JP3056159B2 - 半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置 - Google Patents

半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置

Info

Publication number
JP3056159B2
JP3056159B2 JP9340896A JP34089697A JP3056159B2 JP 3056159 B2 JP3056159 B2 JP 3056159B2 JP 9340896 A JP9340896 A JP 9340896A JP 34089697 A JP34089697 A JP 34089697A JP 3056159 B2 JP3056159 B2 JP 3056159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stem
resistance welding
contact
stem base
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9340896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11176965A (ja
Inventor
知樹 笠原
康生 三間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9340896A priority Critical patent/JP3056159B2/ja
Publication of JPH11176965A publication Critical patent/JPH11176965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056159B2 publication Critical patent/JP3056159B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として内部に半
導体素子を搭載したステムのステムベース面に金属製の
キャップを抵抗溶接により融着して気密封止するハーメ
チックCANパッケージ等の半導体パッケージの気密封
止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体パッケージは、内部に搭
載される半導体素子を外部環境の変化や衝撃から保護す
るためのもので、気密封止を行う場合には図3に示され
るような抵抗溶接装置を用いて金属製の外囲器であるキ
ャップ1の開口側外周に形成されているフランジ2と内
部に半導体素子を搭載したステムのステムベース3とを
抵抗溶接している。
【0003】この抵抗溶接装置では、下部電極治具4´
の凹状接触部4a´に対してステムベース3をその下面
M1が電極部と接触するように設置すると共に、上部電
極治具6によってキャップ1のフランジ2を挟み込んで
ステムベース3の上面M2に当接させた状態で保持した
上、抵抗溶接時に電流が供給されて接触抵抗によるジュ
ール熱によりフランジ2のステムベース3の上面M2に
対する融着を行って気密封止している。
【0004】ところで、半導体パッケージに使用するス
テムは、ステムベース3,リード8,及び封着ガラス9
から形成されている。このうち、金属部品であるステム
ベース3を製造する場合には、量産性やコスト面で有利
であるためにプレス加工により製造することが多い。
【0005】図4は、ステムベース3の製造に要するプ
レス加工を説明するために示した要部の側面図であり、
同図(a)はプレス加工前に関するもの,同図(b)は
プレス加工後に関するものである。即ち、ステムベース
3のプレス加工においては、図4(a)に示されるよう
に金型10に載置された板状の母材12に対して切り出
しを行うものとし、この切り出しは図4(b)に示され
るように金型10によって母材12を押し抜き加工する
ことによって行われ、この結果としてステムベース3が
得られる。こうしたプレス加工で得られるステムベース
3の場合、その外周部には必ず反りが生じるが、この外
周部における反りの凸部の大きさは口径φが5.6mm
のステムの場合で最大20μm程度となる。
【0006】抵抗溶接装置において、下部電極治具4´
の凹状接触部4a´は加工が容易であるために平坦面と
して形成されており、抵抗溶接に際しては溶接面積を広
くして均一に行うために通常約80kgf程度の荷重で
加圧を行うが、このときステムベース3の外周部に圧力
が加わるようになっている。
【0007】因みに、このような半導体パッケージの気
密封止に関連する周知技術としては、例えば特開平3−
112152号公報に開示された半導体パッケージの封
入装置および封入方法や、特開平4−32255号公報
に開示された半導体外囲器の気密封止方法等が挙げられ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した半導体パッケ
