JPH04246508A - ゴム成形用金型 - Google Patents

ゴム成形用金型

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JPH04246508A
JPH04246508A JP1110791A JP1110791A JPH04246508A JP H04246508 A JPH04246508 A JP H04246508A JP 1110791 A JP1110791 A JP 1110791A JP 1110791 A JP1110791 A JP 1110791A JP H04246508 A JPH04246508 A JP H04246508A
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JP
Japan
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cavity
hand
cavities
narrow
molding
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Application number
JP1110791A
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JPH0780188B2 (ja
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Masahiko Ito
雅彦 伊藤
Hiromitsu Yamada
山田 広光
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形や注入成形で
ゴム成形体を成形するのに用いられるゴム成形用金型に
関する。本発明の金型は、押出成形で形成されたウェザ
ストリップに端末部あるいはコーナ部を注入成形で形成
する場合などに利用できる。
【0002】
【従来の技術】ゴムの注入成形や射出成形においては、
金型のPL面に成形材料が進入してバリが生じる。そこ
でこのバリを除去する工数を低減するために、分割部(
PL)に沿って成形厚さ0.1〜0.2mmの狭小キャ
ビティを介して把持可能な手むしりキャビティを設け、
成形後手むしり部を持って手むしり溝で引きちぎること
でバリを除去することが行われている。
【0003】また、押出成形で形成されたウェザストリ
ップに断面形状の異なるコーナ部などを型成形で形成す
る場合は、金型の両側から押出成形体を挿入して保持し
、その金型内で注入成形などで成形して接続する。この
とき成形材料の注入不足が生じないように、所要量より
多目に注入する必要があるが、多目に注入すると押出成
形体に圧力が加わり変形などの不具合が生じる。そこで
、キャビティの成形材料が最後に到達する位置には、過
剰の成形材料を受けるためのオーバフローキャビティが
設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来よりオーバフロー
キャビティは主キャビティと直接連通するのが最も効果
的と考えられ、また押出成形体に余分な圧力が加わらず
成形材料が主キャビティから流れ込み易いように、成形
厚さ(間隙)0.5〜1.5mmの板状に形成されるの
が通常である。そのためオーバフローキャビティで形成
されたオーバフロー部は手むしりでは除去できず、作業
者が鋏などで切除しているのが現状である。したがって
切除の工数が多大となっている。
【0005】また鋏を用いると切除の跡が醜くなるため
、意匠面となる部分にはオーバフローキャビティを設け
ることができない。そのため意匠面となる部分の押出成
形体との接続部分に作用する圧力が高くなる場合があり
、その部分で押出成形体を強固に保持する必要があって
、そのための金型構造の複雑化などの不具合が生じてい
る。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、金型構造を改良することにより、鋏の使用
を不要とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはオーバフロ
ーキャビティの形状を種々変化させて検討した結果、従
来のように成形厚さ(間隙)を0.5〜1.5mmまで
厚くしなくとも、充分にオーバフローキャビティとして
の機能を果たすことを発見した。そして部分的に狭小キ
ャビティと同等としても充分であることを見出し、本発
明を完成したものである。
【0008】すなわち上記課題を解決する本発明のゴム
成形用金型は、主キャビティと、主キャビティの分割部
に沿い主キャビティと連通して手むしり溝を成形する狭
小キャビティと、狭小キャビティと連通し手むしり部を
成形する手むしりキャビティと、主キャビティの一部に
連通し成形材料の過剰分を受けるオーバフローキャビテ
ィと、をもつゴム成形用金型において、オーバフローキ
ャビティは、手むしりキャビティと連通するとともに、
狭小キャビティと連通する成形厚さが0.1〜0.2m
mの連結キャビティを介して主キャビティと連通してい
ることを特徴とする。
【0009】主キャビティとは、成形体自体を成形する
キャビティをいう。狭小キャビティは、手むしり溝を形
成するキャビティであり従来と同様に構成することがで
きる。手むしり溝を手で引きちぎることができるように
するためには、手むしり溝の厚さが0.1〜0.2mm
となるように形成する必要がある。この厚さが0.1m
mより薄くなると、手むしり溝及び手むしり部に成形材
料が充填されにくくなり、手むしりが困難となる。また
0.2mmを超えて厚くなっても手むしりが困難となる
。この狭小キャビティは主キャビティに沿うPL部分に
設けられる。
【0010】手むしりキャビティは狭小キャビティに沿
って狭小キャビティに連通して設けられ、従来と同様に
手むしり部を形成する。オーバフローキャビティは成形
材料の過剰分を受ける部分であり、従来と同様に成形材
料が最後に到達する位置に設けられる。途中の位置であ
ると、成形材料がまずオーバフローキャビティを充填し
てから主キャビティの末端部を充填することとなり、オ
ーバフローキャビティを設ける意味がない。
【0011】本発明の最大の特徴は、オーバフローキャ
ビティは、手むしりキャビティと連通するとともに、狭
小キャビティと連通する成形厚さが0.1〜0.2mm
の連結キャビティを介して主キャビティと連通している
ところにある。このように連結キャビティを設けること
により、オーバフローキャビティで形成されたオーバフ
ロー部を連結キャビティで形成された連結部で手むしり
により除去することができ、鋏による切除を不要とする
ことができる。この成形厚さが0.1より薄くなるとオ
ーバフローキャビティに成形材料が流入しにくくなり、
オーバフローキャビティとしての機能が果たせない。ま
た0.2mmを超えると手むしりが困難となり鋏を使用
