JP3062188B1 - マスク - Google Patents

マスク

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JP3062188B1
JP3062188B1 JP11174735A JP17473599A JP3062188B1 JP 3062188 B1 JP3062188 B1 JP 3062188B1 JP 11174735 A JP11174735 A JP 11174735A JP 17473599 A JP17473599 A JP 17473599A JP 3062188 B1 JP3062188 B1 JP 3062188B1
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Abstract

【要約】 【課題】 マスクの着用外観を良好にし、着用時のマス
ク圧接跡を低減し、さらにマスクを顔面に簡単に装着
し、適度に外気を遮断しながら比較的大量の酸素を吸い
込めマスクを提供する。 【解決手段】 鼻中隔挟持クリップ12により鼻中隔を
挟持することで、マスク本体11を顔面に装着する。こ
れにより、口鼻がマスク本体11で覆われる。マスク1
0には従来品のような掛止用の紐やゴム紐が存在しな
い。これにより、マスク10の着用外観が良好になる。
しかも、マスク着用時のマスク10の圧接跡を低減でき
る。さらに、マスク10を顔面に簡単に装着できたり、
適度に外気を遮断しながら比較的大量の酸素を吸い込め
るマスク10の設計が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマスク、詳しくは
紐またはゴム紐を用いることなく、口および鼻を覆うマ
スク本体を顔面上に支持するマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、市販されているマスクには、大別
して以下の2種類がある。一つが柔軟性に優れて変形し
やすい布マスクである。例えば、ガーゼマスク、このガ
ーゼマスクより顔面への密着性を高めようと扇状の横ヒ
ダを設けた横ヒダ付きマスクなどがそれである。また2
つめが、布ガーゼに比べて剛性の高い成形マスクであ
る。 前者の布マスクは、長方形にカットされたガーゼ
や織布などの布帛を複数枚重ね合わせてマスク本体とし
ている。これに対し、後者の成形マスクは、合成繊維か
らなる不織布を熱プレス成形することでマスク本体とし
ている。両マスクとも、マスク本体の長さ方向の両端部
に、それぞれ紐またはゴム紐(支持体)が一対取り付け
られている。
【0003】これらのマスクの着用時には、一対の紐ま
たはゴム紐を両耳に引っかけることで、それぞれのマス
ク本体により、使用者の口や鼻を覆うようになってい
る。なお、ガーゼマスクは柔軟性に優れ、変形がしやす
い。そのため、口や鼻を通して外気を吸い込む際の肺の
吸気力、および、口や鼻から湿ったあたたかな息を吐く
際の肺の排気力などにより、使用中のマスク本体の口や
鼻を覆う箇所にへたりが生じやすい。これにより、マス
ク本体の中央部が口や鼻に密着しやすくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のガー
ゼマスクにあっては、以下の問題点があった。すなわ
ち、(1) マスク本体の支持体が、このマスク本体の両側
から外方へ延びる紐またはゴム紐からなるので、使用者
のマスク着用姿が、いかにも病人(布マスク)、また
は、工場や土木現場の労働者(成形マスク)等をイメー
ジしてしまう。特に、顔の中央に大きなお碗形のマスク
本体が突き出る成形マスクの場合には、その着用姿その
もののがぶかっこうであった。 (2) また、マスクの着用時には、紐やゴム紐を両方の耳
にかけたり、これらを後頭部で結んだりしなければなら
なかった。その作業がわずらわしかった。
【0005】(3) さらに、マスクを長時間着用している
と、紐またはゴム紐が圧接される両頬の部分の血行が悪
くなり、マスクを外しても赤い圧接跡がしばらく残って
いた。しかも、成形マスクの場合には、この直線的な紐
の圧接跡に加えて、さらに口鼻の周りに、比較的幅の広
いマスク本体の外周部の圧接跡が残ることになった。一
般的に女性は、このようなマスクの圧接跡を嫌うもので
ある。これが、女性がマスクをしたがらない大きな理由
のひとつでもあった。 (4) しかも、マスク着用時には、紐またはゴム紐を両耳
に引っかけることで、マスク本体が両側方へ引っ張られ
る。これにより、マスク本体の顔面への密着度が高まる
ようになっている。したがって、例えば冬季の屋外など
で、健常者などが適度に冷気を遮断しながら大量の酸素
を必要とするジョギング等を楽しむ際には、従来のマス
クではあまり好ましくないという問題点があった。
【0006】(5) また、通常、マスクの大きさは、略顔
の下半分を覆う大きさである。したがって、やわらかい
布マスクは、使用者が口や顎を動かしたり、頭を動かし
たりした際にずれ落ちやすかった。これにより、しばし
ば手でマスクを上方に引き上げる動作を行わなければな
らなかった。 (6) なお、上述したマスクの圧接跡が少ないのはこの布
マスクである。しかしながら、布マスクは柔軟性に優れ
て変形しやすい。このため、マスク着用時にマスク本体
の口や鼻を覆った中央部分にへたりが生じやすかった。
その結果、この部分が口や鼻を塞ぎ、呼吸がしにくくな
るという問題点があった。 (7) しかも、この布マスクの場合は、このようにマスク
本体のへたり部分が、外方から口および鼻に密着されて
いるので、例えば使用者が花粉症または風邪などを引い
ている場合には、流れ出る唾液や鼻水などにより、マス
ク本体が汚れやすいという問題点があった。
【0007】
【発明の目的】そこで、この発明は、マスクの着用外観
を良好にすることができ、しかもマスク着用時のマスク
の圧接跡を低減することができ、さらにはマスクを顔面
に簡単に装着することができ、そして適度に外気を遮断
しながら比較的大量の酸素を吸い込めるようなマスク設
計が容易なマスクを提供することを、その目的としてい
る。また、この発明は、マウスホルダにより支持される
マスク本体の顔面保持性を高めることができるマスクを
提供することを、その目的としている。さらに、この発
明は、鼻孔下に呼吸を楽にする鼻下空間を確保すること
ができ、しかも布マスクの場合でも唾液や鼻水などによ
るマスク本体の汚れを低減することができるマスクを提
供することを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、口および鼻を覆うマスク本体と、該マスク本体を顔
面上で支持する支持体とを備え、該支持体は顔面を含む
頭部の一部を挟持して支持するばね挟持体であるマスク
において、前記ばね挟持体が、片側の耳下にばね長さ方
向の中間部が圧接され、前記マスク本体の中央部にばね
長さ方向の一端部が取り付けられ、ばね長さ方向の他端
部が後頭部の背後を通って他方の耳下に圧接される頭部
偏挟持線状ばねを有しているマスクである。頭部偏挟持
線状ばねのばね長さ方向の中間部が圧接される側の耳
は、右の耳でも左の耳でもよい。
【0009】請求項2に記載の発明は、口および鼻を覆
うマスク本体と、該マスク本体を顔面上で支持する支持
体とを備え、該支持体は顔面を含む頭部の一部を挟持し
て支持するばね挟持体であるマスクにおいて、前記ばね
挟持体が、鼻柱にばね長さ方向の一側部が圧接されて、
下顎の下面にばね長さ方向の他側部が圧接され、顔面を
縦方向から挟持する顔縦断挟持線状ばねを有しているマ
スクである。顔縦断挟持線状ばねは、顔面に装着した
際、外方へ弓なりに湾曲するような線状のばねが好まし
い。これにより、鼻孔下に鼻下空間を確保する空間保持
部を兼務することができる。鼻柱に圧接されるばね挟持
体の一側部と、下顎に圧接されるばね挟持体の他側部の
具体的な位置は限定されない。例えば、ばね挟持体の一
端または他端を鼻柱と、下顎の先端付近または下顎の裏
に当てがってもよい。
【0010】請求項3に記載の発明は、口および鼻を覆
うマスク本体と、該マスク本体を顔面上で支持する支持
体とを備え、該支持体は顔面を含む頭部の一部を挟持し
て支持するばね挟持体であるマスクにおいて、前記支持
体が、前記マスク本体の裏面に取り付けられて、歯に被
せられることで口腔内に支持される歯冠ホルダを有して
いるマスクマスクである。歯冠ホルダの素材、大きさ、
形状は限定されない。1本の歯に被せられるものでも、
2本以上の歯に被せられるものでもよい。対象となる歯
は上歯でもよいし、下歯でもよいし、その両方でもよ
い。
【0011】請求項4に記載の発明は、口および鼻を覆
う布帛製のマスク本体と、該マスク本体を顔面上で支持
する支持体とを備え、該支持体は顔面を含む頭部の一部
を挟持して支持するばね挟持体であるマスクにおいて、
鼻孔下に呼吸が楽になる鼻下空間を確保する空間保持部
が設けられ、該空間保持部が、前記マスク本体の中央部
の裏面に取り付けられて、鼻と口との間の人中に当てが
われる人中パッドであるマスクである。空間保持部をマ
スク本体に取り付けた効果は、この空間保持部がマスク
本体の中央部にある人中との対向部分に取り付けられた
場合(人中パッドの場合)に顕著となる。これは、マス
クの形態が比較的柔らかい布マスク、比較的硬い成形マ
スクにかかわらず、支持体が連結されたマスク本体の中
央部は、呼吸や顔などの動きにより、へたりやすいため
である。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、マスク着用時
には、片手でマスク本体を顔面に当てがい、この状態を
維持して、頭部偏挟持線状ばねの長さ方向の中間部を片
側の耳下に当てがい、さらに頭部偏挟持線状ばねの長さ
方向の他端部を、後頭部の裏を通過して他方の耳下に押
し当てる。これにより、マスク本体が、頭部偏挟持線状
