JPH0776056B2 - ラップ製品処理装置 - Google Patents
ラップ製品処理装置Info
- Publication number
- JPH0776056B2 JPH0776056B2 JP16682790A JP16682790A JPH0776056B2 JP H0776056 B2 JPH0776056 B2 JP H0776056B2 JP 16682790 A JP16682790 A JP 16682790A JP 16682790 A JP16682790 A JP 16682790A JP H0776056 B2 JPH0776056 B2 JP H0776056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrap
- product
- plate
- wrap product
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、包装用フィルム例えば長尺のもののサランラ
ップその他シートをボビンに巻き込んでロール状にした
ラップ製品の加工例えば両端縁の不揃い耳部を切除加工
その他の加工に用いられる加工処理装置に関するもので
ある。
ップその他シートをボビンに巻き込んでロール状にした
ラップ製品の加工例えば両端縁の不揃い耳部を切除加工
その他の加工に用いられる加工処理装置に関するもので
ある。
従来、ロール状のラップ製品の加工作業ではラップ巾方
向の寸法を規定化するため、巻き込んだラップロール両
端面をカッティングマシンで切り揃えることが普通で、
即ち、巻き込みによって生ずる不揃いを切除してラップ
製品の成形仕上げ作業を行っているものであった。
向の寸法を規定化するため、巻き込んだラップロール両
端面をカッティングマシンで切り揃えることが普通で、
即ち、巻き込みによって生ずる不揃いを切除してラップ
製品の成形仕上げ作業を行っているものであった。
ところが、従来のカッティング作業では人手によってロ
ール製品を取扱，整列，搬送しなければならず、煩雑で
手間と労力がかかり、しかも業務用ラップ製品では巻量
が多く大重量となっていて、重労働となって作業性を遅
れるなど満足できるものではなかった。
ール製品を取扱，整列，搬送しなければならず、煩雑で
手間と労力がかかり、しかも業務用ラップ製品では巻量
が多く大重量となっていて、重労働となって作業性を遅
れるなど満足できるものではなかった。
本発明は、これら従来の欠点を適確に排除しようとする
もので、ラップ製品をパレット上の集積セクションから
加工用のマシンへ供給する取扱い作業を自動化し、製品
を取出して整列搬送する作業時間も大幅に短縮化でき、
安全性の高い加工処理作業が可能なラップ製品処理装置
を提供しようとするものである。
もので、ラップ製品をパレット上の集積セクションから
加工用のマシンへ供給する取扱い作業を自動化し、製品
を取出して整列搬送する作業時間も大幅に短縮化でき、
安全性の高い加工処理作業が可能なラップ製品処理装置
を提供しようとするものである。
本発明は、ラップをボビンに巻装したラップ製品を直立
状態で多数載置される移載台と、該移載台上に移動可能
に備えた押圧板を含む整列機構と、整列されたラップ製
品を脱着しうるクランプ軸を備え、前記移載台上に走行
可能に配備された分配移動機構と、この分配移動機構で
ラップ製品を受け渡し搬送する昇降自在のコンベヤを含
む搬送機構と、該搬送機構に臨んで配備され、ラップ製
品を所定間隔に保持して反転機構へ移動する供給機構
と、ラップ製品を受入れ水平状態に反転して位置決め解
放する反転機構と、この反転機構下にラップ製品の移送
機構を連設配備したことを特徴とするラップ製品処理装
置である。
状態で多数載置される移載台と、該移載台上に移動可能
に備えた押圧板を含む整列機構と、整列されたラップ製
品を脱着しうるクランプ軸を備え、前記移載台上に走行
可能に配備された分配移動機構と、この分配移動機構で
ラップ製品を受け渡し搬送する昇降自在のコンベヤを含
む搬送機構と、該搬送機構に臨んで配備され、ラップ製
品を所定間隔に保持して反転機構へ移動する供給機構
と、ラップ製品を受入れ水平状態に反転して位置決め解
放する反転機構と、この反転機構下にラップ製品の移送
機構を連設配備したことを特徴とするラップ製品処理装
置である。
本発明のラップ製品処理装置では、パレット上に直立状
態で多数載置されているラップ製品を移載台に移し替え
