JP3059807B2 - 可変表示装置付遊技機 - Google Patents

可変表示装置付遊技機

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JP3059807B2
JP3059807B2 JP3342272A JP34227291A JP3059807B2 JP 3059807 B2 JP3059807 B2 JP 3059807B2 JP 3342272 A JP3342272 A JP 3342272A JP 34227291 A JP34227291 A JP 34227291A JP 3059807 B2 JP3059807 B2 JP 3059807B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の識別情報を可変
表示可能な可変表示部を数有する可変表示装置と、該
可変表示装置の表示結果が予め定めた識別情報の組合せ
となったときに特定遊技状態となって、遊技者に対して
所定の遊技価値を付与することが可能な遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の識別情報を可変表示可能な
可変表示部を数有する可変表示装置と、該可変表示装
置の表示結果が予め定めた識別情報の組合せとなったと
きに特定遊技状態となって、遊技者に対して所定の遊技
価値を付与することが可能な遊技機、例えば、弾球遊技
機やスロットルマシーン等が多数市場に提供されてい
た。このような遊技機にあっては、予め定めた識別情報
の組合せが複数種類用意されているが、いずれの組合せ
も同じ態様で表示されたときに特定遊技状態となるよう
に制御されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、複数種類用
意されている予め定めた識別情報の組合せによる態様が
すべて同じであって遊技に対する抑揚がなく、遊技者の
興味を十分に引き付けることができないという問題があ
った。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、複数種類用意されている
予め定めた識別情報の組合せの種類に応じて特定遊技状
態となる態様を異ならせ、もって遊技者の興味を引き付
けることができる遊技機を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の識別情報を可変表示
可能な可変表示部を数有する可変表示装置と、該可変
表示装置の表示結果が予め定めた識別情報の組合せとな
ったときに特定遊技状態となって、遊技者に対して所定
の遊技価値を付与することが可能な遊技機において、前
記予め定めた識別情報の組合せは、特定識別情報からな
る組合せと、通常識別情報からなる組合せと、を含み、
前記可変表示装置の表示結果が、前記通常識別情報から
なる組合せのときの特定遊技状態となる組合せ有効ライ
ン数よりも前記特定識別情報からなる組合せのときの特
定遊技状態なる組合せ有効ライン数を多く設定したこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】複数用意される予め定めた識別情報の組合せの
うち、通常識別情報からなる組合せのときの特定遊技状
態となる組合せ有効ライン数よりも特定識別情報からな
る組合せのときの特定遊技状態となる組合せ有効ライン
数が多いので、特定識別情報に基づく特定遊技状態とな
る可能性が通常識別情報に基づく特定遊技状態となる可
能性よりも高くなる印象を与え、可変表示装置の表示結
果に遊技者の興味が集中し、遊技に抑揚を与えることが
できると共に遊技者の興味を引き付けることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図6を参照して、実施例に係る遊
技機の一例としてのパチンコ遊技機1の全体の構成につ
いて説明する。図6は、パチンコ遊技機の正面図であ
る。図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成され
た前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、該扉保
持枠3には、ガラス板を有するガラス扉枠4及び前面扉
板5が一側を軸支されて開閉自在に取り付けられてい
る。ガラス扉枠4の後方には、遊技盤11が着脱自在に
設けられている。また、前面扉板5の表面には、排出さ
れた景品玉を貯留し、かつ打玉の発射位置に一個宛供給
する打球供給皿6が固定されている。打球供給皿6の上
流側の内部空間には、遊技に関連する効果音を発生する
スピーカ7が内蔵されている。また、前面枠2の下方部
には、打球発射機構の一部を構成する操作ハンドル8
や、前記打球供給皿6に貯留しきれなかった景品玉を貯
留するための余剰玉受皿9が設けられている。また、前
面枠2の上部には、後述する大当り遊技状態となったと
きに点灯又は点滅してその旨を報知する遊技効果ランプ
10が設けられている。また、パチンコ遊技機1の裏面
には、後述する遊技制御回路が組み込まれるコントロー
ル基板50が設けられている。
【0007】次に、上記した遊技盤11の構成について
図4を参照して説明する。図4は、遊技盤11の拡大正
面図である。図4において、遊技盤11には、発射され
た打玉を誘導する誘導レール12と、該誘導レール12
の内側にほぼ円状に植立される区画レール13と、が設
けられ、主として区画レール13に囲まれる範囲が遊技
領域14を構成している。遊技領域14のほぼ中央に
は、本実施例において要部を構成し且つ特定遊技状態を
生起せしめる可変表示装置20が配置され、該可変表示
装置20の下方に特定遊技状態時に駆動される可変入賞
球装置40が配置されている。可変表示装置20と可変
入賞球装置40の詳細な構成及び動作は、後に詳述す
る。
【0008】また、遊技領域14には、可変表示装置2
0の左右側方に入賞口15a,15bが設けられ、可変
入賞球装置40の左右上部に風車付入賞口16a,16
bが設けられている。これらの入賞口15a,15b、
16a,16bに打玉が入賞すると、所定個数(例え
ば、15個)の景品玉が排出される。また、遊技領域1
4の中央両端部には、遊技状態に応じて点滅又は点灯さ
れるサイドランプ17a,17bが設けられると共に、
遊技領域14に設けられるいずれの入賞口又は入賞球装
置にも入賞しなかったアウト玉を回収するアウト口18
がその最下方に設けられている。更に、遊技領域14の
外周を囲むように誘導レール12及び区画レール13の
外側にも、遊技状態に応じて点滅又は点灯されるレール
飾りランプ19が設けられている。
【0009】更に、遊技領域14には、前記可変表示装
置20の可変表示動作を生起せしめるために複数の始動
入賞口35、42a,42bが設けられている。そのう
ち始動入賞口35は、可変表示装置20の下方の遊技盤
11のセンターライン上に配置され、始動入賞口42
a,42bは、可変入賞球装置40の両端部に可変入賞
球装置40と一体的に形成されて配置されている。そし
て、それぞれ打玉の入賞を検出する始動入賞玉検出器3
6、43a,43bを内蔵している。
【0010】次に、図1乃至図3を参照して、可変表示
装置20の構成について説明する。図1において、可変
表示装置20は、前記遊技盤11の表面に取り付けられ
る取付基板21を有し、その取付基板21の中央に
「十」字状に複数の可変表示器22、23、24a〜2
4cが設けられている。図示の可変表示器22、23、
24a〜24cは、ドットLED表示器によって構成さ
れるもので、複数の図柄を表示するようになっている。
例えば、「1」〜「8」までの8個の数字と「F」
「V」の2つの英文字の合計10種類の図柄を順次連続
的にスクロール表示するようになっている。そして、上
記10種類の図柄のうち、「7」「F」「V」が特定識
別情報として設定され、それ以外の図柄が通常識別情報
として設定されている。本実施例においては図2及び図
3に示すように、特定識別情報として設定される図柄
は、通常識別情報として設定される図柄よりも遊技者の
注意を喚起し得るように、図柄の輪郭が太く表示される
ようになっている。
【0011】また、可変表示器22、23、24a〜2
4cは、前記始動入賞口35、42a,42bに打玉が
入賞して始動入賞玉検出器26、43a,43bをON
させたときに、変動表示を開始し、所定時間が経過した
ときに左、右、中の順に停止されるように表示制御され
るが、その停止時の図柄の組合せ位置として、左右の2
つの可変表示器22、23に表示される図柄が同じ図柄
であって通常識別情報が表示されたときには、中の可変
表示器24a〜24cのうち中央の可変表示器24bに
左右と同一の図柄が表示されたとき(図3に示す場合)
に特定遊技状態となり、一方、左右の2つの可変表示器
