JP3061713B2 - 平版印刷版用湿し水組成物 - Google Patents

平版印刷版用湿し水組成物

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JP3061713B2
JP3061713B2 JP5274164A JP27416493A JP3061713B2 JP 3061713 B2 JP3061713 B2 JP 3061713B2 JP 5274164 A JP5274164 A JP 5274164A JP 27416493 A JP27416493 A JP 27416493A JP 3061713 B2 JP3061713 B2 JP 3061713B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は平版印刷版のオフセット印刷法に
有用な湿し水組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は水と油が本質的に混じり合わ
ない性質を巧みに利用した印刷方式であり、印刷版面は
水を受容し油性インキを反撥する領域と、水を反撥し油
性インキを受容する領域から成り、前者が非画像領域で
あり、後者が画像領域である。不感脂化剤は、これを含
む湿し水で非画像領域を湿潤することにより画像領域と
非画像領域との界面化学的な差を拡大して、非画像領域
のインキ反撥性と画像領域のインキ受容性とを増大させ
る作用を有している。従来から一般的に知られている湿
し水としては、重クロム酸のアルカリ金属塩又はアンモ
ニウム塩、リン酸又はその塩、例えばアンモニウム塩、
アラビアガム、カルボキシメチルセルロース(CMC)
等のコロイド物質等を添加した水溶液がある。しかしな
がら、これらの化合物だけを含む湿し水は、版の非画像
部に均一に濡れ難い欠点があり、このため印刷物が時々
汚れたり、また湿し水の供給量を調節するのに相当の熟
練を要するなど問題となっていた。この欠点を改良する
ため、イソプロピルアルコールを約20〜25%加えた
水溶液を湿し水として用いるダールグレン方式が提案さ
れている。この方式によると、非画像部への濡れが良く
なり、湿し水の量が少なくて済み、印刷インキと水との
供給量のバランスの調整が容易であり、印刷インキ中へ
の湿し水の乳化量が少なくなり、更にブランケットへの
印刷インキの転移性が良くなる等、作業性の面及び得ら
れた印刷物の精度の面において数々の利点がある。
【0003】しかしながら、このイソプロピルアルコー
ルは蒸発し易いために、湿し水のイソプロピルアルコー
ル濃度を一定に保つための特殊な装置が必要であり、価
格の点において高価なものとなる。また、イソプロピル
アルコールは特有の不快臭があることと共に、毒性の面
でも問題があって作業環境上好ましくない。また、この
イソプロピルアルコールを添加した湿し水を、通常の水
棒を用いるオフセット印刷に適用しても、ローラー上及
び版面上でイソプロピルアルコールが蒸発するため、そ
の効果を発揮することができないなど問題となってい
た。更に、近年産業公害に対する社会的関心が非常に高
まり、廃水中のクロムイオンの排出規制が厳しくなり、
またイソプロピルアルコールのような有機溶剤の使用が
安全衛生面から規制される傾向にある。このため、これ
らを含有しない湿し水が望まれていた。これらの目的を
達成するために、例えば特公昭55−25075号公
報、特公昭55−19757号公報、特公昭58−57
97号公報には、種々の界面活性剤を含有する組成物が
記載されているが、これらを湿し水として使用する場
合、界面活性剤濃度をかなり高くしておく必要がある。
また、実際の平版印刷においては、高速度で回転するイ
ンキロール、印刷版、湿し水供給ロールの下でインキ/
水が激しく運動しているため、インキ皮膜上に水が付着
したり、水の表面にインキが拡散する等が問題となって
いるが、上記に提案されている界面活性剤の組合せは、
これらの問題点を完全に解消するには充分ではなかっ
