JP3060562U - 画像形成装置の現像剤補給機構 - Google Patents

画像形成装置の現像剤補給機構

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JP3060562U
JP3060562U JP1998010347U JP1034798U JP3060562U JP 3060562 U JP3060562 U JP 3060562U JP 1998010347 U JP1998010347 U JP 1998010347U JP 1034798 U JP1034798 U JP 1034798U JP 3060562 U JP3060562 U JP 3060562U
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俊文 橋本
丈裕 西森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤補給ローラー駆動モーターを寿命に達
するまで使用することができ、また、現像剤補給ローラ
ー駆動用モーターの数が少なく済み、小型軽量で低価格
の画像形成装置の現像剤補給機構を提供する事である。 【解決手段】 本体フレームは、現像剤補給ローラー駆
動用モーターが取付られたモーター室と、補給用現像剤
収容部の位置決め用の係合受け部材とを備え、補給用現
像剤収容部は、係合受け部材に係合する係合部材を備
え、補給用現像剤収容部が装着される際に、補給用現像
剤収容部の外に有する現像剤補給ローラーのローラーギ
ヤとモーター室の外に有する現像剤補給ローラー駆動用
モーターのモーターギヤとが噛み合うことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、複写機、プリンタ等に代表される画像形成装置に関わり、特に現像 装置への現像剤補給機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ等に代表される画像形成装置において、現像部に現像剤、例 えば、トナーを補給する機構(現像剤補給機構)として、通常、以下に説明する ようなものが使われている。 まず、現像装置内のトナーが不足していることがその中に備えたレベルセンサ ーにより検知され、その検知信号を受けて、補給用のトナーを収容するトナーコ ンテナ内に備わるトナー補給ローラー、例えば、スポンジ状ローラーを回転する ことによって、その目の中のトナーが現像部に供給される。
【0003】 ところで、トナーコンテナ(補給用現像剤収容部)内のトナー補給ローラー( 現像剤補給ローラー)の駆動モーターは、間欠駆動を可能とするため、通常、本 体側に設置されている感光ドラムの駆動モーターとは別に、本体から着脱可能な 現像部またはトナーコンテナ内に設置されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、現像剤補給ローラーの駆動モーターは、トナーコンテナおよび 現像部の消耗交換時に、モーターの寿命に達しないうちに、一緒に交換され、効 率的な利用がなされていなかったという問題があった。 また、カラー画像形成装置においては、シアン、イエロー、マゼンダ、ブラッ クの現像部およトナーコンテナが必要であり、従来技術では、その各トナーコン テナ内に備えた現像剤補給ローラーのそれぞれを回転するために、現像剤補給ロ ーラーの数だけ駆動用モーターが必要なので、小型軽量化およびコストの削減が 困難であるという問題があった。
【0005】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、現像剤補給ローラー駆動モ ーターを寿命に達するまで使用することができ、また、現像剤補給ローラー駆動 用モーターの数が現像剤補給ローラーの数より少なく済み、小型軽量で低価格の 画像形成装置の現像剤補給機構を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、以下の構成を採用した。 請求項1に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、補給用現像剤収容部が本 体フレームに着脱可能であり、該補給用現像剤収容部に備えられた現像剤補給ロ ーラーを現像剤補給ローラー駆動用モーターにより駆動して前記補給用現像剤収 容部の現像剤を現像部に補給する画像形成装置の現像剤補給機構において、前記 本体フレームは、前記現像剤補給ローラー駆動用モーターが取付られたモーター 室と、前記補給用現像剤収容部の位置決め用の係合受け部材とを備え、前記補給 用現像剤収容部は、前記係合受け部材に係合する係合部材を備え、前記補給用現 像剤収容部が装着される際に、前記補給用現像剤収容部の外に有する前記現像剤 補給ローラーのローラーギヤと前記モーター室の外に有する前記現像剤補給ロー ラー駆動用モーターのモーターギヤとが噛み合うことを特徴とする。
【0007】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、現像剤補給ローラー駆動用モーター を本体側に設置する構成にしたので、現像剤補給ローラー駆動用モーターは、補 給用現像剤収容部の消耗交換時に一緒に交換しなくても済み、寿命に達するまで 使用できる。そのため、装置本体の低価格化が可能になる。
