JP3098528B2 - 自動二輪車における収納ボックスの蓋構造 - Google Patents

自動二輪車における収納ボックスの蓋構造

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JP3098528B2 JP02146965A JP14696590A JP3098528B2 JP 3098528 B2 JP3098528 B2 JP 3098528B2 JP 02146965 A JP02146965 A JP 02146965A JP 14696590 A JP14696590 A JP 14696590A JP 3098528 B2 JP3098528 B2 JP 3098528B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動二輪車の収納ボックスにかかり、特に
蓋部材のロックを解除した際、蓋部材のヒンジ部とは反
対側の端部を少し持上げさせ、蓋部材の開放作動を容易
に行なえるようにした自動二輪車の収納ボックスに関す
る。
[従来の技術] 自動二輪車において、ヘッドパイプから後方に延びる
左右一対のフレーム部材間に収納ボックスを配置するこ
とが行なわれ、ボックスの上面開口部に上方への膨出形
状の蓋部材を設けて、燃料タンク形状とし、軽量化の面
から樹脂製のボックス、及び蓋部材を採用するのが一般
的であった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のように、軽量化の面から樹脂製のボ
ックス、及び蓋部材を採用し、蓋部材を大きくし、上方
への膨出形状とした場合、蓋部材は計量な樹脂製である
ことから、蓋部材の剛性確保が望ましい。
又収納ボックスの容量を大きくした場合、蓋部材も大
きくなり、ロック機構を解除して大きな蓋部材を開くに
際し、蓋部材のヒンジ部とは反対側、即ち、蓋部材の初
期開放部の隙間が小さいことから、蓋部材と収納ボック
スとの間に手が差し入れにくく、蓋部材の開放操作がし
にくい。
本発明の目的とする処は、以上の課題を解決するもの
で、蓋部材の軽量化を図りつつ剛性アップを図り得る自
動二輪車の収納ボックスを提供し、又蓋部材のロックを
解除した際、ヒンジ部側を支点として蓋部材をポップア
ップ式に持上げ、蓋部材のヒンジ部とは反対側を少し持
上げて爾後の蓋部材の開放操作をし易くした自動二輪車
の自動二輪車の収納ボックスをも提供する。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決すべく本発明は、請求項1において
は、左右一対のフレーム部材間に収納ボックス本体を配
設し、該収納ボックス本体の上方に開口する開口部を開
閉する蓋部材を備える自動二輪車の収納ボックスにおい
て、前記収納ボックスの開口部を開閉する蓋部材を、合
成樹脂等の軽量な部材で形成し、前記蓋部材は、車幅方
向の中間部が上方に膨出する形状に形成し、該蓋部材の
車幅方向の中央部裏面に、前後方向にわたって帯状の補
強帯を設け、前記補強帯の一端部と前記収納ボックス本
体の一端部とを、蓋部材開閉用のヒンジ部材で連結し、
前記補強帯の他端部と前記収納ボックス本体の他端部と
を、蓋部材の閉蓋状態をロックするロック機構で連結し
たことを特徴とする。
請求項2におては、請求項1において、前記ヒンジ部
材には、前記蓋部材の開放時に、該蓋部材を少し持上げ
るポップアップ機構を備えることを特徴とする。
[作用] 請求項1においては、蓋部材が樹脂製で、軽量なもの
であっても、蓋部材の車幅方向の中央部に前後方向にわ
たって設けた帯状の補強帯で補強され、補強帯部分にヒ
ンジ部材、ロック機構を設けることで、これ等ヒンジ部
材、ロック部を補強することができる。又蓋部材の中央
部のみを補強し、帯状なので補強帯の軽量化を図ること
ができる。
請求項2においては、蓋部材はヒンジ部材のポップア
ップ機構により、ロック解除時に少し持上げられ、蓋部
材の反対側は少しく浮き上がり、手を差し入れることが
できる隙間が確保され、蓋部材の開放操作が容易化す
る。
[実施例] 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明を適用した一例に係る自動二輪車を示す第1図
及び第2図において、1は車体フレーム、11はエンジ
ン、15は燃料タンク、16はエアクリーナ、17は気化器、
18は排気管、19はラジエータ、21はオイルタンク、22は
リザーブタンク、23はシート、24はフロントフォーク、
25は車輪、26はスイングアーム、27は後輪、28はフルカ
ウリング、29はリヤカウリング、31は収納ボックスであ
る。
第6図のように車体フレーム1は、ヘッドパイプ2
と、これに接合した直線的に後下方へ延びるメインパイ
プ3と、その後端部に接合したボトムプレート4と、メ
インパイプ3の後部寄りに接合した後方へ延びるシート
パイプ5と、その後部寄りとボトムプレート4間に仮設
したロアーパイプ6と、メインパイプ3の前部寄りに接
合した下方へ延びるダウンパイプ7等から構成されてい
る。
またメインパイプ3、ボトムプレート4、シートパイ
プ5、ロアーパイプ6及びダウンパイプ7は左右一対ず
つ設けられ、ヘッドパイプ2と左右のメインパイプ3,3
との接合部間には、アッパーガセットを兼ねるボックス
前部取付用ブラケット8とロアーガセット2aが架設され
ている。
更に左右のシートパイプ5,5間には、その前部寄りに
上方へブリッジ状のボックス後部取付け用ブラケット9
が架設されており、その後方には順に、タンク前部取付
用ブラケット5a、シートブリッジ5b及びタンク後部取付
用ブラケット5cが架設されている。
また左右のボトムプレート4,4の上部間に前後のクロ
スパイプ4a,4bが架設され、その後方のクロスパイプ4b
にロアーパイプ6前端部が接合されており、6aはリヤグ
リップである。
フルカウリング28と収納ボックス31等を取り外した状
態を示す第4図及び第5図のように、エンジン11は、前
部上方に単気筒による気筒部12を起設してなり、この気
筒部12に上方から点火プラグが挿着されている。
そして気筒部12の一側方、即ち実施例では第1図乃至
第3図の如く左側方にバッテリ14が配設されている。
また気筒部12右側方の前方寄りにリザーブタンク22が
配設され、その前方にラジエータ19が配設され、更にそ
の左側方にオイルタンク21が配設されている。以上のエ
ンジン11は、左右のボトムプレート4,4及びダウンパイ
プ7,7間に架設支持されている。
尚、ヘッドパイプ2にフロントフォーク24が操向自在
に支持され、ボトムプレート4,4間にスイングアーム26
が上下揺動自在に枢支されている。
そしてシートパイプ5,5間に燃料タンク15が配設され
ており、その前方にエアクリーナ6及び気化器17の順で
配設されている。
以上の自動二輪車には、左右の両メインパイプ3,3間
の空間を利用して収納ボックス本体31が設けられてい
る。
即ち第1図乃至第3図及び第7図にも示すように、収
納ボックス本体31は、駐車時にヘルメットHを収納し、
走行時には大きな荷物を収納して運搬可能とするもの
で、ヘルメット収納用のボックス本体部32と、その後上
部に連続するツールボックス33と、ボックス本体部32底
面の左側下方に連続して上方に開口するバッテリボック
ス34及びその後部のヒューズボックス35とを備えた樹脂
一体成形品で構成されている。
またボックス本体部32底面の右側には点火プラグ点検
用開口部36が形成されている。
この収納ボックス本体31の上面開口部37は、両メイン
パイプ3,3間の空間部に略対応した形状に形成されてお
り、その上面開口部37の外周下側には、前後部の取付片
部38,39と、両側部の鍔部41,41とが形成されている。
この鍔部41は、前半部がメインパイプ3上面に沿うと
ともに、後半部がシートパイプ5に対し上方え離間して
平行に沿う形状に形成されている。
そして左右の鍔部41,41、及び前部の取付片部38の上
面に連続する凹状部42内にシールラバー43が設けられて
いる。
またボックス本体部32底面には、左右に開口するバッ