た。更に、これらの界面活性剤を含む湿し水はポンプ輸
送や攪拌の際に発泡し易いという欠点もあった。
【0004】他方、米国特許第3,877,372 号には、エチ
レングリコールモノブチルエーテルと、ヘキシレングリ
コール及びエチレングリコールの少なくとも1種との混
合物を含有する溶液が記載されている。米国特許第4,27
8,467 号には、n−ヘキソキシジエチレングリコール、
n−ヘキソキシエチレングリコール、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオール、n−ブトキシエチレングリコー
ルアセテート、n−ブトキシジエチレングリコールアセ
テート、3−ブトキシ−2−プロパノールの少なくとも
1種を含有する湿し水が記載されている。特開昭57−
199693号公報には、2−エチル−1,3−ヘキサ
ンジオールと、完全水溶性のプロピレングリコール、エ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ヘキシレングリコール、トリエチレング
リコール、テトラエチレングリコール、トリプロパング
リコール、1,5−ペンタンジオールの少なくとも1種
を含有する湿し水が記載されている。これらの湿し水組
成物はイソプロピルアルコールを含有しないため、安全
衛生面で有利ではあるが、陽極酸化アルミニウム基板の
PS版では印刷中の非画像部の濡れが完全とは言いがた
く、特に高速印刷時に非画像部に汚れが生じたり、網点
画像部の形状が正常ではなく、大きくなり、ムラ状とな
る、いわゆる網点画像部の絡みが発生してしまう問題が
あった。更に、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール
は水に対する溶解性が十分でなく、高濃度の濃縮湿し水
組成物や湿し水用添加剤を得るのに不利であるなど問題
となっていた。
【0005】ところで、湿し水には汚れ防止成分として
水溶性高分子化合物を含有させておくのが通例である。
この水溶性高分子化合物は印刷版の非画像部領域の汚れ
や印刷機の給水ロール汚れ等を防止して安定に印刷する
効果を与えている。このような水溶性高分子化合物とし
ては天然物のアラビアガムが性能上の面から多く用いら
れているのが現状である。しかしアラビアガムはアフリ
カ大陸のアラビアガムベルト地帯のスーダン国が主生産
地であるため、近年旱魃等の自然現象又は政治不安定等
のために入手が不安定になっている。そのため、その代
替親水性高分子の開発が望まれていた。その代替物とし
て繊維素及びその誘導体(例えばカルボキシメチルセル
ロース、カルボキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、エチルセルロース等)、殿粉誘導
体(例えばデキストリン、酵素分解デキストリン、ヒド
ロキシプロピル化殿粉、カルボキシメチル殿粉、リン酸
化殿粉、オクテニルコハク化殿粉等)、アルギン酸及び
その誘導体(例えばヒドロキシプロピル化アルギン酸、
ヒドロキシエチル化アルギン酸等)等の天然物、ポリエ
チレングリコール及びその共重合体、ポリビニルアルコ
ール及びその共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリルアミド及びその共重合体、ポリアクリル酸及びそ
の共重合体、ポリスチレンスルホン酸及びその共重合
体、酢酸ビニル/無水マレイン酸共重合体等の合成親水
性高分子等がアラビアガム代替物として提案されてい
る。これら代替物の中で特にカルボキシメチルセルロー
スがアラビアガムと同様な汚れ防止能力を有しているが
一方次の様な欠陥も有している。
【0006】湿し水は一般に商品にするときは経済上の
理由から濃縮化し、印刷に使用するときに水で希釈して
使用する方法が一般的である。通常湿し水はpH酸性領域
で用いられる。カルボキシメチルセルロースは、一般的
に水溶性にするためカルボキシメチル置換度は0.6〜0.
