JP3064825B2 - 二軸車の懸架装置 - Google Patents

二軸車の懸架装置

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JP3064825B2
JP3064825B2 JP24618094A JP24618094A JP3064825B2 JP 3064825 B2 JP3064825 B2 JP 3064825B2 JP 24618094 A JP24618094 A JP 24618094A JP 24618094 A JP24618094 A JP 24618094A JP 3064825 B2 JP3064825 B2 JP 3064825B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体前後方向に沿って
並ぶ第1輪,第2輪を懸架する前二軸車の懸架装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】積載量が大きなトラックには、図13に
示されるように車体1の前部に二軸式の操舵輪2(前前
輪2a,前後輪2bよりなる)を設けて、積載部となる
荷箱3(あるいは荷台)に加わる大きな荷重を、車体1
の後部にある駆動輪4(後輪)と協同して受ける前二軸
車と呼ばれる車両がある。
【0003】こうした二軸車は、加わる荷重が大きいた
めに、板ばねを用いて、それぞれ前前輪2a,前後輪2
bの車軸、すなわち前前軸(アクスル),前後軸(アク
スル)を独立に懸架する構造が用いられている。
【0004】従来、これら前二軸における懸架装置に
は、図14に示されるように車体1を構成するシャーシ
フレーム5の下部に、前前軸,前後軸となるアクスル7
が装着された板ばね8を車体前後方向に配置し、この板
ばね8の前端部に在る目玉部6をブラケット9を介して
シャーシフレーム5に下部に回動自在に支持させ、板ば
ね8の後端部に在る目玉部6をシャックルリンク10を
介してシャーシフレーム4の下部に設けてあるブラケッ
ト11に回動自在に支持させた構造が採用してある。な
お、12はそれぞれシャーシフレーム5とアクスル7間
に接続してあるショックアブソーバである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前二軸車は
前前輪2aと駆動輪4との間に前後輪2bが在ることか
ら、図15に示されるように前前輪2aが段差部13を
乗り越えるような場合、乗り越えるときの前方側に移る
荷箱3(積載部)の荷重の影響を受けて、車体後部が浮
くような挙動を示す。この挙動は、前前軸の軸重が過大
になることが要因とされ、段差乗り越え時だけでなく、
登坂路面の走行時にも見られる。
【0006】そこで、段差乗り越え時、加わる前前輪2
aの荷重で前側の板ばね8が上方向に動くと、後側の板
ばね8をそれとは逆に下方向へ動かして、前前輪2aに
加わる過大な力を後側の前後輪2bへ移すことが考えら
れる。
【0007】これによると、段差乗り越時の性能は高め
られる。ところが、この荷重を分担させる現象は、段差
乗り越え時だけでなく、前二軸車の制動時にも生じてし
まう。
【0008】すなわち、走行している前二軸車に制動が
加わると、前前輪2aを支えている板ばね8は制動トル
クにより後方へ動き、このときに生じる板ばね8の上方
向に向かう変位により、先に述べた軸重を平均にする機
能が働き、本来、安定した制動を得るために必要であっ
た前側のアクスル7(前前軸)の軸重が不用に減少し
て、逆に後側のアクスル7(前後軸)の軸重が過大に増
えてしまう挙動を示す。
【0009】安定した高い制動性能は、前四輪、すなわ
ち各前前輪2aと前後輪2bにおいて制動力が発生する
ことで得られるが、上記のような前部のアクスル7の軸
重が抜けてしまう挙動が生じると、前前輪2aでは有効
な制動力は期待できず、前後輪2bだけに頼ってしまう
制動となる。
【0010】このため、制動能力が十分に発揮できな
い、さらには前後輪2bが早期に磨耗するおそれをもっ
ている。このような挙動は、前二軸車だけでなく、後二
軸車(車体後部に後前輪,後後輪をもつ車両)でも発生
する。
【0011】すなわち、車体前後方向に後前輪,後後輪
が並ぶことから、前二軸車と同様、段差乗り越え時に
は、後前輪に荷重が集中する挙動があり、この挙動を抑
