込まれている。
【0009】 また、本考案品には日本自動販売機工業会,日本自動販売協会,自販機器保安 整備協会よって定められた自動販売機の屋内据付基準の2.3項に準じ、固定金 具(3)を固定ねじ(4)で取り付けるための穴(d)を設けている。
【0010】 図6に本考案品の自動販売機への使用設置例、図7に設置固定部の詳細断面図 を示す。設置・固定の方法としては、まず自動販売機(2)の脚部(2−1)の 下に本考案の転倒防止用補助板(1)を敷き、つぎに固定金具(3)を自動販売 機の脚部(2−1)に取付け、これを固定ねじ(4)にて本考案の転倒防止用補 助板(1)のねじ穴(d)に締め付け固定させる。
【0011】
【考案の効果】
従って、本考案には次のような効果がある。 (イ)転倒防止用補助板の重量が従来品より軽く運搬作業者への負担を軽減でき る。また、一人が二枚一組を一度に運ぶことも可能であり作業時間を短縮 できる。 (ロ)樹脂そのものに色をもたせることができるので綺麗であり、従来品のよう に色塗装する必要がない。 (ハ)金属材としてステンレスを用いることで錆びに強く、経年による強度劣化 が小さい転倒防止用補助板を提供できる。錆びに強いので、錆び防止の塗 装工程を省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の完成品斜視図
【図2】本考案の完成品断面図(断面A−A)
【図3】本考案の構成部品斜視図
【図4】本考案の構成部品断面図(断面A−A)
【図5】本考案の構成部品、金属製板(1−2)の裏面
の斜視図
【図6】従来品の斜視図
【図7】自動販売機の転倒防止用補助板としての使用例
の正面図および側面図
【図8】自動販売機の設置固定部分の詳細断面図
【符号の説明】
1は本考案の転倒防止用補助板 1−1は樹脂製基板 1−2は金属製板 1−2aは金属製板の平板部 1−2bは金属製板のリブ a1は金属製板嵌め込み穴 a2はバックプレート嵌め込み穴 b1,b2はねじ通し穴 b3はねじ穴 c1は上下固定ねじ c2はバックプレート dは固定金具取付け用ねじ穴 2は自動販売機 2−1は自動販売機の脚部 3は固定金具 4は固定ねじ 5は従来の転倒防止用補助板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概ね長方形状をした樹脂製基板(1−
    1)と帯状のリブ(1−2b)を有した金属製板(1−
    2)とを重ね合せて固定した転倒防止用補助板(1)。
JP1999009994U 1999-11-26 1999-11-26 自動販売機の転倒防止用補助板 Expired - Lifetime JP3070167U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999009994U JP3070167U (ja) 1999-11-26 1999-11-26 自動販売機の転倒防止用補助板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999009994U JP3070167U (ja) 1999-11-26 1999-11-26 自動販売機の転倒防止用補助板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070167U true JP3070167U (ja) 2000-07-18

Family

ID=43203578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999009994U Expired - Lifetime JP3070167U (ja) 1999-11-26 1999-11-26 自動販売機の転倒防止用補助板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070167U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3070167U (ja) 自動販売機の転倒防止用補助板
JP3805430B2 (ja) 配管用スライド金具
KR20150060069A (ko) 조립식 비계장치용 고정부재
JP3078542U (ja) 自動販売機の転倒防止用補助板
JPH0649726Y2 (ja) 壁パネルの取付構造
JPH0627705Y2 (ja) 壁パネルの取付構造
JPH0446025Y2 (ja)
JPS631532Y2 (ja)
JPH0311543Y2 (ja)
JPS644964Y2 (ja)
JPH0237808Y2 (ja)
JP4611707B2 (ja) 浴室ユニットの支持構造
JPH0640773Y2 (ja) 仮設足場装置
JPH0571605U (ja) ボイラ
JPH031695Y2 (ja)
JPH0752241Y2 (ja) バルコニ支持構造
JP3020002U (ja) 突出金物用足場
JPH0650572Y2 (ja) 吊りボルト支持金具の補助金具
JPS6341471Y2 (ja)
JPH0543127Y2 (ja)
JPH0732787Y2 (ja) フエンス用止め金具
JPH023643Y2 (ja)
JPH07127163A (ja) 複合耐火パネルの取付方法
JPH0719290A (ja) 安全ロープの取付金具
JPS6143916Y2 (ja)