テリボックス34、及びヒューズボックス35と点火プラグ
点検用開口部36を塞ぐための開閉蓋、即ちメンテナンス
リッド44が設けられている。
このメンテナンスリッド44は、点火プラグ点検用開口
部36上に対応する小膨出部45を有する樹脂平板状のもの
で、その後縁左右に係止片46,46が形成されるととも
に、前縁左右に取付孔47,47が形成されている。
更にメンテナンスリッド44下面には、バッテリボック
ス34内に対応する部分に左右のバッテリ押え片48,48が
垂設されているとともに、図示の如く補強リブも形成さ
れている。
このメンテナンスリッド44は、ボックス本体部32底面
上に対して、係止片46,46を差し込み、係合するととも
に、取付孔47,47でビス49,49により止着されている。
以上の収納ボックス本体31は、前後部の各取付片部3
8,39にて、車体フレーム1に備えられたボックス前後部
取付用の各ブラケット8,9に対し、プレート51及びマウ
ントラバー52を夫々介してボルト・ナット結合により取
り付けられている。この取付状態において、両側部の鍔
部41,41は、その前半部が左右のメインパイプ3,3の上面
に沿って載置される。
そしてボックス前後取付用ブラケット8には、第7図
に示すロック機構が備えられる。
即ちブラケット8に、ロック用ステイ53がボルト・ナ
ット結合にて取り付けられており、このステイ53にロッ
クプレート54が枢着されるとともに、ステイ53とロック
プレート54間に引張ばね55が架設されている。
更にロックプレート54にロック解除用ケーブル56が接
続されている。
またメインパイプ3側部に備えられたカウリング支持
ステイ3aの一方に、ホルダ57、板ばね58、カバー59及び
キーシリンダ61が組み付けられており、ロック解除用ケ
ーブル56は、板ばね58を介してキーシリンダ61に接続さ
れている。
このキーシリンダ61は、イグニッションキー62により
回動操作されるものである。
一方、ボックス後部取付用ブラケット9には、第8図
に示すヒンジ機構が備えられる。即ちブラケット9にヒ
ンジ用ステイ63がボルト・ナット結合にて取り付けられ
ており、このステイ63にポップアップ用プレート65が枢
着されるとともに、ステイ63とポップアップ用プレート
65間に引張ばね67が架設されている。
そしてステイ63には、ヒンジプレート68が支軸69によ
り枢着されており、このヒンジプレート68には、ステイ
63の長孔64から突出するポップアップ用プレート65の係
合ピン66が係合可能となっている。
ポップアップ用プレート65は、引張ばね76によりヒン
ジ用ステイ63に対して上方に引張され、ポップアップ用
プレート65の両側に設けた係合ビン66は、ヒンジ用ステ
イ63両側の長孔64の範囲内で、引張ばね67により上動が
可能である。
以上のヒンジ機構のヒンジ用ステイ63は、収納ボック
スのブラケット9に固着され、ヒンジプレート68は、蓋
部材71の車幅方向中間部裏面に前後方向に設けた補強帯
76の後端部に固着される。
以上のヒンジ機構を介して蓋部材71が取り付けられ
る。
蓋部材71は、収納ボックス本体31の上面開口部37を開
閉するもので、従来の燃料タンク形状と同様に上方への
大きな膨出形状部72となっており、この蓋部材71も樹脂
成形品である。
そして蓋部材71の下部周縁部73は、収納ボックス本体
31の前後部の取付片部38,39及び両側部の鍔部41,41と対
応する形状に形成されている。
また蓋部材71の前部にストライカ74がボルト・ナット
結合により取り付けられている。更に蓋部材71の後部に
は、ヒンジプレート68がパッド75とのサンドイッチ構造
にてボルト・ナット結合により取り付けられている。
そして蓋部材71の中央部裏面には、前後方向にわたり
鉄板等による金属製の補強体76が設けられ、鉄板に代え
て硬質のゴム板等で形成しても良い。
即ち補強体76は、蓋部材71前後部のロック部及びヒン
ジ部を結んで架設されるものであり、蓋部材71の前後部
に対するストライカ74、及びヒンジプレート68の取り付
けに際して介装され、共締結合により取り付けられてい
る。
以上の自動二輪車によれば、左右のメインパイプ3,3
により囲まれる空間に配設した収納ボックス本体31は、
その上面開口部37が、両メインパイプ3,3間と略対応し
た大きな開口形状となっており、図示の如くヘルメット
Hを含む大きな荷物でも出し入れが容易に行なえる。
そして収納ボックス本体31の上面開口部37を覆う蓋部
材71は、従来の燃料タンク形状と同等の上方へ膨出形状
となっており、その前後のストライカ74が、引張ばね55
の付勢によりロックプレート54に係合して、常時はロッ
ク状態となっている。
そのロック解除を行なう場合は、メインパイプ3外側
のキーシリンダ61にイグニッションキー62を差し込んで
回動操作する。これにより板ばね58及びケーブル56を経
てロックプレート54が揺動し、ストライカ74に対する係
合が解除される。
このロック解除操作を行なうと、収納ボックス本体31
後方のヒンジプレート68が、引張ばね67にて常時引き上
げ方向に付勢されたポップアップ用プレート65により、
起き上がるので、第1図仮想線で示したように、蓋部材
71は、所定角度だけ前部が浮き上がり、ポップアップ作
動する。
具体的は、ヒンジ用ステイ63間に介装されたポップア
ップ用プレート65には、蓋部材のロック荷重がヒンジプ
レート68を介して作用しており、ロック機構解除で蓋部
材71、従ってヒンジプレート68への下方へのお押圧、拘
束力が解除されると、引張バネ67の引張力でポップアッ
プ用プレート65が上昇し、この上昇は、係合ピン66のヒ
ンジ用ステイ63両側の長孔64の範囲内においてなされ
る。
この結果、長孔64の許容範囲内でヒンジプレート68が
上昇し、蓋部材71のヒンジ部材側は、少しく持上げら
れ、開放されたロック機構側の先端部は少し浮き上が
る。この浮き上がった形成された隙間に手を差込んで、
蓋部材71を上昇させる。
このように、ポップアップ作動によって、蓋部材71の
前部に手を差し入れられる空間が得られ、従って手で蓋
部材71を後上方に大きく開けられるものであり、操作性
が良い。
そして以上のポップアップ状態は、ヒンジプレート68
に係合する係合ピン66を備えたポップアップ用プレート
65が、引張ばね67により引き上げ方向に付勢された状態
にあることから、常時維持されるものであり、また風等
により不意に閉じるのも回避される。
以上のポップアップ方式の採用により、蓋部材71のロ
ックON/OFF状態が明確となる。
閉じる場合には、手で蓋部材71前部を下方へ押すこと
により、ロックプレート54にストライカ74を係合ロック
させる。
このような開閉方式が採用されており、しかも従来の
燃料タンク形状と同等の上方への膨出形状をなす樹脂製
の蓋部材71において、特にその裏面の中央部には、前方
のロック部と後方のヒンジ部との間を結んで前後方向に
わたる金属製等(鉄板等)の補強帯76を設けているた
め、上方への大きな膨出形状とした樹脂製の蓋部材71で
ありながら、そのヒンジ部回りの回動操作時の剛性を効
果的に具備したものとなっており、また軽量化の面でも
有利なものとなっている。
尚、細部の構造や形状等については適宜に変更可能で
あること勿論である。
[発明の効果] 以上で明らかなように本発明によれば、 請求項1は、左右一対のフレーム部材間に収納ボック
ス本体を配設し、該収納ボックス本体の上方に開口する
開口部を開閉する蓋部材を備える自動二輪車の収納ボッ
クスにおいて、収納ボックスの開口部を開閉する蓋部材
を、合成樹脂等の軽量な部材で形成し、蓋部材は、車幅
方向の中間部が上方に膨出する形状に形成し、該蓋部材
の車幅方向の中央部裏面に、前後方向にわたって帯状の
補強帯を設け、補強帯の一端部と前記収納ボックス本体
の一端部とを、蓋部材開閉用のヒンジ部材で連結し、補
強帯の他端部と収納ボックス本体の他端部とを、蓋部材
の閉蓋状態をロックするロック機構で連結したので、蓋
部材が樹脂製であって、軽量のものであっても、帯状の