ージの抵抗溶接による気密封止の場合、ステムを成すス
テムベースがプレス加工で製造されており、その外周部
に反りを有するものであるため、抵抗溶接時にステムベ
ースの外周部に圧力が加わることにより、ステムにおい
てステムベース及び封着ガラスの界面剥がれや封着ガラ
スのクラック(亀裂)が発生して気密不良を起こし易い
という問題がある。
【0009】図5は、反りを有するステムベース3を用
いた抵抗溶接装置における抵抗溶接を説明するために示
した要部の側面断面図であり、同図(a)は気密封入時
の融着前状態に関するもの,同図(b)は気密封入時の
融着後状態に関するものである。即ち、気密封入時の融
着前には、図5(a)に示されるように下部電極治具4
´の凹状接触部4a´が平坦面であるため、ステムベー
ス3の外周部は下部電極治具4との間に隙間を生じてい
る。ここで、抵抗溶接時の加圧点となるフランジ部2は
ステムの外周部付近に位置されているため、この隙間に
よって抵抗溶接の加圧時にステムベース3の外周部が下
部電極治具4´の凹状接触部4a´に押しつけられるよ
うに変形し、ステムベース3及び封着ガラス9には図5
(b)中の矢印方向に示されるような加圧方向に垂直な
外側へ向う方向に引っ張り応力が働く。
【0010】これにより、気密封入時の融着後には、図
5(b)に示されるようにステムベース3及び封着ガラ
ス9に界面剥がれを起こして界面剥がれ部5を生じた
り、或いは封着ガラス9にクラックが発生することがあ
り、こうした場合には気密不良を引き起こすことにな
る。
【0011】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、半導体パッケージ
の抵抗溶接時に加わるステムへの応力を低減化して気密
封止の精度を向上し得る半導体パッケージの気密封止方
法及びそれを適用した抵抗溶接装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内部に
半導体素子を搭載したステムのステムベース面に金属製
の外囲器を抵抗溶接により融着して気密封止する半導体
パッケージの気密封止方法において、抵抗溶接時の加圧
に際してステムベースの外周部の反りの曲率よりも小さ
い曲率の接触面で該ステムベースの外周部を加圧接触さ
せる過程を含む半導体パッケージの気密封止方法が得ら
れる。
【0013】又、本発明によれば、上記半導体パッケー
ジの気密封止方法において、接触面による加圧接触は、
ステムベースの外周部を加圧方向に垂直な内側へ向う方
向に応力を働かせる半導体パッケージの気密封止方法が
得られる。
【0014】更に、本発明によれば、上記半導体パッケ
ージの気密封止方法において、接触面は、曲率半径が2
00mm以上でステムの中心方向に向かって下り勾配を
持ったテーパの曲面である半導体パッケージの気密封止
方法が得られる。
【0015】一方、本発明によれば、内部に半導体素子
を搭載したステムのステムベースの下面を電極部と接触
するように設置可能な凹状接触部を有する下部電極治具
と、金属製の外囲器のフランジを挟み込んでステムベー
スの上面に当接させた状態で保持する上部電極治具とを
備え、抵抗溶接時に電流が供給されて接触抵抗によるジ
ュール熱により該フランジの該ステムベースの上面に対
する融着を行って気密封止する抵抗溶接装置において、
凹状接触部の接触面は、ステムベースの外周部の反りの
曲率よりも小さい曲率を有しており、且つ抵抗溶接時の
加圧に際して該ステムベースの外周部を加圧接触させる
抵抗溶接装置が得られる。
【0016】又、本発明によれば、上記抵抗溶接装置に
おいて、凹状接触部の接触面による加圧接触は、ステム
ベースの外周部を加圧方向に垂直な内側へ向う方向に応
力を働かせる抵抗溶接装置が得られる。
【0017】更に、本発明によれば、上記抵抗溶接装置
において、凹状接触部の接触面は、曲率半径が200m
m以上でステムの中心方向に向かって下り勾配を持った
テーパの曲面である抵抗溶接装置が得られる。
【0018】
【作用】本発明の半導体パッケージの封止方法では、抵
抗溶接時の加圧に際してステムベースの外周部の反りの
曲率よりも小さい曲率の接触面でステムベースの外周部
を加圧接触させるようにしている。この接触面による加
圧接触は、ステムベースの外周部を加圧方向に垂直な内
側へ向う方向に応力を働かせるもので、接触面を曲率半
径が200mm以上でステムの中心方向に向かって下り
勾配を持ったテーパの曲面としている。抵抗溶接装置で
は、この接触面がステムベースの下面を電極部と接触す
るように設置可能な下部電極治具の凹状接触部に持たさ
れるため、抵抗溶接時にステムベースの外周部に圧力が
加わっても、ステムにおけるステムベース及び封着ガラ
スの界面剥がれや封着ガラスのクラックを発生すること
が無い。因みに、特開平3−112152号公報には、
下部電極治具のステムベース下面が接触する凹状接触部
のコーナを丸くする構成が開示されているが、ここでは
