JP3060802B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP3060802B2
JP3060802B2 JP5270206A JP27020693A JP3060802B2 JP 3060802 B2 JP3060802 B2 JP 3060802B2 JP 5270206 A JP5270206 A JP 5270206A JP 27020693 A JP27020693 A JP 27020693A JP 3060802 B2 JP3060802 B2 JP 3060802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力した仮名文字列を
仮名漢字交じり文に変換する文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文章を作成する時、一連の関連語
を使用することが多い場合においては、その作成効率を
向上させるために、一連の関連語を代表する代表語の読
みを示す文字列の先頭に所定の文字を付加した文字列
と、一連の関連語の表記とを対応付けて仮名漢字変換の
辞書に登録しておき、文書編集中に、仮名漢字変換操作
により一連の関連語の変換を可能にしたものが提案され
ている。
【0003】例えば、特開平4−165459号公報に
示される文書処理装置では、所定の文字「ん」を先頭に
付加した代表語の読みに対応して、その代表語と意味の
関連する一連の関連語が登録されている辞書を備え、一
連の関連語に対応する代表語の読みを入力して仮名漢字
変換を実行すると一連の関連語を変換候補として出力し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような関連語辞書を持つ従来の文書処理装置では、そ
の関連語を代表する語の読みを知らなかったり、代表語
を忘れてしまうと、関連語を出力できなかった。
【0005】例えば、会社に関連する語、即ち、その代
表語である読み「んかいしゃ」中の関連語候補である
「人事」、「営業」、「企画」、「事業」等を出力する
場合、代表語たる読み「んかいしゃ」を忘れてしまう
と、関連語候補を一切呼び出すことができなかった。
【0006】また、従来の文書処理装置では、一連の関
連語の中の一つが判っていても、その関連語を代表する
代表語の読みを確認する手段がないため、一連の関連語
を呼び出したくても、代表語の読みが判らない限り、そ
の他の関連語候補を出力する事はできなかった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、一連の関連語を代表する読みが
判らなくても、関連語の一つが判っていれば、その関連
語を含む一連の関連語を簡単に出力できる変換効率の良
い文書処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の文書処理装置は、図1に示すように、平仮
名の読み情報を持つ文字列を入力する入力手段と、各々
の平仮名の読みに対応して単語候補が登録されている単
語辞書と、所定の文字を先頭にした関連語を代表する読
みに対応し、その文字列と関連付けられた一連の関連語
の表記が変換候補として登録されている関連語辞書と、
入力された文字列の読みに該当する変換候補を前記単語
辞書及び関連語辞書から検索して出力する仮名漢字変換
手段とを備え、この候補の中から指定された表記を選択
し確定する文書処理装置において、前記入力手段により
入力された文字列が前記両辞書に存在するか否かを判断
する判断手段と、その判断手段により両辞書に存在しな
いと判断された文字列の先頭に前記所定の文字が存在す
るか否かを判別する判別手段と、その判別手段により、
所定の文字が存在すると判別されたとき、その所定の文
字を除く文字列に対応する前記所定の文字を先頭にした
関連語を代表する読みを前記両辞書を通じて検索し、そ
の読みが存在した場合にその読みを入力文字列とする検
索手段とを備えている。
【0009】尚、前記検索手段は、前記判別手段により
所定の文字が存在すると判別された文字列から所定の文
字を除く文字列に対応する表記を前記単語辞書から検索
し抽出する第1抽出手段と、その出力手段により出力さ
れた表記に対応する所定の文字を先頭にした関連語を代
表する読みを前記関連語辞書から検索し抽出する第2抽
出手段とからなることが望ましい。
【0010】
【作用】前記構成を有する本発明の文書処理装置におい
て、入力手段により文字列が入力されると、判断手段
は、その文字列が単語辞書及び関連語辞書に存在するか
否かを判断する。そして、判別手段が判断手段により両
辞書に存在しないと判断された文字列の先頭に所定の文
字が存在するか否かを判別する。判別手段により先頭に
所定の文字が存在すると判別された文字列に関して、検
