JPS63180173A - グラフイツク表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、図形及びその属性を表示するような表示技術
さらにはその描画技術に関し１例えば、論理回路図やシ
ステム設計図のようにシンボルに対してそのシンボルの
属性を表示することが必要なものを対象とするグラフィ
ック表示システムに適用して有効な技術に関するもので
ある。

〔従来技術〕

グラフィック表示システムもしくは画像表示システムと
しては、例えば昭和６０年１２月２５日オーム社発行の
ｒマイクロコンピュータハンドブックＪ　Ｐ８９５及び
Ｐ２Ｏ３に記載されているように、コンピュータの支援
のもとに機械装置や建築物、さらには集積回路のレイア
ウトなどの設計を行うＣＡＤ　（コンピュータ・エイデ
ツド・デザイン）システムが従来から採用されているが
、斯るシステムにおいて、それに含まれるＣＲＴディス
プレィ装置のような表示装置には、当該システムの目的
上、論理回路記号のようなシンボルに対して、そのシン
ボルの属性が表示されることがある。

その場合に、従来は、シンボルの近傍に属性を表示する
ようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、シンボルの近傍に属性を単に表示しただ
けでは、シンボルとしての図形が複雑に入り組む場合に
は、シンボルと属性の対応関係が不明瞭になり、それに
よって、対話形式によってディスプレイ上で論理回路図
やレイアウトなどを決定する作業の効率ならびに信頼性
が低下するという問題点があった。

本発明の目的は、表示されている図形及びそれに対応す
る属性の表示を変更するとき、その対応関係の明瞭化を
図ることができるグラフィック表示システムを提供する
ことにある。

本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は１
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
。

〔問題点を解決するための手段〕

本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。

すなわち、表示用端末装置に表示されている図形又はそ
の図形の属性を示す文字又は図形に対する描画のための
選択動作が行われるとき、その選択に係る図形とその図
形の属性を示す文字との対応関係を示す対応表示を行う
ようにしたものである。

〔作　用〕

上記した手段によれば、表示用端末装置に表示されてい
る図形又はその属性表示を変更すべきものに対して対応
表示がされるから、変更処理すべき対象の図形と属性と
の対応関係が明確化され、それによって、例えば、対話
形式によって表示用端末装置上で論理回路図やレイアウ
トなどを修正変更するような作業の効率化ならびに信頼
性向上を達成するものである。

〔実施例〕

第１図は本発明に係るグラフィック表示システムの１実
施例の要部を示すブロック図である。

第１図に示されるグラフィック表示システムにおいて、
システムバスＳＢには、特に制限されないが、画像処理
のアルゴリズムを実行する汎用コンピュータのようなホ
ストプロセッサＨＰ、論理回路記号などをも含むプリミ
ティブな図形データ及びその図形データの属性を示す文
字データなどが格納されているデータメモリとしてのメ
インメモリＭＭ、種々のデータやコマンドを入力するた
めのキーボードやタブレットさらにはラインセンサなど
の入力袋ｆｆ１Ｉ　ＰＥ、ハードコピーを得るためのプ
リンタＰ、及びディスプレイコントローラＤＣＯＮＴが
結合されている。

ディスプレイコントローラＤＣＯＮＴは、フレームバッ
ファバスＦＲＢに対するインタフェース部を有し、フレ
ームバッファバスＦＢＢにはデュアルポートを有するフ
レームバッファメモリＦＢＭの一方のアクセスポートが
結合され、且つ、他方のアクセスポートはドツトシフタ
ＤＳＦＴを介してＣＲＴディスプレイ装Ｖｉ１”）ＴＳ
Ｐに結合されている。斯るディスプレイコントローラＤ
ＣＯＮＴは、上記ホストプロセッサＨＰの制御に基づき
システムバスＳＢを介してコマンド、パラメータ、及び
画像処理用のプリミティブデータなどを受取り、そのコ
マンドを解釈して、フレームバッファメモリＦＢＭ上に
所定の文字や図形などを描画する描画制御機能と、フレ
ームバッファメモリＦＢＭに格納されている画像データ
をＣＲＴディスプレイ装置ＤＩＳＰに表示させる表示制
御機能とをサポートする。

上記ディスプレイコントローラＤＣＯＮＴは、ホストプ
ロセッサＨＰから供給されるコマンドに基づいて描画制
御及び表示制御を行うが、論理回路記号のようなシンボ
ルとその属性に対しては、それらを対として表示制御す
る。特に、ＣＲＴディスプレイ装［ＤＩＳＰに一旦表示
されたシンボルを示す図形又はその属性を示す文字又は
図形の何れかに対する描画のための選択動作が行われる
とき、その選択に係る図形とその図形の属性を示す文字
又は図形との対応関係を示す対応表示として、シンボル
図形とその図形の属性を示す文字又は図形とを結合する
線分が表示されるようになっている。斯る線分表示は、
選択されたシンボル表示又は属性表示に対する描画処理
が終了されてその選択状態が解除されることによって、
非表示状態に切り換えされる。