せざるを得なくなる。
【0012】
【発明の作用及び効果】本発明のゴム成形用金型では、
成形材料は主キャビティから狭小キャビティを介して手
むしりキャビティを充填し、過剰な分は最終的に連結キ
ャビティを介してオーバフローキャビティへ流入する。 これにより金型に挿入されている押出成形体などに成形
材料からの圧力が伝わるのが防止され、押出成形体など
の変形が防止される。
【0013】そして得られた成形体では、手むしり部と
オーバフロー部とは、手むしり溝と連結部で手むしりに
より除去することができる。したがって鋏による切除工
程が不要となり、工数を低減することができる。また手
むしりによれば除去された表面がきれいなため、オーバ
フロー部が意匠面にあっても美観を損なわない。したが
ってオーバフローキャビティの位置の自由度が向上し、
設計の自由度が高い。
【0014】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
〜図4に本発明の一実施例の成形用金型を示す。この金
型は異形断面の2種類のウェザストリップ100、20
0の連結部分を注入成形で形成する場合に用いられる。
【0015】この成形用金型は、上型1、中型2及び下
型3で構成され、上型1に設けられたポット10内に投
入された成形材料をプランジャ11が押圧し、スプルー
12およびゲート13からキャビティ4に圧入すること
により注入成形がおこなわれる。ゲート13は連結部分
の軸方向中央部に設けられている。ここでキャビティ4
は、連結部分の全体を形成する主キャビティ40と、主
キャビティ40のPL部に沿い主キャビティと連通する
複数の狭小キャビティ41と、狭小キャビティ41と連
通する手むしりキャビティ42と、主キャビティ40の
軸方向両端部にそれぞれ一対ずつ設けられ手むしりキャ
ビティ42と連通する4つのオーバフローキャビティ4
3とから構成されている。そしてオーバフローキャビテ
ィ43と主キャビティ40の間には、狭小キャビティ4
1と連通する連結キャビティ44が介在している。
【0016】狭小キャビティ41は成形厚さが0.1〜
0.2mmであり、手むしり溝を形成する。そして狭小
キャビティ41に連通する手むしりキャビティ42は、
成形厚さが1.5mm、幅が2mmであり、作業者が把
持可能で充分な強度の手むしり部を形成する。またオー
バフローキャビティ43は成形厚さが1.5mmであり
、過剰な成形材料を収容するに充分な大きさに形成され
ている。さらにオーバフローキャビティ43と主キャビ
ティ40の間に介在する連結キャビティは、成形厚さ(
間隙)が0.15mmであり薄肉の連結部を形成する。 したがってオーバフローキャビティ43で形成されるオ
ーバフロー部を把持して連結部で手むしりすることがで
きる。
【0017】上記のように構成された本実施例の成形用
金型では、まず予め押出成形によりそれぞれ形成された
2種類のウェザストリップ100、200を金型内に挿
入し、それぞれの端面が主キャビティ40に表出する位
置で保持固定する。次にポット10内に可塑化されたゴ
ム成形材料を投入し、プランジャ11を前進させてキャ
ビティ4に成形材料を圧入する。
【0018】ここでゲート13から圧入された成形材料
は、主キャビティ40の中央から端部へ向かって前進す
る。そしてPL部に形成された狭小キャビティ41、手
むしりキャビティ42を充填し、主キャビティ40全体
を充填してさらに過剰な成形材料は、連結キャビティ4
4からオーバフローキャビティ43に入り注入が終了す
る。
【0019】次に加熱・加硫後、型開きされウェザスト
リップ100、200と一体的に接合された成形体が形
成される。そして作業者がこの成形体を持ち、手むしり
キャビティ42で形成された手むしり部、又はオーバフ
ローキャビティ43で形成されたオーバフロー部を摘み
、狭小キャビティ41で形成された手むしり溝及び連結
キャビティ44で形成された連結部で引きちぎることに
より、外観に優れた連結部材が得られる。
【0020】したがって本実施例の成形用金型によれば
、オーバフロー部の除去に鋏が不要となるので、除去の
工数が小さい。また除去跡がきれいなため、意匠表面に
もオーバフロー部を設けることができ、接合部の変形が
防止できるとともに設計の自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の成形用金型の断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【符号の説明】
40:主キャビティ    41:狭小キャビティ  
  42:手むしりキャビティ 43:オーバフローキャビティ      44:連結
キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主キャビティと、該主キャビティの分
    割部に沿い該主キャビティと連通して手むしり溝を成形
    する狭小キャビティと、該狭小キャビティと連通し手む
    しり部を成形する手むしりキャビティと、該主キャビテ
    ィの一部に連通し成形材料の過剰分を受けるオーバフロ
    ーキャビティと、をもつゴム成形用金型において、前記
    オーバフローキャビティは、前記手むしりキャビティと
    連通するとともに、前記狭小キャビティと連通する成形
    厚さが0.1〜0.2mmの連結キャビティを介して前
    記主キャビティと連通していることを特徴とするゴム成
    形用金型。
JP1110791A 1991-01-31 1991-01-31 ゴム成形用金型 Expired - Fee Related JPH0780188B2 (ja)

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JPH04246508A true JPH04246508A (ja) 1992-09-02
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248448A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Tokai Kogyo Co Ltd 射出成形部を備える成形品とその製造方法及び製造装置
CN102700085A (zh) * 2012-05-17 2012-10-03 常熟英提尔汽车饰件有限公司 窗框饰条强制脱模的制造工艺

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JP2009248448A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Tokai Kogyo Co Ltd 射出成形部を備える成形品とその製造方法及び製造装置
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