JP3067229B2 - 開閉パネルの取付装置 - Google Patents

開閉パネルの取付装置

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JP3067229B2 JP3050204A JP5020491A JP3067229B2 JP 3067229 B2 JP3067229 B2 JP 3067229B2 JP 3050204 A JP3050204 A JP 3050204A JP 5020491 A JP5020491 A JP 5020491A JP 3067229 B2 JP3067229 B2 JP 3067229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の電子機器におけ
るフロントパネル等の開閉パネルを外筐等のパネル取付
部材に回転自在および着脱自在に取り付けるための開閉
パネル取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種の電子機器における開閉
パネルの取付装置として、図3に示すように、フロント
パネル等の開閉パネル1を電子機器外筐等のパネル取付
部材2にほぼコ字状に形成したヒンジ用ワイヤー3を用
いて矢印a方向に回転自在であると共に矢印b方向に着
脱自在に取り付けるようにしたものがある。
【0003】その詳細は、図4に示すように、開閉パネ
ル1の上下両端縁11を水平に折り曲げて、これらの端
部に貫通孔である上下一対の支持部12を同一軸心状に
形成し、パネル取付部材2の開口端に取り付けたパネル
取付金具21の上下両端に円筒状に曲げ加工された上下
一対の支持部22を同一軸心状に形成している。そし
て、ステンレス等のヒンジ用ワイヤー3をほぼコ字状に
折り曲げて、垂直な連結アーム31の上下両端から上下
一対の支持アーム32を水平に折り曲げ、上下一対の支
持アーム32の先端から上下一対の支点ピンである支点
部33を上下方向に向けて垂直に折り曲げて形成してい
る。
【0004】そして、開閉パネル1の取り付け時には、
図4の(A)に示すように、開閉パネル1の両支持部1
2をパネル取付金具21の両支持部22の上下に同一軸
心P上に重ねた状態で、ヒンジ用ワイヤー3の両支点部
33をこれら両支持部12、22間に矢印c方向から着
脱自在に挿入して、パネル取付金具21に対して開閉パ
ネル1を両支点部33を中心に図3の矢印a方向に回転
自在に取り付けたものである。
【0005】そして、開閉パネル1の取り外し時には、
図4の(B)に示すように、手の指でヒンジ用ワイヤー
3の両支持アーム32を上下両側からつまんで、これら
両支持アーム32を連結アーム31に対して矢印d方向
に弾性に抗して撓ませることにより、両支点部33を両
支持部12、22間から矢印e方向に抜き取り、開閉パ
ネル2をパネル取付金具21から矢印b方向に取り外す
ようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の開閉パ
ネルの取付装置は、図4の(B)に示すように、両支持
アーム32を矢印d方向に撓ませた時に、両支点部33
が両支持部12、22に対して互いに逆方向に向けて角
度θに傾いてしまう。従って、開閉パネル1の取り付け
時に、その傾いた両支点部33を両支持部12、22に
矢印c方向からスムーズに挿入しずらい。同様に、開閉
パネル1の取り外し時にも、両支点部33が両支持部1
2、22内でこじれてしまうために矢印d方向にスムー
ズに抜き取りづらい。従って、開閉パネル1の取り付け
および取り外しに手間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、両支点部を両支持部に対して同一
軸心方向からスムーズに挿入および抜き取ることができ
るようにした開閉パネルの取付装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の請求項1の開閉パネルの取付装置は、開閉
パネルと、その開閉パネルを回転自在および着脱自在に
取り付けるためのパネル取付部材と、これら開閉パネル
およびパネル取付部材に形成された各一対の支持部と、
連結アーム、その連結アームの両端から同一方向へほぼ
直角な対称状に折り曲げられた一対の支持アームおよび
その一対の支持アームの端部から外側へほぼ直角な対称
状に折り曲げられた一対の支点部を有するヒンジ用ワイ
ヤーとを備え、上記ヒンジ用ワイヤーの一対の支持アー
ムを弾性に抗して内側へ撓ませるようにして、一対の支
点部を上記各一対の支持部にこれらの内側から着脱自在
に挿入して、上記開閉パネルを上記パネル取付部材に回
転自在および着脱自在に取り付けるように構成した開閉
パネルの取付装置において、上記ヒンジ用ワイヤーの上
記連結アームに上記一対の支持アームの内側位置にて、
これら一対の支持アームとほぼ同一平面内に沿ってほぼ
コ字状に折り曲げられて、これら一対の支持アームを平
行移動させるバネ作用部を形成したものである。 また、
上記の目的を達成するための本発明の請求項2の開閉パ
ネルの取付装置は、開閉パネルと、その開閉パネルを回
転自在および着脱自在に取り付けるためのパネル取付部
材と、これら開閉パネルおよびパネル取付部材に形成さ
れた各一対の支持部と、連結アーム、その連結アームの
両端から同一方向へほぼ直角な対称状に折り曲げられた
一対の支持アームおよびその一対の支持アームの端部か
ら外側へほぼ直角な対称状に折り曲げられた一対の支点
部を有するヒンジとを備え、上記ヒンジの一対の支持ア
ームを弾性に抗して内側へ撓ませるようにして、一対の
支点部を上記各一対の支持部にこれらの内側から着脱自
在に挿入して、上記開閉パネルを上記パネル取付部材に
回転自在および着脱自在に取り付けるように構成した開
閉パネルの取付装置において、上記ヒンジの上記連結ア
ームに上記一対の支持アームとほぼ同一平面内に沿って
ほぼジャバラ状に形成されて、これら一対の支持アーム
を平行移動させるバネ作用部を形成したものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明の請求項1及び
請求項2の開閉パネルの取付装置は、ヒンジ用ワイヤー
の連結アームに一対の支持アームの内側位置にて、これ
ら一対の支持アームとほぼ同一平面内に沿ってほぼコ字
状状に折り曲げられて、 これら一対の支持アームを平行
移動させるバネ作用部を形成したり、ヒンジの連結アー
ムに一対の支持アームとほぼ同一平面内に沿ってほぼジ
ャバラ状に形成されて、これら一対の支持アームを平行
移動させるバネ作用部を形成したので、従来通りに手の
指等で、ヒンジ用ワイヤーの一対の支持ームを両側から
つまめば、これら一対の支持アームをほぼコ字状やほぼ
ジャバラ状のバネ作用部によって内側へ平行移動させる
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の開閉パネル取付装置の実施例
を図1〜図3を参照して説明する。なお、図3および図
4と同一構造部には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0011】まず、図1の(A)に示す開閉パネルの取
付装置の第1実施例は、ヒンジ用ワイヤー3の連結アー
ム31の上下の中間部に両支持アーム32の内側位置に
て、これら一対の支持アーム32とほぼ同一平面内に沿
ってほぼコ字状のバネ作用部34を一体に折り曲げ加工
して、このバネ作用部34のそれぞれ直角状をなす4つ
のコーナ34a、34b、34c、34dをそれぞれ撓
み支点に形成したものである。
【0012】従って、図1の(B)に示すように、手の
指で両支持アーム32のやや連結アーム31側寄りの位
置を上下両側からつまんで、これら両支持アーム32を
矢印f方向に押圧すると、バネ作用部34の4つのコー
ナ34a、34b、34c、34dがそれぞれ撓み支点
となって、これらが弾性に抗して直角状態から鋭角状態
に上下それぞれ対称状に撓む。
【0013】この結果、両支持アーム32を内側である
矢印f方向に平行移動させることができて、両支点部3
3を両支持部12、22に対してこれらと同一軸線P上
において矢印c、d方向に平行移動させることができ
る。従って、これら両支点部33を両支持部12、22
に対してこじれ等を発生することなく矢印c、d方向に
スムーズに挿入および抜き取ることができるので、パネ
ル取付金具21に対する開閉パネル1の着脱を容易かつ
迅速に行える。
【0014】次に、図2の(A)に示す開閉パネルの取
付装置の第2実施例は、合成樹脂等で一体成形したヒン
ジ4を示したものであり、垂直な連結アーム41の上下
両端から上下一対の支持アーム42が水平に延出され、
上下一対の支持アーム42の先端の上下に上下一対の支
点ピンである支点部43が垂直に形成され、連結アーム
41の上下の中間部に上下一対の支持アーム42とほぼ
同一平面内に沿ってジャバラ状に成形されたバネ作用部
44が形成されている。
【0015】従って、図2の(B)に示すように、手の
指で両支持アーム42の連結アーム41側の端部を上下
両側からつまんで、これら両支持アーム42を矢印f方
向に押圧すると、バネ作用部44が弾性に抗して圧縮さ
れて、両支持アーム42を矢印f方向に平行移動させる
ことができる。
【0016】この結果、前述同様に、両支点部43を両
支持部12、22に対してこれらと同一軸線P上におい
て矢印c、d方向に平行移動させることができて、これ
ら両支点部43を両支持部12、22に対してこじれ等
を発生することなく矢印c、d方向にスムーズに挿入お
よび抜き取ることができる。
【0017】以上、本発明の実施例に付き説明したが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】 本発明の開閉パネルの取付装置は、以上
のように構成されているので、次のような効果を奏す
る。
【0019】ヒンジ用ワイヤーの連結アームに一対の支
持アームの内側位置にて、これら一対の支持アームとほ
ぼ同一平面内に沿ってほぼコ字状状に折り曲げられて、
これ ら一対の支持アームを平行移動させるバネ作用部を
形成したり、ヒンジの連結アームに一対の支持アームと
ほぼ同一平面内に沿ってほぼジャバラ状形成されて、こ
れら一対の支持アームを平行移動させるバネ作用部を形
成して、従来通りに手の指等で、ヒンジ用ワイヤーの一
対の支持ームを両側からつまめば、これら一対の支持ア
ームをほぼコ字状状やほぼジャバラ状のバネ作用部によ
って内側へ平行移動させることができるようにしたの
、一対の支点部を開閉パネルおよびパネル取付部材
対の支持部に対してこれらと同一軸心上において平行
移動させることができる。従って、これら一対の支点部
を上下一対の支持部に対してこじれ等を発生することな
く、スムーズに挿入および抜き取ることができるので、
パネル取付部材に対する開閉パネルの着脱を容易かつ迅
速に行える。しかも、ほぼコ字状やほぼジャバラ状のバ
ネ作用部が一対の支持アームとほぼ同一平面内に沿って
形成されているので、そのバネ作用部を有していない従
来のものと同様に、開閉パネルを閉じた時に、ヒンジ用
ワイヤーやヒンジ全体を開閉パネルの内面等に平行状に
密着させることができて、その開閉パネル内部の省スペ
ース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による開閉パネルの取付装
置を示す一部切欠き側面図である。
【図2】本発明の第2実施例による開閉パネルの取付装
置を示す一部切欠き側面図である。
【図3】従来の開閉パネルの取付装置を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の開閉パネルの取付装置の詳細を示す一部
切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 開閉パネル 2 パネル取付部材 ヒンジ用ワイヤー ヒンジ 12 開閉パネルの支持部 22 パネル取付部材の支持部31 ヒンジ用ワイヤーの連結アーム 32 ヒンジ用ワイヤーの支持アーム 33 ヒンジ用ワイヤーの支点部 34 ヒンジ用ワイヤーのほぼコ字状のバネ作用部41 ヒンジの連結アーム 42 ヒンジの支持アーム 43 ヒンジの支点部 44 ヒンジのほぼジャバラ状のバネ作用部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉パネルと、 上記開閉パネルを回転自在および着脱自在に取り付ける
    ためのパネル取付部材と、 上記開閉パネルおよび上記パネル取付部材に形成された
    各一対の支持部と、連結アーム、その連結アームの両端から同一方向へほぼ
    直角な対称状に折り曲げられた一対の支持アームおよび
    その一対の支持アームの端部から外側へほぼ直角な対称
    状に折り曲げられた一対の支点部を有するヒンジ用ワイ
    ヤーとを備え、 上記ヒンジ用ワイヤーの上記一対の支持アームを弾性に
    抗して内側へ撓ませるようにして、上記一対の支点部を
    上記各一対の支持部にこれらの内側から着脱自在に挿入
    して、上記開閉パネルを上記パネル取付部材に回転自在
    および着脱自在に取り付けるように構成した開閉パネル
    の取付装置において、 上記ヒンジ用ワイヤーの上記連結アームに上記一対の支
    持アームの内側位置にて、これら一対の支持アームとほ
    ぼ同一平面内に沿ってほぼコ字状に折り曲げられて、こ
    れら一対の支持アームを平行移動させるバネ作用部を形
    成したことを特徴とする開閉パネルの取付装置。
  2. 【請求項2】 開閉パネルと、 上記開閉パネルを回転自在および着脱自在に取り付ける
    ためのパネル取付部材と、 上記開閉パネルおよび上記パネル取付部材に形成された
    各一対の支持部と、 連結アーム、その連結アームの両端から同一方向へほぼ
    直角な対称状に折り曲げられた一対の支持アームおよび
    その一対の支持アームの端部から外側へほぼ直角な対称
    状に折り曲げられた一対の支点部を有するヒンジとを備
    え、 上記ヒンジの上記一対の支持アームを弾性に抗して内側
    へ撓ませるようにして、上記一対の支点部を上記各一対
    の支持部にこれらの内側から着脱自在に挿入し て、上記
    開閉パネルを上記パネル取付部材に回転自在および着脱
    自在に取り付けるように構成した開閉パネルの取付装置
    において、 上記ヒンジの上記連結アームに上記一対の支持アームと
    ほぼ同一平面内に沿ってほぼジャバラ状に形成されて、
    これら一対の支持アームを平行移動させるバネ作用部を
    形成したことを特徴とする開閉パネルの取付装置。
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