JP3065704U - 接線切削インサ―ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる切削作業のために切削工具上に固定す
る。 【解決手段】 接線切削インサートは、上方及び下方の
主要な刃先、側部の補助的刃先並びにそれらの間の角部
の刃先と関連する、作業可能な正面を伴う本体を有す
る。すべての刃先が、正面に形成され、それらの関連す
る刃先から切削インサートの内側方向に伸長しているす
くい面を有する。切削インサートはその角部の刃先の先
端を通過する想像的基準面を有する。主要な刃先はそれ
ぞれ、その関連する角部の刃先から、基準面から離れて
切削インサートの内側方向に伸長している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、異なる切削作業のための切削工具上にそれを固定するための接線（ 縁上）切削インサートに関する。

【０００２】

【従来の技術】

接線切削インサートはしばしば、立て削りカッター又は伸長フルートカッター のようなロータリーフライス、旋削工具等とともに使用される。このような使用 例は米国特許第３，４１６，２０９号、同第３，４９０，１１７号、同第３，７ ０１，１８７号、及び同第４，７９０，６９３号に認めることができる。

【０００３】 本考案が意味している種類の通常の接線切削インサートは、クランプねじ孔及 び、概括的にクランプねじ孔の軸に平行で、上方及び下方の刃先並びに、それら の間に伸長し、インサートの角部の刃先を経由してそれらと交わっている側部の 刃先と関連する作業可能な正面、を有するプリズム形の本体を有する。このよう な通常の接線切削インサートにおいては、側部及び角部の刃先は通常切削作業に 使用されず、その結果適切な切削構造を提供されていない。

【０００４】 国際公開第９７／１７１５７号パンフレットは、正面及び背面がそれぞれ上方 及び下方の主要な刃先、それらの間の２カ所の補助的側部の刃先並びに、主要な 刃先及び補助的刃先が交わる４カ所の角部の刃先と関連する、フェースフライス 作業のための、両面の、割り送り可能な接線切削インサートにつき公表している 。正面及び背面はそれぞれ、関連する刃先の間のそれらの周辺に沿って伸長して いるチップ溝及び、刃先から外側に突き出している平面の中央位置決定面を伴っ て形成されている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

前記の種類の、新規の接線切削インサートを提供することが本考案の目的であ る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案に従うと、上方及び下方の主要な刃先、側部の補助的刃先並びにそれら の間の角部の刃先と関連する、作業可能な正面をもつ本体を有する接線切削イン サートで、すべての刃先が、前記正面に形成されたすくい面を有し、それらの関 連する刃先から切削インサートの内側方向に伸長しており、インサートがその角 部の刃先の先端を通過する想像的基準面を有し、前記の主要な刃先それぞれが、 前記基準面から離れてインサートの内側方向に、その関連する角部の刃先から伸 長していることを特徴とする、接線切削インサートが提供される。

【０００７】 好ましくは、主要な刃先はそれぞれ、インサートの内側方向に、隣接する角部 の刃先から伸長する２カ所の脇部分の刃先、並びに前記基準面と実質的に同方向 の、それらの間の中央部の刃先を有する。

【０００８】 好ましくは、作業可能な正面はインサートの内側方向に、関連する補助的な側 部の刃先から伸長する２種の構成面を有する。このデザインにより、インサート には、概括的に主要な刃先の構造を繰り返している、作業可能な正面の構造によ り、一対の適切な位置決定面が提供されている。

【０００９】 好ましくは、切削インサートは、その軸が、作業可能な正面に実質的に平行で 、主要な刃先を実質的に横切る方向の１８０゜回転対称軸の周りに割り送り可能 である。切削インサートの本体は、その両端に、一対の同一な正面及び背面、向 かい合う上面及び下方面並びに、正面と背面との間に伸長している一対の向かい 合う側面、を有するプリズム形を有する。

【００１０】 好ましくは、刃先のすくい面は、前記基準面に対する垂線とそれにより形成さ れた鋭角が、主要、補助的及び角部の刃先に対して異なるように配向されている 。この角度の値はこれらの刃先上で変動する可能性がある。

【００１１】 本考案の切削インサートの構造は、研磨作業が必要でないようなネット形工程 による切削インサートの製造に特に適しており、そのために、なかでも非平面状 のチップすくい面及び逃げ面のあらゆる所望のデザインを得ることができる。

