JP7467533B2 - マスク補助具 - Google Patents
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Description
実施形態1について説明する。
図1および図2に示すように、マスク補助具(1)は、マスク(90)の表面側から装着者(80)の顔(81)に装着される。なお、マスク(90)の表面とは、装着者(80)がマスクを装着したときに、顔(81)と対向する面(裏面)と反対側の面のことである。
カバー部材(2)は、伸縮性を有するシート状に構成される。カバー部材(2)は、エラストマ樹脂で構成される。図3に示すように、カバー部材(2)は左右方向に長い。カバー部材(2)は、カバー本体(20)、装着部(30)、および押圧部(41,42)を有する。
カバー本体(20)は、マスク(90)を介して装着者(80)の顔(81)における目よりも下側部分を覆う。詳細には、カバー本体(20)は、装着者(80)の鼻根(82)から顎の下部までを覆う。カバー本体(20)は、第1ブリッジ部(24)、第2ブリッジ部(25)、第1連結部(26)、および第2連結部(27)を有する。
装着部(30)は、カバー本体(20)を装着者(80)に装着するための部分である。装着部(30)は、カバー本体(20)の左右の縁部から外側に延びる。装着部(30)は、紐状に形成される。本例の装着部(30)は、装着者(80)の耳(83)に掛ける耳掛け部(31)である。
押圧部(41,42)は、マスク(90)を装着しているときに装着者(80)の顔(81)とマスク(90)との隙間を埋めるようにマスク(90)を押圧する。押圧部(41,42)は、第1押圧部(41)および第2押圧部(42)を含む。第1押圧部(41)は、装着者(80)の鼻根(82)から耳(83)に向かって延びるように形成される。換言すると、第1押圧部(41)は、カバー本体(20)の装着時にマスク(90)のノーズワイヤ(92)に沿うように構成される。第2押圧部(42)は、装着者(80)の鼻根(82)から口角に向かって延びるように形成される。本例では、第1押圧部(41)は第1ブリッジ部(24)に設けられ、第2押圧部(42)は第2ブリッジ部(25)に設けられる。
カバー本体(20)は、マスク(90)のノーズワイヤ(92)を支持する支持部(45)を有する。図3および図4に示すように、支持部(45)は、カバー本体(20)における装着者(80)の鼻根(82)に対応する部分に形成される。具体的には、支持部(45)は、カバー本体(20)の裏面の頂部(21)に形成される。支持部(45)は、カバー本体(20)の裏面から装着者(80)の顔(81)側に向かって突出する。
カバー本体(20)は、マスク補助具(1)を装着する際に指で摘まむための摘み部(46)を有する。摘み部(46)は、カバー本体(20)における装着者(80)の鼻根(82)の上部に対応する部分に形成される。詳細には、摘み部(46)は、カバー本体(20)における支持部(45)の上部に形成される。摘み部(46)は、カバー本体(20)の頂部(21)から上方に延びている。
カバー本体(20)は、マスク補助具(1)における装着者(80)の耳(83)方向への伸び量を調節するための調節部(47)を有する。図3に示すように、調節部(47)は、第1調節部(47a)と第2調節部(47b)とを含む。第1調節部(47a)は、カバー本体(20)の第1接続部(28)に設けられる。第2調節部(47b)は、カバー本体(20)の第2接続部(29)に設けられる。
ところで、マスク(90)の表面側からカバー本体(20)を装着すると、顔(81)とマスク(90)との間の密閉性が向上する反面、この状態で装着者(80)が呼吸をすると、呼吸に伴ってマスク(90)が口および鼻孔の周辺に張り付いてしまうという問題があった。
カバー部材(2)および空間保持部材(5)は、それぞれ射出成形により成形される。マスク補助具(1)が射出成形によって成形されるので、例えばシート状の素材をプレス加工等によって打ち抜いて製造する場合に比べて、製造過程で発生する廃材が少なく環境への負荷が少ない。なお、マスク補助具(1)は、3Dプリンタによる造形またはLIM成形(液状シリコーンゴム成形)によって成形されてもよい。
次に、マスク補助具(1)の装着方法について図1および図2を参照しながら説明する。
(6-1)装着者(80)がマスク(90)を装着した場合に、顔(81)とマスク(90)との間に隙間が形成される場合がある。顔(81)とマスク(90)との間に隙間があると、装着者(80)の呼気に含まれるウィルスが該隙間から飛散して、周囲にいる人の感染させるリスクを高めてしまう。また、このマスク(90)の隙間からウィルスが含まれた他人の呼気が侵入する可能性もあり、装着者(80)が感染するリスクも高まる。
上述の実施形態については、以下のような変形例としてもよい。なお、以下の説明では、原則として実施形態と異なる点について説明する。
上述した実施形態では、隆起部(44)は、ベース部(43)と別体に形成されてもよい。この場合、例えば、隆起部(44)のベース部(43)側の面に設けられた突起が、ベース部(43)に形成された穴に嵌め込まれることにより、隆起部(44)がベース部(43)に固定される。
上述した実施形態では、隆起部(44)において、ベース部(43)の幅方向に延びる複数のスリットが形成されてもよい。言い換えると、隆起部(44)は、ベース部(43)の延長方向に沿って一列に配列される複数のブロックで構成されてもよい。この変形例では、隆起部(44)にスリットが形成されるので、装着者(80)がカバー部材(2)を装着した際に、隆起部(44)が顔(81)の形状に沿いやすくなる。これにより、顔(81)とマスク(90)との隙間がさらに生じにくくなり、マスク(90)の密着性がより向上する。
上述した実施形態では、摘み部(46)には、滑り止め(48)が設けられてもよい。具体的には、図7(a)に示すように、滑り止め(48)は、摘み部(46)の表面および裏面に設けられ、左右方向に延びる複数の凹部(48a)により構成されてもよい。図7(b)に示すように、滑り止め(48)は、摘み部(46)の先端に形成され、摘み部(46)の表面および裏面からそれぞれ外側に突出する凸部(48b)により構成されてもよい。また、図7(c)に示すように、滑り止め(48)は、摘み部(46)に角度をつけることで構成されてもよい。詳細には、摘み部(46)が先端に向かうに従って支持部(45)から離れるように前方に傾斜している。このように摘み部(46)を構成することにより、摘み部(46)が摘み易くなる。さらに、図7(c)のように摘み部(46)に角度をつけることにより、カバー部材(2)の装着時に摘み部(46)が視界の妨げにならず、左右の目の間に触れることも抑制できる。
上述した実施形態では、空間保持部材(5)のピンチ部(51)は、本体部(50)に形成された溝でなくてもよい。例えば、図8に示すように、本変形例の空間保持部材(5)では、本体部(50)の中央部にピンチ部(51)としてのピンチ部材(55)が配置されてもよい。ピンチ部材(55)は、略三角形状に構成される。ピンチ部材(55)の開口部(54)にマスク(90)の表面を挟み込むことで、マスク(90)を固定できる。
上述した実施形態では、カバー部材(2)の第2接続部(29)に突起を設けるとともに、空間保持部材(5)の左右両端部に該突起に嵌合する穴を形成することで、該穴に突起を嵌合させることで、カバー部材(2)に空間保持部材(5)を取り付けてもよい。逆に、空間保持部材(5)に突起を設け、カバー部材(2)に穴を設けてもよい。また、カバー部材(2)に空間保持部材(5)をビス止めによって取り付けてもよい。
実施形態2について説明する。本実施形態のマスク補助具(1)は、実施形態1のマスク補助具(1)において、カバー部材(2)の押圧部(41,42)の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態の押圧部(41,42)について、実施形態1の押圧部(41,42)と異なる点を説明する。なお、以下の説明では、第1押圧部(41)を例に本実施形態の押圧部の構成を説明する。実施形態2の押圧部の構成は、第2押圧部(42)に適用してもよい。
図9に示すように、本実施形態では、第1押圧部(41)は、厚みが一定でないベース部(43)と、複数の突起(61)で構成される隆起部(44)とを有する。なお、本実施形態の押圧部(41,42)の構成は、第2押圧部(42)に適用されてもよく、第1押圧部(41)および第2押圧部(42)の両方に適用されてもよい。
本例のベース部(43)は、その厚みが第1押圧部(41)の延長方向に沿って変化する。具体的には、図10に示すように、ベース部(43)は、該ベース部(43)におけるマスク(90)と対向する面と反対側の面(前面)を基準面(S)としたときに、該基準面(S)から突起(61)の先端までの長さLが長い部分ほど厚くなるように構成される。
本例の隆起部(44)は、複数の突起(61)で構成される突起群(60)である。各突起(61)は、第1押圧部(41)の延長方向に沿って配列される。本例の突起群(60)は、一列で構成される。各突起(61)は、その先端に丸みのある針状に形成される。各突起(61)の径の大きさは、概ね同じである。
上述の実施形態については、以下のような変形例としてもよい。なお、以下の説明では、原則として実施形態と異なる点について説明する。
上述した実施形態では、隆起部(44)の突起群(60)は、複数列で構成されてもよい。その場合、各突起(61)の位置は、ベース部(43)の幅方向に揃っていなくてもよく、隣り合う列の突起(61)同士は互い違いに配置されてもよい。
上述した実施形態では、図11に示すように、ベース部(43)は、その厚みが押圧部(41,42)の延長方向に沿って変化していなくてもよい。
上述した実施形態では、第1押圧部(41)が有する突起群(60)における各突起(61)の先端には、マスク(90)のノーズワイヤ(92)の位置を保持するためのワイヤ保持部(62)が形成されてもよい。具体的には、各突起(61)の先端には、図11に示すようにワイヤ保持部(62)として凹部が形成されてもよく、また切欠きが形成されてもよい。このように、各突起(61)の先端に凹部または切欠きが形成されることにより、凹部または切欠きにマスク(90)のノーズワイヤ(92)を配置することで、ノーズワイヤ(92)の位置が保持される。これにより、会話等で口周辺を動かした場合でも、マスク(90)の位置が下方にずれることを抑制できる。
上述した実施形態では、隆起部(44)の各突起(61)の径の大きさが互いに異なっていてもよい。具体的には、突起(61)の長さが長いものほど、突起(61)の径が大きくなるように構成されてもよい。これにより、径が大きい突起(61)は、径が小さい突起(61)に比べ剛性が高くなるので、カバー部材(2)の装着時に長さの長い突起(61)が撓みにくくなる。
上述した実施形態では、図12に示すように、厚みのあるベース部(43)に代えて、各突起(61)同士の間に連結リブ(63)が設けられてもよい。連結リブ(63)は、長さが長い突起(61)に隣接するものほど、その高さが高くなるように構成される。これにより、カバー部材(2)の装着時に長さの長い突起(61)が撓みにくくなる。
実施形態3について説明する。本実施形態のマスク補助具(1)は、実施形態1のマスク補助具(1)において、カバー部材(2)の押圧部(41,42)の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態の押圧部(41,42)について、実施形態1の押圧部(41,42)と異なる点を説明する。
図13に示すように、本実施形態では、押圧部(41,42)は、隆起部(44)に代えてフラップ部(65)を有する。フラップ部(65)は、ベース部(43)の幅方向一端縁から幅方向外側に延びる。フラップ部(65)は、ベース部(43)と一体に構成される。フラップ部(65)は、弾性を有する。フラップ部(65)の外縁部は、円弧状に形成される。なお、図13では、第1押圧部(41)および第2押圧部(42)がフラップ部(65)を有するが、第1押圧部(41)および第2押圧部(42)のいずれか一方がフラップ部(65)を有してもよい。
上述の実施形態については、以下のような変形例としてもよい。なお、以下の説明では、原則として実施形態と異なる点について説明する。
上述した実施形態では、フラップ部(65)は、ベース部(43)に対してカバー部材(2)の後面側に傾いて形成されてもよい。この場合、フラップ部(65)は、ベース部(43)に対して最大90°まで傾いて形成されてもよい。
上述した実施形態では、図15に示すように、フラップ部(65)は、対応するベース部(43)の幅方向にスリットが形成されてもよい。換言すると、フラップ部(65)は、短冊状に形成された複数の短冊部(66)を有してもよい。短冊部(66)は、対応するベース部(43)の延長方向に沿って配列される。この場合、各短冊部(66)の幅は、互いに異なっていてもよい。
上述した実施形態では、図15に示すように、フラップ部(65)にスリットが形成されている場合において、フラップ部(65)の各短冊部(66)の根本部分に補強リブ(67)を設けてもよい。補強リブ(67)は、短冊部(66)における対応するベース部(43)の延長方向の中央部に1つ配置されてもよく、短冊部(66)における対応するベース部(43)の延長方向の両端側に1つずつ配置されてもよい。また、各短冊部(66)の厚さを互いに異ならせてもよい。このような構造により、フラップ部(65)の根本部分の弾性力を部分的に変えることができる。
実施形態4について説明する。本実施形態のマスク補助具(1)は、実施形態1のマスク補助具(1)において、空間保持部材(5)の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態のマスク補助具(1)について、実施形態1のマスク補助具(1)と異なる点を説明する。
本実施形態のマスク補助具(1)は、空間保持部材(5)のみを備える。換言すると、本実施形態のマスク補助具(1)は、カバー部材を備えない。本実施形態の空間保持部材(5)は、図16に示すように、プリーツ状のマスク(90)の表面側に直接取り付けられる。
空間保持部材(5)は、左右方向に長い。空間保持部材(5)は、左右方向に延びる棒状の本体部(50)と、該本体部(50)の左右両端に設けられる保持部(56)とを有する。本体部(50)の後面における中央部には、実施形態1と同様に、ピンチ部(51)が形成されている。
次に、本例の空間保持部材(5)の装着方法について、図16を参照しながら説明する。
(4-1)空間保持部材(5)は、その左右両端部に保持部(56)を有する。保持部(56)は、略V字状に形成される延伸部(57)と、該延出部(58)の端部から上下方向内側に延びる延出部(58)とを有する。左右の延出部(58)をマスク(90)のプリーツ(94)に差し込むことで、空間保持部材(5)をマスク(90)に直接取り付けることができる。また、この保持部(56)の構造により、様々なプリーツ形状のマスク(90)に適用できる。
上述の実施形態については、以下のような変形例としてもよい。なお、以下の説明では、原則として実施形態と異なる点について説明する。
図19に示すように、保持部(56)の延伸部(57)は、丸みのある形状でもよい。延伸部(57)が丸みを有することにより、角張った形状と比べて、空間保持部材(5)をマスク(90)に装着した際に、マスク本体(91)が痛むことを抑制できる。加えて、延伸部(57)が丸みを有するので、装着者(80)が空間保持部材(5)に触った際に、けがをしにくくなる。
図20に示すように、保持部(56)は、左右方向に配列される複数の延出部(58)を有してもよい。本変形例では、保持部(56)は、4つの延出部(58)を有する。なお、ここで示す延出部(58)の数は単なる一例である。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
2 カバー部材
5 空間保持部材
20 カバー本体
22 通気穴
30 装着部
41 第1押圧部(押圧部)
42 第2押圧部(押圧部)
43 ベース部
44 隆起部
45 支持部
46 摘み部
47 調節部
51 ピンチ部
53 突出部
54 開口部
60 突起群
61 突起
62 ワイヤ保持部
65 フラップ部
80 装着者
81 顔
90 マスク
92 ノーズワイヤ
S 基準面
Claims (14)
- マスクの表面側に装着されるマスク補助具であって、
伸縮性を有するシート状のカバー部材を備え、
前記カバー部材は、
前記マスクを介して前記マスクの装着者の顔における目よりも下側部分を覆うとともに、中央部に通気穴が形成されるカバー本体と、
前記カバー本体の左右の縁部から外側に延びる紐状の装着部と、
前記カバー本体に設けられるとともに、前記マスクを装着しているときに前記装着者の顔と前記マスクとの隙間を埋めるように前記マスクを押圧する第1押圧部および第2押圧部とを有し、
前記第1押圧部は、前記装着者の鼻根から耳に向かって延びるように形成され、
前記第2押圧部は、前記装着者の鼻根から口角に向かって延びるように形成される
マスク補助具。 - 前記装着部の一端は、前記カバー本体における前記第1押圧部の延長方向耳側の端部付近に連結される
請求項1に記載のマスク補助具。 - マスクの表面側に装着されるマスク補助具であって、
伸縮性を有するシート状のカバー部材を備え、
前記カバー部材は、
前記マスクを介して前記マスクの装着者の顔における目よりも下側部分を覆うとともに、中央部に通気穴が形成されるカバー本体と、
前記カバー本体の左右の縁部から外側に延びる紐状の装着部と、
前記カバー本体に設けられるとともに、前記マスクを装着しているときに前記装着者の顔と前記マスクとの隙間を埋めるように前記マスクを押圧する第1押圧部および第2押圧部とを有し、
前記第1押圧部は、前記装着者の鼻根から耳に向かって延びるように形成され、
前記第2押圧部は、前記装着者の鼻根から口角に向かって延びるように形成され、
前記第1押圧部および前記第2押圧部は、前記カバー本体に設けられる帯状のベース部を有し、
前記第1押圧部および前記第2押圧部のうち少なくとも一方は、前記ベース部における前記マスクと対向する面から前記装着者の顔側に向かって隆起するとともに、前記隙間に対応する形状に形成される隆起部を更に有する
マスク補助具。 - 前記隆起部は、複数の突起で構成される突起群であり、
前記突起は、該突起に対応する前記押圧部の延長方向に沿って配列される
請求項3に記載のマスク補助具。 - 前記ベース部の厚さは、該ベース部における前記マスクと対向する面と反対側の面を基準面としたときに、該基準面から前記突起の先端までの長さが長い部分ほど厚い
請求項4に記載のマスク補助具。 - 前記第1押圧部は、前記突起群を有し、
前記マスクは、該マスクの上部に設けられ前記装着者の鼻根に沿わせることで該マスクを顔に密着させるノーズワイヤを有し、
前記第1押圧部の前記突起群における各突起の先端には、前記ノーズワイヤの位置を保持するワイヤ保持部が形成される
請求項4に記載のマスク補助具。 - マスクの表面側に装着されるマスク補助具であって、
伸縮性を有するシート状のカバー部材を備え、
前記カバー部材は、
前記マスクを介して前記マスクの装着者の顔における目よりも下側部分を覆うとともに、中央部に通気穴が形成されるカバー本体と、
前記カバー本体の左右の縁部から外側に延びる紐状の装着部と、
前記カバー本体に設けられるとともに、前記マスクを装着しているときに前記装着者の顔と前記マスクとの隙間を埋めるように前記マスクを押圧する第1押圧部および第2押圧部とを有し、
前記第1押圧部は、前記装着者の鼻根から耳に向かって延びるように形成され、
前記第2押圧部は、前記装着者の鼻根から口角に向かって延びるように形成され、
前記第1押圧部および前記第2押圧部は、前記カバー本体に設けられる帯状のベース部を有し、
前記第1押圧部および前記第2押圧部のうち少なくとも一方は、前記ベース部の幅方向一端縁から前記幅方向外側に延びるフラップ部を更に有し、
前記マスク補助具が装着されているときには、前記フラップ部が前記装着者の顔側に折り曲げられて前記マスクと前記ベース部との間に配置される
マスク補助具。 - 前記マスクは、該マスクの上部に設けられ前記装着者の鼻根に沿わせることで該マスクを顔に密着させるノーズワイヤを有し、
前記カバー本体は、該カバー本体における前記装着者の鼻根に対応する部分に前記ノーズワイヤを支持する支持部を更に有する
請求項1または2に記載のマスク補助具。 - 前記カバー本体は、該カバー本体における前記装着者の鼻根の上部に対応する部分に形成された摘み部を更に有する
請求項1または2に記載のマスク補助具。 - 前記カバー本体は、前記装着者の耳方向への伸び量を調節するための調節部を更に有する
請求項1または2に記載のマスク補助具。 - マスクの表面側に装着されるマスク補助具であって、
伸縮性を有するシート状のカバー部材を備え、
前記カバー部材は、
前記マスクを介して前記マスクの装着者の顔における目よりも下側部分を覆うとともに、中央部に通気穴が形成されるカバー本体と、
前記カバー本体の左右の縁部から外側に延びる紐状の装着部と、
前記カバー本体に設けられるとともに、前記マスクを装着しているときに前記装着者の顔と前記マスクとの隙間を埋めるように前記マスクを押圧する第1押圧部および第2押圧部とを有し、
前記第1押圧部は、前記装着者の鼻根から耳に向かって延びるように形成され、
前記第2押圧部は、前記装着者の鼻根から口角に向かって延びるように形成され、
前記装着者の口および鼻孔の周辺と前記マスクとの間の空間を保持する棒状の空間保持部材を更に備え、
前記空間保持部材は、前記マスクの表面を挟み込むピンチ部を有し、該ピンチ部に前記マスクを挟み込んだ状態で前記通気穴を横断するように前記カバー本体に取り付けられる
マスク補助具。 - 前記ピンチ部は、前記空間保持部材の長手方向と垂直な方向に沿って形成される溝である
請求項11に記載のマスク補助具。 - 前記空間保持部材は、可撓性を有するとともに、前記ピンチ部の開口部における前記空間保持部材の長手方向に対向する縁部から前記長手方向内側に突出する一対の突出部を有し、
前記一対の突出部の先端同士は、所定の間隔を有する
請求項12に記載のマスク補助具。 - 前記空間保持部材は、該空間保持部材の表面側に設けられるとともに情報を掲示する掲示部を有する
請求項11に記載のマスク補助具。
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