てから押圧板で四方向から寄せ集めて縦横列をなして複
数列に整頓したのち、このラップ製品上に走行移動する
移動部でラップ製品の一列分を順次保持して横送りし、
コンベヤ上に受け渡して移載反転装置へ搬送移行させる
と共に、該移載反転装置では搬送されてきた一列分のラ
ップ製品の所定数を移送部で保持して所定間隔をあけて
反転部に供給し、直立状態のラップ製品を水平状態に反
転させて位置決めしたのち、加工マシン例えばサイド切
断用のカッターに搬入されるコンベヤ上に移し替えられ
て、該コンベヤの間歇的な移行でラップ製品はサイド切
断用のカッターに順次搬送され能率よく仕上加工ができ
るもので、ラップ製品の自動取扱いを効率よく行うこと
ができるものである。
態で多数載置されているラップ製品を移載台に移し替え
てから押圧板で四方向から寄せ集めて縦横列をなして複
数列に整頓したのち、このラップ製品上に走行移動する
移動部でラップ製品の一列分を順次保持して横送りし、
コンベヤ上に受け渡して移載反転装置へ搬送移行させる
と共に、該移載反転装置では搬送されてきた一列分のラ
ップ製品の所定数を移送部で保持して所定間隔をあけて
反転部に供給し、直立状態のラップ製品を水平状態に反
転させて位置決めしたのち、加工マシン例えばサイド切
断用のカッターに搬入されるコンベヤ上に移し替えられ
て、該コンベヤの間歇的な移行でラップ製品はサイド切
断用のカッターに順次搬送され能率よく仕上加工ができ
るもので、ラップ製品の自動取扱いを効率よく行うこと
ができるものである。
本発明の実施例を第１〜28図例で説明すると、第１〜４
図に示すようにラップをボビンに巻装したラップ製品Ａ
を直立状態で多数載置される移載台１と、該移載台１上
に移動可能に備えた押圧板２を含む整列機構と、整列さ
れたラップ製品Ａのそれぞれを脱着しうるクランプ軸３
を備え、前記移載台１上に走行可能に配備された分配移
動機構４と、この分配移動機構４でラップ製品を受け渡
し搬送する昇降自在のコンベヤ5,51と中継コンベヤ６を
含む搬送機構と、該搬送機構に臨んで配備され、ラップ
製品を所定間隔に保持して反転機構８へ移動する供給機
構７と、ラップ製品Ａを直立状態で受入れ水平状態に反
転して位置決め解放する反転機構８と、この反転機構８
下にラップ製品Ａのサイドを切断加工するカッターＣに
連絡された移送機構９を連設配備してラップ製品処理装
置としてある。
図に示すようにラップをボビンに巻装したラップ製品Ａ
を直立状態で多数載置される移載台１と、該移載台１上
に移動可能に備えた押圧板２を含む整列機構と、整列さ
れたラップ製品Ａのそれぞれを脱着しうるクランプ軸３
を備え、前記移載台１上に走行可能に配備された分配移
動機構４と、この分配移動機構４でラップ製品を受け渡
し搬送する昇降自在のコンベヤ5,51と中継コンベヤ６を
含む搬送機構と、該搬送機構に臨んで配備され、ラップ
製品を所定間隔に保持して反転機構８へ移動する供給機
構７と、ラップ製品Ａを直立状態で受入れ水平状態に反
転して位置決め解放する反転機構８と、この反転機構８
下にラップ製品Ａのサイドを切断加工するカッターＣに
連絡された移送機構９を連設配備してラップ製品処理装
置としてある。
前記移載台１としては、昇降自在のテーブルまたはスラ
イドテーブルその他走行台を用い、昇降リフタ10上のパ
レット11に連設されるものであって、移載台１上に重積
されるラップ製品Ａ上下間に介在される仕切板Ｂをパレ
ット11に排除する仕切板除去機構12を備えている（第５
〜６図）。
イドテーブルその他走行台を用い、昇降リフタ10上のパ
レット11に連設されるものであって、移載台１上に重積
されるラップ製品Ａ上下間に介在される仕切板Ｂをパレ
ット11に排除する仕切板除去機構12を備えている（第５
〜６図）。
この仕切板除去機構12としては、吸盤パッド13を取付ア
ーム14でサポート15に設け、該サポート15を支持板16に
ガイドロッド151で昇降自在に装備し、シリンダ17で作
動できるようにすると共に、この支持板16をブロック16
1を介して架台19上の支杆18に摺動自在に備え、ロッド
レスシリンダ20で往復動するように構成し、ラップ製品
Ａ上に載置される仕切板Ｂをパレット11に搬送除去する
ことができるようにしてある。
ーム14でサポート15に設け、該サポート15を支持板16に
ガイドロッド151で昇降自在に装備し、シリンダ17で作
動できるようにすると共に、この支持板16をブロック16
