JP3068508B2 - 画面解像度制御方式 - Google Patents
画面解像度制御方式Info
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Description
作するためのインターフェースとなるグラフィカルユー
ザインターフェース(以下GUIと記す)上のウィンド
ウおよび画面の制御を行うための画面解像度制御方式に
関する。
混在して表示することができる。いま、画面の解像度が
x方向640ドット・y方向480ライン(以降、64
0x480などと表現する)の中解像度に適したウィン
ドウWAと、画面の解像度が1024x768の高解像
度に適したウィンドウWBが同じひとつの画面に表示さ
れている。
中解像度に適したウィンドウWAは中解像度で画面を表
示しているときに比べ、図8(a)のように画面上に小
さく表示されるという問題を有する。逆に中解像度で画
面が表示されているとき、高解像度に適したウィンドウ
WBは高解像度で表示しているときに比べ、図8(b)
に示すように画面上に表示できる面積が少なくなるとい
う問題を有する。
示を行う場合、解像度を変更することで解決できるが、
そのためには画面の解像度を変更するためのプログラム
を用意し、画面の解像度の変更が必要になるたびにこの
解像度変更プログラムを実行しなければならないため、
ウィンドウに適した解像度の変更が動的にできず、GU
I機能が低下するといった問題があった。
報;特開平8−69368に記載された技術がある。こ
の公報技術によれば、ウィンドウと解像度毎の表示ソフ
トウェアを関係づける解像度情報管理テーブルをメモリ
上に備え、描画手順を制御するグラフィックコントロー
ラ用メモリに上記解像度情報を解釈するプログラムを追
加格納し、これによりグラフィックコントローラを制御
して、各ウィンドウの解像度に対応する表示ソフトウェ
アにより画像を拡大・縮小して表示することにより上記
問題を解決している。
面解像度制御方式では、従来の技術の問題点を、ウィン
ドウを拡大または縮小して表示をすることで解決してい
るが、ソフトウェアにより拡大や縮小して表示を行うと
情報が欠落したり形状に歪みが生じるため、正しく表示
されないという欠点があった。
毎の表示ソフトウェアが必要となるため、解像度の種類
が増加するのに従いそれぞれの表示ソフトウェアを作成
しなければならず、開発工数や保守工数がかかるという
欠点もあった。
の異なるウィンドウが混在する場合に、前面となるウィ
ンドウがそのウィンドウに適した解像度で表示でき、解
像度の変更がウィンドウ切替に応じて動的に行える方法
を提供することにある。
度制御方式は、ウィンドウの表示に最適となる解像度を
該ウィンドウ自身のウインドウデータの一部であるウィ
ンドウ属性に持たせ、該ウインドウが画面の前面に表示
された時、該画面の解像度を前記前面に表示されたウイ
ンドウの前記解像度と同じにすることを特徴とする。
は、前記第1の発明における前記ウィンドウ属性に解像
度変更制御フラグを持たせ、該解像度変更制御フラグが
予め定められた値の場合のみ前記ウインドウが画面の前
面に表示された時該画面の解像度を前記前面に表示され
たウインドウの解像度と同じにすることを特徴とする。
は、第1の発明において、解像度編集領域を前記ウイン
ドウの予め決められた領域に持たせ、前記解像度編集領
域に表示された解像度が更新されると該更新された該解
像度を前記ウインドウ属性の解像度に設定することを特
徴とする。
は、ウィンドウの表示に最適となる解像度を該ウィンド
ウ自身のウインドウデータの一部であるウィンドウ属性
に具備し、グラフィックコントローラと、該グラフィッ
クコントローラを制御する表示制御部と、ウィンドウ切
替を検出し該切替により画面上で前面となったウィンド
ウの前記ウィンドウ属性を参照して解像度を読み出し読
み出した該解像度が現在の画面の解像度と一致するか検
査し不一致であるときは前記表示制御部を介して前記読
み出した解像度に前記グラフィックコントローラを設定
して画面の再描画を行い前記検査で前記解像度が一致し
た場合は前記表示制御部を介して前記グラフィックコン
トローラの該解像度を変更せずに画面の再描画を行うウ
ィンドウ制御部とを備えたことを特徴とする。
は、ウィンドウの表示に最適となる解像度と解像度の変
更の要否を示す解像度変更制御フラグを該ウィンドウ自
身のウインドウデータの一部であるウィンドウ属性に具
備し、グラフィックコントローラと、該グラフィックコ
ントローラを制御する表示制御部と、ウィンドウ切替を
検出し該切替により画面上で前面となったウィンドウの
ウィンドウ属性から前記解像度変更制御フラグの状態を
読み出し該フラグが無効の状態であった場合は前記表示
制御部を介して画面の再描画を行い該フラグが有効であ
ったときには該切替により画面上で前面となったウィン
ドウの前記ウィンドウ属性を参照して解像度を読み出し
読み出した該解像度が現在の画面の解像度と一致するか
検査し不一致であるときは前記表示制御部を介して前記
読み出した解像度にグラフィックコントローラを設定し
て画面の再描画を行い前記検査で前記解像度が一致した
場合は前記グラフィックコントローラの該解像度を変更
せずに画面の再描画を行うウィンドウ制御部を備えたこ
とを特徴とする。
前面となったウィンドウに適したを解像度をウィンドウ
属性における解像度属性テーブルから読み出し、グラフ
ィックコントローラにこの解像度に合わせて表示を行わ
せる。このため、ウィンドウを拡大・縮小することを必
要しないため、情報の欠落や表示がゆがむことがなく、
さらに動的に解像度が変更できる効果がある。また、前
面となったウィンドウに適したを解像度は解像度属性テ
ーブルを用意すれば得られるため、メモリを消費しない
という利点もある。
て図面を参照して詳細に説明する。
ブロック図、図2は、図1におけるウインドウ制御部の
動作フローチャート、図3は解像度テーブルの一例を示
す図である。
であるウィンドウ1の表示条件(ウインドウの大きさや
色など)を規定するウィンドウデータ部2にウィンドウ
属性3を持つ。ウィンドウ属性3には、ウィンドウ1を
表示するのに適した解像度が格納された解像度テーブル
を有する。
制御部4はウィンドウ切替を検出し、前面となったウィ
ンドウのウィンドウ属性3における解像度テーブルから
解像度を読み出し、読み出した解像度へ画面を変更する
指示を表示制御部5に通知する。
フィックコントローラ6の設定を変更し、グラフィック
コントローラ6は変更された解像度でCRT7に表示を
行う。
4の動作について、図2を参照して詳細に説明する。
ステップS2でウィンドウ制御部4が前面となったウィ
ンドウのウィンドウ属性3における解像性テーブル(図
3)を参照して解像度を読み出し、ステップS3で読み
出した解像度が現在の解像度と一致するか検査する。い
ま、読み出した解像度が現在のものと不一致であるとき
は、ステップS4で表示制御部5に解像度の変更を指示
する。ステップS6で、表示制御部5は指示された解像
度にグラフィックコントローラ6を設定し、画面の解像
度が変更され、ステップS5で画面の再描画を行う。ス
テップS3で解像度が一致した場合は、グラフィックコ
ントローラの設定を変更せずにステップS5で画面の再
描画を行う。
ィンドウに適した解像度に変更されるため、前面となっ
たウィンドウは解像度テーブルで定義された解像度で表
示される。
図面を参照して詳細に説明する。
度テーブルに加えて解像度変更の有効/無効を示す解像
度変更制御フラグを有する(図6を参照)。本実施の形
態では、このフラグの状態によってウィンドウ毎に解像
度の変更をするかしないかを制御できる。
制御部24はウィンドウ切替を検出し、前面となったウ
ィンドウのウィンドウ属性23の解像度変更制御フラグ
28の状態を読み出し、解像度変更が有効なときのみ、
ウィンドウ属性23における解像度テーブルから解像度
を読み出し、読み出した解像度へ画面を変更する指示を
表示制御部25に通知する。
ラフィックコントローラ26の設定を変更し、グラフィ
ックコントローラ26は変更された解像度でCRT27
に表示を行う。
ドウ制御部の動作について、図5を参照して詳細に説明
する。
し、ステップS22でウィンドウ制御部が前面となった
ウィンドウのウィンドウ属性から解像度変更制御フラグ
の状態を読み出す。ここで、フラグが無効の状態であっ
た場合は、ステップS26で画面の再描画を行う。
S23でウィンドウ制御部が前面となったウィンドウの
ウィンドウ属性から解像度を読み出し、ステップS24
で読み出した解像度が現在の解像度と一致するか検査す
る。
一致であるときは、ステップS25で表示制御部に解像
度の変更を指示する。ステップS27で、表示制御部は
指示された解像度にグラフィックコントローラを設定
し、画面の解像度が変更され、ステップS26で画面の
再描画を行う。
は、グラフィックコントローラの設定を変更せずにステ
ップS26で画面の再描画を行う。
ィンドウに適した解像度に変更をするかしないかを制御
できる。
て図面を参照して詳細に説明する。
形態ではウィンドウ属性の解像度の設定値は、各ウィン
ドウの解像度編集領域31で編集できるようになってお
り、オペレータはこれを視認することにより、望む解像
度に設定値を変更できる。
0で設定されており、オペレータがウィンドウの表示解
像度を800x600に変更したいとき、解像度編集領
域31でオペレータが640x480から800x60
0に設定値を編集することにより、その設定値がウィン
ドウ属性の解像度テーブルに格納され、オペレータの望
む解像度に設定できる。
制御部は、第一又は第二の実施の形態におけるそれと同
じ動作を行うものとする。
ウ毎にそのウィンドウに適した解像度を属性として持た
せ、ウィンドウが切り替わったときにその属性に応じ
て、画面の解像度を動的に変更するようにしたことによ
り、ウィンドウを拡大・縮小する必要がないため、表示
されたウィンドウの情報が欠落したりゆがみが生ずるこ
とがなくなる効果がある。
ウィンドウの解像度テーブルで定義された解像度で表示
するため、画面の解像度の種類の増加や変更に対しては
ウィンドウ毎の解像度属性テーブルで対処すれば良く、
従来技術(公報技術)のような表示ソフトウェアの追加
や変更を行う必要がなくなるため、設計や保守工数が大
幅に削減される効果もある。
る。
処理を示すフローチャートである。
像度属性テーブルの一例を示す図である。
る。
処理を示すフローチャートである。
像度属性テーブル及び解像度変更制御フラグの一例を示
す図である。
例を示す図である。
ウインドウの表示の違いを示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ウィンドウの表示に最適となる解像度と
解像度変更制御フラグとを該ウィンドウ自身のウインド