制するよう荷重を分担するようにすれば、制動時にこの
荷重を分担する機能が働いて、前側の車軸の軸重が抜け
てしまう挙動が出てくる。
【0012】このため、後二軸車においても後前輪では
有効な制動力は期待できず、後後輪だけに頼ってしまう
制動となりやすく、制動能力が十分に発揮できない、後
前輪,後後輪が早期に磨耗するおそれをもっている。
【0013】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、高い段差乗り越え性なら
びに高い制動能力を有する二軸車の懸架装置を提供する
ことにある。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上記目的を達成するため、該目的に加え、さらに特
に大きな荷重を受ける後二軸に適した構造にする目的の
ために、第1の板ばねの後端部,第2の板ばねの前端部
とリンク部材との間を高たわみ量が確保可能なシャック
ルリンクを介して回動自在に連結するとともに、後側の
シャックルリンクとの連結部より下側のリンク部材の後
端部分と第2の車軸との間を車体前後方向に延びるラジ
アスロッドで上下の向きに回動自在に連結して、板ばね
の挙動をリンク部材に伝える構造にしたうえで、リンク
部材の回動支点をこのラジアルロッドとの連結部から上
方へ所定の距離ずれた地点に設定して、制動時、ラジア
スロッドを伝わる第2の板ばねの動きからリンク部材に
同リンク部材の運動方向と対抗する回転モーメントを発
生させる構造にしたことにある。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記目的に加
え、一層、後二軸に適した構造にする目的のために、リ
ンク部材を取り付けているブラケットと第1の車軸との
間を車体前後方向に延びるラジアスロッドで上下の向き
に回動自在に連結したことにある。
【0017】
【作用】請求項1に記載の発明によると、高い段差乗り
越え性と高い制動性との双方が確保される。具体的に
は、第1の車輪が段差乗り越えると、このとき生じる第
1の車軸に対する荷重の集中から第1の車輪は上方向に
向かって移動する。
【0018】このままでは、荷重は第1の車軸に集中す
るが、第1,第2の板ばね間にあるリンク機構によっ
て、この荷重は後側に分散される。すなわち、第1の車
軸は第1の板ばねに支えられているから、第1の車軸が
第1の車輪と共に上方向に移動すると板ばね全体は、上
方向に移動する。
【0019】この動きはリンク部材に伝わり、同リンク
部材を中間に在る回動支点を中心に回動運動させる。こ
のリンク部材の動きが、第2の車軸を支える第2の板ば
ねには、入力側の板ばねの動きの向きと逆向きの動きと
して出力され、同第2の板ばねを、入力された荷重の方
向とは反対となる下方向へ移動させる。
【0020】すると、第1の車軸に大きく偏っていた軸
重の一部は、後側の第2の車軸に分担される。これによ
り、第1,第2の車軸に加わる軸重を含め、車両の全車
軸の軸重は均等化される。
【0021】こうしたリンク部材の挙動により、段差乗
り越え性能は向上する。また、例えば走行速度を下げる
べく、二軸車を制動操作すると、第1の車軸を支えてい
る第1の板ばねは、制動トルクを受けて、後方へ動く。
【0022】このときの第1の板ばねに生じる上方向に
向かう変位がリンク部材へ伝わり、第2の板ばねを下方
へ移動させようとする。一方、第2の車軸を支えている
第2の板ばねも、制動トルクを受けて、後方へ動く。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】この制動時は、ラジアスロッドを通じて、
第2の板ばねの挙動がリンク部材へ伝わり、リンク部材
の運動方向と対抗する回転モーメントを発生させる。
【0027】このリンク部材の回転モーメントによる力
が、制動時、リンク部材を運動させようとする力を打ち
消す。これにより、制動時には軸重を平均にする機能が
なくなり、前後に並ぶ二軸(第1の車軸,第2の車軸)
の軸重配分は、通常、走行時のときと同じ様になる。
れ故、軸重の変化から二軸車が安定して駆動されなかっ
たり、各車輪が偏摩耗を生じたりすることはない上、制
動時も第1の車輪、第2の車輪を有効に用いた安定した
安定した制動性能が得られる。
【0028】しかも、この機能は、リンク部材と各第
1,第2の板ばねとの間をシャックルリンクで連結して
大きな積載荷重に耐えられる構造(高たわみ量を確保可
能な構造)にしたうえで、この性能を損なわず、ラジア
スロッドによって、制動時の第2の板ばねの挙動をリン
ク部材に直接に伝えることによって得ているものである
から、大きな荷重を受ける後二軸の懸架装置には好適で
ある。
【0029】請求項2に記載の発明によると、ブラケッ
トと第1の車軸と間を回動自在に連結するラジアスロッ
ドは、制動時に生じる第1の板ばねの後方への挙動を抑
制する役割をはたす。
【0030】大きな積載荷重が加わる後二軸だと、制動
時の第1の板ばねの挙動は大きいが、このラジアスロッ
ドの採用により、同挙動は小さく抑制されるから、その
分、優れた性能をもつ、後二軸に好適な懸架装置とな
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図8に示す第1の
実施例にもとづいて説明する。図1は、図11で説明し
た二軸車、例えば前二軸式のキャブオーバ形トラックの
フロント左側の懸架装置を示していて、図中20はトラ
ックのシャーシフレーム(車体を構成するもの)、21
はフレーム前側に配置された車体前後方向に延びる板ば
ね(第1の板ばねに相当)、22はこの板ばね21の長
さ方向中央で支持されたアクスル(前前軸で、第1の車
軸に相当)、23は板ばね21の後側に配置された車体
前後方向に延びる後側の板ばね(第2の板ばねに相
当)、24はこの板ばね21の長さ方向中央で支持され
たアクスル(前後軸で、第2の車軸に相当)である。な
お、22aはアクスル22の両端部に支持された前前輪
(第1の車輪に相当)、24aはアクスル24に両端部
に支持された前後輪(第2の車輪に相当)を示す。
【0032】板ばね21および板ばね23は、いずれも
前後端に目玉部29を有している。これら板ばね21,
23のうち前側の板ばね21は、前部の目玉部29が、
シャーシフレーム20の構成するサイドメンバ20aの
前部下端に装着してあるブラケット25に、ピン25a
を介して、回動自在に支持されている。また後側の板ば
ね23は、後部の目玉部29が、板ばね21の後方のサ
イドメンバ20aの下端部分に装着してあるブラケット
26に、シャックルリンク27およびピン27aを介し
て、回動自在に支持されている。
【0033】またこれら板ばね21の後端部と板ばね2
3の前端部との間は、イコライザリンク機構28(リン
ク機構)で連結され、それぞれ操舵輪となる前前輪22
a,前後輪24aを懸架している。なお、各アクスル2
2,24とその直上のサイドメンバ部分との間にはそれ
ぞれショックアブソーバ42が設けてある。
【0034】このイコライザリンク機構28の構造が、
図2〜図6に示されている。なお、図2はイコライザリ
ンク機構28回りを拡大した側面を示し、図3は同平面
を示し、図4〜図6はイコライザリンク機構28の各部
の断面を示している。
【0035】イコライザリンク機構28の構造について
説明すれば、図1中30は、板ばね21の後端部と板ば
ね23の前端部との間に配設されたリンク部材である。
このリンク部材30の本体30aは、図2に示されるよ
うに例えばブーメラン形状、詳しくは斜めに傾いた長手
側31が板ばね21側に向かって延び、もう一方の斜め
に傾いた短手側32が板ばね23側に向かって延びるよ
うな逆ヘの字状のプレートから構成してある。
【0036】ブーメラン形状の角部に相当する本体30
aの中間部分と板ばね21側に向く各角部分には、それ
ぞれコネクト部として、プレートの厚み方向に軸線が向
く、筒形の嵌挿部33,34が形成されている。また残
る板ばね23側に向く角部には、コネクト部として、図
6に示されるように板ばね23の目玉部29を両端から
挟む一対の環状の保持座35が形成されている。
【0037】リンク部材30は、図5に示されるように
中間部分に在る嵌挿部34が、サイドメンバ20aの下
端に装着してあるブラケット36に、ボルトナット37
で回動自在に保持されることによって、車体前後方向に
回動自在に支持してある。
【0038】またリンク部材30の保持座35,35
は、図6に示されるように保持座35、目玉部29、保
持座35間を貫通するピン38によって、板ばね23の
前端部に回動自在に連結してある。
【0039】残るリンク部材30の嵌挿部33は、図4
にも示されるようにシャックルリンク40を介して、板
ばね21の後端部に在る目玉部29に回動自在に連結し
てある。詳しくは、シャックルリンク40は、下部で嵌
挿部33の両端部を挟み、上部で板ばね21の目玉部2
9を挟む一対の壁部41と、これら壁部41,41間を
つなぐ連結部43とを有して構成してあり、壁部41,
嵌挿部33,壁部41間にピン44を挿通することによ
ってシャックルリンク40とリンク部材30を回動自在
に連結し、壁部41,目玉部29、壁部41にピン45
を挿通することによって板ばね21の後端部とシャック
ルリンク40を回動自在に連結してある。なお、46は
ピン抜け止め用のボルトを示してある。
【0040】こうしたリンク部材30をリンク素子とし
て構築されるリンク機構によって、板ばね21,23の
うちの一方の板ばねから伝わる上下方向の動きを逆向き
に変換して他方の板ばねへ伝えるイコライザリンク機構
28を構成してある。
【0041】またリンク部材30の回動支点(ボルトナ
ット37の位置)は、図2に示されるように制動時の板
ばね23の挙動を利用して、時計方向に回動変位しよう
とするリンク部材30に加わる力とは反対の向きの回転
モーメントを発生させる位置に定めてある。
【0042】すなわち、リンク部材30の回動支点位置
は、後側の板ばね23を連結しているピン位置と同じ水
平位置でなく、上方へ所定の距離、ずれた上部の位置に
定めてあり、この支点位置のずれを利用して(てこの原
理)、時計回りに回動しようとするリンク部材30に、
反時計回りの回転モーメントを発生させるようにしてあ
る。むろん、この回転モーメントは、トラックの制動を
受けて、後側の板ばね23が後方へ引かれることで発生
する。
【0043】この板ばね23を連結しているピン位置か
ら後側レバー45の回動支点位置までの距離xは、トラ
ックに制動力が加わったとき、リンク部材30に加わる
力αと対抗する同等の力βをリンク部材30に発生させ
る距離に定めてある。つまり、リング部材30におい
て、時計回りに回動させようとする力αと、反時計回り
に回動させようとする力βとが互いに打ち消し合う設定
にしてある。
【0044】なお、イコライザリンク機構28には、同
リンク機構28の無用な振れを減衰させるためのショッ
クアブソーバ47(緩衝装置)が設けられている。つぎ
に、このように構成された前二軸車の懸架装置の作用に
ついて説明する。
【0045】前二軸トラックが直進走行しているとす
る。このとき、進行方向の路面部分48に車輪が乗り越
すような段差部49があるとする(図7に図示)。
【0046】前前輪22aがこの段差部49に差し掛か
ると、図7に示されるようにアクスル22に対する荷重
の集中から前前輪22aは上方向に向かって移動する。
このままでは、荷重はアクスル22に集中してしまう
が、板ばね21,23間にはイコライザリンク機構28
があるので、この荷重は後側に分散されていく。
【0047】すなわち、アクスル22は板ばね21に支
えられているから、アクスル22が前前輪22aと共に
上方向に移動するにしたがって、板ばね21は、前部の
ピン25aを支点として、上方向に移動する。
【0048】この動きは、シャックルリンク40を介し
てイコライザリンク機構28へ伝わり、リンク部材30
をボルトナット37を支点として時計回りに回動させ
る。このリンク部材30の回動により、後側の板ばね2
3には前側の板ばね21の動きの向きと逆向きの動きが
出力され、板ばね23を、シャックルリンク27側を支
点として、入力された荷重の方向とは反対となる下方向
へ移動させる。
【0049】すると、アクスル22(前前軸)に大きく
偏っていた軸重の一部は、後側のアクスル24(前後
軸)に分担され、アクスル22,アクスル24に加わる
軸重は同等になる。
【0050】このことは、段差乗り越え時(含む登坂路
面の走行時)に生じていた軸重の変化は解消され、全車
軸に加わる軸重は均等化される(段差乗り越え時の車体
後部が浮くような挙動の解消)。
【0051】また、前二軸トラックの走行速度を下げる
べく、前二軸トラックに制動操作を与えたとする。する
と、図8に示されるように前前輪22aを支えている前
側の板ばね21は、制動トルクを受けて、後方へ動く
(アクスル22が地面に残ろうとすることによる)。
【0052】このとき前側の板ばね21に生じる上方向
に向かう変位が、シャックルリンク40を介して、リン
ク部材30へ伝わる。リンク部材30は、この伝達を受
けて時計回りに回動し、後側の板ばね23を下方向に移
動させようとする。
【0053】一方、図8に示されるように前後輪24a
を支えている後側の板ばね23も、制動トルクを受け
て、後方へ動く(アクスル24が地面に残ろうとするこ
とによる)。
【0054】すると、後側の板ばね23を連結している
ピン38は、アクスル24が後方へ残ろうとする力Fに
よって、後方へ引っ張られる。ここで、リンク部材30
の回動支点となるボルトナット37の位置は、あらかじ
め制動時における後側の板ばね23の動きからリンク部
材30の運動方向と反対の回転モーメントを発生させる
地点に設けてある。
【0055】これにより、リンク部材30には、板ばね
23が後方へ残ろうとする力Fを受けて、反時計回りの
力が与えられる。この反時計回りの力βは、時計回りに
回動しようとするリンク部材30を元の位置にへ戻そう
とする。
【0056】これにより、制動時のリンク部材30を時
計回りへ回動させようとする力α(後側の板ばね23を
下方へ移動させようとする力)は打ち消される。このこ
とは、制動時には軸重を平均にする機能は働かないこと
となる。
【0057】これによって、制動時の前二軸(前前軸,
前後軸)の軸重配分は、通常、走行時のときの軸重と同
じ様になる。それ故、軸重の変化からトラックが安定し
て駆動されなかったり、各輪が偏磨耗を生じたりするこ
とはない上、制動時も前前輪22a、前後輪24aを有
効に用いた安定した制動性能が得られる。
【0058】よって、前二軸車に高い段差乗り越え性な
らびに高い制動能力をもたらせることができる。図9な
いし図12は、本発明の第2の実施例を示す。
【0059】本実施例は、本発明を後二軸車の懸架装置
に適用して、後二軸をもつ車両にも、第1の実施例と同
様の高い段差乗り越え性ならびに高い制動能力を与えよ
うとしたものである。
【0060】同実施例について構成を説明すれば、図9
は例えば後二軸式のキャブオーバ形トラックの側面を示
し、図中60は車体1の前部に設けた操舵輪、61は車
体1の後部に設けた駆動輪である。駆動輪61は、後前
輪62(第1の車輪)とこの後前輪62の後側に配置さ
れた後後輪63の二対の車輪から構成されている。
【0061】図10には、この二軸の駆動輪62を懸架
する懸架装置が示されている。この懸架装置について説
明すると、64はトラックのシャーシフレーム(車体を
構成するもの)、65はフレーム前側に配置された車体
前後方向に延びる板ばね(第1の板ばねに相当)、66
はこの板ばね65の長さ方向中央で支持されたアクスル
(後前軸で、第1の車軸に相当)、67は板ばね65の
後側に配置された車体前後方向に延びる後側の板ばね
(第2の板ばねに相当)、68はこの板ばね67の長さ
方向中央で支持されたアクスル(後後軸で、第2の車軸
に相当)である。後前輪62はアクスル66の両端部に
支持され、後後輪63はアクスル66に両端部に支持さ
れる。
【0062】前側の板ばね65は後端部に目玉部65a
を有してなり、後側の板ばね67は前端部に目玉部67
aを有してなる。これら板ばね,65,67のうち、前
側の板ばね65の前部端は、シャーシフレーム64を構
成するサイドメンバ64aの側面に装着してあるスライ
ドシ−ト部材69でスライド自在に支持されている。ま
た後側の板ばね67の後部端は、板ばね65の後方のサ
イドメンバ20aの側面部分に装着してあるスライドシ
ート部材70にスライド自在に支持されている。
【0063】またこれら板ばね65の後端部と板ばね6
7の前端部との間は、第1の実施例と同様のイコライザ
リンク機構71で連結され、それぞれ後前輪62,後後
輪63を懸架している。
【0064】イコライザリンク機構71の構造について
説明すれば、図中72は板ばね65の目玉部65aと板
ばね67の目玉部67aとの間に配設されたリンク部材
である。
【0065】リンク部材72の本体72aは、車体前後
方向に沿って延びる細長のプレ−トから構成してある。
本体72aの板ばね65側に向く前端部、中間部分に
は、それぞれプレ−トの厚み方向に軸線が向く、筒形の
嵌挿部73,74が形成されている。また残る板ばね6
7側に向く後端部には、厚み方向に軸線が向く、一対の
筒形の嵌挿部76,77が上下二段に形成してある。
【0066】リンク部材72は、中間部分にある嵌挿部
74が、サイドメンバ64aの側面に装着してある、断
面コ字形をなしたブラケット78の内腔部に嵌挿され、
かつ同部分がボルトナット79で回動自在に保持される
ことによって、車体前後方向に回動自在に支持してあ
る。
【0067】前端部にある嵌挿部73は、シャックルリ
ンク80を介して、板ばね65の目玉部65aに回動自
在に連結されている。後端上段にある嵌挿部76も、シ
ャックルリンク80aを介して、板ばね67の目玉部6
7aに回動自在に連結されている。
【0068】残る後端下段にある嵌挿部77とこれと隣
り合うアクスル68との間は、ラジアスロッド81で上
下の向きに回動自在に連結されている。具体的には、ラ
ジアスロッド81は、各端部に、嵌挿部77、アクスル
65を支持する支持部材68aに形成されているブラケ
ット部68bと上下方向の向きで回動自在につながる継
手部81b,81cがそれぞれ形成してある。このラジ
アスロッド81により、後側のアクスル68ならびに板
ばね67の車体前後方向の位置を所定に規定している。
【0069】こうしたリンク部材72から構築されるリ
ンク機構によって、第1の実施例のときと同様、板ばね
65,67のうちの一方の板ばねから伝わる上下方向の
動きを逆向きに変換して他方の板ばねへ伝えるようにし
てある。
【0070】またリンク部材72の回動支点(ボルトナ
ット79の位置)は、制動時、ラジアスロッド81に伝
わる板ばね67の挙動を利用して、時計方向に回動変位
しようとするリンク部材72に加わる力とは反対の向き
の回転モーメントを発生させる位置に定めてある。
【0071】すなわち、リンク部材72の回動支点位置
も、第1の実施例と同様、後側の板ばね67を連結して
いるピン位置と同じ位置でなく、上方へ所定の距離x、
ずれた上部の位置に定めてあり、この支点位置のずれを
利用して(てこの原理)、時計回りに回動しようとする
リンク部材30に、反時計回りの回転モーメントを発生
させる構造にしてある。むろん、この回転モーメント
は、トラックの制動を受けて、後側の板ばね72が後方
へ引かれることで発生する。
【0072】なお、距離xは、第1の実施例と同様、ト
ラックに制動力が加わったとき、リンク部材72に加わ
る力αと対抗する同等の力βをリンク部材72に発生さ
せる距離に定めてあることはいうまでもない。
【0073】またリンク部材72の下側に在るブラケッ
ト78の下端部とこれと隣り合うアクスル66の間は、
ラジアスロッド81aで上下の向きに回動自在に連結さ
れている。具体的には、ラジアスロッド81aは、各端
部に、ブラケット78の下端部に形成してあるブラケッ
ト部78a、アクスル66を支持する支持部材66aに
形成してあるブラケット部66bと上下方向の向きで回
動自在につながる継手部80b,80cがそれぞれ形成
してある。このラジアスロッド81により、前側のアク
スル66ならびに板ばね65の車体前後方向の位置を所
定に規定している。但し、ラジアスロッド81aの後部
端は、回動支点となるボルトナット79を通る鉛直線と
交わるブラケット部分に回動自在に連結してある。
【0074】なお、図面において82はシャ−シフレ−
ム64の前部に設けたキャブ、83は同じく後部に設け
た、積載部となる荷箱、84はアクスル66に装着され
たデファレンシャルをそれぞれ示す。
【0075】つぎに、このように構成された後二軸車の
懸架装置の作用について説明する。前二軸トラックが直
進走行しているとする。このとき、進行方向の路面部分
85に車輪が乗り越すような段差部86があるとする
(図11に図示)。
【0076】後前輪62がこの段差部86に差し掛かる
と、図11に示されるようにアクスル66に対する荷重
の集中から後前輪62は上方向に向かって移動する。こ
のままでは、荷重はアクスル66に集中してしまうが、
板ばね65,67間にはイコライザリンク機構71があ
るので、この荷重は後側に分散されていく。
【0077】すなわち、アクスル66は板ばね65に支
えられているから、アクスル66が後前輪62と共に上
方向に移動するにしたがい、板ばね65は、ラジアスロ
ッド81aの端部を支点として、上方向に移動する。
【0078】この動きは、シャックルリンク80を介し
てイコライザリンク機構71へ伝わり、リンク部材72
をボルトナット79を支点として時計回りに回動させ
る。このリンク部材79の回動により、後側の板ばね6
7には前側の板ばね65の動きの向きと逆向きの動きが
出力され、板ばね67を、ラジアスロッド81の端部を
支点として、入力された荷重の方向とは反対となる下方
向へ移動させる。
【0079】すると、アクスル66(後前軸)に大きく
偏っていた軸重の一部は、後側のアクスル68(後後
軸)に分担され、アクスル66,アクスル68に加わる
軸重は同等になる。
【0080】このことは、段差乗り越え時(含む登坂路
面の走行時)に生じていた軸重の変化は解消され、全車
軸に加わる軸重は均等化される。また、後二軸トラック
の走行速度を下げるべく、トラックに制動操作を与えた
とする。
【0081】すると、図12に示されるように後前輪6
2を支えている前側の板ばね65は、制動トルクを受け
て、後方へ動く(アクスル66が地面に残ろうとするこ
とによる)。
【0082】このとき前側の板ばね65に生じる上方向
に向かう変位が、シャクルリンク80を介して、リンク
部材72へ伝わる。リンク部材72は、この伝達を受け
て時計回りに回動し、ラジアスロッド81の端部を支点
として、後側の板ばね67を下方向に移動させようとす
る。
【0083】一方、後後輪62を支えている後側の板ば
ね67も、制動トルクを受けて、後方へ動く(アクスル
68が地面に残ろうとすることによる)。すると、後側
の板ばね67を連結しているラジアスロッド81は、ア
クスル68が後方へ残ろうとする力Fによって、後方へ
引っ張られる。
【0084】ここで、リンク部材72の回動支点となる
ボルトナット79の位置は、あらかじめ制動時における
後側の板ばね67の動きからリンク部材72の運動方向
と反対の回転モーメントを発生させる地点に設けてあ
る。
【0085】これにより、リンク部材72には、板ばね
23が後方へ残ろうとする力Fを受けて、反時計回りの
力が与えられる。この反時計回りの力βは、時計回りに
回動しようとするリンク部材72を元の位置にへ戻そう
とする。
【0086】これにより、制動時のリンク部材72を時
計回りへ回動させようとする力α(後側の板ばね67を
下方へ移動させようとする力)は打ち消される。このこ
とは、制動時には軸重を平均にする機能は働かないこと
となる。
【0087】これによって、制動時の後二軸(後前軸,
後後軸)の軸重配分は、通常、走行時のときの軸重と同
じ様になる。それ故、第1の実施例で説明した前二軸車
と同様、軸重の変化からトラックが安定して駆動されな
かったり、各輪が偏磨耗を生じたりすることはない上、
制動時も後前輪62、後後輪63を有効に用いた安定し
た制動性能が得られる。
【0088】よって、後二軸車に高い段差乗り越え性な
らびに高い制動能力をもたらせることができる。しか
も、こうした機能は、リンク部材72の各端部と各前・
後の板ばね65,67との間をそれぞれシャックルリン
ク80,80aで連結して大きな積載荷重に耐えられる
懸架構造(高たわみ量を確保できる構造)にしたうえ
で、この性能を損なわず、ラジアスロッド81によっ
て、制動時、後側の板ばね67の挙動をリンク部材72
に直接に伝えることによって得ているものであるから、
大きな荷重を受ける後二軸の懸架装置には好適である。
【0089】そのうえ、ブラケット78とアクスル22
との間を回動自在に連結するラジアスロッド81aの採
用は、制動時に生じる前側の板ばね65の後方への挙動
を抑制する役割をはたすから、その分、後二軸の懸架装
置の制動性能の向上が図れる。
【0090】なぜならば、後二軸車は大きな積載荷重が
加わる都合上、制動時、前側の板ばね65が後方へ残ろ
うとする挙動は大きくなる傾向にあるが、ラジアスロッ
ド81aを採用すると、この板ばね65の挙動は抑制さ
れて小さくなる。これによって、制動時の軸重の変化が
減少されることによる。なお、本発明をトラックに適用
したが、これに限らず、他の前二軸車、後二軸車の車両
に適用してもよい。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、段差乗り越え時、登坂路面走行時などで生
じていた軸重の大きな偏り、制動時における前前軸の軸
重の抜けといった二軸車特有の問題を解消することがで
きる。
【0092】それ故、二軸車に高い段差乗り越え性なら
びに高い制動能力をもたらすことができる。しかも、大
きな荷重を受ける後二軸の懸架装置がもつ機能を損わず
に、高い段差乗り越え性ならびに高い制動能力を得るこ
とができるから、特に後二軸車には好適である。
【0093】また請求項2に記載の発明は、これに加
え、ラジアスロッドにて、制動時の前側の板ばねの挙動
を抑制するから、その分、効果的に制動時の軸重の変化
を減少させることができ、一層、高い制動能力が得られ
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施例の前二軸車の
懸架装置を示す側面図。(b)は、同じく平面図。
【図2】図1(a)中に示されている板ばね間に在るリ
ンク機構を拡大した側面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】図2中の矢印A−A線に沿うシャックルリンク
回りの連結構造を示す断面図。
【図5】図2中の矢印BーB線に沿うリンク部材の支持
構造を示す断面図。
【図6】図2中の矢印CーC線に沿うリンク部材と後側
の板ばねの連結構造を示す断面図。
【図7】段差乗り越え時の懸架装置の挙動を説明するた
めの図。
【図8】制動時の懸架装置の挙動を説明するための図。
【図9】本発明の第2の実施例の後二軸車を示す側面
図。
【図10】同後二軸を懸架している懸架装置を示す側面
図。
【図11】段差乗り越え時の懸架装置の挙動を説明する
ための図。
【図12】制動時の懸架装置の挙動を説明するための
図。
【図13】従来の前二軸トラックの側面図。
【図14】同トラックの前二軸に採用されている懸架装
置を説明するための側面図。
【図15】同懸架装置の段差乗り越え時の挙動を説明す
るための図。
【符号の説明】
20,64…シャーシフレーム(車体) 21,65…板ばね(第1の板ばね) 22,66…アクスル(第1の車軸) 22a,62…前前輪,後前輪(第1の車輪) 23,67…板ばね(第2の板ばね) 24,68…アクスル(第2の車軸) 24a,63…前後輪、後後輪(第2の車輪) 28…イコライザリンク機構 78
…ブラケット 30,72…リンク部材 37,79…ボルト
ナット(回動支点) 80,80a…シャックルリンク 81,81a
…ラジアスロッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部がフレームに支持されて車体後方
    向に延びる方向に配設された、第1の車軸を懸架するた
    めの第1の板ばねと、 この板ばねの後側に配置され、後端部がフレームに支持
    されて車体前方向に延びる方向に配設された、第2の車
    軸を懸架するための第2の板ばねと、 前記第1の板ばねの後端部と前記第2の板ばねの前端部
    との間に車体前後方向に延びるようにして配設されてな
    り、中間部が前記フレームに車体前後方向に回動自在に
    支持されて回動支点をなし、かつ両端部が隣合うばね端
    部にそれぞれシャックルリンクを介して回動自在に連結
    され、前記第1および第2の板ばねの一方から伝わる上
    下方向の動きを逆向きにして他方に伝えるリンク部材
    と、 車体前後方向に延びて前記後側のシャックルリンクとの
    連結部より下側となる前記リンク部材の後端部分と前記
    第2の車軸との間に配設され、両者間を上下の向きに回
    動自在に連結するラジアスロッドとを有し、 かつ前記リンク部材の回動支点は、前記ラジアスロッド
    との連結部から上方へ所定の距離ずれ、制動時に前記ラ
    ジアスロッドを通して伝わる第2の板ばねの動きから前
    記リンク部材に前記運動方向と対抗する回転モーメント
    を発生させる地点に設定されてなることを特徴とする二
    軸車の懸架装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二軸車の懸架装置にお
    いて、前記リンク部材の回動支点はフレームに装着され
    たブラケットに回動自在に支持され、 さらにこのブラケットと前記第1の車軸との間は車体前
    後方向に延びるラジアスロッドで上下の向きに回動自在
    に連結されてなることを特徴とする二軸車の懸架装置。
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