8で、これを更にアルカリ金属塩(例えばNa、K、Li)
等の塩にして水に対する溶解性を高めている。これらの
化合物を湿し水に使用すると酸性領域で溶解性が大巾に
低化し濃縮化することが困難となる。又pH自動コントロ
ーラーを使用してランニング処理すると滴下用ノズルが
詰りやすくなる欠陥も生じてくる。更に印刷汚れ防止能
力も低下する等の問題を有している。更に大きい問題と
して近年イソプロピルアルコールの人体に対する健康上
の問題により、その代替化合物として他のアルコール、
グリコール、グリコールエーテル等の溶剤が提案され、
一部実用化されている。これらイソプロピルアルコール
代替溶剤を濃縮化すると溶解能力が更に低下し、液分離
等の現象が発生し、商品価値が大巾に劣る問題が生じ
る。更に冷水、温水に溶解するとき、膨潤した粒子が凝
集して、いわゆる「ママコ」と呼ばれる粘性の塊りがで
きて容易に溶解しにくくなり、作業性にも影響し、実用
化が困難であると考えられていた。即ち平版印刷版用ア
ラビアガム代替湿し水として要求される諸特性を全て満
足するものではない大きな欠陥を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記諸
欠点を解決した平版印刷版用湿し水組成物を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、上記諸欠点がなく、ア
ラビアガムに代る水溶性高分子を使用した平版印刷版用
湿し水組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意研究を重ねた結果、以下の平版印刷版
用湿し水組成物を用いることで上記目的が容易に解決で
きることを見い出し本発明に到達したものである。即ち
本発明は水溶性高分子化合物を含有する平版印刷版用湿
し水組成物において、該水溶性高分子化合物が下記一般
式(I)で表される単位化学構造を有し、該化合物の1
0重量%水溶液の粒度が、25℃において5〜100cp
s の範囲にあり、該化合物のカルボキシメチル含有基の
置換度が1.0〜3.0、より好ましくは1.2〜2.9である
ことを特徴とする平版印刷版用湿し水組成物である。 一般式(I)
【0009】
【化2】
【0010】一般式(I)においてR1 〜R3 はお互に
同じでも異なっていてもよく、各々水素原子又は−(CH2
CH2O)n−CH2COOM 基を示すが、R1 〜R3 の少なくとも
1つは−(CH2CH2O) n −CH2COOM を示す。nは0又は1
〜5の整数を示し、MはH、Na、K、Li又は NH4を示
す。ここで「カルボキシメチル含有基の置換度」とは、
一般式(I)で表される単位化学構造に含まれる−(CH2
CH2O) n −CH2COOM 基の数(平均値)をいう。上記一般
式で示される化合物は、「大有機化学」No.19 にも記載
されているように、セルロースを溶剤と苛性ソーダで溶
解し、その後にモノクロル酢酸を加えてカルボキシメチ
ル化反応を十分に行い、反応後中和精製することにより
合成できる。あるいは、セルロースと苛性ソーダの存在
下で酸化エチレンを作用させるか、エチレンクロルヒロ
ドリンを反応させ、その後にモノクロル酢酸を用いてカ
ルボキシメチル化を行い、中和精製してもよい。その
後、過酸化水素又は過硫酸ナトリウムのような酸化剤を
用いて処理することにより、10重量%水溶液の25℃
における固有粘度が5〜100cps 、より好ましくは1
0〜50cps になるように分子量を調整する。
【0011】本発明の平版印刷版用湿し水組成物におけ
る上記化合物の含有量は、使用時の組成物(以下単に
「湿し水組成物」という)に対して0.0001〜0.1重
量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.0003〜0.
05重量%の範囲である。本発明においては上記化合物
は他の水溶性高分子と混合使用してもよい。例えば、ア
ラビアガム、澱粉誘導体(例えば、デキストリン、酵素
分解デキストリン、ヒドロキシプロピル化酵素分解デキ
ストリン、カルボキシメチル化澱粉、リン酸澱粉、オク
テニルコハク化澱粉)、アルギン酸塩、繊維素誘導体
(例えば、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエ
チルセルロース、メチルセルロース)等の天然物及びそ
の変性体、ポリエチレングリコール及びその共重合体、
ポリビニルアルコール及びその誘導体、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリルアミド及びその共重合体、ポリア
クリル酸及びその共重合体、ビニルメチルエーテル/無
水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル/無水マレイン酸共
重合体、ポリスチレンスルホン酸及びその共重合体の合
成物が挙げられる。水溶性高分子の含有量は、湿し水組
成物に対して0.0001〜0.1重量%が適しており、よ
り好ましくは、0.0005〜0.05重量%である。
【0012】本発明の湿し水組成物にはpH緩衝剤として
水溶性の有機酸及び/又は無機酸又はそれらの塩が使用
でき、これらの化合物は湿し水のpH調整あるいはpH緩
衝、平版印刷版支持体の適度なエッチング又は防腐食に
効果がある。好ましい有機酸としては、例えばクエン
酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、酢酸、
グルコン酸、酢酸、ヒドロキシ酢酸、蓚酸、マロン酸、
レブリン酸、スルファニル酸、p−トルエンスルホン
酸、フィチン酸、有機ホスホン酸等が挙げられる。無機
酸としては例えばリン酸、硝酸、硫酸、ポリリン酸が挙
げられる。更にこれら有機酸及び/又は無機酸のアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩あるいはアンモニウム
塩、有機アミン塩も好適に用いられ、これらの有機酸、
無機酸及び/又はこれらの塩は単独で使用しても、ある
いは2種以上の混合物として使用してもよい。これらの
化合物の本発明の湿し水組成物への添加量は0.001〜
0.3重量%の範囲が好ましく、湿し水組成物のpH値が3
〜7の範囲の酸性領域で用いることが好ましいが、アル
カリ金属水酸化物、リン酸、アルカリ金属塩、炭酸アル
カリ金属塩、ケイ酸塩などを含有したpH7〜11のアル
カリ性領域で用いることもできる。
【0013】本発明の湿し水組成物には、動的表面張力
の調節及び/又は印刷インクの混入率(乳化率)を適度
な範囲に抑えるために、さらに必要に応じて、2−エチ
ル−1,3−ヘキサンジオールの酸化エチレン及び/又
は酸化プロピレン付加物、アセチレンアルコール又はア
セチレングリコールの酸化エチレン及び/又は酸化プロ
ピレン付加物からなる少なくとも一種の化合物を含有さ
せておくことができる。このアセチレンアルコール又は
アセチレングリコールとしては、例えば2,4,7,9
−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,
5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオール、3−
メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル−1−ペ
ンチン−3−オール、3,6−ジメチル−4−オクチン
−3,6−ジオール等の酸化エチレン及び/又は酸化プ
ロピレン付加物が好ましく使用される。本発明の湿し水
組成物においては、上記化合物は0.0001〜1重量%
の範囲で使用できる。
【0014】更に本発明の湿し水組成物には、平版印刷
版へ湿し水を施した時に迅速に非画像部に湿し水が行き
わたる性能を付与することを目的として界面活性剤を添
加してもよい。例えば、アニオン型界面活性剤として
は、脂肪酸塩類、アビエチン酸塩類、ヒドロキシアルカ
ンスルホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキ
ルスルホ琥珀酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩類、分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリ
オキシエチレンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエ
チレンアルキルスルフェニルエーテル塩類、N−メチル
−N−オレイルタウリンナトリウム塩類、N−アルキル
スルホ琥珀酸モノアミド二ナトリウム塩類、石油スルホ
ン酸塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脂油、脂肪酸アル
キルエステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステ
ル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
テル塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステ
ル塩類、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル
硫酸エステル塩類、アルキル燐酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル燐酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸エステル
塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化
物類、オレフィン−無水マレイン酸共重合物の部分けん
化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類等
が挙げられる。これらの中でもジアルキルスルホ琥珀酸
塩類、アルキル硫酸エステル塩類及びアルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類が特に好ましく用いられる。
【0015】非イオン型界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸
部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペ
ンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレン
グリコールモノ脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸部分エ
ステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、
ポリグリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチ
レン化ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸部分エステル類、脂肪酸ジエタノールアミド類、N,
N−ビス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン類、トリエタノールアミン脂
肪酸エステル類、トリアルキルアミンオキシド類などが
挙げられる。その他、弗素系界面活性剤、シリコン系界
面活性剤も使用することができる。その中でもポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー類等が
好ましく用いられる。
【0016】更に、シリコン誘導体又はフッ素誘導体等
の界面活性剤も挙げられる。これらの界面活性剤の含有
量は発泡の点を考慮すると、1.0重量%以下、好ましく
は0.001〜0.5重量%が適当である。更に、本発明の
湿し水組成物には、平版印刷版の非画像部に施された湿
し水が早期に蒸発してしまうのを防止するため、湿潤剤
を含有させることができる。例えばエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ヘ
キシレングリコール、ジエチレングコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ジグリセリン等が好適に
用いられる。これらの湿潤剤は単独で用いてもよいが、
2種以上併用してもよい。一般に、上記湿潤剤は0.00