1を介して架台19上の支杆18に摺動自在に備え、ロッド
レスシリンダ20で往復動するように構成し、ラップ製品
Ａ上に載置される仕切板Ｂをパレット11に搬送除去する
ことができるようにしてある。
また、前記整列機構としては、シリンダ21,211に連結し
た押圧板2,21を四方向位置に対向配備して正方四辺形に
囲撓するように互いに往復動可能にブラケット22を介し
てガイドロッド23に設けると共に、少なくとも一方に位
置する押圧板21を昇降自在にガイド支柱24に備えてあっ
て、シリンダ25で移動できるようにしてある（第８〜10
図）。前記両サイドの押圧板2,2のシリンダ21,21はロッ
クシリンダを用い所定位置で押圧板2,2を固定し、ラッ
プ製品Ａの配列を崩さないように考慮するのがよい。
た押圧板2,21を四方向位置に対向配備して正方四辺形に
囲撓するように互いに往復動可能にブラケット22を介し
てガイドロッド23に設けると共に、少なくとも一方に位
置する押圧板21を昇降自在にガイド支柱24に備えてあっ
て、シリンダ25で移動できるようにしてある（第８〜10
図）。前記両サイドの押圧板2,2のシリンダ21,21はロッ
クシリンダを用い所定位置で押圧板2,2を固定し、ラッ
プ製品Ａの配列を崩さないように考慮するのがよい。
さらに、前記分配移動機構４は第11〜15図のように架台
39に設けたレール40上に摺動自在に備えたケーシング41
と、該ケーシング41に昇降自在に設けたプレート42と、
該プレート42に間隔をおいて配列した複数のクランプ軸
３とから成り、各クランプ軸３に突没自在に設けた係止
片44を有する気嚢体45を内装し、空気圧源（図示せず）
に連なって配備してある。この場合、前記レール40はハ
ウジング46を介してボールネジ47に螺合し、サーボモー
タ48の駆動でケーシング41上に移動できるようにしてあ
るが、他の伝動機構で往復動並びに位置決め保持ができ
るようにすることもでき、しかも各クランプ軸３もプレ
ート42に固定した支杆49に軸受部材50を介して嵌装し、
グリルノブ51で間隔調整ができるように配慮されてい
る。またプレート42はケーシング41に設けたガイド52に
摺動自在に備え、シリンダ53,54で昇降可能に構成して
ある。
39に設けたレール40上に摺動自在に備えたケーシング41
と、該ケーシング41に昇降自在に設けたプレート42と、
該プレート42に間隔をおいて配列した複数のクランプ軸
３とから成り、各クランプ軸３に突没自在に設けた係止
片44を有する気嚢体45を内装し、空気圧源（図示せず）
に連なって配備してある。この場合、前記レール40はハ
ウジング46を介してボールネジ47に螺合し、サーボモー
タ48の駆動でケーシング41上に移動できるようにしてあ
るが、他の伝動機構で往復動並びに位置決め保持ができ
るようにすることもでき、しかも各クランプ軸３もプレ
ート42に固定した支杆49に軸受部材50を介して嵌装し、
グリルノブ51で間隔調整ができるように配慮されてい
る。またプレート42はケーシング41に設けたガイド52に
摺動自在に備え、シリンダ53,54で昇降可能に構成して
ある。
なお、この分配移動機構４でラップ製品Ａが移載される
前記搬送機構としては、直立状態のラップ製品をそのま
ま走行に走行するものであって、昇降自在に装備したコ
ンベヤ5,51を中継コンベヤ６の前後に設けたものからな
り、コンベヤ上のラップ製品の両サイドを案内支持する
ガイド55,56を対設して搬送路を形成し、該搬送路の終
端位置並びに振分け位置に固定又は突没自在のストッパ
57,58をそれぞれ付設し、ラップ製品Ａの移動を規制す
るようにしてある（第16〜第17図）。またコンベヤはア
キュームコンベヤベルト或いはローラコンベヤ，チェン
コンベヤなどを用い、ラップ製品Ａの円滑な移送が可能
になるように架台にそれぞれ設けられているが、シリン
ダ60を含む昇降機構59を持った可動架台に設けることも
任意に選べるし、必要に応じ前記中継コンベヤ６を省略
した形態とすることもできる。
前記搬送機構としては、直立状態のラップ製品をそのま
ま走行に走行するものであって、昇降自在に装備したコ
ンベヤ5,51を中継コンベヤ６の前後に設けたものからな
り、コンベヤ上のラップ製品の両サイドを案内支持する
ガイド55,56を対設して搬送路を形成し、該搬送路の終
端位置並びに振分け位置に固定又は突没自在のストッパ
57,58をそれぞれ付設し、ラップ製品Ａの移動を規制す
