JPH0237808Y2 - - Google Patents

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JPH0237808Y2
JPH0237808Y2 JP1985094750U JP9475085U JPH0237808Y2 JP H0237808 Y2 JPH0237808 Y2 JP H0237808Y2 JP 1985094750 U JP1985094750 U JP 1985094750U JP 9475085 U JP9475085 U JP 9475085U JP H0237808 Y2 JPH0237808 Y2 JP H0237808Y2
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guide rail
positioning frame
bracket
plate
freely
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JP1985094750U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、特に各種建築物の厨房用として食
料品の運搬、あるいは集会場、デパート、病院、
倉庫などで小荷物や商品の運搬に使用するダムウ
エータのガイドレール取付け装置に関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
従来より、この種ガイドレールの取付け装置と
しては、例えば、ガイドレールが横断面略T字形
の場合には実公昭25−11005号公報や実開昭54−
54080号公報にみられるように、ガイドレールの
両側縁に各々横断面略倒L字形状の取付け金具を
当てがい、ボルト・ナツトでもつて取付け金具と
ブラケツトを締結することによりガイドレールの
両側縁を各々挟持して取付けるものが提案されて
いる。かかる従来の取付け装置は、ガイドレール
が横断面略T字形の場合には極めて好適に取付け
ることができる反面、ガイドレールが横断面L字
形状の場合にはその一側縁にのみしか取付け金具
を当てがつて挟持せしめることができず、ひいて
は、その取付けは極めて不確実であつて、到底L
字形状のガイドレールの取付けには適用すること
ができないものであつた。
かかる従来の問題点を解決するものとして、実
公昭43−21534号公報にみられるように、ブラケ
ツトに固定されたボルトの頭部側面にL字形ガイ
ドレールの角部を掛止すると共に、同他端一側縁
に横断面倒L字形の取付け金具を当てがい、ボル
ト・ナツトでもつて取付け金具とブラケツトを締
結して挟持することにより取付けるものが提案さ
れている。
しかしながら、かかる取付け装置は、固定ボル
ト・ナツト、及び締結用ボルト・ナツトと2個の
ボルト・ナツトを使用するものであるから、必然
的にブラケツトには常に2個のボルト挿通孔を形
成しなければならないものであつて、その形成、
並びに位置決め作業が極めて面倒であるのみなら
ず、ブラケツト自体の強度を低下せしめるものと
なつていた。さらに、ガイドレールの角部は単に
固定ボルトの頭部側面に掛止せしめるものである
から、その掛止面積は極めて小さく、ひいてはガ
イドレールの掛止保持が極めて不充分となりやす
く、しかも、固定ボルトに若干の緩みを生じた場
合においても簡単に掛止が外れるおそれがあつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来の問題点を一挙に解決しよう
とするもので、ブラケツト10に取付け自在とさ
れた断面略コ字形状の位置決め枠2と、該位置決
め枠2に遊嵌自在とされた当板4と、該当板4・
位置決め枠2・ブラケツト10を一体に締結する
締結部材8,9とよりなり、上記位置決め枠2は
L字形ガイドレール13をその一側に掛止状態に
遊嵌せしめるべく広幅状に形成されると共に、当
板4の一端には位置決め枠2の一側内縁に掛止自
在な長脚6、同他端にガイドレール13の一側面
に当接自在な短脚5が各々突設された構成よりな
る。
〔作用〕
この考案に係る取付け装置は、位置決め枠2を
所定のブラツケツト10に当接せしめたのち、L
字形ガイドレール13を遊嵌せしめてその角部を
位置決め枠2の一側内面に掛止保持せしめること
により位置決めを確実に行い、しかるのち、当板
4を当てがつてその短脚5をガイドレール13の
上面に当接し、また、長脚6を位置決め枠2の他
側内面に掛止せしめ、締結部材8,9でもつて当
板4・位置決め枠2・ブラケツト10を一体に締
結することによりガイドレール13を掛止しつつ
挟持して取付ける。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す一実施例につい
て説明する。
第1図はこの考案に係る取付け装置1を示すも
ので、同図中、2は所要の幅を備えた断面コ字形
状の金属板製位置決め枠、3は該位置決め枠2の
ほぼ中央に形成された丸孔、4は同位置決め枠2
内に遊嵌自在とされた段違い状の短脚5と長脚6
とを有する金属製当板、7は該当板4のほぼ中央
に形成された角孔、8は該角孔7と丸孔3に挿通
自在とされた頭付きボルト、9は該ボルト8にね
じ込み自在とされたナツトである。10は建築物
内に配設されたダムウエータ用昇降路11に沿つ
て所定間隔毎に固定されたブラケツト、12は該
各ブラケツト10の所要個所に形成せられた溝孔
状の取付け孔、13は上記昇降路11にブラケツ
ト10を介して垂設されたL型鋼製ガイドレール
である。その他、14はガイドシユー15を介し
て上記ガイドレール13に沿つて昇降路11を昇
降自在とされたダムウエータで、該ダムウエータ
14は昇降路11の上端に設置された巻上機16
からケージ17とバランス・ウエイト18とをワ
イヤーロープ19で吊下げてつべ式にケージ17
を昇降せしめるものとされている。
この考案に係る取付け装置1を用いてブラケツ
ト10にガイドレール13を取付けるさいには、
先づ、取付け孔12に丸孔3が合致するように位
置決め枠2を横向きにブラケツト10内面に当接
せしめ、位置決め枠2の一側内面に沿つてガイド
レール13の角部を掛止して取付けの位置決めを
行う。しかるのち、短脚5をガイドレール13上
