JP3061042U - スクイズ容器 - Google Patents

スクイズ容器

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JP3061042U
JP3061042U JP1999000302U JP30299U JP3061042U JP 3061042 U JP3061042 U JP 3061042U JP 1999000302 U JP1999000302 U JP 1999000302U JP 30299 U JP30299 U JP 30299U JP 3061042 U JP3061042 U JP 3061042U
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JP
Japan
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squeeze container
container according
squeeze
curved surface
container body
Prior art date
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Application number
JP1999000302U
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English (en)
Inventor
義則 稲川
英哉 鈴木
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容液の吐出量を容易に調整できると共に、
把持時における内容液の飛び出しや泡立ちを容易に解消
することのできるスクイズ容器を提供する。 【解決手段】 容器本体11の側面を把持押圧して、先
端ノズル部12から内容液を吐出するスクイズ容器10
において、容器本体11が略正方形横断面形状を有し、
この正方形横断面形状の各辺部に位置する側面13が外
側に凸の曲面となっている。側面13を構成する曲面の
曲率半径は、面間寸法の2倍を角数で除した値よりも大
きく、かつ面間寸法の角数倍より小さいことが好まし
い。また側面13を構成する曲面が少なくとも1カ所の
窪み部を有することが好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はスクイズ容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
断面が円形又は楕円である従来のスクイズ容器は、容器本体が座屈するまで押 し続けることが容易なため、内容液の吐出量を調整することが難しい。
【0003】 容器本体の断面形状を正方形等の角形断面とすれば、側面を押圧することによ るスクイズ量を両側の角部により規制して、内容液の吐出量を制限できるが、角 形断面の各辺部に位置する側面は、これと垂直な方向の力に対する剛性が小さい ため、把持時に一度に変形してノズル部に残っている内容液を飛び出させたり、 泡立ちを生じることがある。
【0004】 本考案は、内容液の吐出量を容易に調整できると共に、把持時の内容液の飛び 出しや泡立ちを防止できるスクイズ容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のスクイズ容器は、容器本体が略角形横断面形状を有し、かつ略角形横 断面形状の各辺部に位置する側面が外側に凸の曲面となってる。
【0006】
【考案の実施の形態】
スクイズ容器10は、台所用の液体洗剤を、容器本体11の側面への押圧(ス クイズ)動作により先端ノズル部12から吐出させて使用するもので、図1乃至 図3に示すように、容器本体11が略正方形の横断面形状を有し、且つこの横断 面形状の各辺部に位置する4箇所の側面13が各々外側に凸の曲面となっている 。
【0007】 スクイズ容器10の容器本体11は、略正方形横断面形状の各辺部に位置する 4箇所の側面13が各々外側に凸の曲面となっているので、容器本体11を把持 する際の側面13と垂直な方向からの把持力に対する剛性が向上し、側面13の 変形量を小さくして、先端ノズル部12に残っている液体洗剤の飛び出しや、泡 立ちを防止する。また、容器本体11の側面13を押圧することによるスクイズ 量は、両側の角部15によって規制されるので、スクイズ量を容易に調整して、 使い過ぎを防止できる。
【0008】 スクイズ容器10は、面間寸法すなわち互いに対向する側面13間の距離が約 50mm、容器本体11の高さが約150mm、キャップ部14及び先端ノズル 部12の高さが約36mm程度の大きさの、液体洗剤を内容液として収容し、ス クイズ動作によって先端ノズル部12から吐出させる容器である。
【0009】 容器本体11は、合成樹脂からなる。下端部が外方へ広がると共に底面が平坦 なので、安定した状態で立設配置できる。その先端取出し口には雄ネジが形成さ れ、これにキャップ部14を装着して上記先端ノズル部12が設けられる。ノズ ル部12の球体19を引き上げることで、先端の吐出口12aが開口する。引き 上げを容易とするために、球体19の最も膨らんだ部分につば12bを設けた。 容器本体11の各側面13を構成する曲面の曲率半径は、50mmである。各隣 接する側面13間に介在する略正方形横断面形状の4箇所の各角部15もまた各 々外側に凸の曲面となっていて、この角部15の曲面の曲率半径は30mmであ る。
【0010】 上記側面13の曲面の曲率半径は、本実施形態の如く面間寸法の2倍を角数で 除した値よりも大きく、かつ面間寸法の角数倍より小さくすることが、ボトルの 剛性が向上するため好ましい。なお、本考案における面間寸法とは、略角形断面 における最も離れて位置する側面間の距離を意味し、角数が偶数の場合には、互 いに対向する側面間の距離を意味する。
【0011】 対向する一対の側面13の上半部分には、楕円曲面状の第1窪み16とこの第 1窪み16の中央部分に形成された円形曲面状の第2窪み17とからなる2重構 造の窪み部18が形成されている。この上半部分は、容器本体11を把持してス クイズ動作を行い易い位置である。窪み部18が形成されていることにより、手 の感触によってこの位置を容易に識別し、スクイズ位置の目安とできると共に、 把持した際の滑り止め防止効果を発揮し、さらに各側面13の剛性を向上させる 。また、窪み部18を有する側面13を押圧してスクイズした場合、単なる曲面 部を押圧する場合よりもスクイズ量が規制されるため、液体洗剤の使い過ぎをさ らに効果的に防止できる。
【0012】 本考案は上記実施形態に限定されない。例えば、容器本体11は必ずしも略正 方形横断面形状を有する必要はなく、略正六角形横断面形状や略長方形横断面形 状等、その他の略角形横断面形状を有していても良い。
【0013】
【考案の効果】
本考案のスクイズ容器によれば、内容液の吐出量を容易に調整できると共に、 把持時における内容液の飛び出しや泡立ちを容易に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係るスクイズ容器を示す
正面図である。
【図2】本考案の一実施形態に係るスクイズ容器を示す
側面図である。
【図3】本考案の一実施形態に係るスクイズ容器を示
す、図1を上方から視た平面図である。
【符号の説明】
10 スクイズ容器 11 容器本体 12 先端ノズル部 13 側面 15 角部 16 第1窪み 17 第2窪み 18 窪み部

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の側面を把持押圧して、先端ノ
    ズル部から内容液を吐出するスクイズ容器において、容
    器本体が略角形横断面形状を有し、該略角形横断面形状
    の各辺部に位置する側面が外側に凸の曲面であるスクイ
    ズ容器。
  2. 【請求項2】 上記略角形横断面形状が略正方形横断面
    形状である請求項1記載のスクイズ容器。
  3. 【請求項3】 上記曲面の曲率半径が、面間寸法の2倍
    を角数で除した値よりも大きく、かつ面間寸法の角数倍
    より小さい請求項1又は2に記載のスクイズ容器。
  4. 【請求項4】 上記曲面が少なくとも1カ所の窪み部を
    有する請求項1〜3のいずれかに記載のスクイズ容器。
  5. 【請求項5】 上記窪み部が、楕円曲面状である請求項
    4記載のスクイズ容器。
  6. 【請求項6】 上記窪み部が、上記容器本体の把持部に
    形成されている請求項4又は5に記載のスクイズ容器。
  7. 【請求項7】 上記窪み部が、その中央部分に第2の窪
    み部を備える2重構造の窪み部となっている請求項4〜
    6のいずれかに記載のスクイズ容器。
  8. 【請求項8】 隣接する上記側面間に介在する各角部
    が、各々外側に凸の曲面となっている請求項1〜7のい
    ずれかに記載のスクイズ容器。
  9. 【請求項9】 上記容器本体が合成樹脂からなる請求項
    1〜8のいずれかに記載のスクイズ容器。
  10. 【請求項10】 上記容器本体は、その下端部が外方へ
    広がると共に底面が自立可能な形状である請求項1〜9
    のいずれかに記載のスクイズ容器。
  11. 【請求項11】 底面が平坦である請求項10に記載の
    スクイズ容器。
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