22、23に表示される図柄が同じ図柄であって特定識
別情報が表示されたときには、中の可変表示器24a〜
24cのいずれかに左右と同一の図柄が表示されたとき
(図2に示す場合)に特定遊技状態となる。つまり、通
常識別情報に基づく特定遊技状態の発生は、図1のの
組合せラインだけが有効となるのに対し、特定識別情報
に基づく特定遊技状態の発生は、図1の〜の組合せ
ラインすべてが有効となる。したがって、特定識別情報
からなる組合せ態様が通常識別情報からなる組合せ態様
よりも増加することになり、特定遊技状態となる可能性
が高くなるような印象を遊技者に与えることができる。
なお、特定遊技状態になると、可変入賞球装置40を後
述する所定の態様で駆動するものである。
【0012】しかして、最初に停止する左の可変表示器
22は、1つのドットLED表示器によって構成され、
次に停止する右の可変表示器23も、1つのドットLE
D表示器によって構成されている。つまり、左右の可変
表示器22、23は、単独で可変表示部材を構成してい
る。しかし、最後に停止する可変表示器24a〜24c
は、3つのドットLED表示器で構成され、それぞれが
独立に駆動表示制御されるものの、図2及び図3に示す
ように各可変表示器24a〜24cに表示される図柄の
連続性は、保持される。つまり、中央の可変表示器24
a〜24cは、3つの表示器で1つの可変表示部材を構
成している。なお、左右の可変表示器22、23の停止
時に表示される図柄が一致したリーチ状態時には、それ
と同じ図柄が可変表示器24a〜24cに移動表示され
る際にその変動速度が他の図柄の変動速度よりも遅くな
るように表示制御される。
【0013】また、上記した可変表示器22、23、2
4a〜24cの左右上下には、飾りLED25a,25
b、26a,26b、27a,27bが設けられてい
る。これらの飾りLEDは、左右の可変表示器22、2
3に表示される図柄が一致したとき、即ち、リーチ状態
となったときに飾りLED25a,25bと26a,2
6bが点滅してその旨を報知し、また、特定識別情報の
リーチ状態時において可変表示器24a〜24cに表示
される特定図柄(左右の特定識別情報と一致する特定識
別情報)が可変表示器24aに移動表示されたときに飾
りLED27aが点滅し、特定図柄が可変表示器24c
に移動表示されたときに飾りLED27bが点滅表示さ
れる。
【0014】また、「十」字状に配置される可変表示器
22、23、24a〜24cのすべてを囲む円内であっ
て可変表示器22、23、24a〜24cの間の取付基
板21には、飾りLED28a〜28dが設けられ、そ
の内側に特定識別情報のリーチ状態時に有効となる組合
せラインを表示するライン表示LED29a〜29dが
設けられている。つまり、左右の可変表示器22、23
に特定識別情報が停止表示されたリーチ状態になると、
すべてのライン表示LED29a〜29dが点滅表示し
てその表面に描かれた矢印を浮かび上がらせると共に、
中の可変表示器24a〜24cが停止して特定遊技状態
が成立したときには、その成立した組合せラインに対応
するライン表示LED29a,29d又は29b,29
cを点灯するようになっている。
【0015】なお、有効ラインの表示方法は、上記した
方法以外でも良く、例えば、3ライン有効表示方法とし
て、左右の可変表示器22、23に表示される図柄を点
滅、拡大縮小、あるいは移動させたり、あるいは、通常
時中央可変表示器24bだけで可変表示しており、3ラ
インが有効となったときに上下の中可変表示器24a,
24cにも図柄を表示して可変表示するようにしても良
いし、更に、2色発光のドットマトリックスを使用して
1ラインと3ラインとでは、異なる色で変動表示するよ
うにしても良い。また、上記説明では、3つの特定識別
情報でリーチ状態となったときには、3ラインが有効と
なる旨を述べたが、例えば、「7」のときには、3ライ
ン有効とし、「F」「V」のときには、所定の2ライン
だけ有効となるようにして、特定遊技状態となる可能性
の印象度を異ならせるようにしても良い。また、上記説
明からも明らかなように、ライン数の増加とは、1回1
回の表示結果における増加であって、すべての通常識別
情報による有効ラインの延べ数よりもすべての特定識別
情報による有効ラインの延べ数の方が増加するという意
味ではない。
【0016】更に、「十」字状に配置される可変表示器
22、23、24a〜24cのすべてを囲む円の外周の
取付基板21にも飾りランプ32a,32b、飾りLE
D33a,33b、飾りランプ34a,34bが設けら
れている。また、取付基板21の上部には、飾りLED
30a,30bと始動入賞記憶表示器31とが設けられ
ている。上記した構成のうち、始動入賞記憶表示器31
は、4個のLEDからなっており、可変表示器22、2
3、24a〜24cの変動表示中、又は特定遊技状態中
に前記始動入賞口35、42a,42bに入賞した玉数
を最高4個まで記憶した旨を報知するもので、その記憶
値分だけ可変表示装置20を変動表示する権利を留保す
るものである。また、飾りLED28a〜28d、30
a,30b、33a,33bや飾りランプ32a,32
b、34a,34bは、変動表示中や特定遊技状態中に
所定の態様で点灯、点滅、又は点灯移動したりするもの
であり、可変表示装置20を光で装飾するものである。
また、取付基板21の表面は、金属光沢処理が施されて
いるため、上記した飾りLEDや飾りランプ等から発せ
られる光を反射してより鮮やかに全体を装飾させると共
に、可変表示装置20全体が豪華な感じを遊技者に与え
ている。
【0017】次に、上記した可変表示装置20によって
特定遊技状態が生起された場合に駆動される可変入賞球
装置40の構成について説明する。図4において、可変
入賞球装置40は、前記遊技盤11の表面に取り付けら
れる横長な取付基板41を有し、その両端部に前記始動
入賞口42a,42bが一体的に設けられている。この
始動入賞口42a,42bは、前記したように始動入賞
玉検出器43a,43bを内蔵している。また、始動入
賞口42a,42bの側部には、図示しないが装飾ラン
プも内蔵されている。
【0018】また、取付基板41の中央部分には、一対
の玉受部材44a,44bが開閉自在に設けられてい
る。この玉受部材44a,44bは、周知のリンク部材
等を介してソレノイド45と連結され、該ソレノイド4
5のON・OFFによって開閉駆動されるものである。
【0019】上記した玉受部材44a,44bが開放し
た状態で受け入れられた入賞玉は、その内部中央に形成
された特定入賞口46又はその左右に形成された通常入
賞口47a,47bのいずれかに導かれる。そして、特
定入賞口46に入賞した入賞玉を検出するために特定入
賞玉検出器48が設けられ、通常入賞口47a,47b
に入賞した入賞玉を検出するために入賞個数検出器49
a,49bが設けられている。
【0020】以上、説明した可変入賞球装置40の特定
遊技状態時における概略動作を説明すると、まず、特定
遊技状態になると、玉受部材44a,44bが一定時間
(例えば、25秒)経過するまで又はその一定時間内で
あって玉受部材44a,44bに受け入れられた入賞玉
が所定個数(例えば、10個)に到達するまで開放す
る。このような開放を開放サイクルという。しかして、
当該開放サイクル中に入賞玉が特定入賞口46に入賞し
て特定入賞玉検出器48をONさせたときには、継続権
が発生し、次の開放サイクルの実行が留保される。そし
て、このような開放サイクルの繰り返しは、各開放サイ
クルにおいて継続権が成立していることを条件として所
定回数(例えば、16回)許容される。したがって、特
定遊技状態になると、短時間に多量の入賞玉を獲得でき
るチャンスが与えられることになる。なお、開放サイク
ル中に許容される入賞玉の数は、入賞個数検出器49
a,49bと特定入賞玉検出器48とによって検出され
た入賞玉の検出信号の合計に基づいて算出される。
【0021】上記した動作において、継続権が成立した
か否かは、入賞玉が特定入賞口46に入賞して特定入賞
玉検出器48をONすることによって判定されるが、遊
技者にその旨を報知するために、本実施例においては、
可変表示装置20の中央の可変表示器24bに「V」と
いう文字を表示するようになっている。また、何回目の
開放サイクルを実行しているか否かを報知するために、
左可変表示器22に開放回数を表示し、更に、1回の開
放サイクル中に玉受部材44a,44bに受け入れられ
た入賞玉数を報知するために、右可変表示器23に入賞
個数を表示するようになっている。
【0022】以上、可変表示装置20及び可変入賞球装
置40を含むパチンコ遊技機1について説明してきた
が、このパチンコ遊技機1は、前記コントロール基板5
0に組み込まれる図5の遊技制御回路によって制御され
る。図5は、遊技制御回路をブロック構成で示した回路
図である。図において、制御回路は、制御中枢としての
マイクロコンピュータ51を含み、このマイクロコンピ
ュータ51には、制御動作を所定の手順で実行すること
のできるMPU52と、MPU52の動作プログラムデ
ータを格納するROM53と、必要なデータの書き込み
及び読出しができるRAM54とを含んでいる。また、
マイクロコンピュータ51には、入出力回路55、サウ
ンドジェネレータ56、パワーオンリセット回路57、
クロック発生回路58、パルス分周回路59、及びアド
レスデコード回路60を含む。
【0023】入出力回路55には、検出回路61〜63
を介して、始動入賞玉検出器36、43a,43b、特
定入賞玉検出器48、入賞個数検出器49a,49bが
それぞれ接続され、また、ソレノイド駆動回路64を介
して玉受部材用ソレノイド45が接続され、ドットLE
D駆動回路65を介して可変表示器22、23、24a
〜24cが接続され、LED駆動回路66、67を介し
て、飾りLED25a,25b及び始動入賞記憶表示器
31がそれぞれ接続され、ランプ駆動回路68を介して
遊技効果ランプ10等のランプが接続されている。な
お、LED駆動回路66及びランプ駆動回路68には、
図示しないが遊技盤11又はパチンコ遊技機1前面に設
けられる他のLED及びランプも接続されている。ま
た、前記サウンドジェネレータ56には、アンプ69を
介してスピーカ7が接続されている。更に、上記した遊
技制御回路には、電源回路70から各種の電圧が供給さ
れている。
【0024】以上、実施例に係る可変表示装置20を備
えたパチンコ遊技機1の構成について説明したが、本実
施例によれば、複数用意される予め定めた識別情報の組
合せのうち、通常識別情報からなる組合せのときの特定
遊技状態となる組合せ有効ライン数よりも特定識別情報
からなる組合せのときの特定遊技状態となる組合せ有効
ライン数が多いので、特定識別情報に基づく特定遊技状
態となる可能性が通常識別情報に基づく特定遊技状態と
なる可能性よりも高くなる印象を与え、可変表示装置2
0の表示結果に遊技者の興味が集中し、遊技に抑揚を与
えることができる。
【0025】なお、上記した実施例(以下、第1実施例
という)では、組合せ態様の増加として組合せ有効ライ
ン数が増加するものを示したが、ほぼ同一の技術思想を
応用したものとして、図7及び図8に示す実施例(以
下、第2実施例という)のように、予め定めた特別識別
情報(図示の場合、シャープの図柄と音符の図柄)との
関係において、通常識別情報と特別識別情報との組合せ
のときには、特定遊技状態とならず、特定識別情報と特
別識別情報との組合せが成立したときには、特定遊技状
態とするものが考えられる。なお、第2実施例において
も、「7」「F」「V」が特定識別情報として設定さ
れ、それ以外の図柄が通常識別情報として設定されてい
る。
【0026】以下、この第2実施例について簡単に説明
する。第2実施例に係る可変表示装置80は、遊技盤1
1に取り付けられる取付基板81の上部に入賞口82、
始動入賞記憶表示器83、及び飾りLED84が設けら
れ、下方に液晶(LCD)からなる1つの可変表示器8
5が設けられている。この可変表示器85は、1つであ
るが、複数(3つ)の図柄を可変表示することが可能な
ように表示制御されるので、複数の可変表示部を有する
ものといえる。また、3つ表示される図柄は、左、中、
右の順に停止制御されるようになっている。
【0027】しかして、可変表示装置80の可変表示器
85に表示される図柄が、同一図柄が3つ揃ったときに
特定遊技状態とされる。この場合、左、中に停止表示さ
れた図柄が同一の通常識別情報であるときには、右に停
止表示される図柄も同一の通常識別情報でなければ、特
定遊技状態とならないが、左、中に停止表示された図柄
が同一の特定識別情報であるときには、右に停止表示さ
れる図柄が同一の特定識別情報であるときには当然特定
遊技状態となるが、更に特別識別情報が右に停止表示さ
れたときにも特定遊技状態となるように設定されてい
る。したがって、表示される識別情報の種類によって特
定遊技状態となる可能性が異なるような印象を遊技者に
与えることができので、可変表示装置の表示結果に遊技
者の興味が集中し、遊技に抑揚を与えることができると
共に遊技者の興味を引き付けることができる。
【0028】なお、特定識別情報と特別識別情報との組
合せにおいても、図8に示すように、特定識別情報の種
類によって特定遊技状態となったり特定遊技状態となら
ないように区別しても良い。例えば、特定識別情報が
「7」の場合には、2つあるいずれの特別識別情報との
組合せ85a,85bとなったときには、特定遊技状態
となるが、特定識別情報が「F」又は「V」の場合に
は、いずれか一方の特別識別情報(図示の場合には、シ
ャープ)との組合せ85c,85dとなったときに特定
遊技状態とするようにしても良い。
【0029】以上、2つの実施例について説明してきた
が、上記した実施例では、可変表示装置20の可変表示
部として、ドットマトリックスやLCD等の電気的な可
変表示部を示したが、他の電気的な可変表示部(例え
ば、7セグメントLEDやEL)であっても良いし、機
械的な可変表示部(例えば、ドラムや回転円盤)であっ
ても良い。更に、上記した実施例における説明では、詳
述しなかったが、組合せ態様が増加したときに、実際に
特定遊技状態となる確率は、ソフト上増加しても良い
し、あるいは一定のままでも良い。更に、上記した実施
例においては、可変表示装置20が設けられる遊技機と
してパチンコ遊技機を示したが、他の遊技機、例えば、
スロットルマシーンやアレンジ式弾球遊技機等であって
も良い。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明にあっては、複数用意される予め定めた識別
情報の組合せのうち、通常識別情報からなる組合せのと
きの特定遊技状態となる組合せ有効ライン数よりも特定
識別情報からなる組合せのときの特定遊技状態となる組
合せ有効ライン数が多くなるように設定されているの
で、特定識別情報に基づく特定遊技状態となる可能性が
通常識別情報に基づく特定遊技状態となる可能性よりも
高くなる印象を与え、可変表示装置の表示結果に遊技者
の興味が集中し、遊技に抑揚を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る可変表示装置の正面図であ
る。
【図2】可変表示装置の可変表示部に特定識別情報が表
示される場合の説明図である。
【図3】可変表示装置の可変表示部に通常識別情報が表
示される場合の説明図である。
【図4】可変表示装置が設けられるパチンコ遊技機の遊
技盤の正面図である。
【図5】可変表示装置を含む遊技を制御する遊技制御回
路のブロック図である。
【図6】可変表示装置が設けられるパチンコ遊技機の正
面図である。
【図7】第2実施例に係る可変表示装置の正面図であ
る。
【図8】可変表示装置の可変表示部に特定識別情報が表
示される場合の説明図である。
【符号の説明】 1 パチンコ遊技機(遊技機) 20 可変表示装置 22 可変表示器(可変表示部) 23 可変表示器(可変表示部) 24a〜24c 可変表示器(可変表示部) 29a〜29d ライン表示LED 51 マイクロコンピュータ 80 可変表示装置 85 可変表示器(可変表示部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 A63F 5/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を可変表示可能な可変表
    部を数有する可変表示装置と、該可変表示装置の表
    示結果が予め定めた識別情報の組合せとなったときに特
    定遊技状態となって、遊技者に対して所定の遊技価値を
    付与することが可能な遊技機において、 前記予め定めた識別情報の組合せは、特定識別情報から
    なる組合せと、通常識別情報からなる組合せと、を含
    み、 前記可変表示装置の表示結果が、前記通常識別情報から
    なる組合せのときの特定遊技状態となる組合せ有効ライ
    ン数よりも前記特定識別情報からなる組合せのときの特
    定遊技状態なる組合せ有効ライン数を多く設定したこ
    とを特徴とする可変表示装置付遊技機。
JP3342272A 1991-11-30 1991-11-30 可変表示装置付遊技機 Expired - Lifetime JP3059807B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101614091B1 (ko) * 2014-12-12 2016-04-25 김성은 음식물 이탈방지 구조를 갖는 접이식 석쇠

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