JP3065331B2 - 自動二輪車の収納ボックス - Google Patents

自動二輪車の収納ボックス

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JP3065331B2
JP3065331B2 JP2146963A JP14696390A JP3065331B2 JP 3065331 B2 JP3065331 B2 JP 3065331B2 JP 2146963 A JP2146963 A JP 2146963A JP 14696390 A JP14696390 A JP 14696390A JP 3065331 B2 JP3065331 B2 JP 3065331B2
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満 伊勢野
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動二輪車の収納ボックスに関し、特にエ
ンジンを支持する左右のフレーム部材間に配設される収
納ボッウスの底面の構造に関するものである。
[従来の技術] 自動二輪車において、エンジンを支持する左右一対の
フレーム部材間に収納ボックスを配設することが行わ
れ、従来はエンジン後方でシート下方にバッテリを配設
するのが一般的であった。
[発明が解決しようとする課題] ところが、エンジンから後方に離れてバッテリを配置
することは、重量物の集中化の面で改善の余地がある。
そこで本発明の目的は、エンジンを支持する左右のフ
レーム部材間に収納ボックスを備えた自動二輪車におい
て、エンジンの気筒部側方にバッテリを配置して重量物
の集中化が行えるとともに、これら気筒部及びバッテリ
を収納ボックス底面から露出可能とし、バッテリ及び点
火プラグのメンテナンスが容易に行える収納ボックスを
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決すべく本発明は、ヘッドパイプから
後方に延ばした左右一対のフレーム部材間に収納ボック
スを配置し、この収納ボックスの下方にエンジンを配置
した自動二輪車において、収納ボックスの下方で且つエ
ンジンの気筒部に隣接させてバッテリを配置し、収納ボ
ックス底面にエンジンの気筒部及びバッテリを同時に点
検することのできる一つの開閉蓋を設けたことを特徴と
する。
[作用] エンジンの気筒部及びバッテリを収納ボックス下方の
左右に並設したので、重量物の集中化が行える。
そして収納ボックス底面に気筒部及びバッテリを同時
に点検することのできる一つの開閉蓋を設けているの
で、この開閉蓋を開けることにより、バッテリの点検及
び気筒部に挿着された点火プラグの点検が容易に行え
る。
[実施例] 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明を適用した一例に係る自動二輪車を示す第1図
及び第2図において、1は車体フレーム、11はエンジ
ン、15は燃料タンク、16はエアクリーナ、17は気化器、
18は排気管、19はラジエータ、21はオイルタンク、22は
リザーブタンク、23はシート、24はフロントフォーク、
25は前輪、26はスイングアーム、27は後輪、28はフルカ
ウリング、29はリヤカウル、31は収納ボックスである。
第6図のように車体フレーム1は、ヘッドパイプ2
と、これに接合した直線的に後下方へ延びるメインパイ
プ3と、その後端部に接合したボトムプレート4と、メ
インパイプ3の後部寄りに接合した後方へ延びるシート
パイプ5と、その後部寄りとボトムプレート4間に架設
したロアーパイプ6と、メインパイプ3の前部寄りに接
合した下方へ延びるダウンパイプ7等から構成されてい
る。またメインパイプ3、ボトムプレート4、シートパ
イプ5、ロアーパイプ6及びダウンパイプ7は左右一対
ずつ設けられ、ヘッドパイプ2と左右のメインパイプ3,
3との接合部間には、アッパーガセットを兼ねるボック
ス前部取付用ブラケット8とロアーガセット2aが架設さ
れている。更に左右のシートパイプ5,5間には、その前
部寄りに上方へブリッジ状のボックス後部取付用ブラケ
ット9が架設されており、その後方には順に、タンク前
部取付用ブラケット5a、シートブリッジ5b及びタンク後
部取付用ブラケット5cが架設されている。また左右のボ
トムプレート4,4の上部間に前後のクロスパイプ4a,4bが
架設され、その後方のクロスパイプ4bにロアーパイプ6
前端部が接合されており、6aはリヤグリップである。
フルカウリング28と収納ボックス31等を取り外した状
態を示す第4図及び第5図のように、エンジン11は、前
部上方に単気筒による気筒部12を起設してなり、この気
筒部12に上方から点火プラグ13が挿着されている。そし
