JP3056385B2 - 円筒形物体の挾持装置 - Google Patents

円筒形物体の挾持装置

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JP3056385B2 JP6263802A JP26380294A JP3056385B2 JP 3056385 B2 JP3056385 B2 JP 3056385B2 JP 6263802 A JP6263802 A JP 6263802A JP 26380294 A JP26380294 A JP 26380294A JP 3056385 B2 JP3056385 B2 JP 3056385B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビール樽のような円
筒形物品を一方の処理手段から他方の処理手段に移載す
る際に使用される円筒形物体の挾持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の円筒形物体の挾持装置とし
ては、実開昭61-128225号公報に開示されたようなもの
があり、これは門型の機枠に上下動可能に設置された支
持枠に、複数の樽からなる円筒形物体43の挾持手段を設
けたものであって、挾持手段は図11に示すように、機枠
に上下動可能に設けられた下部鉄板18に設けられたブラ
ケット38に挾持部材37がピン39によって揺動に枢支さ
れ、下部鉄板18の上部にこれと平行に上部鉄板19が設け
られ、この上部鉄板19の挾持部材37と対向する位置にカ
ムローラ42が設けられたものとなっている。このような
挾持手段の下方に図示しない搬送手段のパレットに載っ
て円筒形物体43が搬送されてきて停止すると、挾持部材
37が実線に示すように下端の挾持部40が開放された状態
で、円筒形物体43の口部44に対向する位置にまで下降し
たところで停止する。ここで上部鉄板19を上昇すると、
カムローラ42によって挾持部材37が鎖線に示す閉鎖位置
に揺動して、円筒形物体43の口部44を挾持する。そこで
挾持手段全体を上昇させて、その上昇位置で図示しない
他の搬送手段のパレットに円筒形物体43を移載する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような円
筒形物体43は、通常パレットに図4に示すように、20個
の円筒形物体43が縦方向に4列で横方向に5列というよ
うに整列されていることが多いことから、挾持部材37も
それに対応した位置に配置されている。しかしながら円
筒形物体43は、ときによっては前記のように整列されな
いで、図5に示すように18個の円筒形物体43が横方向が
5列ではあるが、その2,4列目の縦列は3個となって
いるように整列されて搬送されてくる場合がある。そこ
でこのような場合には、それに対応して挾持部材37の位
置を変更しなければならず、そのため構造が複雑となっ
て高価となり、また操作も厄介であるという問題があ
る。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の円筒形物体の挾持装置のもつ問題を解消し、円筒形
物体が異った整列状態で搬送されてきても、いちいち挾
持部材の位置を変更しなくともよくて、構造が簡単であ
って安価であり、また操作も簡単な円筒形物体の挾持装
置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、門型
の機枠に上下動可能に設置された支持枠内で、円筒形物
体を挾持する挾持部材を設けた円筒形物体の挾持装置に
おいて、支持枠は方形枠型であって、この支持枠の4側
面には複数の円筒形物体を挾持するため水平方向に移動
可能な挾持部材と、この挾持部材を移動させる作動部材
とを設け、前記挾持部材には複数の円筒形物体をそれぞ
れ嵌入可能な複数の凹部を有し、これら複数の凹部のう
ちの一部の凹部には、補助凹部が設けられていることを
特徴とするものである。また、請求項2に記載の発明は
請求項1に記載の発明において、前記支持枠には作動部
材により移動されると共に、円筒形物体の側面と挾持部
材の対応側面との間に空隙が生じる場合に、この空隙が
生じる列の円筒形物体を挾持する補助挾持部材が設けら
れ、この補助挾持部材には円筒形物体を嵌入可能な凹部
を有することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明によって、円筒形物体を
挾持するに際しては、円筒形物体が搬送手段によって搬
送されて挾持装置の下方に到達して停止すると、挾持装
置が上昇位置から下降してきて、円筒形物体と対応する
下降位置に到達したところで、その下降を停止して作動
部材を作動して挾持部材を前進させて、その凹部に円筒
形物体の胴部が嵌入して挾持したら、挾持装置を上昇位
置まで上昇させたところで停止し、作動手段によって挾
持装置を移動して他の搬送手段の上方に到達したところ
で停止し、挾持装置を下降させてこの搬送手段に円筒形
物体を移載させる。
【0007】前記のようにして円筒形物体を挾持した
際、円筒形物体がその配列の状態によって、横方向のあ
る列の円筒形物体の側面と、挾持部材の対応側面との間
に空隙が形成される場合には、これをこのままにしてお
くとこの列の円筒形物体が不安定となるので、挾持部材
の凹部が嵌入することができない円筒形物体を挾持する
補助挾持部材を、水平方向に移動可能に設け、この補助
挾持部材を作動部材によって前進させ、その圧力によっ
て円筒形物体を押圧して安定させる。
【0008】
【実施例】図1〜6に示すこの発明の第1実施例におい
て、門型の機枠1に図示しない上下作動部材によって上
下動する支持枠2が設置され、この支持枠2は方形枠型
となっていて、その4側面に複数の円筒形物体10の上下
を挾持するため水平方向に移動可能な挾持部材3と、こ
の挾持部材3を移動させる液圧又は気圧シリンダからな
る第1作動部材4とを設け、挾持部材3には円筒形物体
10が嵌入可能な複数の円弧形の凹部5が形成されてい
る。この凹部5は図4に示すように、円筒形物体10が上
下方向に4列であって横方向に5列に整列されている場
合に、その最外側のものが嵌入することができるよう
に、上下部の挾持部材3に各5個、両側部の挾持部材3
に各4個配置されているのに加えて、図5に示すように
横方向に4+3+4+3+4列に整列された円筒形物体
10が嵌入できるように、横方向における第3,5列のも
のが嵌入できるような円弧形の補助凹部6が凹部5に付
加されたものとなっており、この実施例では凹部5,6
は縦方向の中心線X−Xに対して左右対称となってい
る。
【0009】そして円筒形物体10が図5,6に示すよう
に配列されている場合に、第1,3列間及び第3,5列
間に発生する空隙7に対応する位置に、支持枠2に水平
方向に移動可能な補助挾持部材8を設け、この補助挾持
部材8は支持枠2に取付けられた液圧又は気圧シリンダ
からなる第2作動部材17によって移動するようになって
いる。そして9は支持枠2の上部に設立された上下動支
枠、11,12は支持枠2の下方に配置された第1,2搬送
手段、13はパレット、14は機枠1において第1,2搬送
手段11,12の上部間に配置された走行レール、15は上下
動支枠9に設けられた台車、16はこの台車15を移動させ
る作動手段である。
【0010】前記のような挾持装置によって円筒形物体
10を挾持するに際しては、パレット13が第1搬送手段11
によって搬送されて挾持装置の下方に到達して停止する
と、挾持装置が図1の鎖線に示す上昇位置Iから下降し
てきて、円筒形物体10と対応する実線で示す下降位置II
に到達したところで、その下降を停止して第1作動部材
4を作動して挾持部材3を前進させて、その凹部6に円
筒形物体10が嵌入したところで、挾持装置を上昇位置I
まで上昇させて、作動手段16によって台車15を移動して
挾持装置が第2搬送手段12の上方に到達したところで停
止し、挾持装置を鎖線で示す下降位置IIIまで下降させ
て第2搬送手段12に円筒形物体10を移載させる。
【0011】前記のようにして円筒形物体10を挾持した
際、円筒形物体10が図6に示すように配列されている場
合には、横方向の2,4列目の図面で上下端部の円筒形
物体10の側面と、挾持部材3の対応側面との間に空隙7
が形成され、これをこのままにしておくとこの列の円筒
形物体10が不安定となるので、支持枠2に取付けられた
補助挾持部材8を第2作動部材17によって前進させ、そ
の圧力によって円筒形物体10を押圧して安定させる。
【0012】図7〜9に示す第2実施例において、第1
実施例と相違する点は、凹部5は図7に示すように、第
1実施例と同様に構成されているが、図8に示すように
横方向に4+3+4+3+4列に整列された円筒形物体
10のうちの、横方向における第3,5列のものが嵌入で
きるような円弧形の凹部5に付加される補助凹部6が、
図7において最左の縦列の円筒形物体10の縦方向の中心
線Y−Yを基準にして設けられていて、縦方向の中心線
X−Xに対して左右対称となっていない点だけであるの
で、これ以外の説明を省略する。図10に示す第3実施例
は、凹部5,6は図示のように多角形となっている点で
第1,2実施例と相違するだけで、その他の点では相違
することがないので、これ以外の説明を省略する。
【0013】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1に記載の発明は門型の機枠に上下動可能に設置された
支持枠内で、円筒形物体を挾持する挾持部材を設けた円
筒形物体の挾持装置において、支持枠は方形枠型であっ
て、この支持枠の4側面には複数の円筒形物体を挾持す
るため水平方向に移動可能な挾持部材と、この挾持部材
を移動させる作動部材とを設け、前記挾持部材には複数
の円筒形物体をそれぞれ嵌入可能な複数の凹部を有し、
これら複数の凹部のうちの一部の凹部には、補助凹部が
設けられているので、円筒形物体が異った整列状態で搬
送されてきても、いちいち挾持部材の位置を変更しなく
ともよくて、構造が簡単であって安価であり、また操作
も簡単であるという効果がある。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明において、前記支持枠には作
動部材により移動されると共に、円筒形物体の側面と挾
持部材の対応側面との間に空隙が生じる場合に、この空
隙が生じる列の円筒形物体を挾持する補助挾持部材が設
けられ、この補助挾持部材には円筒形物体を嵌入可能な
凹部を有するので、円筒形物体がその配列の状態によっ
て、ある列の円筒形物体の側面と、挾持部材の対応側面
との間に空隙が形成される場合でも、補助挾持部材の圧
力で円筒形物体を押圧して安定させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の正面図である。
【図2】同上の左側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同上の挾持部材による円筒形物体の挾持状態を
示す平面図である。
【図5】同挾持部材による異なる配列状態にある円筒形
物体の挾持状態を示す平面図である。
【図6】同上の場合における補助挾持部材による円筒形
物体の挾持状態を示す平面図である。
【図7】この発明の第2実施例の挾持部材による円筒形
物体の挾持状態を示す平面図である。
【図8】同挾持部材による異なる配列状態にある円筒形
物体の挾持状態を示す平面図である。
【図9】同上の場合における補助挾持部材による円筒形
物体の挾持状態を示す平面図である。
【図10】この発明の第3実施例の図4,7と同様の平
面図である。
【図11】従来のこの発明と同種の典型的な挾持手段の
正面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 支持枠 3 挾持部材 4 第1作動部材 5 凹部 6 補助凹部 7 空隙 8 補助挾持部材 9 上下動支枠 10 円筒形物体 11 第1搬送手段 12 第2搬送手段 17 第2作動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/90 - 47/92 B65B 21/00 - 21/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型の機枠に上下動可能に設置された支
    持枠で、円筒形物体を挾持する挾持部材を設けた円筒
    形物体の挾持装置において、支持枠は方形枠型であっ
    、この支持枠の4側面には複数の円筒形物体を挾持す
    るため水平方向に移動可能な挾持部材と、この挾持部材
    を移動させる作動部材とを設け、前記挾持部材複数
    円筒形物体をそれぞれ嵌入可能な複数の凹部を有し、
    これら複数の凹部のうちの一部の凹部には、補助凹部が
    設けられていることを特徴とする円筒形物体の挾持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記支持枠には作動部材により移動され
    ると共に、円筒形物体の側面と挾持部材の対応側面との
    間に空隙が生じる場合に、この空隙が生じる列の円筒形
    物体を挾持する補助挾持部材が設けられ、この補助挾持
    部材には円筒形物体を嵌入可能な凹部を有することを特
    徴とする請求項1に記載の円筒形物体の挾持装置。
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