JP3062919B2 - タッチキー - Google Patents

タッチキー

Info

Publication number
JP3062919B2
JP3062919B2 JP7076593A JP7659395A JP3062919B2 JP 3062919 B2 JP3062919 B2 JP 3062919B2 JP 7076593 A JP7076593 A JP 7076593A JP 7659395 A JP7659395 A JP 7659395A JP 3062919 B2 JP3062919 B2 JP 3062919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflector
signal
circuit
comparison circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7076593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08274610A (ja
Inventor
一郎 光武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP7076593A priority Critical patent/JP3062919B2/ja
Publication of JPH08274610A publication Critical patent/JPH08274610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3062919B2 publication Critical patent/JP3062919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指などの反射体から反
射された赤外光を検出してキー入力信号を検出するタッ
チキーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のタッチキーは透明体を
介して赤外光を照射しておき、透明体の外側に指等の反
射体で触れるとそこで赤外光が反射され、その反射され
た赤外光が検出されることでキー入力信号が検出される
ようにしている。このため、機械的動作部分が無く、か
つ機密性も保てるので、そのような機能が要求される分
野に向いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なタッチキーを現場の装置に用いた場合、このスイッチ
を手袋をはめたまま、あるいは汚れた指で操作すること
がある。この場合、手袋の色が黒かったり、指が黒く汚
れていた場合、赤外光の大部分は指で反射されずに吸収
されてしまい、キー入力信号が得られないことがあると
いう課題を有していた。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みて成された
もので、確実にキー入力信号が得られるようにしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、所定周波数のパルス状駆動信号を発
生する駆動回路と、駆動信号により変調された赤外光を
透明体に照射する発光回路と、透明体を透過した赤外光
がその透明体の外側に置かれた反射体によって反射され
る反射光を検出して受光信号を出力する受光素子と、反
射体が赤外光を反射する反射体であるときに得られる受
光信号レベルより小さくかつ反射体がない場合より大き
い第1の閾値を有する比較回路と、透明体の前に反射体
がないときに得られる受光信号の信号レベルより低く、
透明体の前に赤外光を吸収する反射体があるとき得られ
る受光信号よりも高い第2の閾値を有する第2の比較回
路と、第1の比較回路および第2の比較回路の出力信号
によって反射体がある場合と無い場合を判断する論理回
路とから構成される。
【0006】
【作用】第1の比較回路で反射体が無いと判断され、か
つ第2の比較回路で反射体があると判断されたとき光を
吸収する反射体でスイッチ操作が行われたと判断する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、駆動回路1は図2(a)に示す所定周期を有するパ
ルス信号を発生している。そのパルス信号は発光回路2
に供給され、抵抗2aを介してトランジスタ2bを駆動
するので、抵抗2cを介して電源が供給されている発光
ダイオード2dに電流が流れ、発光ダイオード2dから
パルス状の赤外光を発生する。
【0008】発生した赤外光は透明体3を介して指等の
反射体4に照射され、そこで反射された反射光は再び透
明体3を通り、受光トランジスタ5に達する。このため
反射光の有無によって受光トランジスタ5のエミッタに
図2(b)の記号「イ」で示す受光信号が発生する。こ
の信号は全波整流回路6によって整流され、図2(c)
に記号「イ」で示す整流出力が比較回路7に供給され
る。なお整流回路6はコンデンサ6a、抵抗6b〜6
e、差動増幅器6f〜6h、ダイオード6i,6j〜構
成され、比較回路7はコンパレータ7a、基準電源7
b、ツェナーダイオード7cから構成されている。
【0009】比較回路7は図2(c)に点線で示すよう
に、スレシホールドレベルとして決められる基準電源7
bの電圧を越えるレベルを有する信号が供給されたと
き、「1」レベルの信号を送出するように構成されてい
るので、図2(c)の記号「イ」で示すレベルの信号が
供給されたときは図2(d)で示すように「1」レベル
の信号を送出する。しかし、反射体4が無い場合、赤外
光の一部は透明体3の表面および裏面で反射されそれが
受光トランジスタ5で検出されるので、受光トランジス
タ5のエミッタには図2(b)の記号「ロ」で示す信号
が発生する。このため、全波整流回路6の出力には図2
(c)の記号「ロ」で示す信号が供給される。しかしこ
の信号は点線で示すスレシホールドレベル以下であるか
ら、比較回路7の出力信号は図2(d)の記号「ロ」で
示すように、「0」レベルのままで変化しない。
【0010】反射体4が汚れた手、あるいは黒い手袋で
あるとき、それは赤外光を吸収してしまうので、受光ト
ランジスタ5のエミッタは図2(b)の記号「ハ」で示
すように、反射体11がない場合よりも低いレベルの受
光信号になる。このため、比較回路7の入力信号は図2
(c)の記号「ハ」で示すようにスレシホールドレベル
以下の信号となるので、比較回路7の出力信号は図2
(d)の記号「ハ」で示すように「0」レベルのままで
変化しない。
【0011】トランジスタ5のエミッタに発生した信号
は比較回路8にも供給される。比較回路8は抵抗8a〜
8c、差動増幅器8d、コンパレータ8e、基準電源8
f、ツェナーダイオード8g、コンデンサ8hから構成
されており、差動増幅器8dで信号レベルを増幅し、そ
の信号レベルがコンパレータ8eで基準電源8fと比較
される。コンパレータ8eの入力には反射体4がないと
きは図2(e)の記号「ロ」に示す信号が供給され、反
射体4が汚れた手あるいは黒い手袋をしたときの指であ
ったときは図2(e)の記号「ハ」に示す信号が供給さ
れる。
【0012】このため、基準電源8fを図2(e)の点
線で示すように、反射体11がない場合のレベルより低
く、汚れた手あるいは黒い手袋をした指で操作したとき
のレベルより高くしておけば、反射体4が無いとき、コ
ンパレータ8eは図2(f)の記号「ロ」で示すように
「1」レベルの信号を出力するが、反射体4が汚れた手
あるいは黒い手袋をした指であるときは、図2(f)に
示すように「0」レベルのままで変換しない。
【0013】このため、比較回路7、8の出力信号を論
理回路9に供給すれば、スイッチが操作された状態を検
出することができる。この論理回路は図3に示すような
論理としておけば良い。すなわち、比較回路7から
「1」レベルの信号が得られるときは比較回路8の状態
に関わらずキーがオン状態に操作されたものとする。す
なわちことのときは赤外光を反射する反射体4によって
操作されたことになる。比較回路7および8とも「0」
レベルの信号を送出しているときもキーがオン状態に操
作されたものとする。すなわち、比較回路7ではキー操
作を検出できないものの、比較回路8は赤外光を吸収す
る反射体でキー操作が行われたことを検出する。従って
このときもキーがオン状態に操作されたものとして良
い。次に比較回路7が「0」レベルの信号を送出し、比
較回路8が「1」レベルの信号を送出しているときはキ
ー操作が行われていないと判断する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、通常の反
射体の有無は第1の比較回路出力の有無で判断し、第1
の比較回路が反射体はないと判断していても、第2の比
較回路で赤外光を吸収する反射体があると判断したとき
はキースイッチが光を吸収する反射体で操作されたと判
断するようにしたので、通常の反射体の有無も、赤外光
を吸収する反射体の有無も判断でき、誤動作が発生しな
いと言う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図2】 図1の各部波形図である。
【図3】 論理回路の動作を示す図である。
【符号の説明】
1…駆動回路、2a,2c,8a〜8c…抵抗、2b…
トランジスタ、2d…発光ダイオード、3…透明体、4
…反射体、5…受光トランジスタ、6…整流回路、6a
…コンデンサ、抵抗…6b〜6e、8d…差動増幅器、
6f〜6h…差動増幅器、6i,6j…ダイオード、
7,8…比較回路、7a,8e…コンパレータ、7b,
8f…基準電源、7c,8g…ツェナーダイオード、9
…論理回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数のパルス状駆動信号を発生す
    る駆動回路と、 前記駆動信号により変調された赤外光を透明体に照射す
    る発光回路と、 前記透明体を透過した赤外光がその透明体の外側に置か
    れた反射体によって反射される反射光を検出して受光信
    号を出力する受光素子と、 前記反射体が赤外光を反射するものあるときに得られる
    受光信号レベルより小さくかつ前記反射体がないとき得
    られる受光信号レベルより大きい第1の閾値を有する比
    較回路と、 前記透明体の前に前記反射体がないときに得られる受光
    信号の信号レベルより低く前記透明体の前に赤外光を吸
    収する反射体があるとき得られる受光信号よりも高い第
    2の閾値を有する第2の比較回路と、 前記第1の比較回路および前記第2の比較回路の出力信
    号によって前記反射体がある場合と無い場合を判断する
    論理回路とから構成されることを特徴とするタッチキ
    ー。
JP7076593A 1995-03-31 1995-03-31 タッチキー Expired - Fee Related JP3062919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076593A JP3062919B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 タッチキー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076593A JP3062919B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 タッチキー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08274610A JPH08274610A (ja) 1996-10-18
JP3062919B2 true JP3062919B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=13609617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7076593A Expired - Fee Related JP3062919B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 タッチキー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3062919B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08274610A (ja) 1996-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4436991A (en) Badge reader using infrared light
JP3062919B2 (ja) タッチキー
JPH0416257Y2 (ja)
JP4994929B2 (ja) 物体検出回路
US7437960B2 (en) Device for detecting labels on a carrier material
JP2004165215A (ja) 光電センサ
JPH084751Y2 (ja) 光電スイッチ
JPH06130159A (ja) 人体感知装置
JP4006954B2 (ja) 検知装置およびこれを用いた電子機器
JPH0381686A (ja) 反射型人体検出回路
JP3189960B2 (ja) 給水制御装置
US6649903B2 (en) Self-configurable optical proximity detector
DK165031B (da) Mikrodatamat-styret lystaeppe
WO2020019730A1 (zh) 一种键盘
JPS6126886A (ja) 物体検知装置
KR850002489Y1 (ko) 적외선 다중화 경보장치
JPH0346597Y2 (ja)
JPH04147085A (ja) フォトセンサ
KR910001237Y1 (ko) 차량용 장애물 감지회로
KR970002770B1 (ko) 리모콘 송신기
JP3144589B2 (ja) 給水制御装置
JPH053691A (ja) 断線検出回路
KR900008719Y1 (ko) 복사기의 복사물 유무 판별회로
JP3091248U (ja) テープ端検出装置
JPS63131372A (ja) フロツピイデイスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees