JP3068076U - 滴下容器 - Google Patents

滴下容器

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健一 若林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液を溜める容器本体の先端に、小径の吐出開
口を有する滴下容器において、液滴が連続して滴下され
るのを防止し、確実に1滴の液滴を滴下することが可能
な滴下容器を提供する。 【解決手段】 吐出開口61と容器本体2の間に、1滴
の液滴に相当する容積を有し、液よりも密度の小さい浮
玉31が摺動可能に挿入された筒部32を介設した構成
の滴下容器1を用いる。この滴下容器1によれば、1滴
の液滴を滴下すると、浮玉31が嵌合部33と密接し
て、吐出開口61に連通する小径の上部開口62を塞ぐ
ように作用するので、確実に1滴の液滴を滴下すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、目薬、試薬、検査試料、調味料等を入れる滴下容器の構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
滴下容器は、先端に小径の吐出開口を有する容器であり、内部に液を入れてお いて、先端の吐出開口からその液を滴下するものである。
【0003】 滴下容器は、簡単な構造でありながら、吐出開口から滴下されるしずくの大き さは、ほぼ一定であるため、滴下する滴数によって、概ね正確な吐出量の液体を 得ることができる。そのため、滴下容器は、目薬、試薬、検査試料、調味料等を 入れる容器として広く利用されている。以下、従来の滴下容器の構造について簡 単に説明する。
【0004】 図7は、従来の滴下容器の一例を示す断面図である。従来の滴下容器101は 、例えば、液を溜める容器本体102の先端に吐出部103を取り付け、吐出部 103の先端には、蓋となるキャップ105を設けたものである。
【0005】 この従来の滴下容器101では、吐出開口106は容器本体102に取り付け た吐出部103に設けられている。すなわち、吐出部103には、容器本体10 2側から外部に連通する孔104が設けられている。また、孔104は、液滴の 大きさを一定にするために、先端側の断面積が小さく作られ、その先端が吐出開 口106として外部に開いている。また、孔104の後端側の構造は、大きな断 面積で容器本体102側に開口している。
【0006】 そして、従来の滴下容器101を用いて1滴の液滴を滴下するときは、まず、 キャップ105を外して滴下容器101を倒立し、次に、容器本体102の腹を 押さえて吐出開口106よりしずくを生じさせ、さらに、容器本体102の腹に 圧力を加え、やがて吐出開口106より生じたしずくが吐出部103から分離し て滴下されると、これを見て、容器本体102の腹に加えていた圧力を弱めると いう操作が行われる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の滴下容器101は、上記の操作によって液滴を滴下するので、吐出開口 106より生ずる滴下前のしずくの状態を、例えば、目の高さの位置で、しっか りと確認しながら滴下させる場合には、特に問題が生じることはない。
【0008】 しかしながら、従来の滴下容器101は、吐出開口106より生じたしずくが 滴下されたことの発見が遅れると、容器本体102に加えていた圧力を弱める操 作も遅れ、容器本体102の腹に圧力を加え続けることになるので、既に液滴が 滴下されているにも拘わらず、続けて2滴目の液滴を滴下してしまうという問題 があった。
【0009】 この問題は、例えば、目薬を点眼するときのように、吐出開口106より生ず る滴下前のしずくを真下から注視しなければならない場合には、しずくの大きさ や状態を正確に把握することが困難であるため、特に顕著に発生する。そして、 1滴目の目薬が点眼された際にまばたきを行うと、予期せぬ2滴目の目薬は、瞼 の上に滴下されてしまうということも起こり得る。
【0010】 このように、従来の滴下容器101では、吐出開口106より生ずるしずくの 大きさや状態を注視していなければ、確実に1滴の液滴を滴下することが困難で あるという問題があった。
【0011】 本考案は、上記した従来の滴下容器の問題点に鑑みて考案されたものであり、 確実に1滴の液滴を滴下することができ、正確な吐出量の液体が得られる滴下容 器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る滴下容器は、吐出開口と容器本体 の間に、1滴の液滴に相当する容積を有し、液よりも密度の小さい浮玉が摺動可 能に挿入された筒部を介設し、この筒部の吐出開口側には、吐出開口に連通する 小径の上部開口と、前記浮玉の外周面の一部が密接可能なように形成された内周 面を有する嵌合部を備え、前記筒部の容器本体側には、容器本体に連通する小径 の下部開口と、前記浮玉を保持する浮玉保持部を備えるように構成したのである 。
【0013】 そして、1滴の液滴に相当する容積を有する筒部に、液よりも密度の小さい浮 玉を摺動可能に挿入することで、1滴の液滴のみが滴下され、連続して液滴を滴 下することがなくなる。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案に係る滴下容器は、吐出開口と容器本体の間に、1滴の液滴に相当する 容積を有し、液よりも密度の小さい浮玉が摺動可能に挿入された筒部を介設し、 この筒部の吐出開口側には、吐出開口に連通する小径の上部開口と、前記浮玉の 外周面の一部が密接可能なように形成された内周面を有する嵌合部を備え、前記 筒部の容器本体側には、容器本体に連通する小径の下部開口と、前記浮玉を保持 する浮玉保持部を備えた構成である。
【0015】 ここで、本考案に係る滴下容器の各部の構造について説明すると、まず、浮玉 は、滴下容器に入れる液よりも密度が小さくなるように構成する必要があるが、 その内部の構造については、特に限定はされない。しかし、浮玉は、密度をあま り小さくすると、必要以上に浮力が生じて下部開口より筒部内に侵入する液で浮 玉を押し下げることが困難となるので、例えば、内部を空洞にした樹脂製の玉を 用いて構成し、その壁の厚みにより密度を調整するのが望ましい。
【0016】 また、嵌合部は、筒部の吐出開口側に連続するように設ければ良く、その内周 面の形状は、例えば、浮玉の外周面の上側半分と密接するように、下向きの半球 となるように形成されたものを用いる。そして、この嵌合部の内周面の半球の頂 部には、吐出開口に連通する小径の上部開口を設ける。
【0017】 また、浮玉保持部は、筒部の容器本体側に連続するように設ければ良く、その 内周面の形状は、例えば、浮玉の外周面の下側半分と接触するように、上向きの 半球となるように形成されたものが使用できる。そして、この浮玉保持部の内周 面の半球の底部には、容器本体に連通する小径の下部開口を設ける。
【0018】 しかし、上記のように、浮玉の外周面の下側半分全てが、浮玉保持部の内周面 と接触するように構成する場合には、接触面積が大きいので、下部開口より液が 侵入した際に、浮玉がスムーズに動かないという事態が生ずるおそれがある。よ って、浮玉の動きをスムーズにするためには、浮玉保持部に、その内周面が浮玉 の外周面の形状に沿わない部分を設けて、浮玉保持部の内周面と浮玉の外周面の 間に、液を流入させる隙間を設けるように構成することが望ましい。
【0019】 なお、浮玉保持部に、浮玉の外周面の形状に沿わない部分を設ける場合の位置 及びその形状は、特に限定されない。但し、浮玉が容器本体内に落下しないよう に保持できる構成が必要なことは言うまでもない。
【0020】 上記した構成の本考案に係る滴下容器では、浮玉は、滴下容器を使用しないと きは、筒部の最下端、すなわち容器本体側に設けた浮玉保持部に位置している。 一方、液滴を滴下させるために滴下容器を倒立させたとき、浮玉は、重力により 筒部の中を下方に移動し、上部開口側に位置することになる。
【0021】 したがって、滴下容器を倒立させた状態で、容器本体の腹を押さえると、容器 本体内の液は、下部開口を通って筒部の内部に侵入し、筒部の内部にあった空気 は、筒部内に侵入した液と入れ替わって容器本体内に浮上する。
【0022】 ここで、筒部に挿入された浮玉は、液よりも密度が小さいので、下部開口を通 って筒部内に液が侵入してきたとき、浮玉は、その液の上に浮かんでいる。そし て、さらに筒部内に液が侵入し、筒部の内部にあった空気が全て容器本体内に追 い出されたとき、浮玉は、筒部内を浮上して、筒部の容器本体側に設けた浮玉保 持部の位置まで達している。
【0023】 そして、さらに容器本体の腹に圧力を加えると、下部開口より侵入する液は、 浮玉を吐出開口側に押し下げて、筒部内の浮玉の下方にあった液は、上部開口を 通って吐出開口に達し、吐出開口からはしずくが生じる。また、さらに容器本体 の腹に圧力を加え続けると、吐出開口より生じたしずくは、やがて吐出開口から 分離して、1滴の液滴が滴下される。
【0024】 ここで、筒部は、1滴の液滴に相当する容積を有するように構成しているので 、1滴の液滴が滴下されたとき、浮玉は、筒部内を押し下げられて、筒部の吐出 開口側に設けた嵌合部に達している。
【0025】 そして、嵌合部は、浮玉の外周面の一部と密接可能に形成されているので、嵌 合部に達した浮玉は小径の上部開口を塞ぐように作用し、容器本体の腹にさらに 圧力を加えても、2滴目の液滴が滴下されることはない。
【0026】
【実施例】
以下、本考案の具体的実施例について説明する。図1は、本考案の実施例の滴 下容器の断面図、図2〜図5は、浮玉及び液の挙動を示す図1の滴下容器の要部 断面図、図6は、本考案の他の実施例の滴下容器の断面図である。
【0027】 図1において、1は本考案の実施例の滴下容器を示している。本実施例の滴下 容器1は、容器本体2、この容器本体2の開口部に取付ける吐出部3、この吐出 部3の吐出開口61を塞ぐキャップ5よりなる。本実施例の滴下容器1の構成の 内、容器本体2と、キャップ5は、公知のそれと何ら異なるところはない。すな わち、容器本体2は、上部が開口する円筒状の容器であり、開口部の外周面に雄 ねじ21が設けられている。容器本体2は、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン 樹脂等の熱可塑性樹脂を成形したものであり、腹の部分を指で押さえると容易に 変形する程度の変形能を持っている。
【0028】 キャップ5は、滴下容器1の蓋になるものであり、内周面に雌ねじ51が設け られている。また、内部の天井面の中央には、例えば、前記吐出部3の吐出開口 61に嵌入する突起52が設けられている。
【0029】 そして、本実施例において特徴的な構成は、吐出部3に、浮玉31を上下に摺 動可能に挿入した筒部32、嵌合部33、浮玉保持部34、上部開口62、下部 開口63を設けた点にある。浮玉31、筒部32、嵌合部33、浮玉保持部34 は、何れもポリエチレン樹脂等の熱可塑性樹脂によって成形されたものである。 なお、31aは、浮玉31の内部に設けられた空洞を示している。
【0030】 嵌合部33は、筒部32と連続するように一体に形成されており、その内周面 の形状は、例えば、浮玉31の外周面の上側半分と密接するように下向きの半球 状に構成されている。そして、嵌合部33の頂部には、吐出開口61に連通する 小径の上部開口62が設けられている。
【0031】 40は、その内周面に前記雄ねじ21と係合する雌ねじ41を設けた口金部を であり、吐出部3の外周に一体的に形成している。また、前記吐出部3の上面の 中央には、凸状に形成されたノズル部42が設けられ、その外周面には前記雌ね じ51と係合する雄ねじ43が設けられている。
【0032】 また、ノズル部42には、頂部から嵌合部33に貫通する孔44が設けられ、 この孔44の頂部側の先端は外部に開いて吐出開口61を、また、嵌合部33側 の先端は嵌合部33の内面に連続して、上部開口62を構成している。
【0033】 また、浮玉保持部34は、筒部32と連続するように一体に形成されており、 その内周面の形状は上向きの半球状である。そして、浮玉保持部34の底部には 、容器本体2に連通する小径の下部開口63が設けられている。
【0034】 各部の寸法関係を詳述すると、まず、筒部32の内径及び上下方向の長さは、 必要とする液滴の大きさに応じて、適宜のサイズとすることができるが、本実施 例の場合、5ミリリットルの目薬を120〜124滴の液滴として滴下させるこ とができるように、筒部32の横断面の内径は2.5mm、上下方向の長さは8 .8mm程度に構成し、筒部32の内部に1滴の液滴に相当する容量を確保して いる。そして、筒部32に挿入する浮玉31の外周の直径は、筒部32内での動 きをスムーズにするために、2.3mm程度としている。
【0035】 次に、本実施例の滴下容器1の作用を浮玉31及び液の挙動を示した図2〜図 5により説明する。まず、本実施例の滴下容器1を用いて液滴を滴下させる際に は、容器本体2に取付けた吐出部3からキャップ5を取り外して、容器本体2を 倒立させる。
【0036】 このとき、それまで筒部32の最下端、すなわち筒部32の容器本体2側に設 けた浮玉保持部34に位置していた浮玉31は、重力により筒部32の中で上部 開口62側に移動し、反対に筒部32内に存在する空気は筒部32内の下部開口 63側に移動する。
【0037】 次に、容器本体2の腹を押さえ始めたとき、浮玉31及び液の挙動は、図2に 示すようになる。すなわち、容器本体2内の液は、下部開口63を通り、浮玉保 持部34の内面を伝って筒部32の内部に侵入し、筒部32の内部にあった空気 は、筒部32内に侵入した液と入れ替わりに容器本体2側に浮上する。
【0038】 ここで、筒部32に挿入された浮玉31は、液よりも密度の小さいものを採用 しているので、容器本体2内の液が、下部開口63を通り、浮玉保持部34の内 面を伝って筒部32内に液が侵入してきたとき、浮玉31は、その液の上に浮か んでいる。
【0039】 また、さらに筒部32内に液が侵入し、筒部32の内部にあった空気が全て容 器本体2側に追い出されたとき、浮玉31は、図3に示すように、筒部32内を 浮上して、筒部32の容器本体2側に設けた浮玉保持部34の位置まで達してい る。
【0040】 そして、さらに容器本体2の腹に圧力を加えると、図4に示すように、下部開 口63より侵入する液は、浮玉31を吐出開口61側に押し下げて、筒部32内 の浮玉31の下方にあった液は、上部開口62を通って吐出開口61に達し、吐 出開口61からはしずくが生じる。
【0041】 そこで、さらに容器本体2の腹に圧力を加え続けると、吐出開口61より生じ たしずくは、やがて吐出開口61から分離して、図5に示すように、1滴の液滴 が滴下される。
【0042】 ここで、筒部32は、1滴の液滴に相当する容積を有するように構成している ので、図5に示すように、1滴の液滴が滴下されたとき、浮玉31は、筒部32 内を押し下げられて、筒部32の吐出開口61側に設けた嵌合部33に達してい る。
【0043】 そして、嵌合部33は、浮玉31の外周面の一部に密接可能なように形成され ているので、嵌合部33に達した浮玉31は、小径の上部開口62を塞ぐように 作用し、容器本体2の腹にさらに圧力を加えても、2滴目の液滴が滴下されるこ とはない。
【0044】 そこで、容器本体2の腹に加えていた圧力を弱めると、容器本体2の形状は元 に復元されるので、吐出開口61からは外部の空気が吸入される。そのため、図 5において、嵌合部33と密接していた浮玉31は、嵌合部33から離れ、倒立 していた容器本体2の上下を元に戻したときには、浮玉保持部34の方に位置す ることになる。
【0045】 以上説明した実施例では、浮玉保持部34の内周面は、浮玉31の下側半分の 外周面と接触するように、上向きの半球状とする例を開示した。しかし、このよ うに構成した場合、浮玉保持部34と浮玉31は接触面積が大きいので、下部開 口63より液が筒部32内に侵入してきた際に、浮玉31がスムーズに動き難い という問題が生ずるおそれがある。