て気筒部12の一側方、即ち実施例では第1図乃至第3図
の如く左側方にバッテリ14が配設されている。また気筒
部12右側方の前方寄りにリザーブタンク22が配設され、
その前方にラジエータ19が配設され、更にその左側方に
オイルタンク21が配設されている。以上のエンジン11
は、左右のボトムプレート4,4及びダウンパイプ7,7間に
架設支持されている。
尚、ヘッドパイプ2にフロントフォーク24が操向自在
に支持され、ボトムプレート4,4間にスイングアーム26
が上下揺動自在に枢支されている。そしてシートパイプ
5,5間に燃料タンク15が配設されており、その前方にエ
アクリーナ16及び気化器17の順で配設されている。
以上の自動二輪車には、左右の両メインパイプ3,3間
の空間を利用して収納ボックス31が設けられている。
即ち第1図乃至第3図及び第7図にも示すように、収
納ボックス31は、駐車時にヘルメットHを収納し、走行
時には大きな荷物を収納して運搬可能とするもので、ヘ
ルメット収納用のボックス本体部32と、その後上部に連
続するツールボックス33と、ボックス本体部32底面の左
側下方に連続して上方に開口するバッテリボックス34及
びその後部のヒューズボックス35とを備えた樹脂一体成
形品で構成されている。またボックス本体部32底面の右
側には点火プラグ点検用開口部36が形成されている。
この収納ボックス31の上面開口部37は、両メインパイ
プ3,3間の空間部に略対応した形状に形成されており、
その上面開口部37の外周下側には、前後部の取付片部3
8,39と、両側部の鍔部41,41とが形成されている。この
鍔部41は、前半部がメインパイプ3上面に沿うととも
に、後半部がシートパイプ5に対し上方へ離間して平行
に沿う形状に形成されている。そして左右の鍔部41,41
及び前部の取付片部38の上面に連続する凹状部42内にシ
ールラバー43が設けられている。
またボックス本体部32底面には、左右に開口するバッ
テリボックス34及びヒューズボックス35と点火プラグ点
検用開口部36を塞ぐための開閉蓋、即ちメンテナンスリ
ッド44が設けられている。このメンテナンスリッド44
は、点火プラグ点検用開口部36上に対応する小膨出部45
を有する樹脂平板状のもので、その後縁左右に係止片4
6,46が形成されるとともに、前縁左右に取付孔47,47が
形成されている。更にメンテナンスリッド44下面には、
バッテリボックス34内に対応する部分に左右のバッテリ
押え片48,48が垂設されているとともに、図示の如く補
強リブも形成されている。
このメンテナンスリッド44は、ボックス本体部32底面
上に対して、係止片46,46を差し込み係合するととも
に、取付孔47,47でビス49,49により止着されている。
以上の収納ボックス31は、前後部の各取付片部38,39
にて、車体フレーム1に備えられたボックス前後部取付
用の各ブラケット8,9に対し、プレート51及びマウント
ラバー52を夫々介してボルト・ナット結合により取り付
けられている。この取付状態において、両側部の鍔部4
1,41は、その前半部が左右のメインパイプ3,3の上面に
沿って載置される。
そしてボックス前部取付用ブラケット8には、第7図
に示すロック機構が備えられる。即ちブラケット8にロ
ック用ステイ53がボルト・ナット結合にて取り付けられ
ており、このステイ53にロックプレート54が枢着される
とともに、ステイ53とロックプレート54間に引張ばね55
が架設されている。更にロックプレート54にロック解除
用ケーブル56が接続されている。
またメインパイプ3側部に備えられたカウリング支持
ステイ3aの一方に、ホルダ57、板ばね58、カバー59及び
キーシリンダ61が組み付けられており、ロック解除用ケ
ーブル56は、板ばね58を介してキーシリンダ61に接続さ
れている。このキーシリンダ61は、イグニッションキー
62により回動操作されるものである。
一方、ボックス後部取付用ブラケット9には、第8図
に示すヒンジ機構が備えられる。即ちブラケット9にヒ
ンジ用ステイ63がボルト・ナット結合にて取り付けられ
ており、このステイ63にポップアップ用プレート65が枢
着されるとともに、ステイ63とポップアップ用プレート
65間に引張ばね67が架設されている。そしてステイ63に
は、ヒンジプレート68が支軸69により枢着されており、
このヒンジプレート68には、ステイ63の長孔64から突出
するポップアップ用プレート65の係合ピン66が係合可能
となっている。
以上のヒンジ機構を介して蓋部材71が取り付けられ
る。
蓋部材71は、収納ボックス31の上面開口部37を開閉す
るもので、従来の燃料タンク形状と同様に上方への大き
な膨出形状部72となっており、この蓋部材71も樹脂成形
