JP3061472B2 - アスコルビン酸誘導体を含有する写真現像溶液 - Google Patents
アスコルビン酸誘導体を含有する写真現像溶液Info
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- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C5/00—Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
- G03C5/26—Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
- G03C5/29—Development processes or agents therefor
- G03C5/30—Developers
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Description
【0001】本発明は写真現像液、特に高濃度及び高p
Hでアスコルビン酸誘導体を含有する浸漬処理のための
写真現像液に関する。
Hでアスコルビン酸誘導体を含有する浸漬処理のための
写真現像液に関する。
【0002】l−アスコルビン酸(ビタミンC)及び幾
つかの化学的類似体の現像活性は写真技術に長年も前か
ら知られている。最初Maurer等のBerichte67巻、12
39頁(1934年)におけるイソ−アスコルビン酸
(イソ−ビタミンC又はd−アラボアスコルビン酸)の
合成についてのそれらの報告は、写真板のための現像剤
としてアスコルビン酸及びその光学異性体について試験
を報告しており、通常の芳香族現像剤より優れている活
性現像剤として発表している。しかしながら最も最近の
研究ではアスコルビン酸及び誘導体はそれ自体によって
はかなり弱い現像剤としてみなされている。従って酸化
防止剤として又は補助現像剤として使用するアスコルビ
ン酸誘導体及び通常の現像主薬の超付加組合せを含有す
る現像剤についての幾つかの刊行物がある。US268
8549には3−ヒラゾリドン現像主薬及びアスコルビ
ン酸誘導体の組合せが記載されている。GB12665
33にはp−ヒドロキシベンゼン現像主薬、アスコルビ
ン酸及び亜硫酸イオンの組合せが記載されている。表面
及び内部潜像に対し同等の良好な現像活性はUS382
6654に記載されており、これには少なくとも12の
pHで、3−ピラゾリジノン、アスコルビン酸、複素環
式チオン又はチオール及びアルカリ金属沃化物の組合せ
が記載されている。アスコルビン酸の濃度は0.05〜
0.4モル/lの範囲であった。最も好ましいpH範囲
は13〜14であった。
つかの化学的類似体の現像活性は写真技術に長年も前か
ら知られている。最初Maurer等のBerichte67巻、12
39頁(1934年)におけるイソ−アスコルビン酸
(イソ−ビタミンC又はd−アラボアスコルビン酸)の
合成についてのそれらの報告は、写真板のための現像剤
としてアスコルビン酸及びその光学異性体について試験
を報告しており、通常の芳香族現像剤より優れている活
性現像剤として発表している。しかしながら最も最近の
研究ではアスコルビン酸及び誘導体はそれ自体によって
はかなり弱い現像剤としてみなされている。従って酸化
防止剤として又は補助現像剤として使用するアスコルビ
ン酸誘導体及び通常の現像主薬の超付加組合せを含有す
る現像剤についての幾つかの刊行物がある。US268
8549には3−ヒラゾリドン現像主薬及びアスコルビ
ン酸誘導体の組合せが記載されている。GB12665
33にはp−ヒドロキシベンゼン現像主薬、アスコルビ
ン酸及び亜硫酸イオンの組合せが記載されている。表面
及び内部潜像に対し同等の良好な現像活性はUS382
6654に記載されており、これには少なくとも12の
pHで、3−ピラゾリジノン、アスコルビン酸、複素環
式チオン又はチオール及びアルカリ金属沃化物の組合せ
が記載されている。アスコルビン酸の濃度は0.05〜
0.4モル/lの範囲であった。最も好ましいpH範囲
は13〜14であった。
【0003】特に高コントラスト現像のための幾つかの
組成物が発表されている。例えばUS3942985に
は鉄キレート現像剤及びアスコルビン酸の組合せが記載
されている。US4756997には酸化防止剤がアス
コルビン酸であることのできるようなp−ヒドロキシベ
ンゼン、補助現像剤、かぶり防止剤、酸化防止剤及びケ
トカルボン酸の組合せが特許請求されている。
組成物が発表されている。例えばUS3942985に
は鉄キレート現像剤及びアスコルビン酸の組合せが記載
されている。US4756997には酸化防止剤がアス
コルビン酸であることのできるようなp−ヒドロキシベ
ンゼン、補助現像剤、かぶり防止剤、酸化防止剤及びケ
トカルボン酸の組合せが特許請求されている。
【0004】アスコルビン酸が主現像主薬である出願が
特開昭59−191035号に記載されており、処理サ
イクルにおける洗浄工程の減少又は省略が意外な利点で
あると主張している。アスコルビン酸の濃度は、浸漬処
理の場合において0.2〜20g/lの範囲であり、被
覆現像の場合において0.5〜100g/lの範囲であ
る。10〜12のpHが浸漬処理のために好ましく、1
1〜14のpHが被覆現像のために好ましい。
特開昭59−191035号に記載されており、処理サ
イクルにおける洗浄工程の減少又は省略が意外な利点で
あると主張している。アスコルビン酸の濃度は、浸漬処
理の場合において0.2〜20g/lの範囲であり、被
覆現像の場合において0.5〜100g/lの範囲であ
る。10〜12のpHが浸漬処理のために好ましく、1
1〜14のpHが被覆現像のために好ましい。
【0005】現像活性も示すアスコルビン酸と化学類似
体には、GB1142135に記載されている如き(イ
ソ)アスコルビン酸ケタール又はアセタール、J. Phot.
Sci. 19巻、211頁(1971年)に記載されてい
る如きジヒドロキシフラン誘導体、及びUS26885
48に記載されている如きイミノ−アスコルビン酸誘導
体を含む。
体には、GB1142135に記載されている如き(イ
ソ)アスコルビン酸ケタール又はアセタール、J. Phot.
