JP3081250U - ゲート処理成形によるアシストキャップ - Google Patents
ゲート処理成形によるアシストキャップInfo
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 特に自動車部品としてプラスチックを射出成
形してなるアシストキャップに関する。 【解決手段】 成形すべきアシストキャップ12,1
3,14,15の下面のピンポイント部分16において
ノーズゲート8,9,10,11により前記ピンポイン
ト部分16でプラスチック射出成形され、もって成形後
の2次加工を施こすことなく取り出しうるようにし、か
つスプルー1に連なり、このスプルー1に対して交叉す
る相反方向に分岐するランナー2,3と、このランナー
2,3から更に反対方向に分岐して形成される2次ラン
ナー4,5,6,7から前記ノーズゲート8,9,1
0,11を介して前記アシストキャップに連通するよう
にしてなるゲート処理成形によるアシストキャップ。
形してなるアシストキャップに関する。 【解決手段】 成形すべきアシストキャップ12,1
3,14,15の下面のピンポイント部分16において
ノーズゲート8,9,10,11により前記ピンポイン
ト部分16でプラスチック射出成形され、もって成形後
の2次加工を施こすことなく取り出しうるようにし、か
つスプルー1に連なり、このスプルー1に対して交叉す
る相反方向に分岐するランナー2,3と、このランナー
2,3から更に反対方向に分岐して形成される2次ラン
ナー4,5,6,7から前記ノーズゲート8,9,1
0,11を介して前記アシストキャップに連通するよう
にしてなるゲート処理成形によるアシストキャップ。
Description
【0001】
この考案は特に自動車部品としてプラスチックを射出成形してなるアシストキ ャップに関する。
【0002】
従来の工法では、ゲート方式(サイドゲート方式)になっており、後工程で意 匠面についたゲートをカットしていた。または別のゲート方式(ピンポイントゲ ート方式)では製品の構造上、意匠面の最も不適当な中心に設定しなければなら ないのでゲート跡が傷となって、品質上で問題があった。
【0003】
この考案はノーズゲート方式を採用することによって、製品の性質上の意匠面 以外(裏面より)ゲートを設定することによりゲートカットの不要と、ゲート跡 及びゲートカット処理跡の傷の問題が解消された。
【0004】
すなわち、この考案の請求項1に記載のアシストキャップは、成形すべきアシ ストキャップの下面のピンポイント部分においてノーズゲートにより前記ピンポ イント部分でプラスチック射出成形され、成形後の2次加工を施こすことなく取 り出しうるようにしたものである。
【0005】 この考案の請求項2に記載のアシストキャップは、請求項1に記載のアシスト キャップにおいて、スプルーに連なり、このスプルーに対して交叉する相反方向 に分岐するランナーと、このランナーから更に反対方向に分岐して形成される2 次ランナーから前記ノーズゲートへ前記ピンポイント部分を介して前記アシスト キャップに連通するようにしてなるものである。
【0006】 この考案の請求項3に記載のアシストキャップは、請求項1に記載のアシスト キャップにおいて、前記各アシストキャップが、前記スプルーに関して距離を等 しく形成してなるものである。
【0007】
先ず図1及び図2において、スプルー1に連なりかつ前記スプルー1に対して 交叉する相反方向に分岐したランナー2,3と、このランナー2,3から更に反 対方向に分岐した2次ランナー4,5;6,7を連ね、これら2次ランナー4, 5;6,7をそれぞれノーズゲート8,9;10,11を介してアシストキャッ プ12,13,14,15に成形してなるのである。図8はピンポイント部分1 6によるアシストキャップ12(13,14,15)へのプラスチック導入部を 示す。
【0008】 前記スプルー1は前記ランナー2,3との交叉部分を越えて下方に延長された 突部16を有し、また前記2次ランナー4,5及び2次ランナー6,7がランナ ー2,3と交叉する部分の下方にも突起17,18が形成する。
【0009】 この場合、前記アシストキャップ12,13,14,15は、前記スプルー1 に対して各ノーズゲート8,9;10,11を介して距離を等しくするものとす る。
【0010】 前記アシストキャップ12,13,14,15を構成するための型本体19は 、図3,図4,図5に示されており、上面図である図3と、下面図である図4と 、一部分の側面図である図5において、湯口(図示せず)に連なり前記スプルー 1を形成する湯道20は前記ランナー2,3を形成する分岐湯道21,22に連 通し、これら分岐湯道21,22はそれぞれ再分岐湯道23,24;25,26 からノーズゲート8,9;10,11を形成する湯道27,28;29,30に 至り、それぞれ成形型31,32;33,34に至るものである。
【0011】 プラスチックの射出成型時には、例えば成形されたアシストキャップ12から 公知のようにスライド35等を抜き去り、かつシボ範囲内で前記アシストキャッ プ12内の処理を行なって、図6ないし図8に示すように構成するのである。
【0012】 なおアシストキャップ12〜15は、先ず前記突部16と突起17,18の部 分で上方へ押圧し、かつ図3,4で36,37で示したポイントで上方へ突き上 げて、前記ノーズゲート8〜11の部分で、アシストキャップ12〜15から外 すのである。
【0013】
この考案の上述の構成によれば、極めて簡略でありながらアシストキャップを 均等に成形されかつ量産が可能となるものである。
【図1】射出成形された成型品の斜視図である。
【図2】図1に示す部分の側面図である。
【図3】型本体の上面図である。
【図4】型本体の下面図である。
【図5】型本体の一部の側面図である。
【図6】ノーズゲートによるアシストキャップの成形時
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】アシストキャップの拡大下面図である。
【図8】成形時の態様を示す側面図である。
【図9】アシストキャップの拡大端面図である。
1 スプルー 2,3 ランナー 4,5,6,7 2次ランナー 8,9,10,11 ノーズゲート 12,13,14,15 アシストキャップ 16 ピンポイント部分
Claims (3)
- 【請求項1】 成形すべきアシストキャップの下面のピ
ンポイント部分においてノーズゲートにより前記ピンポ
イント部分でプラスチック射出成形され、成形後の2次
加工を施こすことなく取り出しうるゲート処理成形によ
るアシストキャップ。 - 【請求項2】 スプルーに連なり、このスプルーに対し
て交叉する相反方向に分岐するランナーと、このランナ
ーから更に反対方向に分岐して形成される2次ランナー
から前記ノーズゲートへ前記ピンポイント部分を介して
前記アシストキャップに連通するようにしてなる請求項
1記載のゲート処理によるアシストキャップ。 - 【請求項3】 前記各アシストキャップが、前記スプル
ーに関して距離を等しく形成してなる、請求項1記載の
ゲート処理によるアシストキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002398U JP3081250U (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | ゲート処理成形によるアシストキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002398U JP3081250U (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | ゲート処理成形によるアシストキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3081250U true JP3081250U (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=43214027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001002398U Expired - Fee Related JP3081250U (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | ゲート処理成形によるアシストキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081250U (ja) |
-
2001
- 2001-04-23 JP JP2001002398U patent/JP3081250U/ja not_active Expired - Fee Related
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