【００１２】

【実施例】

本考案のより良い理解のためそして、本考案を実際にいかに実施することがで きるかを示すために、今度は付記の図につき説明されよう。

【００１３】 図１、２、３及び４は、切削インサート１が、有効な刃先として機能すること ができる１２カ所の刃先、及び８カ所の有効な切削角部を有するように、回転対 称軸Ａの周りを１８０゜割り送り可能な、本考案に従う、両面の、接線切削イン サート１を示している。該インサートは広範な異なる切削作業に使用することが できる。

【００１４】 図１に認められるように、切削インサート１は、正面及び背面の作業可能な面 ２、それらの間に伸長している向かい合った上面及び下方面６並びに一対の向か い合った側面８を有する、プリズム状の本体を有する。インサート１は、対称軸 Ａと一致する縦軸を有し、上面と下方面６との間に伸長しているクランプねじ孔 ９を有する。

【００１５】 正面及び背面の作業可能な面２は同一のデザインを有するので、これらの面の 一方、すなわち作業可能な正面２のみを以後に説明される。

【００１６】 図１及び２に認められるように、正面の作業可能な面２は、上面及び下方面６ と関連する同一の上方及び下方の主要な刃先１０、側面８と関連する同一の補助 的刃先１２、並びに丸みを付けられ、隣接する主要な刃先１０と補助的刃先１２ との間に伸長して、それらと連続的に交わっている４カ所の、同一の角部の刃先 １４、により区画されている。切削インサート１は、角部の刃先１４の先端を通 過する、図３のＰとして表された想像的基準面を有する。

【００１７】 図３に認められるように、作業可能な正面２は概括的にその全周辺に沿って基 準面Ｐに対してへこんでいる。より具体的には、図１に認められるように、作業 可能な正面２は、それぞれ主要な刃先１０、補助的刃先１２及び角部の刃先１４ に沿って伸長している部分２０、２２及び２４を有する、全体的に１８で表され た周辺の面を有する。図５ないし６に認められるように、これらの部分はそれら の対応する主要、補助的及び角部の刃先１０、１２及び１４から離れて内側に伸 長して、それらのそれぞれのチップそらせ面２０、２２及び２４を構成している 。図５ないし８に示されるように、チップそらせ面２０、２２及び２４は基準面 Ｐに対する垂線とそれぞれの角度θ１０、θ１２及びθ１４を形成し、それらの 角度は異なる値の可能性があり、それぞれの刃先１０、１２及び１４の長さ上で 変動する可能性がある。

【００１８】 図１、２及び５ないし８に認められるように、主要な刃先１０、補助的刃先１ ２及び角部の刃先１４には、それらから、それらとを関連するそれぞれのチップ そらせ面２０、２２及び２４の方向に伸長しているランド２６が付いている。

【００１９】 図１、３、４及び５ないし８に認められるように、切削インサート１の上面及 び下方面６及び側面８及びそれらの間のインサート角部２７はそれぞれ、主要な 刃先１０、補助的刃先１２及び角部の刃先１４にそれぞれ隣接して配置された逃 げフランク面２８ａ、２８ｂ及び２８ｃを伴って形成され、そしてインサートが 切削工具上に設置される時に、これらの刃先に適切な逃げ角度を与える。逃げフ ランク面２８ａは好ましくは、基準面Ｐに実質的に直角である。上面及び下方面 ６はそれぞれ、切削工具中でのインサートの支持のための突出した中央の基礎部 分２９を伴って形成されている。

【００２０】 図３に認められるように、各主要な刃先１０は隣接する角部の刃先１４から基 準面Ｐに対して概括的に内側に伸長し、隣接する角部の刃先１４から離れそして 基準面Ｐから離れて中央部分の刃先３２の方向に伸長している２種類の同一の脇 部分の刃先３０を有する。脇部分の刃先３０は、基準面Ｐを横断する方向に配置 された中間部分の刃先３４を経由して中央部分の刃先３２に交わる。好ましくは 、中間部分刃先３４は、そこで、切削作業時に有効なチップスプリットがもたら され得るように、基準面Ｐに垂直な方向から見て、関連する脇部分の刃先３０及 び中央部分の刃先３２が部分的に重複するように配置されている。

