JP2001225528A - 印字装置の制御方法及びその制御装置 - Google Patents

印字装置の制御方法及びその制御装置

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JP2001225528A
JP2001225528A JP2000038377A JP2000038377A JP2001225528A JP 2001225528 A JP2001225528 A JP 2001225528A JP 2000038377 A JP2000038377 A JP 2000038377A JP 2000038377 A JP2000038377 A JP 2000038377A JP 2001225528 A JP2001225528 A JP 2001225528A
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ink
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Shoji Yokota
将司 横田
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カバーオープンに伴うエラーを防止できるよう
にする。 【解決手段】CPUにより、印字中にカバーセンサによ
りカバーオープンが検出されると(S1のYES、S2
のYES)、印字中の1スワス分の印字を継続すべく、
CPUからASICに指令が与えられ、キャリッジモー
タが継続駆動されてインクヘッドの移動が継続されると
共に、インクヘッドからインク滴の噴射が継続され(S
3)、その1スワス分の印字終了後、インクヘッドが一
旦ホーム位置に戻されてからインク交換位置まで移動さ
れ(S4)、インク交換その他の所定の処理待ち状態と
なり、その後カバークローズが検出されれば(S5のY
ES)、次行から印字を再開すべく、次行の印字開始位
置にインクヘッドが移動されてその行の最初から印字が
再開される(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクヘッドを
行方向に沿って往復移動すると共に、用紙を行方向に直
交方向に所定量ずつ送りつつ印字を行う印字装置であっ
て、カバーオープン検出手段により、インクヘッドを覆
う本体カバーの開閉状態を検出し、カバーオープン検出
手段により、本体カバーのオープンが検出されたとき
に、所定のカバーオープン処理を行う印字装置の制御方
法及びその制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印字装置であるインクジェットプリンタ
において、インクヘッドを覆う本体カバーが印字途中で
開放されたときの制御として、従来、例えば特許掲載公
報第2790387号に記載のように、カバーオープン
検出手段によりカバーの開状態が検出されたときに、直
ちに印字ヘッドの移動を停止して印字を中止すると同時
に、そのときの印字ヘッドの位置を記憶しておき、カバ
ーオープン検出手段によりカバーの閉状態が検出された
ときに、記憶しておいた位置から印字を再開することが
考えられている。その他に、特開平11−48536号
公報にも同様の発明が開示されている。
【0003】一方、特開昭63−122588号公報に
は、カバーの開放を検出すると直ちに印字を中止し、そ
のときの印字ヘッドの位置を記憶し、カバーの開放が印
字前であれば印字中止時の位置に印字ヘッドを移動して
印字再開し、印字後であれば次行から印字を再開し、こ
のようにカバーの開放のタイミングが印字前か印字後か
によってその後の処理を変えることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特許掲載公
報第2790387号や特開平11−48536号公報
に記載のように、カバーオープン検出時に直ちに印字を
中止してそのときの印字ヘッドの位置を記憶し、記憶し
た位置から印字再開する場合、モータの加速特性を考慮
して、記憶した位置よりも少し手前から印字ヘッド移動
用のモータを駆動し、印字ヘッドが記憶した位置に達し
たときに、印字ヘッドの移動速度が等速になって印字ヘ
ッドによる印字を再開するように制御する必要がある。
【0005】そのため、印字ヘッド移動用のモータや印
字ヘッドの制御が非常に煩雑になるという問題があっ
た。
【0006】また、特開昭63−122588号公報に
記載の発明では、印字中止時の印字ヘッドの位置を記憶
しておく必要があり、しかもカバーの開放のタイミング
が印字前か印字後かを判断する工程及びそのための手段
が必要になるため、制御装置の構成並びにその処理が複
雑になるという問題があった。
【0007】一方、カバーの開放があっても、一連の印