1〜0.1重量%の量で使用することが好ましい。
【0017】更に、本発明の濃縮湿し水組成物にはキレ
ート化合物を添加してもよい。通常、濃縮湿し水組成物
は水道水、井戸水等を加えて希釈して使用される。この
際希釈する水道水や井戸水に含まれているカルシウムイ
オン等が印刷に悪影響を与え、印刷物を汚れ易くする原
因となることもある。このような場合、キレート化合物
を添加して、上記欠点を解消することができる。好まし
いキレート化合物としては、例えば、エチレンジアミン
テトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸、そのカリウム塩、そのナ
トリウム塩;トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、その
カリウム塩、そのナトリウム塩;ヒドロキシエチルエチ
レンジアミントリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウ
ム塩;ニトリロトリ酢酸、そのナトリウム塩;1−ヒド
ロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、そのカリウム
塩、そのナトリウム塩;アミノトリ(メチレンホスホン
酸)、そのカリウム塩、そのナトリウム塩などのような
有機ホスホン酸類あるいはホスホノアルカントリカルボ
ン酸類を挙げることが出来る。上記のキレート剤のナト
リウム塩あるいはカリウム塩の代りに有機アミンの塩も
有効である。これらのキレート剤は湿し水組成物中に安
定に存在し、印刷性を阻害しないものが選ばれる。湿し
水組成物中に添加する量としては0.0001〜1.0重量
%、好ましくは0.0005〜0.1重量%が適当である。
【0018】更に必要に応じて本発明の湿し水組成物に
は下記に示す化合物を添加することができる。これらの
化合物は、直接給水方式、間接給水方式などの種々の湿
し水供給方式に対する適性を付与するため、あるいは種
々の給水ローラーに対する濡れ性を向上させるといった
様々な目的をもって添加される。その具体例としては、
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテル、ポリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノイソブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ
プロピルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピ
ルエーテル、エチレングリコールモノターシャリブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノターシャリブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノターシャリブチ
ルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、トリ
エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレング
リコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコール
モノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフ
ェニルエーテル、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピ
レングリコール、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、
【0019】トリプロピレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレ
ングリコールモノエチルエーテル、テトラプロピレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロ
ピルエーテル、トリプロピレングリコールモノプロピル
エーテル、プロピレングリコールモノイソプロピルエー
テル、ジプロピレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレン
グリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール
モノイソブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
イソブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノイ
ソブチルエーテル、プロピレングリコールモノターシャ
リブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノターシ
ャリブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノタ
ーシャリブチルエーテル、分子量200〜1000のポ
リプロピレングリコール及びそれらの化合物のモノメチ
ルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテ
ル、及びイソプロピルエーテル、モノブチルエーテル等
が挙げられる。中でも、エチレングリコールモノブチル
エーテル、分子量200〜1000のポリプロピレング
リコール、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、平均付加モル数が2〜7のポリプロピレングリコー
ルのモノアルキル(C1 〜C4 )エーテルが好ましい。
これらの化合物は単独でも2種以上の化合物を併用して
もよく、好適に使用できる範囲は0.1〜5重量%であ
り、より好ましい範囲は0.5〜3重量%である。
【0020】更に本発明の湿し水組成物には防錆剤、各
種着色剤、消泡剤、防腐剤などを添加することができ
る。例えば防錆剤としてはベンゾトリアゾール、5−メ
チルベンゾトリアゾール、チオサリチル酸、ベンゾイミ
ダゾール及びその誘導体等が挙げられる。着色剤として
は食品用色素等が好ましく使用できる。例えば、黄色色