ばねにより頭部の片側から顔面に支持される。
【0013】そして、請求項2に記載の発明によれば、
マスク着用時には、顔縦断挟持線状ばねの一側部を鼻柱
に当てがうとともに、顔縦断挟持線状ばねの他側部を下
顎に当てがうことで、顔縦断挟持線状ばねが、使用者の
顔面を縦方向から挟持する。これにより、使用者の口が
塞がれるので、例えば就寝時にこのマスクを着用すれ
ば、いびきを防止することができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、マスク着
用時には、歯冠ホルダを歯に被せることで、マスク本体
を顔面に装着するので、マウスホルダにより支持される
マスク本体の顔面保持性を高めることができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、マスク本
体で口および鼻を覆うと、人中パッドにより鼻孔下に鼻
下空間が確保される。このため、呼吸を繰り返しても、
口や鼻を覆うマスク本体の中央部分がへたりにくい。そ
の結果、この部分で口および鼻をふさぎ、呼吸がしにく
くなるのを低減させることができる。また、マスク着用
時には、この鼻下空間の確保によりマスク本体が口およ
び鼻に密着されにくい。よって、マスク本体の汚れを抑
えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、この発明
の実施例に係るマスクを説明する。まず、第1の実施例
を説明する。次に、図1〜図3に基づいて、この発明の
第1の実施例に係るマスク20を説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施例に係るマスクの使用状態の側面図
である。図2は、この発明の第1の実施例に係るマスク
の縦断面図である。図3は、この発明の第1の実施例に
係るマスクの背面図である。図1〜図3に示すように、
この第1の実施例に係るマスク20の特長は、合成繊維
を熱プレスして作製されたマスク本体21を本体とする
成形マスクを使用し、このマスク本体21の裏面に、マ
スク本体21との間に口および鼻の収納空間(鼻下空
間)bが区画形成される立体的な顔当て箱型スペーサ
(空間保持部)22を設け、このマスク本体21の中央
部の裏面に、マスク着用時に口と鼻との間の人中に当て
がわれる円柱形状の人中パッド(空間保持部)23を一
体形成し、さらにこの人中パッド23に、U字形の弾性
ピンからなる鼻中隔挟持クリップ12Aを固定した点で
ある。
【0017】この顔当て箱型スペーサ22の顔面側の面
板24には、収納空間b内に、口および鼻が同時に収納
される開口部25が形成されている。鼻中隔挟持クリッ
プ12Aの先端には、鼻中隔への圧接感をやわらげる小
ボール12aが取り付けられている。顔当て箱型スペー
サ22は、正面視して略菱形をした可撓性の箱型のスペ
ーサである。この顔当て箱型スペーサ22の素材は、可
撓性を有するプラスチックシートである。なお、収納空
間bの厚さ方向の長さは一般男性の鼻を納めることが可
能な長さである。人中パッド23はマスク本体21と同
一素材からなる。
【0018】図1に示すように、マスク着用時には、口
および鼻を開口部25から収納空間bに挿入させた後、
鼻孔に鼻中隔挟持クリップ12Aを差し込んで、このク
リップ12Aにより鼻中隔を挟持する。この際、顔当て
箱型スペーサ22はその顔面側の面板24が顔面に当て
がわれる。よって、この面板24によりマスク20の密
閉性が高まる。そして、口および鼻が開口部25を通し
て収納空間bに収められる。これにより、マスク着用中
のマスク本体21のずれ落ちを防ぐ効果が高められる。
しかも、この収納空間bが鼻下空間aを兼務するので、
同時に比較的大きな鼻下空間aを確保することもでき
る。なお、呼吸は顔当て箱型スペーサ22の正面に貼ら
れたマスク本体21を通して行われる。このように、第
1の実施例のマスク20には、従来のマスクのような、
マスク本体の外周部から外方に延びる紐やゴム紐がな
い。そのため、マスク20の着用外観を良好にすること
ができる。しかも、従来、マスクの着用後に顔面に付い
ていた紐、ゴム紐等の圧接跡を、完全に消失させること
ができる。
【0019】次に、図4〜図7に基づいて、この発明の
第2の実施例に係るマスク50を説明する。図4は、こ
の発明の第2の実施例に係るマスクの使用状態の側面図
である。図5は、この発明の第2の実施例に係るマスク
の縦断面図である。図6は、この発明の第2の実施例に
係るばね挟持体の平面図である。図7は、この発明の他
の形態に係るマスクの縦断面図である。図4〜図7に示
すように、この第2の実施例に係るマスク50の特長
は、マスク本体21Bの中央部の裏面に、元部側へ徐々
に拡径化した発泡プラスチック製の円筒体である人中パ
ッド23Bを別体で取り付け、ばね挟持体として、ばね
長さ方向の中間部がマスク本体21Bの中央部の表面に
固着されて、ばね長さ方向の両端部により左右の耳下を
挟持する耳下挟持線状ばね51を採用した点である。
【0020】耳下挟持線状ばね51は、平面視して涙滴
形状を有している。その素材には、超弾性合金の一種で
あるニッケル−チタン合金が採用されている。また、こ
の耳下挟持線状ばね51のばね長さ方向の中間部には、
マスク本体21Bを介して、この人中パッド23Bが挿
着される細いパッド固定ピン51aが固着されている。
なお、マスク本体21Bの中央部には、パッド固定ピン
51a用の小さな挿着孔(図示せず)が形成されてい
る。なお、この挿着孔を省くとともに、このパッド固定
ピン51aの先端をやや尖らせて、このピン51aをマ
スク本体21Bに突き刺すようにしてもよい。さらに、
この耳下挟持線状ばね51のばね長さ方向の両端には、
耳下への圧接感をやわらげるプラスチック製のボール5
1bが固着されている。人中パッド23Bは、このパッ
ド固定ピン51aにより、マスク本体21Bの中央部の
裏面に着脱自在に固定される。したがって、マスク本体
21Bが汚れた場合には、このマスク本体21Bだけを
簡単に交換することができる。なお、図7に示すよう
に、マスク本体21Aと人中パッド23Aとが一体成形
されたものの場合には、ピン孔23aにパッド固定ピン
51aを差し込むようにしてもよい。
【0021】マスク使用時には、図4に示すように、人
中パッド23Bの先端を使用者の人中に当てがって、耳
下挟持線状ばね51の両端部により、両耳下をこの耳下
挟持線状ばね51のばね力で挟持する。その結果、ちょ
うどテントを張るように、この人中パッド23Bを中心
として、鼻孔下に鼻下空間aが確保される。このよう
に、人中パッド23Bにより鼻下空間aが堅固に確保さ
れるため、マスク本体21Bの中央部がこの線状ばね5
1により顔面側に引っ張られても、口や鼻を覆うマスク
本体21Bの中央部分がへたりにくい。その結果、この
部分で口および鼻をふさぎ、呼吸がしにくくなるのが低
減されるとともに、唾液や鼻水によりマスク本体21B
が汚れるのを抑えることができる。しかも、この人中パ
ッド23Bの存在により、マスク本体21Bのずれ落ち
を防ぐこともできる。よって、従来品のように、ずれ落
ちたマスクをいちいち引き上げる必要がない。また、耳
下挟持線状ばね51は、前述したように超弾性合金製で
ある。これにより、仮にマスク50を小さく畳んでポケ
ットなどに収納しても、この耳下挟持線状ばね51がち
ょうどゴムのように折れて伸びることになる。そのた
め、マスク50を不都合なくコンパクトに収納すること
ができる。
【0022】次に、図8〜図10に基づいて、この発明
の第3の実施例に係るマスク70を説明する。図8は、
この発明の第3の実施例に係るマスクの使用状態の側面
図である。図9は、この発明の第3の実施例に係るマス
クの使用状態の平面図である。図10は、この発明の第
3の実施例に係るばね挟持体の平面図である。図8〜図
10に示すように、この第3の実施例に係るマスク70
の特長は、ばね挟持体として、片側の耳下にばね長さ方
向の中間部が圧接され、マスク本体21Aの中央部にば
ね長さ方向の一端部が取り付けられ、ばね長さ方向の他
端部が後頭部の背後を通って他方の耳下に圧接される頭
部偏挟持線状ばね71を採用した点にある。
【0023】すなわち、この頭部偏挟持線状ばね71
は、平面視して略L字形に湾曲したニッケル−チタン合
金からなる線材である。この頭部偏挟持線状ばね71
は、顔面片側に配置される円弧状の顔面片側部71a
と、後頭部側に配置される円弧状の後頭側部71bとか
らなる。顔面片側部71aの先端部はばね内方へ略直角
に折り曲げられて、前記パッド固定ピン51aが一体形
成されている。このパッド固定ピン51aは、マスク本
体21Aの中央部の裏面に一体形成された人中パッド2
3Aのピン孔23aに、着脱自在に差し込まれている。
また、片側の耳下に当てがわれる顔面片側部71aおよ
び後頭側部71bの境部分と、他方の耳下に当てがわれ
る後頭側部71bの先端部分とには、両耳下への頭部偏
挟持線状ばね71の接触感をやわらげるプラスチック製
のボール71cが固着されている。
【0024】マスク着用時には、片手でマスク本体21
Aを顔面に当てがい、この状態を維持して、頭部偏挟持
線状ばね71のばね長さ方向の中間部のボール71cを
片側の耳下に当てがい、さらに頭部偏挟持線状ばね71
のばね長さ方向の他端部のボール71cを、後頭部の裏
を通過して他方の耳下に押し当てる。これにより、マス
ク本体21Aが、頭部偏挟持線状ばね71により頭部の
片側からの支持で顔面に装着される。
【0025】次に、図11〜図13に基づいて、この発
明の第4の実施例に係るマスク80を説明する。図11
は、この発明の第4の実施例に係るマスクの使用状態の
側面図である。図12は、この発明の第4の実施例に係
るマスクの縦断面図である。図13は、この発明の第4
の実施例に係るばね挟持体の平面図である。図11〜図
13に示すように、この第4の実施例に係るマスク80
の特長は、成形されたマスク本体21Cの人中パッド2
3の形成部下に段差部21bを設け、この段差部21b
に、マスク着用時に使用者の両耳穴に両先端部が当てが
われるニッケル−チタン合金製の耳中挟持線状ばね81
の中間部を固定するようにした点である。この段差部2
1bに耳中挟持線状ばね81を引っかけて位置決めでき
ることで、マスク80の組み立てが容易になる。なお、
耳中挟持線状ばね81の両端には、耳中に当てがわれる
ボール51bが固着され、耳中挟持線状ばね81の両側
部には、前記湾曲部61aが配設されている。その他の
構成、作用、効果は、第2の実施例と略同じであるので
説明を省略する。
【0026】次に、図14、図15に基づいて、この発
明の第5の実施例に係るマスク100を説明する。図1
4は、この発明の第5の実施例に係るマスクの使用状態
の縦断面図である。図15は、この発明の第5の実施例
に係るばね挟持体の斜視図である。図14、図15に示
すように、この第5の実施例に係るマスク100の特長
は、鼻柱にばね長さ方向の一端部が圧接されて、下顎の
裏にばね長さ方向の他側部が圧接され、顔面を縦方向か
ら挟持する円弧状の顔縦断線状ばね101を配置し、こ
の顔縦断線状ばね101の下端に、折り返し部101b
を介して、顎下のラインに沿って顎下の中央部から両側
の耳裏まで伸びる耳下挟持線状ばね102を一体形成さ
せた点である。これらの顔縦断線状ばね101および耳
下挟持線状ばね102は、超弾性のニッケル−チタン合
金製である。耳下挟持線状ばね102の両端には、ボー
ル51bが固着されている。さらに、この耳下挟持線状
ばね102の両側部には、前記小さな湾曲部61aが配
設されている。これにより、マスク収納時には、折り返
し部101bおよび両湾曲部61aを介して、マスク1
00を小さく折り畳むことができる。
【0027】また、この顔縦断線状ばね101のばね長
さ方向の略中間部には、ピン101aが一体的に屈曲形
成されている。このピン101aを、マスク本体21A
に一体形成された人中パッド23Aのピン孔23aに挿
着することで、このマスク本体21Aが顔縦断線状ばね
101に着脱自在に取り付けられる。さらに、この顔縦
断線状ばね101の上端には、二股状の鼻柱挟持部10
1cが一体形成されている。マスク着用時には、顔縦断
線状ばね101の上端の鼻柱挟持部101cで鼻柱を挟
持し、かつ折り返し部101bを顎下に当てがい、さら
に両ボール51bを両耳下に当てがう。これにより、着
用者の口鼻がマスク本体21Aによって外方から被われ
る。折り返し部101bを設けることで、顎下に当てが
われる顔縦断線状ばね101の下端部の弾性力が増す。
その他の構成、作用、効果は、第2の実施例と略同じで
あるので説明を省略する。
【0028】次に、図16、図17に基づいて、この発
明の第6の実施例に係るマスク110を説明する。図1
6は、この発明の第6の実施例に係るマスクの使用状態
の側面図である。図17は、この発明の第6の実施例に
係るばね挟持体の斜視図である。図16、図17に示す
ように、この第6の実施例に係るマスク110の特長
は、ばね挟持体として、顔縦断線状ばね111の中間部
に、各先端のフック部112aがそれぞれ対応する両耳
に引っかけられるつる部112が一体形成され、かつ顔
縦断線状ばね111の中間部裏側にパッド固定ピン51
aを固着させ、このパッド固定ピン51aを、マスク本
体21Bの小孔を介して、4枚の尾翼付きの人中パッド
23Bに突き刺すようにした点である。マスク着用時に
は、人中パッド23Bを人中に当てがい、両つる部11
2のフック部112aを各耳に引っかけて挟持する。そ
の他の構成、作用、効果は、第2の実施例と略同じであ
るので説明を省略する。
【0029】次に、図18、図19に基づいて、この発
明の第7の実施例に係るマスク120を説明する。図1
8は、この発明の第7の実施例に係るマスクの使用状態
の側面図である。図19は、この発明の第7の実施例に
係るマスクの組み立て作業を示す説明図である。図1
8、図19に示すように、この第7の実施例に係るマス
ク120の特長は、ばね挟持体として、平面視して涙滴
形状に湾曲した幅狭な頬挟持板ばね121を採用した点
である。
【0030】この頬挟持板ばね121は可撓性を有する
発色チタン製の肉薄な板ばねである。そのばね長さ方向
の中間部の裏面には若干先細り化した前記人中パッド2
3Bが突設されている。この人中パッド23Bを、マス
ク本体21Bの中央部に穿設された孔部23bに挿入す
ることで、このマスク本体21Bが、頬挟持板ばね12
1に着脱自在に装着される。なお、この孔部23bの裏
面側は、ならだかに盛り上がった環状の肉盛り部23c
となっている。この肉盛り部23cにより、マスク本体
21Bへの人中パッド23Bの保持性が高められる。マ
スク着用時には、頬挟持板ばね121の両端部で、対応
する頬と耳との間の窪みを外方から挟み付けることで、
マスク120が顔面に装着される。頬挟持板ばね121
の素材に発色チタンを採用したので、この頬挟持板ばね
121をカラフルにすることができる。これにより、マ
スク120に装飾性を与えることができる。その他の構
成、作用、効果は、第2の実施例と略同じであるので説
明を省略する。
【0031】次に、図20、図21に基づいて、この発
明の第8の実施例に係るマスク140を説明する。図2
0は、この発明の第8の実施例に係るマスクの使用状態
の側面図である。図21は、この発明の第8の実施例に
係るばね挟持体の斜視図である。図20、図21に示す
ように、この第8の実施例に係るマスク140の特長
は、ばね挟持体として、鼻柱にばね長さ方向の一側部が
圧接され、かつ下顎の裏にばね長さ方向の他側部が圧接
されることで顔面を縦方向から挟持する顔縦断挟持線状
ばね141と、ばね長さ方向の両側部が対応する頬にそ
れぞれ圧接されて顔面を横方向から挟持する顔横断挟持
線状ばね142とが、各ばね長さ方向の中間部を接合点
として直交状態で連結されたものを採用した点である。
両線状ばね141,142は、超弾性を有するニッケル
−チタン合金製で円弧状に湾曲している。この顔縦断挟
持線状ばね141の上端には、二股状の鼻柱挟持部14
1aが一体形成されている。また、顔縦断挟持線状ばね
141の下端部は、顎下との接触感を良好にするための
折り返し部141bが形成されている。さらに、顔横断
挟持線状ばね142の両端部は内側に折り返され、不織
布の成形品であるマスク本体21Fの両端部をクリップ
するようになっている。
【0032】マスク着用時には、顎下に顔縦断挟持線状
ばね141の折り返し部141bを当てがい、この状態
のまま鼻柱挟持部141aで鼻柱を挟持する。しかも、
顔横断挟持線状ばね142の両端部が両頬を外方から挟
持する。これにより、マスク本体21Fが顔面に装着さ
れる。また、マスク着用時、顔縦断挟持線状ばね141
により使用者の口が塞がれるので、例えば就寝時にこの
マスク140を使用すれば、いびきを防止することもで
きる。このように、顔縦断挟持線状ばね141により縦
方向から顔面を挟持すると同時に、顔横断挟持線状ばね
142により横方向から顔面を挟持するようにしたの
で、比較的堅固にマスク140を装着することができ、
しかもマスク着用中のマスク本体21Fのずれ落ちを防
止することができる。
【0033】次に、図22〜図25に基づいて、この発
明の第9の実施例に係るマスク150を説明する。図2
2は、この発明の第9の実施例に係るマスクの使用状態
の縦断面図である。図23は、この発明の第9の実施例
に係るマスクの組み立て作業を示す説明図である。図2
4は、この発明の第9の実施例に係るばね挟持部の正面
図である。図25は、この発明の第9の実施例に係るマ
スク展張部の正面図である。図22〜図25に示すよう
に、この第9の実施例に係るマスク150の特長は、支
持体を組み立て式とした点である。具体的には、古くな
ったマスク本体11を新しいマスク本体11に交換しや
すいように、この支持体を、ガーゼ製のマスク本体11
を展張状態で保持するマスク展張部41Aと、このマス
ク展張部41Aに掛脱自在な顔面取り付け用のばね挟持
部151とにより構成している。
【0034】図22および図25に示すように、このマ
スク展張部41Aは、円弧状に湾曲する4本のピアノ線
41aの中間部同士が固着された外方へ放射状に延びる
線状ばね構造体である。また、それぞれのピアノ線41
aが交差した中間部裏面に、ピン孔のない発泡プラスチ
ック製の人中パッド(空間保持部)23Cが突設された
構造を有している。さらに、各ピアノ線41aの両端部
は、外方へ折り返されてクリップ41bとなっている。
これらのクリップ部41bにより、マスク本体11の外
周部を掛止することで、このマスク本体11が展張され
る。また、図22および図25に示すように、ばね挟持
部151は、側面視して円弧状に湾曲した弾性を有する
幅狭な肉薄の金属板材である。ばね挟持部151の上端
には、鼻柱を両側方から挟む鼻柱挟持部151aが固着
されている。また、ばね挟持部151の下端部は内側へ
屈曲されて、顎下を掛止する顎下掛止部151bとなっ
ている。さらに、ばね挟持部151の中間部には、人中
パッド23Cが嵌入される貫通孔151cが穿設されて
いる。
【0035】マスク製造時には、クリップ部41bを介
してマスク本体11をマスク展張部41Aに展張状態で
保持し、次いで人中パッド23Cを貫通孔151cに嵌
入することで、このマスク展張部41Aがばね挟持部1
51に取り付けられる。こうしてマスク150が作製さ
れる。マスク着用時には、使用者の顎下に顎下掛止部1
51bを当てがい、この状態で鼻柱を鼻柱挟持部151
aにより挟持することで、マスク150が顔面に装着さ
れる。その他の構成、作用、効果は、第1の実施例と略
同じであるので説明を省略する。
【0036】次に、図26〜図29に基づいて、この発
明の第10の実施例に係るマスク160を説明する。図
26は、この発明の第10の実施例に係るマスクの使用
状態の側面図である。図27は、この発明の第10の実
施例に係るマスクの使用状態の正面図である。図28
は、この発明の第10の実施例に係るマスク本体の側面
図である。図29は、この発明の第10の実施例に係る
ばね挟持体の斜視図である。図26〜図29に示すよう
に、この第10の実施例に係るマスク160の特長は、
ばね挟持体として、鼻柱にばね長さ方向の一側部が圧接
され、かつ下顎の裏にばね長さ方向の他側部が圧接され
ることで顔面を縦方向から挟持する顔縦断挟持線状ばね
161と、ばね長さ方向の両側部が対応する頬にそれぞ
れ圧接されて顔面を横方向から挟持する顔横断挟持線状
ばね162とが、1本の超弾性を有するニッケル−チタ
ン合金製のワイヤにより作製された点である。なお、こ
の顔横断挟持線状ばね162の両側部付近には、それぞ
れ鼻の周りを外方から押さえる一対の鼻周り押さえ部1
63が一体形成されている。顔縦断挟持線状ばね161
の下端には顎下掛止部161aが設けられ、また顔縦断
挟持線状ばね161の上端には鼻柱挟持部161bが設
けられている。マスク本体21Gの表面には、両線状ば
ね161,162および鼻周り押さえ部163を掛止可
能な掛止溝21eが刻設されている。その他の構成、作
用、効果は、第8の実施例と略同様であるので説明を省
略する。
【0037】次に、図30、図31に基づいて、この発
明の第11の実施例に係るマスク220を説明する。図
30は、この発明の第11の実施例に係るマスクの使用
状態の縦断面図である。図31は、この発明の第11の
実施例に係る支持体の斜視図である。図30、図31に
示すように、この第11の実施例に係るマスク220の
特長は、歯冠ホルダ211を両顔縦断線状ばね182C
の元部付近の一部をマスク本体21Kの内側へ屈曲して
形成するとともに、この顔縦断線状ばね182Cの元部
をマスク本体21Kの外側へ折り返して、このマスク本
体21Kの保持性を高めるクリップ部221を設けた点
にある。各顔縦断線状ばね182Cの先端には、鼻柱に
当てがわれるループ状の二股屈曲部182cが設けられ
ている。また、マスク本体21Kの中央部付近には、歯
冠ホルダ211の元部の屈曲形状に当てがわれる肉盛り
部分が形成されている。
【0038】各顔縦断線状ばね182Cの先端には、二
股屈曲部182cを介して、鼻背の両側方、両頬に沿っ
て両口元まで延びる一対のマスク外押さえ部分182b
が一体形成されている。このように、マスク着用時に歯
冠ホルダを歯に被せてマスク本体を顔面に装着するよう
にしたので、マウスホルダにより支持されるマスク本体
の顔面保持性を高めることができる。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、マスク本体の支持体
をばね挟持体または歯冠ホルダとしたので、マスクの着
用外観を良好にすることができる。しかも、マスク着用
時のマスクの圧接跡を低減することもできる。さらに
は、マスクを顔面に簡単に装着することができる。
【0040】特に、請求項2に記載の発明によれば、マ
スク着用時に、顔縦断挟持線状ばねにより、使用者の顔
面を縦方向から挟持するようにしたので、使用者の口が
塞がれ、例えば就寝時にこのマスクを着用すれば、いび
きを防止することができる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、マスク着
用時に歯冠ホルダを歯に被せてマスク本体を顔面に装着
するようにしたので、マウスホルダにより支持されるマ
スク本体の顔面保持性を高めることができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、マスク着
用時に人中パッドにより鼻孔下に鼻下空間を確保するよ
うにしたので、呼吸が楽になり、使用者の唾液や鼻水に
よるマスク本体の汚れを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係るマスクの使用状
態の側面図である。
【図2】この発明の第1の実施例に係るマスクの縦断面
図である。
【図3】この発明の第1の実施例に係るマスクの背面図
である。
【図4】この発明の第2の実施例に係るマスクの使用状
態の側面図である。
【図5】この発明の第2の実施例に係るマスクの縦断面
図である。
【図6】この発明の第2の実施例に係るばね挟持体の平
面図である。
【図7】この発明の他の形態に係るマスクの縦断面図で
ある。
【図8】この発明の第3の実施例に係るマスクの使用状
態の側面図である。
【図9】この発明の第3の実施例に係るマスクの使用状
態の平面図である。
【図10】この発明の第3の実施例に係るばね挟持体の
平面図である。
【図11】この発明の第4の実施例に係るマスクの使用
状態の側面図である。
【図12】この発明の第4の実施例に係るマスクの縦断
面図である。
【図13】この発明の第4の実施例に係るばね挟持体の
平面図である。
【図14】この発明の第5の実施例に係るマスクの使用
状態の縦断面図である。
【図15】この発明の第5の実施例に係るばね挟持体の
斜視図である。
【図16】この発明の第6の実施例に係るマスクの使用
状態の側面図である。
【図17】この発明の第6の実施例に係るばね挟持体の
斜視図である。
【図18】この発明の第7の実施例に係るマスクの使用
状態の側面図である。
【図19】この発明の第7の実施例に係るマスクの組み
立て作業を示す説明図である。
【図20】この発明の第8の実施例に係るマスクの使用
状態の側面図である。
【図21】この発明の第8の実施例に係るばね挟持体の
斜視図である。
【図22】この発明の第9の実施例に係るマスクの使用
状態の縦断面図である。
【図23】この発明の第9の実施例に係るマスクの組み
立て作業を示す説明図である。
【図24】この発明の第9の実施例に係るばね挟持部の
正面図である。
【図25】この発明の第9の実施例に係るマスク展張部
の正面図である。
【図26】この発明の第10の実施例に係るマスクの使
用状態の側面図である。
【図27】この発明の第10の実施例に係るマスクの使
用状態の正面図である。
【図28】この発明の第10の実施例に係るマスク本体
の側面図である。
【図29】この発明の第10の実施例に係るばね挟持体
の斜視図である。
【図30】この発明の第11の実施例に係るマスクの使
用状態の縦断面図である。
【図31】この発明の第11の実施例に係る支持体の斜
視図である。
【符号の説明】
20,50,50A,70,80,100 マスク、 110,120,140,150,160,220 マ
スク、 11,21,21A〜21C,21F,21G,21K
マスク本体、 12A 鼻中隔挟持クリップ(ばね挟持体/支持体)、 23,23A〜23C 人中パッド(空間保持部)、 71 頭部偏挟持線状ばね(ばね挟持体/支持体)、 141,161 顔縦断挟持線状ばね(ばね挟持体/支
持体)、 211 歯冠ホルダ、 a 鼻下空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−132673(JP,A) 実開 平7−22757(JP,U) 実開 昭52−116094(JP,U) 実開 昭62−197354(JP,U) 実開 昭58−33059(JP,U) 実公 平6−20541(JP,Y2) 実公 昭51−19353(JP,Y2) 実公 昭34−4190(JP,Y1) 登録実用新案51944(JP,Z1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62B 18/00 - 18/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口および鼻を覆うマスク本体と、該マス
    ク本体を顔面上で支持する支持体とを備え、該支持体は
    顔面を含む頭部の一部を挟持して支持するばね挟持体で
    あるマスクにおいて、 前記ばね挟持体が、片側の耳下にばね長さ方向の中間部
    が圧接され、前記マスク本体の中央部にばね長さ方向の
    一端部が取り付けられ、ばね長さ方向の他端部が後頭部
    の背後を通って他方の耳下に圧接される頭部偏挟持線状
    ばねを有しているマスク。
  2. 【請求項2】 口および鼻を覆うマスク本体と、該マス
    ク本体を顔面上で支持する支持体とを備え、該支持体は
    顔面を含む頭部の一部を挟持して支持するばね挟持体で
    あるマスクにおいて、 前記ばね挟持体が、鼻柱にばね長さ方向の一側部が圧接
    されて、下顎の下面にばね長さ方向の他側部が圧接さ
    れ、顔面を縦方向から挟持する顔縦断挟持線状ばねを有
    しているマスク。
  3. 【請求項3】 口および鼻を覆うマスク本体と、該マス
    ク本体を顔面上で支持する支持体とを備え、該支持体は
    顔面を含む頭部の一部を挟持して支持するばね挟持体で
    あるマスクにおいて、 前記支持体が、前記マスク本体の裏面に取り付けられ
    て、歯に被せられることで口腔内に支持される歯冠ホル
    ダを有しているマスク。
  4. 【請求項4】 口および鼻を覆う布帛製のマスク本体
    と、該マスク本体を顔面上で支持する支持体とを備え、
    該支持体は顔面を含む頭部の一部を挟持して支持するば
    ね挟持体であるマスクにおいて、 鼻孔下に呼吸が楽になる鼻下空間を確保する空間保持部
    が設けられ、該空間保持部が、前記マスク本体の中央部
    の裏面に取り付けられて、鼻と口との間の人中に当てが
    われる人中パッドであるマスク。
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