【0008】 請求項2に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項1に記載の画像形 成装置の現像剤補給機構において、前記現像剤補給ローラー駆動用モーターは正 逆ともに回転可能であり、前記補給用現像剤収容部は複数の収容容器を並設して なり、該収容容器はそれぞれ前記ローラーギヤを有する現像剤補給ローラーを備 え、離間して隣接する一対の前記ローラーギヤを結ぶ線の二等分線上に前記モー ターギヤが配置し、前記モーターギヤは、現像剤補給ローラー駆動用モーターの 出力軸に連結された駆動ギヤと、該駆動ギヤに噛み合う揺動ギヤとを備え、該揺 動ギヤは、前記駆動ギヤに噛み合いつつ前記一対のローラーギヤの間で移動可能 に移動範囲を規制する移動規制部材によって支持されていることを特徴とする。
【0009】 請求項3に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項2に記載の画像形 成装置の現像剤補給機構において、前記駆動ギヤは、現像剤補給ローラー駆動用 モーターの出力軸に固定状態の出力ギヤを介して連結されていることを特徴とす る。
【0010】 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置の現像剤補給機構では、現像剤 補給ローラー駆動用モーターの回転方向を変えることにより、前記揺動ギヤのロ ーラーギヤとの噛み合いを切り替えることできるので、1台の現像剤補給ローラ ー駆動用モーターで2台の現像剤補給ローラーを駆動することが可能である。そ のため、現像剤補給ローラー駆動用モーターの数を現像剤補給ローラーの数の2 分の1にすることができる。現像剤補給ローラー駆動用モーターの数が少ないの で、本体の小型軽量化及び低価格化が可能になる。
【0011】 請求項4に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項2または請求項3 に記載の画像形成装置の現像剤補給機構において、前記移動規制部材は、一対の 平行壁部に前記駆動ギヤを中心とする円弧状孔部をそれぞれ形成してなり、これ ら円弧状孔部に前記揺動ギヤの軸がその円弧に沿って移動可能に支持されている ことを特徴とする。
【0012】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、揺動ギヤの移動規制部材である円弧 状孔部を、揺動ギヤが噛み合う駆動ギヤの形状と相似にしたので、揺動ギヤは駆 動ギヤ上を確実で安定に移動できる。
【0013】 請求項5に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項2または請求項3 に記載の画像形成装置の現像剤補給機構において、前記移動規制部材は、前記揺 動ギヤの軸と前記駆動ギヤの軸とを連結する連結部材と、前記揺動ギヤの軸回り の回転、又は前記駆動ギヤの軸回りの回転の少なくとも一方に対して抵抗力を付 与する抵抗力付与手段とを備えることを特徴とする。
【0014】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、駆動ギヤおよび揺動ギヤの回転開始 時に、連結部材も駆動ギヤの軸中心に対して回転する。従って、駆動ギヤの回転 方向を変えることにより、一対のローラーギヤ間の揺動ギヤの噛み合いの切替を 行うことができる。
【0015】 請求項6に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項5に記載の画像形 成装置の現像剤補給機構において、前記抵抗力付与手段は、前記連結部材と前記 揺動ギヤとの間、又は前記連結部材と前記駆動ギヤとの間の少なくとも一方に介 在されたバネ部材であることを特徴とする。
【0016】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、簡易で低価格なバネ部材により、揺 動ギヤの軸回りの回転、又は前記駆動ギヤの軸回りの回転に対して抵抗力を付与 することができる。
【0017】 請求項7に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、 請求項1に記載の画像 形成装置の現像剤補給機構において、前記現像剤補給ローラー駆動用モーターは 正逆ともに回転可能であり、前記補給用現像剤収容部は複数の収容容器を並設し てなり、該収容容器はそれぞれ前記ローラーギヤを有する現像剤補給ローラーを 備え、離間して隣接する二対の前記ローラーギヤを結ぶ線の二等分線上に前記モ ーターギヤが配置し、前記モーターギヤは、一対の切替ギヤ列と駆動ギヤ列とか らなり、前記切替ギヤ列はそれぞれ、前記二対のローラーギヤのうちの一方のロ ーラーギヤ対のローラーギヤを結ぶ線の二等分線上に配置する遊びギヤと、該遊 びギヤに噛み合う揺動ギヤと、該揺動ギヤを、前記遊びギヤに噛み合いつつ前記 一対のローラーギヤの間で移動可能に移動範囲を規制して支持する揺動ギヤ移動 規制部材とを備え、該揺動ギヤ移動規制部材は、前記遊びギヤの軸と前記揺動ギ ヤの軸とを連結する連結部材と、該連結部材と前記本体フレームとを連結する弾 性部材と、該弾性部材の弾性力に抗して前記連結部材に力を付与する付勢手段と からなり、前記駆動ギヤ列は、現像剤補給ローラー駆動用モーターの出力軸に固 定された出力ギヤと、該出力ギヤに噛み合う伝達ギヤとを備え、該伝達ギヤは、 前記出力ギヤに噛み合いつつ前記切替ギヤ列がそれぞれ有する遊びギヤの間で移 動可能に移動範囲を規制する伝達ギヤ移動規制部材によって支持されていること を特徴とする。