素としてはCINo. 19140、15985、赤色色素
としてはCINo.16185、45430、1625
5、45380、45100、紫色色素としてはCIN
o. 42640、青色色素としてはCINo. 4209
0、73015、緑色色素としてはCINo. 4209
5、等が挙げられる。又消泡剤としてはシリコン消泡剤
が好ましくその中で乳化分散型及び可溶化型等いずれも
使用できる。更に、防腐剤としては、フェノール又はそ
の誘導体、ホルマリン、イミダゾール誘導体、デヒドロ
酢酸ナトリウム、4−イソチアゾリン−3−オン誘導
体、ベンズトリアゾール誘導体、アミジン又はグアニジ
ンの誘導体、四級アンモニウム塩類、ピリジン、キノリ
ン又はグアニジンの誘導体、ダイアジン又はトリアゾー
ルの誘導体、オキサゾール又はオキサジンの誘導体等が
挙げられる。好ましい添加量は、細菌、カビ、酵母等に
対して、安定に効力を発揮する量であって、細菌、カ
ビ、酵母の種類によっても異なるが、湿し水組成物に対
し、0.001〜1.0重量%の範囲が好ましく、また種々
のカビ、細菌、酵母に対して効力のあるような2種以上
の防腐剤を併用することが好ましい。前記の成分は通常
商業ベースとするときは濃縮化し商品化し上市するのが
一般的である。濃縮液を使用するとき水道水、井戸水等
で30倍〜500倍に希釈して用いる方が経済的で好ま
しい。
【0021】
【発明の効果】本発明の湿し水組成物は印刷適性が極め
て良好であり又液の経時安定性に優れ安定に優れた印刷
物を得ることができる。
【0022】
【実施例】次に本発明を実施例により更に具体的に説明
する。なお、%は特に指定のない限り重量%を示す。湿
し水組成物として表1の1〜5を調製し、比較例として
6〜7に示した湿し水組成物を調製した。単位はグラム
であり、水を加えて1000mlとした。そのテスト結果
を表2にまとめて示す。
【表1】 表 1 ────────────────────────────────── A B C ────────────────────────────────── 粘度(cps) 5〜8 8〜12 20〜25 (10重量%水溶液25℃) ────────────────────────────────── 置換度 1.2 1.6 2.6 ──────────────────────────────────
【0023】
【表2】 表 2 ──────────────────────────────────── 実 施 例 ────────────────────── 1 2 3 4 5 ──────────────────────────────────── 水 A 30 − − 6 − ────────────────────────────────── 溶 B − 30 − − − ────────────────────────────────── 性 C − − 30 − 6 ────────────────────────────────── 樹 ヒドロキシプロピルセルロース − − − − − (HPC 信越化学(株)製) 脂────────────────────────────────── カルボキシメチルセルロース − − − − − (CMC セロゲン5A 第1工業薬品(株)製,カルボキシメチル基の置換 度:約0.7) ────────────────────────────────── アラビアガム − − − − − ──────────────────────────────────── PH リン酸 12 12 12 3 3 緩 リン酸第2アンモン 6 6 6 6 6 衝 クエン酸第2アンモン 20 20 20 12 12 剤 ──────────────────────────────────── 硝 硝酸マグネシウム 30 30 30 − − 酸 硝酸カリウム 10 10 10 8 8 塩 ──────────────────────────────────── 界面 オキシエチレンオキシプロ 2 2 2 2 2 ピレンブロック共重合体 活性剤 (プルロニック L62(旭電化(株)製) ──────────────────────────────────── 防 イソチアゾリン化合物含有 10 10 10 4 4 腐 (バイオホープ)ケイアイ 剤 化成(株)製 ──────────────────────────────────── エチレングリコールモノブチル − − − 380 − 溶 エーテル プロピレングリコールモノプロピル − − − − 380 エーテル プロピレングリコールモノブチル − − − 20 20 エーテ− 剤 ────────────────────────────────── 純水を加えて 1000ml ──────────────────────────────────── (INNaOHで希釈してpH5.3〜5.5に調節する)
【表3】 表2のつづき ──────────────────────────────────── 比 較 例 ────────────────────── 6 7 8 9 10 ──────────────────────────────────── 水 A − − − − − ────────────────────────────────── 溶 B − − − − − ────────────────────────────────── 性 C − − − − − ────────────────────────────────── 樹 ヒドロキシプロピルセルロース − − − − 6 (HPC 信越化学(株)製) 脂────────────────────────────────── カルボキシメチルセルロース − − 30 6 − (CMC セロゲン5A 第1工業薬品(株)製) ────────────────────────────────── アラビアガム 30 6 − − − ──────────────────────────────────── pH リン酸 12 3 12 3 3 緩 リン酸第2アンモン 6 6 6 6 6 衝 クエン酸第2アンモン 20 12 20 12 12 剤 ──────────────────────────────────── 硝 硝酸マグネシウム 30 − 30 − − 酸 硝酸カリウム 10 8 10 8 8 塩 ──────────────────────────────────── 界面 オキシエチレンオキシプロ 2 2 2 2 2 ピレンブロック共重合体 活性剤 (プルロニック L62(旭電化(株)製) ──────────────────────────────────── 防 イソチアゾリン化合物含有 10 4 10 4 4 腐 (バイオホープ)ケイアイ 剤 化成(株)製 ──────────────────────────────────── エチレングリコールモノブチル − 380 − − 380 溶 エーテル プロピレングリコールモノプロピル − − − 380 − エーテル プロピレングリコールモノブチル − 20 − 20 20 エーテル 剤 ───────────────────────────────── 純水を加えて 1000ml ──────────────────────────────────── (INNaOHで希釈してpH5.3〜5.5に調節する)
【0024】調液方法及び条件と水溶性樹脂の溶解性 撹拌機スリーワンモーター(新東科学(株)製)を用い
て回転数400rpm で各水溶性樹脂を溶解し、溶解後、
順次添加物を加えて溶解する。比較例6、7は冷水では
溶解性が劣るため50〜60℃に加温して溶解する。本
発明の水溶性樹脂A、B及びCは溶解性に優れている。
【0025】
【表4】 水に対する溶解性の比較 ──────────────────────────── 実施例 比較例 溶解時間 条件 ──────────────────────────── 1 4〜7分 冷水 2 〃 〃 3 〃 〃 6 3時20分 加温(50〜60℃) 8 1時30分 冷水 ────────────────────────────
【0026】各調液した実施例1〜3、比較例6及び8
の湿し水は200倍に希釈し、その溶液にイソプロピル
アルコールを5%添加し、印刷適性を調べた。又実施例
4、5、比較例7及び9の湿し水は1:40に希釈し、
そのままの溶液で印刷適性についてハイデルスピードマ
スター(アルカラー給水装備)を用いて、東洋インキ
(株)MK−Vシアンインキと使用プレートとして富士
写真フイルム(株)製のFPS−III を標準条件で製版
したものを用いて印刷テストを実施した。その時の印刷
適性の評価結果を表5に示した。
【0027】a.メータリングロール汚れ:水あげ用メ
ータリングロールに対するインキの付着汚れの程度を調
べる。 良い。 A やや劣る。 B 劣る。 C b.ブリード性:5000および10000枚印刷した
ところで印刷機の運転を休止し、画線部のインキが非画
像部に滲みでている程度を調べる。 滲みがほとんどない。 A 滲みがややある。 B 滲みが多い。 C c.乳化性:10000枚印刷したとき、インキ練ロー
ル上のインキの乳化状態を調べる。 良い。 A やや悪い。 B 悪い。 C d.連続安定性:真水を湿し水として用いて、1000
0枚印刷し、汚れを生じない湿し水の量(最少水あげ
量)を求め、各種の湿し水をこの最少水あげ量で用いて
印刷を行い、印刷物の汚れが発生するまでの印刷枚数に
より判定する。 10000枚以上 A 10000〜3000枚 B e)濃縮原液の安定性:ポリエチレンビンに入れ、常温
(室内)と40℃/80%RH条件及び−5℃条件で経
時安定性を調べた。 変化なし A やや変化あり B 変化あり C 液分離する D f)自動補充装置の滴下安定性:ノズル詰りについて調
べた。 良好 A ノズルの縁部に固形分有り B 詰りやすい C 本発明の湿し水は、(a)〜(f)の項目のいずれにつ
いても優れており、良好な印刷物が得られ、又湿し水適
性も優れていることがわかった。
【表5】 表 5 ──────────────────────────────────── 実 施 例 比 較 例 ───────────────────────── 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ──────────────────────────────────── メータリングロール A A A A A A A A A〜B B 汚れ ──────────────────────────────────── インキ A A A A A A A A A A〜B ブリード性 ──────────────────────────────────── 乳化性 A A A A A A A B B C ──────────────────────────────────── 連続安定性 A A A A A A A B B C ──────────────────────────────────── 原液安定性 A A A A B A D B D A ──────────────────────────────────── 滴下安定性 A A A A A B − C C A ────────────────────────────────────
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41N 3/08 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性高分子化合物を含有する平版印刷
    版用湿し水組成物において、該水溶性高分子化合物が下
    記一般式(I)で表される単位化学構造を有し、該化合
    物の10重量%水溶液の粘度が、25℃において5〜1
    00cps の範囲にあり、該化合物のカルボキシメチル含
    有基の置換度が1.0〜3.0であることを特徴とする平版
    印刷版用湿し水組成物。 一般式(I) 【化1】 一般式(I)において、R1 〜R3 はお互いに同じでも
    異なっていてもよく、各々水素原子又は−(CH2CH2O)n
    −CH2COOM 基を示すが、R1 〜R3 の少なくとも1つは
    −(CH2CH2O) n −CH2COOM を示す。nは0又は1〜5の
    整数を示し、Mは、H、Na、K、Li又はNH4 を示す。
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