字データに基づく印字若しくは印字中の用紙分の印字が
終了するまで印字を継続することも考えられているが、
この場合、カバーが開放されたままであるため、使用者
が印字ヘッドに接触して印字ヘッドの位置が所定の位置
からずれてしまい、印字ヘッドの位置を見失ういわゆる
キャリアストールやミスプリントといったカバーオープ
ンに伴うエラーが生じるおそれがあった。
【0008】そこで、本発明は、カバーオープンに伴う
エラーを防止できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明にかかる印字装置の制御方法は、インク
ヘッドを行方向に沿って往復移動すると共に、用紙を前
記行方向に直交方向に所定量ずつ送りつつ印字を行う印
字装置であって、カバーオープン検出手段により、前記
インクヘッドを覆う本体カバーの開閉状態を検出し、前
記カバーオープン検出手段により、前記本体カバーのオ
ープンが検出されたときに、所定のカバーオープン処理
を行う印字装置の制御方法において、前記カバーオープ
ン検出手段により印字途中で前記本体カバーのオープン
が検出されたときに、前記インクヘッドをその行の最終
印字位置まで移動させてその行の印字を行う工程と、前
記インクヘッドがその行の最終印字位置まで移動したと
きに印字を中止する工程とを含むことを特徴としてい
る。
【0010】このような構成によれば、印字途中で本体
カバーのオープンが検出されると、その行の印字が終了
するまで印字が継続され、その行の最終印字位置まで移
動したときに印字が中止される。
【0011】そのため、カバーオープン後に印字が継続
している時間はせいぜい1秒程度と非常に短く、使用者
がインクヘッドに接触するおそれはほとんどなく、キャ
リアストールやミスプリントといったカバーオープンに
伴うエラーが発生することが防止される。
【0012】更に、印字を再開するときには次の行から
再開すればよいため、インクヘッドの移動速度を等速に
するための特別な処理を設けたり、カバーオープンのタ
イミングを判断する処理を設けることが不要となり、通
常の印字開始と同様の処理で再開することができる。
【0013】また、本発明にかかる印字装置の制御方法
は、前記カバーオープン処理が、前記印字中止の工程後
に前記インクヘッドを予め定められたインク交換位置に
移動して待機する工程を含むことを特徴としている。
【0014】このような構成によれば、本体カバーがオ
ープンされるのは、通常インク交換が主な目的であるた
め、印字中止後インクヘッドをインク交換位置に移動さ
せることにより、通常のインク交換作業のために本体カ
バーをオープンしたときと同じ制御処理を実行すればよ
く、全体的な処理手順の簡素化を図ることが可能にな
る。
【0015】また、本発明にかかる印字装置の制御方法
は、印字再開時に、前記インクヘッドが次行の印字を開
始する開始位置に移動して印字を再開することを特徴と
している。
【0016】このような構成によれば、印字を再開する
ときには次行の印字開始位置にインクヘッドが移動して
おり、通常の印字動作と同じ動作で印字再開すればよい
ため、従来のように、インクヘッドの移動速度を等速に
するための特別な処理を設けたり、カバーオープンのタ
イミングを判断する処理を設けることが不要となり、特
殊な処理を行うことなく通常の印字処理で印字を再開す
ることができる。
【0017】また、本発明にかかる印字装置の制御装置
は、行方向に沿って往復移動して印字するインクヘッド
と、前記インクヘッドを前記行方向に移動させるキャリ
ッジモータと、用紙を前記行方向に直交方向に所定量ず
つ紙送りするフィードモータと、本体カバーの開閉状態
を検出するカバーオープン検出手段と、前記カバーオー
プン検出手段による検出結果を保持する保持手段と、前
記保持手段の内容を定期的にチェックし、印字中に前記
保持手段の内容がカバーオープンであることを認識した
ときに、その行の終わりまで印字を継続すべく前記キャ
リッジモータ及び前記インクヘッドを制御し、その後印
字を中止して前記インクヘッドを予め定められたインク
交換位置まで移動すべく前記キャリッジモータを制御す
る制御部とを備えていることを特徴としている。
【0018】このような構成によれば、印字途中でカバ
ーオープン検出手段により本体カバーのオープンが検出
されると、制御部によりキャリッジモータ及びインクヘ
ッドが制御されてその行の印字が終了するまで印字が継
続され、インクヘッドがその行の最終印字位置まで移動
したときに印字が中止されるため、カバーオープン後に
おける印字の継続時間は非常に短く、その間に使用者が
インクヘッドに接触することもなく、キャリアストール
やミスプリントといったカバーオープンに伴うエラーの
発生を防止できる。また、次の行の開始位置から再開で
きるため、特殊な処理を行うことなく、通常の印字開始
と同様の処理で再開することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明を印字装置であるインク
ジェットプリンタに適用した場合の一実施形態について
図1ないし図3を参照して説明する。但し、図1はこの
発明の一実施形態であるプリンタのブロック図、図2は
動作説明図、図3は動作説明用フローチャートである。
【0020】図2に示すように、ガイド軸1に沿って行
方向に往復移動可能にインクヘッド2が設けられ、この
インクヘッド2が図中のフォーワード方向に移動するこ
とで用紙(図示せず)に文字や図形等が印字される。こ
のとき、印字前の待機状態ではインクヘッド2は図中の
ホーム位置にあり、インクの乾燥を防止するために図示
しないメンテナンス機構によりインクヘッド2のノズル
が閉塞(キャップ)されるようになっている。
【0021】印字動作が開始すると、インクヘッド2は
ホーム位置を離れて印字開始位置に移動し、ガイド軸1
に沿ってフォーワード方向に移動しつつノズルからイン
ク滴を噴射し、ホストコンピュータ(図示せず)からの
印字データに基づく1スワス分(1行分)の文字、図形
を印字する。
【0022】そして、インクヘッド2が図2中の行の最
終印字位置(以下、これをエンド位置と称する)まで達
すると、インクヘッド2はノズルからのインク滴の噴射
が停止すると共に、次行の印字開始位置に移動して再び
上記した動作を繰り返し、その行の印字を行う。
【0023】このような印字動作は、図1に示すような
構成の制御装置により制御される。即ち、図1に示すよ
うに、例えばプリンタ本体の上面には、その上面を開閉
自在に閉塞する本体カバー(図示せず)が設けられ、こ
のカバーにより上記したインクヘッド2及びその周辺の
部品が被覆されており、本体カバーの開閉状態が、例え
ば接触スイッチから成るカバーオープン検出手段として
のカバーセンサ5により検出され、ASIC6に設けら
れた保持手段としてのレジスタ7にカバーオープン及び
カバークローズの1ビットのデータが格納される。
【0024】ところで、このASIC6はCPU8と協
働して各部の制御を行い、例えばCPU8からの印字指
令により、各々ステッピングモータから成るキャリッジ
モータ10及びフィードモータ11を駆動し、キャリッ
ジモータ10によりインクヘッド2を上記したガイド軸
1に沿って行方向に往復移動し、フィードモータ11に
より行方向に直交方向に用紙を所定量ずつ紙送りすると
共に、インクヘッド2のノズルからインク滴を噴射させ
る。
【0025】このとき、例えばROMから成るランプテ
ーブル12にはキャリッジモータ10及びフィードモー
タ11の駆動ステップ数に関するデータが格納され、こ
のランプテーブル12の格納データに基づき、各動作に
おけるキャリッジモータ10及びフィードモータ11の
駆動ステップ数が制御される。
【0026】また、CPU8は、図示しないパーソナル
コンピュータ等のホストコンピュータから印字データを
受信してバッファ(図示せず)に一旦保持する。そし
て、CPU8がホストコンピュータからの印字コマンド
を受信することによって、CPU8からASIC6に印
字のための指令が与えられ、ASIC6によりキャリッ
ジモータ10及びフィードモータ11が駆動されると共
にインクヘッド2からインク滴が噴射され、上記したよ
うにして印字が行われる。
【0027】更に、CPU8は、ASIC6のレジスタ
7の格納データを予め定められた時間毎に定期的にチェ
ックし、レジスタ7にカバーオープンのデータが格納さ
れていることを認識すると、そのときが印字中でなけれ
ばカバーオープン処理動作に移行し、図2中に示す印字
領域のほぼ中間位置に相当するインク交換位置に直ちに
インクヘッド2を移動させる。
【0028】一方、CPU8は、レジスタ7にカバーオ
ープンのデータが格納されていることを印字中に認識し
たときには、インクヘッド2をエンド位置まで移動させ
て印字中の1スワス分の印字を継続し、インクヘッド2
がエンド位置まで移動したときに印字を中止し、その後
通常のカバーオープン処理に移行し、インクヘッド2を
ホーム位置(図2参照)に戻してから予め定められたイ
ンク交換位置(図2参照)に移動して待機すべく制御す
る。このCPU8による印字中のカバーオープン時の処
理が制御部に相当する。
【0029】次に、動作について図3のフローチャート
を参照して説明する。いま、図3に示すように、ASI
C6のレジスタ7にカバーセンサ5によるカバーオープ
ンのデータが格納されているか否かの判定がなされ(S
1)、この判定結果がNOであれば、判定結果がYES
になるまでこの判定が繰り返され、判定結果がYESに
なれば、印字中であるか否かの判定がなされる(S
2)。
【0030】そして、ステップS2の判定結果がYES