Sci. 19巻、211頁(1971年)に記載されてい
る如きジヒドロキシフラン誘導体、及びUS26885
48に記載されている如きイミノ−アスコルビン酸誘導
体を含む。
【0006】T. H. James によるアスコルビン酸による
現像の速度論はJ. Am. Chem. Soc.66巻、1号、91
頁(1944年)に発表されている。Willis及びPontiu
s による更に広範な研究の結果はPhot. Sci. Eng. 14
巻、6号、384頁(1970年)にみられる。この著
者は、異なる活性エネルギーでの誘導期と連続工程を含
む二工程機構にあると結論している。
現像の速度論はJ. Am. Chem. Soc.66巻、1号、91
頁(1944年)に発表されている。Willis及びPontiu
s による更に広範な研究の結果はPhot. Sci. Eng. 14
巻、6号、384頁(1970年)にみられる。この著
者は、異なる活性エネルギーでの誘導期と連続工程を含
む二工程機構にあると結論している。
【0007】グラフィック及びレプログラフィックアー
トにおいて、線縁及びスクリーンドット原画の正確にし
て鮮鋭な再現は最も重要なものである。この目的は、特
別に設計されたグラフィックアート材料及びいわゆる
「リス品質」を生ぜしめる適切な処理系の組合せによっ
て達成される。かかる処理系の第一の群は、感染(infe
ctious) 現像機構を生ぜしめる低亜硫酸イオン含有量及
び唯一の現像主薬としてのハイドロキノンの存在を特長
とするリス従来の現像液からなる。しかしながらこれら
の従来の現像液は時間と共にかなり不安定であり、酸化
及び消耗の両方に対して複雑な再生法を必要とする。最
近は、縁及びスクリーンドットの再現にリス品質と良好
な安定性を組合せたいわゆるハードドットラピッドアク
セス現像液が市場で導入された。かかる現像液及び対応
する適切な写真材料の例には、富士写真フィルムによっ
て市販されたGRANDEXシステム、アグフア・ゲヴ
エルト・エヌ・ヴイによって市販されたAGFASTA
R、及びイーストマン・コダック・コンパニーにより市
販されたULTRATECシステムを含む。しかしなが
らこれら全て現像液系は、生態学的見地及び毒物学的見
地から幾つかの不利を示す。例えばハイドロキノンはそ
のアレルギ発現効果のためかなり望ましくない成分であ
る。捨てられるフェニドンの生分解は非常に遅い。亜硫
酸イオンは高いCOD(化学的酸素要求量)を示し、生
ずる硫酸イオンは例えばコンクリートに対して有害であ
る。結果としてこの種の消費された溶液を公衆の下水に
捨てることは望ましくなく、それらは収集し、燃焼によ
って破壊しなければならず、これは面倒で費用のかかる
方法である。結果として燃焼したとき亜硫酸塩を含有す
る残存溶液は三酸化硫黄及び/又は二酸化硫黄を放出す
る。一方ハードドットラピッドアクセス法は、US49
75354に記載されている如く毒性又は揮発性でもあ
りうるアミノ化合物の存在及び/又はヒドラジンもしく
はヒドラジドの存在により生態学的に疑問がある。写真
材料中に幾つかの水不溶性化合物を導入するため、望ま
しからぬ有機溶媒を使用することができる。これらの疑
問のある化合物の幾つかは現像時に部分的に洗い落すこ
とができる。従って環境にとって安全な方法で捨てるこ
とができ、かつより消費者に身近である現像溶液に対す
る永久的な要求がある。
トにおいて、線縁及びスクリーンドット原画の正確にし
て鮮鋭な再現は最も重要なものである。この目的は、特
別に設計されたグラフィックアート材料及びいわゆる
「リス品質」を生ぜしめる適切な処理系の組合せによっ
て達成される。かかる処理系の第一の群は、感染(infe
ctious) 現像機構を生ぜしめる低亜硫酸イオン含有量及
び唯一の現像主薬としてのハイドロキノンの存在を特長
とするリス従来の現像液からなる。しかしながらこれら
の従来の現像液は時間と共にかなり不安定であり、酸化
及び消耗の両方に対して複雑な再生法を必要とする。最
近は、縁及びスクリーンドットの再現にリス品質と良好
な安定性を組合せたいわゆるハードドットラピッドアク
セス現像液が市場で導入された。かかる現像液及び対応
する適切な写真材料の例には、富士写真フィルムによっ
て市販されたGRANDEXシステム、アグフア・ゲヴ
エルト・エヌ・ヴイによって市販されたAGFASTA
R、及びイーストマン・コダック・コンパニーにより市
販されたULTRATECシステムを含む。しかしなが
らこれら全て現像液系は、生態学的見地及び毒物学的見
地から幾つかの不利を示す。例えばハイドロキノンはそ
のアレルギ発現効果のためかなり望ましくない成分であ
る。捨てられるフェニドンの生分解は非常に遅い。亜硫
酸イオンは高いCOD(化学的酸素要求量)を示し、生
ずる硫酸イオンは例えばコンクリートに対して有害であ
る。結果としてこの種の消費された溶液を公衆の下水に
捨てることは望ましくなく、それらは収集し、燃焼によ
って破壊しなければならず、これは面倒で費用のかかる
方法である。結果として燃焼したとき亜硫酸塩を含有す
る残存溶液は三酸化硫黄及び/又は二酸化硫黄を放出す
る。一方ハードドットラピッドアクセス法は、US49
75354に記載されている如く毒性又は揮発性でもあ
りうるアミノ化合物の存在及び/又はヒドラジンもしく
はヒドラジドの存在により生態学的に疑問がある。写真
材料中に幾つかの水不溶性化合物を導入するため、望ま
しからぬ有機溶媒を使用することができる。これらの疑
問のある化合物の幾つかは現像時に部分的に洗い落すこ
とができる。従って環境にとって安全な方法で捨てるこ
とができ、かつより消費者に身近である現像溶液に対す
る永久的な要求がある。
【0008】幾つかの場合において、アスコルビン酸は
リス現像剤として若干の活性を示すとして発表されてい
る。Zwickyのリス現像の機構について研究において〔J.
Phot. Sci. 27巻、185頁(1979年)と発表さ
れた〕Zwickyは唯一の現像主薬としてアスコルビン酸を
用いてリス効果を生ぜしめうることを示し、再現された
線縁及び接触スクリーンドットを示す写真で効果を説明
している。使用した現像溶液は1lについて112gの
アスコルビン酸、臭化カリウム、ホルムアルデヒドビサ
ルファイト及びpH10.5を達成するための水酸化ナ
トリウムを含有していた。しかしながらアスコルビン酸
のこの高濃度を用いてさえも、現像された銀の形成速度
は、従来のハイドロキノンリス現像液に比較して著しく
遅い。結果として特性又は感度測定曲線の勾配はハイド
ロキノンを用いるよりもかなり小さい。結局Zwickyの配
合物からは産業上有用な現像液はもたらされなかった。
リス現像剤として若干の活性を示すとして発表されてい
る。Zwickyのリス現像の機構について研究において〔J.
