JPH05257865A - ディスクリプタ制御方式 - Google Patents

ディスクリプタ制御方式

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Publication number
JPH05257865A
JPH05257865A JP4046505A JP4650592A JPH05257865A JP H05257865 A JPH05257865 A JP H05257865A JP 4046505 A JP4046505 A JP 4046505A JP 4650592 A JP4650592 A JP 4650592A JP H05257865 A JPH05257865 A JP H05257865A
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JP
Japan
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dma
descriptor
area
data
transfer
Prior art date
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JP4046505A
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English (en)
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Yuhei Kozu
雄平 神津
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 DMAコントローラにより制御されるディス
クリプタ制御方式において、ディスクリプタのチェイニ
ング処理の遅延によるオーバーランを防止するととも
に、外部記憶領域の使用効率を改善する。 【構成】 コマンド領域1−2、アドレス領域1−3、
転送サイズ領域1−4、ステータス領域1−5、コマン
ド領域に含まれるEOFビット1−6およびステータス
領域に含まれる1−7を含むディスクリプタ1−1と、
同一構成のコマンド領域、アドレス領域、転送サイズ領
域、ステータス領域、EOFビット等を含むディスクリ
プタ1−8とにより形成される外部記憶領域1−16
と、ディスクリプタ・アドレス・レジスタ1−10、制
御レジスタ1−11、DMAアドレス・レジスタ1−1
2およびDMAサイズ・レジスタ1−13を含むDMA
コントローラ1−9と、複数の受信データFIFO1−
15により形成される受信制御部1−14とを備えて構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクリプタ制御方式
に関し、特に、DMAコントローラにより制御されるデ
ータ転送系において用いられるディスクリプタ制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ転送系において
は、DMAコントローラにより連続して外部記憶領域に
対してアクセスする場合に、ホスト・システムにより、
リアルタイムでDMAコントローラを制御することによ
るシステム効率の低下を防止するために、以下に説明す
るディスクリプタ制御によるDMAコントローラの制御
方式が提案されている。図3は本従来例を示すシステム
構成図であり。図3に示されるように、コマンド領域3
−2、アドレス領域3−3、転送サイズ領域3−4およ
びステータス領域3−5により形成されるディスクリプ
タ3−1を含む外部記憶領域3−11と、ディスクリプ
タ・アドレス・レジスタ3−7、制御レジスタ3−8、
DMAアドレス・レジスタ3−9およびDMAサイズ・
レジスタ3−10を含むDMAコントローラ3−6とを
備えて構成される。
【0003】例えば、当該データ通信系において、ハイ
レベル・データ・リンク・コントロール手順(以下、H
DLCと略称する)によるフレームの受信を行う場合に
は、ディスクリプタ制御により、受信フレームは外部記
憶領域上の複数のバッファ領域に連続してDMA転送さ
れる。ホスト・システムは、図3のシステム構成図に示
されるように、所定のディスクリプタ・フォーマットに
従って、予め外部記憶領域3−11上に複数のディスク
リプタの情報を連続した領域に設定する。図3におい
て、各ディスクリプタ3−1のフォーマットは、DMA
コントローラ3−6に対する制御情報を格納するコマン
ド領域3−2、転送データを格納するバッファ領域の先
頭アドレスを示すアドレス領域3−3、転送データ数を
格納する転送サイズ領域3−4、およびDMA転送の実
行結果を格納するステータス領域3−5を含む形で構成
される。
【0004】ホスト・システムを介して、最初に実行す