品である。そして蓋部材71の下側周縁部73は、収納ボッ
クス31の前後部の取付片部38,39及び両側部の鍔部41,41
と対応する形状に形成されている。また蓋部材71の前部
にストライカ74がボルト・ナット結合により取り付けら
れている。更に蓋部材71の後部には、ヒンジプレート68
がパッド75とのサンドイッチ構造にてボルト・ナット結
合により取り付けられている。
そして蓋部材71の中央部裏面には、前後方向にわたり
鉄板による金属製の補強帯76が設けられている。即ち補
強帯76は、蓋部材71前後部のロック部及びヒンジ部を結
んで架設されるものであり、蓋部材71の前後部に対する
ストライカ74及びヒンジプレート68の取り付けに際して
介装され、共締結合により取り付けられている。
以上の自動二輪車によれば、左右のメインパイプ3,3
により囲まれる空間に配設した収納ボックス31は、特に
そのボックス本体部32の底面にバッテリボックス34を備
えるため、このボックス34内にバッテリ14を収納して、
エンジン11の気筒部12の側方にバッテリ14を並べて配置
でき、従って重量物を集中配置した構造となっている。
更に収納ボックス31は、そのボックス本体部32底面上
のメンテナンスリッド44を外すことで、その下方の気筒
部12とバッテリ14が露出するため、気筒部12に挿着した
点火プラグ13の点検と、バッテリ14の点検とを容易に行
えるものとなっている。
そしてメンテナンスリッド44は、その下面にバッテリ
押え片48,48を垂設しているので、ボックス34内のバッ
テリ14の上面を押えて振れ止めを行うバッテリ押え蓋も
兼ねたものとなっている。
また実施例の収納ボックス31において、その上面開口
部37が、両メインパイプ3,3間と略対応した大きな開口
形状となっており、図示の如くヘルメットHを含む大き
な荷物でも出し入れが容易に行える。
尚、細部の構造や形状等については適宜に変更可能で
あること勿論である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、収納ボックスの下方で
且つエンジンの気筒部に隣接させてバッテリを配置した
ため、重量物を集中配置することができる。
更に、収納ボックス底面にエンジンの気筒部及びバッ
テリを同時に点検することのできる一つの開閉蓋を設け
たため、この開閉蓋を開けて、バッテリの点検及び気筒
部に挿着された点火プラグの点検も容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した自動二輪車の一例を示す概略
側面図、第2図は同平面図、第3図は第1図の矢印III
−III線に沿った断面図、第4図はカウリング及び収納
ボックス等を取り外した状態の側面図、第5図は同平面
図、第6図は車体フレームの全体斜視図、第7図は収納
ボックス及びロック機構の分解斜視図、第8図は蓋部材
及びヒンジ機構等の分解斜視図である。 尚、図面中、2はヘッドパイプ、3はフレーム部材(メ
インパイプ)、8,9はボックス取付用ブラケット、11は
エンジン、12は気筒部、13は点火プラグ、14はバッテ
リ、31は収納ボックス、32はボックス本体部、34はバッ
テリボックス、35はヒューズボックス、36は点火プラグ
点検用開口部、44は開閉蓋(メンテナンスリッド)であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−88376(JP,A) 特開 昭64−12982(JP,A) 特開 平1−148678(JP,A) 実開 平2−49793(JP,U) 実開 昭63−54594(JP,U) 実公 平1−25756(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 9/00 B62J 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドパイプから後方に延ばした左右一対
    のフレーム部材間に収納ボックスを配置し、この収納ボ
    ックスの下方にエンジンを配置した自動二輪車におい
    て、前記収納ボックスの下方で且つ前記エンジンの気筒
    部に隣接させてバッテリを配置し、前記収納ボックス底
    面にエンジンの気筒部及び前記バッテリを同時に点検す
    ることのできる一つの開閉蓋を設けたことを特徴とする
    自動二輪車の収納ボックス。
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CN102887193B (zh) * 2011-07-20 2014-09-10 本田技研工业株式会社 小型摩托车型车辆

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