ウデータの一部であるウィンドウ属性に持たせ、該解像
度変更制御フラグが予め定められた値の場合のみ、該ウ
インドウが画面の前面に表示された時、該画面の解像度
を前記前面に表示されたウインドウの前記解像度と同じ
にすることを特徴とする画面解像度制御方式。 - 【請求項2】 ウィンドウの表示に最適となる解像度を
該ウィンドウ自身のウインドウデータの一部であるウィ
ンドウ属性に具備し、グラフィックコントローラと、該
グラフィックコントローラを制御する表示制御部と、ウ
ィンドウ切替を検出し該切替により画面上で前面となっ
たウィンドウの前記ウィンドウ属性を参照して解像度を
読み出し読み出した該解像度が現在の画面の解像度と一
致するか検査し不一致であるときは前記表示制御部を介
して前記読み出した解像度に前記グラフィックコントロ
ーラを設定して画面の再描画を行い前記検査で前記解像
度が一致した場合は前記表示制御部を介して前記グラフ
ィックコントローラの該解像度を変更せずに画面の再描
画を行うウィンドウ制御部とを備えたことを特徴とする
画面解像度制御方式。 - 【請求項3】 ウィンドウの表示に最適となる解像度と
解像度の変更の要否を示す解像度変更制御フラグを該ウ
ィンドウ自身のウインドウデータの一部であるウィンド
ウ属性に具備し、グラフィックコントローラと、該グラ
フィックコントローラを制御する表示制御部と、ウィン
ドウ切替を検出し該切替により画面上で前面となったウ
ィンドウのウィンドウ属性から前記解像度変更制御フラ
グの状態を読み出し該フラグが無効の状態であった場合
は前記表示制御部を介して画面の再描画を行い該フラグ
が有効であったときには該切替により画面上で前面とな
ったウィンドウの前記ウィンドウ属性を参照して解像度
を読み出し読み出した該解像度が現在の画面の解像度と
一致するか検査し不一致であるときは前記表示制御部を
介して前記読み出した解像度にグラフィックコントロー
ラを設定して画面の再描画を行い前記検査で前記解像度
が一致した場合は前記グラフィックコントローラの該解
像度を変更せずに画面の再描画を行うウィンドウ制御部
を備えたことを特徴とする画面解像度制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857597A JP3068508B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 画面解像度制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857597A JP3068508B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 画面解像度制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117273A JPH117273A (ja) | 1999-01-12 |
JP3068508B2 true JP3068508B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=15674692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15857597A Expired - Fee Related JP3068508B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 画面解像度制御方式 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3068508B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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JP2002041023A (ja) | 2000-07-06 | 2002-02-08 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | コンピュータシステム、表示制御装置、ディスプレイ装置、表示制御方法、記憶媒体及びプログラム伝送装置 |
JP2004212444A (ja) | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 液晶表示装置の製造方法及び貼り合わせ装置 |
JP2008245790A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Olympus Medical Systems Corp | 超音波観測システム |
CN110347317B (zh) * | 2019-06-11 | 2022-09-27 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种窗口切换方法、装置、存储介质及交互智能平板 |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP15857597A patent/JP3068508B2/ja not_active Expired - Fee Related
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