【００２１】 図１及び５に明らかに認められるように、作業可能な正面２は概括的に、主要 な刃先１０の構造、すなわち、それが、補助的刃先１２から内側に離れて中央部 分４２の方向へ伸長し、中間部分４４を経由してそれらと交わる脇の部分４０を 有する構造を繰り返している。切削インサート１が切削工具中に設置される時に 、その背面２の脇の部分４０はインサートの位置決定用の面として機能する。

【００２２】 図９及び１１は、インサートの主要な刃先又はその少なくとも１個の脇の部分 の刃先が周辺の刃先として機能し、補助的刃先が正面の刃先として機能するよう な、フライス中への本考案の切削インサートの使用を、例によってのみ示してい る。図１２及び１３は、旋削工具中への本考案の切削インサート１の使用の実施 例を示している。

【００２３】 図９はそれぞれ、左手及び右手の方法でクランプねじ４８によりその中に接線 上に設置された本考案に従う切削インサート１’及び１”を有する立削りカッタ ーを示している。図１０に示されるように、主要な刃先１０の脇部分の刃先３０ が前記のように配向されているために、切削インサート１”の開放側面８と関連 する作業可能な脇部分の刃先３０が必要な正の軸すくい角γＡを有することが確 保されている。脇部分の刃先３０が相対する方向に傾斜している事実により、旋 削作業時の刃先１０に働く軸方向の切削力は釣り合っている。

【００２４】 図１１は、工作物Ｗを加工するために、その中に設置された本考案に従う切削 インサート１を有するフェースフライス５２を示している。認められるように、 切削インサート１において、主要な刃先１０の脇部分の刃先３０は周辺の刃先と して機能し、そして作業可能な角部の刃先１４に隣接している補助的刃先１２の 脇部分１２’はワイパーとして機能する。フライス５２において、刃先１２の残 りには、適切な負の角度δにおける旋削インサート１の設置により工作物の面か らの必要な隙間が提供されている。図１１に示されるように、部分１２’は隣接 する脇部分の刃先３０と９０゜の角度を区画している。代替的には、脇部分１２ ’と隣接する脇部の刃先３０との間の角度は９０゜より僅かに大きいであろう。

【００２５】 図１２は、旋削インサート１が作業可能な刃先１０及び作業可能な角部の刃先 １４を提供するように設置されている、工作物Ｗを加工する旋削工具５０を示し ている。

【００２６】 図１３は、刃先１２が作業可能な刃先として機能し、刃先１０が切削に寄与し ないような、工作物Ｗを加工する旋削工具５１を示している。

【００２７】 図１４ないし１７及び図２１ないし２４はそれぞれ、９０゜及び４５゜の肩の 研磨作業における使用のための本考案に従う切削インサート６０及び７０それぞ れの代替的態様を示している。

【００２８】 図１４、１５及び１８に認められるように、切削インサート６０において、主 要な刃先６２及びその結果、正面及び背面６４が概括的にへこんだ形態である。 正面及び背面６４はチップ形成溝６６（図１９及び２０）及び、インサート６０ が切削工具中に設置される時、それらの脇の部分６８’及び６８”が一対の位置 決定用の面として働く、中央の突出面６８を伴って形成されている。切削インサ ート６０の追加的位置決定用の面はその側面６９の脇領域６９’により構成され ている。

【００２９】 図２１ないし２３に示された切削インサート７０は、その主要な刃先７２及び 正面及び背面７４の形態においては図１４ないし１７に示された切削インサート ６０に類似しているが、その相違は主として、ワイパーとして機能することがで きる二次的刃先７５が、隣接する主要な刃先７２と４５゜の角度を区画している 点である。

【００３０】 本考案に従う切削インサートはあらゆるその他の適切な用途に使用することが でき、そしてまたこれまで説明されていない特徴物を含んでなる代替的デザイン を有することができる。例えば、切削インサートの主要な刃先は連続的にへこん でいてもよい。それらの構造は、それらの中心点に対して非対称的でもよい。主 要な刃先の中央部刃先はインサートの外側方向に、隣接する脇部分に対して突き 出してもよい。補助的刃先は図に示されたような実質的に直線であるよりむしろ 、あらゆる必要な形態を有することができる。すべての刃先は他のあらゆる適切 な形態及び切削構造を有することができる。更に、正面及び背面の中央部及び脇 部は平面状でも非平面状でもよい、例えばそれらは、あらゆる適切な構造のチッ プ調節手段を提供するような特別な形態にすることができる。更に、作業可能な 正面の中央部分及び脇の部分は必ずしも基準面Ｐに対して完全にへこんでいる必 要はなく、むしろそれらはそこから外側に突き出している領域を有することがで きる。

【００３１】 本考案の特徴と態様を以下に示す。

【００３２】 １． 上方及び下方の主要な刃先、側部の補助的刃先並びにそれらの間の角部 の刃先と関連する、作業可能な正面の付いた本体を有する接線切削インサートで 、すべてが、前記正面に形成されたすくい面を有し、それらの関連する刃先から 切削インサートの内側方向に伸長しており、切削インサートがその角部の刃先の 先端を通過する想像的な基準面を有し、前記の主要な刃先それぞれが、その関連 する角部の刃先から、前記基準面から離れて切削インサートの内側方向に伸長し ていることを特徴とする、接線切削インサート。

【００３３】 ２． 前記主要な刃先がそれぞれ、切削インサートの内側方向に、隣接する角 部の刃先から伸長している２種類の脇部分の刃先及び、それらの間の中央部分の 刃先、を有する上記１の切削インサート。

【００３４】 ３． 前記中央部分の刃先が前記基準面と実質的に同方向である上記２の切削 インサート。

【００３５】 ４． 前記脇部分の刃先が、基準面に垂直な方向から見ると、関連する脇部分 の刃先及び中央部分の刃先が部分的に重複するように配向されている中間部分の 刃先を介して、中央部分の刃先と交わっている上記２の切削インサート。

【００３６】 ５． 作業可能な正面が、前記基準面から離れてインサートの内側方向に、関 連する補助的側面の刃先から伸長している２部分の面を有する上記１又は２の切 削インサート。

【００３７】 ６． 切削インサートが、切削インサートの基準面に実質的に平行で、主要な 刃先を実質的に横切る方向の回転対称軸の周りに割り送りが可能な上記１の切削 インサート。

【００３８】 ７． インサートの本体が、その両端の一対の同一な正面及び背面、正面と背 面との間に伸長している相対する上面及び下方面並びに一対の相対する側面、を 有するプリズム形をもつ上記６の切削インサート。

【００３９】 ８． 主要、補助的及び角部の刃先の前記すくい面が、前記想像的基準面に対 する垂線とそれにより形成された鋭角が、前記の主要、補助的及び角部の刃先に 対して異なるように配向されている上記１の切削インサート。

【００４０】 ９． 前記想像的基準面に対する垂線と各主要な刃先のすくい面により形成さ れた鋭角が、少なくともインサートの主要な刃先上で変動する上記１の切削イン サート。

【００４１】 １０． 切削インサートの本体が、切削インサートの前記基準面に実質的に平 行で、前記主要な刃先を実質的に横切る方向の縦軸を有するクランプねじ孔を伴 って形成されている上記１の切削インサート。

【００４２】 １１． 角部の刃先に隣接するようになっており、それと交わっているインサ ートの各々の補助的刃先の一部がワイパーとして機能することができる上記１の 切削インサート。

【００４３】 １２． インサートがネット形工程により製造される、前記の請求の範囲のい ずれか１項に記載の切削インサート。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に従う切削インサートの遠近図である。

【図２】図１に示された切削インサートの正面図であ
る。

【図３】図１に示された切削インサートの上面図であ
る。

【図４】図１に示された切削インサートの側面図であ
る。

【図５】線Ａ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ及びＤ−Ｄそれぞれ
に沿って採られた、図２に示された切削インサートの横
断面図である。

【図６】線Ａ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ及びＤ−Ｄそれぞれ
に沿って採られた、図２に示された切削インサートの横
断面図である。

【図７】線Ａ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ及びＤ−Ｄそれぞれ
に沿って採られた、図２に示された切削インサートの横
断面図である。

【図８】線Ａ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ及びＤ−Ｄそれぞれ
に沿って採られた、図２に示された切削インサートの横
断面図である。