抵抗溶接時の加圧点になるステムベースの外周部が載置
される部分は平坦面であるため、この構成では図5で説
明した従来構造のものと同様に抵抗溶接時にステムベー
スの外周部に圧力が加わると、ステムにおける界面剥が
れやクラックの発生を防止できない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の半
導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗
溶接装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】最初に、本発明の半導体パッケージの気密
封止方法の概要を簡単に説明する。この気密封止方法
は、内部に半導体素子を搭載したステムのステムベース
面に金属製の外囲器であるキャップを抵抗溶接により融
着して気密封止する際、抵抗溶接時の加圧に際してステ
ムベースの外周部の反りの曲率よりも小さい曲率の接触
面でステムベースの外周部を加圧接触させる過程を実行
するものである。但し、この接触面による加圧接触は、
ステムベースの外周部を加圧方向に垂直な内側へ向う方
向に応力を働かせるものであり、接触面を曲率半径が2
00mm以上でステムの中心方向に向かって下り勾配を
持ったテーパの曲面とする。
【0021】図1は、この気密封止方法を適用した抵抗
溶接装置の要部構成を示した側面断面図である。この抵
抗溶接装置においても、基本構成は従来装置と同じであ
り、内部に半導体素子を搭載したステムのステムベース
3の下面M1を電極部と接触するように設置可能な凹状
接触部4aを有する下部電極治具4と、金属製のキャッ
プ1のフランジ2を挟み込んでステムベース3の上面M
2に当接させた状態で保持する上部電極治具6とを備
え、抵抗溶接時に電流が供給されて接触抵抗によるジュ
ール熱によりフランジ2のステムベース3の上面M2に
対する融着を行って気密封止するようになっている。
【0022】但し、この抵抗溶接装置では、凹状接触部
4aの接触面がステムベース3の外周部の反りの曲率よ
りも小さい曲率を有して抵抗溶接時の加圧に際してステ
ムベース3の外周部を加圧接触させる。ここでの凹状接
触部4aの接触面による加圧接触は、ステムベース3の
外周部を加圧方向に垂直な内側へ向う方向に応力を働か
せるもので、凹状接触部4aの接触面は、曲率Rの半径
が200mm以上でステムの中心方向に向かって下り勾
配を持ったテーパの曲面となっている。
【0023】尚、ここでのステムも、ステムベース3,
リード8,及び封着ガラス9から形成されている。
【0024】即ち、この抵抗溶接装置の場合、図3に示
した従来装置ではステムベース3及び封着ガラス9の界
面剥がれが封着ガラス9に加圧方向に垂直な外側へ向う
方向に引っ張り方向の応力が加わったときに発生するこ
とを考慮し、封着ガラス9に加圧方向に垂直な内側へ向
う圧縮方向に応力が加わるように凹状接触部4aの接触
面のテーパ(勾配)を決めている。
【0025】具体的に云えば、ステムベース3の外周部
における反りの凸部の大きさは口径φが5.6mmのス
テムの場合で最大20μm程度であるので、凹状接触部
4aの接触面のテーパを反りの凸部の勾配よりも大きく
すれば、口径φが5.6mmのステムでは20μm以上
の深さを持つテーパ面が形成され、ステムベース3の外
周部が必ず下部電極治具4(凹状接触部4a)の最外周
で電極部に接触するようになり、封着ガラス9には圧縮
方向の応力が加わる。
【0026】図2は、このような反りを有するステムベ
ース3を用いた場合のここでの抵抗溶接装置における抵
抗溶接を説明するために示した要部の側面断面図であ
り、同図(a)は気密封止時の融着前状態に関するも
の,同図(b)は気密封止時の融着後状態に関するもの
である。即ち、気密封入時の融着前には、図2(a)に
示されるように下部電極治具4の凹状接触部4aがテー
パ面であるため、ステムベース3の外周部は下部電極治
具4との間に僅かな隙間を生じている。ここで、抵抗溶
接時の加圧点となるフランジ部2はステムの外周部付近
に位置されているため、この僅かな隙間によって抵抗溶
接の加圧時にステムベース3の外周部が下部電極治具4
の凹状接触部4aにその最外周部を支点にして押しつけ
られるように変形し、ステムベース3及び封着ガラス9
には図2(b)中の矢印方向に示されるような加圧方向
に垂直な内側へ向う圧縮方向に応力が働く。
【0027】ここでは、下部電極治具4の凹状接触部4
aの接触面がステムベース3の外相部の反りの凸部の形
状に合わせたテーパの曲面として形成されているため、
ステムベース3及び下部電極治具4の隙間は小さく、加
圧時の変形量が従来装置に比べて大幅に抑えられる。
【0028】従って、この抵抗溶接装置を用いれば、ス
テムにおけるステムベース3及び封着ガラス9の界面剥
がれや封着ガラス9のクラックを防止でき、結果として
気密不良を従来の1/3に減少させることができる。特
に、こうした効果は、浮遊容量の改善のためにリード貫
通孔を大きくしたステムに極めて有効となる。
