JP3064688B2 - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JP3064688B2
JP3064688B2 JP4232182A JP23218292A JP3064688B2 JP 3064688 B2 JP3064688 B2 JP 3064688B2 JP 4232182 A JP4232182 A JP 4232182A JP 23218292 A JP23218292 A JP 23218292A JP 3064688 B2 JP3064688 B2 JP 3064688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ受信装置に関し、
特にディスクリプタを用いたデータ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信システムの受信方式におい
て、DMAコントローラが受信回路から連続して受信デ
ータを読み出し外部記憶領域上のバッファ領域に転送す
る場合、ホスト・システムがリアルタイムにDMAコン
トローラを制御することによるシステム効率の低下を防
ぐため、以下に説明するディスクリプタ制御によるDM
Aコントローラの制御方式が提案されている。
【0003】たとえば、通信システムにおいてハイレベ
ル・データ・リンク・コントロール手順(以下、HDL
Cと呼ぶ)によるフレームの受信を行う場合、図3に示
すようにディスクリプタ制御により受信フレームを外部
記憶領域上の複数の受信バッファ3−7,3−8,3−
9にDMA転送する。ホスト・システムは図3に示すよ
うに所定のディスクリプタ・フォーマットに従って、あ
らかじめ外部記憶領域上に複数のディスクリプタの情報
を連続した領域に設定する。各ディスクリプタ3−1の
フォーマットは、DMAコントローラ3−10に対する
制御情報を格納するコマンド領域3−2,転送データを
格納する個々の受信バッファ3−7,3−8,3−9の
先頭アドレスを示すアドレス領域3−3,転送データ数
を格納する転送サイズ領域3−4,DMA転送の実行結
果を格納するステータス領域3−5を含んでいる。
【0004】ホスト・システムは最初に実行するディス
クリプタの先頭アドレスをディスクリプタ・アドレス・
レジスタ3−11に設定し、DMAコントローラ3−1
0を起動する。DMAコントローラ3−10はディスク
リプタ・アドレス・レジスタ3−11の設定値をDMA
アドレス・レジスタ3−13に、あらかじめ規定された
ディスクリプタのサイズをDMAサイズ・レジスタ3−
14にそれぞれロードする。
【0005】DMAコントローラ3−10はDMAアド
レス・レジスタ3−13に設定されたアドレスからDM
Aサイズ・レジスタ3−14に設定されたデータ数だけ
DMA転送を開始する。この1回目のDMA転送により
外部記憶領域上の指定されたディスクリプタ3−1のコ
マンド領域3−2,アドレス領域3−3,転送サイズ領
域3−4がDMAコントローラ3−10に読み込まれ
る。
【0006】DMAコントローラ3−10は読み込んだ
コマンド領域3−2の情報を制御レジスタ3−12,ア
ドレス領域3−3の情報をDMAアドレス・レジスタ3
−13,転送サイズ領域3−4の情報をDMAサイズ・
レジスタ3−14に設定し、再びDMA転送を開始す
る。この2回目のDMA転送により、受信制御部3−1
6により受信された受信データFIFO3−17に格納
されている受信フレームの各データはディスクリプタ3
−1で指定された外部記憶領域上の受信バッファ領域3
−6に格納される。
【0007】2回目のDMA転送によって受信データの
転送が終了すると、3回目のDMA転送としてDMAコ
ントローラ3−10は2回目のDMA転送で実際に転送
したデータ数をサイズ領域3−4に、またDMA転送の
実行結果及び受信フレームに関する情報をステータス領
域3−5にDMA転送する。上述した3回のDMA転送
による一連の動作により、受信フレームのバッファ領域
へのデータ転送が完了する。
【0008】受信フレームが大きい場合、1つの受信バ
ッファ3−7に格納できないことがある。制御レジスタ
3−12に格納された制御情報により、更にディスクリ
プタによるチェイニングが指定されていれば、DMAコ
ントローラ3−10はディスクリプタ3−1に続くディ
スクリプタのアドレスをDMAアドレス・レジスタ3−
13に設定し、ディスクリプタ3−1に続くアドレスに
格納されているディスクリプタ情報を読み出す。更にこ
の情報に従い、指定されるバッファ領域へ残りの受信フ
レームを転送するためのDMA転送を起動する。
【0009】このようにしてディスクリプタのチェイニ
ングにより、1つの受信フレームを複数のディスクリプ
タで指定される複数の受信バッファに転送することが可
能である。ディスクリプタのチェイニングは、ディスク
リプタのコマンド領域3−2で指定された制御情報によ
りチェイニングの終了を指定されるまで連続して実行さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、HDLCに
おいて、受信した情報フレーム(以下、Iフレームと呼
ぶ)のオーバーランを避けるために受信したIフレーム
を1つのディスクリプタで指定されるバッファ領域に転
送しようとする場合、各バッファを最大フレーム長に合
わせて用意しておかなければならないため、監視フレー
ム(以下、Sフレームと呼ぶ)、あるいは非番号制フレ
ーム(以下、Uフレームと呼ぶ)等の短いフレームを受
信した場合にも大きなバッファに転送されることにな
る。従って、外部記憶領域の利用効率が低下するという
欠点がある。
【0011】また、これを回避するためディスクリプタ
のチェイニングにより1つの受信フレームを複数のバッ
ファ領域に転送していた。ところが上述した従来の方法
によると、ディスクリプタのチェイニングにより1つの
受信フレームの各フィールドを複数のバッファ領域に転
送する場合、各バッファ領域へ転送する間に2回のDM
A転送が入るため時間間隔が大きくなり、高速な通信で
は受信オーバーランを発生しやすくなる。
【0012】これらの結果として、外部記憶領域の使用
効率の低下、あるいは送信側からの消失フレームの再送
信処理によるホスト・システムのオーバーヘッドが大き
くなり、また回線側のスループットが低下する等、シス
テム全体の実行効率が低下するという欠点がある。
【0013】本発明の目的は、オーバーランを防止する
とともに受信バッファの使用効率を向上させたデータ受
信装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るデータ受信装置は、受信フレームデー
タを格納する受信バッファ領域と、前記受信バッファ領
域へ受信フレームデータを格納する前記受信バッファ領
域の格納開始アドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
転送サイズを格納する転送サイズ記憶手段と、アドレス
演算手段とを有し、第1の転送において前記転送サイズ
記憶手段に記憶されている転送サイズの受信フレームデ
ータを前記アドレス記憶手段に記憶されている格納開始
アドレスより前記受信バッファ領域へDMA転送し、
1の転送における格納開始アドレスと第1の転送におけ
転送サイズの和を前記アドレス記憶手段に書き戻して
次の受信フレームデータのDMA転送である第2の転送
における前記受信バッファ領域の格納開始アドレスとす
ものである。
【0015】また前記先頭アドレス記憶手段と、前記終
了アドレス記憶手段と、前記転送サイズ記憶手段とを含
むDMAコントローラを有するものである
【0016】
【作用】フレーム長の異なる複数のフレームを受信した
場合でも、各フレームを1つのバッファ領域へディスク
リプタのチェイニングなしにDMA転送するため、受信
制御部でのデータ転送の遅延によるオーバーランを防ぐ
とともに、受信フレームを転送する外部記憶領域の受信
バッファの使用領域を削減することが可能である。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0018】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
システム構成を示すブロック図である。図中1−1は外
部記憶領域1−17に設定された複数のディスクリプタ
の一つであり、コマンド領域1−2,アドレス領域1−
3,転送サイズ領域1−4,及びステータス領域1−5
から構成されている。
【0019】上述したディスクリプタで制御されるDM
Aコントローラ1−10により、フレーム長が可変のI
フレームや、固定長のUフレーム、あるいはSフレーム
を受信し、指定されるバッファ領域に格納する場合、ホ
スト・システムはまずフレーム受信のためのディスクリ
プタの設定を行う。コマンド領域1−2にディスクリプ
タの制御情報,アドレス領域1−3には受信バッファの
開始アドレスではなく、受信バッファ領域1−6全体の
終了アドレスを、また転送サイズ領域1−4には受信フ
レームの最大フレーム長を設定する。さらに受信バッフ
ァ領域1−6全体の先頭アドレスを受信バッファ・アド
レス・レジスタ1−15に設定する。
【0020】この後DMAコントローラ1−10を起動
し、連続した外部記憶領域1−17上の複数のディスク
リプタにより、受信したフレームを各ディスクリプタが
指定する外部記憶領域1−17上の各受信バッファ1−
7,1−8,1−9に転送する。以下に各ディスクリプ
タのチェイニングにより連続してDMA転送を実行し、
受信バッファ領域1−6に転送する場合の動作について
説明する。
【0021】ホスト・システムは最初に実行するディス
クリプタの先頭アドレスをディスクリプタ・アドレス・
レジスタ1−11に設定し、DMAコントローラ1−1
0を起動する。DMAコントローラ1−10はディスク
リプタ・アドレス・レジスタ1−11の設定値をDMA
アドレス・レジスタ1−13に、あらかじめ規定された
ディスクリプタのサイズをDMAサイズ・レジスタ1−
14にそれぞれロードする。DMAコントローラ1−1
0はDMAアドレス・レジスタ1−13に設定されたア
ドレスからDMAサイズ・レジスタ1−14に設定され
た数だけDMA転送を開始する。このDMA転送により
外部記憶領域1−17上の指定されたディスクリプタ1
−1のコマンド領域1−2,アドレス領域1−3,転送
サイズ領域1−4がDMAコントローラ1−10に読み
込まれ、それぞれ制御レジスタ1−12,DMAアドレ
ス・レジスタ1−13,DMAサイズ・レジスタ1−1
4に転送される。
【0022】ディスクリプタの情報が制御レジスタ1−
12,DMAアドレス・レジスタ1−13,DMAサイ
ズ・レジスタ1−14に転送されると、アドレス演算回
路1−16によりDMAアドレス・レジスタ1−13に
格納された受信バッファ領域1−6の終了アドレスと、
DMAサイズ・レジスタ1−14及び受信バッファ・ア
ドレス・レジスタ1−15の和の比較を行う。受信バッ
ファ領域1−6の終了アドレスの方が大きければ受信バ
ッファ領域1−6にまだ空きがあると判断し、DMAア
ドレス・レジスタ1−13に受信バッファ1−7の先頭
アドレスである受信バッファ・アドレス・レジスタ1−
15の内容を転送する。この後2回目のDMA転送とし
て受信制御部1−18により受信され受信データFIF
O1−19に格納されている受信フレームの各データは
指定された外部記憶領域上の受信バッファ領域1−6に
DMA転送される。すなわちDMAコントローラ1−1
0は、制御レジスタ1−12,DMAアドレス・レジス
タ1−13,DMAサイズ・レジスタ1−14で指定さ
れる受信バッファ1−7へのDMA転送を開始する。
【0023】このようにして、DMAサイズ・レジスタ
1−14に設定された数だけのDMA転送を終了する
か、あるいは受信フレームの最終データの転送を終了す
ると、3回目のDMA転送として2回目のDMA転送の
先頭アドレス,転送サイズ数,実行結果のステータスを
ディスクリプタのアドレス領域1−3,転送サイズ領域
1−4,ステータス領域1−5にDMA転送で書き戻
す。また次の受信フレームを格納する受信バッファ1−
8の先頭アドレス、すなわち2回目のDMA転送の先頭
アドレスに転送サイズ数を加えたアドレスを、アドレス
演算回路1−16で計算し、受信バッファ・アドレス・
レジスタ1−15に書き戻す。
【0024】上述した3回のDMA転送で1つのIフレ
ーム、またはU/Sフレームの受信バッファ領域1−6
への転送を完了する。このあとDMAコントローラ1−
10に、チェイニングされている次のディスクリプタを
再び読み込むことにより、次に受信するフレームを転送
することが可能である。
【0025】上述したように、DMAコントローラは受
信したフレームの種別に関係なく受信バッファ領域1−
6に連続して複数の受信フレームを転送することが可能
である。また1つの受信フレームは1つのディスクリプ
タ情報により転送される。
【0026】このためディスクリプタ・チェイニングに
より1フレームを複数バッファ領域に転送することによ
るデータ転送の遅れを無くし、受信制御部1−18での
受信オーバーランを回避できる。また任意長のIフレー
ムや、Uフレーム,Sフレームのような短い固定長のフ
レームを連続した受信バッファ領域1−6に転送するた
め、外部記憶領域の使用効率を高めることが可能であ
る。
【0027】従って相手局でのフレームの再送回数が減
少し、ホスト・システムのオーバーヘッドが低減すると
共に、回線効率が向上する等、システム効率を向上させ
ることが可能である。
【0028】(実施例2)図2は、本発明の実施例2の
システム構成を示すブロック図である。実施例1では受
信バッファ領域全体の先頭アドレスを受信バッファ・ア
ドレス・レジスタに設定していたが、実施例2では先頭
アドレスと終了アドレスを設定している。
【0029】図中2−1は外部記憶領域2−18に設定
された複数のディスクリプタの一つであり、コマンド領
域2−2,転送サイズ領域2−3,アドレス領域2−4
及びステータス領域2−5から構成されている。
【0030】上述したディスクリプタで制御されるDM
Aコントローラ2−10により、フレーム長が可変のI
フレームや、固定長のUフレーム、あるいはSフレーム
を受信し、指定されるバッファ領域に格納する場合、ホ
スト・システムはまずフレーム受信のためのディスクリ
プタの設定を行う。コマンド領域2−2にディスクリプ
タの制御情報,また転送サイズ領域2−3には受信フレ
ームの最大フレーム長を設定する。受信バッファ領域2
−6全体の先頭アドレスと終了アドレスをそれぞれ受信
バッファ・先頭アドレス・レジスタ2−15,受信バッ
ファ・終了アドレス・レジスタ2−16に設定する。
【0031】この後DMAコントローラ2−10を起動
し、連続した外部記憶領域2−18上の複数のディスク
リプタにより、受信したフレームを各ディスクリプタが
指定する外部記憶領域2−18上の各受信バッファ2−
7,2−8,2−9に転送する。以下に各ディスクリプ
タのチェイニングにより連続してDMA転送を実行し、
受信バッファ領域2−6に転送する場合の動作について
説明する。
【0032】ホスト・システムは最初に実行するディス
クリプタの先頭アドレスをディスクリプタ・アドレス・
レジスタ2−11に設定し、DMAコントローラ2−1
0を起動する。DMAコントローラ2−10はディスク
リプタ・アドレス・レジスタ2−11の設定値をDMA
アドレス・レジスタ2−14に、あらかじめ規定された
ディスクリプタのサイズをDMAサイズ・レジスタ2−
13にそれぞれロードする。DMAコントローラ2−1
0はDMAアドレス・レジスタ2−14に設定されたア
ドレスからDMAサイズ・レジスタ2−13に設定され
た数だけDMA転送を開始する。このDMA転送により
外部記憶領域2−18上の指定されたディスクリプタ2
−1のコマンド領域2−2,転送サイズ領域2−3がD
MAコントローラ2−10に読み込まれ、それぞれ制御
レジスタ2−12,DMAアドレス・レジスタ2−13
に転送される。
【0033】ディスクリプタの情報が制御レジスタ2−
12,DMAサイズ・レジスタ2−13に転送される
と、アドレス演算回路2−17により受信バッファ終了
アドレス・レジスタ2−16に格納された受信バッファ
領域2−6の終了アドレスと、DMAサイズ・レジスタ
2−13及び受信バッファ・先頭アドレス・レジスタ2
−15に格納された受信バッファ領域2−6の先頭アド
レスの和の比較を行う。受信バッファ領域2−6の終了
アドレスの方が大きければ受信バッファ領域2−6にま
だ空きがあると判断し、DMAアドレス・レジスタ2−
14に受信バッファ2−7の先頭アドレスである受信バ
ッファ・先頭アドレス・レジスタ2−15の内容を転送
する。この後2回目のDMA転送として受信制御部2−
19により受信され受信データFIFO2−20に格納
されている受信フレームの各データは指定された外部記
憶領域上の受信バッファ領域2−6にDMA転送され
る。すなわちDMAコントローラ2−10は、制御レジ
スタ2−12,DMAサイズ・レジスタ2−13,DM
Aアドレス・レジスタ2−14で指定される受信バッフ
ァ2−7へのDMA転送を開始する。
【0034】このようにして、DMAサイズ・レジスタ
2−13に設定された数だけのDMA転送を終了する
か、あるいは受信フレームの最終データの転送を終了す
ると、3回目のDMA転送として2回目のDMA転送の
先頭アドレス,転送サイズ数,実行結果のステータスを
ディスクリプタの転送サイズ領域2−3,アドレス領域
2−4,ステータス領域2−5にDMA転送で書き戻
す。また次の受信フレームを格納する受信バッファ2−
8の先頭アドレス、すなわち2回目のDMA転送の先頭
アドレスに転送サイズ数を加えたアドレスを、アドレス
演算回路2−17で計算し、受信バッファ・アドレス・
レジスタ2−15に書き戻す。
【0035】上述した3回のDMA転送で1つのIフレ
ーム、またはU/Sフレームの受信バッファ領域2−6
への転送を完了する。このあとDMAコントローラ2−
10に、チェイニングされている次のディスクリプタを
再び読み込むことにより、次に受信するフレームを転送
することが可能である。
【0036】上述したように、DMAコントローラは受
信したフレームの種別に関係なく受信バッファ領域2−
6に連続して複数の受信フレームを転送することが可能
である。また1つの受信フレームは1つのディスクリプ
タ情報により転送される。
【0037】このためディスクリプタ・チェイニングに
より1フレームを複数バッファ領域に転送することによ
るデータ転送の遅れを無くし、受信制御部2−19での
受信オーバーランを回避できる。また任意長のIフレー
ムや、Uフレーム,Sフレームのような短い固定長のフ
レームを連続した受信バッファ領域2−6に転送するた
め、外部記憶領域の使用効率を高めることが可能であ
る。
【0038】従って相手局でのフレームの再送回数が減
少し、ホスト・システムのオーバーヘッドが低減すると
共に、回線効率が向上する等、システム効率を向上させ
ることが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
定長、あるいは可変長のフレームを受信しディスクリプ
タで指定されるバッファ領域へ転送する場合、受信フレ
ームの種別によらず1つのディスクリプタにより転送可
能であるため外部記憶領域の利用効率が向上する。
【0040】また各バッファ領域のデータを受信制御部
との間でDMA転送する時に、複数のディスクリプタの
チェイニングによるDMA転送の実行間隔を無視するこ
とができるので、高速な通信であっても受信制御部での
受信オーバーランを防ぐことができる。従って相手局で
のフレームの再送等によってホスト・システムがディス
クリプタを再設定するオーバーヘッドが低減すると共
に、通信回線効率が向上する等、システム効率を向上さ
せることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例2のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来例のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1−1 ディスクリプタ 1−2 コマンド領域 1−3 アドレス領域 1−4 転送サイズ領域 1−5 ステータス領域 1−6 受信バッファ領域 1−7 受信バッファ 1−8 受信バッファ 1−9 受信バッファ 1−10 DMAコントローラ 1−11 ディスクリプタ・アドレス・レジスタ 1−12 制御レジスタ 1−13 DMAアドレス・レジスタ 1−14 DMAサイズ・レジスタ 1−15 受信バッファ・アドレス・レジスタ 1−16 アドレス演算回路 1−17 外部記憶領域 1−18 受信制御部 1−19 受信データFIFO 2−1 ディスクリプタ 2−2 コマンド領域 2−3 転送サイズ領域 2−4 アドレス領域 2−5 ステータス領域 2−6 受信バッファ領域 2−7 受信バッファ 2−8 受信バッファ 2−9 受信バッファ 2−10 DMAコントローラ 2−11 ディスクリプタ・アドレス・レジスタ 2−12 制御レジスタ 2−13 DMAサイズ・レジスタ 2−14 DMAアドレス・レジスタ 2−15 受信バッファ・先頭アドレス・レジスタ 2−16 受信バッファ・終了アドレス・レジスタ 2−17 アドレス演算回路 2−18 外部記憶領域 2−19 受信制御部 2−20 受信データFIFO
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 353 G06F 13/28 310

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信フレームデータを格納する受信バッ
    ファ領域と、前記受信バッファ領域へ受信フレームデー
    タを格納する前記受信バッファ領域の格納開始アドレス
    を記憶するアドレス記憶手段と、転送サイズを格納する
    転送サイズ記憶手段と、アドレス演算手段とを有し、
    1の転送において前記転送サイズ記憶手段に記憶されて
    いる転送サイズの受信フレームデータを前記アドレス記
    憶手段に記憶されている格納開始アドレスより前記受信
    バッファ領域へDMA転送し、第1の転送における格納
    開始アドレスと第1の転送における転送サイズの和を
    記アドレス記憶手段に書き戻して次の受信フレームデー
    タのDMA転送である第2の転送における前記受信バッ
    ファ領域の格納開始アドレスとすることを特徴とするデ
    ータ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス記憶手段と、前記転送サイ
    記憶手段とを含むDMAコントローラを有することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
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