るディスクリプタの先頭アドレスがディスクリプタ・ア
ドレス・レジスタ3−7に設定され、これによりDMA
コントローラ3−6を起動させる。DMAコントローラ
3−6により、ディスクリプタ・アドレス・レジスタ3
−7の設定値はDMAアドレス・レジスタ3−9にロー
ドされ、また予め規定されたディスクリプタのサイズが
DMAサイズ・レジスタ3−10にロードされる。そし
て、DMAコントローラ3−6の制御作用を介して、D
MAアドレス・レジスタ3−9に設定されたアドレスか
ら、DMAサイズ・レジスタ3−10に設定されたデー
タ数だけDMA転送が開始される。この1回目のDMA
転送により、外部記憶領域上の指定されたディスクリプ
タ3−1のコンマンド領域3−2、アドレス領域3−3
および転送サイズ領域3−4が、DMAコントローラ3
−6に読込まれる。
【0005】DMAコントローラ3−6により読込まれ
たコマンド領域3−2の情報、アドレス領域3−3の情
報および転送サイズ領域3−4の情報は、それぞれ制御
レジスタ3−8、DMAアドレス・レジスタ3−9およ
びDMAサイズ・レジスタ3−10に設定されて、再度
DMA転送が開始される。この2回目のDMA転送によ
り、受信制御部3−12により受信された受信フレーム
の各データは、ディスクリプタ3−1により指定された
外部記憶領域上のバッファ領域に格納される。
【0006】2回目のDMA転送により受信データの転
送が終了すると、3回目のDMA転送として、DMAコ
ントローラ3−6により、2回目のDMA転送時に実際
に転送されたデータ数がサイズ領域3−4に転送され、
またDMA転送の実行結果および受信フレームに関する
情報がステータス領域3−5に転送される。上述した3
回のDMA転送による一連の動作により、1回の受信フ
レームのバッファ領域に対するデータ転送が完了する。
【0007】また、制御レジスタ3−8に格納された制
御情報により、更には、ディスクリプタによるDMA転
送のチェイニングが指定されていれば、DMAコントロ
ーラ3−6により、ディスクリプタ3−1に続くアドレ
スがDMAアドレス・レジスタ3−9に設定され、ディ
スクリプタ3−1に続くアドレスに格納されているディ
スクリプタ情報が読出される。そして更に、このディス
クリプタ情報に従って指定されるバッファ領域に対する
データ転送を行うために、DMA転送が起動される。こ
のようにして、DMA転送のチェイニング動作は、ディ
スクリプタ2−1のコマンド領域において指定されたD
MAコトローラの制御情報により、チェイニングの終了
を指示されるまで連続して実行される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディス
クリプタ制御方式おいては、DMAコントローラによ
り、各ディスクリプタに対する3回目のDMA転送の終
了後に、次のディスクリプタに対するアクセスが開始さ
れる。一つの受信フレームをアドレス・フィールド、制
御フィールドおよび情報フィールド等のフィールド別
に、複数のバッファ領域に格納する場合には、複数のデ
ィスクリプタのチェイニングにより、各バッファ領域に
受信データがDMA転送される。この時、各バッファ領
域に対する転送は、前のディスクリプタの3回目のDM
A転送終了後に開始され、そのディスクリプタの1回目
のDMA転送により、ディスクリプタの情報がDMAコ
ントローラに読込まれた後に実行される。従って、各バ
ッファ領域に対するDMA転送の間に、2回のディスク
リプタへのDMA転送が介在する。
【0009】このために、各バッファ領域の受信データ
を受信制御部から読出して転送する時間間隔が大きくな
り、受信オーバーランが発生し易くなる。従って、送信
側からの消失フレームの再送信処理によるホスト・シス
テムのオーバーヘッドが大きくなり、また回線側のスル
ープットが低下するなどの、システム全体の実効効率が
低下するという欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクリプタ
制御方式は、所定の外部記憶領域上に予め連続して設定
されている複数のディスクリプタに格納されている制御
情報に従って、受信フレームをDMAコントローラによ
りDMA転送するディスクリプタ制御方式において、前
記複数のディスクリプタの内の第1番目のディスクリプ
タを指定するアドレスを格納する第1の記憶手段と、前
記複数のディスクリプタに格納されている制御情報を格
納する第2の記憶手段と、を前記DMAコントローラに
備え、前記第2の記憶手段に格納されている制御情報
に、DMA転送先を選択するための転送先選択情報をも
保持させることにより、前記外部記憶領域上において、
前記複数のディスクリプタにより指定される複数のデー
タ領域に対して、離散的にDMA転送を行うことを特徴
としている。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示すシステ
ム構成図である。図1に示されるように、本実施例は、
コマンド領域1−2、アドレス領域1−3、転送サイズ
領域1−4、ステータス領域1−5、コマンド領域1−
2に含まれるEOFビット1−6およびステータス領域
1−5に含まれる1−7を含むディスクリプタ1−1
と、このディスクリプタ1−1と同一構成のコマンド領
域、アドレス領域、転送サイズ領域、ステータス領域、
当該コマンド領域およびステータス領域にそれぞれ含ま
れるEOFビット等を含むディスクリプタ1−8とによ
り形成される外部記憶領域1−16と、ディスクリプタ
・アドレス・レジスタ1−12、制御レジスタ1−1
1、DMAアドレス・レジスタ1−12およびDMAサ
イズ・レジスタ1−13を含むDMAコントローラ1−
9と、複数の受信データFIFO1−15により形成さ
れる受信制御部1−14とを備えて構成される。
【0013】図1において、コマンド領域1−2に含ま
れるEOFビット1−6は、当該ディスクリプタにより
転送される受信データを、受信データFIFO1−15
の読出し端から読出すか、または途中のデータ・レジス
タから読出すかを指定する機能を有している。またステ
ータス領域1−5に含まれるEOFビット1−7は、当
該ディスクリプタにより指定される外部記憶領域1−1
6上のバッファ領域に転送されるデータが、受信フレー
ムの最後のデータを含んでいるか否かを報告する機能を
有している。即ち、EOFビット1−7がインアクティ
ブであれば、そのディスクリプタにより指定されるバッ
ファ領域には、受信フレームの先頭、または途中のデー
タが格納されているバッファであることを示しており、
EOFビット1−7がアクティブであれば、バッファ領
域に受信フレームの最後のデータが格納されていること
を示している。
【0014】上述したディスクリプタにより制御される
DMAコントローラ1−9により、一つのフレームの受
信データをフィールド別に複数のバッファ領域に格納す
る場合には、ホスト・システムにより、先ず各ディスク
リプタの設定が行われる。例えば、一つの受信フレーム
を、固定長のアドレス・フィールドと制御フィールドお
よび可変長の情報フィールドに分けて二つのバッファに
転送する場合には、先頭のディスクリプタ1−1におい
ては、EOFビット1−6をアクティブとし、更に情報
フィールドを格納するバッファの情報が設定される。こ
こにおいて、FOEビット1−6をアクティブに設定し
たディスクリプタ1−1により転送される情報フィール
ド以外のデータ、即ちアドレス・フィールドと制御フィ
ールドのデータ長は、受信制御部1−14の受信データ
FIFO1−15よりも少ないバイト数である必要があ
る。その後において、DMAコントローラ1−9が起動
され、連続した外部記憶領域1−16上の複数のディス
クリプタにより、受信されたフレームが、各ディスクリ
プタにより指定される外部記憶領域1−16上の各バッ
ファに転送される。以下、各ディスクリプタのチェイニ
ングにより、連続してDMA転送が実行され、一つのフ
レームを二つのバッファ領域に転送する場合における動
作について説明する。
【0015】ホスト・システムにおいては、最初に実行
されるディスクリプタ1−1の先頭アドレスが、ディス
クリプタ・アドレス・レジスタ1−10に設定され、D
MAコントローラ1−9が起動される。このDMAコン
トローラ1−9により、ディスクリプタ・アドレス・レ
ジスタ1−10における設定値が、DMAアドレス・レ
ジスタ1−12にロードされ、また予め規定されている
ディスクリプタ1−1のサイズが、DMAサイズ・レジ
スタ1−13にロードされる。そしてDMAコントロー
ラ1−9により、DMAアドレス・レジスタ1−12に
設定されたアドレスから、DMAサイズ・レジスタ1−
13に設定されたデータ数分だけDMA転送が開始され
る。このDMA転送により、外部記憶領域1−16上に
おいて指定されたディスクリプタ1−1に含まれるコマ
ンド領域1−2、アドレス領域1−3および転送サイズ
領域1−4がDMAコントローラ1−9に読出される。
これらの読出された情報は、DMAコントローラ1−9
により、コマンド領域1−2の情報は制御レジスタ1−
11に、アドレス領域1−3の情報はDMAアドレス・
レジスタ1−12に、転送サイズ領域の情報はDMAサ
イズ・レジスタ1−13に、それぞれ格納される。
【0016】一つのディスクリプタの情報が転送される
と、2回目のDMA転送として、受信フレームが外部記
憶領域1−16上のバッファ領域にDMA転送される。
そして、DMAコントローラ1−9により、制御レジス
タ1−11、DMAアドレス・レジスタ1−12および
DMAサイズ・レジスタ1−13により指定されるバッ
ファ領域に対するDMA転送が開始される。2回目のD
MA転送においては、制御レジスタ1−11内に格納さ
れているEOFビット1−6により、受信制御部1−1
4内の受信データFIFO1−15における受信データ
の読出しが制御される。即ち、EOFビット1−6がア
クティブである場合には、受信フレームの最後のデータ
・ブロックの転送であるものと判断されて、受信データ
FIFO1−15の読出し側から、予め規定されたバイ
ト数だけ書込み側のデータ・レジスタから受信データが
連続して読出されて、そのディスクリプタにより指定さ
れているバッファ領域にDMA転送される。従って、受
信フレームの途中のデータからバッファ領域に転送が行
われるために、バッファ領域に受信データが転送されて
も、未だ受信データFIFO1−15には、受信フレー
ムの先頭データが格納されている。一方、仮に、EOF
ビット1−6がインアクティブであれば、受信データF
IFO1−15の読出し側から受信データが読出され、
そのディスクリプタにより指定されるバッファ領域にD
MA転送される。
【0017】このようにして、DMAサイズ・レジスタ
1−13に設定された数だけのDMA転送が終了する
か、或はDMAサイズ・レジスタ1−13に設定されて
いる数だけのDMA転送が終了すると、3回目のDMA
転送として、2回目のDMA転送に関する実行結果のス
テータスおよび転送サイズ数が、ディスクリプタ1−1
に含まれるステータス領域1−5に対してDMA転送に
より書き戻される。そのディスクリプタにより転送され
たデータが、受信フレームの最後のデータを含んでいる
場合には、EOFビット1−7をアクティブに、含んで
いなければインアクティブに書き戻される。
【0018】上述した3回のDMA転送により、一つの
ディスクリプタにより指定されたバッファ領域に対する
受信フレームの転送が行われる。そして2回目のディス
クリプタ1−8、即ち、EOFビットがインアクティブ
であるディスクリプタにより指定されるバッファ領域
に、受信データFIFO1−15の先頭に格納されてい
るアドレス・フィールドおよび制御フィールドのデータ
を全て転送することにより、始めて一つの受信フレーム
の転送が終了となる。
【0019】上述したように、DMAコントローラによ
り、同一のフレームを構成する二つのデータ・ブロック
の最後のデータ・ブロックをバッファ領域に転送してか
ら、先頭のデータ・ブロックを別のバッファ領域に転送
すことが可能となる。これにより、各バッファ領域のデ
ータを転送する時間間隔に影響を受けることなく、受信
制御部1−14におけるオーバーランを防止することが
できる。従って、相手局におけるフレームの再送回数が
減少され、ホスト・システムにおけるオーバーヘッドが
低減されるとともに、回線効率を向上させてシステム効
率を改善することができる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、第2の実施例を示すシステム構成図であ
る。図2に示されるように、本実施例は、コマンド領域
2−2、アドレス領域2−3、転送サイズ領域2−4、
ステータス領域2−5、コマンド領域2−2に含まれる
EOFビット2−6およびステータス領域2−5に含ま
れるEOFビット2−7を含むディスクリプタ2−1
と、このディスクリプタ2−1と同一構成のコマンド領
域、アドレス領域、転送サイズ領域、ステータス領域、
当該コマンド領域およびステータス領域にそれぞれ含ま
れるEOFビット等を含むディスクリプタ2−8および
2−9とにより形成される外部記憶領域2−17と、デ
ィスクリプタ・アドレス・レジスタ2−11、制御レジ
スタ2−12、DMAアドレス・レジスタ2−13およ
びDMAサイズ・レジスタ2−14を含むDMAコント
ローラ2−10と、複数の受信データFIFO2−16
により形成される受信制御部2−15とを備えて構成さ
れる。
【0021】図2において、第1の実施例の場合と同様
に、コマンド領域2−2に含まれるEOFビット2−6
により、当該ディスクリプタにより転送される受信デー
タが、受信データFIFO1−15における何れのデー
タ・レジスタから読出されるかが指定され、またステー
タス領域2−5に含まれるEOFビット1−7により、
当該ディスクリプタにより指定される外部記憶領域2−
17上のバッファ領域に転送されるデータが、受信フレ
ームの最後のデータを含んでいるか否かが報告される。
【0022】前述の第1の実施例の場合と同様に、上述
したディスクリプタにより制御されるDMAコントロー
ラ2−10により、一つのフレームの受信データをフィ
ールド別に複数のバッファ領域に格納する場合には、ホ
スト・システムにより、先ず各ディスクリプタの設定が
行われる。例えば、一つの受信フレームを、固定長のア
ドレス・フィールドと制御フィールドおよび可変長の情
報フィールドに分けて三つのバッファに転送する場合に
は、先頭のディスクリプタ2−1においては、EOFビ
ット2−6をアクティブとし、更に情報フィールドを格
納するバッファの情報が設定される。また、次の二つの
ディスクリプタ2−8および2−9においては、それぞ
れに含まれるEOFビットをインアクティブとし、アド
レス・フィールドを格納するバッファの情報、制御フィ
ールドを格納するバッファの情報がそれぞれ設定され
る。ここにおいて、FOEビットをアクティブに設定し
たディスクリプタにより転送される情報フィールド以外
のデータ、即ちアドレス・フィールドと制御フィールド
のデータ長は、受信制御部2−15の受信データFIF
O1−16よりも少ないバイト数である必要がある。
【0023】その後において、DMAコントローラ2−
10が起動され、連続した外部記憶領域2−17上の複
数のディスクリプタにより、受信されたフレームが、各
ディスクリプタにより指定される外部記憶領域2−17
上の各バッファに転送される。以下、各ディスクリプタ
のチェイニングにより、連続してDMA転送が実行さ
れ、一つのフレームを三つのバッファ領域に転送する場
合における動作について説明する。
【0024】ホスト・システムにおいては、最初に実行
されるディスクリプタ2−1、即ち情報フィールドを転
送するディスクリプタの先頭アドレスが、ディスクリプ
タ・アドレス・レジスタ2−11に設定され、DMAコ
ントローラ2−10が起動される。このDMAコントロ
ーラ1−10により、ディスクリプタ・アドレス・レジ
スタ2−11における設定値が、DMAアドレス・レジ
スタ2−13にロードされ、また予め規定されているデ
ィスクリプタのサイズが、DMAサイズ・レジスタ2−
14にロードされる。そしてDMAコントローラ2−1
0により、DMAアドレス・レジスタ2−13に設定さ
れたアドレスから、DMAサイズ・レジスタ2−14に
設定されたデータ数分だけDMA転送が開始される。こ
のDMA転送により、外部記憶領域2−17上において
指定されたディスクリプタ2−1に含まれるコマンド領
域2−2、アドレス領域2−3および転送サイズ領域2
−4がDMAコントローラ2−10に読出される。これ
らの読出された情報は、DMAコントローラ2−10に
より、コマンド領域2−2の情報は制御レジスタ2−1
2に、アドレス領域2−3の情報はDMAアドレス・レ
ジスタ2−13に、転送サイズ領域2−4の情報はDM
Aサイズ・レジスタ2−14に、それぞれ格納される。
【0025】一つのディスクリプタの情報が転送される
と、2回目のDMA転送として、受信フレームが外部記
憶領域2−17上のバッファ領域にDMA転送される。
そして、DMAコントローラ2−10により、制御レジ
スタ2−12、DMAアドレス・レジスタ2−13およ
びDMAサイズ・レジスタ2−14により指定されるバ
ッファ領域に対するDMA転送が開始される。2回目の
DMA転送においては、制御レジスタ2−12内に格納
されているEOFビット2−6がアクティブであるた
め、受信フレームの最後のデータ・プロックの転送であ
るものと判断されて、受信データFIFO2−16の読
出し側から予め規定されているバイト数だけ、書込み側
のデータ・レジスタから受信データが連続して読出さ
れ、そのディスクリプタにより指定されるバッファ領域
にDMA転送される。従って、受信フレームの途中のデ
ータからバッファ領域に転送が行われるために、バッフ
ァ領域に受信データが転送されても、未だ受信データF
IFO2−16には、受信フレームの先頭データが格納
されている。
【0026】このようにして、DMAサイズ・レジスタ
2−14に設定された数だけのDMA転送が終了する
か、或は受信フレームの最終データの転送が終了する
と、3回目のDMA転送として、2回目のDMA転送に
関する実行結果のステータスおよび転送サイズ数が、デ
ィスクリプタ2−1に含まれるステータス領域2−5に
対してDMA転送により書き戻される。そのディスクリ
プタにより転送されるデータには、受信フレームの最後
のデータが含まれているので、EOFビット2−7をア
クティブにして、当該データが書き戻される。
【0027】上述した3回のDMA転送により、一つの
ディスクリプタにより指定されたバッファ領域に対する
受信フレームの情報フィールドの転送が終了する。そし
て2回目のディスクリプタ2−8、および3回目のディ
スクリプタ2−9により、受信データFIFO2−16
の先頭に格納されているアドレス・フィールドおよび制
御フィールドのデータを全て転送することにより、始め
て一つの受信フレームの転送が終了となる。
【0028】上述したように、DMAコントローラによ
り、同一のフレームを構成する三つのデータ・ブロック
の最後のデータ・ブロックをバッファ領域に転送してか
ら、先頭の二つのデータ・ブロックを別の二つのバッフ
ァ領域に転送すことが可能となる。これにより、各バッ
ファ領域のデータを転送する時間間隔に影響を受けるこ
となく、受信制御部2−15から受信データを転送する
ことが可能となり、受信制御部2−15におけるオーバ
ーランを防止することができる。従って、相手局におけ
るフレームの再送回数が減少され、ホスト・システムに
おけるオーバーヘッドが低減されるとともに、回線効率
を向上させてシステム効率を改善することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は複数のデ
ィスクリプタにより指定される複数のバッファ領域に一
つの受信フレームを転送する場合に、当該受信フレーム
の最後のデータ・ブロックを先に転送してから、フレー
ム・ヘッダを複数のバッファ領域に転送することができ
るため、各バッファ領域のデータを受信制御部との間で
DMA転送する際に、各ディスクリプタのDMA転送の
実行間隔を無視することができるために、見掛上受信制
御部に対してデータを遅延して転送することが可能とな
り、当該受信制御部における受信オーバーランを防止す
ることができ、これにより、相手局におけるフレームの
再送等により、ホスト・システムにおいてディスクリプ
タを再設定するオーバーヘッドが低減されるとともに、
通信回線効率および通信システム効率を向上させること
ができるという効果ががる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すシステム構成図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示すシステム構成図で
ある。
【図3】従来例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1−1、1−8、2−1、2−8、2−9 ディスク
リプタ 1−2、2−2、3−2 コマンド領域 1−3、2−3、3−3 アドレス領域 1−4、2−4、3−4 転送サイズ領域 1−5、2−5、3−5 ステータス領域 1−6、1−7、2−6、2−7 EOFビット 1−9、2−10、3−6 DMAコントローラ 1−10、2−11、3−7 ディスクリプタ・アド
レス・レジスタ 1−11、2−12、3−8 制御レジスタ 1−12、2−13、3−9 DMAアドレス・レジ
スタ 1−13、2−14、3−10 DMAサイズ・レジ
スタ 1−14、2−15 受信制御部 1−15、2−16 受信データFIFO 1−16、2−17、3−11 外部記憶領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の外部記憶領域上に予め連続して設
    定されている複数のディスクリプタに格納されている制
    御情報に従って、受信フレームをDMAコントローラに
    よりDMA転送するディスクリプタ制御方式において、 前記複数のディスクリプタの内の第1番目のディスクリ
    プタを指定するアドレスを格納する第1の記憶手段と、 前記複数のディスクリプタに格納されている制御情報を
    格納する第2の記憶手段と、 を前記DMAコントローラに備え、前記第2の記憶手段
    に格納されている制御情報に、DMA転送先を選択する
    ための転送先選択情報をも保持させることにより、前記
    外部記憶領域上において、前記複数のディスクリプタに
    より指定される複数のデータ領域に対して、離散的にD
    MA転送を行うことを特徴とするディスクリプタ制御方
    式。
JP4046505A 1992-03-04 1992-03-04 ディスクリプタ制御方式 Withdrawn JPH05257865A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6954806B2 (en) 2002-03-29 2005-10-11 Fujitsu Limited Data transfer apparatus and method
US7757016B2 (en) 2007-02-01 2010-07-13 Fujitsu Limited Data transfer device, semiconductor integrated circuit, and processing status notification method

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