【0029】尚、上述した実施例では外囲器としてキャ
ップを用いた場合を説明したが、キャップ以外にも同軸
型光半導体モジュールで使用するホルダ等のステム上に
抵抗溶接する類のものには同様な効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明によれば、抵
抗溶接時の加圧に際してステムベースの外周部の反りの
曲率よりも小さい曲率の接触面でステムベースの外周部
を加圧接触させるようにしているので、ステムに加えら
れる応力が引っ張り方向から圧縮方向になって半導体パ
ッケージの抵抗溶接時に加わるステムへの応力が低減化
されるため、ステムにおける界面剥がれやクラックの発
生が防止されて気密封止の精度を向上し得るようにな
る。又、ステムへの応力が低減化されることにより、浮
遊容量の改善のためのリード貫通孔の大径化を気密不良
へのリスク無しに行うことが可能になる。これは、単に
リード貫通孔の大径化を行うと、ステムベース及び封着
ガラスの接触面積が大きくなり、ステムベースの変形に
際して封着ガラスに加わる応力が大きくなってしまう
が、ステムへの応力が低減化されて改善された条件下で
は抵抗溶接時に封着ガラスにかかる応力を従来以上に少
なくできるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体パッケージの気密封止方法を適
用した抵抗溶接装置の要部構成を示した側面断面図であ
る。
【図2】反りを有するステムベースを用いた図1に示す
抵抗溶接装置における抵抗溶接を説明するために示した
要部の側面断面図であり、(a)は気密封止時の融着前
状態に関するもの,(b)は気密封止時の融着後状態に
関するものである。
【図3】従来の半導体パッケージを気密封止する場合に
用いられる抵抗溶接装置の要部構成を示した側面断面図
である。
【図4】図3に示す抵抗溶接装置に搭載されるステムベ
ースの製造に要するプレス加工を説明するために示した
要部の側面図であり、(a)はプレス加工前に関するも
の,(b)はプレス加工後に関するものである。
【図5】図5は、図4で説明した反りを有するステムベ
ースを用いた抵抗溶接装置における抵抗溶接を説明する
ために示した要部の側面断面図であり、(a)は気密封
止時の融着前状態に関するもの,(b)は気密封止時の
融着後状態に関するものである。
【符号の説明】
1 キャップ 2 フランジ部 3 ステムベース 4,4´ 下部電極治具 4a,4a´ 凹状接触部 5 界面剥がれ部 6 上部電極治具 8 リード 9 封着ガラス 10 プレス金型 12 母材 M1 下面 M2 上面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/02 B23K 11/00 562 B23K 11/14 B23K 11/30 310 H01L 23/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に半導体素子を搭載したステムのス
    テムベース面に金属製の外囲器を抵抗溶接により融着し
    て気密封止する半導体パッケージの気密封止方法におい
    て、前記抵抗溶接時の加圧に際して前記ステムベースの
    外周部の反りの曲率よりも小さい曲率の接触面で該ステ
    ムベースの外周部を加圧接触させる過程を含むことを特
    徴とする半導体パッケージの気密封止方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体パッケージの気密
    封止方法において、前記接触面による加圧接触は、前記
    ステムベースの外周部を加圧方向に垂直な内側へ向う方
    向に応力を働かせるものであることを特徴とする半導体
    パッケージの気密封止方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体パッケージの気密
    封止方法において、前記接触面は、曲率半径が200m
    m以上で前記ステムの中心方向に向かって下り勾配を持
    ったテーパの曲面であることを特徴とする半導体パッケ
    ージの気密封止方法。
  4. 【請求項4】 内部に半導体素子を搭載したステムのス
    テムベースの下面を電極部と接触するように設置可能な
    凹状接触部を有する下部電極治具と、金属製の外囲器の
    フランジを挟み込んで前記ステムベースの上面に当接さ
    せた状態で保持する上部電極治具とを備え、抵抗溶接時
    に電流が供給されて接触抵抗によるジュール熱により該
    フランジの該ステムベースの上面に対する融着を行って
    気密封止する抵抗溶接装置において、前記凹状接触部の
    接触面は、前記ステムベースの外周部の反りの曲率より
    も小さい曲率を有しており、且つ前記抵抗溶接時の加圧
    に際して該ステムベースの外周部を加圧接触させるもの
    であることを特徴とする抵抗溶接装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の抵抗溶接装置において、
