JP3069881B2 - コーナー用金型 - Google Patents

コーナー用金型

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JP3069881B2
JP3069881B2 JP5248760A JP24876093A JP3069881B2 JP 3069881 B2 JP3069881 B2 JP 3069881B2 JP 5248760 A JP5248760 A JP 5248760A JP 24876093 A JP24876093 A JP 24876093A JP 3069881 B2 JP3069881 B2 JP 3069881B2
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JP
Japan
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core
auxiliary
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corner
cavity
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JP5248760A
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JPH0776022A (ja
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幸雄 多谷本
徹 安保
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ウエザースト
リップ等の製造に用いられるもので、コーナー部の両端
に各々中空状押出成形部を接合すると同時にL字状コー
ナー部を型成形するコーナー用金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図6を参考にして説明する。図
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、左右両端に各々中空状押出成形部を接合すると同時
にL字状コーナー部を型成形するに当たって使用するコ
ーナー用金型として、中空状押出成形部1a,1bに中
芯を抜出すためのスリットを設けない場合には、中芯の
抜き出しを容易にするため、二分割した中芯が使用され
ている。即ち20は上から見て、長方形の下型であっ
て、左右二本の中空状押出成形部1a,1bの端部を、
それぞれ延長線が交差するようにセットする押出成形部
用空洞下半部分2a,2bを形成すると共に、その両空
洞下半部分2a,2bとの間に、L字状コーナー部用空
洞下半部分21を形成してある。
【0003】30は補助中芯部であって、一部を一方の
中空状押出成形部1aの端部に挿入すると共に押出成形
部用空洞下半部分2aに配置する短柱状のコーナー部成
形用補助中芯31の他端部分に補助薄板部分32を突設
すると共に、その補助薄板部分32の基端に取手33を
取付けてある。
【0004】40は前記補助中芯部30と組合わせる主
中芯部であって、基端を前記下型20に水平蝶番軸50
を介して起伏可能に軸着した中型用薄板部分41の先端
に、一端は他方の中空状押出成形部1bの端部に挿入
し、残りを前記コーナー部用空洞下半部分2b内に配置
し、且つ他端を前記補助中芯31背面と当接させると共
に前記補助中芯31相当部分が欠落し、而も一辺が短い
L字状の主中芯42を結合してある。
【0005】さらに、上記下型20,補助中芯部30,
主中芯部40に、押出成形部用空洞上半部分6a,6b
及びL字状コーナー部用空洞上半部分61を有し且つ上
から見て長方形の上型60を重ねる。
【0006】しかしながら、上記金型によって、左右両
端に各々中空状押出成形部を接合すると同時にL字状コ
ーナー部を型成形した後に、製品を金型と離型する際、
上型60を取外した後に主中芯部40と共に補助中芯部
30を上に変位して、製品10を下型20の空洞部1
1,1a,1bから抜き出し、補助中芯部30を製品と
共に図2の矢印Aの方向に押し、図3に示す如く主中芯
部40から製品を切り離したのち、補助中芯部30を図
3においてB方向に変位して図4に示す如く製品10か
ら抜出すようにしており、その間、補助中芯部30は取
手33を手で持って操作する必要があり、作業性が悪い
と言う問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のコーナー用金型は、製品を離型する
際、補助中芯部30は取手33を手で持って操作する必
要があり、作業性が悪いことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図5乃至図13を参考に
して説明する。本発明は、左右両端にそれぞれ中空状押
出成形部1a,1bを接合すると同時にL字状コーナー
部11を型成形するに当たって使用する金型であって、
前記押出成形部1a,1bの端部をセットする押出成形
部用空洞下半部分2a,2bの間にL字状コーナー部用
空洞下半部分21を設けた下型20、一端を一方の中空
状押出成形部1aの端部に挿入すると共に押出成形部用
空洞下半部分2a内に配置する短柱状のコーナー部成形
用補助中芯31の他端部分に補助薄板部分32を突設し
た補助中芯部30、及び下型20に水平蝶番軸50を介
して起伏可能に軸着した中型用薄板部分41の自由端
に、他方の中空状押出成形部1bの端部に挿入すると共
に残部を前記コーナー部用空洞下半部分2b内に配置
し、且つ前記補助中芯31相当部分が欠落した主中芯4
2を結合した主中芯部40を備えてなる金型において、
前記補助中芯部30を、主中芯42を挿入する中空状押
出成形部1bの長手方向に移動可能に、中型用薄板部分
41に取付けてなるものである。
【0009】
【実施例】実施例について説明すると、左右両端にそれ
ぞれ中空状押出成形部1a,1bを接合すると同時にL
字状コーナー部11を型成形するに当たって使用する本
発明の金型は、次のように構成される。20は上から見
て、長方形の下型であって、左右二本の中空状押出成形
部1a,1bの端部を、それぞれ延長線が交差するよう
にセットする押出成形部用空洞下半部分2a,2bを形
成すると共に、その両空洞下半部分2a,2bの間に、
上から見て、L字状コーナー部11を成形するL字状コ
ーナー部用空洞下半部分21を形成してある。30は補
助中芯部であって、一端を一方の中空状押出成形部1a
の端部に挿入すると共に押出成形部用空洞下半部分2a
内に配置する短柱状のコーナー部成形用補助中芯31の