補強帯で、車幅方向の中央部が前後方向にわたって補強
され、従って、蓋部材は中央部のみが補強され、帯状な
ので補強帯の軽量化を図ることができる。
そして、この蓋部材の中央部裏面に前後方向にわたっ
て設けた帯状の補強帯部分に収納ボックスとの間でヒン
ジ部材、ロック機構を設けて連結することとなり、蓋部
材を樹脂製等で軽量化したとしても、蓋部材のヒンジ
部、ロック部を補強することができ、又蓋部材を軽量化
しつつ、上記した通り、補強帯は車幅方向の中央部のみ
であり、帯状なので、蓋部材ヒンジ部、ロック部を補強
しながら蓋部材として軽量化の点でも有利である。
請求項2は、請求項1において、ヒンジ部材には、蓋
部材の開放時に、該蓋部材を少し持上げるポップアップ
機構を備えるようにしたので、請求項1の効果に加える
に、蓋部材はヒンジ部材のポップアップ機構により、ヒ
ンジ部はロック機構解除時に少しく持上げられ、蓋部材
の反対側は少し浮き上がり浮き上がった隙間から容易に
手を差し入れることが容易な隙間を確保することがで
き、ヒンジ部を持上げるので、反対側を持上げる場合に
比較して持上げストロークが小さくてすみ、ポップアッ
プ機構を小型化することができ、又ヒンジ部の反対側に
ロック機構を備えることから、この側に設けた場合には
構造が複雑化する虞があるが、本発明ではヒンジ部側に
設けたので、構造も簡素で足りる。
以上の他、ポップアップ機構を採用したので、蓋部材
が風等により不意に閉じるのを回避することができ、且
つポップアップ機構を採用したので、蓋部材のON/OFF状
態が明確となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した自動二輪車の一例を示す概略
側面図、第2図は同平面図、第3図は第1図の矢印III
−III線に沿った断面図、第4図はカウリング及び収納
ボックス等を取外した状態の側面図、第5図は同平面
図、第6図は車体フレームの全体斜視図、第7図は収納
ボックス及びロック機構の分解斜視図、第8図は蓋部材
及びヒンジ機構等の分解斜視図である。 尚、図面中、2はヘッドパイプ、3はフレーム部材、8,
9はボックス取付用ブラケット、31は収納ボックス本
体、37は上面開口部、54はロックプレート、56はロック
解除用ケーブル、61はキーシリンダ、68はヒンジプレー
ト、64,65,66,67,68はポップアップ機構、71は蓋部材、
74はストライカ、76は補強帯である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−92790(JP,A) 特開 昭62−152985(JP,A) 特開 平3−79481(JP,A) 特開 平3−220076(JP,A) 実開 昭63−121183(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のフレーム部材間に収納ボックス
    本体を配設し、該収納ボックス本体の上方に開口する開
    口部を開閉する蓋部材を備える自動二輪車の収納ボック
    スにおいて、 前記収納ボックスの開口部を開閉する蓋部材を、合成樹
    脂等の軽量な部材で形成し、 前記蓋部材は、車幅方向の中間部が上方に膨出する形状
    に形成し、該蓋部材の車幅方向の中央部裏面に、前後方
    向にわたって帯状の補強帯を設け、 前記補強帯の一端部と前記収納ボックス本体の一端部と
    を、蓋部材開閉用のヒンジ部材で連結し、 前記補強帯の他端部と前記収納ボックス本体の他端部と
    を、蓋部材の閉蓋状態をロックするロック機構で連結し
    た、 ことを特徴とする自動二輪車の収納ボックス。
  2. 【請求項2】前記ヒンジ部材には、前記蓋部材の開放時
    に、該蓋部材を少し持上げるポップアップ機構を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の収納ボッ
    クス。
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