るようにしてある（第16〜第17図）。またコンベヤはア
キュームコンベヤベルト或いはローラコンベヤ，チェン
コンベヤなどを用い、ラップ製品Ａの円滑な移送が可能
になるように架台にそれぞれ設けられているが、シリン
ダ60を含む昇降機構59を持った可動架台に設けることも
任意に選べるし、必要に応じ前記中継コンベヤ６を省略
した形態とすることもできる。
前記搬送機構の終端部となる昇降自在のコンベヤ51にい
臨んで供給機構７が配備されるが、第18〜第20図に示す
ように、架台38に設けたレール70上に摺動自在に備えた
ケーシング71と、該ケーシング71に設けたガイド軸72に
昇降自在に備えたプレート73と、該プレート73に複数間
隔をおいて配列した複数のクランプ軸74とからなり、各
クランプ軸74に突没自在に設けた係止片75を有する気嚢
体76を内装し、空気圧源（図示せず）に連なって配備し
てある。
臨んで供給機構７が配備されるが、第18〜第20図に示す
ように、架台38に設けたレール70上に摺動自在に備えた
ケーシング71と、該ケーシング71に設けたガイド軸72に
昇降自在に備えたプレート73と、該プレート73に複数間
隔をおいて配列した複数のクランプ軸74とからなり、各
クランプ軸74に突没自在に設けた係止片75を有する気嚢
体76を内装し、空気圧源（図示せず）に連なって配備し
てある。
この場合、前記ケーシング71はシリンダ77の駆動でレー
ル70上に移動できるようにしてあるが、他の伝動機構で
往復動並びに位置決め保持ができるようにすることもで
き、しかも各クランプ軸75もプレート73に固定した支杆
78に軸受部材79を介して嵌装し、シリンダ80,81で離間
調整ができるように構成されているが、中央部は固定し
て、その左右両側のクランプ軸74を離すようにするのが
よい。またプレート73はケーシング70に設けたガイド軸
72上にシリンダ82,83で昇降可能に構成してある。
ル70上に移動できるようにしてあるが、他の伝動機構で
往復動並びに位置決め保持ができるようにすることもで
き、しかも各クランプ軸75もプレート73に固定した支杆
78に軸受部材79を介して嵌装し、シリンダ80,81で離間
調整ができるように構成されているが、中央部は固定し
て、その左右両側のクランプ軸74を離すようにするのが
よい。またプレート73はケーシング70に設けたガイド軸
72上にシリンダ82,83で昇降可能に構成してある。
前記供給機構７で送られてくるラップ製品Ａを受け取る
反転機構８としては、第21〜28図に示すように、載置受
板84をシリンダ85,86で移動自在に設けると共に、支枠
体87に開閉蓋88を支軸89で回動自在に備えて構成したラ
ップ製品Ａの収容用のポケット部を連結片90を介して反
転軸91で回動自在に配備してある。
反転機構８としては、第21〜28図に示すように、載置受
板84をシリンダ85,86で移動自在に設けると共に、支枠
体87に開閉蓋88を支軸89で回動自在に備えて構成したラ
ップ製品Ａの収容用のポケット部を連結片90を介して反
転軸91で回動自在に配備してある。
この場合、前記反転軸91は軸受部92で支承され、カップ
リング93を介して駆動部94、例えばロータリアクチェー
タで駆動されるようになっていて、前記支枠体87の位置
決めもストッパ或いは光電管検出のセンサーによる規制
機構で所定位置維持ができるようになっている。さらに
前記開閉蓋88の開閉操作は軸受98に支承した支軸89をリ
ンクレバー95でロッド96に連結し、該ロッド96の摺動を
シリンダ97で行って前記開閉蓋88を両開きできるように
し、ラップ製品Ａを水平状態で落下できるようにしてあ
る。
リング93を介して駆動部94、例えばロータリアクチェー
タで駆動されるようになっていて、前記支枠体87の位置
決めもストッパ或いは光電管検出のセンサーによる規制
機構で所定位置維持ができるようになっている。さらに
前記開閉蓋88の開閉操作は軸受98に支承した支軸89をリ
ンクレバー95でロッド96に連結し、該ロッド96の摺動を
シリンダ97で行って前記開閉蓋88を両開きできるように
し、ラップ製品Ａを水平状態で落下できるようにしてあ
る。
この実施例では、移載台１上に仕切板Ｂを介在して多数
載置されているラップ製品Ａを処理するに当たって仕切
板Ｂを除去機構12のパッド13で除去したのち、ラップ製
品Ａを移載台１上の押圧板2,21を四方から繰り出しラッ
プ製品Ａを移動整列して縦横列をなして複数列に整頓す
る。次でラップ製品Ａの上に位置する分配移動機構４の
複数のクランプ軸３をラップ製品Ａの最前列に停止さ
せ、該クランプ軸３を下降してラップ製品Ａのボビン中
にそれぞれ挿入してクランプ軸３中のチャック機構のON
で保持してからクランプ軸３を僅かに上昇させてから搬
送機構で横送りし、コンベヤ５上に到って停止すると、
コンベヤ５がシリンダ60で上昇して前記クランプ軸３に
保持されたラップ製品Ａの下面に当接して受けると、チ
ャック機構をOFFとし、ラップ製品を離してクランプ軸
３は上昇し、ボビンから抜けてラップ製品Ａをコンベヤ
５上に残して上死点で停止したのち旧位置に横送り出さ
れて戻るが、ラップ製品Ａを直立状態で並んで載置され
たコンベヤ５は下降して旧位置に戻り、該コンベヤ５の
駆動でガイド付き中継コンベヤ６を経て反転機構８に臨
んだ昇降自在のコンベヤ51に順次間歇的に移動される。
載置されているラップ製品Ａを処理するに当たって仕切
板Ｂを除去機構12のパッド13で除去したのち、ラップ製
品Ａを移載台１上の押圧板2,21を四方から繰り出しラッ
プ製品Ａを移動整列して縦横列をなして複数列に整頓す
る。次でラップ製品Ａの上に位置する分配移動機構４の
複数のクランプ軸３をラップ製品Ａの最前列に停止さ
せ、該クランプ軸３を下降してラップ製品Ａのボビン中
にそれぞれ挿入してクランプ軸３中のチャック機構のON
で保持してからクランプ軸３を僅かに上昇させてから搬
送機構で横送りし、コンベヤ５上に到って停止すると、
コンベヤ５がシリンダ60で上昇して前記クランプ軸３に
保持されたラップ製品Ａの下面に当接して受けると、チ
ャック機構をOFFとし、ラップ製品を離してクランプ軸
３は上昇し、ボビンから抜けてラップ製品Ａをコンベヤ
５上に残して上死点で停止したのち旧位置に横送り出さ
れて戻るが、ラップ製品Ａを直立状態で並んで載置され
たコンベヤ５は下降して旧位置に戻り、該コンベヤ５の
駆動でガイド付き中継コンベヤ６を経て反転機構８に臨
んだ昇降自在のコンベヤ51に順次間歇的に移動される。
次に、このコンベヤ51を上昇させコンベヤ上に待機する
複数のクランプ軸74に臨ましめてから、各クランプ軸74
を下降させてラップ製品Ａのボビン中にそれぞれ挿入し
てクランプ軸74の中のチャック機構ONでラップ製品Ａを
保持したのち、各クランプ軸をシリンダ82,83で移送
し、各ラップ製品A,A間をシリンダ80,81であけて配列し
なおし、さらに直立して待機している開閉蓋88のある反
転機構８の受板84に載置立て掛けてから反転軸91を駆動
して90度回転させて水平状態にし、開閉蓋88上に載せる
と共に、載置受板84をシリンダ85で押出して位置決めし
てから開閉蓋88を開き、ラップ製品Ａを落下させて移送
機構６上に整列載置するが、この開閉蓋88を含む反転機
構８は反転戻りで旧位置に復帰し、次の作業に備えられ
る。そして前記移送機構９の移行でラップ製品Ａはサイ
ド切断用のカッターＣに順次搬送され、能率よく仕上加
工ができるものでラップ製品の自動取扱いを効率よく行
うことができるものである。
複数のクランプ軸74に臨ましめてから、各クランプ軸74
を下降させてラップ製品Ａのボビン中にそれぞれ挿入し
てクランプ軸74の中のチャック機構ONでラップ製品Ａを
保持したのち、各クランプ軸をシリンダ82,83で移送
し、各ラップ製品A,A間をシリンダ80,81であけて配列し
なおし、さらに直立して待機している開閉蓋88のある反
転機構８の受板84に載置立て掛けてから反転軸91を駆動
して90度回転させて水平状態にし、開閉蓋88上に載せる
と共に、載置受板84をシリンダ85で押出して位置決めし
てから開閉蓋88を開き、ラップ製品Ａを落下させて移送
機構６上に整列載置するが、この開閉蓋88を含む反転機
構８は反転戻りで旧位置に復帰し、次の作業に備えられ
る。そして前記移送機構９の移行でラップ製品Ａはサイ
ド切断用のカッターＣに順次搬送され、能率よく仕上加
工ができるものでラップ製品の自動取扱いを効率よく行
うことができるものである。
本発明は、整列されたラップ製品を脱着しうるクランプ
軸を備え、前記移載台上に走行可能に配備された分配移
動機構と、この分配移動機構でラップ製品を受け渡し搬
送する昇降自在のコンベヤを含む、搬送機構と、該搬送
機構に臨んで配備され、ラップ製品を所定間隔に保持し
て反転機構へ移動する供給機構と、ラップ製品を受入れ