例えば、第２図の（ａ）に示されるように、シンボルと
その属性を示す文字がディスプレイ装置ＤＩＳＰに表示
されている状態において、入力表［Ｔ　ＰＥの操作で描
画対象選択コマンドの入力及びカーソルによる描画対象
（例えばシンボルの属性を示す文字ＡＢＣ）の指定がさ
れると、当該指定文字データが検索されてメインメモリ
ＭＭから読み出されると共に、描画対象選択コマンドの
入力に呼応して選択フラグが「１」とされ、それによっ
て、第２図の（ｂ）に示されるように当該シンボルとそ
の属性を示す文字との間にその両者を結合する線分が表
示される。したがって、当該システムのオペレータは今
回描画処理すべきシンボルとその属性との対応関係を確
認することができ、それによって、今回着目すべき描画
対象図形の指定ミスなどを防止することができる６次い
で、入力表Ｌ！Ｉ　ＰＥの操作で移動コマンドの入力及
びカーソルによる移動位置の指定が行われると、第２図
の（ｃ）に示されるように、当該指定文字データが新た
な位置に移動された状態で表示され、且つ、そのときの
シンボルとそれに対応する文字とを結合する線分が表示
される。斯る表示の後に描画解除コマンドが入力される
と、選択フラグが「０」とされ、それによって、第２図
の（ｄ）に示されるように、線分による対応表示が終了
される。このように、移動終了後には線分による対応表
示も終了されるから、特に複雑な論理回路図のように全
体としてシンボルが入り組んでいる表示がなされている
ようなとき、線分のような常時結合表示がなされている
場合に比べて、表示状態の紛られしさが半減される。

また、ディスプレイ装ｆｉＤＩｓＰに表示されている内
容のハードコピーを得る場合に、その指示が与えられる
と、特に制限されないが、フレームバッファメモリＦＢ
Ｍ上において、全てのシンボルとそれら属性を示す文字
との間に１対１対応で線分による対応表示用の描画処理
が行われて、その画像データは一旦メインメモリに転送
され、ホストプロセッサＨＰのアクセス制御を受けてプ
リンタＰに供給される。したがって、ハードコピー上に
おいては、全てのシンボルと属性は１対１対応で線分に
よって結合されることになる。

上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。

（１）シンボル又はそれに対応する属性表示を移動させ
るための描画対象が指定されると、その指定に係るシン
ボルとその属性を示す文字との間にその両者を結合する
線分が表示されることにより、当該システムのオペレー
タは今回描画処理すべきシンボルとその属性との対応関
係を確認することができ、それによって、今回着目すべ
き描画対象図形の指定ミスなどを防止することができる
。

（２）上記作用効果より、描画処理すべき対象図形と属
性との対応関係が明確化され、例えば、対話形式によっ
てＣＲＴディスプレイ上で論理回路図やレイアウトなど
を修正変更するような作業の効率化ならびに信頼性向上
を達成することができる。

（３）シンボル又は属性表示の移動のような描画処理終
了後には線分による対応表示も終了されるから、特に複
雑な論理回路図のようにシンボルが全体として入り組ん
でいる表示がなされているようなとき、オペレータによ
る処理上不要になった表示が減らされて、線分表示のよ
うな対応表示が新たな処理の邪魔にならないようにする
ことができる。

以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが１本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能である。

例えば上記実施例では、図形とその図形の属性を示す文
字との対応関係を線分によって表示する場合について説
明したが、対応表示は線分に限定されるものではなく、
選択された対を成すシンボル及びその属性表示の線の太
さを夫々その他の表示よりも太くしたり、また、他の表
示と色を変えたり、輝度を変えたりする手段に変更可能
である。

更には、点滅、枠で囲む、表示すイズの変更、文字の書
体変更などの手段を構することもできる。

更に、上記実施例ではディスプレイコントローラが表示
制御及び描画制御をサポートする場合について説明した
が、描画処理をホストプロセッサに委ねてもよい。

以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である一般的且つ汎用的な
グラフィック表示システムに適用した場合について説明
したが、それに限定されるものではなく、論理図や回路
図の入出力表示装置、プリント基板や集積回路のレイア
ウト、さらには地図の編集表示装置などに利用すること
ができる。

本発明は、少なくとも図形及びその属性を示す文字又は
図形の表示や描画を行う条件のものに適用することがで
きる。

〔発明の効果〕

本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。

すなわち、表示用端末装置に表示されている図形又はそ
の図形の属性を示す文字に対する描画のための選択動作
が行われるとき、その選択に係る図形とその図形の属性
を示す文字又は図形との対応関係を示す対応表示を行う
ようにし、表示用端末装置に表示されている図形又はそ
の属性表示を変更すべきものに対して対応表示がされる
から、変更処理すべき対象の図形と属性との対応関係が
明確化され、それによって、例えば、対話形式によって
表示用端末装置上で論理回路図やレイアウトなどを修正
変更するような作業の効率化ならびに信頼性向上を達成
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るグラフィック表示システムの１実
施例の要部を示すブロック図、第２図は対応表示のため
の作用説明図である６ＩＰＥ・・・入力装置、ＨＰ・・
・ホストプロセッサ、ＭＭ・・・メインメモリ、Ｐ・・
・プリンタ、ＤＣＯＮＴ・・・ディスプレイコントロー
ラ、ＦＢＭ・・・フレームバッファメモリ、ＤＩＳＰ・
・・ＣＲＴディスプレイ装置。 第　　１　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表示用端末装置と、表示用端末装置に対して、少な
   くとも図形及び文字の表示制御及びそれら表示データを
   変更する描画制御を司る制御手段とを備えるグラフィッ
   ク表示システムにおいて、表示用端末装置に表示されて
   いる図形又はその図形の属性を示す文字又は図形に対す
   る描画のための選択動作が行われるとき、その選択に係
   る図形とその図形の属性を示す文字又は図形との対応関
   係を示す表示を行うようにされて成ることを特徴とする
   グラフィック表示システム。 ２、上記対応関係を示す表示は、選択に係る図形とその
   図形の属性を示す文字又は図形とを結合する線分であり
   、その線分の表示は、選択に係る図形又はその図形の属
   性の選択状態の解除により、非表示状態とされるもので
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のグラ
   フィック表示システム。