索手段が所定の文字を除く文字列に対応する前記所定の
文字を先頭にした関連語を代表する読みを前記両辞書を
通じて検索し、その読みが存在した場合にその読みを入
力文字列とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の文書編集装置をダイヤル入力
装置つきテープ印字装置1に具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
【0012】図7はテープ印字装置の全体構成を示す。
このテープ印字装置1は、印字データを入力するための
入力装置10と、その印字データに従って印字テープに
印字を行なう印字装置(図示略)とを備えている。入力
装置10には入力部として機能する回転操作可能な選択
(入力)ダイヤル12が設けられている。この選択ダイ
ヤル12は円環状をなし、その円環状ダイヤル面12a
には文字(仮名、英字、数字)及び記号、符号等の多数
のキャラクタが表示されている。
【0013】入力装置10には、選択ダイヤル12の選
択位置を規定する位置合わせポイント14が設けられて
いる。選択ダイヤル12の内側には、入力すべき文字を
確定するため、及び、変換候補から候補を確定するため
に操作される確定キー13が選択ダイヤル12と同心的
に設けられている。選択ダイヤル12による選択動作の
後、この確定キー13が押されることにより、位置合わ
せポイント14に位置している平仮名が入力文字として
確定される。
【0014】この操作を連続して行い、変換すべき入力
文字列を確定した後、入力装置10に設けられている変
換キー15を押すと、入力文字列と図3に示す関連語辞
書及び図4に示す単語辞書の読みとを照合し、一致した
読みに対応する表記を変換候補として出力する。変換候
補の中から必要とする候補に位置合わせポイント14を
合わせ、確定キー13を押すことにより、候補が確定さ
れる。尚、位置合わせポイント14に合わせられる文
字、及び入力された読み、変換候補は、テープ印字装置
1のフレーム上に設けられた液晶ディスプレイ22に表
示されるようになっている。
【0015】入力装置10には、仮名文字列を漢字に変
換するための変換キー15の他、仮名文字列を漢字に変
換することなく確定するための無変換キーや選択ダイヤ
ル12の隣に位置して、スクロールキー16、挿入・削
除キー18、及び印字キー19など、文書編集に必要な
複数のファンクションキーが設けられている。スクロー
ルキー16、挿入・削除キー18は、一旦入力された文
字列を後で編集する際に操作される。
【0016】図2は本実施例の文書処理装置の構成を示
すブロック図である。この文書処理装置は、文書データ
を入力するための入力装置10と、液晶ディスプレイ2
2や印字装置24などの出力装置20と、制御装置30
と、作成した文書の保存等に使用する補助記憶装置(図
示略)とから構成されている。
【0017】制御装置30は、全体的プログラムを制御
するCPU31と、図5に示す制御処理プログラム32
cや仮名漢字変換で用いられる単語辞書32a及び関連
語辞書32bが記憶されるROM32と、ワーキング用
のRAM33とを備えており、入力装置10,出力装置
20,補助記憶装置とCPU31との間でデータ交換を
するために、入力装置10、出力装置20、補助記憶装
置は入出力インターフェース(I/O)34により制御
装置30と接続され、また、制御装置30内のROM3
2,RAM33,入出力インターフェース(I/O)3
4,CG−ROM35はバスライン36により、CPU
31と接続されている。
【0018】CG−ROM35は液晶ディスプレイ22
に表示すべき文字のドットパターンや、印字装置24で
印字すべき文字のドットパターンを記憶するものであ
る。
【0019】RAM33は、入力装置からのキー入力を
記憶する入力バッファ33a、削除フラグ33b等、各
種バッファやカウンタ、レジスタを備え、更に、作成し
た文書を記憶する文書保存領域33cを有している。
【0020】ROM32中には、図5に示すように本文
書編集装置の仮名漢字変換動作を制御するプログラム3
2cを記憶しており、また、関連語変換に用いられる関
連語辞書32bや、仮名漢字変換に用いられる単語辞書
32a等を備えている。
【0021】図3は関連語辞書32aの構成例である。
関連語辞書32aは、仮名漢字変換時に入力文字列と照
合させるために使用する〈読み〉と、仮名漢字変換時の
出力候補として漢字仮名混じり文字列などで登録された
〈表記〉とから構成される。関連語の読みは、先頭に
「ん」を持ち、続く文字列は関連語を容易に連想できる
代表語、もしくはその略語が平仮名で登録されている。
また、その表記は同じ読みに対して一連の関連語が複数
登録されており、例えば図3に示すように、読み「んか
いしゃ」に対し、表記「人事」、「営業」、「企画」、