【0046】 したがって、浮玉保持部は、図6に示す、本考案に係る他の実施例の滴下容器 10のように、浮玉31の外周面と接触する部分34aと、浮玉31の外周面と は接触しない部分34bで構成し、この34bの内周面と浮玉31の外周面の間 に、液の流入を容易にするための隙間35を設けるのが有効である。
【0047】 なお、図6の他の実施例の滴下容器10において、浮玉保持部34b、隙間3 5以外の構成は、図1に示す実施例の構成と何ら変るところはない。
【0048】 本実施例では、本考案を目薬用の滴下容器に用いた場合のものを開示したが、 本考案に係る滴下容器は、試薬、検査試料、調味料等を入れる容器として用いて も良いことは言うまでもない。また、本実施例では、容器本体2と吐出部3を別 体に形成したものを開示したが、本考案に係る滴下容器は、これらを一体に形成 したものでも良い。
【0049】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る滴下容器は、吐出開口と容器本体の間に、 1滴の液滴に相当する容積を有し、液よりも密度の小さい浮玉が摺動可能に挿入 された筒部を介設し、この筒部の吐出開口側には、吐出開口に連通する小径の上 部開口と、前記浮玉の外周面の一部が密接可能なように形成された内周面を有す る嵌合部を備え、前記筒部の容器本体側には、容器本体に連通する小径の下部開 口と、前記浮玉を保持する浮玉保持部を備えるように構成したので、1滴の液滴 を滴下すると、浮玉が吐出開口に連通する小径の上部開口を塞ぐように作用する 。したがって、液滴を続けて滴下することはなくなり、確実に1滴の液滴を滴下 できるので、正確な吐出量の液体を得ることが可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の滴下容器の断面図である。
【図2】浮玉及び液の挙動を示す図1の滴下容器の要部
断面図である。
【図3】浮玉及び液の挙動を示す図1の滴下容器の要部
断面図である。
【図4】浮玉及び液の挙動を示す図1の滴下容器の要部
断面図である。
【図5】浮玉及び液の挙動を示す図1の滴下容器の要部
断面図である。
【図6】本考案の他の実施例の断面図である。
【図7】従来の滴下容器の断面図である。
【符号の説明】
1 滴下容器 2 容器本体 31 浮玉 32 筒部 33 嵌合部 34 浮玉保持部 34a 浮玉保持部 34b 浮玉保持部 35 隙間 61 吐出開口 62 上部開口 63 下部開口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液を溜める容器本体の先端に、小径の吐
    出開口を有する滴下容器において、吐出開口と容器本体
    の間に、1滴の液滴に相当する容積を有し、液よりも密
    度の小さい浮玉が摺動可能に挿入された筒部を介設し、
    この筒部の吐出開口側には、吐出開口に連通する小径の
    上部開口と、前記浮玉の外周面の一部が密接可能なよう
    に形成された内周面を有する嵌合部を備え、前記筒部の
    容器本体側には、容器本体に連通する小径の下部開口
    と、前記浮玉を保持する浮玉保持部を備えたことを特徴
    とする滴下容器。
  2. 【請求項2】 浮玉保持部の内周面と浮玉の外周面の間
    に、液を流入させる隙間を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の滴下容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098768A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Tokyo Raito Kogyo Kk 定量吐出キャップ
US8997788B2 (en) 2008-11-05 2015-04-07 Flexidose Sarl Differential pressure metering device

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