Phot. Sci. 27巻、185頁(1979年)と発表さ
れた〕Zwickyは唯一の現像主薬としてアスコルビン酸を
用いてリス効果を生ぜしめうることを示し、再現された
線縁及び接触スクリーンドットを示す写真で効果を説明
している。使用した現像溶液は1lについて112gの
アスコルビン酸、臭化カリウム、ホルムアルデヒドビサ
ルファイト及びpH10.5を達成するための水酸化ナ
トリウムを含有していた。しかしながらアスコルビン酸
のこの高濃度を用いてさえも、現像された銀の形成速度
は、従来のハイドロキノンリス現像液に比較して著しく
遅い。結果として特性又は感度測定曲線の勾配はハイド
ロキノンを用いるよりもかなり小さい。結局Zwickyの配
合物からは産業上有用な現像液はもたらされなかった。
【0009】MillerのUS3386824にはイソ−ア
スコルビン酸の高濃度を含有する高pHの処理溶液が記
載されている。しかしながらこの溶液はプラスチックの
マイクロカプセル中に埋封されており、通常の浸漬処理
を目的としていない。
スコルビン酸の高濃度を含有する高pHの処理溶液が記
載されている。しかしながらこの溶液はプラスチックの
マイクロカプセル中に埋封されており、通常の浸漬処理
を目的としていない。
【0010】本発明の目的は、使用後環境に対して安全
な方法で処理でき、更に消費者に都合のよく使用できる
処理溶液を提供することにある。
な方法で処理でき、更に消費者に都合のよく使用できる
処理溶液を提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、浸漬処理のための簡
単な組成で、かつ補給することが容易な処理溶液を提供
することにあり、これは現存するリス現像液及びハード
ドットラピッドアクセス現像液に代るものとしてハード
ドット品質を生成する。
単な組成で、かつ補給することが容易な処理溶液を提供
することにあり、これは現存するリス現像液及びハード
ドットラピッドアクセス現像液に代るものとしてハード
ドット品質を生成する。
【0012】別の目的は以下の説明から明らかになるで
あろう。
あろう。
【0013】本発明の目的は、少なくとも12.0のp
Hを示し、下記一般式(I)に相当する糖誘導体、又は
そのアルカリ金属塩を0.4モル/lより多く含有する
浸漬現像用現像溶液によって達成される:
Hを示し、下記一般式(I)に相当する糖誘導体、又は
そのアルカリ金属塩を0.4モル/lより多く含有する
浸漬現像用現像溶液によって達成される:
【0014】
【化2】
【0015】式中Xは酸素原子又はイミノ基を表わし、
nは1〜4の正の整数を表わし、Rはnが1であるとき
ヒドロキシ基を表わし、又Rはnが2〜4であるときヒ
ドロキシ基又は水素原子を表わす。
nは1〜4の正の整数を表わし、Rはnが1であるとき
ヒドロキシ基を表わし、又Rはnが2〜4であるときヒ
ドロキシ基又は水素原子を表わす。
【0016】本発明による好ましい糖誘導体はl−アス
コルビン酸及びイソ−アスコルビン酸である。最も好ま
しい実施態様においては、他の現像主薬及び亜硫酸イオ
ンは実質的に存在しない。
コルビン酸及びイソ−アスコルビン酸である。最も好ま
しい実施態様においては、他の現像主薬及び亜硫酸イオ
ンは実質的に存在しない。
【0017】驚いたことに、この簡単な組成の現像溶液
は、前述したZwickyによって発表された組成物よりもグ
ラフィックアート写真材料の現像時に、はるかに良好な
リス品質を生ぜしめることが実験的に示された。
は、前述したZwickyによって発表された組成物よりもグ
ラフィックアート写真材料の現像時に、はるかに良好な
リス品質を生ぜしめることが実験的に示された。
【0018】後に詳述するように、環境に対して安全な
方法で使用済現像溶液を捨てることができる。
方法で使用済現像溶液を捨てることができる。
【0019】本発明による現像溶液で有用であり、一般
式(I)に相当する糖誘導体には下記の化合物を含む。
式(I)に相当する糖誘導体には下記の化合物を含む。
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】
【化5】
【0023】
【化6】
【0024】
【化7】
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】
【化11】
【0029】本発明の糖誘導体は0.45〜0.90モ
ル/lの範囲の濃度で存在させるのが好ましい。本発明
において用いるのに好ましい化合物はl−アスコルビン
酸及びイソ−アスコルビン酸である。これらの化合物は
それらの遊離酸の形で現像溶液中に溶離できるか、或い
はそれらはアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム又は
カリウム塩又は両者の混合物として混入できる。後者の
方法の場合においては、少なくとも12.0のpHを達
成するために少ない量のアルカリ金属水酸化物が必要で
ある。
ル/lの範囲の濃度で存在させるのが好ましい。本発明
において用いるのに好ましい化合物はl−アスコルビン
酸及びイソ−アスコルビン酸である。これらの化合物は
それらの遊離酸の形で現像溶液中に溶離できるか、或い
はそれらはアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム又は
カリウム塩又は両者の混合物として混入できる。後者の
方法の場合においては、少なくとも12.0のpHを達
成するために少ない量のアルカリ金属水酸化物が必要で
ある。
【0030】本発明の好ましい実施態様において、アル
カリ金属臭化物塩例えば臭化カリウムを、好ましくは
0.05〜0.8モル/lの範囲の濃度で、最も好まし
くは0.1〜0.4モル/lの範囲の濃度で現像溶液中
に存在させる。
カリ金属臭化物塩例えば臭化カリウムを、好ましくは
0.05〜0.8モル/lの範囲の濃度で、最も好まし
くは0.1〜0.4モル/lの範囲の濃度で現像溶液中
に存在させる。
【0031】別の好ましい本発明の実施態様において
は、少なくとも一種のいわゆるかぶり防止剤又は安定剤
を現像溶液中に存在させる。安定剤の多くの化学的な群
が写真技術において知られている。好適な例には例えば
複素環式窒素含有化合物、例えばベンゾチアゾリウム
塩、ニトロイミダゾール、ニトロベンズイミダゾール、
ニトロインダゾール、クロロベンズイミダゾール、ブロ
モベンズイミダゾール、メルカプトチアゾール、メルカ
プトベンゾチアゾール、メルカプトベンズイミダゾー
ル、メルカプトチアジアゾール、アミノトリアゾール、
ベンゾトリアゾール、ニトロベンゾトリアゾール、メル
カプトテトラゾール、メルカプトピリミジン、メルカプ
トトリアジン、ベンゾチアゾリン−2−チオン及びオキ
サゾリン−チオンがある。本発明の好ましい実施態様に
おいて、かぶり防止剤はメルカプト基含有複素環式物質
であり、それは好ましくは10mg/l〜1g/lの範
囲の濃度、最も好ましくは20〜250mg/lの範囲
の濃度での、1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾ
ールであることが最も好ましい。
は、少なくとも一種のいわゆるかぶり防止剤又は安定剤
を現像溶液中に存在させる。安定剤の多くの化学的な群
が写真技術において知られている。好適な例には例えば
複素環式窒素含有化合物、例えばベンゾチアゾリウム
塩、ニトロイミダゾール、ニトロベンズイミダゾール、
ニトロインダゾール、クロロベンズイミダゾール、ブロ
モベンズイミダゾール、メルカプトチアゾール、メルカ
プトベンゾチアゾール、メルカプトベンズイミダゾー
ル、メルカプトチアジアゾール、アミノトリアゾール、
ベンゾトリアゾール、ニトロベンゾトリアゾール、メル
カプトテトラゾール、メルカプトピリミジン、メルカプ
トトリアジン、ベンゾチアゾリン−2−チオン及びオキ
サゾリン−チオンがある。本発明の好ましい実施態様に
おいて、かぶり防止剤はメルカプト基含有複素環式物質
であり、それは好ましくは10mg/l〜1g/lの範
囲の濃度、最も好ましくは20〜250mg/lの範囲
の濃度での、1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾ
ールであることが最も好ましい。
【0032】本発明との関係におけるかなり高いpH値
は通常の緩衝剤によって達成できるが、好ましくは生態
学的理由のためpHはアルカリ金属水酸化物、例えば水
酸化ナトリウム又はカリウムの存在によって簡単に達成
される。本発明の完全な利点は12.3〜13.5のp
H範囲で得られる。
は通常の緩衝剤によって達成できるが、好ましくは生態
学的理由のためpHはアルカリ金属水酸化物、例えば水
酸化ナトリウム又はカリウムの存在によって簡単に達成
される。本発明の完全な利点は12.3〜13.5のp
H範囲で得られる。
【0033】本発明の現像剤液に、当業者によく知られ
ている他の助剤を加えることができる。通常の現像剤添
加剤の調査はニューヨークのJohn Wiley and Sons 19
79年発行、Grant Haist 著、Modern Photographic Pr
ocessing、220〜224頁に示されている。かかる添
加剤の例には、硬水中に存在するカルシウム及びマグネ
シウムイオンに対する錯化剤、例えばエチレンジアミン
四酢酸及び類似化合物を含む。更に消泡剤、界面活性
剤、殺生物剤、ポリスチレンスルホネートの如き増粘
剤、及びベンゾエート及びシクロデキストリンの如き酸
化防止剤も存在させることができる。現像液は現像され
た写真材料の汚れ縞を減ずるためいわゆるスラッジ防止
剤を含有できる。最後に溶液はポリアルキレンオキサイ
ド及びアルカノールアミンの如き現像促進剤及び潜在硬
化剤を含む硬化剤を含有できる。
ている他の助剤を加えることができる。通常の現像剤添
加剤の調査はニューヨークのJohn Wiley and Sons 19
79年発行、Grant Haist 著、Modern Photographic Pr
ocessing、220〜224頁に示されている。かかる添
加剤の例には、硬水中に存在するカルシウム及びマグネ
シウムイオンに対する錯化剤、例えばエチレンジアミン
四酢酸及び類似化合物を含む。更に消泡剤、界面活性
剤、殺生物剤、ポリスチレンスルホネートの如き増粘
剤、及びベンゾエート及びシクロデキストリンの如き酸
化防止剤も存在させることができる。現像液は現像され
た写真材料の汚れ縞を減ずるためいわゆるスラッジ防止
剤を含有できる。最後に溶液はポリアルキレンオキサイ
ド及びアルカノールアミンの如き現像促進剤及び潜在硬
化剤を含む硬化剤を含有できる。
【0034】本発明の最良の感度測定結果及びドット品
質結果を達成するため、第二の補助現像主薬を必要とし
ない。亜硫酸イオンも除くことができ安定性に有害な効
果はない。従って本発明の最も好ましい実施態様におい
て、第二現像主薬及び亜硫酸イオンを現像剤液中に実質
的に存在させない。必要なときには第二現像主薬は写真
材料中に存在させることができる。この特長のため、本
発明の特に重要な目的、即ち使用後容易に捨てることの
できる生態学的に安全な溶液を提供する目的が達成され
る。前述した如く、p−ヒドロキシベンゼン、フェニド
ン及び亜硫酸イオンを含有する従来の消費された現像剤
は収集して燃焼によって破壊しなければならない。これ
に対して本発明の現像剤中に存在するアスコルビン酸誘
導体は大部分再循環することができた。残存溶液中のそ
の他は例えば空気吹き込みによって酸化することがで
き、この方法でpHは9.0以下に低下させることがで
き、残存溶液は公共下水に捨てることができる。
質結果を達成するため、第二の補助現像主薬を必要とし
ない。亜硫酸イオンも除くことができ安定性に有害な効
果はない。従って本発明の最も好ましい実施態様におい
て、第二現像主薬及び亜硫酸イオンを現像剤液中に実質
的に存在させない。必要なときには第二現像主薬は写真
材料中に存在させることができる。この特長のため、本
発明の特に重要な目的、即ち使用後容易に捨てることの
できる生態学的に安全な溶液を提供する目的が達成され
る。前述した如く、p−ヒドロキシベンゼン、フェニド
ン及び亜硫酸イオンを含有する従来の消費された現像剤
は収集して燃焼によって破壊しなければならない。これ
に対して本発明の現像剤中に存在するアスコルビン酸誘
導体は大部分再循環することができた。残存溶液中のそ
の他は例えば空気吹き込みによって酸化することがで
き、この方法でpHは9.0以下に低下させることがで
き、残存溶液は公共下水に捨てることができる。
【0035】本発明の現像溶液は各種の写真黒白材料、
例えばスチル写真用の素人及び職業用材料、放射線写真
記録及び複製材料、映画記録及び複製材料、及びマイク
ロフィルムを現像するために使用できる。しかしなが
ら、本発明の利点は、線縁及びスクリーンドット原画の
正確な再生の重要性の見地において、グラフィックアー
ト用カメラ又は複製材料を現像することで最も明らかに
なる。
例えばスチル写真用の素人及び職業用材料、放射線写真
記録及び複製材料、映画記録及び複製材料、及びマイク
ロフィルムを現像するために使用できる。しかしなが
ら、本発明の利点は、線縁及びスクリーンドット原画の
正確な再生の重要性の見地において、グラフィックアー
ト用カメラ又は複製材料を現像することで最も明らかに
なる。
【0036】これらの写真材料中に存在する乳剤は、任
意のハロゲン化銀組成物、例えば、塩化銀、臭化銀、塩
臭化銀、沃臭化銀及び塩沃臭化銀乳剤であることができ
る。乳剤はネガ作用型又は直接ポジ型に属することがで
き、例えば外部からかぶらせた型又は材料もしくは現像
溶液中でかぶり形成剤を必要とするかぶらせてない型に
属することができる。しかしながら最良の結果は、各種
のグラフィックアート材料における場合に普通であるネ
ガ塩臭化銀乳剤を含有する材料に本発明の現像溶液を適
用するとき得られる。
意のハロゲン化銀組成物、例えば、塩化銀、臭化銀、塩
臭化銀、沃臭化銀及び塩沃臭化銀乳剤であることができ
る。乳剤はネガ作用型又は直接ポジ型に属することがで
き、例えば外部からかぶらせた型又は材料もしくは現像
溶液中でかぶり形成剤を必要とするかぶらせてない型に
属することができる。しかしながら最良の結果は、各種
のグラフィックアート材料における場合に普通であるネ
ガ塩臭化銀乳剤を含有する材料に本発明の現像溶液を適
用するとき得られる。
【0037】本発明の液によって現像できる写真材料
は、多くの用途の場合の如く単一乳剤層からなることが
できるか、又はそれらは二つ以上の乳剤層によって構成
することができる。感光性乳剤層以外に、写真材料は幾
つかの非感光性層、例えば保護層、一つ以上の裏塗層、
一つ以下の下塗塗層、及び一つ以上の中間層例えばフィ
ルター層を含有できる。
は、多くの用途の場合の如く単一乳剤層からなることが
できるか、又はそれらは二つ以上の乳剤層によって構成
することができる。感光性乳剤層以外に、写真材料は幾
つかの非感光性層、例えば保護層、一つ以上の裏塗層、
一つ以下の下塗塗層、及び一つ以上の中間層例えばフィ
ルター層を含有できる。
【0038】本発明の溶液によって現像しうる写真材料
中に存在する乳剤は、例えばP. GlafkidesのChimie et
Physique Photographique ; G. F. DuffinのPhotograph
ic Emulsion Chemistry ; V. L. ZelikmanのMaking and
Coating Photographic Emulsion ;及びAkademische Ve
rlagsgesellschaft 1968年発行、H. Frieser編、Di
e Grundlagen der Photographischen Prozesse mit Sil
berhalogenidenに記載されている如く化学的に増感でき
る。前記文献に記載されている如く化学増感は少量の硫
黄を含有する化合物、例えばチオサルフェート、チオシ
アネート、チオ尿素、サルファイト、メルカプト化合
物、及びローダミンの存在下に熟成を行うことによって
実施できる。乳剤は又金−硫黄熟成剤により、又は還元
剤例えばGB789823に記載されている如く錫化合
物、アミン、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジン−スル
フィン酸及びシラン化合物によっても増感できる。
中に存在する乳剤は、例えばP. GlafkidesのChimie et
Physique Photographique ; G. F. DuffinのPhotograph
ic Emulsion Chemistry ; V. L. ZelikmanのMaking and
Coating Photographic Emulsion ;及びAkademische Ve
rlagsgesellschaft 1968年発行、H. Frieser編、Di
e Grundlagen der Photographischen Prozesse mit Sil
berhalogenidenに記載されている如く化学的に増感でき
る。前記文献に記載されている如く化学増感は少量の硫
黄を含有する化合物、例えばチオサルフェート、チオシ
アネート、チオ尿素、サルファイト、メルカプト化合
物、及びローダミンの存在下に熟成を行うことによって
実施できる。乳剤は又金−硫黄熟成剤により、又は還元
剤例えばGB789823に記載されている如く錫化合
物、アミン、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジン−スル
フィン酸及びシラン化合物によっても増感できる。
【0039】ハロゲン化銀乳剤はJohn Wiley and Sons
1964年発行、F. M. Hamer 著、The Cyanine Dyes a
nd Related Compoundsに記載されている染料の如きメチ
ン染料でスペクトル増感できる。スペクトル増感のため
使用できる染料には、シアニン染料、メロシアニン染
料、錯体シアニン染料、錯体メロシアニン染料、ヘミシ
アニン染料、スチリル染料及びヘミオキソノール染料を
含む。特に価値ある染料はシアニン染料、メロシアニン
染料及び錯体メロシアニン染料に属するものである。赤
外増感染料及び超増感化合物との組合せを存在させるこ
とができる。
1964年発行、F. M. Hamer 著、The Cyanine Dyes a
nd Related Compoundsに記載されている染料の如きメチ
ン染料でスペクトル増感できる。スペクトル増感のため
使用できる染料には、シアニン染料、メロシアニン染
料、錯体シアニン染料、錯体メロシアニン染料、ヘミシ
アニン染料、スチリル染料及びヘミオキソノール染料を
含む。特に価値ある染料はシアニン染料、メロシアニン
染料及び錯体メロシアニン染料に属するものである。赤
外増感染料及び超増感化合物との組合せを存在させるこ
とができる。
【0040】考慮しているハロゲン化銀乳剤は前述した
如く現像溶液中に存在させることができる同じ化学群の
代表的なもので安定化できる。他の好ましい化合物には
トリアザインデン、テトラザインデン及びペンタザイン
デン、特にZ.Wiss. Phot.47巻(1952年)、2〜
58頁にBirrによって発表されたものを含む。
如く現像溶液中に存在させることができる同じ化学群の
代表的なもので安定化できる。他の好ましい化合物には
トリアザインデン、テトラザインデン及びペンタザイン
デン、特にZ.Wiss. Phot.47巻(1952年)、2〜
58頁にBirrによって発表されたものを含む。
【0041】これらの写真材料のゼラチン結合剤は適切
な硬化剤例えばエポキサイド系のもの、エチレンイミン
系のもの、ビニルスルホン系のもの例えば1,3−ビニ
ルスルホニル−2−プロパノール、クロム塩例えば酢酸
クロム及びクロム明ばん、アルデヒド例えばホルムアル
デヒド、グリオキサール及びグルタルアルデヒド、N−
メチロール化合物例えばジメチロール尿素及びメチロー
ルジメチルヒダントイン、ジオキサン誘導体例えば2,
3−ジヒドロキシ−ジオキサン、活性ビニル化合物例え
ば1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−
トリアジン、活性ハロゲン化合物例えば2,4−ジクロ
ロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン、及びムコハロゲ
ン酸例えばムコクロル酸及びムコフェノキシクロル酸で
硬化できる。これらの硬化剤は単独で又は組合せて使用
できる。結合剤は又US4063952に記載されてい
る如きカルバモイルピリジニウム塩のような急速反応性
硬化剤で、及びヨーロッパ特許出願第90.20185
0.6号に記載されている如きオニウム化合物で硬化す
ることもできる。
な硬化剤例えばエポキサイド系のもの、エチレンイミン
系のもの、ビニルスルホン系のもの例えば1,3−ビニ
ルスルホニル−2−プロパノール、クロム塩例えば酢酸
クロム及びクロム明ばん、アルデヒド例えばホルムアル
デヒド、グリオキサール及びグルタルアルデヒド、N−
メチロール化合物例えばジメチロール尿素及びメチロー
ルジメチルヒダントイン、ジオキサン誘導体例えば2,
3−ジヒドロキシ−ジオキサン、活性ビニル化合物例え
ば1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−
トリアジン、活性ハロゲン化合物例えば2,4−ジクロ
ロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン、及びムコハロゲ
ン酸例えばムコクロル酸及びムコフェノキシクロル酸で
硬化できる。これらの硬化剤は単独で又は組合せて使用
できる。結合剤は又US4063952に記載されてい
る如きカルバモイルピリジニウム塩のような急速反応性
硬化剤で、及びヨーロッパ特許出願第90.20185
0.6号に記載されている如きオニウム化合物で硬化す
ることもできる。
【0042】考慮している写真材料は、写真乳剤層又は
少なくとも一つの他の親水性コロイド層中に各種の界面
活性剤を更に含有できる。好ましい界面活性剤は過弗素
化アルキル基を含有する化合物である。
少なくとも一つの他の親水性コロイド層中に各種の界面
活性剤を更に含有できる。好ましい界面活性剤は過弗素
化アルキル基を含有する化合物である。
【0043】写真材料は更に各種の他の添加剤例えば写
真材料の寸法安定性を改良する化合物、紫外線吸収剤、
スペーシング剤、及び可塑剤を含有できる。
真材料の寸法安定性を改良する化合物、紫外線吸収剤、
スペーシング剤、及び可塑剤を含有できる。
【0044】前述した如く写真材料は、幾つかの非感光
性層、例えば保護最上層、一つ以上の裏塗層、及び散乱
光を吸収するフィルターもしくはハレイション防止染料
を含有する一つ以上の中間層を含有でき、かくして像鮮
鋭度を促進できる。好適な光吸収染料は例えばUS40
92168、US4311787、DE2453217
及びGB7907440に記載されている。一つ以上の
裏塗層は支持体の非感光性側に設けることができる。カ
ール防止層として作用できるこれらの層は、例えばシリ
カ粒子の如き艶消剤、滑剤、耐電防止剤、光吸収染料、
不透明化剤例えば二酸化チタン及び通常の成分例えば硬
化剤及び湿潤剤を含有できる。
性層、例えば保護最上層、一つ以上の裏塗層、及び散乱
光を吸収するフィルターもしくはハレイション防止染料
を含有する一つ以上の中間層を含有でき、かくして像鮮
鋭度を促進できる。好適な光吸収染料は例えばUS40
92168、US4311787、DE2453217
及びGB7907440に記載されている。一つ以上の
裏塗層は支持体の非感光性側に設けることができる。カ
ール防止層として作用できるこれらの層は、例えばシリ
カ粒子の如き艶消剤、滑剤、耐電防止剤、光吸収染料、
不透明化剤例えば二酸化チタン及び通常の成分例えば硬
化剤及び湿潤剤を含有できる。
【0045】写真材料の支持体は不透明又は透明である
ことができ、例えば紙支持体又は樹脂支持体であること
ができる。紙支持体を使用するとき、一側又は両側をα
−オレフィン重合体例えば所望によってハレイション防
止染料又は顔料を含有するポリエチレン層で被覆したも
のが好ましい。有機樹脂支持体、例えば硝酸セルロース
フィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタ
ールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポ
リ塩化ビニルフィルム、又はポリ−α−オレフィンフィ
ルム例えばポリエチレンもしくはポリプロピレンフィル
ムも使用できる。かかる有機樹脂フィルムの厚さは0.
07〜0.35mmであるのが好ましい。これらの有機
樹脂支持体は、シリカ又は二酸化チタンの如き水不溶性
粒子を含有できる下塗層で被覆するのが好ましい。
ことができ、例えば紙支持体又は樹脂支持体であること
ができる。紙支持体を使用するとき、一側又は両側をα
−オレフィン重合体例えば所望によってハレイション防
止染料又は顔料を含有するポリエチレン層で被覆したも
のが好ましい。有機樹脂支持体、例えば硝酸セルロース
フィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタ
ールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポ
リ塩化ビニルフィルム、又はポリ−α−オレフィンフィ
ルム例えばポリエチレンもしくはポリプロピレンフィル
ムも使用できる。かかる有機樹脂フィルムの厚さは0.
07〜0.35mmであるのが好ましい。これらの有機
樹脂支持体は、シリカ又は二酸化チタンの如き水不溶性
粒子を含有できる下塗層で被覆するのが好ましい。
【0046】本発明の溶液で現像されるべき写真材料
は、その特別の用途に従って好都合な任意の光源によっ
て像に従って露光できる。
は、その特別の用途に従って好都合な任意の光源によっ
て像に従って露光できる。
【0047】処理のために、処理溶液を自動的に補給す
るための装置を設けた自動的に操作する装置を使用する
のが好ましい。本発明による処理溶液は、次の処理溶液
中へ運ばれることによる液体容積の減少に対してのみな
らず、アスコルビン酸誘導体分子の酸化によるpH低下
に対して補給しなけらばならない。これは規則的な時間
間隔基準で例えば毎日の基準ですることができるか、又
は永久pH測定装置による自動的に監視することができ
る。
るための装置を設けた自動的に操作する装置を使用する
のが好ましい。本発明による処理溶液は、次の処理溶液
中へ運ばれることによる液体容積の減少に対してのみな
らず、アスコルビン酸誘導体分子の酸化によるpH低下
に対して補給しなけらばならない。これは規則的な時間
間隔基準で例えば毎日の基準ですることができるか、又
は永久pH測定装置による自動的に監視することができ
る。
【0048】現像工程に続いて洗浄工程、定着溶液及び
他の洗浄又は安定化工程をすることができる。最後に写
真材料は乾燥する。所望ならば最初の洗浄工程は省略で
きる。
他の洗浄又は安定化工程をすることができる。最後に写
真材料は乾燥する。所望ならば最初の洗浄工程は省略で
きる。
【0049】下記実施例は本発明を示すが、しかしこれ
に限定するものではない。
に限定するものではない。
【0050】実施例 1 典型的なグラフィックアート塩臭化銀乳剤を二重ジェッ
ト法で作った。ハロゲン化銀組成は83.6モル%の塩
化銀、16モル%の臭化銀及び0.4モル%の沃化銀で
あり、平均粒度は0.27μであった。不活性ゼラチン
を加えた後、乳剤を化学的に熟成し最良のかぶり感度関
係にし、次いで青及び緑スペクトル帯域に対してスペク
トル増感した。
ト法で作った。ハロゲン化銀組成は83.6モル%の塩
化銀、16モル%の臭化銀及び0.4モル%の沃化銀で
あり、平均粒度は0.27μであった。不活性ゼラチン
を加えた後、乳剤を化学的に熟成し最良のかぶり感度関
係にし、次いで青及び緑スペクトル帯域に対してスペク
トル増感した。
【0051】最後に乳剤を4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデンによって安定化
した。通常の被覆助剤及び通常の硬化剤を加えた後、乳
剤を、AgNO3 /m2 として表わして6.25g/m2 の
銀被覆率で透明ポリエチレンテレフタレート支持体の一
側に被覆した。
−1,3,3a,7−テトラザインデンによって安定化
した。通常の被覆助剤及び通常の硬化剤を加えた後、乳
剤を、AgNO3 /m2 として表わして6.25g/m2 の
銀被覆率で透明ポリエチレンテレフタレート支持体の一
側に被覆した。
【0052】作った写真材料の乾燥被覆した試料を、一
方では連続色調楔を介して、他方では連続色調楔と組合
せた線54本/cmの罫線を有する接触スクリーンを介
して、通常の白色光源によって露光した。
方では連続色調楔を介して、他方では連続色調楔と組合
せた線54本/cmの罫線を有する接触スクリーンを介
して、通常の白色光源によって露光した。
【0053】次にこれらの試料を、一方では本発明によ
る溶液(A)により、そして他方で通常のハイドロキノ
ン−フェニドン対照溶液(B)により現像した。二つの
現像液の組成を下表1に示す:
る溶液(A)により、そして他方で通常のハイドロキノ
ン−フェニドン対照溶液(B)により現像した。二つの
現像液の組成を下表1に示す:
【0054】 表 1 成 分 溶液A 溶液B アスコルビン酸 150g − 臭化カリウム 25g 10g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.08g 0.03g ハイドロキノン − 20g フェニドン − 0.5g 炭酸カリウム − 24g 亜硫酸カリウム − 65g 右記pHを達成するための水酸化カリウム 12.35 10.5 水で1lにした 1l 1l
【0055】32℃で溶液A及びBで現像後の感度測定
値及びスクリーンドット品質等級を表2に示す。
値及びスクリーンドット品質等級を表2に示す。
【0056】 表 2 溶液 現像時間 かぶり S1 階調(t)2 階調3 ドット等級4 A 20秒 0.04 105 5.3 10 2 A 30秒 0.05 123 7.0 22 1.5〜2 A 40秒 0.05 132 8.9 29 1.5 A 50秒 0.06 138 7.2 30 1.5 B 20秒 0.03 95 3.3 10 >4 B 30秒 0.03 100 3.3 11 3.5 B 40秒 0.03 100 3.3 11 3 B 50秒 0.03 102 3.3 11 3
【0057】註: 1:S:濃度2.00+かぶりで測定し、相対算術値で
表わした感度:この場合現像液Bで30秒現像に対する
感度を任意に100とした:価が大であればある程感度
は大である; 2:階調(t):濃度0.1と0.5の間で測定した感
度測定曲線の先での階調; 3:階調:濃度1.0と3.0の間で測定した階調; 4:0(最良)から5(最悪)までの範囲を任意の単位
で表わしたドット品質等級:値は10%、50%及び9
0%ドットに対する等級の平均である。
表わした感度:この場合現像液Bで30秒現像に対する
感度を任意に100とした:価が大であればある程感度
は大である; 2:階調(t):濃度0.1と0.5の間で測定した感
度測定曲線の先での階調; 3:階調:濃度1.0と3.0の間で測定した階調; 4:0(最良)から5(最悪)までの範囲を任意の単位
で表わしたドット品質等級:値は10%、50%及び9
0%ドットに対する等級の平均である。
【0058】表2の結果は本発明による現像溶液(A)
で得られた良いドット品質及び急傾斜階調を明らかに証
明している。
で得られた良いドット品質及び急傾斜階調を明らかに証
明している。
【0059】実施例 2 本発明による現像溶液(C)及びZwickyの配合による先
行技術の対照溶液(D)を下記表3に示す組成で作っ
た:
行技術の対照溶液(D)を下記表3に示す組成で作っ
た:
【0060】 表 3 成 分 溶液C 溶液D 臭化カリウム 25g 18.8g アスコルビン酸 150g 112.5g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.1g − ホルムアルデヒド亜硫酸ナトリウム − 37.5g 右記pHを達成するための水酸化カリウム 12.35 10.5 水で1lにした 1l 1l
【0061】表4に32℃で種々の現像時間での感度測
定結果及びドット品質等級を示す。
定結果及びドット品質等級を示す。
【0062】 表 4 溶液 現像時間 かぶり S 階調(t) 階調 ドット等級 C 20秒 0.05 91 6.2 20 1.5 C 40秒 0.08 105 8.1 32 1.5 C 60秒 0.10 115 9.3 27 1.5 D 60秒 0.03 72 4.5 − 3.5 D 90秒 0.04 93 4.8 14 3〜3.5 D 120秒 0.06 91 4.6 17 3〜3.5
【0063】表4は、Zwickyの配合と比較して本発明に
よる現像液による短い現像時間で達した良好な階調及び
ドット品質等級を明らかに示している。
よる現像液による短い現像時間で達した良好な階調及び
ドット品質等級を明らかに示している。
【0064】実施例 3 実施例1におけるのと同じグラフィックアート材料の試
料を、同じ方法で露光し、表5に示す組成を有し、pH
値においてのみ異なる現像液(E)及び(F)で32℃
で現像した:
料を、同じ方法で露光し、表5に示す組成を有し、pH
値においてのみ異なる現像液(E)及び(F)で32℃
で現像した:
【0065】 表 5 成 分 溶液E 溶液F イソ−アスコルビン酸ナトリウム・H2O 184g 184g 臭化カリウム 25g 25g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.08g 0.08g 右記pHを達成するための水酸化カリウム 11.75 12.35 水で1lにした 1l 1l
【0066】感度測定結果及びドット品質等級を表6に
示す:
示す:
【0067】 表 6 溶液 現像時間 かぶり S 階調(t) 階調 ドット等級 E 20秒 0.03 83 4.1 9.3 3 E 30秒 0.03 93 4.7 11 2.5 E 40秒 0.03 98 4.4 13 2.5 E 50秒 0.03 100 4.5 18 2.5 E 60秒 0.03 102 4.6 21 2.5 F 20秒 0.03 98 6.0 9.5 2 F 30秒 0.04 129 8.4 24 1.5 F 40秒 0.04 135 9.0 40 1.0 F 50秒 0.05 138 9.8 42 1.0 F 60秒 0.05 145 9.6 48 1.0
【0068】表6に示した結果は、階調及びドット品質
等級について本発明による12より大なるpHの有利な
影響を明らかに示している。同時にこの実施例は別の現
像主薬としてイソ−アスコルビン酸の有用性を示してい
る。
等級について本発明による12より大なるpHの有利な
影響を明らかに示している。同時にこの実施例は別の現
像主薬としてイソ−アスコルビン酸の有用性を示してい
る。
【0069】実施例 4 前記各実施例におけるのと同じグラフィックアート材料
を、再び同じ方法で露光し、下表7に示す組成を有し、
pH値のみ異なる現像液(G)、(H)及び(I)で3
2℃で20秒間現像した:
を、再び同じ方法で露光し、下表7に示す組成を有し、
pH値のみ異なる現像液(G)、(H)及び(I)で3
2℃で20秒間現像した:
【0070】 表 7 成 分 溶液G 溶液H 溶液I アスコルビン酸 110g 110g 110g 臭化カリウム 25g 25g 25g 1−フェニル−5−メルカプト テトラゾール 0.08g 0.08g 0.08g 右記pHを達成するための 水酸化ナトリウム 11.5 12.0 12.0 水で1lにした 1l 1l 1l
【0071】感度測定結果及びドット等級を表8に示
す。
す。
【0072】 表 8 溶液 pH かぶり S 階調(t) 階調 ドット等級 G 11.5 0.04 79 3.4 −(1) 4 H 12.0 0.04 105 3.9 15 3 I 13.0 0.12 138 9.4 16 1.5
【0073】註:(1):濃度3.0に達しなかった。
【0074】本実施例は前述した例と同じく、階調及び
ドット等級についてのpHの効果を示している。
ドット等級についてのpHの効果を示している。
【0075】実施例 5 アスコルビン酸濃度のみを変えて一連の現像溶液を作っ
た(表9参照);組成物の残余は実施例4の溶液(H)
と同じであった(pH12.0)。
た(表9参照);組成物の残余は実施例4の溶液(H)
と同じであった(pH12.0)。
【0076】 表 9 溶 液 アスコルビン酸濃度 J 20g/l K 35g/l L 71g/l M 110g/l N 150g/l
【0077】前記各実施例と同じグラフィックアート材
料を同じ方法で露光し、溶液(J)〜(N)で35℃で
40秒間現像した。表10に感度測定結果及びドット品
質等級を示す。
料を同じ方法で露光し、溶液(J)〜(N)で35℃で
40秒間現像した。表10に感度測定結果及びドット品
質等級を示す。
【0078】 表 10 溶液 かぶり S 階調(t) 階調 ドット等級 J 0.03 − 2.7 − 5 K 0.03 − 3.4 − >4 L 0.04 112 4.7 16 3 M 0.04 112 5.1 20 3 N 0.16 126 8.2 21 2.5
【0079】結果は階調及びドット品質等級についてア
スコルビン酸の濃度増大の効果を明らかに示している。
本発明による最低値であるpH12.0で、0.4モル
/lに相当するアスコルビン酸70g/lより大である
濃度が許容しうる結果を得るために必要であった。
スコルビン酸の濃度増大の効果を明らかに示している。
本発明による最低値であるpH12.0で、0.4モル
/lに相当するアスコルビン酸70g/lより大である
濃度が許容しうる結果を得るために必要であった。
フロントページの続き (72)発明者 ジノ・リュク・ド・リック ベルギー国ベ 2640 モートゼール、グ ラーフ、デュルセルストラート 1 (56)参考文献 特開 平4−270343(JP,A) 特開 昭59−191035(JP,A) 特開 昭50−51731(JP,A) 米国特許3386824(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 5/30 G03C 5/305
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも12.0のpHを示し、一般
式 【化1】 (式中Xは酸素原子又はイミノ基を表わし、nは1〜4
の正の整数を表わし、Rはnが1であるときヒドロキシ
基を表わし、Rはnが2〜4であるときヒドロキシ基又
は水素原子を表わす)に相当する糖誘導体又はそのアル
カリ金属塩を0.4モル/lより多く含有することを特
徴とする浸漬現像用写真現像溶液。 - 【請求項2】 前記糖誘導体がl−アスコルビン酸又は
イソ−アスコルビン酸であることを特徴とする請求項1
の写真現像溶液。
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