【0018】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、2段階のギヤの噛み合いの切替を行 い、4台の現像剤補給ローラーを1台の現像剤補給ローラー駆動用モーターで駆 動する構成にした。すなわち、1対の遊びギヤの間で伝達ギヤの噛み合いを切り 替え、また、1対のローラーギヤの間で揺動ギヤの噛み合いを切り替えることが できる。そのため、現像剤補給ローラー駆動用モーターの数を現像剤補給ローラ ーの数の4分の1にすることができる。現像剤補給ローラー駆動用モーターの数 が少ないので、本体の小型軽量化及び低価格化が可能になる。
【0019】 請求項8に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項7に記載の画像形 成装置の現像剤補給機構において、前記付勢手段が、磁性材料からなる前記連結 部材と、該連結部材に前記力を作用させる電磁石とを備えることを特徴とする。
【0020】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、簡易で低価格な手段で、揺動ギヤの 噛み合いの切替を行うことができる。
【0021】 請求項9に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項1に記載の画像形 成装置の現像剤補給機構において、前記現像剤補給ローラー駆動用モーターは正 逆ともに回転可能であり、前記補給用現像剤収容部は複数の収容容器を並設して なり、該収容容器はローラーギヤを有する現像剤補給ローラーをそれぞれ備え、 前記現像剤補給ローラー駆動用モーターには、一対のモーターギヤが連結され、 該一対のモーターギヤは、離間して隣接する一対の前記ローラーギヤの間に配置 して、それぞれ一方の前記ローラーギヤに噛み合うとともに、前記モーターギヤ 又は前記ローラーギヤのいずれか一方は、ラチェット機構を有し、前記モーター ギヤの回転方向に対して、前記一対のローラーギヤの一方が選択的に回転させら れることを特徴とする。
【0022】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、簡易で低価格な手段で、揺動ギヤの 噛み合いの切替を行うことができる。
【0023】 請求項10に記載の画像形成装置の現像剤補給機構は、請求項1から請求項9 のいずれかに記載の画像形成装置の現像剤補給機構において、前記係合受け部材 は、前記本体フレームに設けられた孔部からなり、前記係合部材は、前記孔部に 挿入される突起部からなることを特徴とする。
【0024】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、簡易で低価格な手段で、ローラーギ ヤとモーターギヤとの位置決めをすることができる。
【0025】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る画像形成装置の現像剤補給機構の好適な実施形態を図を参 照して説明する。
【0026】 図1は、本考案の第一の実施形態である画像形成装置の現像剤補給機構の概略 構成図である。 画像形成装置の現像剤補給機構10は、本体フレーム1に着脱可能に現像部2 およびトナーコンテナ(補給用現像剤収容部)3が設置され、それぞれは現像ロ ーラー4および現像剤補給ローラー5を搭載している。それぞれローラーは、ロ ーラーギヤ4a、5aを備えている。 また、現像ローラー駆動用モーター6および現像剤補給ローラー駆動用モータ ー7は、それぞれ本体フレーム1に設けられた第一のモーター室9および第二の モーター室11に取り付けられている。
【0027】 現像部2は、上方から本体フレーム1に装着される構成であり、図示しないが 、現像ローラー駆動用モーター6を収容した第一のモーター室9の壁部に設けら れた第一の孔部に、現像部2が備える第一の突起部が挿入されることにより位置 決めされ、ローラーギヤ4aがモーターギヤ6aに噛み合う構成になっている。
【0028】 また、トナーコンテナ3は、上方から現像部2に装着される構成であり、図2 に示されたように、現像剤補給ローラー駆動用モーター7を収容した第二のモー ター室11の壁部11aに設けられた第二の孔部(係合受け部材)11bに、ト ナーコンテナ3が備える第二の突起部(係合部材)3aが挿入されることにより ギヤの位置決めがされ、トナーコンテナ3の外に有するローラーギヤ5aがモー ター室の外に有するモーターギヤ7aに噛み合う構成になっている。
【0029】 現像ローラー4は、ローラーギヤ4aが現像ローラー駆動用モーター6が備え たモーターギヤ6aと噛み合っているので、それらのギヤを介して、現像ローラ ー駆動用モーター6を駆動することにより、回転させられる。 また、現像剤補給ローラー5は、ローラーギヤ5aが現像剤補給ローラー駆動 用モーター7が備えたモーターギヤ7aと噛み合っているので、それらのギヤを 介して、現像剤補給ローラー駆動用モーター7を駆動することにより、回転させ られる。
【0030】 ただし、現像ローラー駆動用モーター6は、画像形成装置の作動時には、現像 ローラー4が常に回転するように駆動するのに対して、現像剤補給ローラー駆動 用モーター7は、現像剤補給ローラー5が、トナーレベルセンサー8の濃度低下 信号が発生したときのみ回転するように、間欠的に駆動する。