水平状態に反転し、位置決め解放する反転機構と、この
反転機構下にラップ製品の移送機構を連設配備したこと
により、集積されているラップ製品の整理整頓や配列搬
送作業が人手を要することなく自動的に行い得て、ラッ
プ製品の加工作業を支障なく能率的にでき、しかも所定
間隔をあけて載置と整列調整や姿勢変換も容易で安定し
た形態での搬送とが可能でラップ製品の取扱作業の簡便
化と信頼性をも著しく向上することができるものであ
る。
軸を備え、前記移載台上に走行可能に配備された分配移
動機構と、この分配移動機構でラップ製品を受け渡し搬
送する昇降自在のコンベヤを含む、搬送機構と、該搬送
機構に臨んで配備され、ラップ製品を所定間隔に保持し
て反転機構へ移動する供給機構と、ラップ製品を受入れ
水平状態に反転し、位置決め解放する反転機構と、この
反転機構下にラップ製品の移送機構を連設配備したこと
により、集積されているラップ製品の整理整頓や配列搬
送作業が人手を要することなく自動的に行い得て、ラッ
プ製品の加工作業を支障なく能率的にでき、しかも所定
間隔をあけて載置と整列調整や姿勢変換も容易で安定し
た形態での搬送とが可能でラップ製品の取扱作業の簡便
化と信頼性をも著しく向上することができるものであ
る。
図面は本発明の実施例を示し、第１図は全体装置の平面
図、第２図はその正面図、第３図はその側面図、第４図
は反転部の側面図、第５図は仕切板除去装置の平面図、
第６図はその側面図、第７図は第５図Ｉ−Ｉ線における
拡大切断側面図、第８図は整列機構の平面図、第９図は
その側面図、第10図は第８図II−II線における拡大切断
側面図、第11図は移送部の平面図、第12図はその一部切
断正面図、第13図は第11図III−III線における縦断面
図、第14図は第11図IV−IV線における縦断面図、第15図
は第11図Ｖ−Ｖ線における縦断面図、第16図は搬送機構
の平面図、第17図はその正面図、第18図は供給機構の平
面図、第19図はその正面図、第20図は第18図VI−VI線に
おける縦断面図、第21図は反転機構の平面図、第22図は
その正面図、第23図は第21図VII−VII線における縦断面
図、第24図は第21図VIII−VIII線における縦断面図、第
25図は第21図IX−IX線における縦断面図、第26図は第21
図Ｘ−Ｘ線における縦断面図、第27図は第21図XI−XI線
における縦断面図、第28図は第21図XII−XIIにおける縦
断面図である。 Ａ……ラップ製品、Ｂ……仕切板、Ｃ……カッター、１
……移載台、2,21……押圧板、３……クランプ軸、４…
…分配移動機構、5,51……コンベヤ、６……中継コンベ
ヤ、７……供給機構、８……反転機構、９……移送機
構、10……昇降リフタ、11……パレット、12……仕切板
除去機構、13……パッド、14……アーム、15……サポー
ト、16……支持板、17……シリンダ、18……支杆、19…
…架台、20,21……シリンダ、22……ブラケット、23…
…ガイドロッド、24……ガイド支柱、25……シリンダ、
38,39……架台、40,70……レール、41,71……ケーシン
グ、42,73……プレート、46……ハウジング、47……ボ
ールネジ、49……支杆、52……ガイド、53,54,60……シ
リンダ、74……クランプ軸、77,80,81,85,86……シリン
ダ、84……受板、87……支枠体、88……開閉蓋、89……
支軸、90……連結片、91……反転軸、94……駆動部、95
……リンクレバー、96……ロッド。
図、第２図はその正面図、第３図はその側面図、第４図
は反転部の側面図、第５図は仕切板除去装置の平面図、
第６図はその側面図、第７図は第５図Ｉ−Ｉ線における
拡大切断側面図、第８図は整列機構の平面図、第９図は
その側面図、第10図は第８図II−II線における拡大切断
側面図、第11図は移送部の平面図、第12図はその一部切
断正面図、第13図は第11図III−III線における縦断面
図、第14図は第11図IV−IV線における縦断面図、第15図
は第11図Ｖ−Ｖ線における縦断面図、第16図は搬送機構
の平面図、第17図はその正面図、第18図は供給機構の平
面図、第19図はその正面図、第20図は第18図VI−VI線に
おける縦断面図、第21図は反転機構の平面図、第22図は
その正面図、第23図は第21図VII−VII線における縦断面
図、第24図は第21図VIII−VIII線における縦断面図、第
25図は第21図IX−IX線における縦断面図、第26図は第21