面に、また、長脚6を位置決め枠2の他側内面に
掛止するように当板4をあてがつたのち、当板4
側よりボルト8を角孔7、丸孔3及び取付け孔1
2と順次挿通せしめ、該ボルト8の先端に軽くナ
ツト9をねじ込んで仮止めする。そして、ガイド
レール13の芯出し作業を行つたのち、ナツト9
を強くねじ込み、ガイドレール13をしつかりと
ブラケツト10に取付ける(第3図参照)。この
さい、ガイドレール13の角部は位置決め枠2の
一側内面に掛止し、また、同ガイドレール13一
側縁は当板4の短脚5で押圧されているため、そ
の取付けは確実である。
なお、上記実施例はダムウエータ用ガイドレー
ル13への適用例を示したが、これに限定される
ものでなく、他の昇降機用ガイドレールなどの取
付け装置としても使用することができるものであ
る。また、位置決め枠2には丸孔3が、また、当
板4には角孔7が各々形成されているが、この形
状に限定されるものでなく、ボルト8が挿通自在
な孔であればどのような形状の孔でもよいこと勿
論である。さらに、ボルト8、ナツト9の代りに
ベツトなど他の締結部材を使用してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、ブラケツト1
0に取付け自在とされた断面略コ字形状の位置決
め枠2と、該位置決め枠2に遊嵌自在とされた当
板4と、該当板4・位置決め枠2・ブラケツト1
0を一体に締結する締結部材8,9とよりなり、
上記位置決め枠2はL字形ガイドレール13をそ
の一側に掛止状態に遊嵌せしめるべく広幅状に形
成されると共に、当板4の一端には位置決め枠2
の一側内縁に掛止自在な長脚6、同他端にガイド
レール13の一側面に当接自在な短脚5が各々突
設されているから、位置決め枠2と所定のブラツ
ケツト10に当接せしめたのち、L字形ガイドレ
ール13を遊嵌せしめてその角部を位置決め枠2
の一側内面に掛止保持せしめることにより位置決
めを確実に行い、しかるのち、当板4を当てがつ
てその短脚5をガイドレール13の上面に当接
し、また、長脚6を位置決め枠3の他側内面に掛
止せしめ、締結部材8,9でもつて当板4・位置
決め枠2・ブラケツト10を一体に締結すること
によりガイドレール13を掛止しつつ挾持すると
いう、極めて簡単な操作でもつて、ガイドレール
13の取付けを迅速、かつ確実に、しかも容易に
行うことができるのみならず、その取付けは極め
て強固であつて、長期の使用に充分耐えることが
できる。しかも、ガイドレール13は位置決め枠
2の一側内面に掛止せしめることにより簡単に位
置決めを行うことができるのみならず、取付けた
さいにおける位置決め枠2一側内面との掛止面積
が大であり、その掛止は確実である。さらに、か
かる取付け装置は1個の締結部材8,9でよいか
ら、必然的にブラケツト10に1個の取付け孔1
2を形成すればよく、その形成作業を簡単に行う
ことができるのみならず、ブラケツト10自体の
強度を低下せしめるおそれはないものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図はダムウエータ14の据
付けを示す概略図、第3図は取付け状態を示す水
平拡大断面図である。 1…取付け装置、2…位置決め枠、4…当板、
5…短脚、6…長脚、8…ボルト、9…ナツト、
10…ブラケツト、13…ガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケツト10に取付け自在とされた断面略コ
    字形状の位置決め枠2と、該位置決め枠2に遊嵌
    自在とされた当板4と、該当板4・位置決め枠
    2・ブラケツト10を一体に締結する締結部材
    8・9とよりなり、上記位置決め枠2はL字形ガ
    イドレール13をその一側に掛止状態に遊嵌せし
    めるべく広幅状に形成されると共に、当板4の一
    端には位置決め枠2の一側内縁に掛止自在な長脚
    6、同他端にガイドレール13の一側面に当接自
    在な短脚5が各々突設されてなるガイドレールの
    取付け装置。
JP1985094750U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH0237808Y2 (ja)

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JP1985094750U JPH0237808Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JP1985094750U JPH0237808Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JPS622580U JPS622580U (ja) 1987-01-09
JPH0237808Y2 true JPH0237808Y2 (ja) 1990-10-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507419A (ja) * 2000-08-30 2004-03-11 オーチス エレベータ カンパニー エレベータガイドレール取付アセンブリ

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JPS4321534Y1 (ja) * 1964-07-28 1968-09-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541743Y2 (ja) * 1977-09-24 1980-09-30

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JP2004507419A (ja) * 2000-08-30 2004-03-11 オーチス エレベータ カンパニー エレベータガイドレール取付アセンブリ

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JPS622580U (ja) 1987-01-09

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