【0031】 上記構成画像形成装置の現像剤補給機構10では、現像剤補給ローラー駆動用 モーター7を本体側に設置したので、現像部及トナーコンテナの消耗交換時に、 従来のように、その現像剤補給ローラー駆動用モーター7まで交換されることが なく、寿命に達した時に交換できるので効率的である。そのため、装置本体の低 価格化が可能になるる。
【0032】 図3は、本考案の第二の実施形態である画像形成装置の現像剤補給機構のモー ターギヤとローラーギヤの噛み合わせ部の近傍の概略図である。
【0033】 図において、トナーコンテナ22は、4個の収容容器22a、22b、22c 、および22dからなり、各々には、シアン、イエロー、マゼンダ、ブラックの 現像剤が充填されている。トナーコンテナには、各々現像剤補給ローラーが設置 され、その先端にはローラーギヤ25a、25b、25c、および25dを備え ている。 また、現像剤補給ローラー駆動用モーターは、正逆ともに回転可能であり、2 台備えられている。また、この現像剤補給ローラー駆動用モーターの先端には、 本体フレームを介して出力ギヤ(駆動ギヤ)27a、27bが固定されている。 この画像形成装置の現像剤補給機構では、第一の実施形態におけるモーターギ ヤは、出力ギヤと揺動ギヤからなる。
【0034】 ローラーギヤ25aと25b、およびローラーギヤ25cと25dを結ぶ線の 二等分線上には、それぞれ現像剤補給ローラー駆動用モーターの出力軸に固定さ れた出力ギヤ(駆動ギヤ)27a、27bが配置され、また、この出力ギヤ27 a、27bのそれぞれに噛み合う揺動ギヤ23a、23bが配置されている。こ の揺動ギヤ23a、23bは、それぞれ揺動ギヤ軸23aa、23bbの端部に 固定され、該揺動ギヤ軸23aa、23bbは、それぞれ本体フレーム1に対し て固定されたコの字型の支持枠(一対の平行壁部)24a、24bのそれぞれの 壁部に形成された円弧状孔部(移動規制部材)24aa、24bbに軸に対して 垂直方向に可動で自転可能に支持されている。
【0035】 上記構成の現像剤補給機構では、揺動ギヤ23a、23bは、出力ギヤ27a 、27bのピッチ円周上接線力の作用で左右に動くことができる状態であり、こ の状態で、各色のトナーレベルセンサーからの濃度低下信号により、例えば、時 計回り(cw)回転の時には、右に動いてイエローのトナーコンテナ22bのロ ーラーギヤ25bと噛み合い、反時計回り(ccw)回転のときには、左に動い てシアンのトナーコンテナ22aのローラーギヤ25aと噛み合って現像剤補給 ローラーに回転力を伝達して現像剤を補給する。 マゼンダおよびブラック用の現像剤補給ローラーの駆動も同様である。
【0036】 上記構成の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、揺動ギヤが、1対のロー ラーギヤの間で現像剤補給ローラー駆動用モーターの出力ギヤと常に噛み合いつ つ移動可能なので、現像剤補給ローラー駆動用モーターの回転方向を変えると、 揺動ギヤが噛み合うローラーギヤを切り替えることができる。 揺動ギヤが空回りしないで円弧状孔部を移動するのは、揺動ギヤ軸と円弧状孔 部との間に摩擦力があるためである。 また、揺動ギヤの移動を規制する円弧状孔部は、揺動ギヤが噛み合う駆動ギヤ の形状と相似なので、揺動ギヤは駆動ギヤ上を確実で安定に移動できる。
【0037】 この場合、現像剤補給ローラーが4台に対して現像剤補給ローラー駆動用モー ターを2台だけで、4色カラー現像剤を補給することができる。現像剤補給ロー ラー駆動用モーターの数が少なくて済むので、本体の小型軽量化及び低価格化が 実現される。
【0038】 図4(a)、(b)は、本考案の第三の実施形態である画像形成装置の現像剤 補給機構のモーターギヤとローラーギヤの噛み合わせ部の近傍の概略図である。
【0039】 本実施形態も、上記第二の実施形態と同様に、現像剤補給ローラー駆動用モー ター2台だけで、各現像剤補給ローラー駆動用モーターの回転方向を切り替える ことにより、揺動ギヤと噛み合う現像剤補給ローラーの切替を行い、4色すべて の現像剤を補給する構成であるが、噛み合いの切替の構成が相違している。 尚、上記第二の実施形態において既に説明した同等な構成要素には同一の符号 を付してその説明を省略する。
【0040】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、モーターギヤは、現像剤補給ローラ ー駆動用モーターの出力軸に連結された出力ギヤと、その駆動ギヤに噛み合う駆 動ギヤと、その駆動ギヤに噛み合う揺動ギヤの3つのギヤを備える。 すなわち、現像剤補給ローラー駆動用モーターの出力ギヤ27aは、隣接する 一対のローラーギヤ25a、25bの間に配置した揺動ギヤ23aに噛み合った 駆動ギヤ33aと噛み合っている。
【0041】 駆動ギヤ軸33aaの端部と揺動ギヤ軸23aaの端部とは連結部材35aに より連結されている。また、揺動ギヤ23aと連結部材35aとの間にスプリン グワッシャー(バネ部材)36aを備えているので、揺動ギヤ軸23aaの自転 の際に抵抗力が付与される。 尚、スプリングワッシャーは、駆動ギヤ33aaと連結部材35aとの間に介 在させてもよい。少なくとも、一方の間に介在させておけばよい。
【0042】 揺動ギヤ23a、駆動ギヤの回転開始時には、バネ部材36による抵抗力によ り回転ができない。そのため、例えば、出力ギヤ27aのcw回転のときには、 連結部材35aがccw回転を始め、揺動ギヤ23aはローラーギヤ25aと噛 み合う。そして噛み合った後、揺動ギヤ23aにさらに回転力が付与されて臨界 回転力以上になると、揺動ギヤ23aは回転を開始し、ローラーギヤ25aに回 転を伝達する。 一方、出力ギヤ27aがccw回転のときには、連結部材35aがcw回転を 始め、揺動ギヤ23aはローラーギヤ25bと噛み合う。
【0043】 すなわち、揺動ギヤ23aは、出力ギヤ27aのcw回転のときには、左へ移 動してシアンーのトナーコンテナ22aのローラーギヤ25aと噛み合い、cc w回転のときには右へ移動してイエローのトナーコンテナ22bのローラーギヤ 25bと噛み合って回転力を伝達し、それぞれの現像剤を補給する構成である。 この構成は、マゼンダおよびブラックのトナーコンテナ側においても同様であ る。
【0044】 この画像形成装置の現像剤補給機構では、連結部材35aと揺動ギヤ23aと の間、あるいは連結部材35bと揺動ギヤ23bとの間に、スプリングワッシャ ーが介在されており、揺動ギヤ23a、23bは、回転に対して抵抗力を受ける 。そのため、駆動ギヤ33a、33bの回転開始時に、揺動ギヤ23a、23b は回転しないで移動することになる。これは言い換えると、連結部材35a、3 5bが駆動ギヤ33a、33bの軸中心に対して、回転することである。そして 、この回転は、駆動ギヤ33a、33bの回転方向に依存した方向に行われる。 よって、駆動ギヤの回転方向を変えることにより、一対のローラーギヤ間の揺動 ギヤの噛み合いの切替を行うことができる。
【0045】 また、この画像形成装置の現像剤補給機構では、簡易で低価格なバネ部材によ り、揺動ギヤの軸回りの回転、又は前記駆動ギヤの軸回りの回転に対して抵抗力 を付与することができる。
【0046】 図5は、本考案の第四の実施形態である構成画像形成装置の現像剤補給機構の モーターギヤとローラーギヤの噛み合わせ部の近傍の概略図である。
【0047】 本実施形態も上記第二および第三の実施形態と同様に、現像剤補給ローラーの 数より少ない数の現像剤補給ローラー駆動用モーターで4色すべての現像剤を補 給する構成であるが、本実施形態では、1台の現像剤補給ローラー駆動用モータ ーでそれを行っている。 尚、上記の実施形態において既に説明した同等な構成要素には同一の符号を付 してその説明を省略する。
【0048】 この画像形成装置の現像剤補給機構においては、離間して隣接するローラーギ ヤ25aと25bの対およびローラーギヤ25cと25dの対を結ぶ線の二等分 線上にモーターギヤが配置し、このモーターギヤは、ローラーギヤ25a、25 b側とローラーギヤ25cと25d側の切替ギヤ列の1対と出力ギヤ47を含む 駆動ギヤ列とからなている。
【0049】 一方の切替ギヤ列は、25aと25bのローラーギヤを結ぶ線の二等分線上に 配置する遊びギヤ43aと、この遊びギヤ43aに噛み合う揺動ギヤ23aと、 この揺動ギヤ23aを、遊びギヤ43aに噛み合いつつ一対のローラーギヤの間 で移動可能に移動範囲を規制して支持する揺動ギヤ移動規制部材とを備えている 。 この揺動ギヤ移動規制部材は、磁性材料からなり、遊びギヤ43aの軸と揺動 ギヤ23aの軸とを連結する連結部材45aと、この連結部材45aと本体フレ ームとを連結する引張バネ(弾性部材)42aと、この引張バネ42aの弾性力 に抗して連結部材45aに力を付与する電磁石(付勢手段)41aとからなる。
【0050】 他方の切替ギヤ列も同様な構成で、遊びギヤ43bと、揺動ギヤ23bと、連 結部材45bと、引張バネ42bと、電磁石41bとからなる。
【0051】 また、駆動ギヤ列は、現像剤補給ローラー駆動用モーターの出力軸に固定され た出力ギヤ47と、この出力ギヤ47に噛み合う伝達ギヤ46と、この伝達ギヤ 46を、出力ギヤ47に噛み合いつつ前記切替ギヤ列がそれぞれ有する遊びギヤ 43aと43bとの間で移動可能に移動範囲を規制する円弧状孔部44aからな る伝達ギヤ移動規制部材によって支持されている。
【0052】 次いで、上記構成の画像形成装置の現像剤補給機構の作用及び効果について説 明する。 伝達ギヤ46は、出力ギヤ47のcw回りの回転のときは遊びギヤ43b側に 移動して噛み合い、また、ccw回りの回転のときは遊びギヤ43a側に移動し て噛み合う。 また、揺動ギヤ23aは、電磁石41aがOFFのときは、引張バネ42aに よる引張力によってローラーギヤ25bと噛み合い、ONのときは、引張力に抗 して左に移動してローラーギヤ25aと噛み合う。同様に、揺動ギヤ23bは、 電磁石41bがOFFのときは、引張バネ42bによる引張力によってローラー ギヤ25cと噛み合い、ONのときは、引張力に抗して右に移動してローラーギ ヤ25dと噛み合う。
【0053】 上記の構成により、現像材の補給は以下のように行われる。 例えば、現像機内のトナーレベルセンサーからの濃度低下信号の発生により、 イエロー現像剤を補給するときは、まず、電磁石41aをOFFにして、揺動ギ ヤ23aをイエローのトナーコンテナ側のローラーギヤ25bと噛み合わせてお く。この状態で、出力ギヤ47をccw回転させると、伝達ギヤ46は左に移動 して遊びギヤ43aと噛み合う。すると、出力ギヤ47の回転は、伝達ギヤ46 を介して遊びギヤ43aに伝達され、その遊びギヤ43aを介して揺動ギヤ23 aに伝達され、揺動ギヤ23aを介してローラーギヤ25bに伝達される。そう して、イエローの現像剤補給ローラーが回転され、イエロー現像剤が補給される 。
【0054】 次に、シアン現像剤を補給するときは、電磁石41aをONにして、揺動ギヤ 23aをローラーギヤ25bから25aに切り替える。この状態で、出力ギヤ4 7をccw回転させればよい。