【図９】右手及び左手の方法でその中に設置された本考
案に従う切削インサートを有する立て削りディスクカッ
ターの遠近図である。

【図１０】図９に示された立て削りディスクカッター中
に設置された時の、拡大倍率における図１に示された切
削インサートの上面図である。

【図１１】その中に設置された本考案に従う切削インサ
ートを有するフェースフライスの部分側面図である。

【図１２】その中に設置された本考案に従う切削インサ
ートを有する２種の異なる旋削工具の平面図である。

【図１３】その中に設置された本考案に従う切削インサ
ートを有する２種の異なる旋削工具の平面図である。

【図１４】本考案の代替的態様に従う切削インサートの
それぞれ遠近図、平面図、正面図及び側面図である。

【図１５】本考案の代替的態様に従う切削インサートの
それぞれ遠近図、平面図、正面図及び側面図である。

【図１６】本考案の代替的態様に従う切削インサートの
それぞれ遠近図、平面図、正面図及び側面図である。

【図１７】本考案の代替的態様に従う切削インサートの
それぞれ遠近図、平面図、正面図及び側面図である。

【図１８】図１６の線Ｘ−Ｘに沿って採られた、図１４
〜１７に示された切削インサートの横断面図である。

【図１９】図１５の線XI−XI及びXII−XIIそれぞれに沿
って採られた、図１４〜１７に示された切削インサート
の横断面図である。

【図２０】図１５の線XI−XI及びXII−XIIそれぞれに沿
って採られた、図１４〜１７に示された切削インサート
の横断面図である。

【図２１】本考案のもう１種の代替的態様に従う切削イ
ンサートの、それぞれ遠近図、正面図及び側面図であ
る。

【図２２】本考案のもう１種の代替的態様に従う切削イ
ンサートの、それぞれ遠近図、正面図及び側面図であ
る。

【図２３】本考案のもう１種の代替的態様に従う切削イ
ンサートの、それぞれ遠近図、正面図及び側面図であ
る。

【符号の説明】

１ 切削インサート ２ 正面及び背面の作業可能な面 ６ 上面及び下方面 ８ もう１組の向かい合う側面 ９ クランプねじ孔 １０ 主要な刃先 １２ 補助刃先 １２’ワイパーとして機能する側部刃先１２の一部 １４ 角部の刃先 １８ 正面の作業可能な面２の周辺の面 ２０，２２，２４ 刃先１０、１２及び１４それぞれに
沿って伸長している周辺の面１８の部分 ２６ ランド ２７ インサートの角部分 ２８ａ，２８ｂ，２８ｃ 刃先１０、１２、１４それぞ
れの逃げフランク面 ２９ 突き出している中央基礎部分 ３０ 脇部刃先 ３２ 中央部刃先 ３４ 中間部刃先 ４０ 作業可能な正面２の脇部分 ４２ 作業可能な正面の中央部分 ４４ 作業可能な正面の中間部分 ４６ 立て削りカッター ４８ クランプねじ ５０，５１ 旋削工具 ５２ フェースフライス ６０ 代替切削インサート ６２ 切削インサート６０の主要な刃先 ６４ 切削インサート６０の正面及び背面 ６６ チップ形成溝 ６８ 中央突き出し面 ６８’，６８” 中央突き出し面６８の脇部分 ６９ 切削インサート６０の側面 ６９’側面６９の脇領域 ７０ 代替切削インサート ７２ 切削インサート７０の主要な刃先 ７４ 切削インサート７０の正面及び背面 ７５ 切削インサート７０の角部の刃先 Ａ クランプねじ孔９の縦軸 Ｐ 想像的基準面 Ｗ 工作物 γＡ 切削工具４６における部分刃先３０の軸すくい角
度 θ１０，θ１２，θ１４ チップすくい面２０、２２及
び２４と、基準面Ｐに対する垂線との間に区画された角
度 δ 正面図で見られる時、フライス５２中の切削イン
サート１の傾斜角

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ユバル・ペンハス イスラエル・ハイフア32812・ラモツトレ メズ・ブルラストリート29／17

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上方及び下方の主要な刃先、側部の補助
   的刃先並びにそれらの間の角部の刃先と関連する作業可
   能な正面の付いた本体を有する、接線切削インサート
   で、すべてが、前記正面に形成されたすくい面を有し、
   それらの関連する刃先から切削インサートの内側方向に
   伸長しており、切削インサートが、その角部の刃先の先
   端を通過する想像的な基準面を有し、前記の主要な刃先
   がそれぞれ、その関連する角部の刃先から、前記の基準
   面から離れて切削インサートの内側方向に伸長している
   ことを特徴とする、接線切削インサート。