JP3067300U - 印字装置の制御装置 - Google Patents

印字装置の制御装置

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JP3067300U
JP3067300U JP1999006930U JP693099U JP3067300U JP 3067300 U JP3067300 U JP 3067300U JP 1999006930 U JP1999006930 U JP 1999006930U JP 693099 U JP693099 U JP 693099U JP 3067300 U JP3067300 U JP 3067300U
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謙吾 林
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホストコンピュータからの初期化信号に基づく
初期化処理後のキャリアの損傷を防止できるようにす
る。 【解決手段】ホストコンピュータから初期化信号(−I
NIT信号)がCPUに入力されると、CPUにより、
キャリア駆動部のキャリアモータが制御され、キャリア
がバックワード方向に移動されてキャリアがキャップ位
置まで移動された後(S11)、RAMの全ての記憶内
容が消去される(S12)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ホームポジションから印字領域にインクヘッドから成るキャリア を移動し、この印字領域でキャリアを往復移動すると共に用紙を所定量ずつ送り つつ印字を行う印字装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、印字装置であるインクジェットプリンタでは、パソコン等のホストコン ピュータのプリンタドライバからの印字コマンドに基づいて印字がスタートする と、図5に示すように、インクヘッドから成るキャリア1はホームポジションで あるキャップ位置を離れ、メンテナンス機構2により、キャリア1のインクヘッ ドのワイパによるインク垂れの除去(ワイピング)が行われる。
【0003】 そして、キャリア1は印字開始位置まで移動され、印字領域において、図示し ないステッピングモータから成るキャリアモータにより、キャリア1がキャップ 位置から離れるフォワード方向及びキャップ位置に近づくバックワード方向に往 復移動されると共に、ステッピングモータから成るフィードモータにより用紙が 所定量ずつ紙送りされ、所定の印字データに基づく文字、図形等が用紙に印字さ れる。
【0004】 ここで、キャリアモータの回転ステップ数などから、キャリア1の現在位置が 導出されて適宜RAM等から成るメモリに記憶保持され、このようにキャリア1 の現在位置を把握することで、印字の位置ずれが防止されている。
【0005】 尚、図5において、3はキャリア1のガイド軸、4はキャリア1のホームポジ ションにおける停止用ストッパである。
【0006】 また、印字待機中におけるインクヘッドの乾燥を防止するために、図5に示す ように、キャリア1がホームポジションであるキャップ位置に戻ると、メンテナ ンス機構2によりインクヘッドの噴射口が閉塞(キャップ)されるようになって いる。
【0007】 このとき、メンテナンス機構2に対して、キャップ位置においてキャリア1を キャッピングした状態にロックするロック機構(図示せず)が設けられている。 そして、このロック機構は、従来、キャリア1をフォワード方向に予め定められ た所定量だけ移動することにより、ロックが解除される構造になっている。その ため、印字コマンドに基づく印字がスタートすると、キャリア1が一旦フォワー ド方向に予め定められた所定量だけ移動されてこのロックが解除され、その後再 びバックワード方向に戻ってから上記したようにして印字が行われる。
【0008】 ところで、このような構成のインクジェットプリンタとホストコンピュータと の間では、例えばIEEE1284と称されるパラレルインタフェースを介して 通信が行われ、ホストコンピュータのプリンタドライバから例えば初期化信号( −INIT信号)が入力されると、プリンタ側ではこの信号に従って初期化処理 が行われ、キャリア1の現在位置を記憶した上記したメモリの記憶内容がすべて 消去されてしまう。
【0009】 更に、ホストコンピュータからの初期化信号(−INIT信号)の入力がある と、プリンタ側ではキャリア1のキャップ位置への復帰動作が行われるが、従来 、キャリア1のキャップ位置(ホームポジション)への復帰時には、必ずメンテ ナンス機構2をロック解除できるような制御プログラムが実行されるようになっ ており、ホストコンピュータからの初期化信号(−INIT信号)の入力に伴う キャリア1の復帰時にも、同じ制御プログラムに従って復帰動作が行われる。
【0010】 即ち、図6に示すように、ホストコンピュータからの初期化信号(−INIT 信号)が入力されると、キャリア1の現在位置を記憶しているRAM等のメモリ のすべての記憶内容が消去され(S1)、用紙を排出するペーパーイジェクト処 理が行われ(S2)、キャリア1が一旦フォワード方向に所定量移動されてロッ クが解除された後、キャリア1がバックワード方向に移動されてキャップ位置ま で戻され(S3)、その後動作は終了する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、例えばキャリア1がフォワード方向の終端位置にあるときにホストコ ンピュータからの初期化信号(−INIT信号)が入力されてキャリア1の復帰 動作が行われる場合、上記した図6のステップS3の処理により、そのときのキ ャリア1の位置に関係なくキャリア1が更にフォワード方向に移動されることか ら、キャリア1はガイド軸3のフォワード方向の終端部に衝突してキャリア1の 損傷を招くおそれがあった。
【0012】 ところで、特開平9−58083号公報には、印刷ヘッドの初期化動作中で印 刷ヘッドを印刷可能な全印刷領域を移動させることにより印刷ヘッド移動中の異 常検出を行い、印刷動作を開始する以前に全印刷領域の異常状態を検出するよう にした発明が開示され、特開平6−255195号公報には、シリアルプリンタ においてホーム位置を正確に判定できるようにした発明が開示され、特公平7− 115519号公報には、キャリッジが不当に移動されたかどうかを印刷前に確 認できるようにしてプリンタの誤動作や破壊を防止するようにした発明が開示さ れている。
【0013】 しかしながら、これら公報に開示された発明はいずれも、上記したようにホス トコンピュータからの初期化信号に基づく初期化処理後に、キャリアをフォワー ド方向に移動させることに伴う不都合を解消しようとするものではない。
【0014】 この考案が解決しようとする課題は、ホストコンピュータからの初期化信号に 基づく初期化処理後のキャリアの損傷を防止できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】 上記した課題を解決するために、本考案は、ホームポジションから印字領域に インクヘッドから成るキャリアを移動し、この印字領域で前記キャリアを、前記 ホームポジションから離れるフォワード方向及び前記ホームポジションに近づく バックワード方向に往復移動すると共に用紙を所定量ずつ送りつつ印字を行い、 前記ホームポジションへの復帰動作時に、前記キャリアをバックワード方向に移 動する印字装置の制御装置において、前記キャリアの現在位置を検出する位置検 出部と、ホストコンピュータからの初期化信号が入力される信号入力部と、前記 信号入力部への前記初期化信号の入力時における前記位置検出部による検出デー タを記憶する記憶部と、前記信号入力部への前記初期化信号の入力により前記キ ャリアを前記ホームポジションへ復帰させる際に前記キャリアをバックワード方 向に移動し前記ホームポジションへの復帰後に前記記憶部の記憶内容を消去する 制御部とを備えていることを特徴としている。
【0016】 このような構成によれば、ホストコンピュータからの初期化信号が入力された ときに、そのときのキャリアの現在位置が記憶部から消去されないことから、キ ャリアがホームポジションにあるのかホームポジション以外にあるのかがわかり 、キャリアがホームポジション以外の位置にあることがわかれば、従来のように キャリアを一旦フォーワード方向に移動する必要がないことから、キャリアはそ のままバックワード方向に移動する。
【0017】 そのため、ホストコンピュータからの初期化信号の入力によりキャリアをホー ムポジションに復帰させる際に、従来の如く、キャリアのホームポジションへの 復帰動作時に一旦キャリアをフォワード方向へ移動させる場合のように、キャリ アがフォワード側の終端に衝突することがなく、キャリアの損傷を防止すること が可能になる。
【0018】 また、本考案は、ホームポジションから印字領域にインクヘッドから成るキャ リアを移動し、この印字領域で前記キャリアを、前記ホームポジションから離れ るフォワード方向及び前記ホームポジションに近づくバックワード方向に往復移 動すると共に用紙を所定量ずつ送りつつ印字を行い、前記ホームポジションへの 復帰動作時に、前記キャリアをバックワード方向に移動する印字装置の制御装置 において、前記キャリアの現在位置を検出する位置検出部と、ホストコンピュー タからの初期化信号が入力される信号入力部と、前記信号入力部への前記初期化 信号の入力時における前記位置検出部による検出データを予め決められた位置デ ータ記憶エリアに記憶する記憶部と、前記信号入力部への前記初期化信号の入力 により前記キャリアを前記ホームポジションへ復帰させる際に前記記憶部の前記 位置データ記憶エリア以外の記憶内容を消去した後前記キャリアをバックワード 方向に移動する制御部とを備えていることを特徴としている。
【0019】 この場合も、ホストコンピュータからの初期化信号が入力されたときに、その ときの位置データ記憶エリアの記憶内容が記憶部から消去されないことから、キ ャリアがホームポジションにあるのかホームポジション以外にあるのかがわかる ため、ホストコンピュータからの初期化信号の入力によりキャリアをホームポジ ションに復帰させる際における、従来のようなキャリアの損傷の発生を防止する ことが可能になる。
【0020】 また、本考案は、前記初期化信号が、パラレルインターフェイスを介して前記 ホストコンピュータから前記信号入力部に入力される信号であることを特徴とし ている。こうすると、例えばIEEE1284のパラレルポート用インタフェー ス規格によるパラレルインターフェイスを介して、ホストコンピュータと印字装 置との間で通信を行う場合に有効であり、ホストコンピュータからの初期化信号 により印字装置のキャリアがホームポジションに復帰動作するときに、従来のよ うなキャリアの損傷の発生を確実に防止することができる。
【0021】 また、本考案は、前記キャリアの前記キャップ位置への復帰時に前記インクヘ ッドの噴射口の閉塞や清浄等のメンテナンス動作を行うメンテナンス機構と、前 記ホームポジションにて前記メンテナンス機構をロック状態に保持し前記キャリ アのフォワード方向への前記所定量の移動によりロック解除するロック機構とを 備えていることを特徴としている。
【0022】 このように、ロック機構を備えている場合であっても、ホストコンピュータか らの初期化信号の入力に基づくキャリアのホームポジションへの復帰時に、従来 のようなキャリアの損傷が発生することを未然に防止することが可能になる。
【0023】
【考案の実施の形態】
(第1実施形態) この考案を印字装置であるインクジェットプリンタに適用した場合の第1実施 形態について図1及び図2を参照して説明する。但し、図1はブロック図、図2 は動作説明用フローチャートである。尚、本実施形態におけるキャリアの移動に 関しては、図5と同様の動作を行うため、以下の説明では図5も参照する。
【0024】 図1に示すように、IEEE1284規格に準拠したパラレルインタフェース を介して、図示しないホストコンピュータから初期化信号(−INIT信号)が CPU12に入力されると、CPU12により初期化信号(−INIT信号)の 入力が検出され、ROM11に格納された制御プログラムに従い、CPU12に より所定の初期化処理が実行される。ここで、CPU12による初期化信号(− INIT信号)の入力検出処理が信号入力部に相当する。
【0025】 ところで、図1には示されていないステッピングモータから成るキャリアモー タを備えたキャリア駆動部13により図5に示すようなキャリア1がフォワード 方向及びバックワード方向に移動されるが、その際CPU12からの相切換制御 信号によりキャリア駆動部13が制御されて必要ステップ数だけキャリアモータ が正転或いは逆転方向に駆動され、キャリア1がフォワード方向或いはバックワ ード方向に移動する。
【0026】 このとき、CPU12からの相切換制御信号の出力レベルの状態に基づき、C PU12によってキャリアモータの回転ステップ数が検知され、このステップ数 等に基づき、CPU12によりキャリア1の現在位置が導出されるようになって いる。このCPU12によるキャリア1の現在位置の検出処理が、位置検出部に 相当する。
【0027】 そして、上記したホストコンピュータからの初期化信号(−INIT信号)が 入力されると、CPU12によりそのときのキャリア1の現在位置が導出され、 導出されたキャリア1の現在位置データが記憶部を構成するRAM14に格納さ れる。更に、初期化信号(−INIT信号)の入力による初期化処理がCPU1 2により実行され、キャリア1がホームポジションであるキャップ位置に復帰移 動されるが、その際、キャリア1をバックワード方向に移動すべく、CPU12 によりキャリア駆動部13のキャリアモータが制御され、キャリア1のキャップ 位置への復帰後にRAM14の記憶内容が全て消去される。ここで、初期化信号 (−INIT信号)に基づくCPU12による処理が制御部に相当する。
【0028】 次に、動作について図2のフローチャートを参照して説明すると、いま図2に 示すように、ホストコンピュータから初期化信号(−INIT信号)がCPU1 2に入力されると、CPU12により、キャリア駆動部13のキャリアモータが 制御され、キャリア1がバックワード方向に移動されてキャリア1がキャップ位 置まで移動された後(S11)、RAM14の全ての記憶内容が消去され(S1 2)、用紙を排出するペーパーイジェクト処理が行われ(S13)、その後動作 は終了する。
【0029】 このように、ホストコンピュータからの初期化信号(−INIT信号)が入力 されたときに、そのときのキャリア1の現在位置がRAM14から消去されない ため、キャリア1がキャップ位置にあるのかキャップ位置以外にあるのかがわか り、キャリア1がキャップ位置以外の位置にあることがわかれば、従来のように キャリア1を一旦フォーワード方向に移動する必要がないことから、キャリア1 はそのままバックワード方向に移動される。
【0030】 従って、第1の実施形態によれば、ホストコンピュータからの初期化信号(− INIT信号)の入力によりキャリア1をホームポジションであるキャップ位置 に復帰させる際に、従来の如く、キャリア1のキャップ位置への復帰動作時に一 旦キャリア1をフォワード方向の移動させる場合のように、キャリア1がフォワ ード側の終端に衝突することがなく、キャリア1の損傷を未然に防止することが 可能になる。
【0031】 (第2実施形態) この考案の第2実施形態について図3及び図4を参照して説明する。但し、図 3は動作説明用フローチャート、図4は動作説明図である。尚、本実施形態にお ける制御装置のブロック構成は図1と同じであるため、重複した説明は省略し、 以下の説明では第1実施形態と相違する点について説明する。
【0032】 本実施形態では、ホストコンピュータからの初期化信号(−INIT信号)が 入力されると、CPU12によりそのときのキャリア1の現在位置が導出され、 導出されたキャリア1の現在位置データがRAM14の予め決められた位置デー タ記憶エリアに記憶され、CPU12による初期化信号(−INIT信号)の入 力に伴う初期化処理の実行において、CPU12により、キャリア1の位置デー タが記憶されたRAM14の位置データ記憶エリア以外の記憶内容が消去された 後、キャリア1をバックワード方向に移動すべく、CPU12によりキャリア駆 動部13のキャリアモータが制御され、キャリア1がキャップ位置まで移動され る。
【0033】 次に、動作について図3のフローチャートを参照して説明すると、いま図3に 示すように、ホストコンピュータから初期化信号(−INIT信号)がCPU1 2に入力されると、CPU12により、そのときのキャリア1の現在位置が記憶 されているRAM14の位置データ記憶エリア以外の記憶内容が消去される(2 1)。このとき、例えば図4に示すように、キャリア1の位置データを記憶して いるRAM14の位置データ記憶エリア(斜線を施した部分)のアドレスは既に CPU12により把握できているため、この位置データ記憶エリアを除く記憶エ リアが順次消去されるのである。
【0034】 更に図3に示すように、用紙を排出するペーパーイジェクト処理が行われた後 (S22)、キャリア駆動部13のキャリアモータが制御され、キャリア1がバ ックワード方向に移動されてキャリア1がキャップ位置まで移動され(S23) 、その後動作は終了する。
【0035】 従って、第2実施形態によれば、ホストコンピュータからの初期化信号(−I NIT信号)が入力されたときに、そのときの位置データ記憶エリアの記憶内容 がRAM14から消去されないため、キャリア1がホームポジションであるキャ ップ位置にあるのかキャップ位置以外にあるのかがわかり、上記した第1実施形 態と同様に、キャリア1をキャップ位置に復帰させる際に、キャリア1の損傷の 発生を防止することが可能になる。
【0036】 なお、上記した各実施形態では、印字装置をインクジェットプリンタとした場 合について説明したが、インクジェット式のファクシミリ等、その他のインクヘ ッドにより印字を行う印字装置にも本発明を適用することが可能である。
【0037】 また、記憶部は上記したRAM3に限定されるものではなく、要するにキャリ ア1の位置を記憶し得る書き換え可能な記憶媒体であればよい。
【0038】 また、上記した各実施形態では、ホストコンピュータからの初期化信号を、I EEE1284規格のパラレルインタフェースを介した−INIT信号として説 明しているが、特にこの信号に限定されるものではなく、その他のパラレルイン タフェースを介した初期化信号であって、この信号の入力に従いプリンタ側でキ ャリアをホームポジションに復帰させるようなものであっても構わない。
【0039】 また、本考案は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸 脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
【0040】
【考案の効果】
以上のように、請求項1に記載の考案によれば、ホストコンピュータからの初 期化信号が入力されたときに、キャリアがホームポジションにあるのかホームポ ジション以外にあるのかがわかるため、ホストコンピュータからの初期化信号の 入力によりキャリアをホームポジションに復帰させる際に、従来のようにキャリ アがフォワード側の終端に衝突することもなく、キャリアの損傷を未然に防止す ることが可能になり、信頼性の優れた印字装置を提供することができる。
【0041】 また、請求項2に記載の考案によれば、ホストコンピュータからの初期化信号 が入力されたときに、そのときの位置データ記憶エリアの記憶内容が記憶部から 消去されないため、ホストコンピュータからの初期化信号の入力によりキャリア をホームポジションに復帰させる際におけるキャリアの損傷の発生を防止するこ とが可能になる。
【0042】 また、請求項3に記載の考案によれば、例えばIEEE1284のパラレルポ ート用インタフェース規格によるパラレルインターフェイスを介して、ホストコ ンピュータと印字装置との間で通信を行う場合に有効であり、ホストコンピュー タからの初期化信号により印字装置のキャリアがホームポジションに復帰動作す るときに、キャリアの損傷の発生を確実に防止することができる。
【0043】 また、請求項4に記載の考案によれば、ロック機構を備えた場合に、ホストコ ンピュータからの初期化信号の入力に基づくキャリアのホームポジションへの復 帰時に、キャリアの損傷が発生することを未然に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のブロック図である。
【図2】この発明の第1実施形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【図3】この発明の第2実施形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【図4】この発明の第2実施形態の動作説明図である。
【図5】従来例の概略構成の説明図である。
【図6】従来例の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
12 CPU(信号入力部、位置検出部、制御部) 13 キャリア駆動部 14 RAM(記憶部)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホームポジションから印字領域にインク
    ヘッドから成るキャリアを移動し、この印字領域で前記
    キャリアを、前記ホームポジションから離れるフォワー
    ド方向及び前記ホームポジションに近づくバックワード
    方向に往復移動すると共に用紙を所定量ずつ送りつつ印
    字を行い、前記ホームポジションへの復帰動作時に、前
    記キャリアをバックワード方向に移動する印字装置の制
    御装置において、 前記キャリアの現在位置を検出する位置検出部と、 ホストコンピュータからの初期化信号が入力される信号
    入力部と、 前記信号入力部への前記初期化信号の入力時における前
    記位置検出部による検出データを記憶する記憶部と、 前記信号入力部への前記初期化信号の入力により前記キ
    ャリアを前記ホームポジションへ復帰させる際に前記キ
    ャリアをバックワード方向に移動し前記ホームポジショ
    ンへの復帰後に前記記憶部の記憶内容を消去する制御部
    とを備えていることを特徴とする印字装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 ホームポジションから印字領域にインク
    ヘッドから成るキャリアを移動し、この印字領域で前記
    キャリアを、前記ホームポジションから離れるフォワー
    ド方向及び前記ホームポジションに近づくバックワード
    方向に往復移動すると共に用紙を所定量ずつ送りつつ印
    字を行い、前記ホームポジションへの復帰動作時に、前
    記キャリアをバックワード方向に移動する印字装置の制
    御装置において、 前記キャリアの現在位置を検出する位置検出部と、 ホストコンピュータからの初期化信号が入力される信号
    入力部と、 前記信号入力部への前記初期化信号の入力時における前
    記位置検出部による検出データを予め決められた位置デ
    ータ記憶エリアに記憶する記憶部と、 前記信号入力部への前記初期化信号の入力により前記キ
    ャリアを前記ホームポジションへ復帰させる際に前記記
    憶部の前記位置データ記憶エリア以外の記憶内容を消去
    した後前記キャリアをバックワード方向に移動する制御
    部とを備えていることを特徴とする印字装置の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記初期化信号が、パラレルインターフ
    ェイスを介して前記ホストコンピュータから前記信号入
    力部に入力される信号であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の印字装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリアの前記ホームポジションへ
    の復帰時に前記インクヘッドの噴射口の閉塞や清浄等の
    メンテナンス動作を行うメンテナンス機構と、前記ホー
    ムポジションにて前記メンテナンス機構をロック状態に
    保持し前記キャリアのフォワード方向への前記所定量の
    移動によりロック解除するロック機構とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の印
    字装置の制御装置。
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