【0055】 一方、ブラック現像剤を補給するときは、まず、電磁石41bをONにして連 結部材35bを引き寄せ、揺動ギヤ23bをローラーギヤ25dに噛み合わせる 。次に、出力ギヤ47をcw回転し、伝達ギヤ46を遊びギヤ43bに噛み合わ せる。その状態で、出力ギヤ47をさらにcw回転させると、その回転が、伝達 ギヤ46、遊びギヤ43b、揺動ギヤ23b、ローラーギヤ25dと回転が伝達 され、ブラックの現像剤補給ローラーが回転して、ブラック現像剤が補給される 。
【0056】 上記構成の画像形成装置の現像剤補給機構では、現像剤補給ローラー駆動用モ ーターが1台だけで、2段階のギヤの噛み合いの切替を行い、4台の現像剤補給 ローラー駆動できる。2段階のギヤの噛み合いの切替は、1対の遊びギヤの間で の伝達ギヤの噛み合いの切替、および、1対のローラーギヤの間で揺動ギヤの噛 み合いの切替である。現像剤補給ローラー駆動用モーターの数が1台で済むので 、本体の小型軽量化及び低価格化が実現できる。
【0057】 図6は、本考案の第五の実施形態である構成画像形成装置の現像剤補給機構の 現像剤補給ローラーと現像剤補給ローラー駆動用モーターの配置関係およびモー ターギヤとローラーギヤの噛み合わせを説明するための図である。
【0058】 本実施形態も上記第二から第四の実施形態と同様に、現像剤補給ローラー数よ り少ない数の現像剤補給ローラー駆動用モーターで、その回転方向を切り替える ことにより、4色カラー現像剤を補給する構成であるが、ギヤの噛み合いの切替 の構成が相違している。 尚、上記の実施形態において既に説明した同等な構成要素には同一の符号を付 してその説明を省略する。
【0059】 本実施形態においても、現像剤補給ローラー駆動用モーターは正逆ともに回転 可能なものを使用し、モーターギヤ(出力ギヤ)およびローラーギヤとしては冠 歯車を使用する。また、モーターギヤは、ラチェット機構58を有し、前記モー ターギヤの回転方向に対して、一対のローラーギヤの一方が選択的に回転させる 。
【0060】 現像剤補給ローラー駆動用モーター57は、平行に配置した現像剤補給ローラ ー55aa、55bbに対して直交する方向に配置している。現像剤補給ローラ ー57は、2個のモーターギヤ57a、57bを並べて備えている。 現像剤補給ローラー55aaおよび55bbは、それぞれローラーギヤ55a 、55bを備え、モーターギヤ57a、57bに噛み合っている。
【0061】 現像剤補給ローラー駆動用モーターをcw回転させると、ローラーギヤ55b のみが回転を伝達して現像剤補給ローラー55bbのみ回転してイエロー現像剤 を補給し、一方、ccw回転させると、ローラーギヤ55aのみが回転を伝達し てシアンの現像剤補給ローラー55aaのみ回転して、シアン現像剤を補給する 。
【0062】 尚、現像剤補給ローラー駆動用モーターは現像剤補給ローラーと交わる2軸上 に配置していれば直交する場合に限らず、また、ラチェット機構を有するギヤは 、ローラーギヤでなく、モーターギヤであってもよいし、モーターギヤやローラ ーギヤは冠歯車でなく他の形式の歯車でも構わない。
【0063】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案に係る画像形成装置の現像剤補給機構によ れば、以下のような効果を奏する。
【0064】 請求項1に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、現像剤補給ローラ ー駆動用モーターを本体側に設置する構成にしたので、現像剤補給ローラー駆動 用モーターは、補給用現像剤収容部の消耗交換時に一緒に交換しなくても済み、 寿命に達するまで使用できるという効果が得られる。そのため、装置本体の低価 格化が可能になるという効果が得られる。
【0065】 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、現 像剤補給ローラー駆動用モーターの回転方向を変えることにより、前記揺動ギヤ のローラーギヤとの噛み合いを切り替える構成にしたので、1台の現像剤補給ロ ーラー駆動用モーターで2台の現像剤補給ローラーを駆動することができるとい う効果が得られる。そのため、現像剤補給ローラー駆動用モーターの数を現像剤 補給ローラーの数の2分の1にすることができるという効果が得られる。現像剤 補給ローラー駆動用モーターの数が少ないので、本体の小型軽量化及び低価格化 が可能になるという効果が得られる。
【0066】 請求項4に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、揺動ギヤの移動規 制部材である円弧状孔部を、揺動ギヤが噛み合う駆動ギヤの形状と相似にしたの で、揺動ギヤは駆動ギヤ上を確実で安定に移動できるという効果が得られる。
【0067】 請求項5に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、駆動ギヤおよび揺 動ギヤの回転開始時に、連結部材も駆動ギヤの軸中心に対して回転する。従って 、駆動ギヤの回転方向を変えることにより、一対のローラーギヤ間の揺動ギヤの 噛み合いの切替を行うことができるという効果が得られる。
【0068】 請求項6に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、簡易で低価格なバ ネ部材により、揺動ギヤの軸回りの回転、又は前記駆動ギヤの軸回りの回転に対 して抵抗力を付与することができるという効果が得られる。
【0069】 請求項7に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、2段階のギヤの噛 み合いの切替を行う構成にしたので、4台の現像剤補給ローラーを1台の現像剤 補給ローラー駆動用モーターで駆動できるという効果が得られる。そのため、現 像剤補給ローラー駆動用モーターの数を現像剤補給ローラーの数の4分の1にす ることができるという効果が得られる。現像剤補給ローラー駆動用モーターの数 が少ないので、本体の小型軽量化及び低価格化が可能になるという効果が得られ る。
【0070】 請求項8または請求項9に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、簡 易で低価格な手段で、揺動ギヤの噛み合いの切替を行うことができるという効果 が得られる。
【0071】 請求項10に記載の画像形成装置の現像剤補給機構によれば、簡易で低価格な 手段で、ローラーギヤとモーターギヤとの位置決めをすることができるという効 果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第一の実施形態である画像形成装置
の現像剤補給機構の概略構成図である。
【図2】 図1の位置決め用の第二の孔部と第二の突起
部が係合した状態を示す図である。
【図3】 本考案の第二の実施形態である構成画像形成
装置の現像剤補給機構のモーターギヤとローラーギヤの
噛み合わせ部の近傍の概略図である。
【図4】 (a)本考案の第三の実施形態である構成画
像形成装置の現像剤補給機構のモーターギヤとローラー
ギヤの噛み合わせ部の近傍の概略図である。 (b)(a)のA−A線矢視図である。
【図5】 本考案の第四の実施形態である構成画像形成
装置の現像剤補給機構のモーターギヤとローラーギヤの
噛み合わせ部の近傍の概略図である。
【図6】 本考案の第五の実施形態である構成画像形成
装置の現像剤補給機構の現像剤補給ローラーと現像剤補
給ローラー駆動用モーターとの配置関係およびモーター
ギヤとローラーギヤの噛み合わせを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 現像部 3 トナーコンテナ(補給用現像剤収容部) 3a 第二の突起部(係合部材) 4 現像ローラ 4a ローラーギヤ 5 現像剤補給ローラー 5a ローラーギヤ 6 現像ローラ駆動用モーター 6a モーターギヤ 7 現像剤補給ローラー駆動用モーター 7a モーターギヤ 8 トナーレベルセンサー 9 第一のモーター室 10 画像形成装置の現像剤補給機構 11 第二のモーター室(モーター室) 11b 第二の孔部(係合受け部材) 22 トナーコンテナ(補給用現像剤収容部) 22a,22b,22c,22d トナーコンテナ(収
容容器) 23a,23b 揺動ギヤ 23aa,23bb 揺動ギヤの軸 24a,24b 支持枠(一対の平行壁部) 24aa,24bb 円弧状孔部(移動規制部材) 25a,25b,25c,25d ローラーギヤ 27a,27b 出力ギヤ 33a,33b 駆動ギヤ 33aa,33bb 駆動ギヤの軸 35a,35b 連結部材 36a,36b スプリングワッシャー(バネ部材) 41a,41b 電磁石(付勢手段) 42a,42b 引張バネ(弾性部材) 43a,43b 遊びギヤ 45a、45b 連結部材 46 伝達ギヤ 47 出力ギヤ 55aa,55bb 現像剤補給ローラー 57 現像剤補給ローラー駆動用モーター 57a,57b モーターギヤ 58 ラチェット機構

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給用現像剤収容部が本体フレームに着
    脱可能であり、該補給用現像剤収容部に備えられた現像
    剤補給ローラーを現像剤補給ローラー駆動用モーターに
    より駆動して前記補給用現像剤収容部の現像剤を現像部
    に補給する画像形成装置の現像剤補給機構において、 前記本体フレームは、前記現像剤補給ローラー駆動用モ
    ーターが取付られたモーター室と、前記補給用現像剤収
    容部の位置決め用の係合受け部材とを備え、 前記補給用現像剤収容部は、前記係合受け部材に係合す
    る係合部材を備え、 前記補給用現像剤収容部が装着される際に、前記補給用
    現像剤収容部の外に有する前記現像剤補給ローラーのロ
    ーラーギヤと前記モーター室の外に有する前記現像剤補
    給ローラー駆動用モーターのモーターギヤとが噛み合う
    ことを特徴とする画像形成装置の現像剤補給機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置の現像剤
    補給機構において、 前記現像剤補給ローラー駆動用モーターは正逆ともに回
    転可能であり、 前記補給用現像剤収容部は複数の収容容器を並設してな
    り、該収容容器はそれぞれ前記ローラーギヤを有する現
    像剤補給ローラーを備え、 離間して隣接する一対の前記ローラーギヤを結ぶ線の二
    等分線上に前記モーターギヤが配置し、 前記モーターギヤは、現像剤補給ローラー駆動用モータ
    ーの出力軸に連結された駆動ギヤと、該駆動ギヤに噛み
    合う揺動ギヤとを備え、 該揺動ギヤは、前記駆動ギヤに噛み合いつつ前記一対の
    ローラーギヤの間で移動可能に移動範囲を規制する移動
    規制部材によって支持されていることを特徴とする画像
    形成装置の現像剤補給機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置の現像剤
    補給機構において、 前記駆動ギヤは、現像剤補給ローラー駆動用モーターの
    出力軸に固定状態の出力ギヤを介して連結されているこ
    とを特徴とする画像形成装置の現像剤補給機構。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の画像形
    成装置の現像剤補給機構において、 前記移動規制部材は、一対の平行壁部に前記駆動ギヤを
    中心とする円弧状孔部をそれぞれ形成してなり、これら
    円弧状孔部に前記揺動ギヤの軸がその円弧に沿って移動
    可能に支持されていることを特徴とする画像形成装置の
    現像剤補給機構。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3に記載の画像形
    成装置の現像剤補給機構において、 前記移動規制部材は、前記揺動ギヤの軸と前記駆動ギヤ
    の軸とを連結する連結部材と、前記揺動ギヤの軸回りの
    回転、又は前記駆動ギヤの軸回りの回転の少なくとも一
    方に対して抵抗力を付与する抵抗力付与手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置の現像剤補給機構。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像形成装置の現像剤
    補給機構において、 前記抵抗力付与手段は、前記連結部材と前記揺動ギヤと
    の間、又は前記連結部材と前記駆動ギヤとの間の少なく
    とも一方に介在されたバネ部材であることを特徴とする
    画像形成装置の現像剤補給機構。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の画像形成装置の現像剤
    補給機構において、 前記現像剤補給ローラー駆動用モーターは正逆ともに回
    転可能であり、 前記補給用現像剤収容部は複数の収容容器を並設してな
    り、該収容容器はそれぞれ前記ローラーギヤを有する現
    像剤補給ローラーを備え、 離間して隣接する二対の前記ローラーギヤを結ぶ線の二
    等分線上に前記モーターギヤが配置し、 前記モーターギヤは、一対の切替ギヤ列と駆動ギヤ列と
    からなり、 前記切替ギヤ列はそれぞれ、前記二対のローラーギヤの
    うちの一方のローラーギヤ対のローラーギヤを結ぶ線の
    二等分線上に配置する遊びギヤと、該遊びギヤに噛み合
    う揺動ギヤと、該揺動ギヤを、前記遊びギヤに噛み合い
    つつ前記一対のローラーギヤの間で移動可能に移動範囲
    を規制して支持する揺動ギヤ移動規制部材とを備え、 該揺動ギヤ移動規制部材は、前記遊びギヤの軸と前記揺
    動ギヤの軸とを連結する連結部材と、該連結部材と前記
    本体フレームとを連結する弾性部材と、該弾性部材の弾
    性力に抗して前記連結部材に力を付与する付勢手段とか
    らなり、 前記駆動ギヤ列は、現像剤補給ローラー駆動用モーター
    の出力軸に固定された出力ギヤと、該出力ギヤに噛み合
    う伝達ギヤとを備え、 該伝達ギヤは、前記出力ギヤに噛み合いつつ前記切替ギ
    ヤ列がそれぞれ有する遊びギヤの間で移動可能に移動範
    囲を規制する伝達ギヤ移動規制部材によって支持されて
    いることを特徴とする画像形成装置の現像剤補給機構。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像形成装置の現像剤
    補給機構において、 前記付勢手段が、磁性材料からなる前記連結部材と、該
    連結部材に前記力を作用させる電磁石とを備えることを
    特徴とする画像形成装置の現像剤補給機構。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像形成装置の現像剤
    補給機構において、 前記現像剤補給ローラー駆動用モーターは正逆ともに回
    転可能であり、 前記補給用現像剤収容部は複数の収容容器を並設してな
    り、該収容容器はローラーギヤを有する現像剤補給ロー
    ラーをそれぞれ備え、 前記現像剤補給ローラー駆動用モーターには、一対のモ
    ーターギヤが連結され、 該一対のモーターギヤは、離間して隣接する一対の前記
    ローラーギヤの間に配置して、それぞれ一方の前記ロー
    ラーギヤに噛み合うとともに、 前記モーターギヤ又は前記ローラーギヤのいずれか一方
    は、ラチェット機構を有し、前記モーターギヤの回転方
    向に対して、前記一対のローラーギヤの一方が選択的に
    回転させられることを特徴とする画像形成装置の現像剤
    補給機構。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の画像形成装置の現像剤補給機構において、 前記係合受け部材は、前記本体フレームに設けられた孔
    部からなり、 前記係合部材は、前記孔部に挿入される突起部からなる
    ことを特徴とする画像形成装置の現像剤補給機構。
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