であれば、印字中の1スワス分の印字を継続すべく、C
PU8からASIC6に指令が与えられ、ASIC6に
よりキャリッジモータ10が継続駆動されてインクヘッ
ド2の移動が継続されると共に、インクヘッド2からイ
ンク滴の噴射が継続され(S3)、その後、1スワス分
の印字を終了してインクヘッド2がエンド位置に達する
と、上記したステップS2の判定結果がNOの場合と共
にステップS4に移行する。
【0031】このステップS4では、所定のカバーオー
プン処理として、インクヘッド2が一旦ホーム位置(図
2参照)に戻された後、印字領域のほぼ中間位置に相当
する予め定められたインク交換位置まで移動され(S
4)、インク交換やその他の所定の処理待ち状態とな
り、その後ASIC6のレジスタ7にカバーセンサ5に
よるカバークローズのデータが格納されているか否かの
判定がなされ(S5)、この判定結果がNOであれば、
判定結果がYESになるまでこの判定が繰り返される。
【0032】一方、ステップS5の判定結果がYESに
なれば、インク交換等の処理が行われて本体カバーが閉
じられたと判断できることから、次行の最初から印字を
再開すべく、CPU8により、ホストコンピュータから
次行以降の印字データの取り込みが再び行われ、次行の
印字開始位置にインクヘッド2が移動されてその行の最
初から印字が再開され(S6)、その後動作は終了す
る。
【0033】このように、カバーセンサ5により印字途
中で本体カバーのオープンが検出され、ASIC6のレ
ジスタ7にカバーオープンのデータが格納され、CPU
8によりレジスタ7のカバーオープンのデータが認識さ
れると、印字中の1スワス分の印字が終了するまで印字
が継続され、1スワス分の印字が終了すれば、そのとき
印字が中止され、カバーオープン処理として、インクヘ
ッド2が、ホーム位置に戻された後インク交換位置に移
動されて所定の処理待ち状態となる。
【0034】従って、上記した実施形態によれば、カバ
ーオープン後に印字が継続している時間は、1スワス分
の印字に要する時間よりも短くせいぜい1秒程度である
ため、本体カバーがオープン状態であっても、使用者が
本体内のインクヘッド2に接触するおそれはほとんどな
く、従来のようなキャリアストールやミスプリントとい
ったカバーオープンに伴うエラーの発生を未然に防止す
ることができる。
【0035】更に、印字を再開するときには次の行から
再開すればよいため、従来のように、印字中止時のイン
クヘッドの位置を記憶する手段を設けたり、インクヘッ
ド2の移動速度を加速して印字再開のタイミングで等速
にするために加速のための特別な処理を設けたり、或い
はカバーオープンのタイミングを判断する処理を設けた
りすることが不要となり、通常の印字開始と同様の処理
で再開することができる。
【0036】なお、上記した実施形態では、インクヘッ
ド2が行の一方向(図2中のフォーワード方向)に移動
するときにインク滴を噴射して一方向印字を行う場合に
ついて説明しているが、インクヘッド2が行の双方向に
移動する際にインク滴を噴射して双方向印字を行う場合
であっても、本発明を同様に実施することが可能であ
る。
【0037】この場合、印字再開位置が上記した実施形
態と相違するだけであり、効果としては、上記した実施
形態と同等の効果を達成することが可能である。
【0038】また、上記した実施形態では、カバーセン
サ5による検出結果をASIC6のレジスタ7に格納
し、CPU8によりレジスタ7を定期的にチェックする
ことでカバーオープンを検知するようにした場合につい
て説明しているが、カバーセンサ5からの信号を直接C
PU8に取り込んでカバーオープン或いはカバークロー
ズを判断するようにしても構わないのは勿論である。
【0039】更に、上記した実施形態では、本発明を印
字装置であるインクジェットプリンタに適用した場合に
ついて説明したが、本発明を適用できるのは、このよう
なインクジェットプリンタに限定されるものではなく、
要するにインクヘッドを使用した印字装置であれば本発
明を適用することが可能であり、上記した実施形態と同
等の効果を得ることができる。
【0040】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び4に記載の
発明によれば、印字途中で本体カバーのオープンが検出
されると、その行の印字が終了するまで印字が継続さ
れ、その行の最終印字位置まで移動したときに印字が中
止されるため、カバーオープン後における印字の継続時
間は非常に短く、使用者がインクヘッドに接触するおそ
れはないことから、キャリアストールやミスプリントと
いったカバーオープンに伴うエラーを未然に防止するこ
とができ、信頼性の高い印字装置を提供することが可能
になる。
【0042】また、印字を再開するときには次の行から
再開すればよいため、インクヘッドの移動速度を等速に
するための特別な処理を設けたり、カバーオープンのタ
イミングを判断する処理を設けることが不要となり、通
常の印字開始と同様の処理で再開することが可能にな
る。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、本
体カバーがオープンされるのは、通常インク交換が主な
目的であるため、印字中止後インクヘッドをインク交換
位置に移動させることにより、通常のインク交換作業の
ために本体カバーをオープンしたときと同じ制御処理を
実行すればよく、全体的な処理手順の簡素化を図ること
ができる。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、印
字を再開するときには次行の印字開始位置にインクヘッ
ドが移動しており、通常の印字動作と同じ動作で印字再
開すればよいため、従来のように、インクヘッドの移動
速度を等速にするための特別な処理を設けたり、カバー
オープンのタイミングを判断する処理を設けることが不
要となり、特殊な処理を行うことなく通常の印字処理で
印字を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるプリンタのブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 インクヘッド 5 カバーセンサ 7 レジスタ 8 CPU(制御部) 10 キャリッジモータ 11 フィードモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクヘッドを行方向に沿って往復移動
    すると共に、用紙を前記行方向に直交方向に所定量ずつ
    送りつつ印字を行う印字装置であって、カバーオープン
    検出手段により、前記インクヘッドを覆う本体カバーの
    開閉状態を検出し、前記カバーオープン検出手段によ
    り、前記本体カバーのオープンが検出されたときに、所
    定のカバーオープン処理を行う印字装置の制御方法にお
    いて、 前記カバーオープン検出手段により印字途中で前記本体
    カバーのオープンが検出されたときに、前記インクヘッ
    ドをその行の最終印字位置まで移動させてその行の印字
    を行う工程と、 前記インクヘッドがその行の最終印字位置まで移動した
    ときに印字を中止する工程とを含むことを特徴とする印
    字装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記カバーオープン処理が、前記印字中
    止の工程後に前記インクヘッドを予め定められたインク
    交換位置に移動して待機する工程を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の印字装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 印字再開時に、前記インクヘッドが次行
    の印字を開始する開始位置に移動して印字を再開するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の印字装置の制
    御方法。
  4. 【請求項4】 行方向に沿って往復移動して印字するイ
    ンクヘッドと、 前記インクヘッドを前記行方向に移動させるキャリッジ
    モータと、 用紙を前記行方向に直交方向に所定量ずつ紙送りするフ
    ィードモータと、 本体カバーの開閉状態を検出するカバーオープン検出手
    段と、 前記カバーオープン検出手段による検出結果を保持する
    保持手段と、 前記保持手段の内容を定期的にチェックし、印字中に前
    記保持手段の内容がカバーオープンであることを認識し
    たときに、その行の終わりまで印字を継続すべく前記キ
    ャリッジモータ及び前記インクヘッドを制御し、その後
    印字を中止して前記インクヘッドを予め定められたイン
    ク交換位置まで移動すべく前記キャリッジモータを制御
    する制御部とを備えていることを特徴とする印字装置の
    制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108307A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Seiko Epson Corp メディア処理装置及びその制御方法
JP2013226771A (ja) * 2012-04-27 2013-11-07 Seiko Epson Corp 流体吐出装置、流体吐出方法及びそのプログラム

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