他端部分に補助薄板部分32を突設してある。40は前
記補助中芯部30と組合わせる主中芯部であって、基端
を下型20に水平蝶番軸50を介して起伏可能に結合し
た中型用薄板部分41の先端に、一端は他方の中空状押
出成形部1bの端部に挿入し、残りを前記コーナー部用
空洞下半部分21に配置し、且つ他端を前記補助中芯3
1背面と当接させる如く形成すると共に前記補助中芯3
1相当部分が欠落した、一辺が短いL字状の主中芯42
を結合してある。
【0010】なお、本発明においては、特に、前記補助
中芯部30は、その補助中芯31の一端を挿入しない中
空状押出成形部1bの長手方向に移動可能に、補助薄板
部分32をボルト35,35を介して中型用薄板部分4
1に取付けてある。これについてさらに詳細に説明する
と、補助薄板部分32の中型用薄板部分41の側にはボ
ルト35,35のネジ棒38部分は通すが頭39部分を
通さない幅の溝36が、溝36の外側には頭39を通す
溝37を設けてある。
【0011】また、上記下型20,補助中芯部30,主
中芯部40に、押出成形部用空洞上半部分6a,6b及
びL字状コーナー部用空洞上半部分61を形成し且つ上
から見て長方形の上型60を重ねる。
【0012】作用について説明すると、前記補助中芯部
30を、主中芯42の長手方向(図8の矢印Cの方向)
にのみ移動可能に、中型用薄板部分41に取付けてある
ため、両端にそれぞれ中空状押出成形部1a,1bを接
合すると同時に、L字状コーナー部11を型成形後に製
品を金型と離型する際、上型60を取外した後、主中芯
部40と共に補助中芯部30を上に変位して、製品10
を下型20の空洞部11,1a,1bから抜き出し、図
8から図9に示す如く製品10を図8の矢印Cの方向に
引き、図9に示す如く製品10から主中芯部40を抜き
出し、切り離したうえ、図9に矢印Dで示す如く製品を
変位させてコーナー部成形用補助中芯31から抜出すよ
うにしており、その間、補助中芯部30はボルト35,
35によって中型用薄板部分41に保持されているため
手で支える必要がなく、作業性が著しく向上すると共
に、金型の耐久性も向上する。
【0013】また、本発明は、中空状押出成形部1a,
1bにスリットの入らないマルチ製品等に対しても、両
押出成形部1a,1bを手で持って作業することが出来
るため、極めて有用である。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
左右両端にそれぞれ中空状押出成形部1a,1bを接合
すると同時にL字状コーナー部11を型成形した後、製
品を金型と離型する際、その間、補助中芯部30を手で
支える必要がなく作業性が著しく向上すると共に、金型
の耐久性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の平面図である。
【図2】図1の要部概略図である。
【図3】図2の状態から製品を取出す途中状態図であ
る。
【図4】図3の状態から製品の取出しを終了した状態図
である。
【図5】図1のP−P及び図7のS−S断面図である。
【図6】図1のQ−Q及び図7のT−T断面図である。
【図7】本発明の平面図である。
【図8】図7の要部概略図である。
【図9】図8の状態から製品を取出す途中状態図であ
る。
【図10】図9の状態から製品の取出しを終了した状態
図である。
【図11】本発明の側面図である。
【図12】図7のH−H断面図である。
【図13】図7のK−K断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 中空状押出成形部 2a,2b 押出成形部用空洞下半部分 6a,6b 押出成形部用空洞上半部分 10 製品 11 L字状コーナー部 13 スリット 20 下型 21 L字状コーナー部用空洞下半部分 30 補助中芯部 31 コーナー部成形用補助中芯 32 補助薄板部分 33 取手 35 ボルト 36,37 溝 38 ネジ棒 39 頭 40 主中芯部 41 中型用薄板部分 42 主中芯 50 水平蝶番軸 60 上型 61 コーナー部用空洞上半部分 A 従来技術において主中芯部から製品と共に補助中芯
部を取出す方向 B 従来技術において製品から補助中芯部を取出す方向 C 本発明において主中芯部から製品と共に補助中芯部
を取出す方向 D 本発明において補助中芯部から製品を取出す方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/12 - 33/32 B29C 33/42 - 33/48 B29C 39/26 - 39/36 B29C 45/26 - 45/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両端にそれぞれ中空状押出成形部
    (1a,1b)を接合すると同時にL字状コーナー部
    (11)を型成形するに当たって使用する金型であっ
    て、前記押出成形部(1a,1b)の端部をセットする
    押出成形部用空洞下半部分(2a,2b)の間にL字状
    コーナー部用空洞下半部分(21)を設けた下型(2
    0)、一端を一方の中空状押出成形部(1a)の端部に
    挿入すると共に押出成形部用空洞下半部分(2a)内に
    配置する短柱状のコーナー部成形用補助中芯(31)の
    他端部分に補助薄板部分(32)を突設した補助中芯部
    (30)、及び下型(20)に水平蝶番軸(50)を介
    して起伏可能に軸着した中型用薄板部分(41)の自由
    端に、他方の中空状押出成形部(1b)の端部に挿入す
    ると共に残部を前記コーナー部用空洞下半部分(2b)
    内に配置し、且つ前記補助中芯(31)相当部分が欠落
    した主中芯(42)を結合した主中芯部(40)を備え
    てなるコーナー用金型において、前記補助中芯部(3
    0)を、主中芯(42)を挿入する中空状押出成形部
    (1b)の長手方向に移動可能に、中型用薄板部分(4
    1)に取付けてなるコーナー用金型。
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CN102825744B (zh) * 2012-09-19 2014-06-18 秦皇岛哥特尼橡塑模具有限公司 接角模中插板翻转机构
DE102013102957A1 (de) * 2013-03-22 2014-10-09 Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. Formwerkzeug

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