    前記凹状接触部の接触面による加圧接触は、前記ステム
    ベースの外周部を加圧方向に垂直な内側へ向う方向に応
    力を働かせるものであることを特徴とする抵抗溶接装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の抵抗溶接装置において、
    前記凹状接触部の接触面は、曲率半径が200mm以上
    で前記ステムの中心方向に向かって下り勾配を持ったテ
    ーパの曲面であることを特徴とする抵抗溶接装置。
JP9340896A 1997-12-11 1997-12-11 半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置 Expired - Fee Related JP3056159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9340896A JP3056159B2 (ja) 1997-12-11 1997-12-11 半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9340896A JP3056159B2 (ja) 1997-12-11 1997-12-11 半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11176965A JPH11176965A (ja) 1999-07-02
JP3056159B2 true JP3056159B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=18341312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9340896A Expired - Fee Related JP3056159B2 (ja) 1997-12-11 1997-12-11 半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056159B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7111076B2 (ja) * 2019-07-30 2022-08-02 トヨタ自動車株式会社 抵抗溶接装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11176965A (ja) 1999-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3045089B2 (ja) 素子のパッケージ構造およびその製造方法
JPH0263300B2 (ja)
US8785292B2 (en) Anodic bonding method and method of producing acceleration sensor
JP3056159B2 (ja) 半導体パッケージの気密封止方法及びそれを適用した抵抗溶接装置
JP2003133497A (ja) 薄型半導体素子
KR900001275B1 (ko) 세라믹형 반도체 패케이지와 그의 제조방법
JP4219524B2 (ja) 半導体素子用パッケージ
US5142450A (en) Non-contact lead design and package
JP2006145610A (ja) 光学部品収納用パッケージ
JP3384762B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0252425B2 (ja)
JPH03228339A (ja) ボンディングツール
JPS59217126A (ja) 絶対圧形半導体圧力変換素子
JP2685886B2 (ja) 電子装置用ステム
JP3700509B2 (ja) パッケージ製造法
JPH07240441A (ja) 半導体装置のボンディング方法
JP4824063B2 (ja) 半導体素子用パッケージ
JP2828075B2 (ja) 半導体装置
JP2002009570A (ja) 電子部品とその製造方法
JP2546178B2 (ja) リードレスダイオード
JPH07245356A (ja) 半導体パッケージおよびその製造方法
JPH02309574A (ja) 気密ガラス端子
JPH06244335A (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPS61248450A (ja) 半導体デバイスのパツケ−ジ封止構造
JPH0629418A (ja) 電子部品用パッケージ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000315

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees