JP3056972U - 超小形プラスチック成形用金型 - Google Patents

超小形プラスチック成形用金型

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JP3056972U JP1998006985U JP698598U JP3056972U JP 3056972 U JP3056972 U JP 3056972U JP 1998006985 U JP1998006985 U JP 1998006985U JP 698598 U JP698598 U JP 698598U JP 3056972 U JP3056972 U JP 3056972U
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博士 西堀
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有限会社衣笠製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超小形プラスチック製品の成形におけるピン
ポイントゲート構造を改良し、ゲート部残肉のゲートと
られ(穴空き)を阻止する。 【解決手段】 超小形の製品用凹部2’を有する下型7
と、前記製品用凹部に成形用樹脂を注入するための下向
きピンポイントゲート12を有する上型6とからなり、
前記下型の製品用凹部に僅かに突入すべき前記上型のピ
ンポイントゲート口形成部6bにおいて、ゲート口から
同形成部の外周に向かって開通した少なくとも1条のノ
ッチ13を有することにより、樹脂注入時において製品
のゲート対応部の周縁に、前記ノッチに対応する少なく
とも1条の山形を形成するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、超小形のプラスチック製品を成形するための、樹脂注入口(いわ ゆる「ゲート」)の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
超小形プラスチック製品が、例えば、図1において“1”で示すような、長さ 3mm、幅2mm、及び厚さ0.4mmのチップ形状である場合、ゲート方式は 図2に示すように製品用凹部2の側面から注入するサイドゲート方式か、図3及 び図4に示すように製品用凹部2’の上面から注入するピンポイントゲート方式 に限られる。図2のサイドゲート方式において、3は樹脂流入路としてのランナ ー、4はランナー3からの樹脂流を絞って製品用凹部2の側面に注入するための ゲートであり、流速を早めて逆流を阻止するようになっている。このサイドゲー ト方式は樹脂注入及び硬化後に、上型と合わせて3枚の金型構造を分解しても製 品部とゲート部は、上下方向にそのまま解放されるため互いに連続したままであ り、このゲート部を製品本体から強制的に切り離す工程が必要である。また縦横 (ここでは、3mm×2mm)の寸法公差が厳しい場合、ゲート口跡のサイド面 の凹凸などにより、これを実現することが困難となる。
【0003】 次に、ピンポイントゲート方式の場合、ゲート口が図3に示す製品用凹部2’ 上面のどの位置に接するかによって、角部ゲート口5(図3A及びB)と中央部 ゲート口5’(図3C)とに別れる。ここでは角部ゲート口5につき図4を参照 してその全体構造及び作用を説明する。ゲート口5は、上型6の下部に形成され た小突起状のゲート口形成部6aの円錐孔からなり、上下金型の整合時において 下型7上部の製品用凹部2’内に僅かに突入する。このゲート口5は、これに連 なる上型6の本体ゲート部を介して、上型6上部のランナー8における垂直部8 aと連通し、この経路で凹部2’内に樹脂が注入された後、上型6が下型7から 持ち上げられる際に共に上昇し、内側の樹脂ゲート部を凹部4’内の製品本体部 1’から無理なく引きちぎるものである。なお、中央部ゲート口5’の場合はそ の外周も円形になり、中央部なるが故にゲート剪断時の力の加わり方も偏らなく なるが、機能上において大差はない。
【0004】 ピンポイントゲート方式において、ゲート部引きちぎりによって残された樹脂 凸部が、製品厚さの寸法公差(上限)をはみ出る場合には、図5に示すような押 さえ工程により処理することができる。この場合、ゲート切り離し直後において 、製品1’は製品受台9に載せられ、製品の規定厚さT(即ち、0.4mm)に 等しい深さの下向き凹部を有する押さえ治具10を上方よりあてがわれる。製品 部上面から突出したゲート跡部11は押さえ治具10の凹部底面で押圧され、製 品上面レベルまで押し下げられる。
【0005】 上記の押さえ工程は、製品のゲート跡部が製品面より突出した場合の処理であ るが、製品厚さが薄く且つ下型(製品用凹部)へのゲート口突入寸法を差し引い た、いわゆる残肉厚がゲート口径よりも小さくなると、ゲート引き上げ時におい て残肉部がとられ穴が開いてしまう。例えば図6において、製品の厚さT=0. 4mmに対して口径0.3mmのゲート口5が0.2mm突入し、残肉厚が0. 2mmとなった場合(A)、この残肉部はゲート引き上げによる引っ張り力に耐 えられずに取られてしまい、ゲート口直下部に穴が開いた状態(B)となったこ とを示している。従って薄形製品の成形の場合、残肉厚≧ゲート口径の条件を満 たさなければならない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、超小形及び薄形プラスチック製品の樹脂注入工程において、ゲート 部の残肉厚がゲート口径より小さい場合でも、ゲート切り離し時に「残肉とられ 」を生じないピンポイントゲート構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、超小形の製品用凹部を有する下型と、前記製品用凹部に成 形用樹脂を注入するための下向きピンポイントゲートを有する上型とからなり、 前記下型の製品用凹部に僅かに突入すべき前記上型のピンポイントゲート口形成 部において、ゲート口から同形成部の外周に向かって開通した少なくとも1条の ノッチを有することにより、樹脂注入時において製品のゲート対応部の周縁に、 前記ノッチに対応する少なくとも1条の山形を形成するようにしたことを特徴と する超小形プラスチック成形用金型を構成したものである。
【0008】 上記の構成によれば、樹脂注入製品のゲート対応部(残肉厚部)の周縁に少な くとも1条の山形が形成され、これが補強となって残肉部と製品本体部との一体 性もしくは結合力を強めるため、ゲート切り離し時における「残肉とられ」を防 止することができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図7は本考案のピンポイントゲート構造が、下型の製品用凹部の上面に接する 状態を示すもので、同図Aではゲート口12を有するゲート口形成部6bの先端 面が製品用凹部2’の角部に接し、Bではゲート口12’を有するゲート口形成 部6b’の先端面が製品用凹部2’の中央部に接するものである。ゲート口形成 部6b又は6b’の先端面には、ゲート口から外周に向かって開通した、この場 合4条のノッチ13(図では紙面の手前が谷底となる。)を有する。この場合も 角部ゲート口12についての断面図である図8を参照してその全体構造及び作用 を説明する。ゲート口12は、従来構造のものと同様に上型6の下面から突起し たゲート口形成部6bの円錐孔からなり、整合配置された下型7の製品用凹部2 ’内に僅かに突入するようになっている。その他、従来形構造について図4に示 した部分と同一の参照数字を用いた部分は、前者の部分と同一であり、説明を省 略する。
【0010】 前述したノッチ13はゲート口形成部6bの先端面から刻設され、その深さは 上下金型の整合時においてその谷底14(図では倒立した谷の上端)が下型7の 上面(製品用凹部2’の縁)より僅か下に位置する程度となっている。もし谷底 14が下型7上面と同位、又はそれ以上になると対応する製品部分にバリや製品 面より突き出た突条が形成される恐れがあるからである。
【0011】 図9は上型と下型との整合時において、ゲート口形成部6bを斜め下から見上 げた斜視図であり、ノッチ13がゲート口12から同形成部6bの外周までほぼ 同一断面で開通していることが分かる。図10は図9から予測されるプラスチッ ク製品1’のゲート部を示すものであり、この場合ノッチ13に対応する4条の 山15が形成されることにより、残肉部の補強となり、金型外し時にゲート口内 部(図の仮想線と山15の内側面とに囲まれた略円錐台部)16のみが製品1’ 本体部から分離され、残肉部17はゲート周段落面18とほぼ面一の状態で製品 1’本体部に安定に止められる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べた通り、本考案は超小形プラスチック成形におけるピンポイントゲー トの構造を改良し、ゲート口径に比して残肉が比較的薄い場合でも補強山部を形 成することにより、残肉とられを生じないようにし、プラスチック製品の小形化 及び歩留りの向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】超小形プラスチック製品の形状の一例を示す平
面図(A)及び側面図(B)である。
【図2】従来のサイドゲート方式の平面─断面図(A)
及び側面図(B)である。
【図3】従来の角部ピンポイントゲート方式の下型平面
図(A)、その角部ピンポイントゲートを通るゲート/
製品部側断面図(B)、及び従来の中央部ピンポイント
ゲート方式の下型平面図(C)である。
【図4】従来の角部ピンポイントゲート方式における金
型整合状態の、角部ピンポイントゲートを通る部分断面
図である。
【図5】従来の角部ピンポイントゲート方式において突
起したゲート跡部を押さえ慣らすための押さえ治具構造
を示す断面図である。
【図6】従来の角部ピンポイントゲート方式においてゲ
ート部残肉厚がゲート口径より小さい場合の、金型整合
時のゲート部断面図(A)と金型分離時においてゲート
(残肉)とられが生じた状態を示す断面図(B)であ
る。
【図7】本考案の角部ピンポイントゲート方式の実施例
における下型平面図(A)、及び中央部ピンポイントゲ
ート方式の実施例における下型平面図(B)である。
【図8】図7Aの実施例における金型整合状態の、角部
ピンポイントゲートを通る部分断面図である。
【図9】図8の金型整合状態において、ゲート口形成部
6bを斜め下から見上げた斜視図である。
【図10】本考案の実施例による金型を用いた型抜き後
のプラスチック製品のゲート対応部を、斜め上から見た
部分斜視図である。
【符号の説明】
1、1’ 超小形プラスチック製品 2、2’ 製品用凹部 3 ランナー 4 ゲート 5 ゲート口 6 上型 6a、6b ゲート口形成部 7 下型 8 ランナー 9 製品受台 10 押さえ治具 11 ゲート跡部 12 先端面 13 ノッチ 14 谷底 15 山 16 仮想円錐台 17 残肉部17 18 ゲート周段落面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超小形の製品用凹部を有する下型と、前
    記製品用凹部に成形用樹脂を注入するための下向きピン
    ポイントゲートを有する上型とからなり、前記下型の製
    品用凹部に僅かに突入すべき前記上型のピンポイントゲ
    ート口形成部において、ゲート口から同形成部の外周に
    向かって開通した少なくとも1条のノッチを有すること
    により、樹脂注入時において製品のゲート対応部の周縁
    に、前記ノッチに対応する少なくとも1条の山形を形成
    するようにしたことを特徴とする超小形プラスチック成
    形用金型。
  2. 【請求項2】 前記ノッチが前記ゲート口形成部の下向
    き先端面から刻設されたものであり、上端に形成される
    谷底が前記下型の製品用凹部の縁面より下に位置するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラスチック成形用金
    型。
JP1998006985U 1998-08-24 1998-08-24 超小形プラスチック成形用金型 Expired - Lifetime JP3056972U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983065A (en) 1997-07-23 1999-11-09 Xerox Corporation Method of printing secure documents
JP2024002188A (ja) * 2022-06-23 2024-01-11 株式会社 ダイサン 射出成形用金型及び樹脂成形品

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US5983065A (en) 1997-07-23 1999-11-09 Xerox Corporation Method of printing secure documents
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