「事業」等の会社に関連する語が登録されている。
【0022】図4は単語辞書32bの構成例であり、従
来の仮名漢字変換用辞書である。単語辞書32bは、仮
名漢字変換時に入力文字列と対照させるために使用する
〈読み〉と、仮名漢字変換時の出力候補である〈表記〉
とから構成される。読みは平仮名で「あいうえお」順に
ROM32に格納されている。そして、その読みに対応
して漢字仮名混じり文字列等で構成された表記が登録さ
れている。例えば、読み「じんじ」に対応する表記「人
事」、「じんじゃ」に対し「神社」等が登録されてい
る。
【0023】次に、上記構成のテープ印字装置の仮名漢
字変換動作を図5及び図6を参照して説明する。
【0024】電源を投入すると所定の初期化処理、例え
ば削除フラグをオフ(そのフラグ値を「0」にする)す
る等が実行され、その後、図5にフローチャートにて示
す制御処理プログラム32cが実行される。
【0025】まず、周知の仮名漢字変換機能から説明す
ると、例えば、選択ダイヤル12及び確定キー13の操
作により仮名文字列の「じんじゃ」を入力した(S1:
Yes、S2:No、S3)後に、変換キー15を押下
すると(S1・S2:Yes)、CPU31は単語辞書
32aに「じんじゃ」という読みが有るか照合する(S
4)。単語辞書32aの読みの中に「じんじゃ」という
読みが存在するので(S4:Yes)、図4に示すよう
に「じんじゃ」に対応する表記「神社」を抽出する(S
5)。現時点において削除フラグ33bはオフであるか
ら(S6:No)、表示処理(S7)が実行され、「神
社」に対応する表示用のドットパターンをCG−ROM
35から読み出して、そのドットパターンにて液晶ディ
スプレイ22に「神社」を表示する。
【0026】この状態で、選択ダイヤル12と確定キー
13を操作することにより選択確定処理が行われる(S
8)。即ち、選択ダイヤル12を操作すると、同じ読み
で異なる表記を持つ登録内容が複数ある場合には、複数
個の異なる表記が順次、変換候補として出力される。所
望の表記が見つかれば、その表記が出力されている状態
で確定キー13を押下すると、その表記が変換文字とし
て確定される。
【0027】また、選択ダイヤル12及び確定キー13
を操作して、前記仮名文字列「じんじゃ」を入力した状
態(S1:Yes、S2:No、S3)で、前記無変換
キーを操作する(S1:Yes、S2:No)と、「じ
んじゃ」が平仮名文字列として確定される(S3)。
【0028】また、関連語変換機能を説明すると、例え
ば、選択ダイヤル12及び確定キー13を操作して仮名
文字列「んかいしゃ」を入力し(S1:Yes、S2:
No、S3)、その後、変換キー15を押下する(S1
・S2:Yes)と、CPU31は、先ず単語辞書32
aに「んかいしゃ」という読みが有るかを照合する(S
4)。しかし、読み「んかいしゃ」は単語辞書32aに
は存在しないので(S4:No)、関連語変換を行うた
めに、関連語辞書32bに「んかいしゃ」という読みが
有るかを照合する(S9)。
【0029】図3に示すように、「んかいしゃ」は関連
語辞書32bの読みに存在するので(S9:Yes)、
読み「んかいしゃ」に対応する表記「人事」、「営
業」、「企画」等、読み「んかいしゃ」に対応する全て
の表記が変換候補として抽出され(S5)、関連語辞書
32bの読み「んかいしゃ」に対応する表記の先頭に位
置する「人事」が液晶ディスプレイ22に表示される
(S7)。そして、選択ダイヤル12が操作されると、
液晶ディスプレイ22の表示が「人事」から「営業」、
「企画」・・・と順次切換わり、所望の表記が表示され
ている状態で確定キー13を押下するとその表記が変換
文字として確定される(S8)。
【0030】一方、例えば、「人事」を含む一連の関連
語を表示したいが、その関連語を代表する代表語を忘れ
てしまった場合、その代表語の読みを表示する操作に付
いて、図6を参照して以下に説明する。
【0031】先ず、選択ダイヤル12及び確定キー13
を操作して、図6(a)に示すように、仮名文字列「ん
じんじ」と入力する(S1:Yes、S2:No、S
3)。その後、変換キー15を押下する(S4:Ye
s)と、CPU31は、仮名文字列「んじんじ」が単語
辞書32aに有るかを照合する(S4)。「んじんじ」
は単語辞書32aに存在しないので(S4:No)、次
に、仮名文字列「んじんじ」が関連語辞書32bに有る
かを照合する(S9)。「んじんじ」は関連語辞書32
bにも存在しないので(S9:No)、CPU31は、
仮名文字列の先頭に「ん」が有るか否か判別する(S1
0)。仮名文字列「んじんじ」の先頭は「ん」であるの
で(S10:Yes)、CPU31は、前記仮名文字列
から「ん」を削除する(S11)と共に削除フラグ33
bをオン(そのフラグ値を「1」にする)する(S1
2)。
【0032】そして、CPU31は新たな仮名文字列
「じんじ」が単語辞書32aの読みの中に有るかを照合
する(S4)。「じんじ」は単語辞書32aに存在する
ので、読み「じんじ」に対応する表記「人事」が抽出さ
れる(S5)。このとき、削除フラグ33bがオンであ
るから(S6:Yes)、CPU31は、表記「人事」
が関連語辞書32bの表記の中に有るかを照合する(S
13)。表記「人事」は関連語辞書32bの表記中に存
在する(S13:Yes)から、表記「人事」に対応す
る読み「んかいしゃ」が抽出される(S14)。この
「んかいしゃ」は「人事」を含む一連の関連語を代表す
る代表語である。
【0033】そして、CG−ROM35から仮名文字列
「んかいしゃ」を表示するためのドットパターンが読み
出され、図6(b)に示すように、このドットパターン
に基づいて液晶ディスプレイ22に仮名文字列「んかい
しゃ」が表示される(S16)。
【0034】「んかいしゃ」が表示されている状態で、
変換キー15を押下する(S1・S2:Yes)と、上
述したように、仮名文字列「んかいしゃ」が単語辞書3
2a及び関連語辞書32bに有るかが照合され(S3、
S4)、「んかいしゃ」は単語辞書32aにはなく(S
3:No)、関連語辞書32bには有るので(S9:Y
es)、「んかいしゃ」に対応する表記「人事」、「営
業」、「企画」等が抽出され(S6)、図6(c)に示
すように表記「人事」が液晶ディスプレイ22に表示さ
れる(S7)。この状態で、選択ダイヤル12が操作さ
れると、図6(d)及び図6(e)に示すように、「営
業」、「企画」・・・と、読み「んかいしゃ」に対応す
る一連の関連語の表記が順次液晶ディスプレイ22に表
示される。
【0035】尚、入力された仮名文字列が単語辞書32
aや関連語辞書32bの読みの中になく(S4・S9:
No)、その仮名文字列の先頭に「ん」がない場合(S
10:No)には、変換が不可能であることを使用者に
報知するために、「変換不可」等の仮名漢字変換が不可
能であることを示すメッセージを表示したり、図示しな
いブザーを鳴らす等のエラー処理が実行され(S1
7)、前記S1に戻る。
【0036】また、入力された仮名文字列が単語辞書3
2aや関連語辞書32bの読みの中になく(S4・S
9:No)、その仮名文字列の先頭に「ん」が有り、そ
の仮名文字列から先頭の「ん」を削除した文字列を読み
とする表記が単語辞書32aに存在する(S4:Ye
s)が、その表記が関連語辞書中の表記にない場合(S
6:Yes、S13:No)、前記エラー処理が実行さ
れる。
【0037】以上、詳述したように、本実施例のテープ
印字装置1では、通常の仮名文字列を入力した後に、変
換キー15を押下すれば、前記仮名文字列が単語辞書3
2aの読みと照合され、一致する読みが有れば、その読
みに対応する表記が変換候補として液晶ディスプレイ2
2に表示される。
【0038】また「ん」から始まる代表後、例えば「ん
かいしゃ」入力した後に、変換キー15を押下すれば、
前記仮名文字列が単語辞書32a及び関連語辞書32b
の読みと照合され、関連後辞書32bに一致する読みが
有れば、その読みに対応する表記、例えば、「人事」、
「営業」、「企画」等の会社に関連する表記が代表語
「んかいしゃ」に対応する一連の関連語の変換候補とし
て液晶ディスプレイ22に表示される。このことによ
り、関連語を多く使う文章を作成する際には、その文書
作成効率が向上する。
【0039】さらに、本実施例のテープ印字装置1で
は、一連の関連語に含まれる一つの表記、例えば「人
事」は知っているが、その表記を含む関連語を代表する
代表語、例えば「んかいしゃ」を忘れてしまった場合、
その表記の仮名文字列の先頭に「ん」を付加した仮名文
字列「んじんじ」を入力し、変換キー15を押下するだ
けで、その表記を含む一連の関連語を代表する代表語
「んかいしゃ」が液晶ディスプレイ22に表示される。
この状態で変換キー15を操作すれば、入力した表記を
含む一連の関連語が抽出され、その関連語、例えば「人
事」、「営業」、「企画」等が液晶ディスプレイ22に
表示される。
【0040】このように、本実施例のテープ印字装置1
では、一連の関連語を多く含む文章を作成する際、その
関連語を代表する代表語を忘れてしまったり、または知
らなくても、その関連語に含まれる一つの表記を知って
いれば、その表記の読みの先頭に「ん」を付加して入力
し、変換キー15を押下するだけで、その表記を含む関
連語を代表する代表語を液晶ディスプレイ22に表示さ
せ、入力文字列とすることができるので、さらに文書作
成効率が向上する。
【0041】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更することが
可能である。
【0042】上記実施例においては、関連語の一例とし
て会社に関する語を用いたが、それ以外にも、関連語と
して星座や干支等が考えられる。
【0043】また、上記実施例においては、一連の関連
語に含まれる一つの表記の読みの先頭に「ん」を付加し
て入力し、変換キーを押下することにより、その表記を
含む関連語を代表する代表語を液晶ディスプレイに表示
させ、再度変換キーを押下することにより、一連の関連
語を表示させたが、最初の変換キー押下後に、一定時間
代表語を表示した後に、その代表語に対応する一連の関
連語を表示するようにしてもよい。
【0044】また、上記実施例においては、一連の関連
語に含まれる一つの表記の読みの先頭に「ん」を付加し
て入力し、変換キーを押下することにより、その表記を
含む関連語を代表する代表語を液晶ディスプレイに表示
させたが、代表語を表示する前に、「人事」という表記
が単語辞書中に有り、関連語辞書にも有ることを示すた
めに、図6(f)に示すように、「ん人事」を一定時間
表示するようにしてもよい。上記実施例においては、一
連の関連語に含まれる一つの表記の読みの先頭に「ん」
を付加して入力したが、「ん」以外の文字、例えば
「*」「$」等の通常の仮名文字の先頭には位置しない
文字を付加してもよい。
【0045】また、本実施例では入力装置がダイヤル方
式であるものについて言明したが、入力装置はダイヤル
方式だけでなくキーボード方式でもよい。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したことから明かなように、
本発明の文書処理装置は、一連の関連語を代表する読み
が判らなくても、関連語の一つが判っていれば、その関
連語を含む一連の関連語を簡単に出力でき、変換効率が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の文書処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】関連語辞書構成例を示す説明図である。
【図4】単語辞書構成例を示す説明図である。
【図5】文書処理装置の仮名漢字変換処理を示すフロー
チャートである。
【図6】文書処理装置の仮名漢字変換の画面表示例であ
る。
【図7】ダイヤル入力装置付きテープ印字装置の概略斜
視図である。
【符号の説明】
13 確定キー 15 変換キー 22 液晶ディスプレイ 31 CPU 32 ROM 32a 関連語辞書 32b 単語辞書 32c 制御処理プログラム 33 RAM 33b 削除フラグ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平仮名の読み情報を持つ文字列を入力す
    る入力手段と、各々の平仮名の読みに対応して単語候補
    が登録されている単語辞書と、所定の文字を先頭にした
    関連語を代表する読みに対応し、その文字列と関連付け
    られた一連の関連語の表記が変換候補として登録されて
    いる関連語辞書と、入力された文字列の読みに該当する
    変換候補を前記単語辞書及び関連語辞書から検索して出
    力する仮名漢字変換手段とを備え、この候補の中から指
    定された表記を選択し確定する文書処理装置において、 前記入力手段により入力された文字列が前記両辞書に存
    在するか否かを判断する判断手段と、 その判断手段により両辞書に存在しないと判断された文
    字列の先頭に前記所定の文字が存在するか否かを判別す
    る判別手段と、 その判別手段により、所定の文字が存在すると判別され
    たとき、その所定の文字を除く文字列に対応する前記所
    定の文字を先頭にした関連語を代表する読みを前記両辞
    書を通じて検索し、その読みが存在した場合にその読み
    を入力文字列とする検索手段とを備えていることを特徴
    とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検索手段は、 前記判別手段により所定の文字が存在すると判別された
    文字列から所定の文字を除く文字列に対応する表記を前
    記単語辞書から検索し抽出する第1抽出手段と、 その出力手段により出力された表記に対応する所定の文
    字を先頭にした関連語を代表する読みを前記関連語辞書
    から検索し抽出する第2抽出手段とからなることを特徴
    とする請求項1に記載の文書処理装置。
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矢沢宏行ほか.「ATOK7 活用ハンドブック」.平成元年8月15日改訂新版発行,(株)技術評論社,第112−117頁.

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JPH07121527A (ja) 1995-05-12

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