図Ｘ−Ｘ線における縦断面図、第27図は第21図XI−XI線
における縦断面図、第28図は第21図XII−XIIにおける縦
断面図である。 Ａ……ラップ製品、Ｂ……仕切板、Ｃ……カッター、１
……移載台、2,21……押圧板、３……クランプ軸、４…
…分配移動機構、5,51……コンベヤ、６……中継コンベ
ヤ、７……供給機構、８……反転機構、９……移送機
構、10……昇降リフタ、11……パレット、12……仕切板
除去機構、13……パッド、14……アーム、15……サポー
ト、16……支持板、17……シリンダ、18……支杆、19…
…架台、20,21……シリンダ、22……ブラケット、23…
…ガイドロッド、24……ガイド支柱、25……シリンダ、
38,39……架台、40,70……レール、41,71……ケーシン
グ、42,73……プレート、46……ハウジング、47……ボ
ールネジ、49……支杆、52……ガイド、53,54,60……シ
リンダ、74……クランプ軸、77,80,81,85,86……シリン
ダ、84……受板、87……支枠体、88……開閉蓋、89……
支軸、90……連結片、91……反転軸、94……駆動部、95
……リンクレバー、96……ロッド。
Claims (7)
- 【請求項１】ラップをボビンに巻装したラップ製品を直
立状態で多数載置される移載台と、該移載台上に移動可
能に備えた押圧板を含む整列機構と、整列されたラップ
製品を脱着しうるクランプ軸を備え、前記移載台上に走
行可能に配備された分配移動機構と、この分配移動機構
でラップ製品を受け渡し搬送する昇降自在のコンベヤを
含む搬送機構と、該搬送機構に臨んで配備され、ラップ
製品を所定間隔に保持して反転機構へ移動する供給機構
と、ラップ製品を受入れ水平状態に反転して位置決め解
放する反転機構と、この反転機構下にラップ製品の移送
機構を連設配備したことを特徴とするラップ製品処理装
置。 - 【請求項２】前記移載台が、昇降リフタ上のパレットに
連設されるものであって、移載台上に重積されるラップ
製品上下間に介在される仕切板をパレットに排除する仕
切板除去機構を備えている請求項１記載の処理装置。 - 【請求項３】前記整列機構が、シリンダに連結した押圧
板を四方向位置に対向配備して、正方四辺形に囲撓する
ように互いに往復動可能に設けると共に、少なくとも一
方に位置する押圧板を昇降自在に備えた請求項１または
２記載の処理装置。 - 【請求項４】前記分配移動機構が、レール上に摺動自在
に備えたハウジングと、該ハウジングに昇降自在に設け
たプレートと、該プレートに間隔をおいて配列した複数
のクランプ軸とから成り、各クランプ軸に突没自在に設
けた係止片を有する気嚢体を内装配備した請求項1,2ま
たは３記載の処理装置。 - 【請求項５】前記搬送機構が、直立状態のラップ製品そ
のまま走行するものであって、昇降自在に装備したコン
ベアを中継コンベアの前後に設けたものからなり、コン
ベヤ上のラップ製品の両サイドを案内支持するガイドを
対設して搬送路を形成した請求項１または４記載の処理
装置。 - 【請求項６】前記供給機構が、レール上に摺動自在備え
たケーシングと、該ケーシングに昇降自在にプレートを
該プレートに設けたガイド軸に、軸受部材を介して摺動
自在に設けたクランプ軸とから成り、各クランプ軸に突
没自在に設けた係止片を有する気嚢体を内装配備した請
求項3,4または５記載の処理装置。 - 【請求項７】前記反転機構が、ラップ製品を載置し、移
動する受板と、両開きとなる開閉蓋とでラップ製品のポ
ケット部を形成したものからなり、該ポケット部を反転
軸で反転自在に設けると共に、前記開閉蓋を連動部材で
駆動部に連結した請求項3,4,5または６記載の処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16682790A JPH0776056B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | ラップ製品処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16682790A JPH0776056B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | ラップ製品処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459514A JPH0459514A (ja) | 1992-02-26 |
| JPH0776056B2 true JPH0776056B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=15838399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16682790A Expired - Lifetime JPH0776056B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | ラップ製品処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776056B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3056385B2 (ja) * | 1994-10-27 | 2000-06-26 | アサヒビール株式会社 | 円筒形物体の挾持装置 |
| CN105059921A (zh) * | 2015-07-13 | 2015-11-18 | 昆山金箭机械设备有限公司 | 中间移载机构 |
| CN105329663B (zh) * | 2015-10-29 | 2017-11-03 | 江苏九鼎新材料股份有限公司 | 一种砂轮网片在线自动切片捡拾系统 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP16682790A patent/JPH0776056B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459514A (ja) | 1992-02-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4993915A (en) | Packet depalletizer | |
| FI119053B (fi) | Käsittelylaite | |
| JPH05201424A (ja) | カットアウト積層体のユーザ機械への供給装置 | |
| CN112477092A (zh) | 真空自吸附盒成型装置及成型方法 | |
| CN212354547U (zh) | Pcb包装设备 | |
| JPH0776056B2 (ja) | ラップ製品処理装置 | |
| CN216917795U (zh) | 一种移载收料机 | |
| CN214986397U (zh) | 一种pcb电路板包装机 | |
| CN112455773A (zh) | 一种大米生产加工打包工艺 | |
| CN205723597U (zh) | Led自动上料机 | |
| CN112607096A (zh) | 装箱装置 | |
| CN214691906U (zh) | 一种层叠式托盘送料机构 | |
| US4413820A (en) | Sheet handling apparatus and method | |
| CN217864918U (zh) | 捆扎机的中转理料机构 | |
| CN220350088U (zh) | 一种包装设备 | |
| CN220263282U (zh) | 一种伺服追逐理料机构 | |
| JP2739309B2 (ja) | 万棒分配装置 | |
| JP3200818B2 (ja) | ラップ製品処理装置 | |
| CN211768966U (zh) | 一种lcd生产线前处理设备 | |
| JPS6036247A (ja) | 紙等のシ−ト供給装置 | |
| JPS5930619B2 (ja) | 多重積層容器体からの容器取出移送装置 | |
| JPS5930620B2 (ja) | 多重積層容器体からの容器取出移送装置 | |
| JPS60248560A (ja) | 集積束受渡し方法 | |
| JPH0120244Y2 (ja) | ||
| JPH0739871Y2 (ja) | 板材搬送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070816 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100816 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |